JP4192891B2 - ステアリング装置 - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は、運転者の運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの傾斜角度及びその軸線方向位置を調整できるチルト・テレスコピック式のステアリング装置に関する。
【0002】
背景技術
車両用のステアリング装置として、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの傾斜角度を調整できると共に、ステアリングホイールの軸線方向位置を調整できるチルト・テレスコピック式のステアリング装置が知られている。
【0003】
ここで、運転者の膝近傍におけるスペースを確保するために、チルト・テレスコピック式のステアリング装置の構成部品を、なるべくステアリングシャフトに近い側に配置しようとする考えがある。このような考えに基づいて、特開2001−191927号には、ステアリングコラム内に配置された支持部材を、一対のブラケットの間に介装し、かかる支持部材を、ブラケットに形成されたチルト溝又はステアリングコラムに形成されたテレスコ溝に沿って変位させることで、両ブラケットを同じ方向に変位させ、ステアリングコラムに対して回転自在に支承されたステアリングシャフトの傾斜角度の調整、及び軸線方向変位の調整を行うようになっているステアリング装置が開示されている。
【0004】
ところで、上述した従来例によれば、一方のブラケットを、中間部材を介してステアリングコラムに押しつけることで、ステアリングコラムの固定を行っているが、このとき、支持部材を介して他方のブラケットが押され、ステアリングシャフトの心ズレが生じる恐れがある。このような心ズレを防止するためには、他方のブラケットの剛性を高めなくてはならないが、それにより重量増及びコスト増を招く恐れがある。一方、両方のブラケットを両側からステアリングコラムに向かって押圧する構成も考えられるが、運転者が両手で2つのレバーを回すなどの煩雑な操作が必要となり、操作性が悪化するなどの問題がある。又、ステアリングコラムに生じるガタなどの要因を排除したいという要求もある。
【0005】
発明の開示
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、がたつきを抑制し、且つステアリングシャフトの心ズレを防止できる、操作性に優れたステアリング装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するため、本発明のステアリング装置は、
ステアリングホイールを取り付けるステアリングシャフトを軸線方向位置変更自在に支持するステアリング装置において、
前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラムと、
車体に取り付けられ、前記インナーコラムの両側において前記ステアリングシャフトの軸に対してそれぞれ対向する位置に配置された一対のブラケットと、
前記一対のブラケットの間に延設されたテンション部材と、
少なくとも前記一対のブラケット間に配置され、ブラケットの相対変位によって外周が前記一対の両ブラケットと接触する押圧部を持ち、かつ前記インナーコラムの外周を包持する内周面を持つアウターコラムと、
前記一対のブラケットの外部から前記テンション部材まで延在し、前記テンション部材に連結された2つの固定部材と、
前記テンション部材を介して連結された前記2つの固定部材に対して、前記一対のブラケットに相対変位を付与する付与部材と、を有し、
前記テンション部材は、前記アウタコラムの外周に配置され、前記アウターコラムを内包する環状をなすように、分割できる複数の部品から形成されており、
前記付与部材により付与された前記相対変位により前記一対のブラケットが互いに接近し、前記アウターコラムの押圧部を介して前記インナーコラムに対して押圧力が付与され、それにより前記インナーコラムが前記アウターコラムを介して前記ブラケットに対して、その軸方向位置を保持されるようになっており、
更に、前記2つの固定部材の中心を結んだ線が、前記インナーコラムを通過するが、前記インナーコラムの軸線に対してシフトしていることを特徴とする。
【0007】
本発明のステアリング装置によれば、前記付与部材により付与された変位により、前記一対のブラケットが互いに接近してその間の距離が減少し、それにより前記アウターコラムが前記テンション部材と前記ブラケットとの間で保持される。又、変位した前記ブラケットが前記アウターコラムの押圧部を介して、前記インナーコラムに対して押圧力を付与し、それにより前記インナーコラムが前記アウターコラムを介して、車体に連結された前記ブラケットにより保持されるので、ステアリングシャフトをテレスコ方向に固定することができる。更に、前記一対のブラケットが前記テンション部材と連結されているので、両ブラケットがステアリングシャフトを挟んで略対称的な形状であれば、各ブラケットの変位量も等しくなるため、それにより前記インナーコラムの中心位置を略一定に維持することができるため、ステアリングシャフトの心ズレを効果的に抑制できる。加えて、前記2つの固定部材の中心を結んだ線が、前記インナーコラムの軸線に対してシフトしているので、前記固定部材から前記アウターコラムを介して前記インナーコラムに伝達される力の分力が、前記インナーコラムを、前記固定部材の中心を結んだ線に対して直交する方向に押すことで、前記インナーコラムと前記アウターコラムとの間における締め付け方向に直交する方向のガタを減少させることができる。
【0008】
更に、前記アウターコラムは、少なくとも前記一対のブラケット間において、前記押圧部を介して変形しやすい変形容易部(例えば、後述するアウターコラム21の下側端部に形成された1つのスリット21e)を、前記2つの固定部材の中心を結んだ線が、前記インナーコラムの軸線に対してシフトしている側に設ければ、前記変位容易部の前記インナーコラムの軸線を挟んだ反対側を支点とし、てこの原理を利用することで、前記アウターコラムを小さな力で変形しやすくできる。
【0009】
又、前記一対のブラケットにチルト溝を形成することで、例えば前記アウターコラムと一体で、前記インナーコラムをチルト(揺動)動作させることが可能となる。
【0010】
更に、前記アウターコラムが、一体形成された車体取付け部を有すれば、前記アウターコラムを介して、前記インナーコラムを車体に対して保持することができる。
【0011】
又、前記インナーコラムの一部に少なくとも1つの軸方向に伸びる長穴を設け、かつアウターコラムの内周面に前記長穴と係合する径方向内方に向かう凸部を形成すれば、前記インナーコラムを規定範囲内でテレスコ(軸線方向変位)動作させることができる。
【0012】
更に、前記テンション部材は、アウターコラムを内包する環状をなすように、分割できる複数の部品から形成されていれば、組付けが容易となる。
【0013】
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の側面図である。図2は、図1に示したステアリング装置の上面図である。図3は、図1の構成をIII-III線で切断して矢印方向に見た図であり、図4は、図1の構成をIV-IV線で切断して矢印方向に見た図であるが、それぞれステアリングシャフトは省略している。図5は、アウターコラムの端部下面図であり、後述するスリット21eの形状を示している。
【0014】
図3で、不図示の車体に対して取り付けられた天板1に、一対の離脱用カプセル15を介して、それぞれ板材をL字状に折り曲げてなる2つのブラケット12が取り付けられている。ブラケット12の板厚は同一であり、形状は垂直線に対して線対称となっている。離脱用カプセル15は、二次衝突時、インナーコラム11に車両前方に向けて衝撃荷重が作用した際には、離脱用カプセル15が破損し、インナーコラム11を車体側ブラケット12などと共に車体から離脱して車両前方に変位できるように機能するものである。
【0015】
ブラケット12の間には、テンション部材13が配置されている。テンション部材13は、組み付け状態では略環状の部材であって、その中央で、左半割部13aと右半割部13bとに二分割できるようになっている。より具体的には、左半割部13aに形成されたネジ孔13cと、右半割部13bに形成されたネジ孔13dとに挿通させた2本のボルト14を用いて締結することで、左半割部13aと右半割部13bとを一体として、テンション部材13を得ることができる。かかる構成により、実車搭載前は、左半割部13aと右半割部13bとを分離しておき、実車搭載時にボルト14を用いて一体化することで、より容易な組立が可能となる。
【0016】
テンション部材13の内側には、円筒状のインナーコラム11が配置されている。インナーコラム11の中にはステアリングシャフト(図3,4で不図示)が挿通され、不図示の軸受を介してインナーコラム11に対して回転自在に支承されている。
【0017】
インナーコラム11の両側には、図1に示すように、ステアリングシャフトSの軸線と平行に、テレスコ溝11aが形成されている。一方、ブラケット12には、軸線の垂直方向にチルト溝12aが形成されており、組み付けた状態で、図1に示す方向で見て、テレスコ溝11aとチルト溝12aとは一部が重合している。チルト溝12aを貫通するようにして、図3の左側からは固定部材16が挿通され、図3の右側からは固定部材17が挿通されている。
【0018】
固定部材16は、図3で左側のチルト溝12aの幅よりも大きな円盤状の頭部16aと、チルト溝12aに係合して案内される円柱のチルト案内部16bと、テンション部材13の左半割部13aに形成された貫通ネジ孔13eに螺合する雄ネジ部16cと、図3で左側のテレスコ溝11aに係合して案内される円柱のテレスコ案内部16dとを有している。
【0019】
これに対し、固定部材17は、頭部17aと、チルト溝12aの幅に対してわずかに小さい径寸法を有する細長い円筒状のチルト案内部17bと、テンション部材13の右半割部13bに形成された貫通ネジ孔13fに螺合する雄ネジ部17cと、図3で右側のテレスコ溝11aに係合して案内される角柱状のテレスコ案内部17dとを有している。
【0020】
固定部材17の案内部17bの周囲には、一部がテレスコ溝11aに係合しているため回転不動となっている第1カム部材18と、第1カム部材18に隣接してレバーLの端部に取り付けられ一体的に回動するようになっている第2カム部材19と、頭部17aとレバーLの端部との間で挟持された軸受20とが設けられている。尚、第1カム部材18,第2カム部材19,及びレバーLが付与部材を構成する。
【0021】
アウターコラム21は、円筒部21aと、円筒部21aから図1で左方に向かって延在する一対のアーム部21b(車体取付け部、但し図2では一方のみ図示)と、円筒部21aの図2で右端外周において、軸線方向に隔置配置された一対のフランジ部21c、21dとを有している。円筒部21aは、インナーコラム11を内包保持しており、アーム部21bの端部は、支持部材22により不図示の車体に対して、枢支点O周りに枢動可能に支持されている。押圧部としてのフランジ部21c、21dの間には、テンション部材13が配置される。尚、円筒部21aには、図4に示すように、固定部材16,17から90度離れた位置に、且つ図5に示すように、その右端からフランジ部21c、21dを分断するようにして、一対のスリット21e(実際より誇張されている)が形成されている。
【0022】
図1に示すように、巻きばねWがブラケット12とアウターコラム21との間に配置され、ブラケット12に対してアウターコラム21を図で上方に付勢することで、ステアリングシャフトSの右端側に取り付けられる不図示のステアリングホイール等の自重をキャンセルしている。
【0023】
尚、本実施の形態においては、固定部材16,17の中心を結ぶ線Rを含み、且つインナーコラム11の軸線Xに直交する平面(すなわち図3の紙面に相当)において、インナーコラム11の軸線Xを通過する水平線Qに対し、固定部材16,17の中心を結ぶ線Rは、図3で下方に距離Δだけシフトしている。
【0024】
次に、本実施の形態のステアリング装置の調整動作について説明する。操作者がレバーLを締付方向に回動し、図1で実線に示す位置にすると、図3において、固定部材17における第1カム部材18と第2カム部材19の凸部同士が係合しあい、互いに離隔する方向に力を発生する。このとき、第1カム部材18により押圧された図3で右側のブラケット12は左方へ変位する。一方、第2カム部材19により右方に押圧された固定部材17は、テンション部材13を右方へと変位させる。それによりテンション部材13は、アウターコラム21のフランジ部21c、21dの側部を、ブラケット12のチルト溝12aの両側に押し当て、適切な押圧力を付与するため、ブラケット12に対してアウターコラム21は固定され、それによりインナーコラム11のチルト方向の変位も阻止されることとなる。
【0025】
一方、レバーLの締め付け方向への回動に基づき、第1カム部材18により押圧された図3R>3で右側のブラケット12が左方へ変位すると、フランジ部21c、21dの右半部に当接して、これらを同様に左方に変位させ、インナーコラム11の外周面に押圧力を付与する。更に、テンション部材13に付与された力は、反対側の固定部材16に伝達され、それにより押圧された図3で左側のブラケット12は右方へ変位する。左側のブラケット12が右方へ変位すると、フランジ部21c、21dの左半部に当接して、これらを同様に右方に変位させ、インナーコラム11の外周面に押圧力を付与する。
【0026】
本実施の形態によれば、レバーLの諦め付け操作によって、ブラケット12が互いに近接する方向に力を受け、略等しい量で変位するため、インナーコラム11は、フランジ部21c、21dにより、図3で左右両側から押圧力を受けて、ブラケット12間距離を2分する位置にその中心が一致するように固定され、それによりテレスコ方向の変位を阻止しながらも、ステアリングシャフトSの心ズレを抑制できることとなる。尚、本実施の形態では、スリット21eがアウターコラム21の上下に形成されているために、アウターコラム21の剛性が低くなり、フランジ部21c、21dのインナーコラム11に向かう方向の変位がしやすくなるよう構成されている。
【0027】
これに対し、操作者がレバーLを緩め方向に回動し、図1で二点鎖線で示す位置にすると、図3において、第1カム部材18と第2カム部材19の凸部同士が係脱し、固定部材17の頭部17aからブラケット12の端面までの距離が元に戻るので、ブラケット12とテンション部材13とは離隔し、それによりアウターコラム21はブラケット12に対してフリーな状態となるため、固定部材16,17のチルト案内部16b、17bをブラケット12のチルト溝12aに沿って案内されつつ変位させ、或いはテレスコ案内部16d、17dをインナーコラム11のテレスコ溝11aに沿って案内されつつ変位させることで、チルト方向及びテレスコ方向の調整を任意に行えるようになっている。尚、テレスコ案内部16d、17dが、テレスコ溝11aに係合する径方向内方に向かう凸部を構成する。
【0028】
更に、比較例と比較することで、本実施の形態の特徴を説明する。図6は、比較例として示すアウターコラムとインナーコラムとの関係を示す図4と同様な図であり、図7は、本実施の形態にかかるアウターコラムとインナーコラムとの関係を示す図4と同様な図である。図6に示す比較例では、固定部材16,17の中心がインナーコラム11の軸線Xと交差している。
【0029】
図6において、レバーLの締め付け方向への回動に基づき、両側のブラケット12が二点鎖線で示すように変位して、アウターコラム21が,上下のスリット21eを閉じる方向に変位したものとする。ここで、アウターコラム21とインナーコラム11との間には初期状態で間隙δが存在したとすると、水平方向における間隙がゼロとなるように、アウターコラム21はインナーコラム11を締め付けるが、アウターコラム21がインナーコラム11に点P1で当接した後は、インナーコラム11が変形しない限り、それ以外の部分の間隙は減少しない。すなわち、スリット21eの近傍では、初期の間隙δが維持されたままとなる。従って、インナーコラム11は、アウターコラム21に対して点P1の2点で支持されているだけであり、インナーコラム11が変形する程強大な押圧力で支持しないと、インナーコラム11が上下にがたつく恐れがある。
【0030】
これに対し、図7に示す本実施の形態によれば、インナーコラム11の軸線を通過する水平線Qに対し、固定部材16,17の中心を結ぶ線Rが、図7で下方に距離Δだけシフトしているので、レバーLの締め付け方向への回動に基づき、両側のブラケット12が変位して、アウターコラム21がインナーコラム11に対し、点P2で当接したとすると、その押圧力Fは中心に向くので、インナーコラム11には垂直方向の分力が働く。この分力をFvとすると、
Fv=2×F・sinθ{但しθは、線Rと押圧力Fの方向とのなす角}
で表せる。すなわち、インナーコラム11には、押圧力F及び角度θに応じた分力Fvが働くため、インナーコラム11を上方(線Rに対して直交する方向)に押し上げて、アウターコラム21との間隙を減少させることができる。それにより、固定部材16,17の押圧力Fを増大させなくても、インナーコラム11のガタ付きが抑えられるという効果が得られる。尚、かかる場合のインナーコラム11の上方への変位は、わずかな量であるため、ステアリングシャフトSの心ズレを生じさせる恐れは低いが、インナーコラム11が上方に変位して保持された状態で、ステアリングシャフトSの軸心が所定の位置になるよう調整しても良い。尚、線Rが線Qの上方に位置するように、固定部材16,17を配置しても良い。
【0031】
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の図7と同様な図である。本実施の形態は、上述した実施の形態に対し、アウターコラム21’のスリット21eが、下方のみに設けられている点だけが異なるため、それ以外の共通する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
本実施の形態においては、アウターコラム21’は、上部のスリットがないため、図8で両側から押圧力を受けた場合、支点P3を中心に、フランジ部21c、21dが、下方のスリット21eを閉じるように変形することで、インナーコラム11を保持することができる。
ここで、固定部材16,17の中心がインナーコラム11の軸線と交差している図6の比較例において、固定部材16,17により与えられるインナーコラム11の保持に必要な押圧力をF1とした場合、固定部材16,17の中心を結ぶ線Rが、インナーコラム11の軸線Xより、図8で下方に距離Δだけシフトした本実施の形態における、固定部材16,17により与えられるインナーコラム11の保持に必要な押圧力F2は、
F2=(L1/(L1+Δ))・F1{但しL1は、点P3からインナーコラム11の軸線Xまでの距離}
で表せる。ここで、L1<L1+Δであるから、本実施の形態によれば、てこの原理により、より小さな押圧力F2でインナーコラム11を保持することが可能となる。尚、スリット21eを上部のみに設けても良く、かかる場合には線Rが線Qの上方に位置するように、固定部材16,17を配置するのがよい。
【0033】
尚、本実施の形態の変形例として、アウターコラム21に径方向に向かう突出部としてピン付きボルト(不図示)を設け、インナーコラム11に形成した長孔(不図示)にそのピン部を係合させることで、インナーコラム11とアウターコラム21とが軸線方向に変位したときに、ピン部をインナーコラム11の長孔端部に接触させ、それ以上の変位を阻止するテレスコストッパとして機能させることもできる。但し、インナーコラム11側に凸部としてのテレスコストッパを形成し、アウターコラム21に接触させることで相対変位を阻止するようにしても良い。
【0034】
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の図3と同様な断面図である。本実施の形態において、固定部材16’,17’の中心を結ぶ線Rが、インナーコラム11の軸線Xに対して図9で上方にシフトしている。また、固定部材16’、17’にテレスコ案内部が設けられておらず、その先端がアウターコラム21’,インナーコラム11’に嵌入していない。従って、アウターコラム21’,インナーコラム11’にはテレスコ溝を設ける必要はない。その他の点に関しては、図3に示す構成と共通であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0035】
以上、実施の形態を参照して本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で適宜変更、改良可能であることはもちろんである。例えば、ブラケット12とフランジ部21c、21dの対向面に、所定の角度毎に互いに噛合し合う歯を形成すれば、レバーLの締め付け時における保持力をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、第1の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の側面図である。
図2は、図1に示したステアリング装置の上面図である。
図3は、図1の構成をIII−III線で切断して矢印方向に見た図である。
図4は、図1の構成をIV−IV線で切断して矢印方向に見た図である。
図5は、アウターコラムの端部下面図である。
図6は、比較例として示すアウターコラムとインナーコラムとの関係を示す図4と同様な図である。
図7は、本実施の形態にかかるアウターコラムとインナーコラムとの関係を示す図4と同様な図である。
図8は、第2の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の図7と同様な図である。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るチルト・テレスコピック式のステアリング装置の図3と同様な図である。
Claims (7)
- ステアリングホイールを取り付けるステアリングシャフトを軸線方向位置変更自在に支持するステアリング装置において、
前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラムと、
車体に取り付けられ、前記インナーコラムの両側において前記ステアリングシャフトの軸に対してそれぞれ対向する位置に配置された一対のブラケットと、
前記一対のブラケットの間に延設されたテンション部材と、
少なくとも前記一対のブラケット間に配置され、ブラケットの相対変位によって外周が前記一対の両ブラケットと接触する押圧部を持ち、かつ前記インナーコラムの外周を包持する内周面を持つアウターコラムと、
前記一対のブラケットの外部から前記テンション部材まで延在し、前記テンション部材に連結された2つの固定部材と、
前記テンション部材を介して連結された前記2つの固定部材に対して、前記一対のブラケットに相対変位を付与する付与部材と、を有し、
前記テンション部材は、前記アウタコラムの外周に配置され、前記アウターコラムを内包する環状をなすように、分割できる複数の部品から形成されており、
前記付与部材により付与された前記相対変位により前記一対のブラケットが互いに接近し、前記アウターコラムの押圧部を介して前記インナーコラムに対して押圧力が付与され、それにより前記インナーコラムが前記アウターコラムを介して前記ブラケットに対して、その軸方向位置を保持されるようになっており、
更に、前記2つの固定部材の中心を結んだ線が、前記インナーコラムを通過するが、前記インナーコラムの軸線に対してシフトしていることを特徴とするステアリング装置。 - 前記アウターコラムは、少なくとも前記一対のブラケット間において、前記押圧部を介して変形しやすい変形容易部を、前記2つの固定部材の中心を結んだ線が、前記インナーコラムの軸線に対してシフトしている側に設けたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 前記一対のブラケットにチルト溝を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
- 前記アウターコラムが、一体形成された車体取付け部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のステアリング装置。
- 前記インナーコラムの一部に少なくとも1つの軸方向に伸びる長穴を設け、かつアウターコラムの内周面に前記長穴と係合する径方向内方に向かう凸部を形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のステアリング装置。
- 前記アウターコラムは、少なくとも前記一対のブラケット間において、前記アウタコラムの上側又は下側に軸線方向に延在するスリットを形成し、前記2つの固定部材の中心を結んだ線を、前記インナーコラムの軸線に対して前記スリットを設けた側にシフトさせたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のステアリング装置。
- 前記テンション部材はインナーコラムの径方向外方に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のステアリング装置。
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