JP4657936B2 - ボールねじ - Google Patents
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Description
3が詰まった状態になると、リターンパイプ204内に新たに進入してくるボール203によって、詰まった状態にある複数のボール204が押されて、リターンパイプ204が浮き上がってしまうこともある。
ねじ軸と、
該ねじ軸に螺合するナットと、
これらのねじ軸とナットとの間に形成される螺旋状の負荷通路を転動する複数のボールと、
負荷通路を転動するボールを循環させるために、負荷通路内のボールを順次取り込み、再び負荷通路にボールを順次送り出す湾曲形状の無負荷通路を形成するリターンパイプと、を備えたボールねじであって、
前記リターンパイプは、平面状に縦割りした分割面を含む分割面によって分割された一対のリターンピースが結合されることにより構成されると共に、
これら一対のリターンピースは、
前記ナットの外壁面に固定される台座部と、
無負荷通路の内壁面となる断面半円形状の溝を備えた胴体部と、
該胴体部の外径側の端縁に沿って設けられ、外径側に向かって突出する板状フランジ部と、
をそれぞれ備えたボールねじにおいて、
前記ナットの外壁面との間で前記台座部を挟み込むように該ナットの外壁面側にねじ締結により固定される土台部と、前記板状フランジ部に平面的に接触し、かつ該板状フランジ部と胴体部の外壁面との境界部に沿って接触することによってリターンピースを位置決め支持する支持部とを有するリターンピース位置決め部材を備えたことを特徴とする。
形を抑制できる。つまり、仮に曲面同士の接触によって変形を抑制しようとすると、面接触させるために曲率半径も影響するため高い加工精度が要求されるのに対して、平面同士であれば高い加工精度が要求されることなく面接触させることができる。更に、胴体部を直接支持することなく、リターンピースの変形を抑制するため、無負荷通路に悪影響をもたらすこともない。つまり、仮に胴体部を支持することでリターンピースの変形を抑制しようとすると、胴体部に直接力が加わり、胴体部が部分的に変形してしまうおそれがあり、無負荷通路の断面形状が変形してしまうおそれがあるのに対して、本願発明の場合にはそのようなおそれがない。
前記リターンピース位置決め部材は金属から構成されているとよい。
<ボールねじの概要>
図1及び図2を参照して、ボールねじ全体の概要を説明する。図1は本発明の実施例に係るボールねじの一部破断斜視図である。なお、図1においては、説明の便宜上、後述するリターンピース位置決め部材を取り付ける前の状態であって、内部構造が分かるようにナットの一部を破断した状態を示している。図2は本発明の実施例に係るボールねじにおけるボールの循環構造を示す図である。なお、図2(A)は軸心方向から見た循環構造を示す図であり、図2(B)は側面側から見た循環構造を示す図である。
的に回転している間、複数のボール31は、負荷通路と無負荷通路により構成される無限循環路を循環する。図2はボール31を循環させる循環構造を示したものである。本実施例では、ボール31は螺旋状の負荷通路を2周半転動すると、リターンパイプ40内の無負荷通路に入り(図2(A)中矢印参照)、無負荷通路を通って、再び負荷通路に戻される。このようにして、ボール31は無限循環路を循環する。
特に、図1及び図3を参照して、リターンパイプ40について更に詳細に説明する。図3は本発明の実施例に係るリターンパイプを構成する一対のリターンピースを結合する前の状態を示す斜視図である。
ーンピースのうち軸方向両端のリターンピースには貫通孔が形成されている。なお、成形時においては、リターンピースの台座部には貫通孔が形成されており、図1に示すリターンピースのうち軸方向両端以外の部分に配置させるリターンピースについては、台座部の先端をニッパなどで切断することで、溝を形成するようにしている。そして、リターンピースが複数並んだ状態において、隣接するリターンピースにおける台座部に形成された一対の溝によって、図1に示すように、ボルト70を通すための貫通孔が形成される。
上記の通り、リターンピース41とリターンピース42は、接着剤により接着され、かつ、ねじ43によって締結されており、両者は比較的に強固に固定されている。しかしながら、リターンピース41,42は樹脂製であるため、本来的に変形し易い性質を持っており、循環するボール31から受ける力が大きな場合には、上記の固定方法のみでは、リターンピース41,42の変形を確実に防止することは難しい。そこで、本実施例においては、リターンピース41,42を位置決め固定するための専用部材であるリターンピース位置決め部材50,60を用いて、リターンピース41,42の変形をより確実に防止する構成を採用している。
40が軸方向に並べて設けられ、2箇所にリターンピース位置決め部材50が配置される。
本実施例に係るボールねじ100によれば、リターンピース41,42は、その台座部41d,42dがリターンピース位置決め部材50,60の土台部52,62によってナット20の外壁面に固定された状態で、板状フランジ部41cと胴体部41aの外壁面との境界部及び板状フランジ部42cと胴体部42aの外壁面との境界部が、リターンピース位置決め部材50,60の支持部51,61によって位置決め支持される。これにより、リターンピース41,42の外径側への変形が効果的に抑制される。
20 ナット
21 メねじ
31 ボール
32 ボールリテーナ
40 リターンパイプ
41,42 リターンピース
41a,42a 胴体部
41b,42b 円筒部
41c,42c 板状フランジ部
41d,42d 台座部
41e,42e 貫通孔
43 ねじ
50,60 リターンピース位置決め支持部材
51,61 支持部
51a,51b,61a 側面
52,62 土台部
52a,62a 貫通孔
52b,62b 段差部
70 ボルト
100 ボールねじ
Claims (3)
- ねじ軸と、
該ねじ軸に螺合するナットと、
これらのねじ軸とナットとの間に形成される螺旋状の負荷通路を転動する複数のボールと、
負荷通路を転動するボールを循環させるために、負荷通路内のボールを順次取り込み、再び負荷通路にボールを順次送り出す湾曲形状の無負荷通路を形成するリターンパイプと、を備えたボールねじであって、
前記リターンパイプは、平面状に縦割りした分割面を含む分割面によって分割された一対のリターンピースが結合されることにより構成されると共に、
これら一対のリターンピースは、
前記ナットの外壁面に固定される台座部と、
無負荷通路の内壁面となる断面半円形状の溝を備えた胴体部と、
該胴体部の外径側の端縁に沿って設けられ、外径側に向かって突出する板状フランジ部と、
をそれぞれ備えたボールねじにおいて、
前記ナットの外壁面との間で前記台座部を挟み込むように該ナットの外壁面側にねじ締結により固定される土台部と、前記板状フランジ部に平面的に接触し、かつ該板状フランジ部と胴体部の外壁面との境界部に沿って接触することによってリターンピースを位置決め支持する支持部とを有するリターンピース位置決め部材を備えたことを特徴とするボールねじ。 - 前記一対のリターンピースにおける板状フランジ部同士が重ね合わされて、重ね合わさった状態の板状フランジ部が、これらの両側にそれぞれ設けられたリターンピース位置決め部材の各支持部によって挟み込まれることを特徴とする請求項1に記載のボールねじ。
- 前記リターンピースは樹脂材から構成されており、
前記リターンピース位置決め部材は金属から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のボールねじ。
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