JPH08225079A - 衝撃吸収式ステアリングコラム - Google Patents
衝撃吸収式ステアリングコラムInfo
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- JPH08225079A JPH08225079A JP7030909A JP3090995A JPH08225079A JP H08225079 A JPH08225079 A JP H08225079A JP 7030909 A JP7030909 A JP 7030909A JP 3090995 A JP3090995 A JP 3090995A JP H08225079 A JPH08225079 A JP H08225079A
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- Japan
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- column
- bracket
- outer column
- steering
- peripheral surface
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/192—Yieldable or collapsible columns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品製作、部品管理、組立作業を何れも簡略
化する事により、コスト削減を図る。 【構成】 チルト機構を構成する昇降ブラケット8a、
コンビネーションスイッチを装着する為の取付ブラケッ
ト9a、ステアリングロック機構を構成するシリンダブ
ラケット10aを、何れもアウターコラム5aと一体に
形成する。又、チルト機構を省略する場合には、固定ブ
ラケットとアウターコラム5aとを一体に形成する。
化する事により、コスト削減を図る。 【構成】 チルト機構を構成する昇降ブラケット8a、
コンビネーションスイッチを装着する為の取付ブラケッ
ト9a、ステアリングロック機構を構成するシリンダブ
ラケット10aを、何れもアウターコラム5aと一体に
形成する。又、チルト機構を省略する場合には、固定ブ
ラケットとアウターコラム5aとを一体に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る衝撃吸収式ステア
リングコラムは、自動車の操舵装置を構成するステアリ
ングシャフトを回転自在に支持する為に利用する。又、
衝突時には衝撃エネルギを吸収しつつ全長を縮める事
で、ステアリングホイールに衝突した運転者の身体に加
わる衝撃を緩和する。
リングコラムは、自動車の操舵装置を構成するステアリ
ングシャフトを回転自在に支持する為に利用する。又、
衝突時には衝撃エネルギを吸収しつつ全長を縮める事
で、ステアリングホイールに衝突した運転者の身体に加
わる衝撃を緩和する。
【0002】
【従来の技術】自動車の操舵装置はステアリングホイー
ルの動きをステアリングシャフトを介してステアリング
ギヤに伝達する様に構成される。又、上記ステアリング
シャフトは、ステアリングコラムを介して車体の一部
(ダッシュボードの下側)に支持される。又、衝突事故
の際には、自動車が他の自動車等に衝突する一次衝突に
続き、運転者の身体がステアリングホイールに衝突する
二次衝突が発生する。この二次衝突の際、運転者の生命
保護を図るべく、運転者の身体に加わる衝撃エネルギを
緩和する為に、上記ステアリングシャフト及びステアリ
ングコラムを、衝撃が加わった場合に、この衝撃のエネ
ルギを吸収しつつ全長を縮める衝撃吸収式のものとする
事が、従来から広く行なわれている。
ルの動きをステアリングシャフトを介してステアリング
ギヤに伝達する様に構成される。又、上記ステアリング
シャフトは、ステアリングコラムを介して車体の一部
(ダッシュボードの下側)に支持される。又、衝突事故
の際には、自動車が他の自動車等に衝突する一次衝突に
続き、運転者の身体がステアリングホイールに衝突する
二次衝突が発生する。この二次衝突の際、運転者の生命
保護を図るべく、運転者の身体に加わる衝撃エネルギを
緩和する為に、上記ステアリングシャフト及びステアリ
ングコラムを、衝撃が加わった場合に、この衝撃のエネ
ルギを吸収しつつ全長を縮める衝撃吸収式のものとする
事が、従来から広く行なわれている。
【0003】図13〜14は、この様な目的で従来から
広く使用されていた衝撃吸収式のステアリングシャフト
及びステアリングコラムを示している。尚、この図13
〜14に示した構造には、ステアリングホイールの高さ
位置を調節する為のチルト機構を組み込んでいる。ステ
アリングシャフト1は、円管状のアウターシャフト2の
後端部(図13の右端部)と円杆状のインナーシャフト
3の前端部(同左端部)とを、軸方向(図13〜14の
左右方向)に亙る変位のみ自在に嵌合させて成る。この
様なステアリングシャフト1は、上記インナーシャフト
3の後端部に固定したステアリングホイール(図示せ
ず)の動き(回転運動)を伝達する機能は持つが、軸方
向に強い力が加わった場合には全長を縮める。
広く使用されていた衝撃吸収式のステアリングシャフト
及びステアリングコラムを示している。尚、この図13
〜14に示した構造には、ステアリングホイールの高さ
位置を調節する為のチルト機構を組み込んでいる。ステ
アリングシャフト1は、円管状のアウターシャフト2の
後端部(図13の右端部)と円杆状のインナーシャフト
3の前端部(同左端部)とを、軸方向(図13〜14の
左右方向)に亙る変位のみ自在に嵌合させて成る。この
様なステアリングシャフト1は、上記インナーシャフト
3の後端部に固定したステアリングホイール(図示せ
ず)の動き(回転運動)を伝達する機能は持つが、軸方
向に強い力が加わった場合には全長を縮める。
【0004】一方、ステアリングコラム4は、それぞれ
が鋼板により円筒状に造られたアウターコラム5とイン
ナーコラム6とをテレスコープ状に組み合わせて成る。
即ち、上記アウターコラム5の前端部を上記インナーコ
ラム6の後端部に、十分な嵌合強度を持たせて外嵌して
いる。従って、上記ステアリングコラム4全体としての
曲げ強度は十分に確保されるが、軸方向に強い力が加わ
った場合には上記ステアリングコラム4が全長を縮め
る。上記アウターシャフト2の中間部は上記インナーコ
ラム6の前端部に、軸受7により回転自在に支持してい
る。この軸受7は、ニードル軸受、或は滑り軸受の様
に、回転運動だけでなく、軸方向に亙る運動も許容する
構造のものを使用している。又、上記インナーシャフト
3の後端部は上記アウターコラム5の後端部に、ニード
ル軸受15を介して回転自在に支持している。尚、この
部分は必ずしも軸方向に亙る変位を許容する構造である
必要はない。従って、上記ニードル軸受15に代えて、
本発明の実施例を示す図1〜2に示す様に、深溝型等の
玉軸受20を使用する事もある。
が鋼板により円筒状に造られたアウターコラム5とイン
ナーコラム6とをテレスコープ状に組み合わせて成る。
即ち、上記アウターコラム5の前端部を上記インナーコ
ラム6の後端部に、十分な嵌合強度を持たせて外嵌して
いる。従って、上記ステアリングコラム4全体としての
曲げ強度は十分に確保されるが、軸方向に強い力が加わ
った場合には上記ステアリングコラム4が全長を縮め
る。上記アウターシャフト2の中間部は上記インナーコ
ラム6の前端部に、軸受7により回転自在に支持してい
る。この軸受7は、ニードル軸受、或は滑り軸受の様
に、回転運動だけでなく、軸方向に亙る運動も許容する
構造のものを使用している。又、上記インナーシャフト
3の後端部は上記アウターコラム5の後端部に、ニード
ル軸受15を介して回転自在に支持している。尚、この
部分は必ずしも軸方向に亙る変位を許容する構造である
必要はない。従って、上記ニードル軸受15に代えて、
本発明の実施例を示す図1〜2に示す様に、深溝型等の
玉軸受20を使用する事もある。
【0005】又、上記アウターコラム5の中間部下面に
は昇降ブラケット8を、後端部外周面には取付ブラケッ
ト9を、これら両ブラケット8、9の間で上記アウター
コラム5の下面にはシリンダブラケット10を、それぞ
れ溶接固定している。このうちの昇降ブラケット8は、
前記チルト機構を構成するもので、ステアリングホイー
ルの高さ位置調節時にアウターコラム5と共に昇降す
る。即ち、上記昇降ブラケット8は、車体側に固定され
た固定ブラケット11により両側から挟まれている。ス
テアリングホイールの高さ位置を調節する際には、上記
昇降ブラケット8を左右方向(図13〜14の表裏方
向)に亙って貫通し、上記固定ブラケット11に形成し
た長孔12に係合したチルトボルト13(本発明の実施
例を示す図3参照)を、チルトレバー14により操作す
る。尚、この様なチルト機構の構造及び作用に就いて
は、従来から周知であり、又、本発明の要旨とも直接は
関係ないので、詳しい図示及び説明は省略する。
は昇降ブラケット8を、後端部外周面には取付ブラケッ
ト9を、これら両ブラケット8、9の間で上記アウター
コラム5の下面にはシリンダブラケット10を、それぞ
れ溶接固定している。このうちの昇降ブラケット8は、
前記チルト機構を構成するもので、ステアリングホイー
ルの高さ位置調節時にアウターコラム5と共に昇降す
る。即ち、上記昇降ブラケット8は、車体側に固定され
た固定ブラケット11により両側から挟まれている。ス
テアリングホイールの高さ位置を調節する際には、上記
昇降ブラケット8を左右方向(図13〜14の表裏方
向)に亙って貫通し、上記固定ブラケット11に形成し
た長孔12に係合したチルトボルト13(本発明の実施
例を示す図3参照)を、チルトレバー14により操作す
る。尚、この様なチルト機構の構造及び作用に就いて
は、従来から周知であり、又、本発明の要旨とも直接は
関係ないので、詳しい図示及び説明は省略する。
【0006】又、上記取付ブラケット9には、方向支持
器、ライトスイッチ、ワイパスイッチ等、各種スイッチ
(コンビネーションスイッチ)を取り付ける。更に、上
記シリンダブラケット10は筒状に形成されており、内
部に盗難防止装置の一種であるステアリングロック装置
のキーシリンダを装着する。尚、前記インナーシャフト
3の中間部でこのキーシリンダと対向する部分には、キ
ーロックカラー16を溶接固定している。イグニッショ
ンキーを引き抜いた状態では、上記キーシリンダに設け
たロックピン26(本発明の第三実施例を示す図11参
照)が上記アウターコラム5の内周面から弾性的に突出
し、上記キーロックカラー16に形成した係合孔と係合
して、上記インナーシャフト3の回転を阻止する。
器、ライトスイッチ、ワイパスイッチ等、各種スイッチ
(コンビネーションスイッチ)を取り付ける。更に、上
記シリンダブラケット10は筒状に形成されており、内
部に盗難防止装置の一種であるステアリングロック装置
のキーシリンダを装着する。尚、前記インナーシャフト
3の中間部でこのキーシリンダと対向する部分には、キ
ーロックカラー16を溶接固定している。イグニッショ
ンキーを引き抜いた状態では、上記キーシリンダに設け
たロックピン26(本発明の第三実施例を示す図11参
照)が上記アウターコラム5の内周面から弾性的に突出
し、上記キーロックカラー16に形成した係合孔と係合
して、上記インナーシャフト3の回転を阻止する。
【0007】衝突事故に伴う二次衝突の際には、運転者
の身体を受け止めたステアリングホイールから上記イン
ナーシャフト3に、前方(図13〜14の左方)に向い
た強い力が加わり、前記ステアリングシャフト1の全長
が縮まって、上記ステアリングホイールが前方に変位す
る事を許容する。そして、上記ステアリングホイールに
加わった前方に向かう強い力は、前記アウターコラム5
にも加わる。この結果、前記固定ブラケット11が車体
から脱落する事で、或はこの固定ブラケット11の間か
ら前記昇降ブラケット8が抜け出る事で、上記アウター
コラム5が前方に変位する事を許容する。この結果、上
記ステアリングホイールに衝突した運転者の身体に加わ
る衝撃が緩和される。
の身体を受け止めたステアリングホイールから上記イン
ナーシャフト3に、前方(図13〜14の左方)に向い
た強い力が加わり、前記ステアリングシャフト1の全長
が縮まって、上記ステアリングホイールが前方に変位す
る事を許容する。そして、上記ステアリングホイールに
加わった前方に向かう強い力は、前記アウターコラム5
にも加わる。この結果、前記固定ブラケット11が車体
から脱落する事で、或はこの固定ブラケット11の間か
ら前記昇降ブラケット8が抜け出る事で、上記アウター
コラム5が前方に変位する事を許容する。この結果、上
記ステアリングホイールに衝突した運転者の身体に加わ
る衝撃が緩和される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する、従来のエネルギ吸収式ステアリングコラムの場
合、衝突事故の際に於ける運転者の保護の面からは特に
問題ないが、部品点数が多く、部品製作、部品管理、組
立作業が何れも面倒になり、製作費が嵩む事が避けられ
ない。特に、複数の部品同士を溶接或はボルト付け等に
より結合固定する為、必要な寸法精度を確保しようとす
ると、組立作業が相当に面倒になり、製作費を高くして
しまう。本発明の衝撃吸収式ステアリングコラムは、こ
の様な事情に鑑みて発明したものである。
用する、従来のエネルギ吸収式ステアリングコラムの場
合、衝突事故の際に於ける運転者の保護の面からは特に
問題ないが、部品点数が多く、部品製作、部品管理、組
立作業が何れも面倒になり、製作費が嵩む事が避けられ
ない。特に、複数の部品同士を溶接或はボルト付け等に
より結合固定する為、必要な寸法精度を確保しようとす
ると、組立作業が相当に面倒になり、製作費を高くして
しまう。本発明の衝撃吸収式ステアリングコラムは、こ
の様な事情に鑑みて発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の衝撃吸収式ステ
アリングコラムは、少なくとも内周面を円筒面としたア
ウターコラムと、このアウターコラムの内側に挿入され
た円筒状のインナーコラムと、上記アウターコラムの外
周面に固定されたブラケットとを備える。そして、上記
アウターコラムの内周面と上記インナーコラムの外周面
とは、これら両コラムの軸方向に亙る強い力が加わった
場合にのみ変位自在に強く嵌合している。
アリングコラムは、少なくとも内周面を円筒面としたア
ウターコラムと、このアウターコラムの内側に挿入され
た円筒状のインナーコラムと、上記アウターコラムの外
周面に固定されたブラケットとを備える。そして、上記
アウターコラムの内周面と上記インナーコラムの外周面
とは、これら両コラムの軸方向に亙る強い力が加わった
場合にのみ変位自在に強く嵌合している。
【0010】特に、本発明の衝撃吸収式ステアリングコ
ラムに於いては、上記アウターコラムと上記ブラケット
とが非鉄材料により一体形成されている。尚、これらア
ウターコラムとブラケットとを一体に造る為の非鉄材料
としては、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の非
鉄金属が好ましく利用できる。但し、十分な強度並びに
形状、寸法精度を確保できるのであれば、合成樹脂を使
用する事も可能である。
ラムに於いては、上記アウターコラムと上記ブラケット
とが非鉄材料により一体形成されている。尚、これらア
ウターコラムとブラケットとを一体に造る為の非鉄材料
としては、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の非
鉄金属が好ましく利用できる。但し、十分な強度並びに
形状、寸法精度を確保できるのであれば、合成樹脂を使
用する事も可能である。
【0011】
【作用】上述の様に構成される本発明の衝撃吸収式ステ
アリングコラムが、ステアリングシャフトを回転自在に
支持する作用、並びに二次衝突の際に全長を縮める事で
運転者を保護する際の作用は、前述した従来の衝撃吸収
式ステアリングコラムの場合と同様である。特に、本発
明の衝撃吸収式ステアリングコラムの場合には、アウタ
ーコラムの外周面にブラケットを後から結合固定する手
間が不要になり、部品製作、部品管理、組立作業を何れ
も簡略化して、製作費の低減を図れる。
アリングコラムが、ステアリングシャフトを回転自在に
支持する作用、並びに二次衝突の際に全長を縮める事で
運転者を保護する際の作用は、前述した従来の衝撃吸収
式ステアリングコラムの場合と同様である。特に、本発
明の衝撃吸収式ステアリングコラムの場合には、アウタ
ーコラムの外周面にブラケットを後から結合固定する手
間が不要になり、部品製作、部品管理、組立作業を何れ
も簡略化して、製作費の低減を図れる。
【0012】
【実施例】図1〜5は本発明の第一実施例として、チル
ト機構を備えたステアリングコラムに本発明を適用した
場合を示している。尚、本発明の特徴は、ステアリング
コラム4aを構成するアウターコラム5aに昇降ブラケ
ット8aと取付ブラケット9aとシリンダブラケット1
0aとを一体に形成した点にある。その他の部分の構成
及び作用は、前述した従来構造とほぼ同様である為、同
等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略若し
くは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
ト機構を備えたステアリングコラムに本発明を適用した
場合を示している。尚、本発明の特徴は、ステアリング
コラム4aを構成するアウターコラム5aに昇降ブラケ
ット8aと取付ブラケット9aとシリンダブラケット1
0aとを一体に形成した点にある。その他の部分の構成
及び作用は、前述した従来構造とほぼ同様である為、同
等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略若し
くは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明す
る。
【0013】上記昇降ブラケット8aは、例えば非鉄金
属をダイキャスト成形する事により、全体を円筒状に形
成している。この昇降ブラケット8aの中間部前寄り
(図1、2、4、5の左寄り)部分の下面には、矩形の
突出部17を形成し、この突出部17に上記アウターコ
ラム5aの幅方向(図1、2、4、5の表裏方向、図
3、6の左右方向)に亙る貫通孔18を形成する事で、
上記昇降ブラケット8aとしている。この昇降ブラケッ
ト8aの貫通孔18にはチルトボルト13を挿通し、こ
のチルトボルト13の先端部にチルトナット19を螺合
させている。そして、チルトナット19をチルトレバー
14により操作自在とする事により、ステアリングホイ
ールの高さ位置を調節する為のチルト機構を構成してい
る。
属をダイキャスト成形する事により、全体を円筒状に形
成している。この昇降ブラケット8aの中間部前寄り
(図1、2、4、5の左寄り)部分の下面には、矩形の
突出部17を形成し、この突出部17に上記アウターコ
ラム5aの幅方向(図1、2、4、5の表裏方向、図
3、6の左右方向)に亙る貫通孔18を形成する事で、
上記昇降ブラケット8aとしている。この昇降ブラケッ
ト8aの貫通孔18にはチルトボルト13を挿通し、こ
のチルトボルト13の先端部にチルトナット19を螺合
させている。そして、チルトナット19をチルトレバー
14により操作自在とする事により、ステアリングホイ
ールの高さ位置を調節する為のチルト機構を構成してい
る。
【0014】又、上記アウターコラム5aの後端部外周
面には、外向フランジ状の取付ブラケット9aを形成
し、この取付ブラケット9aにコンビネーションスイッ
チを取り付け自在としている。尚、この取付ブラケット
9aは、上記アウターコラム5aの全周に亙るもので
も、或は周方向一部にのみ設けられたものでも良い。更
に、上記アウターコラム5aの中間部下面で上記昇降ブ
ラケット8aと取付ブラケット9aとの間位置に一体形
成した、上記アウターコラム5aの幅方向に亙る円筒状
のシリンダブラケット10a内には、キーシリンダを装
着して、ステアリングロック機構を構成している。
面には、外向フランジ状の取付ブラケット9aを形成
し、この取付ブラケット9aにコンビネーションスイッ
チを取り付け自在としている。尚、この取付ブラケット
9aは、上記アウターコラム5aの全周に亙るもので
も、或は周方向一部にのみ設けられたものでも良い。更
に、上記アウターコラム5aの中間部下面で上記昇降ブ
ラケット8aと取付ブラケット9aとの間位置に一体形
成した、上記アウターコラム5aの幅方向に亙る円筒状
のシリンダブラケット10a内には、キーシリンダを装
着して、ステアリングロック機構を構成している。
【0015】更に、上記アウターコラム5aの前端部
(図1、2、4、5の左端部)には、鋼板製で円筒状の
インナーコラム6の後端部(図1、2、4、5の右端
部)を、これら両コラム5a、6の軸方向(図1、2、
4、5の左右方向、図3、6の表裏方向)に亙る強い力
が加わった場合にのみ変位自在に、強く嵌合している。
この為に図示の実施例では、上記アウターコラム5aの
前端部内周面の複数個所(図示の例では4個所)に、軸
方向に亙る突条21、21を形成している。これら複数
の突条21、21の先端縁同士を結ぶ、上記アウターコ
ラム5aの前端部の最大内接円の直径と、上記インナー
コラム6後端部の自由状態での外径とを比較した場合に
は、インナーコラム6後端部の外径が上記最大内接円の
直径よりも少しだけ大きい。そして、上記アウターコラ
ム5aの前端部と上記インナーコラム6の後端部とを結
合する際には、このインナーコラム6の後端部の一部外
周面を、直径方向内側に弾性変形させつつ、この後端部
を上記前端部に押し込み、これら両端部同士を強く嵌合
させる。
(図1、2、4、5の左端部)には、鋼板製で円筒状の
インナーコラム6の後端部(図1、2、4、5の右端
部)を、これら両コラム5a、6の軸方向(図1、2、
4、5の左右方向、図3、6の表裏方向)に亙る強い力
が加わった場合にのみ変位自在に、強く嵌合している。
この為に図示の実施例では、上記アウターコラム5aの
前端部内周面の複数個所(図示の例では4個所)に、軸
方向に亙る突条21、21を形成している。これら複数
の突条21、21の先端縁同士を結ぶ、上記アウターコ
ラム5aの前端部の最大内接円の直径と、上記インナー
コラム6後端部の自由状態での外径とを比較した場合に
は、インナーコラム6後端部の外径が上記最大内接円の
直径よりも少しだけ大きい。そして、上記アウターコラ
ム5aの前端部と上記インナーコラム6の後端部とを結
合する際には、このインナーコラム6の後端部の一部外
周面を、直径方向内側に弾性変形させつつ、この後端部
を上記前端部に押し込み、これら両端部同士を強く嵌合
させる。
【0016】嵌合部の長さ寸法L(図4)を十分に確保
すれば、上記アウターコラム5aとインナーコラム6と
を結合して成るステアリングコラム4aの曲げ剛性を十
分に確保できる。又、このステアリングコラム4aに軸
方向に亙る強い圧縮荷重が加わった場合には、上記複数
の突条21、21が上記インナーコラム6の外周面と摩
擦しつつ、上記ステアリングコラム4aの長さ寸法(全
長)が縮まる。
すれば、上記アウターコラム5aとインナーコラム6と
を結合して成るステアリングコラム4aの曲げ剛性を十
分に確保できる。又、このステアリングコラム4aに軸
方向に亙る強い圧縮荷重が加わった場合には、上記複数
の突条21、21が上記インナーコラム6の外周面と摩
擦しつつ、上記ステアリングコラム4aの長さ寸法(全
長)が縮まる。
【0017】以上に述べた様に、本発明の衝撃吸収式ス
テアリングコラムの場合には、アウターコラム5aに対
して、昇降ブラケット8aと取付ブラケット9aとシリ
ンダブラケット10aとが一体に形成されているので、
上記アウターコラム5aの外周面に上記各ブラケット8
a、9a、10aを後から結合固定する手間が不要にな
る。この結果、部品製作、部品管理、組立作業を何れも
簡略化して、衝撃吸収式ステアリングコラムの製作費の
低減を図れる。
テアリングコラムの場合には、アウターコラム5aに対
して、昇降ブラケット8aと取付ブラケット9aとシリ
ンダブラケット10aとが一体に形成されているので、
上記アウターコラム5aの外周面に上記各ブラケット8
a、9a、10aを後から結合固定する手間が不要にな
る。この結果、部品製作、部品管理、組立作業を何れも
簡略化して、衝撃吸収式ステアリングコラムの製作費の
低減を図れる。
【0018】尚、上記アウターコラム5aの前端部と上
記インナーコラム6の後端部との結合部の構造は、十分
な曲げ剛性を確保しつつ、強い圧縮荷重に基づいて全長
を縮められる構造であれば良く、上記図1〜5に示した
第一実施例の構造に限らず、他にも例えば図6(A)〜
(C)に示す様な構造を採用できる。先ず、図6(A)
に示した構造は、幅広の突条21a、21aを形成する
事で、これら各突条21a、21aの先端面とインナー
コラム6(図3)の外周面との接触面積を大きくしたも
のである。この様に接触面積を大きくする事で、曲げ剛
性の向上に役立つと考えられる。
記インナーコラム6の後端部との結合部の構造は、十分
な曲げ剛性を確保しつつ、強い圧縮荷重に基づいて全長
を縮められる構造であれば良く、上記図1〜5に示した
第一実施例の構造に限らず、他にも例えば図6(A)〜
(C)に示す様な構造を採用できる。先ず、図6(A)
に示した構造は、幅広の突条21a、21aを形成する
事で、これら各突条21a、21aの先端面とインナー
コラム6(図3)の外周面との接触面積を大きくしたも
のである。この様に接触面積を大きくする事で、曲げ剛
性の向上に役立つと考えられる。
【0019】次に、図6(B)に示した構造は、突条2
1b、21bを細かな波形形状にする事で、これら各突
条21b、21bの先端面とインナーコラム6の外周面
との円周方向に亙る摩擦係数が大きくなる様にしてい
る。この様に円周方向に亙る摩擦係数を大きくする事
で、やはり曲げ剛性の向上に役立つと考えられる。
1b、21bを細かな波形形状にする事で、これら各突
条21b、21bの先端面とインナーコラム6の外周面
との円周方向に亙る摩擦係数が大きくなる様にしてい
る。この様に円周方向に亙る摩擦係数を大きくする事
で、やはり曲げ剛性の向上に役立つと考えられる。
【0020】更に、図6(C)に示した構造は、アウタ
ーコラム5aの前端部内周面を単なる円筒面とする代わ
りに、インナーコラム6の後端部外周面に、それぞれが
軸方向(図6の表裏方向)に長い複数(図示の例では4
本)の突条22、22を形成している。自由状態での、
これら全突条22、22の外接円の直径は、上記アウタ
ーコラム5aの前端部の内径よりも大きくしている。ア
ウターコラム5aの前端部とインナーコラム6の後端部
とを結合する際には、このインナーコラム6の後端部の
外径を弾性的に縮めつつ、この後端部を上記アウターコ
ラム5aの前端部に押し込む。この様な構造の場合に
は、上記アウターコラム5aの内周面形状が単純になる
分、このアウターコラム5aをダイキャスト成形する為
の型を単純化できる。
ーコラム5aの前端部内周面を単なる円筒面とする代わ
りに、インナーコラム6の後端部外周面に、それぞれが
軸方向(図6の表裏方向)に長い複数(図示の例では4
本)の突条22、22を形成している。自由状態での、
これら全突条22、22の外接円の直径は、上記アウタ
ーコラム5aの前端部の内径よりも大きくしている。ア
ウターコラム5aの前端部とインナーコラム6の後端部
とを結合する際には、このインナーコラム6の後端部の
外径を弾性的に縮めつつ、この後端部を上記アウターコ
ラム5aの前端部に押し込む。この様な構造の場合に
は、上記アウターコラム5aの内周面形状が単純になる
分、このアウターコラム5aをダイキャスト成形する為
の型を単純化できる。
【0021】次に、図7〜9は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、チルト機構を持たず、
ステアリングホイールの位置調節を行なえないステアリ
ングコラムに本発明を適用したものである。この為本発
明の場合には、前述した第一実施例でアウターコラム5
aの前端部下面に形成した昇降ブラケット8a(図1〜
6)を省略する代わりに、このアウターコラム5aの前
端部に固定ブラケット11aを、このアウターコラム5
aと一体に形成している。非鉄金属をダイキャスト成形
して成るアウターコラム5aには、上記固定ブラケット
11aの他、取付ブラケット9aとシリンダブラケット
10aとを一体形成している。
している。本実施例の場合には、チルト機構を持たず、
ステアリングホイールの位置調節を行なえないステアリ
ングコラムに本発明を適用したものである。この為本発
明の場合には、前述した第一実施例でアウターコラム5
aの前端部下面に形成した昇降ブラケット8a(図1〜
6)を省略する代わりに、このアウターコラム5aの前
端部に固定ブラケット11aを、このアウターコラム5
aと一体に形成している。非鉄金属をダイキャスト成形
して成るアウターコラム5aには、上記固定ブラケット
11aの他、取付ブラケット9aとシリンダブラケット
10aとを一体形成している。
【0022】上記固定ブラケット11aは、上記アウタ
ーコラム5aの前端上部から幅方向(図7〜8の表裏方
向、図9の左右方向)外方に突出した左右1対の固定板
部23、23を有する。これら各固定板部23、23に
は、それぞれ後端縁(図7〜8の右端縁)に開口する切
り欠き24、24を形成しており、これら各切り欠き2
4、24の内側に係止駒25、25を係止している。上
記アウターコラム5aを車体に支持固定する際には、こ
れら各係止駒25、25を挿通したボルトを車体側に設
けたねじ孔に螺合し更に緊締する。この状態で、ステア
リングコラム4aが車体に支持されるが、前述した第一
実施例の場合とは異なり、ステアリングホイールの高さ
位置を調節すべく、上記アウターコラム5aを昇降させ
る事はできない。
ーコラム5aの前端上部から幅方向(図7〜8の表裏方
向、図9の左右方向)外方に突出した左右1対の固定板
部23、23を有する。これら各固定板部23、23に
は、それぞれ後端縁(図7〜8の右端縁)に開口する切
り欠き24、24を形成しており、これら各切り欠き2
4、24の内側に係止駒25、25を係止している。上
記アウターコラム5aを車体に支持固定する際には、こ
れら各係止駒25、25を挿通したボルトを車体側に設
けたねじ孔に螺合し更に緊締する。この状態で、ステア
リングコラム4aが車体に支持されるが、前述した第一
実施例の場合とは異なり、ステアリングホイールの高さ
位置を調節すべく、上記アウターコラム5aを昇降させ
る事はできない。
【0023】二次衝突に伴って上記アウターコラム5a
の前方に向いた強い力が加わり、このアウターコラム5
aが前方に変位する事でステアリングコラム4aの全長
が縮まる際には、上記各係止駒25、25が上記各切り
欠き24、24から抜け出る。その他の部分の構成及び
作用は、前述した第一実施例と同様である為、同等部分
には同一符号を付して重複する説明を省略する。
の前方に向いた強い力が加わり、このアウターコラム5
aが前方に変位する事でステアリングコラム4aの全長
が縮まる際には、上記各係止駒25、25が上記各切り
欠き24、24から抜け出る。その他の部分の構成及び
作用は、前述した第一実施例と同様である為、同等部分
には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0024】次に、図10〜11は本発明の第三実施例
として、前記チルト機構に加えて、ステアリングホイー
ルの前後位置を調節する為のテレスコピック機構を備え
たステアリングコラムに本発明を適用した場合を示して
いる。チルト機構部分に就いては、前述した第一実施例
と同様である為、以下、テレスコピック機構部分の構造
に就いて説明する。
として、前記チルト機構に加えて、ステアリングホイー
ルの前後位置を調節する為のテレスコピック機構を備え
たステアリングコラムに本発明を適用した場合を示して
いる。チルト機構部分に就いては、前述した第一実施例
と同様である為、以下、テレスコピック機構部分の構造
に就いて説明する。
【0025】ステアリングシャフト1bは、軸方向中間
部のインナーシャフト3aの後端部にアウターシャフト
2aを、軸方向に亙る変位のみ自在に結合して成る。こ
のアウターシャフト2aは、上記インナーシャフト3a
の後端部にスプライン係合する円管部27と、この円管
部27の後側に溶接により接続固定される円杆部28と
から成る。この様なアウターシャフト2aは、円筒状の
アッパーコラム29の内側に、ニードル軸受15と深溝
型の玉軸受30とを介して、回転自在に支持されてい
る。
部のインナーシャフト3aの後端部にアウターシャフト
2aを、軸方向に亙る変位のみ自在に結合して成る。こ
のアウターシャフト2aは、上記インナーシャフト3a
の後端部にスプライン係合する円管部27と、この円管
部27の後側に溶接により接続固定される円杆部28と
から成る。この様なアウターシャフト2aは、円筒状の
アッパーコラム29の内側に、ニードル軸受15と深溝
型の玉軸受30とを介して、回転自在に支持されてい
る。
【0026】上記アッパーコラム29の前半部(図10
の左半部)はアウターコラム5aの内側に、軸方向(図
10の左右方向、図11の表裏方向)に亙る変位のみ自
在に挿入されている。この為に上記アッパーコラム29
の一部には軸方向に長い長孔31を形成し、この長孔3
1にガイドローラ32を係合させている。このガイドロ
ーラ32を回転のみ自在に支持すべく、上記アウターコ
ラム5aの一部に形成したねじ孔33には係止ねじ34
を螺着し、この係止ねじ34の先端部に上記ガイドロー
ラ32を、回転のみ自在に支持している。
の左半部)はアウターコラム5aの内側に、軸方向(図
10の左右方向、図11の表裏方向)に亙る変位のみ自
在に挿入されている。この為に上記アッパーコラム29
の一部には軸方向に長い長孔31を形成し、この長孔3
1にガイドローラ32を係合させている。このガイドロ
ーラ32を回転のみ自在に支持すべく、上記アウターコ
ラム5aの一部に形成したねじ孔33には係止ねじ34
を螺着し、この係止ねじ34の先端部に上記ガイドロー
ラ32を、回転のみ自在に支持している。
【0027】又、上記アウターコラム5aの側面で上記
アッパーコラム29の前半部側面と対向する部分には、
このアウターコラム5aの内外両周面に開口するシリン
ダ孔35を形成している。そして、このシリンダ孔35
の奥側に挿入した押圧駒36の内側面を、上記アッパー
コラム29の前半部側面に対向させている。又、上記シ
リンダ孔35の開口部に螺合固定した蓋部材37の中央
部に形成したねじ孔38には押圧ねじ39を螺合してい
る。そしてこの押圧ねじ39を、テレスコピックレバー
40により操作自在としている。
アッパーコラム29の前半部側面と対向する部分には、
このアウターコラム5aの内外両周面に開口するシリン
ダ孔35を形成している。そして、このシリンダ孔35
の奥側に挿入した押圧駒36の内側面を、上記アッパー
コラム29の前半部側面に対向させている。又、上記シ
リンダ孔35の開口部に螺合固定した蓋部材37の中央
部に形成したねじ孔38には押圧ねじ39を螺合してい
る。そしてこの押圧ねじ39を、テレスコピックレバー
40により操作自在としている。
【0028】ステアリングホイールの前後位置を調節す
る際には、上記テレスコピックレバー40を所定方向に
操作する事によって、上記押圧駒36をアッパーコラム
29の前半部側面に押し付けている力を解除する。そし
て、上記アウターコラム5aの内側でアッパーコラム2
9を前後方向に摺動させつつ、上記ステアリングホイー
ルの前後位置を調節する。調節後、上記テレスコピック
レバー40を逆方向に操作する事によって、上記押圧駒
36をアッパーコラム29の前半部外側面に押し付け、
このアッパーコラム29をアウターコラム5aの内側に
固定する。
る際には、上記テレスコピックレバー40を所定方向に
操作する事によって、上記押圧駒36をアッパーコラム
29の前半部側面に押し付けている力を解除する。そし
て、上記アウターコラム5aの内側でアッパーコラム2
9を前後方向に摺動させつつ、上記ステアリングホイー
ルの前後位置を調節する。調節後、上記テレスコピック
レバー40を逆方向に操作する事によって、上記押圧駒
36をアッパーコラム29の前半部外側面に押し付け、
このアッパーコラム29をアウターコラム5aの内側に
固定する。
【0029】本実施例の場合には、テレスコピック機構
を付設してステアリングホイールの前後位置を調節自在
とし、アウターコラム5aの後端部外周面にテレスコピ
ックレバー40を設けた事に伴い、このアウターコラム
5aにはコンビネーションスイッチ用の取付ブラケット
は形成していない。但し、本実施例の場合も、昇降ブラ
ケット8a及びシリンダブラケット10aを上記アウタ
ーコラム5aと一体に形成する事で、製作費の低廉化を
図っている。
を付設してステアリングホイールの前後位置を調節自在
とし、アウターコラム5aの後端部外周面にテレスコピ
ックレバー40を設けた事に伴い、このアウターコラム
5aにはコンビネーションスイッチ用の取付ブラケット
は形成していない。但し、本実施例の場合も、昇降ブラ
ケット8a及びシリンダブラケット10aを上記アウタ
ーコラム5aと一体に形成する事で、製作費の低廉化を
図っている。
【0030】次に、図12は本発明の第四実施例を示し
ている。本実施例の場合には、アウターコラム5aの内
径を、前から後ろに向かう程(図12で左から右に向か
う程)小さくなる様にしている。アウターコラム5aの
前端部内周面に形成した突条21、21の先端縁の位置
(突条21、21の最大内接円の直径)は全長に亙って
等しくしている。本実施例の場合には、アウターコラム
5aの形状をこの様にする事で、このアウターコラム5
aをダイキャスト成形する際に型抜きを行ない易くなる
だけでなく、衝突事故の際にステアリングコラム4aの
全長を縮める為に要する荷重を次第に大きくできる。
ている。本実施例の場合には、アウターコラム5aの内
径を、前から後ろに向かう程(図12で左から右に向か
う程)小さくなる様にしている。アウターコラム5aの
前端部内周面に形成した突条21、21の先端縁の位置
(突条21、21の最大内接円の直径)は全長に亙って
等しくしている。本実施例の場合には、アウターコラム
5aの形状をこの様にする事で、このアウターコラム5
aをダイキャスト成形する際に型抜きを行ない易くなる
だけでなく、衝突事故の際にステアリングコラム4aの
全長を縮める為に要する荷重を次第に大きくできる。
【0031】即ち、このステアリングコラム4aの全長
が或る程度縮まり、インナーコラム6の後端部外周面が
上記アウターコラム5aの内周面に当接する様になる
と、それ以上上記ステアリングコラム4aの全長を縮め
る為には、このインナーコラム6の後端部を絞る必要が
生じる。この為、ステアリングコラム4aの全長を縮め
る為に要する荷重が次第に大きくなる。この結果、二次
衝突時に運転者の保護をより有効に図る為の設計が容易
になる。その他の構成及び作用は、上述した何れかの実
施例と同じである。
が或る程度縮まり、インナーコラム6の後端部外周面が
上記アウターコラム5aの内周面に当接する様になる
と、それ以上上記ステアリングコラム4aの全長を縮め
る為には、このインナーコラム6の後端部を絞る必要が
生じる。この為、ステアリングコラム4aの全長を縮め
る為に要する荷重が次第に大きくなる。この結果、二次
衝突時に運転者の保護をより有効に図る為の設計が容易
になる。その他の構成及び作用は、上述した何れかの実
施例と同じである。
【0032】
【発明の効果】本発明の衝撃吸収式ステアリングコラム
は、以上に述べた通り構成され作用するので、部品製
作、部品管理、組立作業の簡略化により、製作費の低廉
化を図れる。
は、以上に述べた通り構成され作用するので、部品製
作、部品管理、組立作業の簡略化により、製作費の低廉
化を図れる。
【図1】本発明の第一実施例を示す半部縦断側面図。
【図2】図1の右部拡大図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】アウターコラムとインナーコラムとを組み合わ
せただけの状態で示す、部分縦断側面図。
せただけの状態で示す、部分縦断側面図。
【図5】図4の右部拡大図。
【図6】アウターコラムとインナーコラムとの結合部の
別構造の3例を示す、それぞれ図3と同方向から見た断
面図。
別構造の3例を示す、それぞれ図3と同方向から見た断
面図。
【図7】本発明の第二実施例を示す部分縦断側面図。
【図8】図7の右部拡大図。
【図9】図8のB−B断面図。
【図10】本発明の第三実施例の要部を示す、部分縦断
側面図。
側面図。
【図11】図10のC−C断面図。
【図12】アウターコラムとインナーコラムとの結合部
の別構造を示す半部縦断側面図。
の別構造を示す半部縦断側面図。
【図13】従来構造の1例を示す部分縦断側面図。
【図14】図13の右部拡大図。
1、1a、1b ステアリングシャフト 2、2a アウターシャフト 3、3a インナーシャフト 4、4a ステアリングコラム 5、5a アウターコラム 6 インナーコラム 7 軸受 8、8a 昇降ブラケット 9、9a 取付ブラケット 10、10a シリンダブラケット 11、11a 固定ブラケット 12 長孔 13 チルトボルト 14 チルトレバー 15 ニードル軸受 16 キーロックカラー 17 突出部 18 貫通孔 19 チルトナット 20 玉軸受 21、21a、21b、22 突条 23 固定板部 24 切り欠き 25 係止駒 26 ロックピン 27 円管部 28 円杆部 29 アッパーコラム 30 玉軸受 31 長孔 32 ガイドローラ 33 ねじ孔 34 係止ねじ 35 シリンダ孔 36 押圧駒 37 蓋部材 38 ねじ孔 39 押圧ねじ 40 テレスコピックレバー
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも内周面を円筒面としたアウタ
ーコラムと、このアウターコラムの内側に挿入された円
筒状のインナーコラムと、上記アウターコラムの外周面
に固定されたブラケットとを備え、上記アウターコラム
の内周面と上記インナーコラムの外周面とは、これら両
コラムの軸方向に亙る強い力が加わった場合にのみ変位
自在に強く嵌合しているエネルギ吸収式ステアリングコ
ラムに於いて、上記アウターコラムと上記ブラケットと
が非鉄材料により一体形成されている事を特徴とする衝
撃吸収式ステアリングコラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030909A JPH08225079A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 衝撃吸収式ステアリングコラム |
US08/588,611 US5845936A (en) | 1995-02-20 | 1996-01-19 | Collapsible outer column formed integral with brackets |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030909A JPH08225079A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 衝撃吸収式ステアリングコラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225079A true JPH08225079A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12316844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7030909A Pending JPH08225079A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 衝撃吸収式ステアリングコラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5845936A (ja) |
JP (1) | JPH08225079A (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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