JPH03504991A - 平床編機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 平床編機 この発明は、針または、針とジャックが配置されているチャンネルを有し、且つ ステッチ形成領域に配置された小コームを形成するコームジャックを有する一つ または複数の針床または針床とジャック床を具備する平床編機に関する。

針床上の小コームは、ステッチの形成を助け、その種々の型が特定の編み方を作 るために造られ、現在までそれらの小コームは通常立体構造を有している。しか し打ち抜き板を針床にしっかり固定して小コームを形成することもまた既知であ る。

通常周囲にステッチが形成される各コームの縁は、ステッチが容易にそれから滑 り落ちることができるように円滑になっている。新しいステッチを確実に形成す るために古いステッチは、特にべら針（メリヤス針）の場合、針チェストの上に 引っ張らねばならない。普通これは、種々の型のものが利用できる編物ブレッサ 装置の助けにより行われる。

もし手編の外観を有する編物を作りたいと思う場合、各々のウェール（うわ）に 効果のある編物又はステッチのブレッサ装置を使用する必要がある。この目的の ためステッチングをする繰上に、一つまたは一連の突出部（ノーズ）を有するコ ームが開発されている。これらのコームは、ゆるいステッチが上方に滑らず、出 発位置の突出部上に保持されているという有利さを有している。

しかしそのような装置は完全な“手編”の編物を得るためには適切でなかった。

従って針が動いている間ステッチを下方に保持するため、つぎに単ブラッシ装置 が開発された。これらの装置は編むことのできる柄の数をかなり増やせたが、縦 方向に動きうるかまたは回転できるコームジャックの開発により、更なる進歩と 大きな信頼性が達成された。カムはコームを動かすために必要であるが、そのカ ムは針床を通りすぎる間は針の前進後退運動に同期して動くように適切に成形さ れており、キャリッジ上に組立てられている。ある既知の装置では、コームジャ ックは、カムにより両旋回方向に強制的に動かされる。しかしもはやカムの動作 範囲内にないそれらのコームシャッタは、コームジャックがカムにより持ち来た される最後の位置に、不安定で且つ制御されない状態で留まる。

良好な編み上げの結果を得るためには、針フック近くのコームエツジの旋回弧の 中間領域においてその弧が針の後退方向に事実上垂直になるようにコームジャッ クの軸が配置されることが重要である。しかし軸がそのような位置では、コーム ジャックを下方に引っ張るために既知の手編機で使用されている螺線形張力ばね を使用することはできない。同様に板ばねまたは螺線形圧縮ばねを使用すると扱 いにくくなり高価格を招く。この発明の目的は、編物ブレッサ装置の使用を要せ ずに、各ウェールから個々のステッチを除去しつつあらゆる種類の編物を作るこ とができる上記型の平床編機を提供することである。

本発明によれば、この目的は ａ）針床が、動作全表面に延びているコーム床を載せるよう配置されること、 ｂ）コームジャックが、２つの腕を持つレバーとして形成され、コーム床に回転 可能に組立てられること、Ｃ）コームジャックが、ステッチおよび欠くことので きない弾性脚を抑えつけるためにステッチ形成領域内に突出部を有すること、お よび ｄ）コームジャックが、針床の全面にわたり動きうるカムにより編み動作撤退方 向とは反対の方向に、この弾性脚の作用にさからって回転可能となっていること 、により達成される。

コーム床は、使用される糸の寸法に従って製造され、以下のように設計される。

すなわちコームジャ１．、りがカムにより作動されない状態において、ステッチ を抑えつけるために使用される突出部を含むステッチ形成領域内で床ニ挿入され たコームジャックは、それらの弾性脚により常に撤退する方向に軸旋回される。

もし計上にステッチがなければ、コームシャッタはその全範囲にわたって軸旋回 される。これに反し針上にステッチがあれば、各々のコームジャックは、ステッ チの寸法により決まる独特の位置をとる。このように、既知の編物プレ・ノサ装 置に頼ることなく任意の編み型を作るために必要である各ウェールから個々にス テッチを取除くことは可能である。

好都合にはコームシャッタは、コーム床の隣接するウェブ間に挿入される。

好ましくは、コームジャックがカムと共に動作しな（１ときその最大回転する点 を限定するため、停止装置がコーム床ウェブの上方領域に設けられることである 。

好都合にはコームシャッタの内ステッチ形成のために使用されない前縁および旋 回部分が強化される。

もし針床に、幅を広＜シｔ：針レール溝およびコームジャック用の固定要素を受 けるためのその溝と接してＬＳる、内側に傾いた前縁表面が設けられていれば、 また好都合である。

編み機を単純化するため、また編み機に特定の編み方を目的とするのみのコーム を設けることができるようにするため、本発明の更なる実施例では、針床はその 下側に沿って針ジャックの領域内で、固定したコームジャックを受けるための縦 溝が設けられている。

好都合にはコーム床は、水平腕と、その中に形成される糸により決る寸法の側部 スリットと上部スリ・ブトを有する垂直腕とを有するアングル部分品から構成さ れ、コーム床ウェブはそのスリット内に配置されている。

好ましくは、コーム床のアングル部分品は、多数の隣接するコームセグメントか ら構成されることである。

アングル部分品の水平腕に、圧力）ずブトを入れるための等距離に間隔を取った 凹部が設けられる事が好都合である。

圧力パッドはコーム床ウェブの方に傾いた下方突出部を有し、コーム床ウェブは コーム床を針床に固定するための圧力パッドの方に傾いた下方突出部を有してい ることは好都合である。

好ましくは、コームジャック用停止装置がアングル部分品と対向するコーム床ウ ェブの側に設けられる。

コームジャックが旋回する軸を受けるための穴が、アングル部分品と対向する側 においてコーム床ウェブの下部に形成されること、およびコームジャックの弾性 脚がその軸の下からアングル部分品の垂直腕の上方部分まで延びることは一層好 ましい。

コームジャックを旋回させるためのカムは、カムキャリッジの幅一杯に動くこと ができ、カムキャリッジ上に制御可能に組みつけられていることが好都合である 。

本発明の一実施例によれば、弾性脚はコーム床により支持されている。特に優れ た実施例では、弾性脚はその自由端において、針床の横方向に動いて調整できる 制御手段により支持される。

弾性腕の自由端が針床の横方向に動くことを停止させる制御手段を動かすことに より、つぎの列において牛ヤリッジがつぎに通過する間コームジャックに働くば ね力を、短いステッチに不当に大きな力を及ぼすことな（、長いステッチにそれ を撤退させるために十分な力が加えられるように、調整することが可能である。

好ましくは、可動可調整制御手段は、コーム床の上に組みつけられ、その全長に わたって延びている停止棒であり、牛中リッジが復帰する度毎にキャリッジかつ ぎの列を編むために必要な位置に動かされるようにされていることである。

好ましくは、停止棒には弾性脚の自由端を取り囲む制御溝が設けられる。このよ うにキャリッジが復帰する間、針にかかっているステッチの張力が強制的に十分 に除去される中間段階が設けられており、これは針床が再配置されている間、特 にもし針床が数個の針セクシ曹ンを含むとき、障害を避けるために有利な利点で ある。

好都合には停止棒は隣接する停止棒セグメントから構成することができ、これら セグメントは個々に制御することができ、また単独あるいは一緒に動くこともで きる。

このようにつぎの列の各ステッチまたはステッチ群には、個々に決められた張力 を割り当てることができる。それとは別に、可動調整可能の制御手段は、針床全 体にわたって動くことができ、且つ好ましくはカムキャリッジの幅全体に延びる ところのカムとすることができる。

本発明の更に発展した形式によれば、コーム床ウェブの上部領域にコームジャッ クの上部レバアーム用の停止装置が配置され、これはコーム床の全長にわたって 延びており、針床の横方向に調整できる。もしこの停止装置を連続して調整でき れば、コームジャックの弾性腕用制御手段の可動性はなくてもよく、この腕はコ ーム床または動かさない制御手段の上に静止することができる。

好都合にはこの調整可能停止装置は、単純な連続調整を可能とする離心的な回転 ができるように組みつけられたシャフトから構成されている。

好ましくは、この調整できる停止装置は、その中心の回りに回転でき且つ縦方向 に延びるフラット部を有するシャフトから構成してもよい。

好都合には制御可能な駆動手段は、停止装置の一方のまたは両方の端面において 軸旋回する。これらの駆動手段は電機モータまたは歯付棒を有する歯付ギヤであ ってもよい。

本発明の多数の実施例を、図面を参照しながら一層詳細に説明しよう。図面で 第１図は、本発明による針床のチャンネルを通り縦方向に取った部分断面図であ り、ピボット状コームジャックはカムの影響の及ばない位置にある、第２図は、 第１図の断面図に類似の断面図であるが、コームジャックはその弾性腕のばねの 力に対抗する張力の位置にキャリッジ上のカムにより保持されている、第３図は 、第１図、２図の断面図に類似の断面図であるが、針床にしっかり留められた固 定のコームジャックを有している、 第４図は、本発明の更に別の実施例による針床のチャンネルを通り縦方向に取っ た部分断面図であり、ピボット状コームジャックはカムの影響の及ばない位置に ある、第５図は、第４図の断面図と類似の断面図であるが、コームシャッタはそ の弾性腕のばねの力に対抗する張力の位置に手中リッジ上のカムにより保持され ている、第６図は、第４図の断面図と類似の断面図であるが、キャリッジの復帰 の間コームジャックが張力を除去した位置にある状態を示している、 第７図は、第４図による本発明の好ましい実施例において、カムジャックを軸旋 回させるためのカムと弾性腕を支持するための制御手段の模式図である、第８図 は、本発明の更に別の実施例の第４図の断面図に類似の断面図である、 第９図は、第８図の実施例のための第５図の断面図に類似の断面図である、 第１０図は、第８図の実施例のための第６図の断面図に類似の断面図である、 第１１図は、第８図の実施例のための第７図の断面図に類似の断面図である、 第１２図は、調整可能停止装置を有する本発明の更に別の実施例の第４図の断面 図に類似の断面図である、第１３図は、第４図の断面図に類似の断面図であるが 、コームジャックがその弾性腕のばね力に対抗する張力の位置に調整可能な停止 装置により支持されている。

第１図、２図に示す本発明の好ましい実施例に描かれているように、本発明によ るピボット状コームジャ、ツク１は各、ステッチを抑えつけるための弾性腕２と 突出部３を備えている。糸の寸法により決まるラミナを多数隣接して構成するコ ーム床６は、突出部３を含むステッチ形成領域３４に設けられたコームジャ、２ りｌが、キャリ、。

ジ上のカム３１により影響されないときその弾性脚により編み動作を撤退する方 向に常に回転されるように、組立てられる。弾性脚２はコーム床６により支持さ れている。

もし針がステッチを運んでいないとき、コームジャックは停止装置５に対抗して 駆動される、すなわちコームジャックは第１図に示すように最大範囲まで旋回さ れる。

もしステッチが存在すれば、コームジャックは各、ステッチの寸法によって種々 の位置を取る。これらの位置は、列内の各ステッチに対し変わっても差支えない 。これらは一方では編む柄に依存し、他方では同じ列内で違った寸法のステッチ を形成するために選択される針の撤退時期に依存する。同じ列内のコームジャッ ク１の種々の位置は、単に脚の弾性エネルギーによって得られるのであるが、こ れらの位置は、高価な編物ブレッサ装置を使用せねばならぬということなしに任 意の編み方を作るために必要なウェールの各々からステッチを個々に除去するこ とを可能にしている。

ピボット状コームジャック１を保持するために使用される手段は、コーム床６と して総体的に示されている。

コーム床６は、動作表面全体に広がっており、単一の床として形成されるか、ま たは全体的なコーム床６を共に形成する多数の個々の床セグメントからなってい る。コ−ム床６、または針床の縦方向に配置されているセグメントは、垂直腕８ および水平腕１２を有するアングル部分品７から構成されている。垂直腕８は、 使用する糸により決まる寸法の側部スリット９と上部スリット１０を有している 。更に垂直腕８は、それを通って延びる溝１１を有している。水平腕１２は、圧 力パッド１４を固定するために必要な等間隔をあけた多数の凹部１３を備えてい る。コーム床ウェブ１５はスリット９および１０内に挿入される。ウェブ１５と その低端部のパッド１４は、互に対向して傾いた突出部または端部分１６と１７ を有し、それらは装置が完全に組み立てられたとき側面から見て燕尾形ジヨイン トの外観を備えている。

コーム床ウェブ１５はまた穴１８と１９を有する。穴１８はコームジャックｌ用 の軸２０を受ける役をし、穴１９は丸いワイヤ２１を受けるためのものである。

丸ワイヤ２１は、糸の寸法に応じて製造され配置されるコーム床ウェブ１５およ び多数の停止板から構成される装置 ジャックｌ用スリソトが正確な距離に維持されるように保持するため、またコー ムジャック１のピボ・ット運動の最大の限界を限定するためにも役立っているの である。

コーム床ウェブｌ５は各、腕２２を有し、垂直腕８全体にわたり押し出され、且 つワイヤ２３により所定場所に固定される。

コームの領域で、針床にはその下側に沿って溝３５が設けられ、その溝は挿入さ れたコームジャックｌと共にコーム床６を受けることができるか、または第３図 に示すごとく固定したコームジャック２５と共に使用できるかの何れかになるよ うに設計される。

コーム床を針床内で保持するために、針レール力バー２７により一部閉ざされた 燕尾形の針レール溝２６が設けられている。針床ウェブ近傍の針床２４の前方端 は、針レール溝２６に接して傾いた表面を有している。これは、針レール溝２６ の左端と共に角柱を形成し、その上にコーム床６が押し出されている。総ての物 が皆正確に調整された後、圧力パッド１４は部品を所定位置に保持するようにね じ２９により無尽に対抗して押圧される。パッド１４の傾いた突出部ｌ７の右側 ３０は、針レール溝２６の無尽の左面を形成し、針溝カバ−２７を受ける役をす る。第２図は、コームジャ・ツク１が手中リッジ上のカム３１により動かされた 位置において、旦つその位置で弾性脚２が張力を受けている状態におけるコーム ジャックを示す。安定性の理由からコームジャック１の可動部分３２と先導部分 ３３はステッチ形成領域３４に関して補強されている゜。後者の圧縮部分はロー リングにより形成できる。

第４図、５図および６図は本発明の更に別の実施例を示す。これらの図において 、既に述べた図中の部品に対応する部品には同じ参照番号が付与されており、こ れ以上説明はしない。

第４図、５図および６図で分かるようにコームジャック１の弾性脚２の自由端に は２重ボス３６が設けられている。この２重ボス３６を通してこの自由端は制御 停止棒３７により支持されている。この停止棒３７はコーム床の長さにわたって 延びており、針床２４に対し垂直に調整できまた動かすことができる。停止棒３ フには弾性脚２の自由端において２重ボス３６を取り囲む制御溝３８が設けられ ている。停止棒３７がキャリッジの復帰動作中何れかの方向に動かされるとき、 弾性脚２は自動的にそれと共に動く。

従ってコームジャック１に加えられるばねの圧力を適切に調整することにより、 短いステッチには不必要な過大張力を加えることなく、カムキャリソジがつぎに 通過する間つぎの列中に長いステッチを形成するための十分な張力が得られる（ 第４図）。なお更に２重ボス３６は制御溝３８と共に、針上のどのようなステッ チについてもその張力除去がキャリッジ復帰の中間位置で必ず起こることを保証 する。この事は、停止棒３７が第６図に示す位置に動くことにより起こり、その 位置では総てのコームジャックｌは、各の弾性脚２からくる圧力に拘束されない 。

針床が再配置されている間、ステッチの張力を除去することが必要である。複数 の針を再配置する途中、例えばひだ骨柄を作っているときの停止棒３７の運動は 、以下のごとくである： 一番後の列となっている間停止棒３７は、ステッチが最小圧力で抑えつけられる ように設定される。カムが一番後の針をクリアすると直ぐに停止棒３７は、十分 遠《右側に移動しコームジャック１が第６図に示す位置すなわちステッチの張力 が十分除去される位置を選ぶことを保証する。針床は再度配置される。その後、 停止棒３７は再び左側に戻って、つぎの列で最適のステッチ張力を達成するに必 要な位置まで動く。停止棒、コームジャック、針床の再配置の運動は同期化でき る。

停止棒３７は、セグメントが個々に制御され、また個々にまたは単一装置として 一緒に動かされるように配置された、多数の隣接セグメントから構成できる。従 って続く列中の各ステッチには、個々に張力を与えることができる。

カムキャリッジ上のカム３ｌの配置は、コーム床６上の停止棒３７と向い合った 状態が第７図に模式的に示されている。カムキャリッジ上の結合カムは、鎖線で 示されており、Ａは針のコームのような位置を示し、Ｂは右から左に向う方向に おけるキャリッジの運動を表わしている。

カム３ｌは常に編んでいるカムについて行く、すなわちキャリッジが左から右に 進む場合に対し第７図にダ・ソシニ一点線で示したようにカム３１は牛中リッジ の各反転に従って位置を変えねばならない。キャリッジの連続する方向転換に従 ってタ互に動作を切替えるカム３１を２つ設けることは可能である。

第８図から１フ図までは、別のカム３９が針床全体に動きうる制御部材として動 作するところの、本発明の更に別の実施例を示す。また弾性脚２の自由端は２重 ボス３６の代りに単一ボス４０を備え、更に別のカム３９と係合してい丁度停止 棒３７のようにその、カム３９が針床２４に対して可動調整可能であり、キャリ ッジの全幅にわたり延びている。

カム３１および編みカムと対向するカム３９の配置は、第１１図に示されている 。カム３１は、前述のようにコームジャック１を旋回させるためカムキャリッジ 上で動作するように組みつけられ、カム手中リッジの全幅にわたり動くことがで き、また２つの交互に動作するカムから構成することもできる。

その別のカム３９の作用は、基本的には制御棒３７の作用に類似している。しか しこの場合、針床再配置のためステッチの張力を強制的に除去することが達成で きない。

その理由は、キャリッジの動く間カム３１および３９がコームジャック１をクリ アすると直ぐにコームジャック１は、最後に取った比較的不安定な位置に留るか らである。

本発明の別の実施例が第１２図と１３図に示されている。

図では全動作表面にわたり延びるシャフト４１は、コーム床ウェブ１５に回転可 能に組みつけられている。シャフト４１は縦方向に延びるフラット部４２を有し ている。代替としてそれは偏心器として形成されるか、または離心的に組みつけ られる。シャフト４１はコームジャックの上部レバ腕４３用の調整可能停止装置 として働く。

シャフト４１は、その一端または両端に制御可能な駆動手段、例えば電気モータ 、歯付き棒を持つ歯付きギ、ヤまたは類似のものを有し、針床２４の横方向に連 続して調整できる停止動作を生成するため、シャフトを上記の駆動手段を用いて 所定の角度を経て回転させることができる。

第１２図、１３図は、停止シャフト１４が取りうる２つの終端位置を示している 。

第１２図はコームジャック１がステッチをつけていないときのコームジャックの 位置を表わしている。しかしステッチがコームジャック１の突出部３に掛ってい るときは、コームジャック１は弾性脚２のばね圧力に対抗して反時計方向にステ ッチ寸法により決まる量だけ回転する。

この場合レバ腕４３は、縦方向に延びるフラット部４２の上に静止しない。

キャリッジ復帰の間に針床を再配置する必要がある場合は、ステッチの張力を除 去しなければならない。従って編みカムが最後の針を通過すると直ぐにシャフト ４１は、例えばコームジャック１が第１３図に示す位置を取るまで第１３図の矢 印で示す方向に回転する。

コームジャックがこの位置のとき、ステッチの張力は除去され、針床は編物を裂 く心配なく再配置できる。この再配置が終了すると直ぐにシャフト１４は、第１ ２図に示す位置まで回転する。

偏心シャフトまたは縦方向に延びるフラット部を設けた偏心シャフトを使用する ことの更なる重要な利点は、編み動作の間中コームジャックを第１３図の位置に 維持することが可能な点である。この事は、もしストレッチャが、例えば棒また は太い糸状物の形で編物の縁に設けられるときは特に有利である。ストレッチャ はコームジャックの近くに配置されている、すなわちステッチ形成領域まで延び ている。最外側のステッチは、編物が引っ張られた状態で保持できるようにスト レッチャの周囲に−それ数名前の所に形成されねばならない。しかしコームジャ ックが十分に押し下げられるとき、ステッチ形成領域には十分な余地がない。ス トレッチャが使用中であるかないか何れにせよ、特別のシャフトが外側のステッ チが形成されている間コームジャックをステッチ形成領域の外に保持することに より、この問題を克服し、それにより編機を修正することなく運転できるのであ る。

用Ｔ逼査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．針（４）または針とジャックがステッチ形成領域に配置され、それらに小コ ームを形成するコームジャックが設けられているチャンネルを有する１つまたは それ以上の針床（２４）または針床とジャック床を設けてなる平床編機であって 、 ａ）針床（２４）はその動作表面にわたり延びるコーム床（６）を乗せるよう配 置されること、 ｂ）２つの腕を持つレバーとして形成されたコームジャツク（１）は、コーム床 （５）に回転可能に組みつけられること、 ｃ）コームジャック（１）が、ステッチを抑えつけるためのステッチ形成領域内 の突出部（３）および不可欠な弾性脚（２）を有すること、 ｄ）コームジャック（１）が、針床にわたり可動であるカム（３１）により編み 動作撤退方向とは逆方向に弾性脚（２）の作用にさからって回転可能となってい ること、を特徴とする平床編機。 ２．コームジャック（１）が、コーム床（６）の隣接するコーム床ウェブ（１５ ）の間に挿入されていることを特徴とする請求項１の平床編機。 ３．コームジャック（１）用の停止装置（５）がコーム床ウェブ（１５）の上部 領域に設けられていることを特徴とする請求項１または２の平床編機。 ４．コームジャック（１）が、そのステッチ形成部分（３４）に対して、その前 縁（３３，３４）および可動部分（３２）が強化されていることを特徴とする先 行請求項のいずれかの平床編機。 ５．針床（２４）には、幅を広くした針レール溝（２６）、およびコーム床（６ ）の固定手段（１６，１７）を受けるための、針レール溝（２５）と接している 内側に傾いた前方縁端表面（２８）とが設けられていることを特徴とする先行請 求項のいずれかの平床編機。 ６．針床（２４）には、その下表面にコームの領域において固定しクリップで留 めたコームジャック（２５）を受けるための溝（３５）を設けたことを特徴とす る先行請求項のいずれかの平床編機。 ７．コーム床（６）が、水平腕（１２）および使用される糸の寸法に相当する側 部および上部スリット（９，１０）を有する垂直腕（８）を具備するアングル部 分品（７）、およびスリット（９，１０）に挿入されているコーム床ウェブ（１ ５）から構成されていることを特徴とする先行請求項のいずれかの平床編機。 ８．コーム床（６）のアングル部分品（７）が隣接するコーム床セグメントから 構成されていることを特徴とする請求項７の平床編機。 ９．水平腕（１２）には、圧力パッド（１４）を入れるための等間隔の凹部（１ ３）が設けられていることを特徴とする請求項７または８の平床編機。 １０．コーム床（６）を針床（２４）に固定するため、圧力パッド（１４）がコ ーム床（１５）の方に傾いた下方の突出部（１６）を有し、コーム床ウエブ（１ ５）は圧力パッド（１４）の方に傾いた突出部（１７）を有することを特徴とす る請求項９の平床編機。 １１．コームジャック（１）用停止装置（５）が、アングル部分品（７）の側と は反対のコーム床ウェブ（１５）の側に設けられていることを特徴とする請求項 ３から１０までのいずれかの平床編機。 １２．コームジャック（１）が旋回する軸（２０）を受けるための穴（１８）が 、アングル部分品（７）の側とは反対の側においてコーム床ウェブ（１５）の下 部に形成されていること、およびコームジャック（１）の弾性脚（２）が、軸（ ２０）の下部からアングル部分品（７）の垂直腕（８）の上部まで延びることを 特徴とする請求項７から１１までのいずれかの平床編機。 １３．コームジャックを軸旋回させるためのカム（３１）は、カムキャリッジの 幅を横切って動くことができ、カムキャリッジ上に制御可能に組みつけられてい ることを特徴とする先行請求項のいずれかの平床編機。 １４．弾性脚（４）がコーム床（６）により支持されることを特徴とする先行請 求項のいずれかの平床編機。 １５．弾性脚（２）が、その自由端（３６，４０）において針床（２４）の横方 向に動いて調整できる制御手段（３７，３９）により支持されることを特徴とす る請求項１から１３までのいずれかの平床編機。 １６．動いて調整できる制御手段（３７，３９）が、コーム床（６）上に組みつ けられ、コーム床の長さにわたって延びる停止棒（３７）であることを特徴とす る請求項１から１３までと１５のいずれかの平床編機。 １７．停止棒（３７）には、弾性脚（２）の自由端（３６）を取り囲む制御溝（ ３８）が設けられていることを特徴とする請求項１から１３までおよび１５と１ ６のいずれかの平床編機。 １８．停止棒（３９）が、隣接する停止棒セグメントから構成されていることを 特徴とする請求項１から１３までおよび１５から１７までのいずれかの平床編機 。 １９．停止棒セグメントが、個々に制御され且つ単独にまたは一緒に動くことが できることを特徴とする請求項１から１３までおよび１５から１８までのいずれ かの平床編機。 ２０．可動調整可能の制御手段が、針床（２４）全体にわたり動くことができる 別のカム（３９）であることを特徴とする請求項１から１３までおよび１５から １９までのいずれかの平床編機。 ２１．別のカム（３９）が、カムキャリッジの幅にわたり延びることを特徴とす る請求項１から１３までおよび１５から２０までのいずれかの平床編機。 ２２．コーム床ウェブ（１５）の上方領域にコームジャック（１）の上部レバ腕 （４３）用停止装置（４１）が配置され、これがコーム床（５）の全長にわたり 延び且つ針床（２４）の横方向に調整できることを特徴とする請求項１から２１ までのいずれかの平床編機。 ２３．調整できる停止装置（４１）が、離心的に回転できるように組みつけられ たシャフトから構成されていることを特徴とする請求項２２の平床編機。 ２４．調整可能の停止装置（４１）が、中心の回りに回転でき且つ縦方向に延び るフラット部（４２）を有するシャフトから構成されていることを特徴とする請 求項２２の平床編機。 ２５．制御可能な駆動手段が、停止装置（４１）の一方または両方の端部面に設 けられていることを特徴とする請求項２２から２４までのいずれかの平床編機。 ２６．制御可能駆動手段が、電気モータであることを特徴とする請求項２５の平 床編機。 ２７．制御可能駆動手段が、餌付のギヤおよび１または歯付の棒であることを特 徴とする請求項２５の平床編機。