JP2001303407A - 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機 - Google Patents

編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機

Info

Publication number
JP2001303407A
JP2001303407A JP2001097251A JP2001097251A JP2001303407A JP 2001303407 A JP2001303407 A JP 2001303407A JP 2001097251 A JP2001097251 A JP 2001097251A JP 2001097251 A JP2001097251 A JP 2001097251A JP 2001303407 A JP2001303407 A JP 2001303407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sinker
knitting machine
longitudinal direction
knitting
spring element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001097251A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Martin Eppler
エプラー ハンス−マルティン
Dietmar Traenkle
トランクル ヂートマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH filed Critical Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Publication of JP2001303407A publication Critical patent/JP2001303407A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/06Sinkers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 編み機のキャリア構造内で隣り合うように交
互に配置されている編み針とシンカとが長手方向に相対
的に移動する相対手法の使用時におけるシンカの運動が
遊びなしでガイドされ、振動、騒音が防止され得るシン
カとかかるシンカを備えた編み機を提供する。 【解決手段】 シンカ(50)は、前面(32)と、背
面(33)と、一方の端に置かれ、シンカ喉部(35)
とノックオーバエッジ(36)をもつヘッド(34)
と、長手方向(v)に起こり得る運動を行うことを目的
とし、前面(32)から突出している制御バット(3
8)と、長手方向(v)を横切るように起こり得るピボ
ット運動を行うように設計され、前面(32)に設けら
れた少なくとも1つの揺動要素(39、40)とを備え
ている。本発明によれば、シンカ(50)は、製造時の
許容誤差を補償することを目的とし、長手方向(v)を
横切るように作用するスプリング要素(41)も備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編み機のキャリア
構造内に、相互に隣り合うように交互に配置されている
編み針とシンカとがそれらの長手方向(v)において相
対的に移動する動作を行う編み機用のシンカ及び、編み
針とシンカとが、相互に隣り合うように交互に配置され
ているキャリア構造と、編み針とシンカとを長手方向
(v)に相対的に移動させると共に、前記長手方向を横
切るようにシンカをピボット運動させるカム構造とを含
む編み機に関する。
【0002】
【従来の技術】編み針とシンカとが、相互に隣り合うよ
うに交互に配置されているキャリア構造と、編み針とシ
ンカとを長手方向(v)に相対的に移動させると共に、
前記長手方向を横切るようにシンカをピボット運動させ
るカム構造とを含む編み機、すなわち、編み機のキャリ
ア構造内に、相互に隣り合うように交互に配置されてい
る編み針とシンカとがそれらの長手方向(v)において
相対的に移動する相対手法に従って動作する編み機で
は、ノックオーバ(knock-over)動作と押し下げ(holding
-down)動作用のシンカは、糸をつかんだ(テークアッ
プ)後で起こる編み針の引き下げ(drawing-down)運動の
間、この運動に相反する方向に押されている。
【0003】このようにすると、編み目を形成するため
に必要な編み針(ニードル)ストロークは通常の編成技
術を使用する場合よりも小さくなるため、編み針用に使
用する上昇カム部品とテークオフ(take-off)カム部品の
傾斜を小さくし、編成速度を高速化することができる。
【0004】前述した相対手法に従って動作し、上述し
たタイプに属する公知の編み機は、丸編み機として設計
されているのが一般であり(例えば、DE 33 11 361 C2
、DE33 48 030 C2 、DE 33 30 530 C1 に開示されてい
る。)、その大部分は、2アームレバーとして設計され
たシンカを備えている。これらのシンカは、中央の支承
個所によってニードルシリンダなどに形成された溝の底
にピボット回転可能に装着され、その長手方向に移動可
能になっている。これらのピボット運動は、シンカの前
面側に設けられ、多くの場合、バットとして設計されて
いる揺動要素に対してスイベルカム部品が作用すること
によって引き起こされている。このピボット運動は、丸
編み機の場合には、ニードルシリンダ軸の方向を横切る
方向、すなわち半径方向に行われている。
【0005】この種の丸編み機には、製造時の許容誤差
が避けられないため、シンカがある程度の遊びをもって
配置されるように、つまり、この遊び量だけ長手方向
(ニードルシリンダ軸の方向)を横切るようにシンカが
ピボット回転可能に装着されるよう、スイベルカム部品
とシンカとが配置される関係を相互に対して調整しなけ
ればならない。この目的のために、例えば、機械の調整
時に、2個あるスイベルカム部品のうち、一方の(例え
ば、上部側の)スイベルカム部品は、シンカの位置を、
ニードルシリンダの方向に向けて最大限ピボット回転さ
せる位置に固定されている。他方の(例えば、下部側
の)スイベルカム部品は、シンカの位置を、ある程度の
遊びをもって、例えば、0.1mmから0.5mmの遊
びをもって、ニードルシリンダから離れる方向に向けて
最大限ピボット回転させる位置に固定するように調整さ
れている。
【0006】このために、一方では、機械のセットアッ
プ時に余分の作業工程が必要になり、他方では、上記の
遊びは、シンカの走行を不安定にし、従って、動作時に
望ましくない機械的騒音を発生する原因になっている。
【0007】前述した相対手法に従って動作する編み機
とシンカであって、上記のタイプに属するものとして、
シンカが、長手方向(ニードルシリンダ軸の方向)を横
切る方向の運動において最大限大きく移動した状態の方
向に、シンカを弾性スプリング力でバイアスするものも
知られている。
【0008】このスプリング力は、丸編み機のニードル
シリンダを包み込み、シンカの前面側に作用するエンド
レス環状スプリングまたはテンションスプリングによっ
て与えられている。このスプリングは、シンカの対応す
るレバーアームを、対応するシンカキャリアの方向にバ
イアスしているので、作用するスイベルカム部品が1つ
だけ存在する場合であっても、2アームレバーの形体を
したシンカを設ける必要があるか(例えば、DE 32 46 5
12 C2 に開示されている形態)、あるいはスイベルカム
部品をシンカキャリア上に形成する必要がある(例え
ば、DE 31 08 041C2 に開示されている形態)。このタ
イプのスプリングは、存在するすべてのシンカに作用す
るのにも適していなければならないため、そのスプリン
グ力は非常に大きくなってしまう。
【0009】しかし、このような形態においては、シン
カがスプリングの隣り合う2巻きの間に簡単に入り込む
ため、スプリングのバイアス力を受ける代わりにジャム
するという問題が、特に発生している。前記いずれのス
プリング力を用いる形態のものでも、得られる構造は設
計面で不十分であり、カム構造の設計高さに好ましくな
い影響を与え、破損しやすくなっている。
【0010】また、上述した理由以外の理由と思われる
が、シンカが前後にピボット回転可能になっている編み
機にも、同じような問題が発生する可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シンカの製
造時に不可避的に生じる許容誤差がある場合であって
も、従来のシンカに要求されていたように、シンカをキ
ャリア構造内に装着する際に、支承クリアランスを当該
シンカの形状上の許容誤差に応じて調製する必要をなく
することを目的としている。
【0012】また、本発明は、編み機のキャリア構造内
で隣り合うように交互に配置されている編み針とシンカ
とが長手方向vに相対的に移動する相対手法の使用時に
おけるシンカの運動が、遊びなしでガイドされ、その結
果、振動なしで相対的移動が行われ、移動時の静粛さが
向上し、熱発生を少なくできるようにすることを目的と
している。
【0013】そして、本発明は、望ましくない振動の発
生と騒音が防止された編み機を提供することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明が請求項1に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、編み機のキャリア構造内に、相互に隣り合うよ
うに交互に配置されている編み針とシンカとがそれらの
長手方向vにおいて相対的に移動する動作を行う編み機
用のシンカであって、前面側と背面側とを備えていると
共に、一端側に配備されていて、シンカ喉部とノックオ
ーバエッジとを有するヘッドと、編み機のカム部品に案
内されることによって、シンカに長手方向vの移動を行
わせるべく前記前面側から突出している制御バットと、
前記前面側に設けられていて、シンカに、長手方向vを
横切る方向のピボット運動を行わせるべく、編み機のス
イベルカム部品からの作用を受ける少なくとも1つの揺
動要素と、シンカの長手方向vを横切る方向に作用する
弾性力をシンカに対して与えるスプリング要素とを備え
ていることを特徴とする編み機用シンカである。
【0015】また、請求項2に係る発明で提案する編み
機用シンカは、請求項1に記載の編み機用シンカにおい
て、スプリング要素はシンカに一体成形されていること
を特徴とするものである。
【0016】請求項3に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項1又は2記載の編み機用シンカにおい
て、スプリング要素は、背面側に突出している弾性タブ
(elastic tab )からなることを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項4に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項3記載の編み機用シンカにおいて、揺動
要素が、編み機のキャリア構造にシンカが支持される部
位であって、背面側に設けられている支承個所と、ヘッ
ドとの間の位置においてシンカの前面側に設けられてい
ると共に、背面側に突出している弾性タブからなるスプ
リング要素が、前記ヘッドと前記支承個所の間の位置に
配置される支承個所を備えていることを特徴とするもの
である。
【0018】請求項5に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項1乃至3のいずれか一項記載の編み機用
シンカにおいて、シンカの背面側に配置される支承個所
が、ヘッドと、当該ヘッドが配備されているシンカの端
側と反対側になる部分の前面側に配備される揺動要素と
の間の位置に配置されており、当該揺動要素が配備され
ている側と反対側に、支承個所を備えたスプリング要素
が設けられていることを特徴とするものである。
【0019】請求項6に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項1乃至3のいずれか一項記載の編み機用
シンカにおいて、シンカは、前面側に配置され、長手方
向に間隔が置かれている2つの揺動要素を備えると共
に、前記スプリング要素は、前記2つの揺動要素間の長
手方向vの位置に配置され、キャリア構造上に支持され
る支承個所を有していることを特徴とするものである。
【0020】請求項7に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項3乃至6のいずれか一項記載の編み機用
シンカにおいて、シンカは、シンカのピボット運動を制
限する制限デバイスを有していることを特徴とするもの
である。
【0021】請求項8に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項7記載の編み機用シンカにおいて、制限
デバイスは、シンカの背面側から突出し、シンカがピボ
ット運動したときに、前記スプリング要素に当接する段
部として形成されていることを特徴とするものである。
【0022】請求項9に係る発明で提案する編み機用シ
ンカは、請求項1又は2記載の編み機用シンカにおい
て、長手方向vに間隔を置いて、シンカの前面側に配置
されている揺動要素と、当該揺動要素の間の長手方向v
の位置であって、シンカの背面側に配置されている支承
個所を備えていることを特徴とするものである。
【0023】請求項10に係る発明で提案する編み機用
シンカは、請求項9記載の編み機用シンカにおいて、ス
プリング要素は、長手方向vに間隔を置いて、シンカの
前面側に配置されている揺動要素の間に配置された弾性
シャンクセクションからなることを特徴とするものであ
る。
【0024】請求項11に係る発明で提案する編み機用
シンカは、請求項9記載の編み機用シンカにおいて、制
御バットが、長手方向vに間隔を置いて、シンカの前面
側に配置されている揺動要素の間に配置されており、弾
性シャンクセクションからなる前記スプリング要素が、
シンカのヘッドが配備されている端側と反対側になる部
分に配備されている揺動要素と、前記制御バットとの間
に配置されていることを特徴とするものである。
【0025】請求項12に係る発明で提案する編み機用
シンカは、請求項11記載の編み機用シンカにおいて、
前記スプリング要素は、屈曲状または波形状に設計され
た弾性シャンクセクションからなることを特徴とするも
のである。
【0026】請求項13に係る発明で提案する編み機用
シンカは、請求項10乃至12のいずれか一項記載の編
み機用シンカにおいて、スプリング要素が配備されてい
る個所は、シンカの他の部分に比べて幅および/または
厚さが、少なくとも部分的に減少していることを特徴と
するものである。
【0027】請求項14に係る発明で提案する編み機用
シンカは、請求項1乃至13のいずれか一項記載の編み
機用シンカにおいて、動要素は、前面側から突出するバ
ットとして設計されていることを特徴とするものであ
る。
【0028】請求項15に係る発明で提案する編み機用
は、編み針と、シンカとが、相互に隣り合うように交互
に配置されているキャリア構造と、編み針とシンカとを
長手方向vに相対的に移動させると共に、前記長手方向
を横切るようにシンカをピボット運動させるカム構造と
を含む編み機において、前記シンカは、請求項4又は5
記載の編み機用シンカであって、前記カム構造はシンカ
の揺動要素に作用するスイベルカム部品を有し、シンカ
はそのスプリング要素によるバイアス力を受けて、前記
揺動要素を前記スイベルカム部品に圧接させると共に、
その背面側の支承個所でキャリア構造に支持されること
を特徴とするものである。
【0029】請求項16に係る発明で提案する編み機用
は、編み針と、シンカとが、相互に隣り合うように交互
に配置されているキャリア構造と、編み針とシンカとを
長手方向vに相対的に移動させると共に、前記長手方向
を横切るようにシンカをピボット運動させるカム構造と
を含む編み機において、前記シンカは、請求項6乃至8
のいずれか一項記載の編み機用シンカであって、前記カ
ム構造は、シンカの揺動要素の1つに作用する2つのス
イベルカム部品を有し、当該シンカの揺動要素は、前記
キャリア構造上に支持されているそのスプリング要素に
よって、前記スイベルカム部品に遊びなしで圧接するよ
うにバイアスされていることを特徴とするものである。
【0030】請求項17に係る発明で提案する編み機用
は、編み針と、シンカとが、相互に隣り合うように交互
に配置されているキャリア構造と、編み針とシンカとを
長手方向vに相対的に移動させると共に、前記長手方向
を横切るようにシンカをピボット運動させるカム構造と
を含む編み機において、前記シンカは、請求項9乃至1
3のいずれか一項記載の編み機用シンカであって、前記
カム構造は、各々シンカの揺動要素の1つに作用する2
つのスイベルカム部品を有し、シンカの支承個所は、前
記キャリア構造に支持され、シンカの揺動要素は、その
スプリング要素の弾性によって、遊びなしで前記スイベ
ルカム部品に圧接するようにバイアスされていることを
特徴とするものである。
【0031】本発明の利点は、シンカ自体が製造上の許
容誤差を補償するようにセットアップされていることで
ある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好ましい実施形態例について詳しく説明する。
【0033】図1は、本発明によるシンカを装備した、
丸編み機として実現されている本発明の編み機のニード
ルシリンダ、シンカシリンダ及びカム構造をニードルシ
リンダ1の軸方向に断面して表した概略図である。図1
図示以外の編み機(丸編み機)の部分・構造について
は、従来公知のものと同様であるので、その図示、説明
を省略する。
【0034】本発明の実用例として選択されている丸編
み機は、図1に示すように、回転可能なニードルシリン
ダ1を装備し、その外面には、ニードルシリンダ1の軸
に平行に延びているガイドウェブ2が設けられ、その間
に編み針3、例えば、ラッチ型編み針が挿入されてい
る。シンカシリンダ4は、ニードルシリンダ1と同軸に
その上方に配置され、例えば、ニードルシリンダ1の一
部として設計されている。また、シンカシリンダ4も、
その外面に、ニードルシリンダ1の軸に平行に延びてい
るガイドウェブ6が設けられ、その間にノックオーバ動
作とと押し下げ動作用のシンカ7が装着されている。ガ
イドウェブ2とガイドウェブ6は同じ間隔になっている
が、相互に対して半分の間隔だけ周方向にオフセットさ
れ、編み針3とシンカ7が、ニードルシリンダ1とシン
カシリンダ4から形成されたキャリア構造8内で隣り合
うように交互に配置されている。
【0035】編み針3は、キャリア構造8内でその長手
方向v(図1)に平行に、つまり、ニードルシリンダ1
の軸に平行に移動可能になっているので、図1において
上下運動(すなわち垂直方向に運動)することが可能に
なっている。
【0036】キャリア構造8内で隣り合うように交互に
配置されている編み針3とシンカ7とが長手方向vに相
対的に移動する相対手法の使用時には、シンカ7は、普
通に行われているように、その長手方向vに平行に、つ
まり、ニードルシリンダ1の軸に平行にキャリア構造8
内で移動するように装着されているので、シンカ7も、
図1において上下運動(すなわち垂直方向に運動)する
ことが可能になっている。 また、シンカ7は、垂直方
向(図1における上下方向)を横切るように、つまり、
半径方向w(図1)にピボット回転可能にもなってお
り、この目的のために、シンカ7は突出段部などの形体
になった支承個所10をその背面側9に備えている。支
承個所10は、ガイドウェブ6で形成され、当該支承個
所10に対向するトリックプレートに図1図示のように
支持されている。
【0037】具体的には、図3に示すように、編み針3
の各々はその前面側に突出バット11を有している。他
方、シンカ7は、図1に示すように、突出している制御
バット14がその前面側12に設けられ、図1、図4図
示の実施形態では、制御バット14の両側(上下)に上
部の揺動要素15と下部の揺動要素16も設けられてい
る。この上部の揺動要素15、下部の揺動要素16は、
図1、図4図示の実施形態のように、突出バットとして
設計されているのが一般であるが、対応するシンカ7の
前面側だけで構成することも可能である。
【0038】シンカ7は、その一端側、すなわち、キャ
リア構造8の上縁から突出する端部にヘッド17を備
え、ヘッド17は、通常のように、ノックオーバエッジ
18とシンカ喉部19を有している。
【0039】キャリア構造8は、その外周がカム構造2
0によって取り巻かれている(図1と図2)。カム構造
20は、編み針3の突出バット11用のガイドトラック
(案内通路)22を形成しているカム部品21をを備え
ている。この種のカム部品21は、長手方向v(図1)
において、一方が他方の上になるように配置され、編み
針3の異なる平面に位置している突出バット11に割り
当てられる。また、カム構造20は、カム部品23を有
すると共に、上部スイベルカム部品24と下部スイベル
カム部品25も有している。カム部品23はシンカ7の
制御バット14用のガイドトラック26を備え、このガ
イドトラック26によって、シンカ7の長手方向v(図
1)の移動が案内される。上部スイベルカム部品24、
下部スイベルカム部品25は、シンカ7を、垂直方向
(図1における上下方向)を横切るように、つまり、半
径方向w(図1)に、ピボット回転させるためのもので
ある。すなわち、上部の揺動要素15に作用する上部ス
イベルカム部品24は、図1に示すように、シンカ7の
ヘッド17をラッチクリアリング位置まで半径方向wに
ピボット運動させ、下部の揺動要素16に作用する下部
スイベルカム部品25は、シンカ7のヘッド17をノッ
クオーバ位置まで半径方向にピボット運動させるもので
ある。
【0040】この種の丸編み機、その部品、および特に
その動作方法の詳細は、例えば、本明細書の中で引用さ
れている、文献DE 33 11 361 C2 とDE 33 48 030 C2 に
記載されているように、この分野の精通者に広く知られ
ているので、これ以上詳しく説明することは省略する。
【0041】図4は、図5と図6にも示しているよう
に、本発明によるシンカ31を示し、本発明の実施例と
しては、現時点で最良のものと考えられていて、図1図
示の本発明の編み機に装備されるものである。
【0042】図1図示の編み機に装備されているシンカ
7と同じように、シンカ31は、前面側32と背面側3
3とを備えている。また、その一端側にはヘッド34が
配備されており、ヘッド34は、通常のように、シンカ
喉部35とノックオーバエッジ36を有している。
【0043】更に、背面側33から突出した中央の支承
個所37と、支承個所37のレベルにあって、前面側3
2から突出している制御バット38と、その両側(上
下)に設けられている上部の揺動要素39と下部の揺動
要素40とを備えている。上部、下部の揺動要素39、
40はそれぞれ前面側32から突出するバットとしても
設計されている。
【0044】本発明によれば、シンカ31はスプリング
要素41も有し、スプリング要素41は、特に、図1に
示す長手方向vを横切るように、つまり、図1に示す長
手方向vに対応するガイドウェブ6の側壁に平行な方向
を横切るように、すなわち、図1中の矢印wで表す半径
方向に作用する。
【0045】スプリング要素41は、図1と図4に示す
実施形態では、波状または蛇行状に設計された弾性シャ
ンクセクション42からなり、これは、シンカ31のヘ
ッド34が配備されている側と反対側の端部に配備され
ている下部の揺動要素40と、制御バット38との間に
配備されている。
【0046】代替実施形態として、この弾性シャンクセ
クション42は屈曲状に設計することも可能である。
【0047】図5と図6は、編み針3が存在する場合と
存在しない場合の、キャリア構造8への装着状態にある
シンカ31を示す図である。なお、図5、図6におい
て、図1、図2、図3に図示されていた部品と同一の部
品については同じ参照符号を付し、その説明は省略す
る。
【0048】中央の支承個所37はキャリア構造8内
に、例えば、図1と同じように、ガイドウェブ6で形成
され、当該支承個所37に対向するトリックプレート
に、図5図示のように支持されている。
【0049】そして、上部スイベルカム部品24はシン
カ31の上部の揺動要素39に突き当たり、下部スイベ
ルカム部品25はシンカ31の下部の揺動要素40に突
き当たっている。
【0050】本発明のシンカの構造によれば、シンカ3
1が弾性的に若干バイアスされるように、つまり、弾性
シャンクセクション42が装着されていないときの非バ
イアス状態にある従来のシンカの通常位置に対して、シ
ンカ31が矢印x方向に弾性的に若干曲がるようになっ
ている。
【0051】上述した公知の編み機(例えば、DE 33 11
361 C2 )に装備されている従来の構造のシンカは、基
本的に剛性があるため、長手方向v(図1、図5)を横
切る方向、つまり、半径方向w(図1、図5)には曲が
りにくくなっている。
【0052】しかし製造時の許容誤差は不可避である。
そこで、特に上部の揺動要素39、下部の揺動要素40
に作用する上部、下部スイベルカム部品の表面の個所
で、シンカの強い摩擦や破損を防止するために、従来で
は、図5に示すシンカの装着位置にあるとき、シンカが
若干の遊びをもって、例えば、0.2mm乃至0.5m
mの遊びをもって、半径方向wに装着され、前後にピボ
ット回転するように配慮する必要があった。言い換えれ
ば、上述した公知の編み機(例えば、DE 33 11 361 C2
)に装備されている従来の構造のシンカは、少なくと
も1つのスイベルカム部品(すなわち、上部スイベルカ
ム部品24と下部スイベルカム部品25の少なくともど
ちらか一方)と、対応する上部、下部の揺動要素39、
40との間に若干のギャップを存在させておく必要があ
った。
【0053】しかし、本発明によれば、図5、図6図示
のように、そのような調整は不要になっている。スプリ
ング要素41がもつスプリング力により、シンカ31
は、キャリア構造8と上部スイベルカム部品24、下部
スイベルカム部品25に対して若干のバイアス力を受け
て、強制的にその支承個所37、上部の揺動要素39、
下部の揺動要素40を当接させ、かつ、製造時に生じる
不可避的な許容誤差によって発生するキャリア構造8と
支承個所37との間の、上部スイベルカム部品24と上
部の揺動要素39との間の、下部スイベルカム部品25
と下部の揺動要素40との間の、正確な当接状態が達成
されず、半径方向wにおいて遊びが生じてしまうという
ような問題は、弾性シャンクセクション42におけるス
プリング要素41によるスプリング力に抗して、あるい
はスプリング要素41によるスプリング力と共に行われ
る、弾性シャンクセクション42の対応するピボット運
動によって補償されるようになっている。
【0054】以上の理由により、キャリア構造8、上
部、下部スイベルカム部品24、25およびシンカ31
の製造時における形状の許容誤差は、完全に補償するこ
とが可能になっている。要求されることは、上述した公
知の編み機(例えば、DE 33 11361 C2 )に装備されて
いる従来の構造のシンカにおいて、通常、必要になる
0.2mm乃至0.5mmの遊び量だけ、シンカ31を
キャリア構造8に装着した際に、シンカ31に弾性シャ
ンクセクション42が装着されていることによって、シ
ンカ31が矢印x方向(図5)に弾性的にバイアスされ
るように、弾性シャンクセクション42をシンカ31に
つける(例えば、モールド成型のような一体成形によっ
て一体化する)ということである。
【0055】なお、スプリング要素41は、図5におい
て、図面の平面に直交する方向に曲がるのを極力抑える
ように設計されていることが望ましい。つまり、半径方
向wには必要量だけ曲がるが、直交する方向、すなわ
ち、編み針3の動きに直交し、ガイドウェブ6の側壁に
直交する曲がりは制限されるようになっていることが望
ましい。
【0056】図6は、実線と破線で示す位置にあるとき
のシンカ31がとり得る2つのピボット位置の限界を示
している。このことから理解されるように、シンカ31
がその長手方向vを横切るように、すなわち半径方向w
にピボット運動する際のいずれの位置においても、シン
カ31の製造時に不可避的に生じる形状の許容誤差は、
本発明のシンカ31によれば補償されている(シンカ3
1のピボット運動のいかなる位置においても、キャリア
構造8と支承個所37との間の、上部スイベルカム部品
24と上部の揺動要素39との間の、下部スイベルカム
部品25と下部の揺動要素40との間の、正確な当接状
態が維持される)。
【0057】図7は、本発明による別実施形態のシンカ
44を示し、そこでは、スプリング要素45は、他の部
分(セクション)に比べて幅および/又は厚さが、少な
くとも部分的に減少している弾性シャンクセクション4
6によって構成されている。この弾性シャンクセクショ
ン46は、図4乃至図6のケースに対応させて説明すれ
ば、下部の揺動要素47を、中間の制御バット48に対
して矢印x(図5)の方向に弾性的にピボット回転させ
ることを可能にしている。
【0058】図7図示の実施形態では、シンカ44は、
中間の制御バット48と下部の揺動要素47の間で弾性
的にもなるように設計されている。
【0059】図8に示す実施形態では、本発明によるシ
ンカ50は、この場合も、前面側51と背面側52とを
備えていると共に、一端側に通常の形態のヘッド53
と、中間の制御バット54と、その両側(上下)にバッ
トとして形成された上部の揺動要素55、下部の揺動要
素56とを備えている。
【0060】そして、スプリング要素57は、背面側5
2から突出した弾性タブとして設計され、ヘッド53が
配備されているシンカ50の一端側と反対側の下部の揺
動要素56が存在している位置で、シンカ50の背面側
52に一体成形(例えば、モールド成型)されており、
その位置から、図8図示のように、ヘッド53が配備さ
れているシンカ50の一端側方向に延びている。
【0061】スプリング要素57は、その自由端側に、
図8図示のように、若干曲がった支承個所58を有し、
これは、キャリア構造8への装着状態にあるときは、図
5と図6と同じように、キャリア構造8または、ガイド
ウェブ6で形成され、当該支承個所58に対向するトリ
ックプレートに支持される部位である。
【0062】上部の揺動要素55、下部の揺動要素56
の前面側の縁に対する支承個所58の半径方向wにおけ
る位置は、図4乃至図7に示す実施形態と同じように選
択され、シンカ50がキャリア構造8への装着状態にあ
るとき、キャリア構造8に支持されるようになってい
る。つまり、上部、下部の揺動要素55、56が対応す
る上部、下部スイベルカム部品24、25を押し付ける
位置にあり、スプリング要素57が若干弾性的にバイア
スされたとき、上部、下部の揺動要素55、56が、若
干バイアスを受け、遊びなしで製造時の許容誤差を補償
するように対応する上部、下部スイベルカム部品24、
25をそれぞれ押し付けるようになっている。
【0063】図5中の矢印vで示す長手方向から見たと
きの、支承個所58の位置も、上部、下部の揺動要素5
5、56が可能な限り均等に上部、下部スイベルカム部
品24、25を押し付け、望ましくない傾斜モーメント
が発生しないように選択されている。実用例では、図8
図示のように、支承個所58は、ほぼ制御バット54の
レベルに位置している。従って、この図8図示の実施形
態では、図4乃至図7とは対照的に、ほぼ連続的に剛性
をもち、曲がりにくいシンカ50に別の弾性タブの形態
をしたスプリング要素57を設けることによって、スプ
リング力が得られている。
【0064】図8に示す実施形態では、シンカ50のヘ
ッド53が矢印wの半径方向にピボット回転するのは、
編成時に糸などがヘッド53に加える力のためであると
理論的に考えられ、それが編成処理に好ましくない影響
を与えるおそれがあるので、シンカ50は、その背面側
52にシンカ53のピボット回転または起こり得るピボ
ットストローク、すなわちシンカ53のピボット運動を
制限する制限デバイス59を備えている。図8図示の実
施形態では、この制限デバイス59はシンカシャンクの
段部で構成され、この段部は、背面側52から突出し、
矢印yの方向にあらかじめ定められている範囲のピボッ
トストローク(ピボット運動)したあと、スプリング要
素57またはその支承個所58に突き当たるようになっ
ている。従って、シンカ50は制限デバイス59が、矢
印yの方向にあらかじめ定められている範囲=スプリン
グ要素57またはその支承個所58に突き当たるまでピ
ボット回転した後は、これ以上、矢印yの方向にピボッ
ト回転することがない。
【0065】その他については、シンカ50の働きは、
シンカ31、44のそれと同じである。
【0066】前述した実施形態では、シンカは対応する
上部スイベルカム部品24、下部上部スイベルカム部品
25と共同作用する2つの揺動要素(上部の揺動要素と
下部の揺動要素)と、当該2つの揺動要素の間に配置さ
れた制御バットとを持ち、シンカの運動が長手方向v
(図1)に行われるようになっている。
【0067】図9と図10は前述した実施形態の変形を
示し、そこでは、揺動要素の一方および当該一方の揺動
要素に対応するスイベルカム部品は省くことが可能にな
っている。
【0068】図9と図10に示すシンカ60は、前面側
61と背面側62とを備えていると共に、一端側に通常
の形態のヘッド63、ヘッド63が配備されている一端
側と反対側になる端の前面側61から突出している制御
バット64、突出段部として設計され、制御バットの背
面側に設けられた支承個所65、前面側61側に配備さ
れているバットとして設計され、ヘッド63と制御バッ
ト64の間に位置する揺動要素66とを備えているもの
である。
【0069】なお、図10において、図1乃至図8の実
施形態に登場した者と同一の部品には同じ参照符号を付
け、その説明は省略している。
【0070】図8の実施形態と同じように、弾性タブと
して設計されたスプリング要素67は、制御バット64
が配備されている位置に設けられ、シンカ60にモール
ド成型され、背面側62において、支承個所65からヘ
ッド63が存在している方向へ延びている。
【0071】具体的には、図10に示すように、シンカ
60がキャリア構造8に装着状態にあるときの支承個所
65は、キャリア構造8または、ガイドウェブ6で形成
され、当該支承個所65に対向するトリックプレートに
支持される。
【0072】また、図10に示すように、シンカ60が
キャリア構造8に装着状態にあるとき、上部スイベルカ
ム部品24は、揺動要素66を押し付けるように位置し
ている。
【0073】同時に、スプリング要素67は、自由端側
に位置する支承個所68によって、若干の弾性バイアス
を与えるようにキャリア構造8に支承されている。
【0074】前述した図1乃至図8の実施形態とは対照
的に、特に図8とは対照的に、長手方向vの支承個所6
8の位置は、スプリング要素67がシンカ60に若干の
傾斜モーメントまたはトルクを矢印zの方向に加え、支
承個所65を中心にシンカ60をピボット回転させるよ
うに選択されている。そこで、揺動要素66は上部スイ
ベルカム部品24を押し付け、その一方、支承個所65
は弾性バイアスを受けてキャリア構造8を押し付けるよ
うにしている。
【0075】このために、スプリング要素67によっ
て、他の実施形態と同じように、シンカ製造時の不可避
的な許容誤差を補償することができる。
【0076】なお、シンカ60は、図10に実線で示す
クリアリング位置から図10に破線で示すノックオーバ
位置にピボット回転するとき、上部スイベルカム部品2
4およびキャリア構造8と確実に当接するように保持さ
れ、キャリア構造8側から見たときの上部スイベルカム
部品24(または、支承個所65を、キャリア構造8に
押し付ける位置のガイドトラック26)は半径方向wに
後方に徐々に後退していく。そのあと、シンカ60はス
プリング要素67の力によって反対のノックオーバ位置
までピボット回転することになる。この実施形態では、
支承個所68は、この目的のために、シンカ60のヘッ
ド63と揺動要素66の間の長手方向v位置に配置され
ている。
【0077】さらに、シンカ60の背面側62とスプリ
ング要素67の間の間隔は、シンカ60が、あらかじめ
選択したストロークだけ矢印z(図10)とは反対方向
にピボット回転するように選択されているので、図8に
示す実施形態における制限デバイス59と同じ効果が得
られるようになっている。
【0078】図9と図10の実施形態に代わる実施形態
として、シンカのヘッド、揺動要素、支承個所などが配
置される概略位置のみを示した図11図示のように、ヘ
ッド63と(ヘッド63が配備されている位置と反対側
になる部分である)図11中、下部の揺動要素66の間
の位置に、背面側62に配置される支承個所65を、配
置させ、下部の揺動要素66が配備されている側と反対
側(すなわち、背面側)に、支承個所68を備えたスプ
リング要素67を設けることも可能である。この場合
も、揺動要素66を適当な高さに位置するスイベルカム
部品(図11に破線で図示)に押し付けさせ、支承個所
65をキャリア構造に押し付けさせるトルクが発生す
る。
【0079】本発明は上述してきた実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される
技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
【0080】具体的には、図1乃至図7に示す実施形態
において、弾性シャンクセクションの個所におけるシン
カの厚さおよび/または幅は、所望の弾性力が得られる
ように、また発生する摩擦力とその結果発生する熱が可
能な限り低く保たれるように選択することが可能であ
る。
【0081】従って、図7乃至図10に示す実施形態で
は、スプリング要素57、67の幅および/または厚さ
および/または軸方向(長手方向)の長さは、個々のケ
ースで最良のスプリング力が得られるように設定するこ
とができる。
【0082】シンカの幅および/または厚さは、他の個
所、特に上部の揺動要素と制御バットの間に位置する部
分(セクション)の個所、よりも小さくなるように設定
すると、軽量化し、要求されるスプリング力を小さく保
つことができる。
【0083】シンカは、下部の揺動要素の個所に、好ま
しくは、後方に突出するガイド段部69(図4、図5、
図7、図8)も備え、キャリア構造への装着状態にある
とき、ガイド段部69が対応するキャリア構造8に存在
するガイドウェブ間に位置するようにすると、シンカの
横方向のガイドが良好になる。すなわち、シンカの長軸
を中心とする回転運動が防止されることになる。
【0084】2つの揺動要素間に位置するシャンク個所
全体が弾性的なシンカ44を、凸面円弧状に設計するこ
とも可能であり、その場合には、円弧の頂点は支承個所
の働きをし、円弧の両端は揺動要素をもつことが可能に
なり、シャンクセクション全体は弾性的に設計されるこ
とになる。
【0085】また、当然に理解されるように、図8乃至
図10に示すスプリング要素は別形状にし、シンカの別
の個所に配置させることも可能であり、スプリング要素
をスプリングワイヤ製にし、それらをシンカに取り付け
ることも可能である。
【0086】支承個所に対する制御バットの相対位置
は、別の選択が可能である。
【0087】対応するシンカとスイベルカム部品は、相
対手法に従って動作しない編み機であって、シンカが他
の理由で、上述してきたようにピボット回転させる必要
のあるような編み機に装備させることも可能である。
【0088】最後に、以上の説明から理解されるよう
に、図示し、上述してきた組み合わせとは異なる組み合
わせで、異なる特徴を使用することも可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、シンカの製造時に不可
避的に生じる許容誤差がある場合であっても、従来のシ
ンカに要求されていたように、シンカをキャリア構造内
に装着する際に、支承クリアランスを当該シンカの形状
上の許容誤差に応じて調製する必要がなくなる。
【0090】また、本発明のシンカによれば、編み機の
キャリア構造内で隣り合うように交互に配置されている
編み針とシンカとが長手方向vに相対的に移動する相対
手法の使用時におけるシンカの運動が、遊びなしでガイ
ドされ、その結果、振動なしで相対的移動が行われるた
め、移動時の静粛さが向上し、熱発生を少なくすること
ができる。
【0091】そして、かかる本発明のシンカが装備され
ている本発明の編み機によれば、望ましくない振動の発
生と騒音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 丸編み機として実現されている本発明の編み
機のニードルシリンダ、シンカシリンダ及びカム構造を
ニードルシリンダの軸方向に断面して表した概略図。
【図2】 図1におけるカム構造のシステムを内側から
表した図。
【図3】 図1に示す丸編み機に採用される通常の編み
針を示す図。
【図4】 本発明のシンカの第一の実施形態の側面図。
【図5】 図4図示のシンカがキャリア構造内に装着さ
れた状態のニードルシリンダ、シンカシリンダ及びカム
構造をニードルシリンダの軸方向に断面し、一部を省略
して表した拡大図。
【図6】 図5におけるシンカの2つの異なる位置を説
明する図。
【図7】 本発明のシンカの第二の実施形態の側面図。
【図8】 本発明のシンカの第三の実施形態の側面図。
【図9】 本発明のシンカの第四の実施形態の側面図。
【図10】 図9図示のシンカがキャリア構造内に装着
された状態のニードルシリンダ、シンカシリンダ及びカ
ム構造をニードルシリンダの軸方向に断面し、一部を省
略して表した拡大図。
【図11】 本発明のシンカの第五の実施形態の側面
図。
【符号の説明】
1 ニードルシリンダ 3 編み針 4 シンカシリンダ 7、31、44、50、60 シンカ 8 キャリア構造 10、37、58、65、68 支承個所 17、34、53、63 ヘッド 20 カム構造 24、25 カム部品 12、32、51、61 前面側 9、33、52、62 背面側 14、38、48、54、64 制御バット 15、39、55 揺動要素(上部の揺動要素) 16、40、47、56 揺動要素(下部の揺動要素) 66 揺動要素 41、45、57、67 スプリング要素 42、46 弾性シャンクセクション 59 制限デバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591027710 ジプラ パテントエントビクルングス−ウ ント ベタイリグングスゲゼルシャフト エムベーハー SIPRA PATENTENTWICK LUNGS−UND BETEILIGU NGS−GESELLSCHAFT MI T BESCHRANKTER HAFT UNG ドイツ連邦共和国 ディー−7470 アルブ シュタット 2 エミル−メイヤー−スト ラーセ 10 (72)発明者 ハンス−マルティン エプラー ドイツ連邦共和国 ディー−72469 メセ ステッテン ウンテル ヒルテンガーセ 3 (72)発明者 ヂートマー トランクル ドイツ連邦共和国 ディー−72336 バリ ンゲン ラナッカーストラーセ 20

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編み機のキャリア構造内に、相互に隣り
    合うように交互に配置されている編み針とシンカとがそ
    れらの長手方向(v)において相対的に移動する動作を
    行う編み機用のシンカであって、 前面側(12、32、51、61)と背面側(9、3
    3、52、62)とを備えていると共に、 一端側に配備されていて、シンカ喉部(19、35)と
    ノックオーバエッジ(18、36)とを有するヘッド
    (17、34、53、63)と、 編み機のカム部品に案内されることによって、シンカに
    長手方向(v)の移動を行わせるべく前記前面側(1
    2、32、51、61)から突出している制御バット
    (14、38、48、54、64)と、 前記前面側(12、32、51、61)に設けられてい
    て、シンカに、長手方向(v)を横切る方向のピボット
    運動を行わせるべく、編み機のスイベルカム部品からの
    作用を受ける少なくとも1つの揺動要素(15、16、
    39、40、47、55、56、66)と、 シンカの長手方向(v)を横切る方向に作用する弾性力
    をシンカに対して与えるスプリング要素(41、45、
    57、67)とを備えていることを特徴とする編み機用
    シンカ。
  2. 【請求項2】 スプリング要素(41、45、57、6
    7)はシンカに一体成形されていることを特徴とする請
    求項1に記載の編み機用シンカ。
  3. 【請求項3】 スプリング要素(57、67)は、背面
    側(52、62)に突出している弾性タブからなること
    を特徴とする請求項1又は2記載の編み機用シンカ。
  4. 【請求項4】 揺動要素(66)が、編み機のキャリア
    構造(8)にシンカが支持される部位であって、背面側
    (62)に設けられている支承個所(65)と、ヘッド
    (63)との間の位置においてシンカの前面側に設けら
    れていると共に、背面側(62)に突出している弾性タ
    ブからなるスプリング要素(67)が、前記ヘッド(6
    3)と前記支承個所(65)の間の位置に配置される支
    承個所(68)を備えていることを特徴とする請求項3
    記載の編み機用シンカ。
  5. 【請求項5】 シンカの背面側に配置される支承個所
    が、ヘッドと、当該ヘッドが配備されているシンカの端
    側と反対側になる部分の前面側に配備される揺動要素と
    の間の位置に配置されており、当該揺動要素が配備され
    ている側と反対側に、支承個所を備えたスプリング要素
    が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか一項に記載の編み機用シンカ。
  6. 【請求項6】 シンカは、前面側(51)に配置され、
    長手方向に間隔が置かれている2つの揺動要素(55、
    56)を備えると共に、前記スプリング要素(57)
    は、前記2つの揺動要素(55、56)間の長手方向
    (v)の位置に配置され、キャリア構造(8)上に支持
    される支承個所(58)を有していることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項記載の編み機用シンカ。
  7. 【請求項7】 シンカは、シンカのピボット運動を制限
    する制限デバイス(59)を有していることを特徴とす
    る請求項3乃至6のいずれか一項記載の編み機用シン
    カ。
  8. 【請求項8】 制限デバイス(59)は、シンカの背面
    側から突出し、シンカがピボット運動したときに、前記
    スプリング要素(57)に当接する段部として形成され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の編み機用シン
    カ。
  9. 【請求項9】 長手方向(v)に間隔を置いて、シンカ
    の前面側(32)に配置されている揺動要素と、当該揺
    動要素の間の長手方向(v)の位置であって、シンカの
    背面側に配置されている支承個所(37)を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の編み機用シン
    カ。
  10. 【請求項10】 スプリング要素(41、45)は、長
    手方向(v)に間隔を置いて、シンカの前面側(32)
    に配置されている揺動要素の間に配置された弾性シャン
    クセクション(42、46)からなることを特徴とする
    請求項9記載の編み機用シンカ。
  11. 【請求項11】 制御バット(38、48)が、長手方
    向(v)に間隔を置いて、シンカの前面側(32)に配
    置されている揺動要素の間に配置されており、弾性シャ
    ンクセクション(42、46)からなる前記スプリング
    要素(41、45)が、シンカのヘッド(34)が配備
    されている端側と反対側になる部分に配備されている揺
    動要素(40、47)と、前記制御バット(38、4
    8)との間に配置されていることを特徴とする請求項9
    記載の編み機用シンカ。
  12. 【請求項12】 前記スプリング要素(41)は、屈曲
    状または波形状に設計された弾性シャンクセクション
    (42)からなることを特徴とする請求項11記載の編
    み機用シンカ。
  13. 【請求項13】スプリング要素(41)が配備されてい
    る個所は、シンカの他の部分に比べて幅および/または
    厚さが、少なくとも部分的に減少していることを特徴と
    する請求項10乃至12のいずれか一項記載の編み機
    用。
  14. 【請求項14】 動要素(39、40、47)は、前面
    側から突出するバットとして設計されていることを特徴
    とする請求項1乃至13のいずれか一項記載の編み機用
    シンカ。
  15. 【請求項15】 編み針(3)と、シンカとが、相互に
    隣り合うように交互に配置されているキャリア構造
    (8)と、編み針(3)とシンカとを長手方向(v)に
    相対的に移動させると共に、前記長手方向を横切るよう
    にシンカをピボット運動させるカム構造(20)とを含
    む編み機において、 前記シンカは、請求項4又は5記載の編み機用シンカで
    あって、 前記カム構造(20)はシンカの揺動要素(66)に作
    用するスイベルカム部品(24)を有し、シンカ(6
    0)はそのスプリング要素(67)によるバイアス力を
    受けて、前記揺動要素(66)を前記スイベルカム部品
    (24)に圧接させると共に、その背面側の支承個所
    (65)でキャリア構造(8)に支持されることを特徴
    とする編み機。
  16. 【請求項16】 編み針(3)と、シンカとが、相互に
    隣り合うように交互に配置されているキャリア構造
    (8)と、編み針(3)とシンカとを長手方向(v)に
    相対的に移動させると共に、前記長手方向を横切るよう
    にシンカをピボット運動させるカム構造(20)とを含
    む編み機において、 前記シンカは、請求項6乃至8のいずれか一項記載の編
    み機用シンカであって、 前記カム構造(20)は、シ
    ンカの揺動要素(55、56)の1つに作用する2つの
    スイベルカム部品(24、25)を有し、当該シンカの
    揺動要素は、前記キャリア構造上に支持されているその
    スプリング要素(57)によって、前記スイベルカム部
    品(24、25)に遊びなしで圧接するようにバイアス
    されていることを特徴とする編み機。
  17. 【請求項17】 編み針(3)と、シンカとが、相互に
    隣り合うように交互に配置されているキャリア構造
    (8)と、編み針(3)とシンカとを長手方向(v)に
    相対的に移動させると共に、前記長手方向を横切るよう
    にシンカをピボット運動させるカム構造(20)とを含
    む編み機において、 前記シンカは、請求項9乃至13のいずれか一項記載の
    編み機用シンカであって、 前記カム構造(20)は、各々シンカの揺動要素(3
    9、40)の1つに作用する2つのスイベルカム部品
    (24、25)を有し、シンカ(31、44)の支承個
    所(37)は、前記キャリア構造(8)に支持され、シ
    ンカ(31、44)の揺動要素(39、40)は、その
    スプリング要素(41、45)の弾性によって、遊びな
    しで前記スイベルカム部品(24、25)に圧接するよ
    うにバイアスされていることを特徴とする編み機。
JP2001097251A 2000-03-29 2001-03-29 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機 Pending JP2001303407A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10015730A DE10015730B4 (de) 2000-03-29 2000-03-29 Platine für eine insbesondere nach der Relativtechnik arbeitende Strickmaschine und mit einer derartigen Platine ausgerüstete Strickmaschine
DE10015730.0 2000-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001303407A true JP2001303407A (ja) 2001-10-31

Family

ID=7636911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001097251A Pending JP2001303407A (ja) 2000-03-29 2001-03-29 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6401495B2 (ja)
JP (1) JP2001303407A (ja)
KR (1) KR100768994B1 (ja)
CN (1) CN1289730C (ja)
DE (1) DE10015730B4 (ja)
HK (1) HK1039797B (ja)
IT (1) ITMI20010656A1 (ja)
TW (1) TW496916B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018185A1 (fr) 2006-08-11 2008-02-14 Shima Seiki Mfg., Ltd. Platine mobile et métier à mailles cueillies
JP2011226052A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 H. Stoll Gmbh & Co Kg 編機用機能素子

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10316702A1 (de) * 2003-04-08 2004-10-28 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Verfahren und Strickmaschine zur Herstellung von Strickwaren, insbesondere aus hartem, unelastischem Fadenmaterial
CN2837326Y (zh) * 2005-09-05 2006-11-15 林理智 针织机生克片往复运动结构改进
BRPI0713276B1 (pt) * 2006-07-07 2018-10-23 Santoni & C Spa máquina de malharia com agulhas de lingueta e sem platinas
ITMI20061320A1 (it) * 2006-07-07 2008-01-08 Santoni & C Spa Macchina per maglieria con aghi a linguetta e senza platine di abbattitura ad elevata affidabilita' di funzionamento
ITMI20071098A1 (it) * 2007-05-30 2008-11-30 Santoni & C Spa Macchina per maglieria con aghi a linguetta e senza platine di abbattitura, ad elevata affidabilita' di funzionamento.
DE102010050402A1 (de) 2010-11-03 2012-05-03 Sipra Patententwicklungs- Und Beteiligungsgesellschaft Mbh Strickmaschine
DE102010054540A1 (de) 2010-12-15 2012-06-21 Ulrich Hofmann Vereinfachte Single-Rundstrickmaschine
CN104862872B (zh) * 2014-02-24 2017-08-25 山德霓股份公司 针织圆纬机
CN103924374B (zh) * 2014-05-06 2015-08-26 石狮市宝翔针织机械有限公司 一种提花毛圈机的编织机构
CN105088507A (zh) * 2014-05-06 2015-11-25 徐央 圆编织机的编织机构
EP4095297B1 (de) * 2021-05-25 2023-08-09 Groz-Beckert KG Platine, strickvorrichtung und strickverfahren zum erzeugen von maschenwaren

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155252A (en) * 1976-06-16 1977-12-23 Fukuhara Needle Co Ltd Composite needle and its production
JPS5551055B1 (ja) * 1968-08-13 1980-12-22
JPS61179349A (ja) * 1985-01-31 1986-08-12 ズルツアー・モラート・ゲーエムベーハー 編み機の電磁模様編み装置
DE3348030C2 (de) * 1983-03-29 1986-10-09 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Strickmaschine zur Herstellung von Maschenware
JPS6223828Y2 (ja) * 1983-01-27 1987-06-17
JPS6257732B2 (ja) * 1983-03-29 1987-12-02 Jiipura Patentoentoitsukurungusu Unto Betairigungusu Gmbh
JPS633988B2 (ja) * 1982-12-16 1988-01-27 Memminger Gmbh
JPH0213058B2 (ja) * 1981-03-03 1990-04-03 Memminger Gmbh
JPH0314662A (ja) * 1989-05-13 1991-01-23 Theodor Groz & Soehne & E Beckert Nadelfab Kg 編み機用のツール
JPH03504991A (ja) * 1988-06-13 1991-10-31 ウニヴエルザル マシーネンフアブリーク ドクトル ルドルフ シーベル ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 平床編機
JPH0931806A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Shima Seiki Mfg Ltd 可動シンカー装置を備えた横編機
JPH1112904A (ja) * 1997-05-14 1999-01-19 Groz Beckert Kg 編成工具、例えば選針シンカー又はニードル
JPH11501998A (ja) * 1995-11-07 1999-02-16 ハンス リュスター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー 制御針板
JPH1181103A (ja) * 1997-06-13 1999-03-26 H Stoll Gmbh & Co 編 機
JPH11152657A (ja) * 1997-09-12 1999-06-08 Shima Seiki Mfg Ltd ループプレッサーを備えた横編機およびループプレッサーを用いた編地編成方法
JP2000017549A (ja) * 1998-05-22 2000-01-18 Sipra Patentwickl & Beteiligung Gmbh 丸編み機用のシンカおよびシンカに適した選択デバイス

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1785125B1 (de) * 1968-08-13 1971-10-14 Harry Apprich Vorrichtung zum Herstellen einer Maschenware
DE3320043A1 (de) * 1983-06-03 1984-12-06 Terrot Strickmaschinen GmbH, 7000 Stuttgart Maschenbildende maschine
DE3330530C1 (de) * 1983-08-24 1985-03-28 Memminger Gmbh, 7290 Freudenstadt Strickmaschine mit wenigstens einem Nadeltraeger
DE3433290C2 (de) * 1984-09-11 1986-09-18 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Strickmaschine
DE3532856C1 (de) * 1985-09-14 1986-12-18 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Rundstrickmaschine mit Nadeln und Einschliessplatinen
DE3540685C1 (de) * 1985-11-16 1986-10-09 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Strickmaschine
KR920002727B1 (ko) * 1989-10-17 1992-04-02 포항종합제철 주식회사 금속스트립 용접기용 로터리쉐어장치

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551055B1 (ja) * 1968-08-13 1980-12-22
JPS52155252A (en) * 1976-06-16 1977-12-23 Fukuhara Needle Co Ltd Composite needle and its production
JPH0213058B2 (ja) * 1981-03-03 1990-04-03 Memminger Gmbh
JPS633988B2 (ja) * 1982-12-16 1988-01-27 Memminger Gmbh
JPS6223828Y2 (ja) * 1983-01-27 1987-06-17
DE3348030C2 (de) * 1983-03-29 1986-10-09 SIPRA Patententwicklungs- und Beteiligungsgesellschaft mbH, 7470 Albstadt Strickmaschine zur Herstellung von Maschenware
JPS6257732B2 (ja) * 1983-03-29 1987-12-02 Jiipura Patentoentoitsukurungusu Unto Betairigungusu Gmbh
JPS61179349A (ja) * 1985-01-31 1986-08-12 ズルツアー・モラート・ゲーエムベーハー 編み機の電磁模様編み装置
JPH03504991A (ja) * 1988-06-13 1991-10-31 ウニヴエルザル マシーネンフアブリーク ドクトル ルドルフ シーベル ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー 平床編機
JPH0314662A (ja) * 1989-05-13 1991-01-23 Theodor Groz & Soehne & E Beckert Nadelfab Kg 編み機用のツール
JPH0931806A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Shima Seiki Mfg Ltd 可動シンカー装置を備えた横編機
JPH11501998A (ja) * 1995-11-07 1999-02-16 ハンス リュスター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー 制御針板
JPH1112904A (ja) * 1997-05-14 1999-01-19 Groz Beckert Kg 編成工具、例えば選針シンカー又はニードル
JPH1181103A (ja) * 1997-06-13 1999-03-26 H Stoll Gmbh & Co 編 機
JPH11152657A (ja) * 1997-09-12 1999-06-08 Shima Seiki Mfg Ltd ループプレッサーを備えた横編機およびループプレッサーを用いた編地編成方法
JP2000017549A (ja) * 1998-05-22 2000-01-18 Sipra Patentwickl & Beteiligung Gmbh 丸編み機用のシンカおよびシンカに適した選択デバイス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018185A1 (fr) 2006-08-11 2008-02-14 Shima Seiki Mfg., Ltd. Platine mobile et métier à mailles cueillies
JP5161089B2 (ja) * 2006-08-11 2013-03-13 株式会社島精機製作所 可動シンカおよび横編機
JP2011226052A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 H. Stoll Gmbh & Co Kg 編機用機能素子

Also Published As

Publication number Publication date
HK1039797B (zh) 2007-07-06
KR20010093756A (ko) 2001-10-29
ITMI20010656A0 (it) 2001-03-28
HK1039797A1 (en) 2002-05-10
KR100768994B1 (ko) 2007-10-22
US6401495B2 (en) 2002-06-11
DE10015730A1 (de) 2001-10-04
ITMI20010656A1 (it) 2002-09-28
TW496916B (en) 2002-08-01
CN1319691A (zh) 2001-10-31
US20010025513A1 (en) 2001-10-04
CN1289730C (zh) 2006-12-13
DE10015730B4 (de) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001303407A (ja) 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機
JP3232075B2 (ja) 複合針
CN101445994B (zh) 用于针织系统的沉降片及显示降低的磨损的针织系统
US8141394B2 (en) Knitting tool arrangement and knitting tool
EP0661395A1 (en) Oscillating control of a nipper frame in a lap holding mechanism for a comber
US6799443B2 (en) Flatbed knitting machine
JPS6071747A (ja) 針床付き編機
EP1860219B1 (en) Circular knitting machine
JP5161089B2 (ja) 可動シンカおよび横編機
JP4369000B2 (ja) 編目形成機械の目移し用の掛け換えニードル
JPS609956A (ja) 編目形成機械
JPS6045650A (ja) 編目形成機
JP2930568B2 (ja) 特に経編機に適したストローク制御装置
US20030164008A1 (en) Needle selector for knitting machine, and needle selecting module finger
US20220243370A1 (en) A flat part for a knitting machine and a knitting machine comprising such flat part
CA2019656C (en) Tool for stitch forming machines, particularly knitting machines
US7305855B2 (en) Machine knitting needle
KR20000075413A (ko) 피커 빔 유닛을 구비한 자수기
JPH10266049A (ja) 編目を形成する繊維機械のための舌針
KR102393160B1 (ko) 편성포 인하장치
EP1652981B1 (en) Sinker unit of weft knitting machine
WO2024075449A1 (ja) 可動シンカーを備える横編機および可動シンカー
JP2000017549A (ja) 丸編み機用のシンカおよびシンカに適した選択デバイス
JP2023150292A (ja) べら針
JPH0154459B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091028

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100413