JP2003289618A - ハーネス固定具 - Google Patents

ハーネス固定具

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JP2003289618A JP2002087660A JP2002087660A JP2003289618A JP 2003289618 A JP2003289618 A JP 2003289618A JP 2002087660 A JP2002087660 A JP 2002087660A JP 2002087660 A JP2002087660 A JP 2002087660A JP 2003289618 A JP2003289618 A JP 2003289618A
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    • H02G3/32Installations of cables or lines on walls, floors or ceilings using mounting clamps
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネス屈曲時等の摩耗や損傷を防止
する。 【解決手段】 ハーネス固定具88は、ワイヤハーネス
を保持する回動部材89と、回動部材を周方向回動自在
に支持する固定具本体91とで成り、回動部材89に湾
曲状のハーネスガイド壁5が設けられ、ハーネスガイド
壁がワイヤハーネスと一体に回動自在である。回動部材
89が回動と同時に固定具本体91内をハーネス長手方
向に移動可能である。ハーネスガイド壁5が回動部材の
全周に渡って形成されている。ハーネスガイド壁5の内
面5aが、回動部材のハーネス保持内面10,11と同
一面に位置している。回動部材89がワイヤハーネスの
コルゲートチューブ32を保持する部分48を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネスを
自動車の車両ボディやスライドドア等に周方向回動自在
に保持させるためのハーネス固定具の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のハーネス固定具の一形態を
示すものである。ハーネス固定具76はワイヤハーネス
73を車両ボディ等に固定するためのものである。ワイ
ヤハーネス73は複数本の電線72をコルゲートチュー
ブ71で被覆して構成される。コルゲートチューブ71
は合成樹脂で薄肉円筒状に形成され、周方向の凹溝と凸
条とを交互にチューブ長手方向に等ピッチで並列に有し
たものであり、屈曲性に富んでいる。
【0003】コルゲートチューブ71は電線保護チュー
ブとして作用し、且つ車両ボディ等の取付側74の二次
元ないし三次元形状の曲面状のパネル75に対応して複
数本の電線72と共に容易に屈曲して、ワイヤハーネス
73の配索作業性を高めている。
【0004】コルゲートチューブ71には長手方向のス
リットが設けられたものと設けられないものとがあり、
スリットのあるものはスリットから電線72をコルゲー
トチューブ71内に容易に挿通可能である。スリットの
ないものは電線72の挿通作業が面倒であるが、スリッ
トの口開きの心配がなく、スリットの口開きを防止する
ためのビニルテープ巻きも不要である。
【0005】ハーネス固定具76は例えばコルゲートチ
ューブ71を取付側74のパネル75に押し付けるクラ
ンプとして構成される。ハーネス固定具76は少なくと
も車両ボディ等の取付側74の屈曲部分に必ず配置され
る。ハーネス固定具としてバンド等の結束具を用いるこ
とも可能である。
【0006】ハーネス固定具76は可撓性の係止クリッ
プやビス等で取付側74のパネル75に固定される。係
止クリップ(図示せず)は可撓性の一対の係止片を有
し、パネル75の孔に挿入係止される。ビス(図示せ
ず)を用いる場合は、ハーネス固定具76のブラケット
の孔にビスを挿入してパネル75のねじ孔に螺入して固
定する。
【0007】ワイヤハーネス73は車両ボディ等の取付
側74の曲面に沿って配索され、外側のコルゲートチュ
ーブ71が長手方向の複数のハーネス固定具76で取付
側74にしっかりと固定される。これによりワイヤハー
ネス73が取付側74に強固に固定され、例えば車両走
行中の振動等による振れや車両ボディ(取付側74)と
ワイヤハーネス73との干渉やそれに伴う異音等が防止
される。
【0008】コルゲートチューブ71内の電線72はコ
ルゲートチューブ71で雨水や塵等から保護されると共
に、例えば車両ボディ(74)に沿ってインストルメン
トパネルやフロアやドア(ヒンジ式のドアやスライド式
のドア)といった所定の部位まで延長され、それらの電
装品や補機等にコネクタを介して接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハーネス固定具76にあっては、車両ボディ等の立
体形状の取付側74の屈曲位置にワイヤハーネス73を
固定すべく、コルゲートチューブ71をハーネス固定具
76で強固に固定した際に、電線72とコルゲートチュ
ーブ71が屈曲しつつ捩れを生じ、この捩れ応力をコル
ゲートチューブ自体が受けることになり、コルゲートチ
ューブ71の変形や傷みあるいはスリットの口開き等の
問題を生じ、スリットの口開き時には内部の電線72が
外側に飛び出して足で踏まれたり、口開き部から水や塵
が侵入するといった懸念があった。
【0010】また、コルゲートチューブ71が引張力を
受けているために、ハーネス固定具の端部と擦れたりし
て、摩耗や破損を起こす心配があった。また、ワイヤハ
ーネス73を大きく屈曲させて配索したり、あるいはワ
イヤハーネス73がハーネス固定具76を支点に大きく
振られる場合等において、ハーネス固定具76の端部、
すなわちコルゲートチューブ71を導出させた開口部に
おいて、コルゲートチューブ71を含むワイヤハーネス
73が屈折したり、擦れたりしやすく、その場合にコル
ゲートチューブ71や内部の電線72が傷みやすいとい
う問題があった。
【0011】本形態においては保護チューブとしてコル
ゲートチューブを用いているが、コルゲートチューブ以
外に例えば合成樹脂製の網状のチューブやビニルテープ
を用いた場合でもこれらの問題は起こり得るものであ
る。
【0012】本発明は、上記した点に鑑み、ワイヤハー
ネスの配索固定時や屈曲時や揺動時等において、保護チ
ューブの捩れを防ぐことは勿論のこと、保護チューブや
電線の擦れや破損等を確実に防止することのできるハー
ネス固定具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るハーネス固定具は、ワイヤ
ハーネスを保持する回動部材と、該回動部材を周方向回
動自在に支持する固定具本体とで構成され、該回動部材
に湾曲状のハーネスガイド壁が設けられ、該ハーネスガ
イド壁が該ワイヤハーネスと一体に回動自在であること
を特徴とする。上記構成により、ワイヤハーネスが屈曲
する際に、回動部材がワイヤハーネスと一体に回動し、
ハーネスガイド壁がワイヤハーネスと一体に回動する。
これにより、ハーネスガイド壁とワイヤハーネスとの擦
れが起こらない。ワイヤハーネスはハーネスガイド壁に
沿って湾曲状に屈曲する。これにより、ワイヤハーネス
の折れ曲がりや過大な曲げ応力の負荷が防止される。ワ
イヤハーネスはハーネスガイド壁の内側に位置して外部
との干渉等から保護される。これにより、ワイヤハーネ
スの摩耗や破損等が防止される。また、ワイヤハーネス
が回動部材と一体に回動することで、ワイヤハーネスの
捩れが防止される。
【0014】請求項2に係るハーネス固定具は、請求項
1記載のハーネス固定具において、前記回動部材が回動
と同時に前記固定具本体内をハーネス長手方向に移動可
能であることを特徴とする。上記構成により、ワイヤハ
ーネスの屈曲ないし揺動に伴って回動部材が固定具本体
内をハーネス長手方向に進退する。回動部材が前進した
際に、ワイヤハーネスが前方に長く突出し、大きな屈曲
半径でハーネスガイド壁に沿って大きく湾曲する。これ
により、ワイヤハーネスに過大な曲げ応力が作用せず、
且つ車両ボディ等との間に十分な隙間を生じ、車両ボデ
ィ等、外部とのワイヤハーネスの干渉が防止される。そ
れ以外に請求項1と同様の作用が奏されることは言うま
でもない。
【0015】請求項3に係るハーネス固定具は、請求項
1又は2記載のハーネス固定具において、前記ハーネス
ガイド壁が前記回動部材の全周に渡って形成されたこと
を特徴とする。上記構成により、ワイヤハーネスが上下
左右360゜方向に揺動や屈曲した場合でも、ハーネス
ガイド壁がワイヤハーネスを常に滑らかな湾曲形状に支
える。これにより、ワイヤハーネスの折れ曲がりや過大
な曲げ変形が確実に防止される。
【0016】請求項4に係るハーネス固定具は、請求項
1〜3の何れか1項に記載のハーネス固定具において、
前記ハーネスガイド壁の内面が、前記回動部材のハーネ
ス保持内面と同一面に位置することを特徴とする。上記
構成により、ワイヤハーネスの外周面が回動部材のハー
ネス保持内面からハーネスガイド壁の内面にかけて段差
や隙間なく均一に接触する。これにより、ワイヤハーネ
スが折れ曲がり等なく滑らかで綺麗な湾曲形状に屈曲さ
れ、ワイヤハーネスへの過大な曲げ応力が防止される。
【0017】請求項5に係るハーネス固定具は、請求項
1〜4の何れか1項に記載のハーネス固定具において、
前記回動部材が前記ワイヤハーネスのコルゲートチュー
ブを保持する部分を有することを特徴とする。上記構成
により、ワイヤハーネス外周側のコルゲートチューブが
回動部材で不動に保持され、コルゲートチューブ内側の
電線はコルゲートチューブ内で比較的自由に回動自在と
なり、ワイヤハーネス屈曲時に電線に作用する捩り力や
曲げ力が軽減される。これにより、電線の傷み等が防止
される。コルゲートチューブはハーネスガイド壁に沿っ
て湾曲状に屈曲する。ハーネスガイド壁は回動部材及び
コルゲートチューブと一体に回動するから、コルゲート
チューブとの擦れが起こらず、コルゲートチューブの摩
耗や損傷が防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るハー
ネス固定具の第一の実施形態を示すものである。このハ
ーネス固定具は、断面長円形の平型のコルゲートチュー
ブ32を内径部35で固定する回動部材33と、回動部
材33を周方向回動自在に且つ長手方向不動に保持する
受け部36と蓋部37とで成る固定具本体38とで構成
され、回動部材33に湾曲状のハーネスガイド壁1を一
体に設けたことを特徴とするものである。
【0019】平型のコルゲートチューブ32は、複数本
の電線を車両ボディ等の狭い隙間や狭い空間に効率的に
配索するべく、合成樹脂を材料として偏平状に形成さ
れ、長手方向に凹溝40と凸条41を交互に有し、長手
直交方向に長径部42と短径部43とを有している。複
数本の電線とコルゲートチューブ32とでワイヤハーネ
スが構成される。
【0020】本形態のハーネス固定具39は平型のコル
ゲートチューブ32に対応したものであるが、平型では
なく断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)に対応
する回動部材(図示せず)を有したハーネス固定具を形
成することも可能である。この場合、円形のコルゲート
チューブは回動部材内で軸方向と周方向の両方に固定さ
れる。
【0021】ハーネス固定具39は、合成樹脂を材料と
して、下側の受け部36と上側の蓋部37と、コルゲー
トチューブ32を保持した状態で受け部36と蓋部37
との間に回動自在に装着される回動部材33とで構成さ
れている。受け部36と蓋部37とで固定具本体38が
構成される。回動部材33にはその前端面3から湾曲状
のハーネスガイド壁1が突出形成されている。ハーネス
ガイド壁1を有さないハーネス固定具については本出願
人が先に特願2001−150744で提案済である。
【0022】回動部材33は上下に分割され、略半円状
の各分割部材34,34が合体した状態で真円形状の外
径部44と長円形状の内径部35とが構成され、各分割
部材34の左右の分割面45は隙間なく接合する。
【0023】各分割部材34の前端面3に湾曲形状のハ
ーネスガイド壁1が一体に突出形成されている。ハーネ
スガイド壁1はラッパ状に拡径され、断面円弧状ないし
略円弧状を呈して、滑らかな湾曲状の内周面1aを有し
ている。本形態で、ハーネスガイド壁1の板厚は分割部
材34の最小板厚(長径部における板厚)と同程度に形
成され、長径部側の内周面(ハーネス保持内面)9aと
ハーネスガイド壁1の内周面1aとが同一面に続き、長
径部側の外周面9bとハーネスガイド壁1の外周面1b
とが同一面に続いている。短径部側においてはハーネス
ガイド壁1の内周面1aが短径部側の内周面(ハーネス
保持内面)9cと同一面に続いていることが好ましい。
ハーネスガイド壁1の外周面1bは必ずしも長径側の外
周面9bと同一面に位置する必要はない。
【0024】これにより、ワイヤハーネスが湾曲した際
に、コルゲートチューブ32の外周面が回動部材33の
端部エッジと摺接することがなく(端部エッジはハーネ
スガイド壁1を設けることで解消されている)、コルゲ
ートチューブ32の摩耗や損傷が防止される。図1では
説明の便宜上、他方の端部エッジを符号2で示す。
【0025】本形態のハーネスガイド壁1は両分割部材
34の接合時に回動部材33の全周に渡って隙間なく環
状に形成されているが、例えば、コルゲートチューブ3
2を短径方向に屈曲させる場合には、回動部材33の短
径部側のみにハーネスガイド壁1を円弧状に形成するこ
とも可能である。平型のコルゲートチューブ32は短径
方向に容易に屈曲可能だからである。平型ではなく断面
円形のコルゲートチューブ(図示せず)に対応して回動
部材(33)にハーネスガイド壁(1)を形成する場合
には、ハーネスガイド壁(1)は回動部材(33)の全
周に渡って隙間なく環状に形成することが好ましい。説
明の便宜上、括弧内に平型のコルゲートチューブに対応
する符号を付している。
【0026】各分割部材34の外周(外径部44)に
は、受け部36と蓋部37とに対する摺動用の前後各一
対の半環状の突条46が周方向に突出形成されている。
一対の突条46は周溝47を介して近接している。半環
状の上下の各突条46は上下の分割部材34の合体時に
整合して環状の突条となる。前後各一対の突条46は同
一高さで断面略矩形状に形成され、突条46の先端はエ
ッジなく滑らかに形成されている。前後各一対の突条4
6に代えて前後一対の突条とすることも可能である。
【0027】各分割部材34の内周(内径部35)に
は、平型のコルゲートチューブ32の凹溝40に対する
固定用の半長円形の突条48が前後一対突出形成されて
いる。半長円形の上下の各突条48は上下の分割部材3
4の合体時に整合して半円形の突条となる。前後の突条
48のピッチは平型のコルゲートチューブ32の凹溝4
0のピッチに等しい。凹溝40のピッチは均一である。
【0028】分割部材34の上下の各突条48が合体し
た時の長円形の突条(48)のなす内径(長径及び短
径)は平型のコルゲートチューブ32の凹溝40の外径
(長径及び短径)とほぼ等しく、各突条48の幅は凹溝
40の幅よりもやや小さく設定され、突条48の先端は
滑らかなアール(湾曲)形状となっており、平型のコル
ゲートチューブ32を上下前後左右のガタ付きなく且つ
引っ掛かりなくスムーズに固定可能である。
【0029】なお、突条48を断面略山形にテーパ状に
突出形成し、先端をアール状に湾曲させれば、コルゲー
トチューブ装着時の凹溝40との係合が一層スムーズに
行われる。また、断面円形のコルゲートチューブ(図示
せず)を用いる場合には、例えば円弧状の突条(48)
のなす内径を断面円形のコルゲートチューブの凹溝(4
0)の外径よりも若干小さくする等して、断面円形のコ
ルゲートチューブを回動部材(33)内に不動に固定す
ることが好ましい。
【0030】受け部36と蓋部37とは環状の回動部材
33に対する半円溝状の収容部49,50をそれぞれ有
し、各収容部49,50の外側すなわち受け部36と蓋
部37との前後端に、収容部49,50の内径よりも小
径な半円状の鍔部51,52を有し、前後各一対の鍔部
51,52の内側に回動部材33を周方向回動自在に収
容可能である。
【0031】各収容部49,50の内周には、各分割部
材34の外側の前後各一対の突条46に対するガイド溝
としての摺接溝53と、前後各一対の突条46の間の周
溝47に対するガイド突条としての摺接突条54とがそ
れぞれ形成されている。受け部36と蓋部37との各摺
接溝53の深さと摺接突条54の高さとは同程度あるい
は摺接突条54の方が低く設定されている。摺接突条5
4は回動部材33に前後各一対の突条46を用いた場合
に必要であり、突条46を前後一対とした場合は、受け
部36と蓋部37との内周面には前後一対の摺接溝53
のみを形成すればよい。蓋部37側の摺接溝53と摺接
突条54とは図示を省略している。
【0032】受け部36と蓋部37との各摺接溝53は
回動部材33の突条46との間に若干の隙間を存して接
し、それにより回動部材33が受け部36と蓋部37と
の間で周方向にスムーズに回動自在である。鍔部51,
52や摺接突条54が回動部材33に対する摺接支持部
として作用する。
【0033】一対の分割部材34は相互に係止させる必
要はなく、蓋部37を受け部36に合体させた状態で上
下の収容部49,50が完全な円形となり、円形の収容
部内で一対の分割部材34がその内径部35に平型のコ
ルゲートチューブ32を固定させた状態でスムーズに周
方向に回動自在となる。各分割部材34の分割面45に
図示しない位置決めピンと、位置決めピンに対する係合
孔を設けたり、各分割部材34を係止爪と係合孔部とい
った係止手段(図示せず)で相互に係止させることも可
能である。
【0034】受け部36の左右の壁部55に係止突起5
6が設けられ、蓋部37の左右の壁部57に、係止突起
56に対する係合孔59を有する可撓性の係合枠片58
が設けられている。受け部36の底壁60には車両ボデ
ィ等の取付側のパネルに対する係止クリップ61が設け
られている。係止クリップ61は支柱部の先端に一対の
可撓爪を有したものである。
【0035】係止クリップ61に代えてブラケットとボ
ルトといった固定手段を用いることも可能である。ま
た、蓋部37を薄肉のヒンジ(図示せず)を介して受け
部36に一体に連結させたり、分割部材34を薄肉のヒ
ンジ(図示せず)を介して開閉自在に連結することも可
能である。
【0036】ハーネス固定具39の組付方法としては、
例えば上下の分割部材34でコルゲートチューブ32を
挟持した後(この際、各分割部材34の内側の突条48
がコルゲートチューブ32の凹溝40に係合する)、上
下の分割部材34でなる回動部材33を下側の受け部3
6内にセットし、蓋部37を受け部36に合体させる。
これにより、環状の分割部材34の外周の突条46が受
け部36と蓋部37との摺接溝53に周方向摺動自在に
係合する。次いで受け部36の係止クリップ61を車両
ボディ等のパネルの孔に挿入係合させる。
【0037】あるいは、先ず受け部36の係止クリップ
61を車両ボディ等のパネルの孔に挿入係合させ、次い
で受け部36に下側の分割部材34をセットし、下側の
分割部材34の内径部35にコルゲートチューブ32を
セットし、上側の分割部材34をコルゲートチューブ3
2の上からセットして、蓋部37を受け部36に合体さ
せることも可能である。何れの場合においても、ハーネ
スガイド壁1の外周面は受け部36や蓋部37の各端部
エッジ(鍔部51,52)に摺接することなく、スムー
ズに回動部材33と一体に回動自在である。回動部材3
3を固定具本体38内に組み付けた状態で、ハーネスガ
イド壁1は固定具本体38の前端面7,8から前方に長
く突出する(図2参照)。
【0038】回動部材33の外周に何ら突条46を設け
ずに、受け部36と蓋部37との前後端の鍔部51,5
2のみで回動部材33を周方向回動自在に保持すること
も可能である。あるいは鍔部51,52を排除して、摺
接溝53及び/又は摺接突条54で回動部材33を回動
自在に支持することも可能である。
【0039】また、一対の分割部材34を薄肉のヒンジ
(図示せず)等で連結したり(但し一対のハーネスガイ
ド壁1が相互に干渉しないようにする必要がある)、あ
るいは回動部材を非分割で環状に一体形成し、回動部材
(図示せず)の周壁に上下一対のスリット状の孔を設
け、各孔に突条48に代わる保持板(図示せず)を挿入
嵌合して、保持板の先端部を平型のコルゲートチューブ
32の凹溝40に係合させて、回動部材の円形の内周部
内にコルゲートチューブ32を固定させることも可能で
ある。この場合にも回動部材の一端側にハーネスガイド
壁1を設ける。
【0040】何れにせよ、二次元ないし三次元形状の曲
面のパネルにワイヤハーネスを配索すべくハーネス固定
具39を固定した際に、平型のコルゲートチューブ32
に捩り力が加わっても、コルゲートチューブ32を保持
した回動部材33が受け部36と蓋部37との間で周方
向に回動して、捩れを吸収する(逃がす)から、平型の
コルゲートチューブ32に無理な捩り力や曲げ力が作用
することがなく、コルゲートチューブ32の変形や傷み
や電線挿通用のスリットの口開き等が防止され、ワイヤ
ハーネスの配索がスムーズに行われる。
【0041】また、図2に示す如く、ワイヤハーネスW
が周方向に回動しつつハーネス固定具39を支点として
大きく屈曲したり揺動したりする場合には、ハーネスガ
イド壁1がワイヤハーネスや回動部材33(図1)と一
体に回動しつつ、ワイヤハーネスWを滑らかな湾曲形状
に沿わせる(屈曲させる)から、ワイヤハーネスWすな
わちコルゲートチューブ32とハーネスガイド壁1との
擦れが起こらず、ワイヤハーネスWの摩耗や損傷が確実
に防止される。
【0042】また、ワイヤハーネスWがハーネスガイド
壁1に沿って大きな半径で湾曲するから、ワイヤハーネ
スWの折れ曲がりが起こらず、これによってもワイヤハ
ーネスWの変形や損傷が防止される。特にワイヤハーネ
スWの外周面がハーネスガイド壁1の全長に渡ってハー
ネスガイド壁1の湾曲状の内面1aに沿って殆ど隙間な
く接触するから、ワイヤハーネスWがハーネスガイド壁
に沿ってきれいな湾曲形状に屈曲し、ワイヤハーネスW
の折れ曲がり等が確実に防止される。
【0043】なお、平型のコルゲートチューブ32に代
えて断面丸形のコルゲートチューブ(図示せず)を用い
る場合は、回動部材(33)の内径部(35)は長円形
ではなく真円形とする。回動部材(33)を介して丸形
のコルゲートチューブをハーネス固定具39に回動自在
に支持させることで、固定具本体38に対するコルゲー
トチューブの摺動摩耗が防止され、且つハーネスガイド
壁(1)によって上記の如くワイヤハーネスの屈曲時や
揺動時における擦れが防止される。
【0044】図3〜図5は、本発明に係るハーネス固定
具の第二の実施形態を示すものである。このハーネス固
定具88は、ワイヤハーネスWの屈曲等による平型のコ
ルゲートチューブ32の捩れに伴って、ハーネスガイド
壁5を有する回動部材89を一体的に回動させると同時
に、固定具本体91に沿って回動部材89をコルゲート
チューブ長手方向に移動可能として、コルゲートチュー
ブ32及びコルゲートチューブ32内の電線(図示せ
ず)の引張を防止し、且つ固定具本体91からのワイヤ
ハーネスW(コルゲートチューブ32及び電線)の導出
長さを変化させる(長くする)ことで、ワイヤハーネス
Wの屈曲半径を大きくして、ワイヤハーネスWの傷みを
防止しつつ、回動部材89と一体に回動するハーネスガ
イド壁5に沿ってワイヤハーネスWを滑らかに湾曲させ
たことを特徴とするものである。ハーネスガイド壁を除
いた部分の構成は先に特開2001−150744で提
案済である。
【0045】すなわち、固定具本体91を構成する受け
部92と蓋部93との各内径部である半円状の収容部9
4,95に螺旋状のカム溝96(図3では受け部92側
のカム溝のみを示す)を形成し、収容部94,95内に
回動自在に保持される環状の回動部材89を構成する一
対の分割部材90,90’の一方に(一方の分割部材9
0の外径部に)、カム溝96に対する従動用(スライド
係合用)の突起97を設けて、回動部材89を固定具本
体91に沿って周方向に回動自在で軸方向に進退自在と
している。一対の分割部材90には前端面6から湾曲状
のハーネスガイド壁5が突出形成されている。
【0046】カム溝96は断面矩形状を呈し、少なくと
も受け部92又は蓋部93の何れか一方に形成される必
要がある。図3で受け部92と蓋部93の両方にカム溝
96を形成する場合、受け部92のカム溝96(図4に
図3の受け部92の平面図を示す)の一端96aと他端
96bとは蓋部93のカム溝(図示せず)に連続してい
る。蓋部93のカム溝は始端と終端とを有し、始端と終
端とに従動用の突起97が当接可能である。この場合、
コルゲートチューブ32はほぼ360゜の範囲で回動自
在となる。
【0047】受け部92と蓋部93の各カム溝96の形
状を入れ替えて受け部92側のカム溝96に始端と終端
を形成してもよい。あるいは受け部92のみにカム溝9
6を形成し、蓋部93の下端の接合面98をカム溝96
の始端96aと終端96b、すなわち突起97に対する
当接面とすることも可能である。この場合、受け部92
に対応する下側の分割部材90’に従動用の突起97を
配設し、略180゜の範囲でコルゲートチューブ32を
回動自在となる。
【0048】突起97は短円柱状のものであり、カム溝
96の内幅よりも小径な外周面を有して、一方の分割部
材90の外周面のほぼ中央に配設されている。突起97
は何れか一方の分割部材90又は90’に配設されるこ
とが好ましく、それにより大きな回動角度を得ることが
できる。各分割部材90,90’に突起97を設ける場
合は、受け部92と蓋部93との各カム溝96の位置に
対応して各突起97をハーネス長手方向にずらして配置
しなければならず、回動角度もほぼ半分になってしま
う。
【0049】ハーネスガイド壁は前記第一の実施形態と
同様に断面円弧状ないし略円弧状に形成され、ハーネス
ガイド壁5の基端は各分割部材の前端面6にほぼ直交
し、ハーネスガイド壁5の先端内面は回動部材89の長
径側(回動部材89はその内径部が長径部10と短径部
11を有する)において回動部材89の外径よりも大径
に拡径されている。ハーネスガイド壁5の内面5aは滑
らかな湾曲面になっている。ハーネスガイド壁5の外面
5bも内面5aと同様の湾曲面となっている。
【0050】ワイヤハーネスWのコルゲートチューブ3
2はハーネスガイド壁5の内面5aに接するので、内面
5aが滑らかであればよく、外面5bは固定具本体91
の端部エッジ12に干渉しなければ、形状は任意でよ
い。前記第一の実施形態と同様に、ハーネスガイド壁5
の内面5aは回動部材89の長円形の内周面(ハーネス
保持内面)(便宜上符号10,11で示す)と同一面に
続いていることが好ましい。
【0051】図5(a)(b)は、コルゲートチューブ
32が180゜回動する状態を示すものであり、回動部
材89の突起97がカム溝96の一方から他方にスライ
ド移動するのに伴って、回動部材89がコルゲートチュ
ーブ長手方向に移動する。これにより、図5(b)で固
定具本体91の前端91aからのハーネス部分32aの
突出長さが長くなり、後端91bからのハーネス部分3
2bの突出長さが短くなって、屈曲側のハーネス部分3
2aの引張が防止され、且つハーネス部分32aの余長
によってハーネス部分32aの屈曲半径が大きくなり、
且つハーネス部分32aが、回動部材89と一体に移動
するハーネスガイド壁5の内面5aに沿って折れ曲がり
なくスムーズに湾曲し、それらによってコルゲートチュ
ーブ32や特に内部の電線(図示せず)に無理な力がか
かることが防止され、コルゲートチューブ32や電線の
傷みが防止される。
【0052】特に、ハーネスガイド壁5が回動部材89
と一体に進退及び回動し、コルゲートチューブ32が回
動部材89と一体に進退及び回動し、ハーネスガイド壁
5がコルゲートチューブ32と一体に進退及び回動する
から、コルゲートチューブ32がハーネスガイド壁5と
擦れ合うことがなく、これによってもコルゲートチュー
ブ32すなわちワイヤハーネスWの摩耗や破損が確実に
防止される。
【0053】また、ハーネスガイド壁5がインナハウジ
ングである回動部材89に設けられているから、ワイヤ
ハーネスWの外周面がハーネスガイド壁5の全長に渡っ
て湾曲状の内面5aにほぼ隙間なく接触し、ワイヤハー
ネスWが内面5aのなだらかな湾曲形状に沿ってきれい
に湾曲する。これにより、コルゲートチューブ32や内
部の電線の無理な曲げ応力が作用せず、ワイヤハーネス
Wの寿命(経時的品質)が向上する。
【0054】また、図5(b)の回動部材89の前進時
にハーネス部分32aが前方に長く突出され、ハーネス
部分32aの屈曲半径が増大するから、車両ボディ13
やその防水シール部分14との間にゆとりのある隙間1
5を生じ、ハーネス部分32aと車両ボディ13や防水
シール部分14との干渉が防止され、これによってもコ
ルゲートチューブ32すなわちワイヤハーネスWの摩耗
や破損や異音等が防止される。
【0055】図5(a)の如く、回動部材89の後退位
置でハーネスガイド壁5の外周面5bが固定具本体91
の内端12と干渉しないように、ハーネスガイド壁5の
板厚や固定具本体91の長さ等が設定される。図5
(b)の如く、回動部材89の前進位置でハーネスガイ
ド壁5は固定具本体91の前端91aから大きく突出す
る。図5(a)の回動部材89の後退時にコルゲートチ
ューブ32の外周はハーネスガイド壁5の一側方の部分
に沿って滑らかに湾曲して接し、図5(b)の回動部材
89の前進時にコルゲートチューブ32の外周はハーネ
スガイド壁5の他側方の部分に沿って滑らかに湾曲して
接する。これにより、コルゲートチューブ32すなわち
ワイヤハーネスWの折れ曲がりや傷みが防止される。
【0056】例えばハーネス固定具88が自動車の車両
ボディ側に配置され、ハーネス部分32aが車両ボディ
からスライドドア側に配索された場合、図5(a)はス
ライドドアの全開時の状態、図5(b)はスライドドア
の全閉時の状態と見ることができる。
【0057】スライドドアの全開時にハーネス部分32
aはハーネスガイド壁5の一側方の部分に沿って滑らか
に湾曲して弛み、スライドドアの全閉時にハーネス部分
32aはスライドドア閉じ方向に引っ張られるが、ハー
ネス部分32aが回動部材89と一体に回動しつつスラ
イドドア側に延ばされることで、引張力が緩和され、且
つ固定具本体91からのハーネス部分32aの屈曲がハ
ーネスガイド壁5の他側方の部分に沿って無理なく大き
な屈曲半径で行われて、車両ボディ13側との間に隙間
15が確保され、車両ボディ13側との干渉やそれに伴
うハーネス部分32aの損傷や防水シール部材14の損
傷等が防止される。
【0058】図3において上記説明以外の構成は図1の
実施形態とほぼ同様であるので詳細な説明を省略する。
受け部92と蓋部93との各収容部94,95の表面や
回動部材89の外径部の表面はカム溝96や突起97以
外の凹凸なく滑らかに形成され、回動部材89をスムー
ズに回動自在である。回動部材89の内径部には、コル
ゲートチューブ32の凹溝40に対する係合用の突条4
8が形成されている。図3で、符号58は係合枠片、5
6は係止突起、61は係止クリップをそれぞれ示してい
る。
【0059】図3の形態の回動部材89は平型のコルゲ
ートチューブ32に対応して長円形の内径部を有してい
るが、丸形のコルゲートチューブ(図示せず)に対応し
て円形の内径部を有する回動部材を用いることも可能で
ある。この場合、円形の内径部はコルゲートチューブの
外径と同等ないしそれ以下に設定して、内径部でコルゲ
ートチューブを周方向不動に固定する。円形の内径部を
有する回動部材にはその前端面に断面円弧状ないし略円
弧状に湾曲した環状のハーネスガイド壁が一体に突出形
成される。ハーネスガイド壁の内面は回動部材の内径部
の内面と同一面に位置することが好ましい。ハーネスガ
イド壁を連続した環状ではなく、周方向に分割して円弧
状に複数形成することも可能である。
【0060】なお、回動部材89ではなく固定具本体9
1に従動用の突起97を設け、固定具本体91ではなく
回動部材89の外周部にカム溝96を設けることも可能
である。
【0061】図6〜図7は、本発明に係るハーネス固定
具の第三の実施形態を示すものである。このハーネス固
定具100は、ハーネスガイド壁17を有する回動部材
101にコルゲートチューブ32を斜め方向に偏心させ
た状態で保持させ、回動部材101を固定具本体103
の内側で回動させた際に、回動部材101から導出され
たハーネス部分32a(図7)をハーネスガイド壁17
に沿って大きな屈曲半径で屈曲するようにして、コルゲ
ートチューブ32や内側の電線(図示せず)の折れ曲が
りや擦れや傷みを防止したことを特徴とするものであ
る。ハーネスガイド壁17を除いた部分の構成は先に特
開2001−150744で提案済である。
【0062】図6の如く、回動部材101は一対の分割
部材102,102’でテーパ状に形成されている。回
動部材101の軸方向の一方(前側)の端面106が大
径に、他方(後側)の端面107が小径に形成され、各
端面106,107は真円形となっている。後端面10
7の中央から前端面106の外径部寄りにかけて内径部
であるハーネス保持溝108が真直に形成され、一対の
保持溝108が接合して、平型のコルゲートチューブ3
2に対する長円形のハーネス保持孔(内径部)109が
形成される。
【0063】ハーネス保持孔109の開口縁に沿って回
動部材101の前端面106に断面円弧状ないし略円弧
状に湾曲した略ラッパ状のハーネスガイド壁17が一体
に突出形成されている。ハーネスガイド壁17は各分割
部材102,102’に対称な半割状に形成され、両分
割部材102,102’を接合することで、断面長円形
状に隙間なく連続する。ハーネスガイド壁17の内周面
17aはハーネス保持溝108の内周面(ハーネス保持
内面)と同一面に位置することが好ましい。ハーネスガ
イド壁17の基端側の外周面17bは少なくとも分割部
材102,102’の外周面よりも外側に突出せず、固
定具本体103の端部エッジ18に干渉しないことが必
要である。
【0064】本形態のハーネス保持溝108は平型(断
面長円形)のコルゲートチューブ32に対応したもので
あり、断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)に対
しては断面半円形のハーネス保持溝(図示せず)を形成
する。その場合、ラッパ状のハーネスガイド壁は、断面
半円形の各ハーネス保持溝を接合して成る円形のハーネ
ス保持孔の開口縁に沿って環状(断面円形)に形成され
る。図6のハーネス保持溝108は回動部材101の軸
心に対して斜め方向に偏心して形成され、分割部材10
2,102’の外周面と平行に延びている。
【0065】各ハーネス保持溝108内には、コルゲー
トチューブ32の凹溝40に対る係合用の突条118が
前後に一対設けられ、ハーネス保持孔109内でコルゲ
ートチューブ32が不動に保持される。円形のコルゲー
トチューブ2の場合は回動部材内に周方向回動不能に保
持されることが好ましい。
【0066】回動部材101の一方又は両方の分割部材
102,102’の外周部に、固定具本体103に対す
る位置決め兼摺動用の短円柱状の突起110が設けられ
ている。図6の形態の場合は両方の分割部材102,1
02’に対称に突起110が配置されることが姿勢安定
性の面から好ましい。
【0067】固定具本体103は受け部104と蓋部1
05とで構成され、受け部104と蓋部105との内径
側の各収容部111,112は回動部材101の形状に
合わせてテーパ溝状に形成されている。各収容部11
1,112を接合して成るテーパ状の孔部の外径は回動
部材101の外径よりも若干大きく、孔部内で回動部材
101が周方向回動自在に保持される。各収容部11
1,112の滑らかな内周面に、前記突起110に対す
るガイド用の溝113が環状に連続して設けられてい
る。なお、溝113を図3の実施形態と同様に傾斜状な
いし螺旋状のカム溝96として回動部材101を軸方向
に進退させるようにすることも可能である。この場合、
回動部材101はテーパ状ではなく円柱状とすることが
ガタ付き防止の観点から好ましい。受け部104の両側
壁115には係止突起116、蓋部105の両側壁には
係合枠片117がそれぞれ設けられている。
【0068】一対の分割部材102,102’すなわち
回動部材101の間に平型のコルゲートチューブ32を
不動に収容保持させ、回動部材101を受け部104と
蓋部105との間に収容して周方向回動自在に保持させ
る。突起110はガイド用の溝113内にスライド自在
に係合し、係止突起116は係合枠片117に係合す
る。ハーネスガイド壁17は固定具本体103の前端1
14から斜め前方に向けてラッパ状に突出し、ハーネス
ガイド壁17の外周面17bは固定具本体103の前端
エッジ18に干渉することなく、回動部材101と一体
にスムーズに回動自在である。
【0069】この状態で、図7(a)の如くワイヤハー
ネスWに捩り力が作用して、ワイヤハーネスWが右方向
に屈曲した際には、回動部材101がそれに伴って回動
し、ハーネス保持孔109がハーネス屈曲方向に傾斜
し、ハーネス保持孔109の前端側の中心が後端側の中
心よりもハーネス屈曲側に偏心(S)して位置する。こ
れにより、ワイヤハーネスWすなわちコルゲートチュー
ブ32と内部の電線とがハーネスガイド壁17の湾曲状
の一側方の部分に沿って大きな屈曲半径Rで屈曲する。
このワイヤハーネスWの屈曲半径Rは例えば図1の形態
のように軸方向の内径部35を有した回動部材33の場
合に較べて大きく、それだけワイヤハーネスWにかかる
曲げ応力が小さくて済み、一層スムーズな屈曲が可能と
なる。
【0070】屈曲時にワイヤハーネスWはハーネスガイ
ド壁17の全長に渡って湾曲状の内面17aに殆ど隙間
なく接触し、コルゲートチューブ32や内部の電線に無
理な曲げ応力が作用することなく、スムーズに湾曲す
る。湾曲方向は平型のコルゲートチューブ32の場合は
短径方向であることが屈曲性の観点から好ましい。特
に、回動部材101をハーネス保持孔109に沿ってテ
ーパ状に形成したことで、ワイヤハーネスWの捩れに応
じて回動部材101が引っ掛かりなくスムーズに回動
し、ワイヤハーネスWの捩れ吸収が正確に行われる。
【0071】図7(a)の状態からワイヤハーネスWに
逆向きの捩り力が作用した場合には、図7(b)の如く
ワイヤハーネスWが回動部材101と一体に180゜回
動して図7(a)と同様に偏心Sによる大きな屈曲半径
で湾曲し、且つハーネスガイド壁65の他側方の内面に
殆ど隙間なく接触して、図7(a)の場合と同様にワイ
ヤハーネスWに過大な曲げ応力が作用することがなく、
ワイヤハーネスWの品質が確保される。ハーネスガイド
壁17はコルゲートチューブ32と一体に回動するか
ら、コルゲートチューブ32とハーネスガイド壁17と
の擦れが生じないことは言うまでもない。
【0072】図7(a)の状態は例えば自動車のスライ
ドドアの全開状態、図7(b)の状態はスライドドアの
全閉状態と見ることができる。ワイヤハーネスWはスラ
イドドアの開き時に開き方向に引っ張られつつ捩られ、
且つスライドドアの閉じ時に閉じ方向に引っ張られつつ
捩られる。このスライドドアの開閉時にワイヤハーネス
Wは周方向に回動して捩れを吸収しつつハーネスガイド
壁17に沿って大きな屈曲半径でスムーズに屈曲するか
ら、ワイヤハーネスWの傷みが防止される。
【0073】なお、回動部材101にガイド用の溝11
3を設け、固定具本体103にスライド係合用の突起1
10を設けることも可能である。また、回動部材101
をテーパ状ではなく、図1と同様に円柱状に形成し、ハ
ーネス保持孔109のみを斜め方向に偏心させることも
可能である。この場合、保持具本体103の収容部11
1,112も回動部材101に合わせて均一な内径とす
る。これらの場合においてもハーネスガイド壁は回動部
材のハーネス保持孔の開口縁に一体に設けられる。
【0074】また、図1〜図6の各実施形態においてハ
ーネスガイド壁1,5,17を回動部材33,89,1
01とは別体に形成して、回動部材33,89,101
に組み付け固定することも可能である。この場合、回動
部材33,89,101の材料に合成樹脂以外でアルミ
等の金属材やセラミック等を使用することができる。通
常、ハーネスガイド壁1,5,17は回動部材33,8
9,101と一体に樹脂成型することが好ましい。
【0075】また、コルゲートチューブ32に代えて合
成樹脂製の例えば網状の保護チューブを用いてもよい。
また、コルゲートチューブ32を用いずに複数本の電線
をテープ巻きで束ねてワイヤハーネスWを構成させ、そ
のワイヤハーネスWを回動部材で保持して回動部材のハ
ーネスガイド壁に沿って湾曲させてもよい。これらの場
合、回動部材内の突条48,118を削除したり、突条
48,118に代えてハーネス保持用の突起等を設けて
もよい。
【0076】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ワイヤハーネスの配索固定時や屈曲時や揺動時等に
おいて、ハーネスガイド壁がワイヤハーネスと一体に回
動するから、ワイヤハーネスがハーネスガイド壁と擦れ
ることがなく、それによりワイヤハーネスの摩耗や損傷
が防止され、電源電流や信号電流の供給の信頼性が向上
する。また、ワイヤハーネスがハーネスガイド壁に沿っ
て綺麗に湾曲するから、ワイヤハーネスの折れ曲がりが
防止され、これによってもワイヤハーネスの破損等が防
止される。ワイヤハーネスの配索固定時や屈曲時や揺動
時等に、回動部材が回転することで、ワイヤハーネスの
捩れが防止され、捩れに起因するワイヤハーネスの変形
や損傷が防止されることは言うまでもない。
【0077】請求項2記載の発明によれば、回動部材の
進退に伴ってワイヤハーネスが長く突出し、大きな屈曲
半径でハーネスガイド壁に沿って大きく湾曲するから、
ワイヤハーネスに過大な曲げ応力が作用せず、且つ車両
ボディ等との間に十分な隙間を生じ、車両ボディ等、外
部とのワイヤハーネスの干渉が防止され、これらにより
ワイヤハーネスの摩耗や損傷等が防止される。
【0078】請求項3記載の発明によれば、ワイヤハー
ネスが360゜方向に揺動や屈曲した場合でも、ハーネ
スガイド壁がワイヤハーネスを常に滑らかな湾曲形状に
支えるから、ワイヤハーネスの折れ曲がりや過大な曲げ
変形が一層確実に防止される。
【0079】請求項4記載の発明によれば、ワイヤハー
ネスがハーネスガイド壁に段差や隙間なく均一に接触す
るから、ワイヤハーネスが滑らかで綺麗に湾曲され、ワ
イヤハーネスへの過大な曲げ応力が防止され、ワイヤハ
ーネスの変形や破損等が一層確実に防止される。
【0080】請求項5記載の発明によれば、コルゲート
チューブ内で複数本の電線が比較的自由に回動自在とな
り、ワイヤハーネス屈曲時に電線に作用する捩り力や曲
げ力が軽減されるから、電線の傷み等が防止される。ま
た、ハーネスガイド壁がコルゲートチューブと一体に回
動するから、コルゲートチューブとの擦れが起こらず、
コルゲートチューブの摩耗や損傷が防止され、ワイヤハ
ーネスの防水性や防塵性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハーネス固定具の第一の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】同じくハーネス固定具にワイヤハーネスを装着
した状態を示す一部を断面とした平面図である。
【図3】本発明に係るハーネス固定具の第二の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図4】同じくハーネス固定具の受け部材を示す平面図
である。
【図5】(a)は、ハーネス固定具に装着したワイヤハ
ーネスを一方に屈曲させた状態を示す断面図、(b)は
同じくワイヤハーネスを他方に屈曲させた状態を示す断
面図である。
【図6】本発明に係るハーネス固定具の第三の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図7】(a)は、ハーネス固定具に装着したワイヤハ
ーネスを一方に屈曲させた状態を示す断面図、(b)は
同じくワイヤハーネスを他方に屈曲させた状態を示す断
面図である。
【図8】従来のハーネス固定具の一使用例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,5,17 ハーネスガイド壁 1a,5a,17a 内面 32 コルゲートチューブ 33,89,101 回動部材 38,91,103 固定具本体 39,88,100 ハーネス固定具 48,118 突条(チューブを保持する部分) W ワイヤハーネス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 3/38 H02G 3/26 H Fターム(参考) 3H023 AA05 AB01 AC61 AD02 AD31 AD54 5G357 DA06 DB03 DC12 DD01 DD05 DD10 DG02 DG05 5G363 AA07 BA02 BA07 BB01 DA13 DA15 DC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを保持する回動部材と、
    該回動部材を周方向回動自在に支持する固定具本体とで
    構成され、該回動部材に湾曲状のハーネスガイド壁が設
    けられ、該ハーネスガイド壁が該ワイヤハーネスと一体
    に回動自在であることを特徴とするハーネス固定具。
  2. 【請求項2】 前記回動部材が回動と同時に前記固定具
    本体内をハーネス長手方向に移動可能であることを特徴
    とする請求項1記載のハーネス固定具。
  3. 【請求項3】 前記ハーネスガイド壁が前記回動部材の
    全周に渡って形成されたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のハーネス固定具。
  4. 【請求項4】 前記ハーネスガイド壁の内面が、前記回
    動部材のハーネス保持内面と同一面に位置することを特
    徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のハーネス固
    定具。
  5. 【請求項5】 前記回動部材が前記ワイヤハーネスのコ
    ルゲートチューブを保持する部分を有することを特徴と
    する請求項1〜4の何れか1項に記載のハーネス固定
    具。
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