JP6482910B2 - ブッシュおよびブッシュを用いた回転支持機構ならびにブッシュを用いた回転支持機構の組立方法 - Google Patents
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Description
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、ブッシュを用いた回転支持機構1は、シートフレームFなどに用いられるものである。シートフレームFは、クッションフレーム10とバックフレーム20とを備え、クッションフレーム10のサイドフレーム19の後端部に、バックフレーム20のサイドフレーム29の下端部が回転支持機構1を介して回転可能に支持されている。なお、以下の説明において、内側、外側は、シートフレームFを基準としており、シートフレームFの左右方向の中心に近い側を内側、遠い側を外側とする。
なお、第2フランジ33は、後述するように径方向に沿った切れ込み38(図6参照)を有している。
図4に示すように、ブッシュ30は、クッションフレーム10に組み付ける前において、円筒形状に形成された筒部31と第1フランジ32とを有している。筒部31は、軸方向に沿って切れ込み38が形成されている。切れ込み38は、ブッシュ30の軸方向の全体に渡って形成されている。第1フランジ32は、切れ込み38に隣接する部分にV字形状の切欠38Aが形成されている。
そして、図7(b)に示すように、ボルト50のねじ軸51を軸部材40のねじ穴44にねじ込んでいき、バックフレーム20を軸方向にブッシュ30の第2フランジ33に押し付けて、クッションフレーム10と第2フランジ33の間に隙間を残した状態となるように第2フランジ33を変形させる(第3工程)。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、第1実施形態と同様な部分については、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図9(a)に示すように、ブッシュ130は、クッションフレーム10に組み付ける前において、第1実施形態のブッシュ30に対して、第2フランジ133が短い分だけ筒部131の長さが短い。
10 クッションフレーム
11 支持孔
20 バックフレーム
30,130 ブッシュ
31,131 筒部
32,132 第1フランジ
33,133 第2フランジ
34 先端部
40 軸部材
50 ボルト
D1,D2 隙間
F シートフレーム
Claims (9)
- 支持孔を有する第1部材と、前記支持孔に取り付けられたブッシュと、前記ブッシュを介して前記支持孔に支持される軸部と、前記第1部材に前記軸部を介して回転可能に連結される第2部材とを備えるブッシュを用いた回転支持機構であって、
前記ブッシュは、
前記支持孔の内面に沿い、前記軸部の外側に嵌合する筒部と、
前記筒部の軸方向の一端から前記支持孔の周囲に沿って径方向外側に広がる第1フランジと、
前記筒部の前記軸方向の他端から径方向外側に広がる第2フランジとを有し、
前記第2部材は、前記第2フランジを介して前記第1部材と前記軸方向に隣接し、
前記ブッシュは、前記第2フランジが前記第1部材との間に隙間を有するとともに前記第2部材と面接触した状態で、前記筒部において前記第1部材に固定されていることを特徴とするブッシュを用いた回転支持機構。 - 前記第2フランジの先端は、前記第2部材から離間する方向に屈曲していることを特徴とする請求項1に記載のブッシュを用いた回転支持機構。
- 支持孔を有する第1部材と、前記支持孔に取り付けられたブッシュと、前記ブッシュを介して前記支持孔に支持される軸部と、前記第1部材に前記軸部を介して回転可能に連結される第2部材とを備えるブッシュを用いた回転支持機構であって、
前記ブッシュは、
前記支持孔の内面に沿い、前記軸部の外側に嵌合する筒部と、
前記筒部の軸方向の一端から前記支持孔の周囲に沿って径方向外側に広がる第1フランジと、
前記筒部の前記軸方向の他端から径方向外側に広がる第2フランジとを有し、
前記第2部材は、前記第2フランジを介して前記第1部材と前記軸方向に隣接し、
前記ブッシュは、前記筒部の外周面が前記支持孔と接触せず前記支持孔との間に隙間を有するとともに前記第1フランジと前記第2フランジの間で前記第1部材を挟持し、
前記軸部は、前記筒部の内側に挿入されることで組み付けられ、
前記軸部の挿入前において、前記筒部の内径は、前記軸部の外径よりも小さく、前記筒部の内径は、前記軸部を挿入した後の方が挿入する前よりも大きいことを特徴とするブッシュを用いた回転支持機構。 - 前記ブッシュは、少なくとも前記第2フランジに直径方向に沿った切れ込みを有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブッシュを用いた回転支持機構。
- 前記第2フランジの径方向の長さは、前記第1フランジの径方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のブッシュを用いた回転支持機構。
- 前記軸部と前記第2部材とは一体に回転することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブッシュを用いた回転支持機構。
- 前記軸部は、前記第2部材に溶接されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のブッシュを用いた回転支持機構。
- 筒部と、当該筒部の軸方向の一端から径方向外側に広がる第1フランジとを備えるブッシュを用いた回転支持機構の組立方法であって、
支持孔を有する第1部材の前記支持孔に前記筒部を挿入し、前記第1フランジを前記支持孔の周囲に配置する第1工程と、
前記筒部の前記支持孔の前記第1フランジとは反対側から突出した部分を前記支持孔から離れるにつれ徐々に直径が大きくなるように広げて第2フランジを形成する第2工程と、
前記筒部の内側に軸部を挿入するとともに、前記軸部を介して前記第1部材に支持される第2部材を前記軸方向に前記ブッシュに押し付けて、前記第1部材と前記第2フランジの間に隙間を残した状態で、かつ、前記第2フランジが前記第2部材と面接触するように前記第2フランジを変形させる第3工程とを備えることを特徴とするブッシュを用いた回転支持機構の組立方法。 - 筒部と、当該筒部の軸方向の一端から径方向外側に広がる第1フランジとを備えるブッシュを用いた回転支持機構の組立方法であって、
前記筒部の外径より大きな内径の支持孔を有する第1部材の前記支持孔に前記筒部を挿入し、前記第1フランジを前記支持孔の周囲に配置する第1工程と、
前記筒部の前記支持孔の前記第1フランジとは反対側から突出した部分を広げて第2フランジを形成し、前記第1フランジと前記第2フランジの間で前記第1部材を挟持させる第2工程と、
前記筒部の内側に、第2部材を支持する、前記筒部の内径よりも直径が大きい軸部を挿入して、前記筒部の外周面が前記支持孔と接触しないように前記支持孔の間に隙間を残した状態で前記筒部の内径が大きくなるように前記筒部を変形させる第3工程とを備えることを特徴とするブッシュを用いた回転支持機構の組立方法。
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