JP2003522762A - 1−アミノ−3−アリール−ウラシルの製造方法 - Google Patents

1−アミノ−3−アリール−ウラシルの製造方法

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JP2003522762A
JP2003522762A JP2001558434A JP2001558434A JP2003522762A JP 2003522762 A JP2003522762 A JP 2003522762A JP 2001558434 A JP2001558434 A JP 2001558434A JP 2001558434 A JP2001558434 A JP 2001558434A JP 2003522762 A JP2003522762 A JP 2003522762A
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ホイシエン,ドロテー
フツペルス,アヒム
リンカー,カール−ハインツ
バイントリフ,ホルガー
ブロブロウスキ,ハインツ−ユルゲン
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/52Two oxygen atoms
    • C07D239/54Two oxygen atoms as doubly bound oxygen atoms or as unsubstituted hydroxy radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【化1】 本発明は、式(I)[式中、R1は、場合によっては置換されているアルキルを表し;R2は、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンまたは場合によっては置換されているアルキルを表し;R3は、水素、ニトロ、シアノもしくはハロゲンを表し;R4は、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシ、ハロゲンか、または場合によっては置換されているアルキル、アルコキシもしくはベンゾイルオキシを表し、そしてR5は、水素、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、チオカルバモイル、ハロゲンか、または次の基:−R6、−Q−R6、−NH−R 6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N(SO262、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−Q2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2−R6)−(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R6(式中、Qは、O,S,SOもしくはSO2を表し、Q1およびQ2は、独立してOもしくはSを表し、そしてR6は、場合によっては置換されているアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアルキルである)の1つである]の1−アミノ−3−アリール−ウラシルの新規な製造方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、農業化学製品における有効成分として、または有効成分を製造する
ための中間体として周知である1−アミノ−3−アリールウラシルの新規な製造
方法に関する。
【0002】 1−アミノ−3−アリールウラシルは、3−アリールウラシルが、1−アミノ
オキシー2,4−ジニトロベンゼンと反応する場合に得られることは周知である
(参照、WO−A−94/04511,WO−A−95/29168,WO−A
−96/36614,WO−A−97/05116,WO−A−98/0670
6,WO−A−98/25909)。しかしながら、1−アミノオキシ−2,4
−ジニトロベンゼンを用いるアミノ化は、このアミノ化剤の大過剰量を要し、そ
して多くの場合、長い反応時間の後でも満足できる収量を与えない。
【0003】 また、2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン(O−
メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン)が、N−アミノ化のために1−アミ
ノオキシ−2,4−ジニトロベンゼンの代わりに使用できることも周知である(
参照、WO−A−97/08170,米国特許第5661108号)。しかしな
がら、この方法で得られる生成物の収率および品質は、必ずしも満足できるもの
ではない。
【0004】 式(I)
【0005】
【化4】
【0006】 [式中、 R1は、場合によっては置換されているアルキルであり、 R2は、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンまたは場合によっては置換されている
アルキルであり、 R3は、水素、ニトロ、シアノもしくはハロゲンであり、 R4は、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシ
ルもしくはハロゲンか、または場合によっては置換されているアルキル、アルコ
キシもしくはベンゾイルオキシであり、 R5は、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ
、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイルもしくはハロゲンで
あるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
(SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)−(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R 6 (式中、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が場合によっては置換されているアルキル、アルケニル、アルキニ
ル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル、
ヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアルキルである) の1つである] の1−アミノ−3−アリールウラシルは、式(II)
【0007】
【化5】
【0008】 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、前記意味を有する] の3−アリールウラシルが、式(III)
【0009】
【化6】
【0010】 の2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチ
レンスルホニルヒドロキシルアミン)と、 場合によっては反応補助剤の存在下、そして場合によっては希釈剤の存在下で、
温度範囲−50℃〜80℃において反応される場合に、良好な収量および良好な
品質で得られることが見い出された。
【0011】 驚くべきことに、一般式(I)の1−アミノ−3−アリールウラシルは、かな
り短縮された反応時間の後、実質的に良好な収量(1−アミノ−2,4−ジニト
ロベンゼンを用いる既知の方法に較べて)において本発明の方法によって得られ
る。
【0012】 本発明の方法の時空収量は、先行技術の方法に較べて大きく改良されるので、
それは当該技術分野における実質的な進歩である。
【0013】 前記および下記の部分、基もしくは置換基についての好適な意味は、次のとお
りである: R1は、好ましくは、場合によってはハロゲン−置換されている炭素原子1〜4
個を有するアルキルであり、 R2は、好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンまたは場合によってはハ
ロゲン−置換されている炭素原子1〜4個を有するアルキルであり、 R3は、好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素もしくは臭素であり
、R4は、好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイ
ル、ヒドロキシルもしくはハロゲンであるか、または各々が場合によってはハロ
ゲンによって置換されている炭素原子1〜4個を有するアルキルもしくはアルコ
キシであるか、または場合によってはハロゲン−、C1−C4−アルキル−もしく
はC1−C4−アルコキシ−置換されているベンゾイルオキシであり、そして R5は、好ましくは、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキシア
ミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイルもしく
はハロゲンであるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
(SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R6
(式中、好ましくは、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、場合によってはシアノ、ハロゲン、C1−C4−アルコキシ、C1−C4
アルキルチオ、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニ
ルもしくはC1−C4−アルキルアミノカルボニルによって置換されている炭素原
子1〜6個を有するアルキルであるか、 または、各々が場合によってはシアノ、カルボキシル、ハロゲン、C1−C4−ア
ルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニルもしくはC1−C4−アルキ
ルアミノカルボニルによって置換されている炭素原子2〜6個を有するアルケニ
ルもしくはアルキニルであるか、 または、シクロアルキル基に炭素原子3〜6個と、場合によってはアルキル部分
に炭素原子1〜4個を有するシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキルで
あって、各々が場合によっては、シアノ、カルボキシル、ハロゲン、C1−C4
アルキルカルボニルもしくはC1−C4−アルコキシカルボニルによって置換され
ているか、 または、アリール基に炭素原子6または10個と、場合によってはアルキル部分
に炭素原子1〜4個を有するアリールもしくはアリールアルキルであって、各々
が場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、カルボキシル
、カルバモイル、チオカルバモイル、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロゲン
アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロゲンアルコキシ、C1−C4
アルキルチオ、C1−C4−ハロゲンアルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィ
ニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルアミノおよびジメチ
ルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個によって置換されているか、 または、ヘテロシクリル基に炭素原子2〜6個および窒素原子1〜3個および/
または酸素原子1もしくは2個および/または硫黄原子1個と、場合によっては
アルキル部分に炭素原子1〜4個を有するヘテロシクリルもしくはヘテロシクリ
ルアルキルであって、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、ア
ミノ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、C1−C4−ア
ルキル、C1−C4−ハロゲンアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロ
ゲンアルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−ハロゲンアルキルチオ、
1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
アルキルアミノおよびジメチルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個に
よって置換されている) の1つである。
【0014】 R1は、より好ましくは、各々が、場合によってはフッ素および/または塩素
によって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルであり、 R2は、より好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素もしくは臭素で
あるか、または各々が、場合によってはフッ素および/または塩素によって置換
されているメチルもしくはエチルであり、 R3は、より好ましくは、水素、フッ素もしくは塩素であり、 R4は、より好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモ
イル、ヒドロキシル、フッ素、塩素もしくは臭素であるか、または各々が、場合
によってはフッ素および/または塩素によって置換されているメチルもしくはメ
トキシであり、そして R5は、より好ましくは、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキ
シアミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素であるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
(SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R6
(式中、より好ましくは、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が、場合によっては、シアノ、フッ素、塩素、メトキシ、エトキシ
、メチルチオ、エチルチオ、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、メチルアミノカルボニルもしくはエチルアミノカルボニルに
よって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−
、s−もしくはt−ブチルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
、アセチル、プロピオニル、n−もしくはi−ブチロイル、メトキシカルボニル
、エトキシカルボニル、n−もしくはi−プロポキシカルボニル、メチルアミノ
カルボニル、エチルアミノカルボニルまたはn−もしくはi−プロピルアミノカ
ルボニルによって置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブ
チニルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニルもしくはエトキシカルボニルに
よって置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル
もしくはシクロヘキシルメチルであるか、 または、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ
、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、トリフル
オロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニル、メチルアミノ、
エチルアミノおよびジメチルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個によ
って置換されているフェニル、ベンジルもしくはフェニルエチルであるか、 または、オキシラニル、オキセタニル、フリル、テトラヒドロフリル、ジオキソ
ラニル、チエニル、テトラヒドロチエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリ
ル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
ル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、チアジニ
ル、ピラゾリルメチル、フリルメチル、チエニルメチル、オキサゾリルメチル、
イソオキサゾリルメチル、チアゾリルメチル、ピリジニルメチルおよびピリミジ
ニルメチルからなる群から選ばれるヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアル
キルであって、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、
シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、n
−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメ
チル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフル
オロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、
トリフルオロメチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルス
ルホニル、エチルスルホニル、メチルアミノ、エチルアミノおよびジメチルアミ
ノからなる群から選ばれる置換基1もしくは2個によって置換されている) の1つである。
【0015】 R1は、特に好ましくは、トリフルオロメチルである。
【0016】 R2は、特に好ましくは、水素、塩素もしくはメチルである。
【0017】 R3は、特に好ましくは、フッ素もしくは塩素である。
【0018】 R4は、特に好ましくは、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロ
キシル、フッ素、塩素、臭素もしくはトリフルオロメチルである。
【0019】 R5は、特に好ましくは、水素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カ
ルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、フッ素、塩素、臭素であるか、
または次の部分 −R6、−Q−R6、−N(SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6
−CQ1−NH−R6、−Q2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−N(S
2−R6)(CQ1−R6) (式中、特に好ましくは、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が、場合によっては、シアノ、フッ素、塩素、メトキシ、エトキシ
、メチルチオ、エチルチオ、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、メチルアミノカルボニルもしくはエチルアミノカルボニルに
よって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−も
しくはi−プロポキシカルボニル、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカル
ボニルまたはn−もしくはi−プロピルアミノカルボニルによって置換されてい
るプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、メト
キシカルボニルもしくはエトキシカルボニルによって置換されているシクロプロ
ピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル
、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルで
あるか、 または、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ
、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、トリフル
オロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
メチルスルフィニル、エチルスルフィニルおよびメチルスルホニルからなる群か
ら選ばれる置換基1〜3個によって置換されているフェニル、ピリジン−2−イ
ル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、チエン−2−イル、チエン−3
−イルもしくはベンジルである) の1つである。
【0020】 R2は、もっとも好ましくは水素である。
【0021】 R3は、もっとも好ましくはフッ素である。
【0022】 R4は、もっとも好ましくはシアノ、臭素もしくはトリフルオロメチルである
【0023】 例えば、1−(2−クロロ−4−シアノ−5−エトキシフェニル)−3,6−
ジヒドロ−2,6−ジオキソ−4−ジフルオロメチル−1(2H)ピリミジンお
よび2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼンが出発材料
として使用される場合、本発明の方法における反応の経路は、次のスキームによ
って略記することができる:
【0024】
【化7】
【0025】 一般式(I)の化合物の製造のための本発明の方法において、出発材料として
使用される3−アリールウラシルは、一般に、式(II)によって定義される。
一般式(II)において、R1,R2,R3,R4およびR5は、好ましくは、R1
2,R3,R4およびR5について好適、より好適、特に好適またはもっとも好適
であるとして、一般式(I)の本発明の化合物の記述に関連して既に前述された
それらの意味を有する。
【0026】 一般式(II)の出発材料は、既知であり、そして/またはそれ自体既知の方
法によって製造することができる(参照、欧州特許出願公開第408382号、
同第473551号、同第648749号、米国特許第5169430号、WO
−A−91/00278、WO−A−95/29168、WO−A−95/30
661、WO−A−96/35679)。
【0027】 また、本発明の方法において、出発材料として使用される式(III)の化合
物2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチ
レンスルホニルヒドロキシルアミン)は、既知であり、そして/またはそれ自体
既知の方法によって製造することができる(参照、J.Org.Chem.19
73(38),1239−1241;Synthesis 1972,140;
loc.cit.1975,788−789)。
【0028】 1−アミノ−3−アリールウラシルを製造するための本発明の方法は、好まし
くは、反応補助剤の使用により実施される。一般に、有用な反応補助剤は、慣用
の無機もしくは有機塩基もしくは酸受容体を含む。これらは、例えば、アルカリ
金属もしくはアルカリ土類金属の酢酸塩、アミド類、炭酸塩、炭酸水素塩、水素
化物、水酸化物もしくはアルコキシド類、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム
もしくは酢酸カルシウム、リチウムアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド
もしくはカルシウムアミド、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムもしくは炭酸カルシ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムもしくは炭酸水素カルシウム、水
素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムもしくは水素化カルシウム、
水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムもしくは水酸化カルシウム
、ナトリウムメトキシド、エトキシド、n−もしくはi−プロポキシド、n−,
i−,s−もしくはt−ブトキシド、またはカリウムメトキシド、エトキシド、
n−もしくはi−プロポキシド、n−,i−,s−もしくはt−ブトキシド;そ
してまた、塩基性有機窒素化合物、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン
、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N,
N−ジメチルシクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エチルジシクロ
ヘキシルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルベンジルアミン
、ピリジン、2−メチル−,3−メチル−,4−メチル−、2,4−ジメチル−
,2,6−ジメチル−,3,4−ジメチル−および3,5−ジメチル−ピリジン
、5−エチル−2−メチルピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N−メチル
ピペリジン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(DBN)、または1,
8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)を包含する。
【0029】 好適な反応補助剤は、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウム、そしてまた炭酸水
素ナトリウムおよび炭酸水素カリウムを含む。
【0030】 一般式(I)の化合物を製造するための本発明の方法は、好ましくは、希釈剤
の使用により実施される。適当な希釈剤、ならびに水は、上記すべての不活性有
機溶媒を含む。これらは、特に、脂肪族、脂環式もしくは芳香族の、場合によっ
てハロゲン化された炭化水素類、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキ
サン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素;エーテル類、例えばジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−
ペンチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、またはエチレングリコー
ルジメチルもしくはジエチルエーテル;ケトン類、例えばアセトン、ブタノンも
しくはメチルイソブチルケトン;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオ
ニトリルもしくはブチロニトリル;アミド類、例えばN,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチル
ピロリドンもしくはヘキサメチルホスホルアミド;エステル類、例えば酢酸メチ
ルもしくは酢酸エチル、スルホキシド類、例えばジメチルスルホキシド、アルコ
ール類、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはi−プロパノール、エチ
レングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、水もしくは純水とのそれらの混合液を包含する。
【0031】 より好適な希釈剤は、非プロトン性極性有機溶媒、例えば、ジクロロメタン、
クロロホルム、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt
−ペンチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジ
メチルもしくはジエチルエーテル、アセトン、ブタノン、メチルイソブチルケト
ン、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−
メチルピロリドン、ヘキサメチルホスホルアミド、酢酸メチル、酢酸エチルもし
くはジメチルスルホキシドである。
【0032】 本発明の方法を実施する場合の反応温度は、広い範囲内で変えることができる
。一般に、温度範囲−50℃〜+80℃、好ましくは−30℃〜+60℃,より
好ましくは−10℃〜+40℃が用いられる。
【0033】 一般に、本発明の方法は大気圧下で実施される。しかしながら、また、加圧ま
たは減圧下、一般に0.1bar〜10barにおいて本発明の方法を実施する
ことも可能である。
【0034】 本発明の方法を実施するために、一般に、式(III)の2−アミノオキシ−
1,3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミ
ン)1〜3mol、好ましくは1.5〜2.5molが、一般式(II)の3−
アリールウラシル1モル当たり使用される。
【0035】 好適な実施態様では、適当な希釈剤中一般式(II)の3−アリールウラシル
および反応補助剤が最初の負荷として導入され、そして式(III)の2−アミ
ノオキシ−1,3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチレンスルホニルヒドロ
キシルアミン)が徐々に添加される。また、添加は、数時間にわたって数部分づ
つ実施することもできる。反応混合液は反応の終了まで撹拌される。
【0036】 精製は慣用の方法によって実施できる。例えば、反応混合液が、ほぼ同量の1
0%塩化アンモニウム水溶液中に注入され、次いで水と実質的に混和しない有機
溶媒で抽出される。次いで、有機相が、水または飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄され、乾燥され、そして濾過される。溶媒は、減圧下で濾液から注意深く溜去
される。残渣として得られる粗生成物は、慣用の方法によってさらに精製するこ
ともできる。
【0037】 本発明の方法によって製造される1−アミノ−3−アリールウラシルは、農業
化学製品における有効成分として、または有効成分を製造するための中間体とし
て使用することができる(参照、WO−A−94/04511,WO−A−95
/29168,WO−A−96/36614,WO−A−97/05116,W
O−A−98/06706,WO−A−98/25909)。
【0038】 実施例1において与えられるlogP値の決定は、EEC Directiv
e 79/831 Annex V.A8にしたがって、逆相カラム(C18)
を用いるHPLC(高速液体クロマトグラフィー)によって実施された。温度:
43℃。
【0039】 (a)酸性範囲における決定のための溶出液:0.1%リン酸水溶液、アセト
ニトリル;直線勾配10%アセトニトリル〜90%アセトニトリル−対応する測
定値は、表1においてa)印を付せられている。
【0040】 (b)中性範囲における決定のための溶出液:0.01%モルのリン酸バッフ
ァー水溶液、アセトニトリル;直線勾配10%アセトニトリル〜90%アセトニ
トリル−対応する測定値は、表1においてb)印を付せられている。
【0041】 計算は、logP値が既知である非分枝アルカン−2−オン(炭素原子3〜1
6個をもつ)を用いて実施された(2種の連続的なアルカノンの間の直線補間に
よる保持時間を用いるlogP値の決定)。
【0042】 製造実施例: 例1
【0043】
【化8】
【0044】 3−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−6−トリフルオロメチル−2,
4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.50g(1.5mmol)、炭酸カ
リウム0.24g(1.8mmol)およびテトラヒドロフラン50mlを、最
初の負荷として導入し、そして2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリ
メチルベンゼン(O−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン)0.60g(
2.8mmol)を、撹拌しつつ0℃において混合液に添加する。冷却液の除去
後、次に反応混合液を室温(約20℃)で18時間撹拌する。次いで、反応混合
液を10%塩化アンモニウム水溶液に注入し、そして分液ロート中で酢酸エチル
で抽出する。有機相を分離し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、そして濾過する。溶媒を減圧下で注意して濾液から溜去する。残
渣をi−プロパノールを用いて温浸し、そして結晶生成物を吸引濾過によって単
離する。
【0045】 1−アミノ−3−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−6−トリフルオロ
メチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.27g(理論量の49
%)を得る。
【0046】 LogP=2.41(pH=2.3において) 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.42ppm(s) 例2
【0047】
【化9】
【0048】 ジクロロメタン50ml中3−(4−ブロモ−2−フルオロ−5−ニトロフェ
ニル)−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン
1.0g(2.5mmol)、炭酸水素ナトリウム0.30g(3.8mmol
)および硫酸ナトリウム0.5gを、最初の負荷として導入し、そしてこの混合
液を室温(約20℃)で15分間撹拌する。2−アミノオキシスルホニル−1,
3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン)
0.90g(4.2mmol)を撹拌しつつ添加し、そして反応混合液を室温で
18時間撹拌する。次いで、2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメ
チルベンゼン0.2g(0.9mmol)を添加し、そして混合液を室温でさら
に2時間撹拌する。次いで、さらなる2−アミノオキシスルホニル−1,3,5
−トリメチルベンゼン0.2g(0.9mmol)を添加し、そして混合液を室
温でさらに2時間撹拌する。次いで、混合液をほぼ等量の1N塩酸に注入する。
次いで、抽出を酢酸エチルを用いて3回実施する;一緒にした有機相を硫酸ナト
リウムで乾燥し、そして濾過する。濾液を水流ポンプ真空下で濃縮し、そして残
渣(1.4g)をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、クロロホルム/酢酸
エチル、2:1v:v)によって精製する。水流ポンプ真空下で溶出液を溜去後
、残渣(1.0g)をジエチルエーテル/ジイソプロピルエーテルを用いて温浸
し、そして結晶生成物を吸引濾過によって単離する。
【0049】 融点165℃をもつ1−アミノ−3−(4−ブロモ−2−フルオロ−5−ニト
ロフェニル)−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジン
ジオン0.65g(理論量の63%)を得る。
【0050】 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.47ppm(s) 例3
【0051】
【化10】
【0052】 酢酸エチル50ml中3−(4−ブロモ−2−フルオロ−5−ニトロフェニル
)−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン1.
0g(2.5mmol)、炭酸水素ナトリウム0.30g(3.8mmol)お
よび硫酸ナトリウム1.0gを、最初の負荷として導入し、そして室温(約20
℃)で15分間撹拌後、この混合液に2−アミノオキシスルホニル−1,3,5
−トリメチルベンゼン(O−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン)0.9
0g(4.2mmol)を撹拌しつつ添加する。反応混合液を室温で18時間撹
拌する。次いで、2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼ
ン0.2g(0.9mmol)を添加し、そして混合液を室温でさらに2時間撹
拌する。次いで、さらなる2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチ
ルベンゼン0.2g(0.9mmol)を添加し、そして混合液を室温でさらに
2時間撹拌する。次いで、混合液をほぼ等量の1N塩酸に注入する。次いで、抽
出を酢酸エチルを用いて3回実施する;一緒にした有機相を硫酸ナトリウムで乾
燥し、そして濾過する。濾液を水流ポンプ真空下で濃縮し、残渣(1.3g)を
ジエチルエーテルを用いて温浸し、そして結晶生成物を吸引濾過によって単離す
る。
【0053】 融点165℃をもつ1−アミノ−3−(4−ブロモ−2−フルオロ−5−ニト
ロフェニル)−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジン
ジオン0.80g(理論量の77.5%)を得る。
【0054】 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.47ppm(s) さらなる中間体または有効成分の続いての反応/精製の実施例: 例4
【0055】
【化11】
【0056】 酢酸(10%水含有)20ml中1−アミノ−3−(4−ブロモ−2−フルオ
ロ−5−ニトロフェニル)−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)
−ピリミジンジオン1.0g(2.4mmol)を最初の負荷として導入し、そ
して50℃において6分割された鉄0.8g(14mmol)を混合する。反応
混合液を50℃で3時間撹拌し、次いで、ケイソウ土/砂を通して吸引濾過する
。濾液を酢酸エチル/水とともに振盪し、有機相を水で洗浄し、そしてシリカゲ
ルを通して吸引濾過する。濾液を水流ポンプ真空下で濃縮し、残渣をジイソプロ
ピルエーテルを用いて温浸し、そして結晶生成物を吸引濾過によって単離する。
【0057】 1−アミノ−3−(5−アミノ−4−ブロモ−2−フルオロ−5−フェニル)
−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.5
75g(理論量の62%)を得る。
【0058】 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.36ppm(s) 例5
【0059】
【化12】
【0060】 1−アミノ−3−(5−アミノ−4−ブロモ−2−フルオロ−5−フェニル)
−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.5
0g(1.3mmol)、トリエチルアミン0.3g(3mmol)およびジク
ロロメタン20mlを最初の負荷として導入し、そして撹拌しながら0℃におい
て、ジクロロメタン5ml中塩化エタンスルホニル0.25g(2mmol)溶
液を滴下混合する。反応混合液を0℃で4時間撹拌する。塩化エタンスルホニル
さらなる0.45gを添加後、反応混合液を室温(約20℃)でさらに18時間
撹拌する。次いで、それを1N塩酸水溶液/ジクロロメタンとともに振盪し、有
機相を1N塩酸で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過する。濾液を水
流ポンプ真空下で濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテルを用いて温浸し、そし
て結晶生成物を吸引濾過によって単離する。
【0061】 1−アミノ−3−[5−(ビス−エチルスルホニルアミノ)−4−ブロモ−2
−フルオロ−5−フェニル]−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H
)−ピリミジンジオン0.56g(理論量の76%)を得る。
【0062】 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.44ppm(s) 例6
【0063】
【化13】
【0064】 1−アミノ−3−[5−(ビス−エチルスルホニルアミノ)−4−ブロモ−2
−フルオロ−5−フェニル]−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H
)−ピリミジンジオン0.50g(0.88mmol)、炭酸水素ナトリウム0
.15g(1mmol)、水50mlおよびアセトン50mlの混合液を室温(
約20℃)で18時間、次いで60℃で4時間撹拌する。次いで、アセトンを水
流ポンプ真空下で実質的に溜去し、残渣を、初発量の約2倍に水で希釈し、そし
て1N塩酸水溶液の添加によってpH=1に設定する。次いで、それを酢酸エチ
ルとともに振盪し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過する。溶媒を
濾液から減圧下で注意して溜去する。
【0065】 1−アミノ−3−[5−(エチルスルホニルアミノ)−4−ブロモ−2−フル
オロ−5−フェニル]−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3H)−ピ
リミジンジオン0.25g(理論量の60%)を得る。
【0066】 1H NMR(DMSO−d6,δ):6.41ppm(s) 例7
【0067】
【化14】
【0068】 N−メチルピロリドン10ml中1−アミノ−3−[5−(エチルスルホニル
アミノ)−4−ブロモ−2−フルオロ−5−フェニル]−6−トリフルオロメチ
ル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン1.90g(4.0mmol)
およびシアン化銅(I)0.43g(4.8mmol)を最初の負荷として導入
する。残留する水を除去するために、N−メチルピロリドン5mlを85〜90
℃(2mbar〜4mbar)で溜去する。次いで、反応混合液を160℃〜1
65℃で270分間加熱する。さらなるN−メチルピロリドン4mlを減圧下で
溜去する。10〜15℃に冷却後、酢酸エチル15mlおよびまた水中塩化鉄(
III)1.0g(6.2mmol)および濃塩酸0.5mlを添加し、そして
混合液を室温(約20℃)で30分間撹拌する。有機相を分離し、水相を酢酸エ
チルを用いるさらなる抽出にかけ、合わせた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、そして濾過する。溶媒を濾液から減圧下で溜去する。
【0069】 粗生成物1.15gを得るが、これは、HPLC(高速液体クロマトグラフィ
ー)により1−アミノ−3−[4−シアノ−5−(エチルスルホニルアミノ)−
2−フルオロ−5−フェニル]−6−トリフルオロメチル−2,4−(1H,3
H)−ピリミジンジオンの87.3%(理論量の60%)を含有する。
【0070】 例8
【0071】
【化15】
【0072】 塩化メチレン25ml中N−ベンゾイル−N−[2−シアノ−5−(2,6−
ジオキソ−4−トリフルオロメチル−3,6−ジヒドロ−1−(2H)−ピリミ
ジニル)−4−フルオロフェニル]エタンスルホンアミド0.50g(1mmo
l)、炭酸水素ナトリウム0.12g(1mmol)および硫酸ナトリウム0.
5gを、最初の負荷として導入し、そして室温(約20℃)で15分間撹拌後、
この混合液に2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン(
O−メシチレンスルホニルヒドロキシルアミン)0.12g(0.5mmol)
を撹拌しつつ添加する。反応混合液を室温で30分間撹拌する。次いで、さらな
る2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン0.12gを
添加し、そして混合液をさらに30分間撹拌する。2−アミノオキシスルホニル
−1,3,5−トリメチルベンゼンの添加および30分間の撹拌を2回さらに繰
り返す。次いで、混合液を室温でさらに15時間撹拌する。次いでそれを、ほぼ
等量の1N塩酸に添加し、そして酢酸エチルを用いて2回抽出する。有機抽出液
を一緒にして、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過する。濾液を減圧下で濃縮
し、残渣をジエチルエーテル/石油エーテルを用いて温浸し、そして結晶生成物
を吸引濾過によって単離する。
【0073】 N−ベンゾイル−N−[2−シアノ−5−(3−アミノ−2,6−ジオキソ−
4−トリフルオロメチル−3,6−ジヒドロ−1−(2H)−ピリミジニル)−
4−フルオロフェニル]エタンスルホンアミド0.40g(理論量の78%)を
得る。
【0074】 LogP=2.82(pH=2.3において)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 フツペルス,アヒム ドイツ40477デユツセルドルフ・モルトケ シユトラーセ57 (72)発明者 リンカー,カール−ハインツ ドイツ51377レーフエルクーゼン・クルト −シユーマツハー−リング56 (72)発明者 バイントリフ,ホルガー ドイツ40764ランゲンフエルト・ルーベシ エネシユトラーセ91 (72)発明者 ブロブロウスキ,ハインツ−ユルゲン ドイツ40764ランゲンフエルト・フイルネ ブルクシユトラーセ73

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、 R1は、場合によっては置換されているアルキルであり、 R2は、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンまたは場合によっては置換されている
    アルキルであり、 R3は、水素、ニトロ、シアノもしくはハロゲンであり、 R4は、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシ
    ルもしくはハロゲンであるか、または場合によっては置換されているアルキル、
    アルコキシもしくはベンゾイルオキシであり、 R5は、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ
    、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイルもしくはハロゲンで
    あるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
    (SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
    2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)−(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R 6 (式中、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が場合によっては置換されている、アルキル、アルケニル、アルキ
    ニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アリール、アリールアルキル
    、ヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアルキルである) の1つである] の1−アミノ−3−アリールウラシルの製造方法であって、 式(II) 【化2】 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5は、前記意味を有する] の3−アリールウラシルを、式(III) 【化3】 の2−アミノオキシスルホニル−1,3,5−トリメチルベンゼン(O−メシチ
    レンスルホニルヒドロキシルアミン)と、 場合によっては反応補助剤の存在下、そして場合によっては希釈剤の存在下で、
    −50℃〜80℃の範囲の温度で反応させることを含む、方法。
  2. 【請求項2】 R1が、場合によってはハロゲン−置換されている炭素原子
    1〜4個を有するアルキルであり、 R2が、水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンまたは場合によってはハロゲン−置換
    されている炭素原子1〜4個を有するアルキルであり、 R3が、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素もしくは臭素であり、 R4が、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシ
    ルもしくはハロゲンであるか、または各々が場合によってはハロゲンによって置
    換されている炭素原子1〜4個を有するアルキルもしくはアルコキシであるか、
    または場合によってはハロゲン−、C1−C4−アルキル−もしくはC1−C4−ア
    ルコキシ−置換されているベンゾイルオキシであり、そして R5が、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ
    、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイルもしくはハロゲンで
    あるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
    (SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
    2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R6
    (式中、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、場合によってはシアノ、ハロゲン、C1−C4−アルコキシ、C1−C4
    アルキルチオ、C1−C4−アルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニ
    ルもしくはC1−C4−アルキルアミノカルボニルによって置換されている炭素原
    子1〜6個を有するアルキルであるか、 または、各々が場合によってはシアノ、カルボキシル、ハロゲン、C1−C4−ア
    ルキルカルボニル、C1−C4−アルコキシカルボニルもしくはC1−C4−アルキ
    ルアミノカルボニルによって置換されている炭素原子2〜6個を有するアルケニ
    ルもしくはアルキニルであるか、 または、シクロアルキル基に炭素原子3〜6個と、場合によってはアルキル部分
    に炭素原子1〜4個を有するシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキルで
    あって、各々が場合によっては、シアノ、カルボキシル、ハロゲン、C1−C4
    アルキルカルボニルもしくはC1−C4−アルコキシカルボニルによって置換され
    ているか、 または、アリール基に炭素原子6または10個と、場合によってはアルキル部分
    に炭素原子1〜4個を有するアリールもしくはアリールアルキルであって、各々
    が場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、カルボキシル
    、カルバモイル、チオカルバモイル、C1−C4−アルキル、C1−C4−ハロゲン
    アルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロゲンアルコキシ、C1−C4
    アルキルチオ、C1−C4−ハロゲンアルキルチオ、C1−C4−アルキルスルフィ
    ニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4−アルキルアミノおよびジメチ
    ルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個によって置換されているか、 または、ヘテロシクリル基に炭素原子2〜6個および窒素原子1〜3個および/
    または酸素原子1もしくは2個および/または硫黄原子1個と、場合によっては
    アルキル部分に炭素原子1〜4個を有するヘテロシクリルもしくはヘテロシクリ
    ルアルキルであって、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、ア
    ミノ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、C1−C4−ア
    ルキル、C1−C4−ハロゲンアルキル、C1−C4−アルコキシ、C1−C4−ハロ
    ゲンアルコキシ、C1−C4−アルキルチオ、C1−C4−ハロゲンアルキルチオ、
    1−C4−アルキルスルフィニル、C1−C4−アルキルスルホニル、C1−C4
    アルキルアミノおよびジメチルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個に
    よって置換されている) の1つである、 式(II)の化合物が出発材料として使用されることを特徴とする、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 R1が、各々が、場合によってはフッ素および/または塩素
    によって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルであり、 R2が、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素もしくは臭素であるか、または各
    々が、場合によってはフッ素および/または塩素によって置換されているメチル
    もしくはエチルであり、 R3が、水素、フッ素もしくは塩素であり、 R4が、水素、ニトロ、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシ
    ル、フッ素、塩素もしくは臭素であるか、または各々が、場合によってはフッ素
    および/または塩素によって置換されているメチルもしくはメトキシであり、そ
    して R5が、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、ヒドロキシアミノ、ニトロ
    、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、フッ素、塩素、臭
    素、ヨウ素であるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−NH−R6、−NH−O−R6、−NH−SO2−R6、−N
    (SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6、−CQ1−NH−R6、−
    2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−NH−CQ1−R6、−N(SO2 −R6)(CQ1−R6)、−NH−CQ1−Q2−R6、−Q2−CQ1−NH−R6
    (式中、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が、場合によっては、シアノ、フッ素、塩素、メトキシ、エトキシ
    、メチルチオ、エチルチオ、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エ
    トキシカルボニル、メチルアミノカルボニルもしくはエチルアミノカルボニルに
    よって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−
    、s−もしくはt−ブチルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
    、アセチル、プロピオニル、n−もしくはi−ブチロイル、メトキシカルボニル
    、エトキシカルボニル、n−もしくはi−プロポキシカルボニル、メチルアミノ
    カルボニル、エチルアミノカルボニルまたはn−もしくはi−プロピルアミノカ
    ルボニルによって置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブ
    チニルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
    、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニルもしくはエトキシカルボニルに
    よって置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
    ヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル
    もしくはシクロヘキシルメチルであるか、 または、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ
    、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、トリフル
    オロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
    、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
    メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニル、メチルアミノ、
    エチルアミノおよびジメチルアミノからなる群から選ばれる置換基1〜3個によ
    って置換されているフェニル、ベンジルもしくはフェニルエチルであるか、 または、オキシラニル、オキセタニル、フリル、テトラヒドロフリル、ジオキソ
    ラニル、チエニル、テトラヒドロチエニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリ
    ル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
    ル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、チアジニ
    ル、ピラゾリルメチル、フリルメチル、チエニルメチル、オキサゾリルメチル、
    イソオキサゾリルメチル、チアゾリルメチル、ピリジニルメチルおよびピリミジ
    ニルメチルからなる群から選ばれるヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアル
    キルであって、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、
    シアノ、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、n
    −もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメ
    チル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフル
    オロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキ
    シ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、
    トリフルオロメチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルス
    ルホニル、エチルスルホニル、メチルアミノ、エチルアミノおよびジメチルアミ
    ノからなる群から選ばれる置換基1もしくは2個によって置換されている) の1つである、 式(II)の化合物が出発材料として使用されることを特徴とする、請求項1記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 R1が、トリフルオロメチルであり、 R2が、水素、塩素もしくはメチルであり、 R3が、フッ素もしくは塩素であり、 R4が、シアノ、カルバモイル、チオカルバモイル、ヒドロキシル、フッ素、
    塩素、臭素もしくはトリフルオロメチルであり、そして R5が、水素、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カル
    バモイル、チオカルバモイル、フッ素、塩素、臭素であるか、または次の部分 −R6、−Q−R6、−N(SO2−R62、−CQ1−R7、−CQ1−Q2−R6
    −CQ1−NH−R6、−Q2−CQ1−R6、−Q2−CQ1−Q2−R6、−N(S
    2−R6)(CQ1−R6) (式中、 Qは、O,S,SOもしくはSO2であり、 Q1およびQ2は、独立してOもしくはSであり、そして R6は、各々が、場合によっては、シアノ、フッ素、塩素、メトキシ、エトキシ
    、メチルチオ、エチルチオ、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エ
    トキシカルボニル、メチルアミノカルボニルもしくはエチルアミノカルボニルに
    よって置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、臭素
    、アセチル、プロピオニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−も
    しくはi−プロポキシカルボニル、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカル
    ボニルまたはn−もしくはi−プロピルアミノカルボニルによって置換されてい
    るプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルであるか、 または、各々が、場合によっては、シアノ、カルボキシル、フッ素、塩素、メト
    キシカルボニルもしくはエトキシカルボニルによって置換されているシクロプロ
    ピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル
    、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルで
    あるか、 または、各々が、場合によっては、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ
    、カルボキシル、カルバモイル、チオカルバモイル、メチル、エチル、トリフル
    オロメチル、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ
    、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
    メチルスルフィニル、エチルスルフィニルおよびメチルスルホニルからなる群か
    ら選ばれる置換基1〜3個によって置換されているフェニル、ピリジン−2−イ
    ル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、チエン−2−イル、チエン−3
    −イルもしくはベンジルである) の1つである、 式(II)の化合物が出発材料として使用されることを特徴とする、請求項1記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 R2が水素であり、 R3がフッ素であり、そして R4がシアノ、臭素もしくはトリフルオロメチルである、 式(II)の化合物が出発材料として使用されることを特徴とする、請求項1〜
    4のいずれかに記載の方法。
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