JPH11501998A - 制御針板 - Google Patents

制御針板

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JPH11501998A
JPH11501998A JP9517778A JP51777897A JPH11501998A JP H11501998 A JPH11501998 A JP H11501998A JP 9517778 A JP9517778 A JP 9517778A JP 51777897 A JP51777897 A JP 51777897A JP H11501998 A JPH11501998 A JP H11501998A
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クラウス コーヴィッツ
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ハンス リュスター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/68Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used

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Abstract

(57)【要約】 編み機の編み工具のメッシュ形成運動を選択し制御するための制御針板。制御針板(17)の駆動は、針板担持体(11)とロック担持体(12)との相対運動により行なう。制御針板は、基本形状が長尺平棒状の制御弾性体であって制御針板の案内溝(16)の底に自由端を支持されている制御弾性体の最小緊張力の作用で、変位駆動部を介して押出し足部(61)とロック担持体(12)の押出しロック部分(73)の押出し稜とが係合する位置へ付勢可能である。制御弾性体(37)をも含めて制御針板の製造を容易にし、耐磨耗性を向上させるため、制御弾性体を針板基礎体(18)に接続させている制御弾性体のベース側における該制御弾性体の幅(h)は、制御弾性体(37;37’)をその案内溝(16)の底(25)で支持させている制御弾性体の自由端(48)における幅よりも広い。制御弾性体(37)は、そのベース側において、ベース領域を拡大させている滑らかな湾曲部により針板基礎体に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】 編み機の編み工具のメッシュ形成運動を選択し制御するための針板 本発明は、編み機の編み工具のメッシュ形成運動を選択し制御するための針板 に関し、より厳密には、編み工具のそれぞれに基本形状が平棒状の針板が制御要 素として付設されており、制御要素としての針板が、針板担持体の案内溝内で針 板担持体の縦方向において交互方向に変位可能であり、さらに請求項1の前提概 念に記載された構成要件を備えている前記針板に関するものである。 この種の編み機、たとえば丸編み機は筒状の針板担持体を有している。針板担 持体はその中心軸線が鉛直方向に延びており、この中心軸線のまわりに回転駆動 可能であり、針板担持体を同心に取り囲み外形が筒体状である編み機固定子の内 側に配置されている。針板担持体は多数の、たとえば2000個の針板を有して いる。針板は縁が開口した半径方向の溝の中に配置されている。これらの半径方 向の溝は針板担持体の中心縦軸線に対して平行に延びており、方位方向に等間隔 で並設されている。これらの溝のそれぞれには1個の針板が上下動可能に配置さ れている。 これに関連して、針板担持体とロック担持体ま 編み機固定子との回転相対運動により行われる針板の制御駆動を実施するため、 針板は押出し足部 針板案内方向に対して横方向に延びている輪郭エッジを有している。押出し稜を 備えている固定子の駆動ロック部分を越えるように輪郭エッジを滑動させること により、制御針板の変位が制御される。この場合制御針板は、制御ばねの最小緊 張力の作用で、変位駆動部を介して押出し足部がロック担持体の押出しロック部 分の押出しエッジと係合する位置へ付勢可能である。制御ばねはそれぞれ針板の 基礎体から出ていて、その基本形状は長尺平棒状である。制御ばねの自由端は制 御針板の案内溝の底で支持されている。さらに制御ばねは、摩擦により及び形状 拘束的に作用するロック担持体および針板担持体の制御要素により、基本位置へ 付勢可能である。この基本位置では、押出しロック部分の押出しエッジと押出し 足部との駆動結合が解除される。またこの基本位置では、永久磁石装置の保持力 により針板が固定可能である。永久磁石装置の保持作用は、電子制御可能な磁石 装置の相殺制御により解除することができ、したがって針板は制御ばねの作用に より解放されて、押 出し位置を占める。 この種の公知の針板では(ドイツ特許第3915684号公報)、制御羽は棒状 のばね鋼として形成されている。ばね鋼はその全長にわたって同じ、丸いまたは 長方形の横断面を有している。ばね鋼は基本形状が長方形の、平坦にされた平板 状の固定部材により平溝状の凹部内に摩擦により及び形状拘束的に固定されてい る。固定部材の厚さは針板の材料の厚さよりも薄い。針板の材料の厚さは、針板 の縦面に対して直角に測ったばね鋼の直径に等しい。前記平溝状の凹部の側面は 、固定部材の輪郭に正確に適合されている。弾性棒状のばね鋼は、前記固定凹部 に開口している針板の短い切欠きを貫通している。ばね鋼が針板の固定凹部内で 変位しないようにするため、ばね鋼の固定部分が当接している凹部の縁には填隙 部が設けられている。填隙部は、固定部分のノッチと協働して、全体でばね鋼を 針板と摩擦により及び形状拘束的に結合させるための結合部を形成している。針 板へのばね鋼の固定は、ばね鋼の中心縦軸線がそれらの広いシャフト境界面の間 に延びている針板の縦中心面内で延びるように行われる。 この公知の針板は以下のような欠点を持っている。 まず針板の製造が面倒でありコストを要するこ とである。なぜなら、針板の固定凹部とばね要素の固定端部部材とを狭い交差範 囲内で互いに適合させねばならないからである。このためには、互いに接触する 面を高精度に加工する必要がある。互いに結合されるべき針板要素をつなぎ合わ せるには組み立てに時間を要し、コストがかさばる。また、針板基礎体の固定溝 の縁をばねの固定部材の縁で填隙すると、針板シャフトが湾曲することがあるの で具合が悪い。したがって、無駄な後加工を要することがある。固定領域にわず かな誤差があるだけで少なくとも数時間後にはばねと針板との固定部が緩み、こ の固定部が破損することがある。したがってこの公知の針板ユニットは編み機が 一定時間作動した後全部を交換しなければならず、この公知の針板を備えた編み 機の稼動コストに少なからず影響する。 本発明の課題は、冒頭で述べた種類の針板を改善して、製造コストを大幅に低 下させるとともに、品質を改善して寿命を向上させることである。 この課題は、本発明によれば、制御針板がその制御弾性体をも含めて一体のば ね鋼部材として形成されていること、制御弾性体のニュートラルな曲げ線に対し て直角に測った幅であって、制御弾性体を針板基礎体に接続させている制御弾性 体のベース側における該制御弾性体の幅が、制御弾性 体をその案内溝の底で支持させている制御弾性体の自由端における幅よりも広い こと、制御弾性体が、そのベース側において、ベース領域を拡大させている滑ら かな湾曲部により針板基礎体に接続していることによって解決される。 本発明による制御針板は少なくとも次のような製造技術的利点及び機能的利点 を有している。 本発明による針板は一体の押し抜き部材として非常に合理的に製造可能である 。何らかの研削後加工はわずかで済み、従って低コストで製造可能である。 針板と制御弾性体とを一体的に構成し、制御弾性体のベース領域を滑らかな湾 曲部により拡大させ、この滑らかな湾曲部によって針板の基礎体へ移行させる構 成の利点は、制御弾性体の接続領域におけるノッチ作用、及び針板の基礎体と制 御弾性体との接続領域における負荷による摩耗を完全に回避でき、したがって針 板の高寿命を達成できることである。 このような利点は、制御弾性体のベース側から自由端のほうへ該制御弾性体の 幅が減少していることによっても得られる。これにより、制御弾性体の長さ方向 に曲げ荷重が均等に配分されるとともに、制御弾性体の好ましい(切換え)応答 特性、特に迅速な(切換え)応答特性を生じさせるよう な制御弾性体の所望の弾性力・弾性距離特性曲線を予め設定することができる。 好ましい構成によれば、支持端における制御弾性体の幅は、制御弾性体の厚さの 80%と120%の大きさであり、ベースにおける制御弾性体の幅は、制御弾性 体の厚さの150%と250%の間の大きさである。 制御弾性体の長さ方向に該制御弾性体の緊張力を均等に配分させるため、本発 明の有利な構成によれば、制御弾性体は、制御針板の押出し位置において、制御 針板の長尺の制御シャフトに対して平行にまたはほぼ平行に延びており、制御シ ャフトは、その長さの中央部分において弾性体端部とは逆の側の縦面に押出し足 を備え、制御弾性体は、その弛緩状態において、制御シャフトから離れる方向に 湾曲部を有し、湾曲部の曲率半径は制御弾性体の長さよりも大きい。制御弾性体 の曲率半径は、該制御弾性体の長さの5倍と8倍の間の値を有し、有利にはほぼ 6.5倍の値に相当している。 制御弾性体を基礎体および制御針板の制御シャフトを滑らかに接続させている 部分の曲率半径が、制御弾性体のベース幅の1.5倍と2倍の間の大きさである ように構成すれば、制御弾性体のベース幅が比較的広くても制御弾性体のベース 領域におけるノッチ作用を確実に阻止することができる。 制御針板の特に有利な構成によれば、弾性体ベ ースから滑らかな湾曲部が出ており、湾曲部により制御弾性体は針板基礎体に接 続し、且つ制御弾性体の支持端から縦方向に突出している制御針板の制御シャフ トに接続しており、弾性体ベースは同様に滑らかな湾曲部により、針板基礎体か ら出て制御弾性体の制御シャフトとは逆の側に配置され且つ制御弾性体の自由端 のほうへ指向している支持突起に接続しており、支持突起は、制御弾性体とは逆 の側において、制御針板の傾動軸線を形成している鈍角の稜により案内溝の底で 支持可能である。 これにより、制御弾性体のベースはいわば針板基礎体の中にずらして配置され 、弾性体の端部の支持点が案内溝の底部に与えられれば、制御弾性体が長くなり 、これによっても制御弾性体の長さ方向に緊張力を好都合に配分させることがで きる。 制御弾性体の寿命を大幅に増大させるためには、制御針板の制御シャフトと支 持突起との間に延びている制御弾性体のベース側部分の長さlbが、制御弾性体 の長さLF'の7%と15%の間であり、有利には10%であれば十分である。 制御針板をこのように構成する場合、制御弾性体のベースがそれぞれ同じ曲率 半径で、その縦稜に対して平行にまたはほぼ平行に延びている隣接の制御シャフ トおよび支持突起の輪郭エッジに滑 らかに接続しているのが合目的である。この場合望ましくないノッチ作用を回避 するためには、制御弾性体のベースを隣接する制御シャフトおよび制御針板の支 持突起に接続させている部分の曲率半径が、制御弾性体のベース幅とその1.5 倍の値との間の大きさ、有利にはほぼ1.1倍の大きさであれば十分である。 本発明の他の構成の詳細は、添付の図面を用いた以下の実施形態の説明から明 らかである。 図1aと図1bは それぞれ本発明による制御針板の作用 を説明するための図で、制御針板を異 なる作動位置で示した図である。 図2は 図1aと図1bに図示した制御針板の 拡大図である。 図3は 他の実施形態の図2に対応する図であ る。 図1aと図1bにおいてそれぞれ10で示した丸編み機は針シリンダ11とロ ックシリンダまた いる。丸編み機10は,メッシュを形成するためにプログラミング可能に予め設 定される編み模様が得られるように利用される針13で作動する。 図示した編み機10の型式は、針シリンダ11が中心鉛直軸線14のまわりに 回転駆動可能で, ロックシリンダ12が針シリンダ11を同軸に取り囲むことにより丸編み機10 の固定子を形成しているような型式である。 針13は、針シリンダの周方向に等間隔に分配されている針ダクト16を介し て鉛直方向に上下動可能に案内されている。針ダクトは、ロックシリンダ12の ほうへ開口し個々の針13に付設されている幅狭の溝として形成されている。編 み機10の典型的な構成では、編み機10は2000個の針13と針ダクト16 とを有している。針13と針ダクト16とはたとえば40個の編みユニットに分 割され、そのそれぞれに1本の糸が割り当てられる。メッシュの形成に必要な針 13の鉛直方向の上下動(この回転運動は針シリンダの回転運動に重畳される) は、針13の半径方向の制御足部(図示せず)がロックシリンダ12の針ロック 軌道(図示せず)と滑動可能に形状拘束的に係合することにより制御される。こ の種の運動を有効にするためには,編み過程に関与する針13を、針シリンダ1 1の最も深い位置に引き戻される円運動位置(最も深い位置)から、この円運動 位置に対して上昇している編み位置へもたらし、この編み位置からまず、針シリ ンダ11がロックシリンダ12に対して相対的に回転運動することで針の制御足 とロックシリンダ12の針バンドと が係合することにより生じる針13のメッシュ形成運動が得られねばならない。 これに関連して、編み過程のために作動する針13を選定し、これらの針を図 1bに図示した編み過程出発位置へ上昇させるため、個々の針13には制御針板 17が設けられている。制御針板17は、これに付設されている針13のいわば 非作動位置に対応する円運動位置(図1aに図示した位置)から、この円運動位 置に対して仮の選択位置へもたらすことができる。この選択位置において、制御 針板17に付設されている針13は、その基本作動位置から離れるように駆動さ れて、針シリンダ11がロックシリンダ12に対して相対的に回転運動している 間に、それぞれ選択された針13がメッシュ形成上下運動を実施すべく変位可能 である。この変位は、少なくとも一つの半径方向の針ピンがこれに付設されてい るロックシリンダ12の案内軌道と針板17の編み位置を起点にして係合するこ とにより可能である。針17は、その後、該針板によって選択された針13の編 み過程実施変位とは関係なく回転運動位置へ案内されて戻ることができる。他方 針の回転運動位置への戻りは、ロックシリンダ12の針ロック体(図示せず)の 形状により設定されている。 図1aと図1bに編み機10内部でのそれぞれ の作動位置で示し、また図2に詳細な構成を弛緩状態で示した針板17は、ばね 鋼帯材から押し抜かれる。ばね鋼帯材の典型的な厚さは0.4mmないし0.6 mmであり、この厚さは針ダクト16のわずかに大きな内のり幅を形成している 針シリンダ11の溝に対応している。 針板17は(その構成は図2の詳細スケール図からわかるように)、ほぼ第形状 の輪郭を持った基礎体18を有している。基礎体18からは、制御針板17の針 側端部において、片側へ突出しているひげ状の突出部19が出ている。突出部1 9の針側の横稜21は基礎体18の端部稜に整列しており、90度とはわずかに 異なる鈍角で、図示した制御針板17の作動位置において半径方向内側に配置さ れている制御針板17の基礎体18の脚部稜23に接続している。ひげ状の突出 部19の、針側の横稜21とは逆の側の横稜24は、基礎体18の半径方向外側 の斜めの脚部稜26にほぼ直角に接続している。脚部稜26は基礎体18と半径 方向においてほぼ10度の角度をなしている。この角度は傾動角α(図1a)よ りもわずかに大きい。この傾動角で制御針板17は針ダクト16の内部において 、図1aに図示した基本作動位置から図1bに図示した押出し位置へ傾動するこ とができ、この押出し位置において基礎体18 の半径方向内側斜めの脚部稜23は溝状の針ダクト16の基部25に当接する。 制御針板17のこの可能な傾動運動の回転点27は、鈍角の隅角部エッジによっ て示されている。この隅角部エッジにおいては、基礎体18の半径方向内側の斜 めの脚部稜23が、180度とはわずかに異なる鈍角で、制御針板17の縦方向 に短く延びている台座部分29の、直線状に延びている半径方向内側の縦稜28 に接続している。制御板17の半径方向外側の側面においても直線状の境界稜3 1(180度とはわずかに異なる鈍角で制御針板17の基礎体18の半径方向外 側の斜めの脚部稜26に接続し、回転点27とは逆の側の隅角部エッジ32を形 成している。)を有している台座部分29からは、全体を34で示した長尺の平 棒状の制御脚部が出ている。制御脚部34のベース領域36は台座部分29の半 径方向外側の部分において台座部分29に接続し、比較的曲げ剛性がある。さら に台座部分29からはばね弾性的にたわみ可能な針板脚部37が出ている。針板 脚部37のベース領域38は、制御針板17の台座部分29の半径方向内側部分 に接続している。 制御脚部34の長さLsに比べて短い針板部分は、制御脚部34のベース領域 36である。ベース領域36の内側では、半径方向外側の直線状の 縦稜39が台座部分29の直線状の外側の縦稜31に接続している。他方半径方 向内側の縦稜41はベース領域36の近くで制御脚部34の外側の縦稜39に平 行に延び、半円形の輪郭部によりばね脚部37の半径方向外側の縦稜43に接続 している。この場合、制御脚部の縦方向に測ったベース領域36の拡がりは、湾 曲輪郭部42の曲率半径R1に対応している。制御針板17の典型的な構成では 、この曲率半径は1.5mmである。 ばね脚部37のベース44とばね脚部37の自由な支持端46(これによりば ね脚部37を針ダクト16の溝底25で支持可能である)との間で測った長さLF に比べて短い制御針板の部分は、ばね脚部37のベース領域38である。ベー ス領域38の内側では、ばね脚部37の半径方向内側の縦稜47が滑らかに湾曲 して延びている半径方向内側の輪郭部により、直線状に延びている半径方向内側 の台座部分29の縦稜28に接続している。この場合、湾曲した輪郭領域(この 湾曲領域により、ばね脚部37の半径方向内側の縦稜47は台座領域29の半径 方向内側の直線状の縦稜28に接続している)は、凹状に湾曲したばね側の部分 49と、凸状に湾曲した台座部分側の部分とを有している。これらの曲率半径R2 とR3は、制御針板17の典型的な構成ではほぼ2mmであ る。この場合両湾曲部分48と51は、それぞれの曲率中心点52または53か ら見て、ほぼ45度の方位範囲にわたって延びている。したがって、実施形態と して記載したサイズでは、ばね脚部37の縦方向に測ったベース領域38の拡が りは、同じ方向に測った制御脚部34のベース領域36の縦方向の拡がりのほぼ 1.5倍に相当している。 この場合、ばね脚部37のベース領域38の縦方向の拡がり(ばね脚部37の 「ばね」長さLFと比較される)とは、ばね脚部37のニュートラルな曲げ線5 4に対して直角に延びているベース44と、制御針板17の基礎体18の基線3 3に平行に延びている、湾曲輪郭領域42における接線56との間隔a1のこと である。湾曲輪郭領域42により、制御脚部34の半径方向内側の縦稜41は制 御針板17の台座部分29とばね脚部37のベース部分38とに接続している。 この場合、凹凸状に湾曲しているこのベース部分38の輪郭領域48は、制御針 板17の半径方向内側の輪郭部47,48,28,23により、制御針板17の 台座部分29の半径方向内側の直線状縦稜28に滑らかに接続している。 対応的に、制御脚部34のベース部分36の縦方向の拡がり(制御脚部の実行 長さLsと比較される)とは、曲率半径R1に相当している、制御 脚部24の基線58と前記接線56との間隔a2のことである。 図2に制御針板17の「弛緩」状態で示したばね脚部37のニュートラルな基 線54は、ばね脚部37のベース44の領域において、互いに平行に延びている 制御脚部34の縦稜39と41に平行に、またはほぼ平行に延びている。制御脚 部34は前記縦稜39と41によりベース部分36に接続している。 ばねベース44とばね脚部37の自由支持端46(支持個所の領域で凸状の湾 曲部を有している)との間で測ったばね脚部37の有効長さLFは、制御脚部4 4の基線58とその自由稜59の間で測った制御脚部44の有効長さLsの半分 よりも長い。 図2に図示したばね脚部37の弛緩状態においては、このばね脚部37は制御 脚部34から離れる方向にわずかに湾曲している。この湾曲の平均曲率半径(ニ ュートラルな曲げ線54の延在態様に対応している)は、ばね長さLFのほぼ4 .5倍に対応している。 ニュートラルな曲げ線54に直角に測ったばね脚部37の幅hは、ばね脚部3 7のベース44と自由支持端46の間において連続的に減少している。ばね脚部 37のベース44における脚部幅 hbは、ばね脚部37の自由支持端46におけるばね脚部幅haのほぼ1.8倍に 相当している。ばね脚部37の長さが約32mmで、針板の素材の厚さが0.5 mmである時、ばね脚部37のベース幅hbの典型的な値は0.9mmである。 これは、ばね脚部37の自由支持端46においてはばね脚部37の正方形の横断 面に相当している。 制御脚部34は、その半径方向外側の面に、ロックシリンダ12の方向に指向 している旗状の突出部61を有している。この突出部61により、制御脚部34 のベース領域36から出て直線状に画成されている該制御脚部34の始端部分6 2は、ばね脚部37の端部を越えて突出している支持部分63で支持される。支 持部分63の半径方向外側の縦稜64、即ちロックシリンダ12のほうへ指向し ている縦稜64は、旗状の突出部61から制御脚部34の自由端稜59まで直線 状に延び、始端部分62の半径方向外側の縦稜39と小さな鋭角(ほぼ2度)を 成しており、且つ旗状の突出部61に接続する領域において、制御脚部34の始 端部分62の縦稜39に対し、ほぼ始端部分62の幅bだけ半径方向外側へずれ ている。旗状の突出部61の自由縦稜66は直線状に延びており、制御脚部34 の支持部分63の半径方向外側の縦稜64とほぼ1度の鋭角を成している。旗状 の突 出部61に続いている支持部分63の始端領域67と、支持部分63のほぼ1/ 3の長さにわたって延びている制御脚部34の端部部分であって基本形状が台形 状で、「半径方向」の支持足を形成している前記端部部分との間には、支持部分 63の長さのほぼ2/5にわたって延びている支持部分63の中央領域が設けら れている。この中央領域の幅b'は、支持脚部34の始端部分62の幅よりも幾 分狭く、そのほぼ80%である。 半径方向の支持足68の、半径方向内側の縦稜69は、制御針板17の円運動 位置(図1a)で見て制御磁石装置70を半径方向で支持しており、直線状に延 びており、且つ支持部分63の半径方向外側の直線状縦稜64と約8度の鋭角を 成している。この場合支持足68の最大幅b''は支持部分63の中央領域の幅b 'のほぼ1.6倍に相当している。支持部分63の半径方向外側の縦稜64と、 制御脚部34の旗状の突出部61の半径方向外側の縦稜66との間には、直線状 の支持稜71が延在している。支持稜71は、制御脚部34の支持部分63の半 径方向外側の縦稜64と鋭角を成している。この鋭角は、図示した特殊な実施例 の場合約68度である。この「支持」角は、半径方向の面内で測った、押出しロ ック部分 案内面72の傾斜角γに対応している。滑動案内面72では、制御針板17の押 出し足を形成している旗状突出部61の斜めに延びている支持稜71により制御 針板17を支持可能である。 図1aに図示した制御針板17の円運動位置では、該制御針板17は針ダクト 16内で最も深い位置を占める。この最も深い位置において押出し足部61は針 ダクト16内へ侵入し、その直線状に延びている縦稜66により、押出しロック 部分73の筒体状の半径方向外側の周領域で半径方向へ滑動可能に支持される。 押出しロック部分73は、針シリンダ11とともに回転する制御針板17が前記 筒体状の周領域74のそばを通過する間に、制御脚部34の端部部分68をその 半径方向内側の縦稜69により、丸編み機の編みシステムの永久磁石76と接触 させる。なお押出しロック部分73には、制御針板17の支持足68が滑動可能 に支持されている。 前記永久磁石76は、制御脚部34の支持足68に対して引き寄せ力を及ぼす 。この引き寄せ力は、基本回転位置において最大に緊張せしめらればね脚部37 により形成されている制御針板17の制御ばねの引き離し力に抗して制御脚部を 支持足76と接触保持させるために十分である。それぞれの編みシステムの制御 磁石装置70はさらに、 制御電流により励起可能な磁石コイル77を有している。磁石コイル77を励起 することにより、永久磁石76の引き寄せ力を中断させる反磁場を発生させるこ とができるので、磁石コイル77が励起されると、制御針板17の制御脚部74 はその制御ばね37の作用により、図1bに図示した選択位置へ達することがで きる。この選択位置において、針ダクト16から突出している押出し足部61は 、その傾斜している支持稜71により、同様に傾斜している押出し部分73の滑 動案内面72で鉛直方向に支持され、同時に支持部分63の半径方向外側の直線 状の縦稜64も、編み機10の中心縦軸線14に同軸の押出しロック部分73の 側面78で半径方向に滑動可能に支持される。 押出しロック部分73は、その方位方向に見て、少なくともストローク分だけ 周期的に変化する高さを有しており、即ち制御針板17が針ダクト16内で上下 動するストローク分だけ高さが周期的に変化する。この場合押出しロック部分7 3の刃先状の案内稜79の上昇部分と傾斜部分と水平部分とは互いに「波状に」 滑らかに接続する。 同様の構成は、ロックシリンダ12の復帰案内軌道の滑動面の延在態様に対し ても適用される。復帰案内軌道の滑動面では、復帰足部として作用する制御針板 17のひげ状突出部19の(上部) 端面稜21を滑動可能に支持可能である。 制御針板17を図1aに図示した円運動位置から持ち上げるための選択制御は 、制御針板が押出しロック部分73の高さが低い領域を通過する時に可能であり 、この場合押出しロック部分73の案内稜79は、破線で示したように、針板押 出し足部61の隅角部エッジ82の下方に延在しており、隅角部エッジ82にお いて押出し足部61の斜めの支持稜71はその自由縦稜66に接続する。制御針 板17がこのような位置にある時に磁石コイル77の相殺制御により永久磁石7 6の引き寄せ力が中断されると、針板17はばね脚部37の緊張力の作用により 回転点27のまわりに回転し、その際制御針板の押出し足部61は半径方向外側 へ移動して、案内稜79とこれに接続している押出しロック部分73の滑動案内 面72の接続領域の上を横断する位置へ達する。この位置で制御針板17はその 押出し足部61により押出しロック部分73の案内稜79の上にいわばまたがり 、押出しロック部分73の案内稜79の上昇部分に対して相対運動することによ り、図1bに図示した選択位置まで持ち上げられる。制御針板がこの位置にある 時、即ち制御針板の基礎体18が円運動位置と比較して角度αだけ傾動し、且つ 斜めの脚部稜により針ダクト16の溝底25で支持されて いる位置にある時、ばね脚部37のニュートラルな曲げ線54は制御針板17の 制御脚部34の始端部分62の縦稜39と41にほぼ平行に延びている。これに 対して円運動位置においては、制御脚部34の下部分62と制御針板のばね脚部 37とは互いに鋭角を成す。 図3に他の実施形態として図示した制御針板17’は、図2の制御針板17と 作用的に対応しているが、制御脚部34’とばね脚部37’とを制御針板17’ の基礎体18’に接続させている移行領域の構成の点で異なっている。他の構成 の点では図2の制御針板17に関し述べたものと同じである。図3において図2 と同一の符号を付した制御板17’の個々の構成要素は、特に説明しない限り図 2を用いて説明したことを援用する。 説明上制御針板17’に対しては以下のことを前提とする。制御針板17’は 図2の制御針板17の代わりとして同じ機能で編み機10に使用可能であり、し たがってその台形状の基礎体18’の斜めの脚部稜23と26の方向及び長さ、 傾動稜27とこれに対向している鈍角の隅角部エッジ32との間で測ったベース 幅a、復帰足部19の構成、押出し足部61の構成、制御針板17’の移動方向 に測った押出し足部61相互の間隔、制御針板17’の押出し足部61に対する ばね脚部 37’の支持端部46の配置構成は図2の制御針板17と同じである。図2の制 御針板17に対して異なっているのは以下の点である。 ばね脚部37’のベース33’(ばね脚部の半径方向外側の縦稜43と半径方 向内側の縦稜47とは、ばね脚部の図示した弛緩状態においては、自由支持端4 6とばねベース33の間で一定の曲率半径で延びている)と、制御針板17’の 台形状の基礎体18’の端面稜22との間隔は、この端面稜22から測った針板 基礎体18’の鈍角の隅角部27及び32までの間隔よりも小さい。ばね脚部3 7’のベース33’は基礎体18’の中にいわば埋設されており、したがって、 図2の実施形態と比較すると、ばね脚部37’の長さLFはより長くなり、図2 の制御針板17のばね脚部37の長さLF’よりも約15%長い。ばね脚部37 ’のニュートラルな基線54’の延在態様に対応している、ばね脚部37’の半 径方向外側の縦稜43の曲率半径と半径方向内側の縦稜47の曲率半径との間で 測った曲率半径は、ばね脚部の長さLF’のほぼ6倍である。 ばね脚部37’のベース幅hb’は、自由支持端46におけるばね脚部37’ の幅haよりもほぼ20%大きいにすぎない。 制御針板17’を収容している針ダクト16の 溝底25で支持可能で、制御針板17’を傾動可能にさせるための回転点を形成 している鈍角の稜27は、ばねベース33’から測ってばね脚部の長さLF’の ほぼ1/10にわたって延びている支持突起83に配置されている。支持突起8 3の、半径方向外側のばね脚部37’側の縦稜84は、ベース領域33’におい て、ばね脚部37’のニュートラルな基線54’に平行に延びている。 制御針板17’の制御脚部34’の始端部分62の半径方向内側の縦稜41と 、制御脚部37’の半径方向外側の縦稜43との間、およびばね脚部37’の半 径方向内側の縦稜47と、制御針板17’の支持突起83の半径方向外側の縦稜 84との間には、それぞれ180度の滑らかな接続部を介して、円弧状に湾曲し た、同じ曲率半径の輪郭領域86と87が設けられている。この曲率半径は、本 実施形態の場合0.75mmである。この比較的小さな曲率半径は、本実施形態 における制御針板17’のサイズの場合(他のサイズは図2の制御針板17のサ イズに対応している)、制御針板17’のベース領域33’にくさび作用が生じ ないようにするために十分である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月22日 【補正内容】 「 明細書 制御針板 本発明は、多数の(たとえば2000個の)編み工具を有している編み機にお いて編み工具のそれぞれに制御要素として付設され、 さらに請求項1の前提概念 に記載された構成要件を備えている制御針板に関するものである。 この種の編み機、たとえば丸編み機は筒状の針板担持体を有している。針板担 持体はその中心軸線が鉛直方向に延びており、この中心軸線のまわりに回転駆動 可能であり、針板担持体を同心に取り囲み外形が筒体状である編み機固定子の内 側に配置されている。針板担持体は多数の、たとえば2000個の針板を有して いる。針板は縁が開口した半径方向の溝の中に配置されている。これらの半径方 向の溝は針板担持体の中心縦軸線に対して平行に延びており、方位方向に等間隔 で並設されている。これらの溝のそれぞれには1個の針板が上下動可能に配置さ れている。 これに関連して、針板担持体とロック担持体ま 編み機固定子との回転相対運動により行われる針板の制御駆動を実施するため、 針板は押出し足部 針板案内方向に対して横方向に延びている輪郭エッジを有している。押出し稜を 備えている固定子の駆動ロック部分を越えるように輪郭エッジを滑動させること により、制御針板の変位が制御される。この場合制御針板は、制御ばねの最小緊 張力の作用で、変位駆動部を介して押出し足部がロック担持体の押出しロック部 分の押出しエッジと係合する位置へ付勢可能である。制御ばねはそれぞれ針板の 基礎体から出ていて、その基本形状は長尺平棒状である。制御ばねの自由端は制 御針板の案内溝の底で支持されている。さらに制御ばねは、摩擦により及び形状 拘束的に作用するロック担持体および針板担持体の制御要素により、基本位置へ 付勢可能である。この基本位置では、押出しロック部分の押出しエッジと押出し 足部との駆動結合が解除される。またこの基本位置では、永久磁石装置の保持力 により針板が固定可能である。永久磁石装置の保持作用は、電子制御可能な磁石 装置の相殺制御により解除することができ、したがって針板は制御ばねの作用に より解放されて、押出し位置を占める。 この種の制御針板はWO−A−から知られている。 公知の制御針板の場合、制御ばねはその自由端 から、制御ばねを針板の基礎体に接続させているベース側のばね部分に至るまで の長さの大部分にわたって一定の幅を持っている。制御ばねの全長のほぼ1/5 にわたって延びているベース側のばね部分の内側において始めて制御ばねの幅は 自由端における幅のほぼ2倍の広さに増大している。針板の制御シャフトに比べ ると、制御ばねは狭いスリットにより削り取られており、スリット幅は制御ばね のほぼ半分の長さ以上にわたって一定であり、自由端のほうへ増大している。こ の場合スリット幅は、針板基礎体の近くにある領域において、長さ方向の大部分 における幅にほぼ相当している。制御針板の基礎体のほうへ互いに平行に延びて いるスリット側面は滑らかな湾曲部により互いに滑らかに移行している。湾曲部 の半径は自由端における制御ばねの幅のほぼ半分であり、即ち非常に小さな曲率 半径を有している。この曲率半径に長さが等しい、制御針板の縦部分の内側では 、曲率半径はベース側のばね部分のこの個所での幅のたかだか1/4に相当して いる。 公知の制御針板は以上のような形状を有し、制御針板の弛緩状態において与え られる形状とわずかしか違わないので、少なくとも以下に述べるような欠点があ る。 制御針板を一体の部材として押し抜きまたは精 密切削により製造するうえで公知の制御針板は基本的には適しているが、この種 の製造には問題がある。制御シャフトと制御ばねの間ではスリット幅が小さいた め、押し抜き工具または切削工具に摩耗が生じ、製造誤差も生じる。したがって この種の制御針板の製造には比較的不良品が発生する。また、スリットの底部領 域の曲率半径が小さいために、多数介の弾性行程において不可避であるような疲 労現象も発生する。したがって針板基礎体がスリット底部の領域で破損すること があり、針板の寿命を制限してしまう。このためこの種の高知の制御針板は、た とえばドイツ特許第3915684号公報から知られているような制御針板に比 べると市場に出回ることがなかった。また前記ドイツ特許第3915684号公 報から知られている制御針板では、制御ばねが別個の製造部品として形成されて いるが、押し抜き部材として製造可能な制御針板本体に固定させねばならず、こ の限りでは製造技術的に面倒である 。 本発明の課題は、冒頭で述べた種類の針板を改善して、製造コストを大幅に低 下させるとともに、品質を改善して寿命を向上させることである。 この課題は、本発明によれば、自由端における制御弾性体の幅(ha)が制御 針板の材料の厚さの80%と120%の間であり、ベースにおいて は150%と250%の間の大きさであり、その間で連続的に変化していること 、制御弾性体を針板の基礎体及び制御シャフトに滑らかに接続させている部分の 曲率半径が、制御弾性体のベース幅の1.5倍と2倍の間の値であることによっ て解決される。 上記構成により得られる制御針板及び制御弾性体の形状は、滑らかな湾曲部に より拡大し、またこの湾曲部により制御針板の基礎体へ移行する形状であり、こ のように制御弾性体のベース領域を構成することにより得られる利点は 、制御弾 性体の接続領域におけるノッチ作用、及び針板の基礎体と制御弾性体との接続領 域における負荷による摩耗を完全に回避でき、したがって針板の高寿命を達成で きることである。 このような利点は、制御弾性体のベース側から自由端のほうへ該制御弾性体の 幅が減少していることによっても得られる。これにより、制御弾性体の長さ方向 に曲げ荷重が均等に配分されるとともに、制御弾性体の好ましい(切換え)応答 特性、特に迅速な(切換え)応答特性を生じさせるような制御弾性体の所望の弾 性力・弾性距離特性曲線を予め設定することができる。 制御針板は、有利な構成では、制御弾性体の緊張力をその長さ方向に均等に配 分させるために用 いられ、即ち制御弾性体は、制御針板の押出し位置において、制御針板の長尺の 制御シャフトに対して平行にまたはほぼ平行に延びており、制御シャフトは、そ の長さの中央部分において弾性体端部とは逆の側の縦面に押出し足を備え、制御 弾性体は、その弛緩状態において、制御シャフトから離れる方向に湾曲部を有し 、湾曲部の曲率半径が制御弾性体の長さの5倍と8倍の間の値を有し、有利には ほぼ6.5倍の値に相当している。 本発明は、さらに、冒頭で述べた種類の制御針板を前提にして、以下の構成に より前記課題を解決するものである。即ち弾性体ベースから滑らかな湾曲部が出 ており、湾曲部により制御弾性体が針板基礎体に接続し、且つ制御弾性体の支持 端から縦方向に突出している制御針板の制御シャフトに接続しており、弾性体ベ ースが同様に滑らかな湾曲部により、針板基礎体から出て制御弾性体の制御シャ フトとは逆の側に配置され且つ制御弾性体の自由端のほうへ指向している支持突 起に接続しており、支持突起が、制御弾性体とは逆の側において、制御針板の傾 動軸線を形成している鈍角の稜を備えていること、制御弾性体のベースを隣接す る制御シャフトおよび制御針板の支持突起に接続させている部分の曲率半径が、 制御弾性体)のベース幅とその1.5倍の値との間の大きさ、 有利にはほぼ1.1倍の大きさであることを特徴としている。 これにより、制御弾性体のベースはいわば針板基礎体の中にずらして配置され 、弾性体の端部の支持点が案内溝の底部に与えられれば、制御弾性体が長くなり 、これによっても制御弾性体の長さ方向に緊張力を好都合に配分させることがで きる。 制御弾性体の寿命を大幅に増大させるためには、制御針板の制御シャフトと支 持突起との間に延びている制御弾性体のベース側部分の長さlbが、制御弾性体 の長さLF’の7%と15%の間であり、有利には10%であれば十分である。 制御針板をこのように構成する場合、制御弾性体のベースがそれぞれ同じ曲率 半径で、その縦稜に対して平行にまたはほぼ平行に延びている隣接の制御シャフ トおよび支持突起の輸郭エッジに滑らかに接続しているのが合目的である。 本発明による制御針板は、特に、編み工具のメッシュ形成運動を選択し制御す るための制御要素として編み機に使用される。 本発明の他の構成の詳細は、添付の図面を用いた以下の実施形態の説明から明 らかである。」 「シリンダ11がロックシリンダ12に対して相対的に回転運動している間に、 それぞれ選択された針13がメッシュ形成上下運動を実施すべく変位可能である 。この変位は、少なくとも一つの半径方向の針ピンがこれに付設されているロッ クシリンダ12の案内軌道と針板17の編み位置を起点にして係合することによ り可能である。針17は、その後、該針板によって選択された針13の編み過程 実施変位とは関係なく回転運動位置へ案内されて戻ることができる。他方針の回 転運動位置への戻りは、ロックシリンダ12の針ロック体(図示せず)の形状に より設定されている。 図1aと図1bに編み機10内部でのそれぞれの作動位置で示し、また図2に 詳細な構成を弛緩状態で示した針板17は、ばね鋼帯材から押し抜かれる。ばね 鋼帯材の典型的な厚さは0.4mmないし0.6mmであり、この厚さは針ダク ト16のわずかに大きな内のり幅を形成している針シリンダ11の溝に対応して いる。 針板17は(その構成は図2の詳細スケール図からわかるように)、ほぼ第形状 の輪郭を持った基礎体18を有している。基礎体18からは、制御針板17の針 側端部において、片側へ突出しているひげ状の突出部19が出ている。突出部1 9の針側の横稜21は基礎体18の端部稜に整列し ており、90度とはわずかに異なる鈍角で、図示した制御針板17の作動位置に おいて半径方向内側に配置されている制御針板17の基礎体18の脚部稜23に 接続している。ひげ状の突出部19の、針側の横稜21とは逆の側の横稜24は 、基礎体18の半径方向外側の斜めの脚部稜26にほぼ直角に接続している。脚 部稜26は基礎体18の半径方向に延びている端面稜22とほぼ10度の角度を なしている。この角度は傾動角α(図1a)よりもわずかに大きい。この傾動角 で制御針板17は針ダクト16の内部において、図1aに図示した基本作動位置 から図1bに図示した押出し位置へ傾動することができ、この押出し位置におい て基礎体18の半径方向内側斜めの脚部稜23は溝状の針ダクト16の基部25 に当接する。制御針板17のこの可能な傾動運動の回転点27は、鈍角の隅角部 エッジによって示されている。この隅角部エッジにおいては、基礎体18の半径 方向内側の斜めの脚部稜23が、180度とはわずかに異なる鈍角で、制御針板 17の縦方向に短く延びている台座部分29の、直線状に延びている半径方向内 側の縦稜28に接続している。制御板17の半径方向外側の側面においても直線 状の境界稜31(180度とはわずかに異なる鈍角で制御針板17の基礎体18 の半径方向外側の斜め の脚部稜26に接続し、回転点27とは逆の側の隅角部エッジ32を形成してい る。)を有している台座部分29からは、全体を34で示した長尺の平棒状の制 御脚部が出ている。制御脚部34のベース領域36は台座部分29の半径方向外 側の部分において台座部分29に接続し、比較的曲げ剛性がある。さらに台座部 分29からはばね弾性的にたわみ可能な針板脚部37が出ている。針板脚部37 のベース領域38は、制御針板17の台座部分29の半径方向内側部分に接続し ている。」 「制御針板17の典型的な構成ではほぼ2mmである。この場合両湾曲部分49 と51は、それぞれの曲率中心点52または53から見て、ほぼ45度の方位範 囲にわたって延びている。したがって、実施形態として記載したサイズでは、ば ね脚部37の縦方向に測ったベース領域38の拡がりは、同じ方向に測った制御 脚部34のベース領域36の縦方向の拡がりのほぼ1.5倍に相当している。 この場合、ばね脚部37のベース領域38の縦方向の拡がり(ばね脚部37の 「ばね」長さLFと比較される)とは、ばね脚部37のニュートラルな曲げ線5 4に対して直角に延びているベース44と、制御針板17の基礎体18の基線3 3に平行に延びている、湾曲輸郭領域42における接線56との間隔a1のこと である。湾曲輸郭領域42により、制御脚部34の半径方向内側の縦稜41は制 御針板17の台座部分29とばね脚部37のベース部分38とに接続している。 この場合、凹凸状に湾曲しているこのベース部分38の輸郭領域48は、制御針 板17の半径方向内側の輸郭部47,48,28,23により、制御針板17の 台座部分29の半径方向内側の直線状縦稜28に滑らかに接続している。 対応的に、制御脚部34のベース部分36の縦 方向の拡がり(制御脚部の実行長さLsと比較される)とは、曲率半径R1に相当 している、制御脚部24の基線58と前記接線56との間隔a2のことである。 」 請求の範囲 1.多数の(たとえば2000個の)編み工具(13)を有している編み機(1 0)において編み工具のそれぞれに長尺の平棒状の基本形状を持つ制御要素とし て付設される制御針板であって、付設されている編み工具で支持可能な基礎体( 18;18')を有し、基礎体の端面エッジ(21)とは逆の側から、制御針板 の変位と傾動運動を制御するために設けられ、旗状の押出し足部(61)を備え ている長尺の制御シャフト(34;34')と、制御シャフトに平行ま たはほぼ 平行に延在し、基本形状が長尺平棒状の制御弾性体(37;37')とが出てお り、制御針板(17;17')が制御シャフト及び制御弾性体をも含めて一体の ばね鋼部材として形成されており、制御弾性体(37;37')を針板基礎体( 18;18')に接続させている制御弾性体(37;37')のベース幅(hb が、自由端(46)での幅よりも大きな値を有し、制御弾性体が、そのベース側 において、ベース領域を拡大させている滑らかな湾曲部により針板基礎体(18 ;18')に接続している制御針板において、 自由端(46)における制御弾性体(37; 37')の幅(ha)が制御針板(17;17')の材料の厚さの80%と120 %の間であり、ベースにおいては150%と250%の間の大きさであり、その 間で連続的に変化していること、制御弾性体(37)を針板(17)の基礎体( 18)及び制御シャフト(34)に滑らかに接続させている部分の曲率半径が、 制御弾性体のベース幅の1.5倍と2倍の間の値であることを特徴とする制御針 板。 2.多数の(たとえば2000個の)編み工具(13)を有している編み機(1 0)において編み工具のそれぞれに長尺の平棒状の基本形状を持つ制御要素とし て付設される制御針板であって、付設されている編み工具で支持可能な基礎体( 18;18')を有し、基礎体の端面エッジ(21)とは逆の側から、制御針板 の変位と傾動運動を制御するために設けられ、旗状の押出し足部(61)を備え ている長尺の制御シャフト(34;34')と、制御シャフトに平行またはほぼ 平行に延在し、基本形状が長尺平棒状の制御弾性体(37;37')とが出てお り、制御針板(17;17')が制御シャフト及び制御弾性体をも含めて一体の ばね鋼部材として形成されており、制御弾性体(37;37')を針板基礎体( 18;18')に接続させてい る制御弾性体(37;37')のベース幅(hb)が、自由端(46)での幅より も大きな値を有し、制御弾性体が、そのベース側において、ベース領域を拡大さ せている滑らかな湾曲部により針板基礎体(18;18')に接続している制御 針板において、 弾性体ベース(33')から滑らかな湾曲部(86)が出ており、湾曲部(8 6)により制御弾性体(37')が針板基礎体(18')に接続し、且つ制御弾性 体(37')の支持端から縦方向に突出している制御針板(17')の制御シャフ ト(34')に接続しており、弾性体ベース(33')が同様に滑らかな湾曲部( 87)により、針板基礎体(18')から出て制御弾性体(37')の制御シャフ ト(34')とは逆の側に配置され且つ制御弾性体の自由端のほうへ指向してい る支持突起(83)に接続しており、支持突起(83)が、制御弾性体とは逆の 側において、制御針板の傾動軸線(27)を形成している鈍角の稜を備えている こと、制御弾性体(37')のベース(33')を隣接する制御シャフト(34' )および制御針板(17')の支持突起に接続させている部分の曲率半径が、制 御弾性体(37')のベース幅とその1.5倍の値との間の大きさ、有利にはほ 1.1倍の大きさであることを特徴とする制御針板。 .制御針板(17')の制御シャフト(34')と支持突起との間に延びている 制御弾性体(37')のベース側部分の長さ(lb)が、制御弾性体の長さ(LF' )の7%と15%の間であり、有利には10%であることを特徴とする、請求項 に記載の制御針板。 .制御弾性体(37')のベース(33')がそれぞれ同じ曲率半径で、その縦 稜(43,47)に対して平行にまたはほぼ平行に延びている隣接の制御シャフ ト(34')および支持突起(83)の輪郭エッジ(41,84)に滑らかに接 続していることを特徴とする、請求項またはに記載の制御針板。 5.請求項1から4までのいずれか一つに記載の 制御針板を、編み工具のメッ シュ形成運動を選択し制御するための制御要素として編み機で使用し、即ち編み 工具にそれぞれ制御要素が付設され、制御要素が、針板担持体の案内溝内で針板 担持体の縦方向において交互方向に変位可能であり、針板担持体が、互いに平行 に延び等間隔で配置される多数の(たとえば2000個の)案内溝を有し、各案 内溝に制御針板が収容され、制御針板の駆動が針板担持体と押出し稜 を備えた押出しロック部分が設けられているロック担持体との相対運動により行 われ、針板案内方向に対して横方向に延びている旗状押出し足部の輸郭エッジの そばを押出し稜が通過することにより制御針板の変位が制御され、制御針板が、 それぞれの針板の基礎体から出て基本形状が長尺平棒状の制御弾性体であって制 御針板の案内溝の底に自由端を支持されている制御弾性体の最小緊張力の作用で 、変位駆動部を介して押出し足部とロック担持体の押出しロック部分の押出し稜 とが係合する位置へ付勢可能であり、さらに制御針板が、摩擦により及び形状拘 束的に作用するロック担持体の制御要素により基本位置へ付勢可能であり、この 基本位置において押出し足部と押出しロック部の押出し稜との駆動係合が解除さ れ、且つこの基本位置で制御針板が永久磁石装置の保持力により固定可能であり 、電子制御可能な磁石装置の相殺制御により解放して押出し位置へ移行させるよ うにした編み機で使用することを特徴とする使用方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.編み機の編み工具のメッシュ形成運動を選択し制御するための制御針板であ って、編み工具にそれぞれ、基本形状が長尺平棒状の(押出し)針板が制御要素 として付設され、制御要素が、針板担持体の案内溝内で針板担持体の縦方向にお いて交互方向に変位可能であり、針板担持体が、互いに平行に延び等間隔で配置 される多数の(たとえば2000個の)案内溝を有し、各案内溝に制御針板が収 容され、制御針板の駆動が針板担持体と押出し稜を備えた押出しロック部分が設 けられているロック担持体との相対運動により行われ、針板案内方向に対して横 方向に延びている旗状押出し足部の輪郭エッジのそばを押出し稜が通過すること により制御針板の変位が制御され、制御針板が、それぞれの針板の基礎体から出 て基本形状が長尺平棒状の制御弾性体であって制御針板の案内溝の底に自由端を 支持されている制御弾性体の最小緊張力の作用で、変位駆動部を介して押出し足 部とロック担持体の押出しロック部分の押出し稜とが係合する位置へ付勢可能で あり、さらに制御針板が、摩擦により及び形状拘束的に作用するロック担持体の 制御要素により基本位置へ付勢可能であ り、この基本位置において押出し足部と押出しロック部の押出し稜との駆動係合 が解除され、且つこの基本位置で制御針板が永久磁石装置の保持力により固定可 能であり、電子制御可能な磁石装置の相殺制御により解放して押出し位置へ移行 させるようにした前記制御針板において、 制御針板(17;17')がその制御弾性体(37;37')をも含めて一体の ばね鋼部材として形成されていること、制御弾性体(37;37')のニュートラ ルな曲げ線(54;54')に対して直角に測った幅(h)であって、制御弾性体 を針板基礎体(18;18')に接続させている制御弾性体のベース側における該 制御弾性体の幅(h)が、制御弾性体(37;37')をその案内溝(16)の底 (25)で支持させている制御弾性体の自由端(48)における幅よりも広いこ と、制御弾性体(37;37')が、そのベース側において、ベース領域を拡大さ せている滑らかな湾曲部により針板基礎体に接続していることを特徴とする制御 針板。 2.支持端(46)における制御弾性体(37;37')の幅(h)が、制御弾性 体の厚さの80%と120%の大きさであり、ベースにおける制御弾性体(37 ;37')の幅(h)が、制御弾性体の厚さの150%と250%の間の大 きさであることを特徴とする、請求項1に記載の制御針板。 3.制御弾性体(37;37')が、制御針板(17;17')の押出し位置におい て、制御針板(17;17')の長尺の制御シャフト(34;34')に対して平行 にまたはほぼ平行に延びており、制御シャフト(34;34')が、その長さ(Ls )の中央部分において弾性体端部(46)とは逆の側の縦面に押出し足(61 )を備え、制御弾性体(37;37')が、その弛緩状態において、制御シャフト (34;34')から離れる方向に湾曲部を有し、湾曲部の曲率半径が制御弾性体 (37;37')の長さ(1)よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2 に記載の制御針板。 4.制御弾性体(37;37')の曲率半径が、該制御弾性体の長さ(1)の5倍 と8倍の間の値を有し、有利にはほぼ6.5倍の値に相当していることを特徴と する、請求項3に記載の制御針板。 5.制御弾性体(37)を基礎体(18)および制御針板(10)の制御シャフ トを滑らかに接続させている部分の曲率半径が、制御弾性体のベース幅の1.5 倍と2倍の間の大きさであることを特徴とする、請求項3または4に記載の 制御針板。 6.弾性体ベース(33')から滑らかな湾曲部(86)が出ており、湾曲部( 86)により制御弾性体(37')が針板基礎体(18)に接続し、且つ制御弾 性体(37')の支持端から縦方向に突出している制御針板(17')の制御シャ フト(34')に接続しており、弾性体ベース(33')が同様に滑らかな湾曲部 (87)により、針板基礎体(18')から出て制御弾性体(37')の制御シャ フト(34')とは逆の側に配置され且つ制御弾性体の自由端のほうへ指向して いる支持突起(83)に接続しており、支持突起(83)が、制御弾性体とは逆 の側において、制御針板の傾動軸線(27)を形成している鈍角の稜により案内 溝(16)の底で支持可能であることを特徴とする、請求項1から4までのいず れか一つに記載の制御針板。 7.制御針板(17')の制御シャフト(34')と支持突起との間に延びている 制御弾性体(37')のベース側部分の長さ(1),(b)が、制御弾性体の長 さ(LF')の7%と15%の間であり、有利には10%であることを特徴とする 、請求項6に記載の制御針板。 8.制御弾性体(37')のベース(33')がそ れぞれ同じ曲率半径で、その縦稜(43,47)に対して平行にまたはほぼ平行 に延びている隣接の制御シャフト(34')および支持突起(83)の輪郭エッ ジ(41,84)に滑らかに接続していることを特徴とする、請求項6または7 に記載の制御針板。 9.制御弾性体(37')のベース(33')を隣接する制御シャフト(34') および制御針板(17')の支持突起に接続させている部分の曲率半径が、制御 弾性体(37')のベース幅とその1.5倍の値との間の大きさ、有利にはほぼ 1.1倍の大きさであることを特徴とする、請求項6から8までのいずれか一つ に記載の制御針板。
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