JP2002274393A - チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置 - Google Patents

チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置

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JP2002274393A JP2001323453A JP2001323453A JP2002274393A JP 2002274393 A JP2002274393 A JP 2002274393A JP 2001323453 A JP2001323453 A JP 2001323453A JP 2001323453 A JP2001323453 A JP 2001323453A JP 2002274393 A JP2002274393 A JP 2002274393A
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和也 柴山
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    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions

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  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルト機構とテレスコピック機構の1レバー
ロックに関与する部品点数を減らしてコストダウンと軽
量化を図りながら、必要十分なロック強度を得る。 【解決手段】 一対の側壁部14,15の間にコ字状の
一対のディスタンスブラケット25,26を配置してピ
ン結合する。一方のブラケット25にはスリット37か
らアッパージャケット5に臨む突起部36を形成し、他
方のブラケット26にはロアジャケット2の外周に臨む
支持突起38を設けるとともに、テレスコ用長穴43に
係合するストッパーブロック39を設ける。ロック時に
は操作レバー16により圧締力を得て、側壁部14,1
5とブラケット25,26との圧接力をもってチルトロ
ックし、同時にアッパージャケット5とロアジャケット
2との圧接力をもってテレスコピックロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用のステアリン
グコラム装置に関し、特にステアリングホイールの角度
(高さ方向の位置)を任意に調整可能なチルト機構と同
じくステアリングホイールの軸心方向位置(前後方向の
位置)を任意に調整可能なテレスコピック機構とを備え
たチルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置とし
てはいくつかの形式のものがあるが、特にロアジャケッ
トにアッパージャケットを摺動可能に挿入してステアリ
ングジャケット自体をステアリングシャフトとともに伸
縮可能な構成としたテレスコピックタイプのものでは、
チルト機構側のロック機構とは別にテレスコピック機構
専用のロック機構を設ける必要があるため、部品点数が
多く重量増加とともに著しいコストアップが余儀なくさ
れる。
【0003】その一方、上記二つのロック機構を一つに
まとめた上で単一のレバー操作にてチルト機構およびテ
レスコピック機構のロック,アンロックを同時に行える
ようにしたものもあるが、レイアウト上の制約からジャ
ケット伸縮部の支持剛性が必ずしも十分ではなく、また
ロック機構そのものの構造も複雑になるという欠点があ
る。
【0004】本発明はこのような課題に着目してなされ
たもので、上記のように単一のレバー操作にてチルト機
構およびテレスコピック機構のロック,アンロックを同
時に行うことができる構造を前提としつつも、とりわけ
部品点数を削減して構造の簡素化とコストダウンを図り
ながらロック強度の向上と支持剛性もしくは動的剛性を
も高めることができるようにしたチルト・テレスコピッ
ク式ステアリングコラム装置を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アッパージャケットとロアジャケットとを軸心方向
に相対摺動移動可能に結合してなるチューブ状のステア
リングジャケットに、アッパーシャフトとロアシャフト
とを軸心方向に相対摺動可能に結合してなるステアリン
グシャフトを回転可能に内挿支持させて、上記ステアリ
ングジャケットおよびステアリングシャフトをテレスコ
ピック動作のために伸縮可能な構成とするとともに、上
記ロアジャケットの下部を揺動中心としてステアリング
ジャケットがチルト動作可能となるように該ロアジャケ
ットをアッパークランプとロアクランプとを介して車体
に支持させ、さらに上記テレスコピック動作およびチル
ト動作のためのアンロック,ロックの切り換えをアッパ
ークランプに付設された共通の操作レバーにて同時に行
うようにしたチルト・テレスコピック式ステアリングコ
ラム装置であることを前提としている。
【0006】その上で、上記アッパークランプにロアジ
ャケットをはさんで互いに対向するように設けられると
ともに、操作レバーのアンロック,ロック操作に応じて
互いに接近離間する方向に撓み変位して、ロック操作時
にはテレスコピック動作およびチルト動作のロックのた
めの圧締力を発生する一対の側壁部と、上記一対の側壁
部の内側にロアジャケットをはさんで互いに対向するよ
うに且つ一対の側壁部との間でチルト動作に伴う相対変
位を許容するように配置され、その側壁部とともに互い
に接近離間する一対のディスタンスブラケットと、上記
アッパージャケットの外周面に臨むようにいずれか一方
のディスタンスブラケットに設けられたアッパージャケ
ットロック部と、上記ロアジャケットの外周面に臨むよ
うに他方のディスタンスブラケットに設けられたロアジ
ャケット支持部と、を備えていて、上記操作レバーのロ
ック操作時には、一対の側壁部とディスタンスブラケッ
トとの間の圧接力のほかアッパージャケットに対するア
ッパージャケットロック部の圧接およびロアジャケット
に対するロアジャケット支持部の圧接をもってテレスコ
ピック動作およびチルト動作を阻止してそのロック状態
に保持するものであることを特徴としている。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明を前提とした上で、上記アッパージャケッ
トロック部およびロアジャケット支持部はステアリング
ジャケットの軸心方向に所定間隔を隔てて二箇所に設け
られていることを特徴としている。
【0008】さらに請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明を前提とした上で、上記ロアジャ
ケット支持部が設けられた他方のディスタンスブラケッ
トには、アッパージャケットに形成された長穴に係合し
てテレスコピック動作ストロークを規制するストッパー
部材が設けられていることを特徴としている。
【0009】上記操作レバーは、例えば双方の側壁部お
よびディスタンスブラケットを貫通するように設けられ
たロックボルトの端部に装着されていて、その操作レバ
ーの回転操作に基づくカム変位もしくはねじの螺進より
ロックボルトを介して側壁部同士を撓ませて圧締力を発
生させたり、あるいはその圧締力を解除したりする。
【0010】また、上記ロックボルトが通ることになる
側壁部側の穴を長穴としておけば、チルト動作に基づく
側壁部とディスタンスブラケットとの間の相対変位はそ
の長穴の範囲内で許容される。同時に、一対のディスタ
ンスブラケット同士は相互に分離しないように例えばピ
ンにより相対回転可能に連結しておくものとし、こうす
ることによりディスタンスブラケットは側壁部の接近離
間動作に忠実に追従するようになる。
【0011】ここで、上記のように一対のディスタンス
ブラケットがステアリングジャケットの軸心と平行なピ
ンを介して相対回転可能に連結されている場合には、請
求項4に記載のように、アッパークランプでは、ステア
リングジャケットを挟んでその下方側に上記ピンが、ス
テアリングジャケットよりも上方側に回動式の操作レバ
ーの回転中心がそれぞれ位置するように設定されている
ことが運転者の膝元スペースを確保する上で望ましい。
【0012】したがって、請求項1,2に記載の発明で
は、操作レバーがロック位置にあるロック状態では、ア
ッパークランプ側の一対の側壁部によりその内側の同じ
く一対のディスタンスブラケットが圧締されていること
から、一方のディスタンスブラケットに設けられたアッ
パージャケットロック部がアッパージャケットに、他方
のディスタンスブラケットに設けられたロアジャケット
支持部がロアジャケットにそれぞれ圧接していることに
なる。そのため、一対の側壁部とその内側の同じく一対
のディスタンスブラケットとの圧接力をもってステアリ
ングジャケットのチルト動作が不能となるように拘束さ
れている。同時に、上記アッパージャケットロック部が
アッパージャケットに圧接し且つロアジャケット支持部
がロアジャケットに圧接していることは、アッパージャ
ケットとロアジャケットとを相互に偏心させるかのごと
くそのアッパージャケットの外周面をロアジャケットの
内周面に押し付けていることにほかならず、これをもっ
てステアリングジャケットの伸縮動作すなわちステアリ
ングジャケットの伸縮動作を伴うステアリングシャフト
のテレスコピック動作が不能となるように拘束されてい
る。
【0013】その一方、操作レバーをアンロック位置ま
で回転操作してアンロック状態にすると、一対の側壁部
によるその内側の一対のディスタンスブラケットの圧締
力が解除され、その結果としてアッパージャケットに対
するアッパージャケットロック部の圧接力およびロアジ
ャケットに対するロアジャケット支持部の圧接力が解除
される。これにより、一対の側壁部とディスタンスブラ
ケットとの間の相対変位が許容されるためにステアリン
グジャケットのチルト動作が可能となるとともに、アッ
パージャケットとロアジャケットの相対摺動動作に基づ
くステアリングジャケットの伸縮動作すなわちこのステ
アリングジャケットの伸縮動作を伴うステアリングシャ
フトのテレスコピック動作が可能となる。
【0014】この場合、請求項3に記載の発明のよう
に、ロアジャケット支持部が設けられた他方のディスタ
ンスブラケットに、アッパージャケットに形成された長
穴に係合してテレスコピック動作ストロークを規制する
ストッパー部材が設けられていると、その長穴の範囲内
でのみテレスコピック動作が許容される。
【0015】同時に、駐車時の車両盗難防止のためのス
テアリングロック装置が機能している状態で無理にステ
アリングホイールを操舵した場合には、その操舵力は上
記長穴とストッパー部材との係合をもって他方のディス
タンスブラケットに入力され、さらに側壁部を介してア
ッパークランプに伝えられて最終的には車体が負担する
ことから、上記ステアリングロック時の操舵入力に対し
ても十分な強度をもつようになる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、チルト
機構およびテレスコピック機構のロック,アンロックを
共通の操作レバーにて同時に行う構造でありながらもそ
の構成部品がきわめて少ないため、構造の簡素化と軽量
化ならびにコストダウンを図ることができる。
【0017】また、テレスコピック機構のロックはステ
アリングジャケットを構成するアッパージャケットもし
くはロアジャケットの外周面を押圧する方式であるた
め、ロック強度が向上することはもちろんのこと、ロッ
ク機構がジャケット伸縮部に及ぼす構造的制約が少な
く、しかもアッパージャケットとロアジャケットとの嵌
合長さを可及的に大きく確保できることから、ジャケッ
ト伸縮部の支持剛性ならびにステアリングジャケットの
動的剛性をも大幅に向上する効果がある。
【0018】特に請求項2に記載の発明のように、アッ
パージャケットロック部およびロアジャケット支持部を
二箇所とすることにより、上記ロック強度が一段と向上
するほか、請求項3に記載の発明のように、ディスタン
スブラケット側のストッパー部材とアッパージャケット
側の長穴との係合によってテレスコピック動作ストロー
クが規制されるようになっていると、ステアリングロッ
ク状態でありながら操舵入力が加わった場合に、その入
力をアッパークランプから車体に伝えて分散させるよう
にして負担させることができることから、ステアリング
ロック時の操舵入力に対しても十分な強度が得られる。
【0019】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
アッパークランプ部ではステアリングジャケットよりも
上方位置に操作レバーの回転中心が位置していることに
より、その操作レバーの位置が相対的に上方寄りのもの
となることによって、運転者の膝元スペースを一段と大
きく確保できる利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜5は本発明に係るチルト・
テレスコピック式ステアリングコラム装置の好ましい実
施の形態を示す図である。
【0021】図1〜4に示すように、ステアリングジャ
ケット1はチューブ状のロアジャケット2に樹脂製のブ
ッシュ3,4を介して同じくチューブ状のアッパージャ
ケット5を摺動可能に内挿した構造のものであって、ア
ッパークランプ6とロアクランプ7とを介して図示外の
車体に固定支持されるようになっているとともに、その
内部にはベアリング8と樹脂ベアリング9とを介して後
述するステアリングシャフト10が回転可能に内挿支持
されている。
【0022】上記ロアクランプ7は図5に示すように内
部が打ち抜かれた略変形環状のものとして形成されてい
て、ボルト穴11に挿入されることになる図示外の取付
ボルトをもって車体に固定されるとともに、その内周面
の下部のみが区間aにおいてロアジャケット2の下端部
に溶接固定されている。これにより、ロアクランプ7は
それ自体の自己弾性力によりチルトヒンジ点Qを揺動中
心としてステアリングジャケット1のチルト動作を許容
することになる。
【0023】他方、アッパークランプ6は図1,2のほ
か図3,4に示すように長穴状のボルト穴12が形成さ
れた略L字状の取付板部13が変形コ字状のものとして
形成されているとともに、後述するようにチルトロック
機構およびテレスコピックロック機構の主要素として相
互に対向することになる一対の側壁部14,15が曲折
形成されていて、それら一対の側壁部14,15同士の
対向間隙内をもってステアリングジャケット1を受容し
ている。そして、それら一対の側壁部14,15を貫通
するようにして操作レバー16が装着されたロックボル
ト17が配設されているとともに、側壁部14,15に
はチルト用長穴18が形成されていることから、アッパ
ークランプ6は上記チルト用長穴18の範囲内でステア
リングジャケット1のチルト動作を許容するようになっ
ている。
【0024】上記ステアリングシャフト10は、図1,
2に示すように先端にユニバーサルジョイント19が取
り付けられ且つ全長が外スプラインとされた中実状又は
中空状のロアシャフト20とチューブ状のアッパーシャ
フト21とを摺動可能にスプライン結合したものであっ
て(スプライン部を符号Sで示す)、アッパーシャフト
21はアッパージャケット5との間で相対回転のみが許
容されて軸心方向での相対移動が阻止されるようにベア
リング8が介装された上でロックナット22にて締結さ
れている。そして、アッパーシャフト21の先端のセレ
ーション部23には図示しないステアリングホイールが
装着される。なお、アッパージャケット5には付帯機器
を取り付けるための取付ブラケット24が溶接固定され
ている。
【0025】上記アッパークランプ6の側壁部14,1
5同士の対向間隙内には、図3,4に示すようにウェブ
27,28と左右一対のフランジ部29,30とをもっ
て平面視にて略コ字状に曲折形成された左右一対のディ
スタンスブラケット25,26がその円形内周面にてス
テアリングジャケット1を包囲するように対向配置され
ている。各ディスタンスブラケット25,26のウェブ
27,28は対応する側壁部14または15と重なり合
うようにしてこれに接しているとともに、ディスタンス
ブラケット25,26同士はその上部にてピン31とプ
ッシュナット32とにより相互に開閉可能に連結されて
いる。そして、図3に示すように一対の側壁部14,1
5に形成したチルト用長孔18と同じく一対のディスタ
ンスブラケット25,26に形成された丸孔25a,2
6aとを貫通するようにしてロックボルト17が配設さ
れているとともに、ロックボルト17の端部にはチルト
機構およびテレスコピック機構のロック,アンロック操
作のための操作レバー16が装着されており、この操作
レバー16は図2に示すロック位置P1とアンロック位
置P2との間で回転操作可能となっている。
【0026】上記側壁部14,15およびディスタンス
ブラケット25,26のロックボルト貫通部のうち側壁
部14,15側はチルト用長穴18となっていることか
ら、一方の側壁部15とロックボルト17の頭部との間
には略L字状に曲折形成されたワッシャー33が介装さ
れている一方、他方の側壁部14と操作レバー16との
間には、ロックボルト17に回転不能に装着された従動
側カム34と操作レバー16側に固定された駆動側カム
35とが介装されていて、そのカム面同士が接触してい
る。これにより、操作レバー16をアンロック位置P2
からロック位置P1まで回転操作した時にはそのカム変
位に基づく圧締力によって一対の側壁部14,15およ
びディスタンスブラケット25,26が撓み変形してス
テアリングジャケット1をクランプするようになってい
る。なお、上記アッパークランプ6の取付板部13とワ
ッシャー33との間には引張コイルスプリング56が張
設されていて、これによりチルトヒンジ点Qを揺動中心
としてステアリングジャケット1を上方に引き上げるよ
うな助勢力が作用している。
【0027】図3,4に示すように、左右一対のディス
タンスブラケット25,26のうち一方のディスタンス
ブラケット25のフランジ部29にはアッパージャケッ
トロック部として弓形状の突起部36が形成されてい
て、これらの突起部36はロアジャケット2に形成され
たスリット37からその内側のアッパージャケット5に
臨んでいて、該アッパージャケット5との直接接触が可
能となっている。なお、この突起部36は前後一対のフ
ランジ部29に個別に形成されていることから、ステア
リングシャフト10の軸心方向において二つ並んで形成
されていることになる。
【0028】他方、もう一方のディスタンスブラケット
26の各フランジ部30にはロアジャケット支持部とし
て各一対の支持突起38が形成されていて、これらの支
持突起38はロアジャケット2の外周面と直接接触が可
能となっている。なお、この支持突起38についても上
記突起部36と同様にステアリングシャフト10の軸心
方向において二つ並んで形成されていることになる。ま
た、上記支持突起38が形成されたディスタンスブラケ
ット26のウェブ28には矩形状のストッパーブロック
(ストッパー部材)39が圧入固定されていて(図2参
照)、このストッパーブロック39にはロアジャケット
2の外周円筒面に合致する円筒面40が形成されている
とともに、角柱状のガイド突起41が形成されている。
【0029】これに対して、図2,3から明らかなよう
にロアジャケット2にはガイド突起41よりも大きめの
角穴42が形成されているとともに、アッパージャケッ
ト5には軸心方向に沿って角穴状のテレスコ用長穴43
が形成されていて、上記角穴42を通して先のストッパ
ーブロック39のガイド突起41がロアジャケット2の
内側に突出した上でテレスコ用長穴43に係合してい
る。このガイド突起41とテレスコ用長穴43との係合
状態においてガイド突起41よりもテレスコ用長穴43
を十分に長く設定してあり、したがってこのテレスコ用
長穴43の範囲内でアッパージャケット5とロアジャケ
ット2との相対摺動動作すなわちテレスコピック動作が
可能となっている。
【0030】そして、後述するアンロック状態において
も一方のディスタンスブラケット25側の突起部36が
スリット37から抜け出すこともなければ他方のディス
タンスブラケット26側のガイド突起41がテレスコ用
長穴43から抜け出すこともないように設定されてお
り、したがって、チルト動作に関するかぎり一対のディ
スタンスブラケット25,26はステアリングジャケッ
ト1側に付帯していて、アッパークランプ6を固定側と
してステアリングジャケット1とともにチルト動作する
ことになる。
【0031】以上のように構成されたチルト・テレスコ
ピック式ステアリングコラム装置によれば、操作レバー
16が図1,2のロック位置P1にあるかぎりチルト機
構およびテレスコピック機構ともにロック状態にあっ
て、チルト操作およびテレスコピック操作が阻止されて
各ロック状態を自己保持している。
【0032】すなわち、上記操作レバー16がロック位
置にある状態では、図3,4にも示すように駆動側カム
35と従動側カム34との接触によるカム変位のために
双方の側壁部14,15およびディスタンスブラケット
25,26同士が互いに接近する方向に圧締されてい
て、各側壁部14,15と各ディスタンスブラケット2
5,26同士が互いに圧接していることはもちろんのこ
と、一方のディスタンスブラケット25側の突起部36
がアッパージャケット5の外周面に圧接し、且つ他方の
ディスタンスブラケット26側の支持突起38がロアジ
ャケット2の外周面に圧接している。
【0033】したがって、上記各側壁部14,15と各
ディスタンスブラケット25,26同士の圧接力をもっ
てステアリングジャケット1のチルト動作が阻止されて
いる。同時に、上記のように一方のディスタンスブラケ
ット25側の突起部36がアッパージャケット5の外周
面に圧接し、且つ他方のディスタンスブラケット26側
の支持突起38がロアジャケット2の外周面に圧接して
いることは、アッパージャケット5の外周面をロアジャ
ケット2の内周面に押し付けて両者を圧接させているこ
とにほかならず、これをもってアッパージャケット5と
ロアジャケット2との相対摺動動作すなわちステアリン
グジャケット1としてのテレスコピック動作(伸縮動
作)が阻止されている。
【0034】より詳しくは、ステアリングシャフト10
は単にアッパーシャフト21とロアシャフト20とがス
プライン嵌合しているだけであるが、このステアリング
シャフト10のテレスコピック動作は上記ステアリング
ジャケット1のテレスコピック動作に付随して行われる
ものであるから、ステアリングジャケット1のテレスコ
ピック動作が阻止されているかぎりステアリングシャフ
ト10のテレスコピック動作も阻止されている。
【0035】ここで、イグニションキーの抜き取りに連
動するステアリングロック装置の作動でステアリングホ
イールの操舵が不能となっているにもかかわらず無理に
操舵しようとした場合、その操舵入力たる捻りトルク
は、図3に示すように、アッパーシャフト21→アッパ
ージャケット5→テレスコ用長穴43→ストッパーブロ
ック39のガイド突起41→ディスタンスブラケット2
6のウェブ28→側壁部15へと伝わり、最終的にはそ
のアッパークランプ6から車体へと分散されて車体が負
担することになるため、そのステアリングロック強度も
必要十分なものとなる。
【0036】一方、上記操作レバー16を図1のロック
位置P1からアンロック位置P2まで回転操作すると、
チルト機構およびテレスコピック機構がともにアンロッ
ク状態となって、チルト動作およびテレスコピック動作
のいずれもが可能となる。
【0037】すなわち、上記操作レバー16のアンロッ
ク位置P2までの回転操作によって駆動側カム35およ
び従動側カム34による締め込み圧締力が解除される
と、双方の側壁部14,15は自己弾性力もしくは自己
復元力により互いに離間する方向に微小量だけ変位し、
それまで側壁部14,15が双方のディスタンスブラケ
ット25,26に及ぼしていた圧締力が解除されること
になる。同時に、アッパージャケット5に対する突起部
36の圧接力およびロアジャケット2に対する支持突起
38の圧接力もまた解除される。
【0038】したがって、図1に示したチルトヒンジ点
Qを揺動中心としてステアリングジャケット1を上下方
向に揺動変位させることによって、チルト用長穴18の
範囲内でそのチルト動作が可能となる。この時、ロック
ボルト17および操作レバー16は双方のディスタンス
ブラケット25,26に支持されている状態であるか
ら、アッパークランプ6を固定側とすれば上記ロックボ
ルト17および操作レバー16は可動側となるステアリ
ングジャケット1とともに揺動変位することになる。
【0039】また、上記のようにアッパージャケット5
に対する突起部36の圧接力およびロアジャケット2に
対する支持突起38の圧接力が解除されている状態で
は、ステアリングジャケット1を形成しているロアジャ
ケット2とアッパージャケット5との相対摺動動作が可
能となり、ロアジャケット2に対してアッパージャケッ
ト5を軸心方向に伸縮作動させればそれに応じてステア
リングシャフト10もスプライン嵌合部Sにて伸縮作動
し、テレスコ用長穴43の範囲内でのテレスコピック動
作が可能となる。
【0040】このよう本実施の形態によれば、チルト機
構およびテレスコピック機構のロック,アンロックに関
与している部品点数がきわめて少ないにもかかわらず、
双方のロック,アンロック操作を同時に行えることはも
ちろんのこと、ロック時には側壁部14,15の撓み変
位に基づく圧締力もしくは圧接力を基本としているた
め、ロック強度もきわめて高いものとなる。
【0041】ここで、図1,2および図5に示すよう
に、ステアリングシャフト10を構成することになるロ
アシャフト20には線細工ばねの如きストッパーピン5
0を挿入してあるが、これはステアリングコラム単体で
の搬送もしくは流通過程でのロアシャフト20の抜け落
ちをそのストッパーピン50とロアクランプ7との当接
によって防止するためのもので、ステアリングコラムが
車体に組み付けられた段階で抜き取られる。
【0042】図6以下の図面は本発明に係るチルト・テ
レスコピック式ステアリングコラム装置の第2の実施の
形態を示す図である。
【0043】この第2の実施の形態では、図1と図6と
を比較すると明らかなように、特に操作レバー116の
回転中心であるロックボルト117と一対のディスタン
スブラケット125,126同士を相対回転可能に連結
しているピン131との相対位置関係がステアリングジ
ャケット101を挟んで上下逆になっている点で第1の
実施の形態のものと異なっている。したがって、この第
2の実施の形態の説明にあたり、先の第1の実施の形態
のものと共通する部分には同一符号を付してある。
【0044】図6〜9に示すように、ステアリングジャ
ケット101はアッパークランプ106とロアクランプ
107とを介して図示外の車体に固定支持される。
【0045】上記ロアクランプ107は図10に示すよ
うに内部が打ち抜かれた略変形環状のものとして形成さ
れていて、図5と同様にその内周面の下部のみがロアジ
ャケット2の下端部に溶接固定されていることから、ロ
アクランプ107はそれ自体の自己弾性力によりチルト
ヒンジ点Qを揺動中心としてステアリングジャケット1
01のチルト動作を許容することになる。
【0046】他方、アッパークランプ106には、図
6,7のほか図8,9に示すように相互に対向すること
になる一対の側壁部114,115が曲折形成されてい
て、それら一対の側壁部114,115同士の対向間隙
内をもってステアリングジャケット101を受容してい
る。また、一対の側壁部114,115を貫通するよう
にして操作レバー116が装着されたロックボルト11
7が配設されているとともに、各側壁部114,115
にはチルト用長穴18が形成されている。
【0047】上記アッパークランプ106の側壁部11
4,115同士の対向間隙内には、図8,9に示すよう
にウェブ127,128と左右一対のフランジ部12
9,130とをもって平面視にて略コ字状に曲折形成さ
れた左右一対のディスタンスブラケット125,126
がその円形内周面にてステアリングジャケット101を
包囲するように対向配置されている。各ディスタンスブ
ラケット125,126のウェブ127,128は対応
する側壁部114または115と重なり合うようにして
これに接しているとともに、ディスタンスブラケット1
25,126同士はその下部にてステアリングジャケッ
ト101の軸心と平行なピン131とプッシュナット3
2とにより相互に開閉可能にすなわち相対回転可能に連
結されている。
【0048】そして、図8に示すように、ステアリング
ジャケット101よりも上方位置では、一対の側壁部1
14,115に形成したチルト用長孔18と同じく一対
のディスタンスブラケット125,126に形成された
開先長穴状の取付穴125a,126a(図13参照)
とを貫通するようにして回転不能なロックボルト117
が配設されているとともに、ロックボルト117の端部
にはこのロックボルト117に対して回転可能な操作レ
バー116が装着されており、操作レバー116は図
6,7に示すロック位置P1とアンロック位置P2との
間で回転操作可能となっている。すなわち、本実施の形
態では、ステアリングジャケット101を挟んだ状態で
のロックボルト117とピン131との上下方向での相
対位置関係が先の第1の実施の形態とのものとは逆とな
っている。
【0049】上記一方の側壁部114と操作レバー11
6との間には、ロックボルト117に挿入されて且つチ
ルト用長穴18に嵌合することで回転不能に拘束された
従動側カム134と、操作レバー116側に回転不能に
圧入固定された駆動側カム135とが介装されていて、
そのカム面同士が接触している。これにより、操作レバ
ー116をアンロック位置P2からロック位置P1まで
回転操作した時にはそのカム変位に基づく圧締力によっ
て一対の側壁部114,115およびディスタンスブラ
ケット125,126が撓み変形してステアリングジャ
ケット101をクランプすることになる。
【0050】ここで、図8,9に示すように、一方のデ
ィスタンスブラケット125のフランジ部129にはア
ッパージャケットロック部として弓形状の突起部36が
形成されていて、これらの突起部36はロアジャケット
2に形成されたスリット37からその内側のアッパージ
ャケット5に臨んでいて、アッパージャケット5との直
接接触が可能となっている点、およびもう一方のディス
タンスブラケット126の各フランジ部130にはロア
ジャケット支持部として各一対の支持突起38が形成さ
れていて、これらの支持突起38はロアジャケット2の
外周面と直接接触が可能となっている点、ならびに上記
支持突起38が形成されたディスタンスブラケット12
6のウェブ128には矩形状のストッパーブロック(ス
トッパー部材)39が圧入固定されていて(図7参
照)、このストッパーブロック39には角柱状のガイド
突起41が形成されている点については先の第1の実施
の形態のものと同様である。
【0051】さらに、図7,8から明らかなようにロア
ジャケット2にはガイド突起41よりも大きめの角穴4
2が形成されているとともに、アッパージャケット5に
は軸心方向に沿って角穴状のテレスコ用長穴43が形成
されていて、上記角穴42を通してストッパーブロック
39のガイド突起41がロアジャケット2の内側に突出
した上でテレスコ用長穴43に係合している点、および
このガイド突起41とテレスコ用長穴43との係合状態
においてガイド突起41よりもテレスコ用長穴43の方
が十分に長く設定されていて、このテレスコ用長穴43
の範囲内でアッパージャケット5とロアジャケット2と
の相対摺動動作すなわちテレスコピック動作が可能とな
っている点についても先の第1の実施の形態のものと同
様である。
【0052】したがって、本実施の形態のチルト・テレ
スコピック式ステアリングコラム装置によれば、操作レ
バー116の回転中心であるロックボルト117と一対
のディスタンスブラケット125,126同士を相対回
転可能に連結しているピン31との相対位置関係がステ
アリングジャケット101を挟んで上下逆になっている
点でのみ第1の実施の形態のものと異なるだけであるか
ら、基本的には先の第1の実施の形態のものと同様の機
能が得られることになる。
【0053】ここで、図6〜8から明らかなように、ロ
アジャケット2の上面にはアッパークランプ106に近
接するようにして衝突エネルギー吸収用のリッピングプ
レート160を配設してある。このリッピングプレート
160は、図12〜14に示すように、取付片部161
と裂開片部162とをもって断面略クランク状に曲折成
形するとともに、取付片部161の両側には取付穴16
4付きのブラケット163を曲折成形して、取付穴16
4をクランプボルト117に挿入支持させてある。ま
た、取付片部161の中央部の開口部165に相当する
部分を下方に打ち抜いた上で裂開片部162側に折り返
すことで延長片部166とし、この延長片部166を溶
接部167をもってロアジャケット2に溶接固定してあ
る。そして、裂開片部162には、延長片部166の根
元部を始端部としてその延長片部166の幅方向両端に
相当する位置に裂開容易部として裂け目となるべき溝状
の不完全スリット部167を形成してある。
【0054】この構造によれば、図示しないステアリン
グホイール側からアッパーシャフト21を介してアッパ
ージャケット5に二次衝突による衝撃エネルギーが作用
した場合に、ロアジャケット2とアッパージャケット5
とを拘束している一対のディスタンスブラケット12
5,126は図1に示したような開先長穴状の取付穴1
25a,126aをもってロックボルト117に結合さ
れていることから、ディスタンスブラケット125,1
26はロックボルト117から抜け出しながらロアジャ
ケット2とともに前方に移動することになる。同時に、
リッピングプレート160のフランジ部163はロック
ボルト117に挿入支持されているのに対して、その延
長片部166はロアジャケット2に溶接固定されている
ことから、ロアジャケット2のスライド変位に伴い延長
片部166を介して裂開片部162が引っ張られること
でその裂開片部162が不完全スリット部167から引
き裂かれ、この裂開片部162の引き裂きをもって衝撃
エネルギーが吸収されることになる。
【0055】また、図6および図10,11に示すよう
に、ステアリングシャフト10を構成することになるロ
アシャフト20には図5に示したストッパーピン50に
代えて樹脂製の略二股状のストッパー150を挿入して
ある。このストッパー150は、把手部151と一体に
形成された一対の脚部152をロアクランプ107に形
成された切り起こし部107aに挿入しながらその先端
部をロアシャフト20側の溝部20aに係合させること
で、ステアリングコラム単体での搬送もしくは流通過程
でのロアシャフト20の抜け落ちを防止するためのもの
であり、したがってステアリングコラムが車体に組み付
けられた段階でストッパー150は抜き取られることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングコラム装置の好まし
い実施の形態を示す半断面説明図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】図1,2のA−A線に沿う拡大断面図。
【図4】図2の平面説明図。
【図5】図1のB−B線に沿う拡大断面図。
【図6】本発明に係るステアリングコラム装置の第2の
実施の形態を示す半断面説明図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】図6,7のC−C線に沿う断面図。
【図9】図7の平面説明図。
【図10】図6のD−D線に沿う拡大断面図。
【図11】図10の要部下面図。
【図12】図9に示すリッピングプレート単独での平面
説明図。
【図13】図12の正面説明図。
【図14】図13の右側面説明図。
【符号の説明】
1…ステアリングジャケット 2…ロアジャケット 5…アッパージャケット 6…アッパークランプ 7…ロアクランプ 8…ベアリング 10…ステアリングシャフト 14,15…側壁部 16…操作レバー 17…ロックボルト 18…チルト用長穴 20…ロアシャフト 21…アッパーシャフト 25,26…ディスタンスブラケット 31…ピン 36…突起部(アッパージャケットロック部) 38…支持突起(ロアジャケット支持部) 39…ストッパーブロック(ストッパー部材) 41…ガイド突起 43…テレスコ用長穴 101…ステアリングジャケット 106…アッパークランプ 107…ロアクランプ 114…側壁部 115…側壁部 116…操作レバー 117…ロックボルト 125…ディスタンスブラケット 126…ディスタンスブラケット 131…ピン P1…ロック位置 P2…アンロック位置 Q…チルトヒンジ点(揺動中心)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパージャケットとロアジャケットと
    を軸心方向に相対摺動移動可能に結合してなるチューブ
    状のステアリングジャケットに、アッパーシャフトとロ
    アシャフトとを軸心方向に相対摺動可能に結合してなる
    ステアリングシャフトを回転可能に内挿支持させて、上
    記ステアリングジャケットおよびステアリングシャフト
    をテレスコピック動作のために伸縮可能な構成とすると
    ともに、 上記ロアジャケットの下部を揺動中心としてステアリン
    グジャケットがチルト動作可能となるように該ロアジャ
    ケットをアッパークランプとロアクランプとを介して車
    体に支持させ、 さらに上記テレスコピック動作およびチルト動作のため
    のアンロック,ロックの切り換えをアッパークランプに
    付設された共通の操作レバーにて同時に行うようにした
    チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置であ
    って、 上記アッパークランプにロアジャケットをはさんで互い
    に対向するように設けられるとともに、操作レバーのア
    ンロック,ロック操作に応じて互いに接近離間する方向
    に撓み変位して、ロック操作時にはテレスコピック動作
    およびチルト動作のロックのための圧締力を発生する一
    対の側壁部と、 上記一対の側壁部の内側にロアジャケットをはさんで互
    いに対向するように且つ一対の側壁部との間でチルト動
    作に伴う相対変位を許容するように配置され、その側壁
    部とともに互いに接近離間する一対のディスタンスブラ
    ケットと、 上記アッパージャケットの外周面に臨むようにいずれか
    一方のディスタンスブラケットに設けられたアッパージ
    ャケットロック部と、 上記ロアジャケットの外周面に臨むように他方のディス
    タンスブラケットに設けられたロアジャケット支持部
    と、 を備えてなり、 上記操作レバーのロック操作時には、一対の側壁部とデ
    ィスタンスブラケットとの間の圧接力のほかアッパージ
    ャケットに対するアッパージャケットロック部の圧接お
    よびロアジャケットに対するロアジャケット支持部の圧
    接をもってテレスコピック動作およびチルト動作を阻止
    してそのロック状態に保持するものであることを特徴と
    するチルト・テレスコピック式ステアリングコラム装
    置。
  2. 【請求項2】 上記アッパージャケットロック部および
    ロアジャケット支持部はステアリングジャケットの軸心
    方向に所定間隔を隔てて二箇所に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のチルト・テレスコピック式
    ステアリングコラム装置。
  3. 【請求項3】 上記ロアジャケット支持部が設けられた
    他方のディスタンスブラケットには、アッパージャケッ
    トに形成された長穴に係合してテレスコピック動作スト
    ロークを規制するストッパー部材が設けられていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のチルト・テレス
    コピック式ステアリングコラム装置。
  4. 【請求項4】 上記一対のディスタンスブラケットはス
    テアリングジャケットの軸心と平行なピンを介して相対
    回転可能に連結されているとともに、 アッパークランプでは、ステアリングジャケットを挟ん
    でその下方側に上記ピンが、ステアリングジャケットよ
    りも上方側に回動式の操作レバーの回転中心がそれぞれ
    位置するように設定されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載のチルト・テレスコピック式ス
    テアリングコラム装置。
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