JP2003118595A - 車両用ステアリング装置及びその製造方法 - Google Patents

車両用ステアリング装置及びその製造方法

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JP2003118595A JP2001383244A JP2001383244A JP2003118595A JP 2003118595 A JP2003118595 A JP 2003118595A JP 2001383244 A JP2001383244 A JP 2001383244A JP 2001383244 A JP2001383244 A JP 2001383244A JP 2003118595 A JP2003118595 A JP 2003118595A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
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    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高剛性にして、かつ車体への保持力を飛躍的
に高くすると共に、製造コストや重量を大幅に削減した
車両用ステアリング装置及びその製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 管状の素材を、ハイドロフォーム法によ
り、膨出部2を一体的に備えたステアリングコラム1に
成形し、膨出部2の両側面に、クランプ機構の締付ボル
トを通挿するテレスコピック調整用長孔3を設けて、こ
れをコラムシャフト軸受部としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレスコピック調
整可能なステアリングコラムの車体への保持力を高めた
車両用ステアリング装置及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用ステアリング装置にお
いては、テレスコピック調整可能又はチルト調整可能な
ステアリングコラムの車体側への圧接・保持力を高める
ことが要求されている。
【0003】例えば、特開平10−35511号公報に
おいては、ステアリングコラムをチルト傾動自在及びテ
レスコピック摺動自在に構成すると共に、チルト・テレ
スコピック締付時、ステアリングコラムに取付けたコラ
ム側部材を、車体に取付けた車体側部材にクランプ機構
により圧接して締付・保持したチルト・テレスコピック
式ステアリング装置が開示されている。特に、クランプ
機構による締付時、車体側部材とクランプ機構との間
に、薄板状で金属製の摩擦板を多数枚介装し、これによ
り、ステアリングコラムの車体への保持力(圧接力)を
飛躍的に高めている。
【0004】一般的に、ステアリングコラムに設けたコ
ラム側部材(例えば、ディスタンスブラケット)には、
クランプ部材の締付ボルトを通挿してステアリングコラ
ムを軸方向に案内するテレスコピック調整用長孔が形成
してあり、且つこのコラム側部材は、ステアリングコラ
ムと別体であって、その製造時、溶接や加締め等により
ステアリングコラムに固定してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用ステアリング装置においては、コラム側部材
がステアリングコラムと別体であり、その製造時、溶接
や加締め等を用いているため、ステアリングコラム自体
を高剛性に維持することができない。また、材料費、加
工費、及び組立費を併わせた製造コストが高くなり、ス
テアリングコラムの総重量も増大するといった問題点が
あった。
【0006】尚、上記特開平10−35511号公報、
実開平6−74562号公報、及びEP0770537
A1公報では、ステアリングコラムから切り起こして折
曲した一対のフランジに、一対のテレスコピック調整用
長孔が形成されており、当該長孔がステアリングコラム
側に設けられている。しかし、切り起こしフランジであ
るため、ステアリングコラムが「開いた断面」となり、
ステアリングコラム自体を高剛性にできず、クランプ機
構による締付時に、ステアリングコラムの車体への保持
力を必ずしも高く維持することができない。
【0007】また、特開平8−276852号公報、及
びEP0721875A1公報では、ステアリングコラ
ムにプレス成型により膨出部を一体的に成形して、この
膨出部に、チルト用丸孔を形成している。これにより、
ステアリングコラムが「閉じた断面」であるため、ステ
アリングコラム自体を高剛性に維持することができる。
しかもこのチルト用丸孔は、単なる丸孔であり、軸方向
に延在しているものでないため、膨出部の形状も小さ
く、膨出部のプレス成型も容易である。しかし、軸方向
に長く延在したテレスコピック調整用長孔を膨出部に形
成する場合、軸方向に長い膨出部をステアリングコラム
に一体的に成形することになるため、上記公報と同様な
プレス成型方法では、実現が極めて困難であるという問
題点があった。
【0008】本発明は、上述した従来例の有する不都合
を改善するために、テレスコピック調整可能なステアリ
ングコラム自体を高剛性にして、ステアリングコラムの
車体への保持力を強化することができると共に、製造コ
ストや重量が大幅に削減された、簡単な構成の車両用ス
テアリング装置及びその製造方法を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の車両用ステアリング装置は、ステアリング
コラムをテレスコピック調整可能な車両用ステアリング
装置において、前記ステアリングコラムは、管状の素材
を、ハイドロフォーム法により、その膨出部を一体的に
有するように成形したものであり、この膨出部の側面
に、クランプ機構の締付ボルトを通挿するテレスコピッ
ク調整用長孔が形成されていることを特徴としている。
【0010】前記ステアリングコラムの膨出部の少なく
とも一方の側面に、チルト調整用としてその軸方向に、
又はテレスコピック調整用としてその軸方向に直交する
方向に一体成形されたもので、前記保持ブラケットに設
けたギヤと噛み合う、多数の直線的なリブを設けたこと
を特徴としている。
【0011】また、本発明の車両用ステアリング装置の
製造方法は、ステアリングコラムをテレスコピック調整
可能な車両用ステアリング装置の製造方法において、管
状の素材を、ハイドロフォーム法により、膨出部を一体
的に備えたステアリングコラムに成形する工程と、この
膨出部の側面に、クランプ機構の締付ボルトを通挿する
テレスコピック調整用長孔を形成する工程と、を具備す
ることを特徴としている。
【0012】このように、本発明によれば、管状の素材
を、ハイドロフォーム法により、膨出部を一体的に備え
たステアリングコラムに成形し、これにより、テレスコ
ピック調整用長孔を形成する膨出部を、ステアリングコ
ラムに一体的な閉断面構造としている。したがって、ス
テアリングコラム自体を高剛性にして、ステアリングコ
ラムの車体への保持力を飛躍的に高くすることができる
と共に、材料費、加工費、及び組立費を併せた製造コス
トや重量を大幅に削減することができる。
【0013】尚、ハイドロフォーム法とは、薄肉の管材
を金型内に収納し、管内に圧力水・油を充填し、管材を
膨らませて所望形状に成形する方法であり、プレス成型
の後に溶接して閉じた断面の一体的構造の部材を製造す
る場合に比べて、溶接箇所が無いことから強度や剛性に
優れ、加工コストの削減や軽量化を図れるといった利点
がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用ステアリン
グ装置及びその製造方法の実施の形態について図面を参
照して説明する。図1(a)(b)は本発明の第1の実
施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコ
ラムの側面図及び正面図、図2(a)(b)は同第1の
実施形態に係る車両用ステアリング装置の正面図及び側
面図、図3(a)(b)は本発明の第2の実施形態に係
る車両用ステアリング装置のステアリングコラムの正面
図及び側面図、図4は本発明の第3の実施形態に係る車
両用ステアリング装置のステアリングコラムの正面図、
図5(a)(b)は本発明の第4の実施形態に係る車両
用ステアリング装置のステアリングコラムの正面図及び
側面図、図6(a)(b)は本発明の第5の実施形態に
係る車両用ステアリング装置の正面図及び側面図、図7
は(a)(b)は同第5の実施形態のテレスコ保持用リ
ブ及びチルト保持用リブを形成したステアリングコラム
を示す斜視図、図8は(a)(b)は同第5の実施形態
のテレスコ保持用リブ及びチルト保持用リブを示すステ
アリングコラムの側面図、図9(a)(b)は同第5の
実施形態のテレスコ保持用リブ及びチルト保持用リブと
ギヤとの位置関係を示す説明図である。
【0015】先ず、第1の実施形態について、図1及び
図2を参照して説明する。図1に示すように、本実施形
態では、管状の素材を、ハイドロフォーム法により、コ
ラムシャフト軸受部となる膨出部2を一体的に備えたス
テアリングコラム1に成形し、この膨出部2の両側面
に、クランプ機構5の締付ボルト6を通挿する一対のテ
レスコピック調整用長孔3を形成する。
【0016】ここで、ハイドロフォーム法とは、薄肉の
管材を金型内に収納し、管内に圧力水・油を充填し、管
材を膨らませて所望形状に成形する方法であり、プレス
成型の後に溶接して閉じた断面の一体的構造の部材を製
造する場合に比べて、溶接箇所が無いことから強度や剛
性に優れ、加工コストの削減や軽量化を図れるといった
利点がある。管状の素材は、一般的には鋼管であるが、
軽量化を計る場合はアルミ等の非鉄金属を用いることも
できる。
【0017】このように、本実施形態では、コラムシャ
フト軸受部である膨出部2がステアリングコラム1につ
なぎ目のない閉じた断面の一体構造となっているため、
ステアリングコラム1自体を高剛性にして、ステアリン
グコラムの車体への保持力を飛躍的に高くすることがで
きると共に、材料費、加工費、及び組立費を併わせた製
造コストや重量を大幅に削減することができる。
【0018】図2に示すように、本実施形態では、断面
逆U字状の保持ブラケットである車体側保持ブラケット
4の内側に、テレスコピック調整可能なコラムシャフト
軸受部2(膨出部)が配設してある。カム機構式のクラ
ンプ機構5の締付ボルト6がコラムシャフト軸受部2の
テレスコピック調整用長孔3に通挿してある。クランプ
機構5のクランプレバー7を操作して回動することによ
り、コラムシャフト軸受部2を車体側保持ブラケット4
に圧接・保持、あるいはこの保持を解除することができ
るようになっている。
【0019】第2の実施形態について図3を参照して説
明する。本実施形態では、締付ボルト6に貫通され、車
体側保持ブラケット4の両内側面に保持された2枚の高
摩擦材8により、コラムシャフト軸受部2(膨出部)が
挟持され、当該膨出部2が車体側保持ブラケット4に対
して間接的に保持される構成になっている。高摩擦材8
は保持ブラケット4の両外側面にも取り付けられ、2枚
の高摩擦材8で保持ブラケット4の各保持部を挟持する
ようになっている。その他の構成及び作用については、
上記第1の実施形態と同様であり、同一部材には同一番
号を付している。
【0020】この高摩擦材8は、アスベストを使用しな
いアスベスト・フリータイプであって、このタイプは基
本的に3種類あるが、静摩擦係数が0.45以上であれ
ば、その3種をベースとしたものの内、何れでも用いる
ことができる。但し、永久歪が高いものは保持力が弱ま
るので使用することはできない。
【0021】この高摩擦材8には、例えば、使用基材の
スチールファイバーが30〜50%で銅ファイバーを使
用したセミメタリック・スチールメタル、使用基材のス
チールファイバーが10〜30%で銅ファイバーを使用
したロール・スチール、又は、使用基材としてアラミド
ファイバー、セラミックファイバー、グラスファイバー
等の非金属を使用したノン・スチール、等を用いること
ができる。その他、音消しにフェロード等を使用する
が、人体有害物となるチタンカリウム等は使用しない。
【0022】尚、バッキング・プレートとの接着方法
は、通常ホットボンディングにより鉄板から油分を取り
除いた後、接着剤を塗布して摩擦材を載せた後、百数十
度で過熱成形し、その後硬化工程等を経て表面を研磨す
る。また、高摩擦材8の厚さは、バッキングプレート込
みで、2mm程度であり、高摩擦材8のみでは、1mm
程度である。
【0023】このように、本実施形態によれば、クラン
プ機構5による締め付け時、高摩擦材8を用いて、コラ
ムシャフト軸受部2を車体側保持ブラケット4に締め付
けているため、ステアリングコラム1の車体への圧接・
保持力を著しく高くすることができ、同時に、多数枚の
金属製の摩擦板を用いないことから、材料費、加工費、
及び組立費を大幅に削減でき、加えて、コラム保持機構
の省スペース化を図ることができる。
【0024】次に、第3の実施形態について図4を参照
して説明する。本実施形態では、コラムシャフト軸受部
2の片側に1枚の高摩擦材8が配設されており、車体側
保持ブラケット4は、高摩擦材8を介してコラムシャフ
ト軸受部2(膨出部)を挟持し、これを間接的に保持す
るようになっている。その他の構成及び作用は、上述し
た第2の実施形態と同様であり、同一部材には同一番号
を付している。但し、クランプ機構5は、ネジ機構式又
はトグル式である。
【0025】第4の実施形態について図5を参照して説
明する。本実施形態では、多数の金属製の摩擦板9によ
りコラムシャフト軸受部2(膨出部)を挟持して間接的
に保持するようになっている。その他の構成及び作用
は、上述した第1の実施形態と同様であり、同一部材に
は同一番号を付している。
【0026】クランプ機構5による締め付け時、同図に
示すように、クランプ機構5とコラムシャフト軸受部2
との間に、薄板状で金属製の摩擦板9を多数枚介装し、
これにより、ステアリングコラム1の車体への圧接・保
持力を飛躍的に高めることができる。
【0027】第5の実施形態について図6〜図9を参照
して説明する。本実施形態では、図7に示すように、管
状の素材を、ハイドロフォーム法により、膨出部2を一
体的に備えたステアリングコラム1に成形すると共に、
図6に示すように、膨出部2の両側面それぞれに一体成
形したテレスコ保持用リブ10、及びチルト保持用リブ
11と、車体側保持ブラケット4側に設けたギヤ12及
び13とを噛み合わせることにより、コラムシャフト軸
受部2を車体側保持ブラケット4に圧接・保持する構成
である。その他の構成及び作用は、上述した第1の実施
形態と同様であり、同一部材には同一番号を付してい
る。
【0028】図7、図8、及び図9において、同図各
(a)はテレスコ保持用リブ10の形状を示している。
このテレスコ保持用リブ10は、膨出部2の一方の側面
に形成され、その軸方向の断面がキヤ歯形状であって、
軸方向に直交する方向の多数の直線的なリブで構成され
ている。このリブ10と噛み合うギヤ(テレスコ用ギ
ヤ)12は、その対向面側に歯が突出した形状で、図6
(a)に示すように、クランプレバー7を回動させるこ
とにより、この歯12aがリブ10の各溝に嵌まって係
止され、特に、ステアリングコラム1の軸方向(矢印A
方向)の位置決めが確実に行えるようになっている。
【0029】一方、同図各(b)はチルト保持用リブ1
1の形状を示している。このチルト保持用リブ11は、
膨出部2の他方の側面に形成され、その軸方向に直交す
る方向の断面がキヤ歯形状であって、軸方向の多数の直
線的なリブで構成されている。このリブ11と噛み合う
ギヤ(チルト用ギヤ)13もテレスコ用ギヤ12と同様
に、その対向面側に歯が突出した形状で、この歯13a
がリブ11の各溝に嵌まって係止され、図6に示すよう
に、特に、ステアリングコラム1の締付ボルト6を軸中
心とする回転方向(矢印B方向)の位置決めが確実に行
えるようになっている。
【0030】このように、膨出部2の両側面にテレスコ
保持用リブ10、及びチルト保持用リブ11をそれぞれ
形成したので、ステアリングコラム1の軸方向、及び回
転方向の圧接・保持度を高めることができると共に、リ
ブの構造上、膨出部2の剛性を高めることができる。
尚、本発明は、上述した5つの実施形態に限定されず、
他にも種々の変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
管状の素材を、ハイドロフォーム法により、膨出部を一
体的に備えたステアリングコラムに成形し、これによ
り、テレスコピック調整用長孔を形成する膨出部を、ス
テアリングコラムに一体的な閉断面構造としたので、ス
テアリングコラム自体を高剛性にして、ステアリングコ
ラムの車体への保持力を飛躍的に高くすることができる
と共に、材料費、加工費、及び組立費を併わせた製造コ
ストや重量を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)はそれぞれ本発明の第1の実施形
態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラム
の概略的側面図及び正面図である。
【図2】(a)(b)はそれぞれ第1の実施形態に係る
車両用ステアリング装置の概略的正面図及び側面図であ
る。
【図3】(a)(b)は本発明の第2の実施形態に係る
車両用ステアリング装置のステアリングコラムの概略的
正面図及び側面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る車両用ステアリ
ング装置のステアリングコラムの概略的正面図である。
【図5】(a)(b)はそれぞれ本発明の第4の実施形
態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラム
の概略的正面図及び側面図である。
【図6】(a)(b)はそれぞれ本発明の第5の実施形
態に係る車両用ステアリング装置の概略的正面図及び側
面図である。
【図7】(a)(b)は同第5の実施形態のテレスコ保
持用リブ及びチルト保持用リブを形成したステアリング
コラムを示す斜視図である。
【図8】(a)(b)は同第5の実施形態のテレスコ保
持用リブ及びチルト保持用リブを示すステアリングコラ
ムの側面図である。
【図9】(a)(b)は同第5の実施形態のテレスコ保
持用リブ及びチルト保持用リブとギヤとの位置関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 コラムシャフト軸受部(膨出部) 3 テレスコピック調整用長孔 4 車体側保持ブラケット 5 クランプ機構 6 締付ボルト 7 クランプレバー 8 高摩擦材 9 摩擦板 10 テレスコ保持用リブ 11 チルト保持用リブ 12 テレスコ用ギヤ 13 チルト用ギヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングコラムを、車体側に設けた保
    持ブラケットにテレスコピック調整可能に圧接・保持し
    た車両用ステアリング装置において、 前記ステアリングコラムは、管状の素材を、ハイドロフ
    ォーム法により、その膨出部を一体的に有するように成
    形したものであり、この膨出部の側面に、前記保持ブラ
    ケット側に設けたクランプ機構の締付ボルトを通挿する
    テレスコピック調整用長孔が形成されていることを特徴
    とする車両用ステアリング装置。
  2. 【請求項2】前記ステアリングコラムの膨出部の少なく
    とも一方の側面に、チルト調整用としてその軸方向に、
    又はテレスコピック調整用としてその軸方向に直交する
    方向に一体成形されたもので、前記保持ブラケットに設
    けたギヤと噛み合う、多数の直線的なリブを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の車両用ステアリング装置。
  3. 【請求項3】ステアリングコラムを、車体側に設けた保
    持ブラケットにテレスコピック調整可能に圧接・保持し
    た車両用ステアリング装置の製造方法において、 管状の素材を、ハイドロフォーム法により、膨出部を一
    体的に備えた前記ステアリングコラムに成形する工程
    と、 この膨出部の側面に、前記保持ブラケット側に設けたク
    ランプ機構の締付ボルトを通挿するテレスコピック調整
    用長孔を形成する工程と、を具備することを特徴とする
    車両用ステアリング装置の製造方法。
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