JP2003312416A - 自動車の水面浮揚及び非常連絡装置 - Google Patents

自動車の水面浮揚及び非常連絡装置

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JP2003312416A
JP2003312416A JP2002203330A JP2002203330A JP2003312416A JP 2003312416 A JP2003312416 A JP 2003312416A JP 2002203330 A JP2002203330 A JP 2002203330A JP 2002203330 A JP2002203330 A JP 2002203330A JP 2003312416 A JP2003312416 A JP 2003312416A
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sinking
emergency
signal
air bag
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Tae Woon Kim
泰 雲 金
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Kia Motors Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
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    • G08B25/00—Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R2021/0016—Fall in water

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が河川や湖沼に転落した場合の沈没を防
止すると共に、車両の盗難などの事故を感知し、人命及
び財産を保護できる自動車の水面浮揚及び非常連絡装置
を提供する。 【解決手段】 本発明は、車両の前後面の内部にそれぞ
れ設けられて車両の沈没状態を検出する複数個の沈没感
知センサ１と；キースイッチ５の直後に設置され、強制
的に始動がなされる時作動する非常スイッチ６と；前記
複数個の沈没感知センサ１のうちいずれか一つから車両
沈没感知信号が検出された場合、エアーバッグ駆動部３
に所定の出力信号を発生させる制御部２と；前記制御部
２の出力信号に応じてエアーバッグ４を作動させるエア
ーバッグ駆動部３と；車両の沈没時、前記エアーバッグ
駆動部３の出力信号に応じて作動し、車両が水面に浮揚
するように浮力を発生させる前記複数個のエアーバッグ
４と；前記沈没感知センサ１で自動車の沈没を感知した
場合や、前記非常スイッチ６が作動した場合に、前記制
御部２の制御を受けて特定周波数の非常信号を空中に発
信する非常信号発生器７と；を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の水面浮揚及
び非常連絡装置に関し、より詳しくは、車両の下部で前
輪と後輪間の左右側にエアーバッグを装備し、車両が不
意の事故により河川又は湖沼などに転落した際は、これ
を感知し、エアーバッグを膨張させて沈没を防止すると
共に、特定周波数の非常信号を発信し、また、車両の盗
難などによる、正常なキー操作でない場合、これを感知
し、非常信号を発信して人命及び財産を保護するものに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ほとんどの自動車には水面浮揚装
置と事故発生感知による通報装置が装備されておらず、
不意の事故により車両が河川又は湖沼に転落した際、乗
員が逃遅れて溺死することや、車両事故時、被害車乗員
の負傷、通信装備の不備、あるいは轢き逃げにより被害
車両の位置が把握できず、早期に適切な医療行為が受け
られず死亡することなどが多数発生している。また、車
両盗難による個人及び社会的損失も大きいことから、こ
れの対策が必要とされているのが実情である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車両
の水中転落時にも人命損失を最小限にとどめ、事故、或
いは車両盗難時、非常信号発生を通じて車両の位置把握
及び迅速な応急救助活動を行うことを可能にして財産と
生命を保護できる自動車の水面浮揚及び非常連絡装置を
提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両の前後面
の内部にそれぞれ設けられて車両の沈没状態を電気的な
信号として検出する複数個の沈没感知センサ１と；キー
スイッチ５の直後に設置され、前記キースイッチ５によ
る正常な始動がなされず、強制的に始動がなされる時作
動する非常スイッチ６と；前記複数個の沈没感知センサ
１のうちいずれか一つから車両沈没感知信号が検出され
た場合、エアーバッグ駆動部３に所定の出力信号を発生
させる制御部２と；前記制御部２の出力信号に応じてエ
アーバッグ４を作動させるエアーバッグ駆動部３と；車
両の前後輪の左右側にそれぞれ設けられて車両の沈没
時、前記エアーバッグ駆動部３の出力信号に応じて作動
し、車両が水面に浮揚するように浮力を発生させる前記
複数個のエアーバッグ４と；前記制御部２の出力端子に
設置され、前記沈没感知センサ１で自動車の沈没を感知
した場合や、前記非常スイッチ６が作動した場合に、前
記制御部２の制御を受けて特定周波数の非常信号を空中
に発信する非常信号発生器７と；を含むことを特徴とす
る。
【０００５】前記沈没感知センサ１は、所定容積を有
し、上方部が開口すると共に、その上端部の一部には内
側に傾いた傾斜面１２を備えた筒体部１１と、前記筒体
部１１の底面から所定高さ突出して垂直に固定され、水
の流入時、前記制御部２に電気的な信号を発生するセン
シング部１３と、前記筒体部１１の上面で所定の隙間１
５を確保しつつ傾斜面下の一部まで覆うように設置し、
上部から降下する水は前記筒体部１１内に流入せず、車
両の沈没によって前記筒体部１１が完全に水没した時、
前記傾斜面１２とその内面との間に形成された前記隙間
１５から水が流入するように設置した蓋体１４と、を含
むことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を詳しく説明する。図１は本発明装置の平面図を示
したものであり、図２は本発明装置のブロック構成図を
示したものであり、図３は本発明装置のうち、沈没感知
センサの縦断面図を示したものである。
【０００７】本発明の非常連絡装置は、沈没感知センサ
１、制御部２、エアーバッグ駆動部３、複数個のエアー
バッグ４、非常スイッチ６、非常信号発生器７から成っ
ている。沈没感知センサ１は、車両の前後面内部に装備
され、車両の転落を電気的な信号として検出する。上方
が開口し、その上端部には内側に傾いた傾斜面１２を備
えた筒体部１１と、筒体部１１の底面に固定され、水の
流入時、制御部２に電気的な信号を発生するセンシング
部１３と、筒体部１１の上面を覆い、筒体部１１の上部
傾斜面と所定の隙間１５を有する蓋体１４とから成って
いる。沈没感知センサ１の上部に降り注ぐ水は、通常、
蓋体１４があるため筒体部１１内には流入しないが、車
両への浸水で筒体部１１が完全に水没した時、その傾斜
面１２と蓋体１４との間の隙間１５から水が流入するよ
うになっている。
【０００８】制御部２は、数個の沈没感知センサ１のう
ちいずれか一つから沈没感知信号が検出されると、エア
ーバッグ駆動部３に所定の出力信号を発生する。エアー
バッグ駆動部３は、制御部２の出力信号に応じてエアー
バッグ４などを作動させる。エアーバッグ４は、車両の
前後左右にそれぞれ装備されて車両の沈没時、エアーバ
ッグ駆動部３の出力信号に応じて作動し、車両が水面に
浮揚するよう浮力を発生させる。
【０００９】非常スイッチ６はキースイッチ５と制御部
２の入力端子との間に設けられ、キースイッチ５による
正常な始動でなく、強制的に始動させられた時に作動す
る。非常信号発生器７は、制御部２の出力側に設置さ
れ、沈没感知センサ１で自動車の沈没を感知した場合
や、非常スイッチ６が作動した場合に、制御部２の制御
を受けて特定周波数の非常信号を発信する。
【００１０】本発明装置の作用効果を以下に説明する。
自動車の重心はエンジンルームにあり、自動車は、エン
ジン装着部位から沈没するため、上記構成を有する沈没
感知センサ１は、自動車のエンジンルーム内にのみ設置
しても沈没を感知できるが、実際の事故時には、重心と
関係なく他部位から沈没する恐れがあるため、自動車の
前後左右にそれぞれ一つずつ設けることが望ましい。
【００１１】沈没感知センサ１は、通常は筒体部１１の
開口部が蓋体１４によって覆われているため、沈没感知
センサ１の上方から雨水や洗滌水などが降下しても、筒
体部１１内への水流入は完全遮断されて誤動作を完璧に
防ぐことができる。
【００１２】自動車が沈没して沈没感知センサ１の下方
部から水が上がってきて、その水位が筒体部１１の開口
部上端に至ると、蓋体１４と筒体部１１の傾斜面１２と
の隙間１５を通じて水が筒体部１１内に流入する。
【００１３】筒体部１１内に流入した水の水位が筒体部
１１内で垂直に固定されているセンシング部１３の上端
部に至ると、センシング部１３で電気的な信号が発生し
て制御部２に出力し、制御部２で自動車の沈没状態を認
知して、エアーバッグ駆動部３と非常信号発生器７とに
駆動信号を送ることになる。
【００１４】車両の前後輪の左右側にそれぞれ設けられ
ているエアーバッグ４が作動すると、その浮力によって
車両が水面上に浮揚して、車両の沈没自体を防止するほ
か、非常信号発生器７で特定周波数の非常信号を発信す
るため、遠隔地の統制所でこの特定周波数の非常信号を
受信し、水上に浮揚中の自動車の位置を正確に把握し
て、早急に応急救助活動を行い、人命被害を防ぐことが
出来る。
【００１５】一方、自動車のエンジン始動がキースイッ
チ５によって正常に行われず、キーボックス解体後に、
エンジンが始動した場合には、キーボックス内にある、
キースイッチ５と制御部２の入力端子との間に連結され
ている非常スイッチ６が自動に作動する。
【００１６】制御部２は、非常スイッチ６が作動する
と、自動車が盗難中であることを認識し、非常信号発生
器７に駆動信号を出力し、非常信号発生器７で特定周波
数の非常信号を発信する。遠隔地の統制所では、この特
定周波数の非常信号を受信し、現在、該当車両が盗難中
であることを認知すると共に、その自動車の位置を正確
に把握し、該当車両を追跡して停止または該当車両の運
転者（即ち、窃盗犯）を検挙することにより、財産上の
損害防止ができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明により、車両の沈没が防止できて
人命被害を最小にすることができる。また、事故、或い
は車両盗難時、非常信号が自動に発生するので、車両の
位置把握及び迅速な応急救助活動によって、財産と生命
が保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明装置が実施された自動車の平面図であ
る。
【図２】本発明装置のブロック構成図である。
【図３】本発明装置のうち、沈没感知センサの縦断面図
である。
【符号の説明】
１ 沈没感知センサ ２ 制御部 ３ エアーバッグ駆動部 ４ エアーバッグ ５ キースイッチ ６ 非常スイッチ ７ 非常信号発生器 １１ 筒体部 １２ 傾斜面 １３ センシング部 １４ 蓋体 １５ 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０８Ｂ 25/10 Ｇ０８Ｂ 25/10 Ｚ Ｆターム(参考） 2E184 JA01 JA09 KA11 LC10 MA09 5C084 AA04 AA09 AA13 BB40 CC21 CC26 DD01 DD04 EE06 FF02 FF17 FF27 GG07 GG09 GG43 GG52 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA19 BB11 BB18 BB42 BB74 DD03 DD05 DD14 EE05 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG11 GG19 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両の前後面の内部にそれぞれ設けられ
    て車両の沈没状態を電気的な信号として検出する複数個
    の沈没感知センサ１と；キースイッチ５の直後に設置さ
    れ、前記キースイッチ５による正常な始動がなされず、
    強制的に始動がなされる時作動する非常スイッチ６と；
    前記複数個の沈没感知センサ１のうちいずれか一つから
    車両沈没感知信号が検出された場合、エアーバッグ駆動
    部３に所定の出力信号を発生させる制御部２と；前記制
    御部２の出力信号に応じてエアーバッグ４を作動させる
    エアーバッグ駆動部３と；車両の前後輪の左右側にそれ
    ぞれ設けられて車両の沈没時、前記エアーバッグ駆動部
    ３の出力信号に応じて作動し、車両が水面に浮揚するよ
    うに浮力を発生させる前記複数個のエアーバッグ４と；
    前記制御部２の出力端子に設置され、前記沈没感知セン
    サ１で自動車の沈没を感知した場合や、前記非常スイッ
    チ６が作動した場合に、前記制御部２の制御を受けて特
    定周波数の非常信号を発信する非常信号発生器７と；を
    含むことを特徴とする自動車の水面浮揚及び非常連絡装
    置。
  2. 【請求項２】 前記沈没感知センサ１は、所定容積を有
    し、上方部が開口すると共に、その上端部の一部には内
    側に傾いた傾斜面１２を備えた筒体部１１と、 前記筒体部１１の底面から所定高さ突出して垂直に固定
    され、水の流入時、前記制御部２に電気的な信号を発生
    するセンシング部１３と、 前記筒体部１１の上面で所定の隙間１５を確保しつつ傾
    斜面下の一部まで覆うように設置し、上部から降下する
    水は前記筒体部１１内に流入せず、車両の沈没によって
    前記筒体部１１が完全に水没した時、前記傾斜面１２と
    その内面との間に形成された前記隙間１５から水が流入
    するように設置した蓋体１４と、 を含むことを特徴とする請求項１に記載の自動車の水面
    浮揚及び非常連絡装置。
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