JP2003318265A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
いたESD 保護回路を適用する場合に、低電圧トリガで良
好な保護特性を実現し、信頼性を高める。 【解決手段】入力回路10に接続された入力パッド15と、
電源パッド11と、入力パッドとGND との間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタQ5およびNPN
トランジスタQ6からなるSCR と、入力パッドとNPN トラ
ンジスタのベースとの間にソース・ドレイン間が接続さ
れ、ソース・基板領域同士が接続され、ゲートが電源パ
ッドに電気的に接続されたSCR トリガ用のPMOSトランジ
スタQPとを同一半導体チップ上に具備する。
Description
り、特にシリコン制御整流素子(Silicon controlled r
ectifier; SCR )を用いて静電気放電(Electro Static
Discharge; ESD )から回路を保護するESD 保護回路部
の回路構成および素子構造に関するもので、例えば低電
源電圧タイプのCMOS LSIに適用されるものである。
ESD 破壊から保護するために接続されているESD 保護回
路は、保護素子として、ダイオードあるいはトランジス
タあるいはSCR を用いたものがある。
の動作電圧が高いので、動作電源が低電圧化されている
微細化されたCMOS LSIに適用した場合に、ゲート耐圧が
低いMOS トランジスタを保護するために低電圧トリガを
可能にする必要がある。
CMOS LSIにSCR を用いたESD 保護回路を適用した例が"
A Gate-Coupled PTLSCR/NTLSCR ESD Protection Circui
t for Deep-Submicron Low-Voltage CMOS IC's 1",IEEE
JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS,VOL.32,NO.1,JANUA
RY 1997 に開示されている。
LSIの入力回路に接続されたESD 保護回路の主要部を示
す等価回路図である。ここでは、ESD 保護回路のSCR と
してLVTSCR(Low-Voltage Triggered lateral SCR 、低
電圧トリガ可能な横型SCR )を用いた例(従来例1)を
示している。
uits) に接続されている入力パッドPAD と電源電位VDD
が印加されるVDD ノードとの間に第1のESD 保護回路12
1 が接続されており、入力パッドPAD と接地電位VSS(GN
D)との間に第2のESD 保護回路122 が接続されている。
ドと入力パッドPAD との間に第1のSCR であるLVTSCR1
のアノード・カソード間が接続されている。このLVTSCR
1 は、PNP トランジスタQ1のベース・コレクタ間に並列
にNPN トランジスタQ2のコレクタ・ベース間が接続され
てなり、上記PNP トランジスタQ1のエミッタがアノード
となり、上記NPN トランジスタQ2のエミッタがカソード
となっている。
のベースとの間に、ゲート酸化膜が薄く形成されたPMOS
トランジスタMp1 のソースS ・ドレインD 間が接続さ
れ、そのゲートG はVDD ノードに接続されている。
NPN トランジスタQ2のコレクタ(N-Well)とVDD ノード
との間にはウエル抵抗Rw1 が存在し、NPN トランジスタ
Q2のエミッタと入力パッドPAD との間にはウエル抵抗Rw
2 が存在し、PNP トランジスタQ1のコレクタおよびNPN
トランジスタQ2のベース(p-sub )とGND との間には基
板抵抗Rsub1 が存在する。
D とGND との間に第2のSCR であるLVTSCR2 のアノード
・カソード間が接続されている。このLVTSCR2 は、PNP
トランジスタQ3のベース・コレクタ間に並列にNPN トラ
ンジスタQ4のコレクタ・ベース間が接続されてなり、上
記PNP トランジスタQ3のエミッタがアノードとなり、上
記NPN トランジスタQ4のエミッタがカソードとなってい
る。
N トランジスタQ4のエミッタとの間に、ゲート酸化膜が
薄く形成されたNMOSトランジスタMn1 のドレインD ・ソ
ースS 間が接続され、そのゲートG はGND に接続されて
いる。
NPN トランジスタQ4のコレクタ(N-Well)とVDD ノード
との間にはウエル抵抗Rw3 が存在し、NPN トランジスタ
Q4のベース(NMOSトランジスタTNの基板領域)とGND と
の間には基板抵抗Rsub2 が存在する。
TSCR2 のうちのLVTSCR2 を代表的に取り出してその断面
構造を概略的に示している。
130 の表層部には選択的にNウエル(N-Well)131 が形
成されており、このNウエル(PNP トランジスタQ3のベ
ース領域)131 の表層部には選択的にP+ 領域(PNP ト
ランジスタQ3のエミッタ領域)132 とN+ 領域(Nウエ
ル引き出し領域)133 が隣接して形成されている。この
P+ 領域132 とN+ 領域133 は、LVTSCRのアノード(An
ode )となる。
ランジスタQ3のコレクタ領域およびNPN トランジスタQ4
のベース領域)130 との境界を含む表層部には、前記P
+ 領域131 との間に素子分離領域134 を介してN+ 領域
(NPN トランジスタQ4のコレクタ領域およびNMOSFET の
ドレイン領域)135 が選択的に形成されている。
層部には選択的にN+ 領域(NPN トランジスタQ4のエミ
ッタ領域およびNMOSトランジスタMn1 のソース領域)13
6 が形成されている。このN+ 領域136 は、LVTSCRのカ
ソード(Cathode )となる。
互間のチャネル領域上には薄いゲート酸化膜を介してNM
OSトランジスタMn1 のゲート電極137 が形成されてお
り、このゲート電極137 は前記カソード(N+ 領域136
)に接続されている。
トランジスタQ3およびNPN トランジスタQ4がいずれもP
基板130 とNウエル131 との接合部を用いており、この
接合部の一部にNMOSFET のドレイン領域135 が形成され
ている点に特徴がある。
した第2のESD 保護回路122 は、入力パッドPAD に正極
性のサージ電圧が入力した時に、LVTSCR2 にスナップバ
ック耐圧以上の電圧が印加されると、スナップバック電
流をベース電流としてLVTSCR2 がオンになってサージ電
流をGND に放電することによって、入力回路の入力ゲー
トを保護するように動作する。
ック耐圧以上の電圧がNMOSトランジスタMn1 のゲート耐
圧よりも高い場合には、サージ電圧入力により内部回路
にダメージを与えるという問題があった。
ESD 保護回路の主要部を示す回路図である。ここでは、
ESD 保護回路のSCR として、ゲート結合テクニックを用
いた一層低電圧トリガ可能な横型SCR を用いた例(従来
例2)を示している。
は、図17中に示した第1のESD 保護回路121 と比べ
て、次の点(1)〜(4)が異なり、その他は同じであ
る。
PTLSCR(PMOS-Triggered lateral SCR、PMOSトランジス
タによるトリガ可能な横型SCR )が用いられている。
(NPN トランジスタQ2)のベースとの間に並列にPMOSト
ランジスタMp1 のソース・ドレイン間が接続されてい
る。
のゲートとの間に抵抗素子Rpが接続され、(4)PMOSト
ランジスタMp1 のゲートと入力パッドPAD との間に容量
素子Cpが接続されている。
中に示した第2のESD 保護回路122と比べて、次の点
(1)〜(4)が異なり、その他は同じである。
NTLSCR(NMOS-Triggered lateral SCR、NMOSトランジス
タによるトリガ可能な横型SCR )が用いられている。
ジスタQ3のベース)とカソード(NPN トランジスタQ4の
エミッタ)の間に並列にNMOSトランジスタMn1 のドレイ
ン・ソース間が接続されている。
Mn1 のゲートとの間に容量素子Cnが接続されている。
D との間に抵抗素子Rnが接続されている。
ESD 保護回路151 は、入力パッドPAD に負極性のサージ
電圧が入力した時に、PMOSトランジスタMp1 が過渡的に
オンになってPTLSCRにトリガをかける。これにより、サ
ージ電流をVDD ノードに吸収し、入力回路の入力ゲート
を保護する。この場合、PMOSトランジスタMp1 は、抵抗
素子Rpと容量素子Cpによる所定時間の遅延後にオフ状態
に戻る。
152 は、入力パッドPAD に正極性のサージ電圧が入力し
た時に、NMOSトランジスタMn1 が過渡的にオンになって
NTLSCRにトリガをかける。これにより、サージ電流をGN
D に吸収し、入力回路の入力ゲートを保護する。この場
合、NMOSトランジスタMn1 は、容量素子Cnと抵抗素子Rn
による所定時間の遅延後にオフ状態に戻る。
SCR を用いたESD 保護回路は、SCR が接続されている入
力パッドのサージ電圧入力時の過渡的な電位変化を利用
してトリガをかけており、必ずしも良好な保護特性が得
られないという問題があった。
たもので、低電源電圧化が進んでいるLSI にSCR を用い
たESD 保護回路を適用する場合に、低電圧トリガで良好
な保護特性を実現し、信頼性を高めることが可能になる
半導体装置を提供することを目的とする。
置は、通常動作時に第1の電源電圧が供給される第1の
外部端子と、前記第1の外部端子から電気的に分離され
た第2の外部端子および第3の外部端子と、前記第2の
外部端子と第3の外部端子の間にアノード・カソード間
が接続され、PNP トランジスタおよびNPN トランジスタ
からなるESD 保護用のSCR と、前記第2の外部端子と前
記NPN トランジスタのベースとの間にソース・ドレイン
間が接続され、ソース・基板領域同士が接続され、ゲー
トが前記第1の外部端子に電気的に接続されたSCR トリ
ガ用の第1のPMOSトランジスタとを具備することを特徴
とする。
に第1の電源電圧が供給される第1の外部端子と、前記
第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部端子
および第3の外部端子と、前記第2の外部端子と第3の
外部端子の間にアノード・カソード間が接続され、PNP
トランジスタおよびNPN トランジスタからなるESD 保護
用のSCR と、前記第2の外部端子と前記NPN トランジス
タのベースとの間にソース・ドレイン間が接続され、ソ
ース・基板領域同士が接続され、ゲートが前記第1の外
部端子に電気的に接続されたSCR トリガ用の第1のPMOS
トランジスタと、通常動作時に第2の電源電圧が供給さ
れる第4の外部端子と、前記第2の外部端子と前記NPN
トランジスタのベースとの間にソース・ドレイン間が接
続され、ソース・基板領域同士が接続され、ゲートが前
記第4の外部端子に電気的に接続されたSCR トリガ用の
第2のPMOSトランジスタとを具備することを特徴とす
る。
に第1の電源電圧が供給される第1の外部端子と、前記
第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部端子
および第3の外部端子および第4の外部端子と、前記第
2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・カソー
ド間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN トランジ
スタからなるESD 保護用のSCR と、前記第4の外部端子
と前記NPN トランジスタのベースとの間にソース・ドレ
イン間が接続され、ソース・基板領域同士が接続され、
ゲートが前記第1の外部端子に電気的に接続されたSCR
トリガ用の第1のPMOSトランジスタとを具備することを
特徴とする。
に第1の電源電圧が供給される第1の外部端子と、前記
第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部端子
および第3の外部端子および第4の外部端子と、通常動
作時に第2の電源電圧が供給される第5の外部端子と、
前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなる第1のESD 保護用のSCR と、前記第
2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースとの間に
ソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領域同士
が接続され、ゲートが前記第1の外部端子に電気的に接
続されたSCR トリガ用の第1のPMOSトランジスタと、前
記第4の外部端子と前記NPN トランジスタのベースとの
間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領域
同士が接続され、ゲートが前記第5の外部端子に電気的
に接続されたSCR トリガ用の第2のPMOSトランジスタ
と、前記各PMOSトランジスタのドレイン相互接続ノード
から第2のESD 保護用のSCRにトリガを供給するトリガ
供給線とを具備することを特徴とする。
にそれぞれ相異なる電源電圧が供給される複数個の第1
の外部端子と、前記第1の外部端子から電気的に分離さ
れた第2の外部端子および第3の外部端子と、前記第2
の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・カソード
間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN トランジス
タからなるESD 保護用のSCR と、前記第2の外部端子と
前記NPN トランジスタのベースとの間にそれぞれのソー
ス・ドレイン間が直列に接続され、それぞれの基板領域
が前記第2の外部端子に接続され、それぞれのゲートが
前記複数個の第1の外部端子に電気的に接続されたSCR
トリガ用の複数個のPMOSトランジスタとを具備すること
を特徴とする。
の表層部に選択的に形成されたNウエルおよびPウエル
と、前記Nウエルの表層部に選択的に形成された第1の
P+領域、第2のP+ 領域および第1のN+ 領域と、前
記Pウエルの表層部に選択的に形成された第2のN+ 領
域、第3のN+ 領域および第3のP+ 領域と、前記第1
のN+ 領域と前記第2のN+ 領域を相互に接続するよう
に前記半導体基板上で絶縁層を介して形成された第1の
メタル配線と、前記第2のP+ 領域と前記第3のP+ 領
域を相互に接続するように前記半導体基板上で絶縁層を
介して形成された第2のメタル配線とを具備し、前記N
ウエルをベース領域とし、前記第1のP+ 領域をエミッ
タ領域とし、前記第2のP+ 領域をコレクタ領域とし、
前記第1のN+ 領域をベース引き出し領域とし、前記N
ウエルおよび第1のP+ 領域が相互に接続されたPNP ト
ランジスタと、前記Pウエルをベース領域とし、前記第
2のN+ 領域をコレクタ領域とし、前記第3のN+ 領域
をエミッタ領域とし、前記第3のP+ 領域をベース引き
出し領域とし、前記Pウエルおよび第3のN+ 領域が相
互に接続されたNPN トランジスタとからなるSCR を内蔵
したことを特徴とする。
表層部に選択的に形成され、互いに隣接して形成された
NウエルおよびPウエルと、前記Nウエルの表層部に選
択的に形成された第1のP+ 領域と、前記Pウエルの表
層部に選択的に形成された第1のN+ 領域と、前記Nウ
エルとPウエルの境界を含む表層部で境界線方向に互い
に離れて選択的に形成された第2のP+ 領域および第2
のN+ 領域とを具備し、前記Nウエルをベース領域と
し、前記第1のP+ 領域をエミッタ領域とし、前記第2
のP+ 領域をコレクタ領域とするPNP トランジスタと、
前記Pウエルをベース領域とし、前記第2のN+ 領域を
コレクタ領域とし、前記第1のN+ 領域をエミッタ領域
とするNPN トランジスタとからなる横型構造のSCR を内
蔵したことを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。
CMOS LSIにおいて、SCR を用いたESD 保護回路の適用例
を示す回路図である。なお、以下の各実施形態におい
て、複数のパッドは、同一半導体チップ(LSI チップ)
上に形成されており、このチップがパッケージングされ
た場合にはそれぞれ半導体装置の外部接続端子(ピン、
バンプ電極など)に接続されるものである。
(入力回路または出力回路)、15は内部回路10に接続さ
れている信号パッドである。11は第1の電源電位VDD1
(例えば3.3V )が印加されるVDD1パッド、12は第2の
電源電位VDD2(例えば1.5V )が印加されるVDD2パッ
ド、13は第3の電源電位VDD2(例えば2.5V )が印加さ
れるVDD3パッド、14は接地電位GND が与えられるGND パ
ッドである。
とそのトリガ入力用のPMOSトランジスタQPを有する。
れぞれ対応してSCR の逆電圧印加時に順方向バイアスと
なってSCR とは逆向きの電流を流すための逆方向電流吸
収用のダイオードD が、SCR に対して並列に接続されて
いる。
D の対は信号パッド15とGND パッド14との間に接続され
ており、前記第2のESD 保護回路ESD2とダイオードD の
対はVDD1パッド11と信号パッド15との間に接続されてお
り、前記第3のESD 保護回路ESD3とダイオードD の対は
VDD1パッド11とGND パッド14との間に接続されている。
オードD の対はVDD1パッド11とGNDパッド14との間に接
続されており、前記第5のESD 保護回路ESD5とダイオー
ドDの対はVDD2パッド12とGND パッド14との間に接続さ
れている。
オードD の対はVDD1パッド11とVDD2パッド12との間に接
続されており、前記第7のESD 保護回路ESD7とダイオー
ドDの対はVDD3パッド13とGND パッド14との間に接続さ
れている。
D 保護回路ESD1〜ESD7のトリガ入力用のPMOSトランジス
タQPのゲートが接続されているノードは、CMOS LSIの通
常動作時には電源電位になるが、ESD 保護回路に対する
サージ電圧の入力が問題となる時(例えばCMOS LSIの使
用前)にはGND になっているノードである(SCR のアノ
ードあるいはカソードが接続されているノードではな
い)。
D 保護回路ESD4、第5のESD 保護回路ESD5のトリガ入力
用のPMOSトランジスタのゲートQPは、電源パッド(VDD1
パッド11あるいはVDD2パッド12)に接続されている。
D 保護回路ESD3、第7のESD 保護回路ESD7のトリガ入力
用のPMOSトランジスタQPのゲートは、最高電位の電源パ
ッド(VDD1パッド11)とGND パッド14との間に抵抗素子
R および容量素子C が直列に接続された積分回路の出力
ノードにトリガバイアス線16を介して接続されている。
力用のPMOSトランジスタQPのゲートは、別のESD 保護回
路(第6のESD 保護回路ESD6と同じサージ電流が流れる
経路に属する例えば第1のESD 保護回路ESD1)のトリガ
入力用のPMOSトランジスタQPにトリガ供給線17を介して
接続されている。
サージ電圧の入力が問題となる時、通常、各電源パッド
11〜13、トリガバイアス線16およびトリガ供給線17は未
だ正規の電源電位が印加されておらず、GND になってい
る。
ジ電圧が入力した時、第1のESD 保護回路ESD1のトリガ
入力用のPMOSトランジスタQPのゲート・ソース間に、そ
のゲート閾値電圧Vthpの絶対値より大きな順方向のバイ
アスが印加されるとPMOSトランジスタQPがオンになる。
これにより、第1のESD 保護回路ESD1のSCR にトリガが
かかり、SCR がオンになってサージ電流を放電させ、内
部回路10を保護する。
が入力した時あるいはVDD1パッド11に正極性のサージ電
圧が入力した時、第2のESD 保護回路ESD2のトリガ入力
用のPMOSトランジスタQPのゲート・ソース間にそのゲー
ト閾値電圧Vthpの絶対値より大きな順方向のバイアスが
印加されるとPMOSトランジスタQPがオンになる。これに
より、第2のESD 保護回路ES2 のSCR にトリガがかか
り、このSCR がオンになってサージ電流を放電させ、内
部回路10を保護する。
が入力した時、第3のESD 保護回路ESD3のSCR および第
4のESD 保護回路ESD4のSCR にトリガがかかり、それぞ
れのSCR がオンになってサージ電流を放電させ、VDD1パ
ッド11・GND 間回路を保護する。
が入力した時、第5のESD 保護回路ESD5のSCR にトリガ
がかかり、SCR がオンになってサージ電流を放電させ、
VDD2パッド12・GND 間回路を保護する。
が入力した時、第7のESD 保護回路ESD7のSCR にトリガ
がかかり、そのSCR がオンになってサージ電流を放電さ
せ、VDD3パッド13・GND 間回路を保護する。
たSCR は、それ自体の正帰還作用によってオン動作が維
持されるので、トリガ入力用のPMOSトランジスタQPはサ
ージ入力の印加直後からSCR がトリガされるまでの短時
間だけオンすればよい。しかも、トリガ入力用のPMOSト
ランジスタQPのゲート閾値電圧Vthpの絶対値は小さいの
で、低電圧トリガによるSCR の起動が可能になる。
のESD 保護回路ESD1を取り出して示す等価回路図であ
る。
えば入力回路10に接続されている入力パッド15とGND パ
ッド14との間に接続されており、入力パッド15とGND と
の間にアノード・カソード間が接続されたESD 保護用の
SCR を有する。このSCR は、PNP トランジスタQ5のベー
ス・コレクタ間に並列にNPN トランジスタQ6のコレクタ
・ベース間が接続されてなり、上記PNP トランジスタQ5
のエミッタがアノードとなり、上記NPN トランジスタQ6
のエミッタがカソードとなっている。上記NPNトランジ
スタQ6のベースとGND との間には基板抵抗Rsubが存在す
る。
Q6のベースとの間には、トリガ入力用のPMOSトランジス
タQPのソースS ・ドレインD 間が接続され、そのゲート
G はVDD1パッド11に接続されている。このPMOSトランジ
スタQPの基板領域はソースSに接続されている。なお、
上記SCR に並列に、SCR の逆電圧印加時に順方向バイア
スとなる逆方向電流吸収用のダイオード(図1中のD )
が接続されている。
題となる時、VDD1パッド11は、未だ正規の電源電位VDD1
が印加されておらず、トリガ入力用のPMOSトランジスタ
QPのゲートはGND になっている。
極性のサージ電圧が入力した時、PMOSトランジスタQPゲ
ート・ソース間にそのゲート閾値電圧Vthpの絶対値より
大きな順方向のバイアスが印加されるとオンになる。
がオンになってサージ電流をGND に放電し、入力回路10
の入力ゲートを保護する。この場合、PMOSトランジスタ
QPのゲート閾値電圧Vthpの絶対値は小さいので、低電圧
トリガによるSCR の起動が可能になる。
特性を概略的に示す特性図である。この特性図は、SCR
のホールド電圧以上の領域で、SCR の耐圧以下の低いト
リガ電圧が入力することにより、ESD 電流が流れる様子
を示している。
2に示した第1のESD 保護回路ESD1の変形例を示す。
回路においてSCR のホールド電圧を調整するために、入
力パッド15とSCR のアノードとの間に電圧降下回路、例
えばダイオード(またはドレイン・ゲート同士が接続さ
れたNMOSトランジスタ)51を1個または複数個直列に接
続した状態で挿入するように変更してもよい。
ド51の中間接続ノードに前記PMOSトランジスタQPのソー
スを接続したり、PMOSトランジスタQPのサイズ(W/L) 、
閾値、直列接続段数を変えることによりトリガ電圧を調
整することが可能になる。
4に示したESD 保護回路の変形例を示す。
ESD 保護回路と比べて、次の点(1)〜(2)が異な
り、その他は同じである。
スタQ6のベースとの間にトリガ入力用の第2のPMOSトラ
ンジスタQP2 が付加接続されている。
トが図4中のトリガ入力用のPMOSトランジスタ(第1の
PMOSトランジスタ)QPのゲートが接続されているVDD1パ
ッド11とは分離された別の電源パッド11a に接続されて
いる。
サージ電圧の入力が問題となる時、VDD1パッド11および
VDD2パッド12は、未だ正規の電源電位が印加されておら
ず、GND になっている。
極性のサージ電圧が入力した時、トリガ入力用の2個の
PMOSトランジスタQP、QP2 の少なくとも一方のゲート・
ソース間に、そのゲート閾値電圧Vthpの絶対値より大き
な順方向のバイアスが印加されると、そのPMOSトランジ
スタがオンになる。これにより、SCR にトリガがかか
り、SCR がオンになってサージ電流をGND に放電するこ
とによって、入力回路10の入力ゲートを保護するように
動作する。
4に示したESD 保護回路の他の変形例を示す。
ESD 保護回路と比べて、トリガ入力用のPMOSトランジス
タQPのソースが接続されている入力パッド15とは分離さ
れた別のノード15a にSCR のアノードが接続されている
点が異なり、その他は同じである。
サージ電圧の入力が問題となる時、VDD1パッド11は未だ
正規の電源電位が印加されておらず、GND になってい
る。したがって、この状態で入力パッド15に正極性のサ
ージ電圧が入力した時、トリガ入力用のPMOSトランジス
タQPのゲート・ソース間にそのゲート閾値電圧Vthpの絶
対値より大きな順方向のバイアスが印加されると、PMOS
トランジスタQPがオンになり、SCR にトリガがかかる。
4に示したESD 保護回路のさらに他の変形例を示す。
ESD 保護回路と比べて、次の点(1)〜(2)が異な
り、その他は同じである。
とは別の第2の入力パッド15a とESD 保護回路のSCR の
NPN トランジスタQ6のベースとの間にトリガ入力用の第
2のPMOSトランジスタQP2 が付加接続され、この第2の
PMOSトランジスタQP2 のゲートが図4中のトリガ入力用
のPMOSトランジスタ(第1のPMOSトランジスタ)QPのゲ
ートが接続されているVDD1パッド11とは分離された別の
電源パッド11a に接続されている。
ンジスタQP、QP2 のドレイン相互接続点がトリガ供給線
17を介して第1のESD 保護回路ESD1とは別のESD 保護回
路のSCR のNPN トランジスタQ6のベースに接続されてい
る。
サージ電圧の入力が問題となる時、VDD1パッド11および
別の電源パッド11a は未だ正規の電源電位が印加されて
おらず、GND になっている。
15に正極性のサージ電圧が入力した時、トリガ入力用の
第1のPMOSトランジスタQPのゲート・ソース間にそのゲ
ート閾値電圧Vthpの絶対値より大きな順方向のバイアス
が印加されると、このPMOSトランジスタQPがオンにな
る。これにより、第1のESD 保護回路ESD1のSCR にトリ
ガがかかり、このSCR がオンになってサージ電流をGND
に放電することによって、入力回路10の入力ゲートを保
護するように動作する。
ージ電圧が入力した時、トリガ入力用の第2のPMOSトラ
ンジスタQP2 のゲート・ソース間にそのゲート閾値電圧
Vthpの絶対値より大きな順方向のバイアスが印加される
と、このPMOSトランジスタQP2 がオンになる。これによ
り、第1のESD 保護回路ESD1のSCR にトリガがかかり、
このSCR がオンになってサージ電流をGND に放電するこ
とによって、入力回路10の入力ゲートを保護するように
動作する。
1のPMOSトランジスタQPまたは第2のPMOSトランジスタ
QP2 のいずれかがオンになると、トリガ供給線17を介し
て別のESD 保護回路のSCR にもトリガがかかり、このSC
R がオンになってサージ電流をGND に放電することによ
って、別のESD 保護回路による保護動作が可能になる。
を使用するLSI において、電源投入時の複数の電源電位
の上昇に時間差があり、早く電源電位が上昇する電源に
接続されたESD 保護回路に例えば図4に示したESD 保護
回路を適用した場合に、そのトリガ入力用のPMOSトラン
ジスタQPのゲートに接続されている電源パッドの電源電
位が上昇しきれないとそのPMOSトランジスタQPによって
トリガがかかってしまうおそれがある。この点を解決し
たESD 保護回路を以下に説明する。
に他の変形例を示す。
ESD 保護回路と比べて、次の点(1)〜(2)が異な
り、その他は同じである。
スタのベースとの間に、SCR トリガ用の複数(本例では
3)個のPMOSトランジスタQPのそれぞれのソース・ドレ
イン間が直列に接続され、それぞれの基板領域が入力パ
ッド15に接続されている。
れぞれのゲートは、通常動作時にそれぞれ相異なる電源
電圧VDD1、VDD2、VDD3が供給されるVDD1パッド11、VDD2
パッド12、VDD3パッド13に対応して接続されている。
VDD1パッド11、VDD2パッド12、VDD3パッド13ともGND の
時にESD 保護動作が可能となるように3個のPMOSトラン
ジスタQPが論理積接続されている。
あっても、3個のVDD1パッド11、VDD2パッド12、VDD3パ
ッド13のどれか1つが所定電位に達して3個のPMOSトラ
ンジスタQPのどれか1つがオフになると、この後はトリ
ガがかかることを禁止するので、電源投入時や特定電源
のオフ時におけるESD 保護回路の誤動作を防止ことが可
能になる。
直列に接続されたトリガ入力用の複数個のPMOSトランジ
スタQPに対して、さらに、図5に示したESD 保護回路の
ように、トリガ入力用のPMOSトランジスタQP2 を論理和
接続するように変更すれば、図5に示したESD 保護回路
の効果と図8に示したESD 保護回路の効果を得ることが
可能になる。
ジスタQPの直列接続・並列接続を組み合わせてトリガ入
力用の論理回路を構成することも可能である。
回路や出力回路の保護だけでなく、電源間の電位をクラ
ンプして電源間の電流自体を保護するためにも利用可能
であり、その一例として、CMOS LSIにおける複数の電源
系統にそれぞれESD 保護回路が接続された第2の実施形
態を説明する。
および第5のESD 保護回路ESD5を逆方向電流吸収用のダ
イオードD とともに取り出して示す。
14との間に第4のESD 保護回路ESD4と逆方向電流吸収用
のダイオードD の対が接続されている。上記と同様に、
前記VDD1パッド11とは分離されたVDD2パッド12とGND パ
ッド14との間に第5のESD 保護回路ESD5と逆方向電流吸
収用のダイオードD の対が接続されている。
入力用のPMOSトランジスタQPのゲートがVDD2パッド12に
電気的に接続されており、第5のESD 保護回路ESD5のト
リガ入力用のPMOSトランジスタQPのゲートがVDD1パッド
11に電気的に接続されている。
態と同様に、ESD 保護回路に対するサージ電圧の入力が
問題となる時は、通常は、VDD1パッド11およびVDD2パッ
ド12は、未だ正規の電源電位が印加されておらず、それ
ぞれGND になっているので、低いトリガ電圧でトリガ入
力用のPMOSトランジスタQPがオンになる。これにより、
それぞれ対応するSCR にトリガがかかり、SCR がオンに
なってサージ電流を放電することによって、VDD1パッド
11・GND 間回路およびVDD2パッド12・GND 間回路を保護
する。
の正帰還作用によってオン動作が維持されるので、トリ
ガ入力用のPMOSトランジスタQPはサージ入力の印加直後
からSCR がトリガされるまでの短時間だけオンすればよ
い。上記PMOSトランジスタQPがオンした後は、VDD1パッ
ド11およびVDD2パッド12にそれぞれ対応してVDD1および
VDD2が印加されることによってPMOSトランジスタQPはオ
フになる。
3のESD 保護回路ESD3、第7のESD 保護回路ESD7および
そのトリガバイアス回路を逆方向電流吸収用のダイオー
ドD とともに取り出して示す。
入力用のPMOSトランジスタQPのゲートは、最高電位の電
源パッド(VDD1パッド11)とGND パッド14との間に抵抗
素子R および容量素子C が直列に接続されたRC積分回路
の出力ノードにトリガバイアス線16を介して接続されて
いる。
サージ電圧の入力が問題となる時、トリガバイアス線16
はGND になっている。したがって、この状態でVDD1パッ
ド11に正極性のサージ電圧が入力した時、PMOSトランジ
スタQPのゲート・ソース間にそのゲート閾値電圧Vthpの
絶対値より大きな順方向のバイアスが印加されるとPMOS
トランジスタQPがオンになる。
がオンになってサージ電流を放電することによって、VD
D1パッド11・GND 間回路およびVDD3パッド13・GND 間回
路を保護する。上記PMOSトランジスタQPがオンした後
は、RC積分回路の積分動作によりトリガバイアス線16の
電位が上昇することによってPMOSトランジスタQPはオフ
になる。
ガバイアス線16を図1中の第5のESD 保護回路ESD5のト
リガ入力用のPMOSトランジスタQPのゲートに接続すれ
ば、前記したようにVDD1パッド11に正極性のサージ電圧
が入力した時に上記PMOSトランジスタQPもオンになり、
VDD2パッド12・GND 間回路を保護することが可能にな
る。
1中のある1つのサージ電流経路に属する第1のESD 保
護回路ESD1、第4のESD 保護回路ESD4、第6のESD 保護
回路ESD6に関するものである。
ージ電流経路に属する第1のESD 保護回路ESD1のトリガ
入力用のPMOSトランジスタQPにトリガ供給線17を介して
接続されている。
サージ電圧の入力が問題となる時、VDD1パッド11は、未
だ正規の電源電位が印加されておらず、GND になってい
る。したがって、この状態で、VDD2パッド12の電位を基
準にして入力パッド15に正極性のサージ電圧が入力した
時、第1のESD 保護回路ESD1のトリガ入力用のPMOSトラ
ンジスタQPのゲート・ソース間にそのゲート閾値電圧Vt
hpの絶対値より大きな順方向のバイアスが印加される
と、そのPMOSトランジスタQPがオンになる。これによ
り、第1のESD 保護回路ESD1のSCR にトリガがかかり、
そのSCR がオンになってサージ電流を放電する。
態のトリガ入力用のPMOSトランジスタQPおよびトリガ供
給線17を通じて第6のESD 保護回路ESD6のSCR にトリガ
がかかり、そのSCR がオンになってサージ電流を放電す
る。
→第1のESD 保護回路ESD1のSCR →第4のESD 保護回路
ESD4に並列接続されている逆方向電流吸収用のダイオー
ドD→第6のESD 保護回路ESD6のSCR →VDD2パッド12の
経路に流れる。これによって、入力回路10およびVDD1パ
ッド11・VDD2パッド12間回路を保護する。
よび第6のESD 保護回路ESD6のトリガ入力用の各PMOSト
ランジスタがそれぞれオンした後、VDD1パッド11に電源
電位が印加されることによって上記各PMOSトランジスタ
はオフになる。
R の断面構造を概略的に示している。
一例を概略的に示している。
Substrate )20の表層部には選択的にNウエル(WN)21
およびPウエル(WP)22が形成されている。この場合、
上記Nウエル21およびPウエル22は、離れているが、隣
接してもよい。
のベース領域となるもので、その表層部には選択的にそ
れぞれ細長い矩形状の大きいパターン面積を有する2つ
のP+ 領域23、24と、細長い矩形状の大きいパターン面
積を有するN+ 領域25と、パターン面積が小さいNsub
領域26が形成されている。
Q5のエミッタ領域、P+ 領域24はPNP トランジスタQ5の
コレクタ領域、N+ 領域25はPNP トランジスタQ5のベー
ス引き出し領域、Nsub 領域26はNウエル引き出し領域
である。このNsub 領域26とP+ 領域23は相互に接続さ
れてSCR のアノード(Anode )となる。
ジスタQ6のベース領域となるもので、その表層部には選
択的にそれぞれ細長い矩形状の大きいパターン面積を有
する2つのN+ 領域27、28と、細長い矩形状の大きいパ
ターン面積を有するP+ 領域29と、パターン面積が小さ
いPsub 領域30が形成されている。
Q6のコレクタ領域、N+ 領域28はNPN トランジスタQ6の
エミッタ領域、P+ 領域29はNPN トランジスタQ6のベー
ス引き出し領域、Psub 領域30はPウエル引き出し領域
である。このPsub 領域30とN+ 領域27は相互に接続さ
れてSCR のカソード(Cathode )となる。
25とPウエル22に形成されたN+ 領域27は、P基板20上
で絶縁層(図示せず)を介して形成された例えばアルミ
ニウムを主成分とする例えば3本のメタル配線31により
相互に接続されている。
+ 領域24とPウエル22に形成されたP+ 領域29は、P基
板20上で絶縁層(図示せず)を介して形成された例えば
3本のメタル配線32が形成されている。
SCR における2つの電流経路(メタル配線31を含む経路
およびメタル配線32を含む経路)には相補的に電流が流
れるが、図11および図12に示した構造のSCR におけ
る2つの電流経路は二次元的に配置されているので、プ
ロセス変動によるPNP トランジスタおよびNPN トランジ
スタの電流増幅率hfe等の変動に対して強い。
(PNP トランジスタのベース引き出し領域)25とPウエ
ル22に形成されたP+ 領域(NPN トランジスタのベース
引き出し領域)29のパターン幅(図中の細長い矩形状の
長さ方向)を、P+ 領域(PNPトランジスタQ5のコレク
タ領域)23、P+ 領域(PNP トランジスタQ5のエミッタ
領域)24、N+ 領域(NPN トランジスタQ6のコレクタ領
域)27、N+ 領域(NPNトランジスタQ6のエミッタ領
域)28と同じ幅に決めると、ベース抵抗の低抵抗化が容
易になる。
リコン層が形成されたSOI 基板上に容易に実現すること
が可能であり、SOI 基板上に実現する場合に適してい
る。
ESD 保護回路ESD2のSCR は、そのNウエルおよびPウエ
ルをP基板から絶縁分離しておく必要があるので、P基
板の表層部に選択的に深いNウエルを形成し、この深い
Nウエル内にSCR のNウエルおよびPウエルを形成すれ
ばよい。
したSCR の2つの電流経路のうち、一方の電流経路(PN
P トランジスタQ5のベースとNPN トランジスタQ6のコレ
クタを含む電流経路)に他方の電流経路(PNP トランジ
スタQ5のコレクタとNPN トランジスタQ6のベースを含む
電流経路)よりも電流が流れる。そこで、主要な電流が
流れる支配的な電流経路が明確な場合にその支配的な電
流経路を最適化するようにした例を以下に説明する。
ーンの変形例を概略的に示している。
パターンに対して、支配的な電流経路に属するNウエル
21のN+ 領域(PNP トランジスタQ5のベース引き出し領
域)25とPウエル22の2つのN+ 領域(NPN トランジス
タQ6のコレクタ領域およびエミッタ領域)27、28のパタ
ーン幅を、残りの電流経路に属するNウエル21のP+領
域(PNP トランジスタQ5のエミッタ領域およびコレクタ
領域)23a 、24a とPウエル22のP+ 領域(NPN トラン
ジスタQ6のベース引き出し領域)29a のパターン幅より
も大きくしたものである。
したSCR の断面構造の変形例を概略的に示している。
一例を概略的に示している。
て前述したSCR の断面構造と比べて、以下の点(1)〜
(2)が異なり、その他は同じである。
形成されている。
含む表層部には、PNP トランジスタQ5のベース引き出し
領域およびNPN トランジスタQ6のコレクタ領域となるN
+ 領域81と、PNP トランジスタQ5のコレクタ領域および
NPN トランジスタQ6のベース引き出し領域となるP+ 領
域82が境界線方向に互いに離れて形成されている。この
場合、これらのN+ 領域81とP+ 領域82は、例えばそれ
ぞれ正方形のパターンを有し、それぞれ複数づつ形成さ
れ、境界線方向に沿って交互に配設されている。
域(PNP トランジスタQ5のエミッタ領域)23と、Pウエ
ル22に形成されているN+ 領域(NPN トランジスタQ6の
エミッタ領域)28は、それぞれ細長い矩形状の大きいパ
ターン面積を有する。
とPウエル22の境界80を含む表層部に、PNP トランジス
タQ5のベース引き出し領域およびNPN トランジスタQ6の
コレクタ領域を共有するようにN+ 領域81を設けるとと
もに、PNP トランジスタQ5のコレクタ領域およびNPN ト
ランジスタQ6のベース引き出し領域を共有するようにP
+ 領域82を設けたので、前述した第1の実施形態のよう
に電流経路にメタル配線31、32を挿入する場合と比べ
て、電流の制限が緩和され、大きな電流を流すことが可
能になる。
態において、前述した第7の実施形態と同様に、主要な
電流が流れる支配的な電流経路が明確な場合には、その
電流経路を最適化するように変形してもよい。
変形例の一部を示している。
パターンに対して、Nウエル21とPウエル22の境界80を
含む表層部に形成されたN+ 領域81a およびP+ 領域82
a のうち、支配的な電流経路に属するN+ 領域81a のパ
ターン幅を、残りの電流経路に属するP+ 領域82a のパ
ターン幅よりも大きくしたものである。
実施形態に係るSCR と基本的に同様な効果が得られる。
れば、低電源電圧化が進んでいるLSIにSCR を用いたESD
保護回路を適用する場合に、低電圧トリガで良好な保
護特性を実現し、信頼性を高めることができる。
いてSCR を用いたESD 保護回路の適用例を示す回路図。
等価回路図。
に示す特性図。
を示す等価回路図。
回路図。
等価回路図。
を示す等価回路図。
を示す等価回路図。
ESD 保護回路ESD5を逆方向電流吸収用のダイオードとと
もに取り出して示す等価回路図。
D 保護回路ESD7およびそのトリガバイアス回路を逆方向
電流吸収用のダイオードとともに取り出して示す等価回
路図。
図。
に示す図。
を概略的に示す図。
略的に示す図。
に示す図。
を示す図。
たESD 保護回路の従来例1を示す等価回路図。
の構造を概略的に示す断面図。
たESD 保護回路の従来例2を示す等価回路図。
8)
Claims (14)
- 【請求項1】 通常動作時に第1の電源電圧が供給され
る第1の外部端子と、 前記第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部
端子および第3の外部端子と、 前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなるESD 保護用のSCR と、 前記第2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第1の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第1のPMOSトランジスタ
とを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 通常動作時に第1の電源電圧が供給され
る第1の外部端子と、 前記第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部
端子および第3の外部端子と、 前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなるESD 保護用のSCR と、 前記第2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第1の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第1のPMOSトランジスタ
と、 通常動作時に第2の電源電圧が供給される第4の外部端
子と、 前記第2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第4の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第2のPMOSトランジスタ
とを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 通常動作時に第1の電源電圧が供給され
る第1の外部端子と、 前記第1の外部端子から電気的
に分離された第2の外部端子および第3の外部端子およ
び第4の外部端子と、 前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなるESD 保護用のSCR と、 前記第4の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第1の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第1のPMOSトランジスタ
とを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 通常動作時に第1の電源電圧が供給され
る第1の外部端子と、 前記第1の外部端子から電気的
に分離された第2の外部端子および第3の外部端子およ
び第4の外部端子と、 通常動作時に第2の電源電圧が供給される第5の外部端
子と、 前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなる第1のESD 保護用のSCR と、 前記第2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第1の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第1のPMOSトランジスタ
と、 前記第4の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にソース・ドレイン間が接続され、ソース・基板領
域同士が接続され、ゲートが前記第5の外部端子に電気
的に接続されたSCR トリガ用の第2のPMOSトランジスタ
と、 前記各PMOSトランジスタのドレイン相互接続ノードから
第2のESD 保護用のSCR にトリガを供給するトリガ供給
線とを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 前記第2のESD 保護用のSCR は、前記第
1のESD 保護用のSCR に流れるサージ電流の経路に含ま
れることを特徴とする請求項4記載の半導体装置 - 【請求項6】 通常動作時にそれぞれ相異なる電源電圧
が供給される複数個の第1の外部端子と、 前記第1の外部端子から電気的に分離された第2の外部
端子および第3の外部端子と、 前記第2の外部端子と第3の外部端子の間にアノード・
カソード間が接続され、PNP トランジスタおよびNPN ト
ランジスタからなるESD 保護用のSCR と、 前記第2の外部端子と前記NPN トランジスタのベースと
の間にそれぞれのソース・ドレイン間が直列に接続さ
れ、それぞれの基板領域が前記第2の外部端子に接続さ
れ、それぞれのゲートが前記複数個の第1の外部端子に
電気的に接続されたSCR トリガ用の複数個のPMOSトラン
ジスタとを具備することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 前記第2の外部端子とSCR のアノードと
の間に挿入された電圧降下回路とをさらに具備すること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の半
導体装置。 - 【請求項8】 半導体基板の表層部に選択的に形成され
たNウエルおよびPウエルと、 前記Nウエルの表層部に選択的に形成された第1のP+
領域、第2のP+ 領域および第1のN+ 領域と、 前記Pウエルの表層部に選択的に形成された第2のN+
領域、第3のN+ 領域および第3のP+ 領域と、 前記第1のN+ 領域と前記第2のN+ 領域を相互に接続
するように前記半導体基板上で絶縁層を介して形成され
た第1のメタル配線と、 前記第2のP+ 領域と前記第3のP+ 領域を相互に接続
するように前記半導体基板上で絶縁層を介して形成され
た第2のメタル配線とを具備し、 前記Nウエルをベース領域とし、前記第1のP+ 領域を
エミッタ領域とし、前記第2のP+ 領域をコレクタ領域
とし、前記第1のN+ 領域をベース引き出し領域とし、
前記Nウエルおよび第1のP+ 領域が相互に接続された
PNP トランジスタと、 前記Pウエルをベース領域とし、前記第2のN+ 領域を
コレクタ領域とし、前記第3のN+ 領域をエミッタ領域
とし、前記第3のP+ 領域をベース引き出し領域とし、
前記Pウエルおよび第3のN+ 領域が相互に接続された
NPN トランジスタとからなるSCR を内蔵したことを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項9】 前記NウエルおよびPウエルは互いに離
れて形成されていることを特徴とする請求項8記載の半
導体装置。 - 【請求項10】 前記半導体基板はSOI 基板であること
を特徴とする請求項8または9記載の半導体装置。 - 【請求項11】 前記SCR の支配的な電流経路に属する
前記第1のN+ 領域、前記第2のN+ 領域および前記第
3のN+ 領域のパターン幅は、前記第2のP+領域およ
び前記第3のP+ 領域のパターン幅よりも大きいことを
特徴とする請求項8乃至10のいずれか1つに記載の半
導体装置。 - 【請求項12】 半導体基板の表層部に選択的に形成さ
れ、互いに隣接して形成されたNウエルおよびPウエル
と、 前記Nウエルの表層部に選択的に形成された第1のP+
領域と、 前記Pウエルの表層部に選択的に形成された第1のN+
領域と、 前記NウエルとPウエルの境界を含む表層部で境界線方
向に互いに離れて選択的に形成された第2のP+ 領域お
よび第2のN+ 領域とを具備し、 前記Nウエルをベース領域とし、前記第1のP+ 領域を
エミッタ領域とし、前記第2のP+ 領域をコレクタ領域
とするPNP トランジスタと、 前記Pウエルをベース領域とし、前記第2のN+ 領域を
コレクタ領域とし、前記第1のN+ 領域をエミッタ領域
とするNPN トランジスタとからなる横型構造のSCR を内
蔵したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 前記第2のP+ 領域および第2のN+
領域は、それぞれ複数づつ形成され、かつ、交互に配設
されていることを特徴とする請求項12記載の半導体装
置。 - 【請求項14】 前記SCR の支配的な電流経路に属する
前記第2のN+ 領域のパターン幅は、前記第2のP+ 領
域のパターン幅よりも大きいことを特徴とする請求項1
2または13記載の半導体装置。
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