JP2003232421A - ボールねじの循環部品及びボールねじ - Google Patents
ボールねじの循環部品及びボールねじInfo
- Publication number
- JP2003232421A JP2003232421A JP2002324425A JP2002324425A JP2003232421A JP 2003232421 A JP2003232421 A JP 2003232421A JP 2002324425 A JP2002324425 A JP 2002324425A JP 2002324425 A JP2002324425 A JP 2002324425A JP 2003232421 A JP2003232421 A JP 2003232421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- pair
- legs
- divided
- circulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/37—Loose spacing bodies
- F16C33/3706—Loose spacing bodies with concave surfaces conforming to the shape of the rolling elements, e.g. the spacing bodies are in sliding contact with the rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19698—Spiral
- Y10T74/19702—Screw and nut
- Y10T74/19744—Rolling element engaging thread
- Y10T74/19749—Recirculating rolling elements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19698—Spiral
- Y10T74/19702—Screw and nut
- Y10T74/19744—Rolling element engaging thread
- Y10T74/19749—Recirculating rolling elements
- Y10T74/19767—Return path geometry
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
た一対の脚部が、ねじ軸のリード角に対応するように中
央部に対して互いに異なる方向に所定角度傾けられてい
る循環部品であっても、製造が容易な循環部品を提供す
る。 【解決手段】 ボールねじの循環部品12は、中央部1
2aと、中央部12aの両側に設けられた一対の脚部1
2b,12bとを備える。ねじ軸9のリード角に対応す
るように前記中央部12aの内周の中心線に対して前記
一対の脚部12b,12bの内周の中心線が互いに異な
る方向に傾けられる。循環部品12が、一方の前記脚部
12bの内周の中心線と前記中央部12aの内周の中心
線を含む第1の分割面21、及び前記第1の分割面21
と異なり、他方の前記脚部12bの内周の中心線と前記
中央部12aの内周の中心線を含む第2の分割面22に
よって2分割される。
Description
ルを循環させるための循環部品及びこの循環部品を用い
たボールねじに関する。
走溝が形成されたねじ軸と、内周に螺旋状のボール転走
溝が形成されたナット部材と、ねじ軸のボール転走溝と
ナット部材のボール転走溝との間の負荷転走路に介在さ
れた複数のボールとから構成される。ねじ軸をナット部
材に対して相対的に回転させると、ボールがねじ軸とナ
ット部材との間の負荷転走路内を転がり運動する。
は、負荷転走路2の一端と他端を連結する循環部品とし
てのリターンパイプ3が取り付けられる。リターンパイ
プ3は略門形状をなし、その脚部の両端にはボールを掬
い上げるための掬い上げ部が形成される。リターンパイ
プ3は負荷転走路2を転がるボールをその一端側から掬
い上げ、リターンパイプ3内に導き、他端側から負荷転
走路2に戻す。これにより負荷転走路2を転がるボール
が、負荷転走路2及びリターンパイプ3で構成される循
環路を無限循環する。
に、すなわち負荷転走路2を転がるボールをリターンパ
イプ3内に円滑に導き、且つリターンパイプ3内を移動
するボールを負荷転走路2に円滑に戻すために、螺旋状
の負荷転走路2の接線方向にボールを掬い上げ、且つ螺
旋状の負荷転走路2の接線方向から負荷転走路2にボー
ルを戻すことが多くなってきた。このような場合、リタ
ーンパイプ3の中央部の両側に設けた一対の脚部3b,
3bが、ねじ軸のリード角に対応するように中央部3a
に対して互いに異なる方向に所定角度傾けられる。
造方法としては、鉄製のチューブを門形に曲げ加工し、
掬い上げ部を機械加工する方法が知られている。しかし
この方法では、製造コストがかかり、また曲げ加工する
ときに寸法のバラツキが出易いという問題がある。特に
脚部3b,3bをリード角に合わせて、ねじ軸のリード
角に応じて互いに異なる方向に傾けようとすると、チュ
ーブを3次元的に折り曲げる必要があるので、より一層
の困難を伴う。
を示す。このリターンパイプ4はパイプの軸線を含む平
面で2分割されている。各分割体4a,4aは、金属の
板材を断面が半円状になるように金型でプレス加工して
製造される。
造する方法では、リターンパイプ4の脚部5,5が一平
面内で折り曲げられているような場合、すなわち脚部
5,5がねじ軸のリード角に対応して傾けられていない
場合、各分割体4a,4aの接合面6,6が一平面内に
位置するので、各分割体4a,4aを容易に製造するこ
とができる。しかし、脚部5,5がねじ軸のリード角に
応じて互いに異なる方向に傾けられている場合、各分割
体4a,4aの接合面6,6が一平面内に位置すること
がなく、ねじれたような形状になっているので、プレス
加工してリターンパイプ4を製造するのは極めて難し
い。
に設けた一対の脚部が、例えばねじ軸のリード角に対応
するように中央部に対して互いに異なる方向に所定角度
傾けられている循環部品であっても、製造が容易なボー
ルねじの循環部品を提供することを目的とする。
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものでない。
循環部品を型で成型するのに適した形状を有するよう
に、循環部品を第1の分割面及び第1の分割面と異なる
第2の分割面で分割し、これにより接合面がねじれたよ
うな形状になるのを防止した。
(9)に形成された螺旋状のボール転走溝(9a)を転
がるボール(11)を循環させるためのボールねじ
(8)の循環部品(12,43)であって、前記循環部
品(12,43)は、中央部(12a,43a)と、中
央部(12a,43a)の両側に設けられた一対の脚部
(12b,12b,43b,43b)とを備え、前記中
央部(12a,43a)の内周の中心線に対して前記一
対の脚部(12b,12b,43b,43b)の内周の
中心線が互いに異なる方向に傾けられ、前記循環部品
(12,43)が、一方の前記脚部(12b,43b)
の内周の中心線と前記中央部(12a,43a)の内周
の中心線を含む第1の分割面(21,41)、及び前記
第1の分割面(21,41)と異なり、他方の前記脚部
(12b,43b)の内周の中心線と前記中央部(12
a,43a)の内周の中心線を含む第2の分割面(2
2,42)によって2分割されることを特徴とするボー
ルねじの循環部品により、上述した課題を解決する。
型2つで成型品を造るのが一般的なので、循環部品の分
割体の接合面がねじれたような形状になっていると、分
割体を成型するのが難しい。この発明によれば、循環部
品を上述の第1の分割面と第2の分割面で分割したの
で、分割体の接合面をねじれたような形状にすることが
ない。このため、循環部品の各分割体を型成型により実
現することができる。循環部品の各分割体を型成型によ
り製造すると、循環部品を樹脂でも金属でも製造するこ
とができ、また循環部品の精度あるいは製造コストの面
でも有利になる。
ルねじの循環部品(12,43)において、前記一対の
脚部(12b,12b,43b,43b)の内周の中心
線は、前記ねじ軸(9)のリード角に対応するように前
記中央部(12a,43a)の内周の中心線に対して傾
けられていることを特徴とする。
のボールねじの循環部品(12,43)において、前記
一対の脚部(12b,12b,43b,43b)の内周
の中心線は、前記ねじ軸(9)の螺旋状の前記ボール転
走溝(9a)の接線方向に配置されることを特徴とす
る。
れかに記載のボールねじの循環部品(12,43)にお
いて、2分割された各分割体(20,40)の接合面に
は、前記第1の分割面(21,41)及び前記第2の分
割面(22,42)によって、段差(23,45)が形
成されることを特徴とする。
製造することができる。また段差を位置決めとしても利
用することができる。
れかに記載のボールねじの循環部品(12,43)にお
いて、前記循環部品(12,43)の各分割体(20,
40)が樹脂の成型品からなることを特徴とする。
るがボールがすべり運動する。このためボールを高速で
循環させると循環部品の方向転換路に大きな負荷がかか
り、磨耗・発塵が生じる。本発明によれば、循環部品を
樹脂の成型品とすることで、循環部品の発塵を抑えるこ
とができる。
れかに記載のボールねじの循環部品(12)において、
前記循環部品(12)の前記一対の脚部(12b,12
b)それぞれの先端には、ボール(11)に接触してね
じ軸(9)の周囲を転がるボール(11)を循環部品
(12)内に掬い上げるための掬い上げ部(25,2
5)が形成され、各掬い上げ部(25)が各分割体(2
0)に一体に成型され、且つ各掬い上げ部(25)が前
記第1の分割面(21)あるいは前記第2の分割面(2
2)によって分割されないことを特徴とする。
路から循環部品内にボールを掬い上げる。このため掬い
上げ部には強度が必要になる。またボールを円滑に掬い
上げようとすると、掬い上げ部には高い寸法精度も要求
される。掬い上げ部が分割されていると、ボールが接触
することによって掬い上げ部に開く力が発生することが
あり、また分割面で段差が生じるおそれがある。本発明
によれば、掬い上げ部が各分割体に一体に成型され、且
つ分割されていないので、強度が高くしかも寸法精度の
高い掬い上げ部が得られる。また、掬い上げ部を各分割
体を組み合わせるときの位置決めとして利用することも
できる。
れかに記載のボールねじの循環部品(43)において、
前記循環部品(43)は、前記第1の分割面(41)及
び前記第2の分割面(42)のみによって2分割される
ことを特徴とする。
なるので、容易に循環部品を製造することができる。
れかに記載のボールねじの循環部品(12,43)にお
いて、前記循環部品(12,43)の各分割体(20,
40)には、該循環部品(12,43)をナット部材
(10)に取り付けるための取付け座(29)が一体に
成型されることを特徴とする。
品をナット部材に取り付けるための取付け座が一体に成
型されるので、部品点数が削減され、よりコストを低減
することができる。またパイプが回転するのを防止する
こともできる。さらにナット部材に対する循環部品の取
付け角度を調整しやすくなり、掬い上げ部を適正な位置
に配置することもできる。
れた螺旋状のボール転走溝(9a)を転がるボール(1
1)を循環させるためのボールねじの循環部品(12)
であって、中央部(12a)と、中央部(12a)の両
側に設けられ、前記中央部(12a)の内周の中心線に
対して内周の中心線が互いに異なる方向に傾けられた一
対の脚部(12b,12b)とを備え、前記一対の脚部
(12b,12b)の外周の中心線が互いに平行で、且
つ前記各脚部(12b)の外周の中心線に直交する方向
の断面において前記各脚部(12b)の肉厚が周方向で
異なっていることを特徴とするボールねじの循環部品に
より、上述した課題を解決した。
いに異なる方向に傾けられている場合、ナット部材に形
成される循環部品を取り付けるための嵌合孔は平面上長
孔になってしまう。これは円形断面のチューブが斜めの
状態でナット部材に入り込んでいくので構造上避けられ
ない。この長孔は例えば断面円形の刃物を横方向にスラ
イドさせることで加工される。しかしこのような加工方
法では、刃物を横に動かす際に刃物が抵抗を受けるので
傾くおそれがあり、これにより精度が落ちてしまう。こ
の発明によれば、脚部の外周の中心線に直交する方向の
断面において前記脚部の肉厚が周方向で異なっているの
で、脚部の外形を例えば略円形断面にすることができ、
これによりナット部材に形成される孔は循環部品の外形
に合わせた例えば略円形断面にすることができる。した
がってナット部材に容易に嵌合孔を開けることができ、
しかも精度良く嵌合孔を開けることができる。
ールねじの循環部品(12)において、前記一対の脚部
(12b,12b)の内周の中心線は、前記ねじ軸
(9)のリード角に対応するように前記中央部(12
a)の内周の中心線に対して傾けられていることを特徴
とする。
記載のボールねじの循環部品において、前記一対の脚部
(12b,12b)の内周の中心線は、前記ねじ軸
(9)の螺旋状の前記ボール転走溝(9a)の接線方向
に配置されることを特徴とする。
螺旋状のボール転走溝(9a)が形成されたねじ軸
(9)と、前記ねじ軸(9)のボール転走溝(9a)に
対応する螺旋状の負荷転走溝(10a)が形成されたナ
ット部材(10)と、前記ボール転走溝(9a)と前記
負荷転走溝(10a)との間を転がる複数のボール(1
1)と、前記ねじ軸(9)に形成された螺旋状のボール
転走溝(9a)を転がるボール(11)を循環させるた
めの循環部品(12,43)とを備えるボールねじであ
って、前記循環部品(12,43)は、中央部(12
a,43a)と、中央部(12a,43a)の両側に設
けられた一対の脚部(12b,12b,43b,43
b)とを備え、前記中央部(12a,43a)の内周の
中心線に対して前記一対の脚部(12b,12b,43
b,43b)の内周の中心線が互いに異なる方向に傾け
られ、前記循環部品(12,43)が、一方の前記脚部
(12b,43b)の内周の中心線と前記中央部(12
a,43a)の内周の中心線を含む第1の分割面(2
1,41)、及び前記第1の分割面(21,41)と異
なり、他方の前記脚部(12b,43b)の内周の中心
線と前記中央部(12a,43a)の内周の中心線を含
む第2の分割面(22,42)によって2分割されるこ
とを特徴とするボールねじとしてもよい。
に、螺旋状のボール転走溝(9a)が形成されたねじ軸
(9)と、前記ねじ軸(9)のボール転走溝(9a)に
対応する螺旋状の負荷転走溝(10a)が形成されたナ
ット部材(10)と、前記ボール転走溝(9a)と前記
負荷転走溝(10a)との間を転がる複数のボール(1
1)と、前記ねじ軸(9)に形成された螺旋状のボール
転走溝(9a)を転がるボール(11)を循環させるた
めの循環部品(12)とを備えるボールねじであって、
前記循環部品(12)は、中央部(12a)と、中央部
(12a)の両側に設けられ、前記中央部(12a)の
内周の中心線に対して内周の中心線が互いに異なる方向
に傾けられた一対の脚部(12b,12b)とを備え、
前記一対の脚部(12b,12b)の外周の中心線が互
いに平行で、且つ前記各脚部(12b)の外周の中心線
に直交する方向の断面において前記各脚部(12b)の
肉厚が周方向で異なっていることを特徴とするボールね
じとしてもよい。
る循環部品を組み込んだボールねじを示す。ボールねじ
8は、外周面に螺旋状のボール転走溝9aを有するねじ
軸9と、内周面に前記ボール転走溝9aと対向する螺旋
状の負荷転走溝10aを有するナット部材10と、ボー
ル転走溝9aと前記負荷転走溝10a間を転動するボー
ル11…とを備える。ねじ軸9のボール転走溝9aとナ
ット部材10の負荷転走溝10aとの間で負荷転走路が
構成される。ナット部材10には、例えば2つの循環部
品としてのリターンパイプ12が取り付けられる。リタ
ーンパイプ12は、負荷転走路の一端と他端を連結して
無負荷戻し通路を構成する。リターンパイプ12は略門
形に形成され、中央部12aと中央部12aの両側に設
けられた一対の脚部12b,12bとを有する。一対の
脚部12b,12bは負荷転走路内に数ピッチの間隔を
開けて、嵌入される。リターンパイプ12は、ボルト1
3等の結合手段によってナット部材10に固定される。
リードを備えた略断面半円状のボール転走溝9aが研削
加工または転造加工等によって形成される。ナット部材
10は略円筒状をなし、その端面にボールねじ8を機械
等に取付けるためのフランジ14を有する。ナット部材
10の内周面には、ねじ軸9のボール転走溝9aに対向
する略断面半円状の負荷転走溝10aが形成される。ナ
ット部材10には、その上面が一部平取りされた平面部
15が形成される。平面部15には、リターンパイプ1
2の脚部12b,12bが挿入されるリターンパイプ嵌
合穴が数箇所開けられる。
…間にボール11同士の接触を防止するためのスペーサ
16…が介在される。勿論スペーサ16が介在されてい
ない総ボールのボールねじにも本発明のリターンパイプ
12は適用可能である。
の内周に形成された無負荷戻し通路17と螺旋状の負荷
転走路18との関係を示す。リターンパイプ12の外形
を図中二点鎖線で示し、無負荷戻し通路17を図中実線
で示し、負荷転走路18におけるボールの軌道の中心線
を図中一点鎖線で示す。また図中(A)はねじ軸9の軸
線方向からみた状態を示し、図中(B)はねじ軸9の上
方向からみた平面図を示し、図中(C)は無負荷戻し通
路17のねじれ状態を示し、図中(D)はねじ軸9の側
面方向からみた側面図を示す。
がる。螺旋状の負荷転走路18の接線方向にボール11
を掬い上げれば、ボール11が自ら進もうとする方向に
方向転換することになるので無理な力が働かない。この
ためリターンパイプ12の一対の脚部12b,12bの
内周の中心線19,19は、図中(A)で示すように、
負荷転走路18の接線方向に配置され、且つ図中(B)
(C)(D)に示すように、螺旋状の負荷転走路18の
リード角に対応するように中央部12aの中心線を中心
として互いに異なる方向に角度α傾けられている。
循環を考慮して、脚部12bの中心線を接線方向に配置
し、且つリード角に対応する方向に傾けているが、脚部
12bの中心線を接線方向に配置しないことも可能だ
し、隣のねじ溝との干渉防止等のためにリード角よりも
小さく傾けたり、あるいはリード角よりも大きく傾けた
りすることも可能である。
す。図3はリターンパイプ12の分解斜視図を示し、図
4は組み合わせたリターンパイプ12の詳細図を示す。
図4中(A)はリターンパイプ12の平面図を示し、図
中(B)はねじ軸の軸線方向からみたリターンパイプ1
2の側面図を示し、図中(C)はねじ軸の軸線と直交す
る方向からみたリターンパイプ12の側面図を示し、図
中(D)はリターンパイプ12の正面図を示す。これら
の図に示すように、リターンパイプ12は略軸線方向に
沿って2分割されている。詳しくは、リターンパイプ1
2は、一方の脚部12bの内周の中心線と中央部12a
の内周の中心線を含む第1の分割面21、及び前記第1
の分割面21と異なり、他方の脚部12bの内周の中心
線と中央部12aの内周の中心線を含む第2の分割面2
2によって2分割されている。第1の分割面21及び第
2の分割面22はいずれも平面である。
る場合、型を抜くことを考慮すると、円形断面の中心線
に分割面をもってくる必要がある。前述のように一対の
脚部12b,12bは、中央部12aに対して互いに異
なる方向に傾けられているので、各分割体20,20の
接合面には、第1の分割面21及び第2の分割面22に
よってお互いが交差する位置に段差23が形成される。
この段差23はリターンパイプの軸線方向の中央に形成
されている。これにより、左右一対の分割体20,20
は全く同じ形状になる。そして一対の分割体20,20
は熱カシメ、溶着、接着シート、接着、クリップ等の結
合手段によって結合される。なお接合面に形成される段
差23には円弧状部分が形成されてもよい。
前後に開く型2つで成型品を造るのが一般的なので、リ
ターンパイプ12の分割体20,20の接合面がねじれ
た形状になっていると、分割体20,20を成型するの
が難しい。本実施形態によれば、リターンパイプ12を
上述の第1の分割面21及び第2の分割面22で分割し
たので、分割体20,20の接合面をねじれた形状にす
ることがない。このため、各分割体20を型成型により
実現することができる。
型により製造すると、リターンパイプ12を樹脂でも金
属でも製造することができ、またリターンパイプ12の
精度あるいは製造コストの面でも有利になる。さらに例
えばリターンパイプ12の肉厚を均等にすることなく、
リターンパイプ12の方向転換路等強度が必要になる部
分にのみ厚みを持たせる等の形状を変化させることもで
きる。さらに段差23を利用すると各分割体20を組み
合わせるときに容易に位置決めすることができる。
形状が同じなので、一方の分割体20を180°回転さ
せて互い違いの形状をしている他方の分割体20と組み
合わせると、リターンパイプを構成することができる。
各分割体20の形状を同じにすると、一組の型のみから
一対の分割体20,20を製造することができるので、
初期コストを減らすこともできる。
樹脂の成型品からなっている。型で成型するのには、金
属の成型品と樹脂の成型品とが考えられる。金属の成型
品は金属粉に熱処理を加えることで成型される。金属の
成型品では従来の金属のチューブと同様な強度が得られ
る。しかしリターンパイプ12を金属にすると、リター
ンパイプ12とボール11との接触が金属と金属との接
触になるので、磨耗により発塵が生ずるおそれがある。
負荷転走路18の中ではボール11がねじ軸9とナット
部材10との間を転がり運動するので、摩擦も少なく、
発塵も少ない。一方リターンパイプ12の中では、多少
転がりの要素もあるがボール11がすべり運動する。こ
のためボール11を高速で循環させると、リターンパイ
プ12の方向転換路に大きな負荷がかかり、磨耗・発塵
が生じる。リターンパイプ12を樹脂の成型品とするこ
とで、リターンパイプ12の発塵を抑えることができ
る。
うに分割体20は、第1の分割面21及び第2の分割面
22を有し、その軸線方向の中央には、段差23が形成
されている。この段差23は無負荷戻し通路17の両側
に形成される。リターンパイプ12の一対の脚部12
b,12bそれぞれの先端には、ボール11に接触して
ねじ軸9の周囲を転がるボールをリターンパイプ12内
に掬い上げるための掬い上げ部25が成型される。この
掬い上げ部25は各分割体20に一体に成型され、且つ
第1の分割面21あるいは第2の分割面22によって分
割されていない。すなわち第1の分割面21及び第2の
分割面22は、脚部12bの途中で切られていて、脚部
12bの内周の中心線と直交する脚部用分割面26と交
差する。掬い上げ部25が成型されない方の脚部12b
は脚部用分割面26と同じ平面で切断されている。図3
及び図4に示すように、2つの分割体20,20を組合
わせることによって、リターンパイプ12の一対の脚部
12b,12bそれぞれに掬い上げ部25が設けられる
ようになっている。
面)の近傍における2つの分割体20,20の詳細図を
示す(図中(A)は分割体20の脚部12bの中心線に
沿った断面形状を示し、図中(B)は斜視図を示す)。
掬い上げ部25が分割されていない分割体20,20の
脚部用分割面26では、成型時の寸法誤差、組合せ時の
誤差等により段差が生じ、ボール11…が引っ掛かる可
能性がある。このため2つの分割体20,20の接合部
に面取り33,33を行って段差が生じるのを防止して
もよい。面取り33は2つの分割体20,20の両方に
行われても良いし、片方のみに行われても良い。
負荷転走路18からリターンパイプ12内にボール11
を掬い上げる。このため掬い上げ部25には強度が必要
になる。またボール11を円滑に掬い上げようとする
と、掬い上げ部25には高い寸法精度も要求される。掬
い上げ部25が分割されていると、ボール11が接触す
ることによって掬い上げ部25に開く力が発生すること
があり、分割されることによって掬い上げ部25自体に
段差が生じるおそれもある。本実施形態によれば、掬い
上げ部25が各分割体20に一体に成型され、且つ分割
されていないので、強度が高くしかも寸法精度の高い掬
い上げ部が得られる。また掬い上げ部25を、各分割体
20を組み合わせるときの位置決めとして利用すること
もできる。
ンパイプ12の内方に向かって徐々に幅が狭くなる切り
口を有する形状に形成され、切り口の両側がボール11
に接触することでボール11を掬い上げる。またこの実
施形態では、掬い上げ部25の根元に舌状の突起27
(図5参照)が形成され、この突起27がボール11…
間に介在されるスペーサ16…をリターンパイプ内に導
く。このように掬い上げ部25は複雑な形状をしてい
て、機械加工が難しい。金型を左右に分割しただけで
は、掬い上げ部を形成するのは難しい。このため本実施
形態では、掬い上げ部25が脚部12bの軸線方向にス
ライド可能なスライド金型(図示せず)を用いて成型さ
れる。具体的には、まず成型時にこのスライド金型を左
右一対の金型内に挿入する。次にスライド金型を挿入し
た状態で分割体20に掬い上げ部25を成型する。金型
の分離時にはスライド金型を反対方向にスライドさせて
分割体20を取り出す。スライド金型を用いることで複
雑な掬い上げ部のみならず、脚部の内周の形状も造りだ
すことができる。
は、ボール11に接触してボール11を掬い上げるため
のリップが形成されていないが、ボールに接触する突起
物、所謂リップが形成されていてもよいのは勿論であ
る。
該リターンパイプ12をナット部材10に取り付けるた
めの取付け座29が一体に成型される。従来の曲げ加工
等により製造したチューブ状のリターンパイプだと、リ
ターンパイプをナット部材に押さえ付けるための押さえ
部品が別途必要になる。この押さえ部品でリターンパイ
プを押さえてもリターンパイプが回転してしまうことが
あり、この回転を防止するためによりリターンパイプを
より強く押さえるとリターンパイプが潰れてしまうおそ
れがある。本実施形態によれば、各分割体20には、リ
ターンパイプをナット部材10に取り付けるための取付
け座29が一体に成型されるので、部品点数が削減さ
れ、よりコストを低減することができる。またリターン
パイプ12が回転するのを防止することもできる。さら
にナット部材10に対するリターンパイプ12の取付け
角度を調整しやすくなり、掬い上げ部25を適正な位置
に配置することもできる。
対の分割体20,20同士を位置決めするための位置決
めピン31が一体に成型され、第2の分割面22には、
位置決めピン31に嵌合する孔32が開けられる。位置
決めピン31及び孔32は、上述した段差23及び掬い
上げ部25と協働して分割体20,20同士を位置決め
する。
と記載)及びナット部材10に形成された取付孔33を
示す。図中(A)は従来のチューブ状のリターンパイプ
12を示し、図中(B)は本実施形態の成型されたリタ
ーンパイプ12を示す。図中(A)に示すように、リタ
ーンパイプ12の脚部12bが中央部12aに対して傾
けられ、且つ脚部12bの断面の肉厚が一定だと、ナッ
ト部材10に形成されるリターンパイプ12を取り付け
るための取付孔33は平面上長孔になってしまう。これ
は円形断面のチューブが斜めの状態でナット部材10に
入り込んでいくので構造上避けられない。この長孔から
なる取付孔33は例えば断面円形の刃物を横方向にスラ
イドさせることで加工される。しかし、このような加工
方法では刃物を横に動かす際に刃物が抵抗を受けるので
傾くおそれがあり、これにより精度が落ちてしまう。ま
た長孔からなる取付孔33とリターンパイプ12との間
に隙間ができ、この隙間に異物が入るおそれもある。
は、リターンパイプ12の脚部12bの内周は、中央部
12aの内周に対して傾けられているが、脚部12bの
外周は中央部12aの外周に対して傾けられていない。
すなわち、リターンパイプ12の一対の脚部12b,1
2bの外周の中心線は、互いに平行で、且つ脚部12b
の外周の中心線に直交する方向の断面において脚部12
bの肉厚が周方向で異なっている。これにより一対の脚
部12b,12bの外周の断面形状は略円形状に形成さ
れる。本実施形態によれば、脚部12bの外周の中心線
に直交する方向の断面において脚部12bの肉厚が周方
向で異なっているので、脚部12bの内周の形状にかか
わらず脚部12bの外周を例えば略円形断面にすること
ができ、これによりナット部材10に形成される取付孔
33をリターンパイプ12の外形に合わせた例えば略円
形断面にすることができる。したがってナット部材10
に容易にしかも精度良く取付孔33を開けることができ
る。
は、循環部品43は、第1の分割面41及び第2の分割
面42のみによって2分割された一対の分割体40,4
0から構成される。第1の分割面41及び第2の分割面
42によって中央部43aの長さ方向の中央には段差4
5が形成される。循環部品43の一対の脚部43bそれ
ぞれの先端に設けられた掬い上げ部44も、第1の分割
面41又は第2の分割面42によって分割されている。
すなわち掬い上げ部44は、各分割体40の一対の脚部
43b,43bに断面略半円形状で形成され、2つの分
割体40,40を組み合わせることで構成される。
となく種々変更可能である。リターンパイプの各分割体
の接合面には、第1及び第2の分割面、脚部用分割面の
みならず、これらの分割面と異なる第3の分割面が形成
されてもよい。また段差はリターンパイプの中央ではな
く任意の位置に形成することができる。さらにリターン
パイプは樹脂の成型品に限られることなく、金属の成型
品であってもよい。また本発明のボールねじは例えば駆
動ユニットに組み込まれたボールねじに適用することも
可能である。
ば、循環部品が、第1の分割面、及び前記第1の分割面
と異なる第2の分割面によって2分割される。循環部品
を型で成型する場合、前後に開く型2つで成型品を造る
のが一般的なので、循環部品の分割体の接合面がねじれ
たような形状になっていると、分割体を成型するのが難
しい。この発明によれば、循環部品を上述の第1の分割
面と第2の分割面で分割したので、分割体の接合面をね
じれた形状にすることがない。このため、循環部品の各
分割体を型成型により実現することができる。
組み込んだボールねじを示す。
た無負荷戻し通路と螺旋状の負荷転走路との関係を示す
図(図中(A)はねじ軸の軸線方向からみた状態を示
し、図中(B)はねじ軸の上方向からみた平面図を示
し、図中(C)は無負荷戻し通路のねじれ状態を示し、
図中(D)はねじ軸の側面方向からみた側面図)。
示す(図4中(A)はリターンパイプの平面図を示し、
図中(B)はねじ軸の軸線方向からみたリターンパイプ
の側面図を示し、図中(C)はねじ軸の軸線と直交する
方向からみたリターンパイプの側面図を示し、図中
(D)はリターンパイプの正面図を示す)。
細図(図中(A)は分割体の脚部の中心線に沿った断面
形状を示し、図中(B)は斜視図を示す)。
付孔を示す(図中(A)は従来のチューブ状のリターン
パイプを示し、図中(B)は本実施形態のリターンパイ
プを示す)。
図(図中(A)は分割された状態を示し、図中(B)は
ナット部材に取付けられた状態を示す)。
Claims (13)
- 【請求項1】 ねじ軸に形成された螺旋状のボール転走
溝を転がるボールを循環させるためのボールねじの循環
部品であって、 前記循環部品は、 中央部と、 中央部の両側に設けられた一対の脚部とを備え、 前記中央部の内周の中心線に対して前記一対の脚部の内
周の中心線が互いに異なる方向に傾けられ、 前記循環部品が、一方の前記脚部の内周の中心線と前記
中央部の内周の中心線を含む第1の分割面、及び前記第
1の分割面と異なり、他方の前記脚部の内周の中心線と
前記中央部の内周の中心線を含む第2の分割面によって
2分割されることを特徴とするボールねじの循環部品。 - 【請求項2】 前記一対の脚部の内周の中心線は、前記
ねじ軸のリード角に対応するように前記中央部の内周の
中心線に対して傾けられていることを特徴とする請求項
1に記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項3】 前記一対の脚部の内周の中心線は、前記
ねじ軸の螺旋状の前記ボール転走溝の接線方向に配置さ
れることを特徴とする請求項1又は2に記載のボールね
じの循環部品。 - 【請求項4】 2分割された各分割体の接合面には、前
記第1の分割面及び前記第2の分割面によって、段差が
形成されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか
に記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項5】 前記循環部品の各分割体が樹脂の成型品
からなることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに
記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項6】 前記循環部品の前記一対の脚部それぞれ
の先端には、ボールに接触してねじ軸の周囲を転がるボ
ールを循環部品内に掬い上げるための掬い上げ部が成型
され、 各掬い上げ部が各分割体に一体に成型され、且つ各掬い
上げ部が前記第1の分割面あるいは前記第2の分割面に
よって分割されないことを特徴とする請求項1ないし5
いずれかに記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項7】 前記循環部品は、前記第1の分割面及び
前記第2の分割面のみによって2分割されることを特徴
とする請求項1ないし5いずれかに記載のボールねじの
循環部品。 - 【請求項8】 前記循環部品の各分割体には、該循環部
品をナット部材に取り付けるための取付け座が一体に成
型されることを特徴とする請求項1ないし7いずれかに
記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項9】 ねじ軸に形成された螺旋状のボール転走
溝を転がるボールを循環させるためのボールねじの循環
部品であって、 中央部と、 中央部の両側に設けられ、前記中央部の内周の中心線に
対して内周の中心線が互いに異なる方向に傾けられた一
対の脚部とを備え、 前記一対の脚部の外周の中心線が互いに平行で、且つ前
記各脚部の外周の中心線に直交する方向の断面において
前記各脚部の肉厚が周方向で異なっていることを特徴と
するボールねじの循環部品。 - 【請求項10】 前記一対の脚部の内周の中心線は、前
記ねじ軸のリード角に対応するように前記中央部の内周
の中心線に対して傾けられていることを特徴とする請求
項9に記載のボールねじの循環部品。 - 【請求項11】 前記一対の脚部の内周の中心線は、前
記ねじ軸の螺旋状の前記ボール転走溝の接線方向に配置
されることを特徴とする請求項9又は10に記載のボー
ルねじの循環部品。 - 【請求項12】 螺旋状のボール転走溝が形成されたね
じ軸と、前記ねじ軸のボール転走溝に対応する螺旋状の
負荷転走溝が形成されたナット部材と、前記ボール転走
溝と前記負荷転走溝との間を転がる複数のボールと、前
記ねじ軸に形成された螺旋状のボール転走溝を転がるボ
ールを循環させるための循環部品とを備えるボールねじ
であって、 前記循環部品は、 中央部と、 中央部の両側に設けられた一対の脚部とを備え、 前記中央部の内周の中心線に対して前記一対の脚部の内
周の中心線が互いに異なる方向に傾けられ、 前記循環部品が、一方の前記脚部の内周の中心線と前記
中央部の内周の中心線を含む第1の分割面、及び前記第
1の分割面と異なり、他方の前記脚部の内周の中心線と
前記中央部の内周の中心線を含む第2の分割面によって
2分割されることを特徴とするボールねじ。 - 【請求項13】 螺旋状のボール転走溝が形成されたね
じ軸と、前記ねじ軸のボール転走溝に対応する螺旋状の
負荷転走溝が形成されたナット部材と、前記ボール転走
溝と前記負荷転走溝との間を転がる複数のボールと、前
記ねじ軸に形成された螺旋状のボール転走溝を転がるボ
ールを循環させるための循環部品とを備えるボールねじ
であって、 前記循環部品は、 中央部と、 中央部の両側に設けられ、前記中央部の内周の中心線に
対して内周の中心線が互いに異なる方向に傾けられた一
対の脚部とを備え、 前記一対の脚部の外周の中心線が互いに平行で、且つ前
記各脚部の外周の中心線に直交する方向の断面において
前記各脚部の肉厚が周方向で異なっていることを特徴と
するボールねじ。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002324425A JP3993504B2 (ja) | 2001-12-05 | 2002-11-07 | ボールねじの循環部品及びボールねじ |
DE60217979T DE60217979T2 (de) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Umlenkelement für eine Kugelumlaufspindel |
DE60209194T DE60209194T2 (de) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Umlenkelement für eine Kugelumlaufspindel |
EP05011823A EP1577585B1 (en) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Circulation member of ball screw and ball screw using same |
AT05011823T ATE353123T1 (de) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Umlenkelement für eine kugelumlaufspindel |
AT02258300T ATE317952T1 (de) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Umlenkelement für eine kugelumlaufspindel |
EP02258300A EP1318332B1 (en) | 2001-12-05 | 2002-12-02 | Circulation member for ball screw device |
KR1020020076463A KR100912568B1 (ko) | 2001-12-05 | 2002-12-04 | 볼나사의 순환 부품 및 볼나사 |
US10/309,341 US7040189B2 (en) | 2001-12-05 | 2002-12-04 | Circulation member of ball screw and ball screw using same |
CN2007101487772A CN101118003B (zh) | 2001-12-05 | 2002-12-05 | 滚珠丝杠的循环部件及其滚珠丝杠 |
CNB021559317A CN100350174C (zh) | 2001-12-05 | 2002-12-05 | 滚珠丝杠的循环部件及其滚珠丝杠 |
KR1020090048832A KR100966210B1 (ko) | 2001-12-05 | 2009-06-03 | 볼나사의 순환 부품 및 볼나사 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372047 | 2001-12-05 | ||
JP2001-372047 | 2001-12-05 | ||
JP2002324425A JP3993504B2 (ja) | 2001-12-05 | 2002-11-07 | ボールねじの循環部品及びボールねじ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007103822A Division JP4777934B2 (ja) | 2001-12-05 | 2007-04-11 | ボールねじの循環部品及びボールねじ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003232421A true JP2003232421A (ja) | 2003-08-22 |
JP3993504B2 JP3993504B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=26624896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002324425A Expired - Lifetime JP3993504B2 (ja) | 2001-12-05 | 2002-11-07 | ボールねじの循環部品及びボールねじ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7040189B2 (ja) |
EP (2) | EP1577585B1 (ja) |
JP (1) | JP3993504B2 (ja) |
KR (2) | KR100912568B1 (ja) |
CN (2) | CN100350174C (ja) |
AT (2) | ATE353123T1 (ja) |
DE (2) | DE60209194T2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083519A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Nsk Ltd | ボールねじ装置 |
JP2005155720A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Thk Co Ltd | ねじ装置及びその製造方法 |
JP2005326010A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Ina-Schaeffler Kg | ボールねじ駆動装置 |
EP1624228A2 (en) | 2004-08-06 | 2006-02-08 | NSK Ltd. | Ball circulating member and ball screw |
WO2006104015A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nsk Ltd. | ボールねじ |
JP2007147028A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Thk Co Ltd | 転動体ねじ装置及び転動体ねじ装置の循環部材の製造方法 |
JP2007198467A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Thk Co Ltd | ボールねじ |
US7363835B2 (en) | 2003-09-10 | 2008-04-29 | Nsk Ltd. | Ball screw apparatus |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4053826B2 (ja) * | 2002-06-25 | 2008-02-27 | Thk株式会社 | 循環部品、並びにこの循環部品を用いた運動案内装置及びボールねじ |
DE10242297A1 (de) * | 2002-09-12 | 2004-03-18 | Ina-Schaeffler Kg | Kugelgewindetrieb |
JP3097525U (ja) * | 2003-04-21 | 2004-01-29 | Thk株式会社 | 転動体ねじ装置 |
JP2005155887A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-06-16 | Nsk Ltd | ボールねじ装置 |
JP2005240878A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Nsk Ltd | ボールねじ |
DE102004023353A1 (de) * | 2004-05-12 | 2005-12-08 | Ina-Schaeffler Kg | Kugelgewindetrieb |
JP2006046530A (ja) | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Nsk Ltd | ボールねじ装置 |
JP4525233B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2010-08-18 | 日本精工株式会社 | ボール循環部材およびボールねじ |
WO2006068202A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Nsk Ltd. | ボールねじ装置 |
US20060169079A1 (en) * | 2005-02-02 | 2006-08-03 | Mao-Tu Lee | Muffling structure of high-speed ball screw |
KR100654025B1 (ko) * | 2005-02-24 | 2006-12-05 | 히순-첸 리 | 고속 볼스크류의 머플링 장치 |
CN101382188B (zh) * | 2007-09-03 | 2010-07-28 | 上银科技股份有限公司 | 一种外循环式滚珠螺杆 |
US7934438B2 (en) * | 2007-10-31 | 2011-05-03 | Hiwin Technologies Corp. | Ball screw device having circulating device background of the invention |
CN101655144B (zh) * | 2008-08-19 | 2012-02-15 | 全球滚珠科技股份有限公司 | 滚珠螺杆装置 |
TWI385325B (zh) * | 2008-11-14 | 2013-02-11 | Hiwin Tech Corp | 滾珠螺桿 |
CN101749391B (zh) * | 2008-12-13 | 2012-05-30 | 上银科技股份有限公司 | 外循环滚珠螺杆装置 |
US20110303036A1 (en) * | 2009-01-06 | 2011-12-15 | Hiwin Technologies Corp. | Ball return device for ball screw device |
DE102009009522A1 (de) * | 2009-02-18 | 2010-08-19 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Umlenkkörper für einen Kugelgewindetrieb |
DE102010050175A1 (de) * | 2010-10-30 | 2012-05-03 | Volkswagen Ag | Kugelgewindemutter |
DE102011017262A1 (de) * | 2011-04-15 | 2012-10-18 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Kugelgewindetrieb und Kugelrückführungspfadteilstück |
JP5856506B2 (ja) * | 2012-03-07 | 2016-02-09 | Thk株式会社 | モータ制御装置、及び磁極位置検出方法 |
JP6191443B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-09-06 | 株式会社ジェイテクト | ボールねじ用デフレクタ |
DE102013226712A1 (de) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Kugelrückführungsvorrichtung für eine Kugelgewindemutter, Klammer zur Fixierung einer Kugelrückführungsvorrichtung, Kugelgewindemutter sowie Anordnung einer Kugelrückführungsvorrichtung an einer Kugelgewindemutter |
CN107107949A (zh) * | 2014-12-03 | 2017-08-29 | Trw汽车美国有限责任公司 | 用于车辆转向器的齿条滚珠螺母组件及其相关部件 |
DE102016007542A1 (de) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | Thyssenkrupp Ag | Kugelgewindetrieb einer elektromechanischen Servolenkung mit Umlenkkörper für eine Kugelrückführung |
TWI606197B (zh) * | 2016-12-23 | 2017-11-21 | Hiwin Tech Corp | External circulation ball screw |
CN108386506A (zh) | 2017-01-24 | 2018-08-10 | 上银科技股份有限公司 | 外循环式滚珠螺杆 |
CN110375045A (zh) * | 2018-04-13 | 2019-10-25 | 银鼎精密元件(上海)有限公司 | 二件式回流管及滚珠螺杆结构 |
CN110375046B (zh) * | 2018-04-13 | 2022-07-19 | 银鼎精密元件(上海)有限公司 | 滚珠螺杆结构 |
CN114060486B (zh) * | 2020-08-06 | 2024-04-16 | 银泰科技股份有限公司 | 外循环滚珠螺杆及其回流管结构 |
CN114370484A (zh) * | 2022-03-22 | 2022-04-19 | 天津德科智控股份有限公司 | 一种组合式返向器及滚珠丝杠螺母装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2851897A (en) * | 1957-03-05 | 1958-09-16 | Alfred P M Cochrane | Screw and nut assembly |
JPS6037489Y2 (ja) * | 1981-05-15 | 1985-11-08 | 日本精工株式会社 | ボ−ルねじのボ−ルチユ−ブ |
US5005436A (en) * | 1988-02-11 | 1991-04-09 | R.G.B. S.P.A. | Recirculating ball screw-nut screw coupling |
JPH04116050U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-15 | 日本精工株式会社 | ボールねじのボール循環路 |
JPH0527729Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1993-07-15 | ||
JPH10196654A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Nippon Seiko Kk | ボールねじのボール循環チューブ |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3143896A (en) * | 1962-03-20 | 1964-08-11 | Gen Motors Corp | Ball nut return guide |
US3145580A (en) * | 1963-01-29 | 1964-08-25 | Gen Motors Corp | Ball bearing nut and screw assembly |
FR2230238A5 (ja) * | 1973-05-16 | 1974-12-13 | Tech Integrale | |
DE2809647C2 (de) * | 1978-03-06 | 1979-06-28 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Kugelumlaufschraubgetriebe |
US4750378A (en) * | 1986-11-13 | 1988-06-14 | Sheppard Peter H | Ball screw mechanism |
US4953419A (en) * | 1989-09-19 | 1990-09-04 | Dana Corporation | Ball screw return system |
US5063809A (en) * | 1990-10-15 | 1991-11-12 | Dana Corporation | Return tube arrangement for ball screw assembly |
JPH06201013A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Koyo Seiko Co Ltd | ボールねじ |
US5555770A (en) | 1994-10-12 | 1996-09-17 | Thomson Saginaw Ball Screw Company, Inc. | Ball screw and nut system |
CN1107178C (zh) * | 1996-06-21 | 2003-04-30 | Thk株式会社 | 滚珠丝杠装置 |
JPH10213203A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-11 | Tsubakimoto Chain Co | ボールねじ用リターンチューブ |
KR100373570B1 (ko) * | 1997-07-31 | 2003-02-26 | 티에치케이 가부시끼가이샤 | 볼나사장치 |
JP4294115B2 (ja) * | 1998-03-25 | 2009-07-08 | Thk株式会社 | ボールねじ装置 |
JP4220018B2 (ja) * | 1998-06-26 | 2009-02-04 | Thk株式会社 | ボールねじ |
JP4256003B2 (ja) * | 1999-01-29 | 2009-04-22 | Thk株式会社 | 転動体保持スペーサー及びこれを用いた直線運動装置 |
US20050005436A1 (en) * | 2003-07-09 | 2005-01-13 | Jung-Chien Chang | Method for preparing thin integrated circuits with multiple circuit layers |
-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002324425A patent/JP3993504B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-02 AT AT05011823T patent/ATE353123T1/de active
- 2002-12-02 EP EP05011823A patent/EP1577585B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-02 AT AT02258300T patent/ATE317952T1/de active
- 2002-12-02 DE DE60209194T patent/DE60209194T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-02 DE DE60217979T patent/DE60217979T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-02 EP EP02258300A patent/EP1318332B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-04 KR KR1020020076463A patent/KR100912568B1/ko active IP Right Grant
- 2002-12-04 US US10/309,341 patent/US7040189B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-05 CN CNB021559317A patent/CN100350174C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2002-12-05 CN CN2007101487772A patent/CN101118003B/zh not_active Expired - Lifetime
-
2009
- 2009-06-03 KR KR1020090048832A patent/KR100966210B1/ko active IP Right Grant
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2851897A (en) * | 1957-03-05 | 1958-09-16 | Alfred P M Cochrane | Screw and nut assembly |
JPS6037489Y2 (ja) * | 1981-05-15 | 1985-11-08 | 日本精工株式会社 | ボ−ルねじのボ−ルチユ−ブ |
JPH0527729Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1993-07-15 | ||
US5005436A (en) * | 1988-02-11 | 1991-04-09 | R.G.B. S.P.A. | Recirculating ball screw-nut screw coupling |
JPH04116050U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-15 | 日本精工株式会社 | ボールねじのボール循環路 |
JPH10196654A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-07-31 | Nippon Seiko Kk | ボールねじのボール循環チューブ |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005083519A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Nsk Ltd | ボールねじ装置 |
US7363835B2 (en) | 2003-09-10 | 2008-04-29 | Nsk Ltd. | Ball screw apparatus |
EP1515066A3 (en) * | 2003-09-10 | 2009-10-21 | Nsk Ltd | Ball screw apparatus |
JP2005155720A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Thk Co Ltd | ねじ装置及びその製造方法 |
JP2005326010A (ja) * | 2004-05-12 | 2005-11-24 | Ina-Schaeffler Kg | ボールねじ駆動装置 |
JP4703255B2 (ja) * | 2004-05-12 | 2011-06-15 | シャエフラー カーゲー | ボールねじ駆動装置 |
EP1624228A2 (en) | 2004-08-06 | 2006-02-08 | NSK Ltd. | Ball circulating member and ball screw |
WO2006104015A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Nsk Ltd. | ボールねじ |
JP2007147028A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Thk Co Ltd | 転動体ねじ装置及び転動体ねじ装置の循環部材の製造方法 |
JP2007198467A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Thk Co Ltd | ボールねじ |
JP4657936B2 (ja) * | 2006-01-25 | 2011-03-23 | Thk株式会社 | ボールねじ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60217979D1 (de) | 2007-03-22 |
KR20030046313A (ko) | 2003-06-12 |
DE60209194D1 (de) | 2006-04-20 |
KR100966210B1 (ko) | 2010-06-25 |
KR100912568B1 (ko) | 2009-08-19 |
ATE317952T1 (de) | 2006-03-15 |
CN1423071A (zh) | 2003-06-11 |
EP1577585A1 (en) | 2005-09-21 |
DE60217979T2 (de) | 2007-10-18 |
KR20090065501A (ko) | 2009-06-22 |
EP1318332A2 (en) | 2003-06-11 |
EP1318332B1 (en) | 2006-02-15 |
CN101118003B (zh) | 2013-07-17 |
EP1318332A3 (en) | 2004-03-24 |
DE60209194T2 (de) | 2006-08-10 |
CN101118003A (zh) | 2008-02-06 |
ATE353123T1 (de) | 2007-02-15 |
JP3993504B2 (ja) | 2007-10-17 |
US7040189B2 (en) | 2006-05-09 |
CN100350174C (zh) | 2007-11-21 |
EP1577585B1 (en) | 2007-01-31 |
US20030123951A1 (en) | 2003-07-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003232421A (ja) | ボールねじの循環部品及びボールねじ | |
US20070209465A1 (en) | Screw Device And Method Of Manufacturing The Same | |
WO2007013266A1 (ja) | ねじ装置の製造方法及びねじ装置 | |
JP2000088072A (ja) | ボールねじナット、該ボールねじナットを使用した直線案内装置及びステアリング用ボールねじ並びにボールねじナットの製造方法 | |
WO2006135038A1 (ja) | ねじ装置及びねじ装置の製造方法 | |
JP2007255435A (ja) | 転動体ねじ装置及び転動体ねじ装置の製造方法 | |
JP6693264B2 (ja) | ボールねじ | |
JPWO2010013706A1 (ja) | ねじ装置 | |
JP2008202672A (ja) | ボールねじ及びその製造方法 | |
JP3150527U (ja) | 転動体ねじ装置 | |
JP4777934B2 (ja) | ボールねじの循環部品及びボールねじ | |
CN106103241B (zh) | 动力转向装置以及动力转向装置的制造方法 | |
JP2005155720A (ja) | ねじ装置及びその製造方法 | |
JP4036066B2 (ja) | ボールねじ用ボール循環こま及びボールねじ | |
JP2010025129A (ja) | ボールねじ | |
JP2002227956A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2010038197A (ja) | ねじ装置及び運動案内装置 | |
JP4315364B2 (ja) | 駒式ボールねじ | |
JPH0669502U (ja) | チューブ式ボールねじ | |
JP4860916B2 (ja) | ボールねじ装置 | |
JP6947342B1 (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2006038216A (ja) | ボールねじ装置 | |
JP2636415B2 (ja) | ヘリングボーン軸の加工法 | |
JPH0716132Y2 (ja) | ボールギヤにおける鼓形ウォームギヤ | |
JP2003314655A (ja) | ボールねじ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040330 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070411 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070518 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3993504 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |