JPS61179349A - 編み機の電磁模様編み装置 - Google Patents

編み機の電磁模様編み装置

Info

Publication number
JPS61179349A
JPS61179349A JP61017709A JP1770986A JPS61179349A JP S61179349 A JPS61179349 A JP S61179349A JP 61017709 A JP61017709 A JP 61017709A JP 1770986 A JP1770986 A JP 1770986A JP S61179349 A JPS61179349 A JP S61179349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control element
knitting
pole
control
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61017709A
Other languages
English (en)
Inventor
ハインリツヒ エルゼツサー
ウオルフガング コルブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sulzer Morat GmbH
Original Assignee
Sulzer Morat GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sulzer Morat GmbH filed Critical Sulzer Morat GmbH
Publication of JPS61179349A publication Critical patent/JPS61179349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/68Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used
    • D04B15/78Electrical devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は編み機における電磁模様編み装置に関し、更に
詳しくは、相互に独立して選択可能な編みツールを備え
た編み機において1個別的に編みツールと連動する電磁
制御要素と、模様に応じて励磁可能な電磁制御極と、少
なくとも1個の永続保持様とから構成され、編みツール
の選択は制御要素と制御極と保持様との間の相対運動に
よって行なわれ、この相対運動の期間制御要素は制御極
の励磁状態に応じて保持様に吸着または非吸着されたま
まになっている種類の電磁模様編み装置に関するもので
ある。
(従来の技術) この種の模様編み装置は、個別的に編みツールと連動す
る制御要素を、電磁的手段を用いて模様に応じて少なく
とも2個所の位置に入り込むようにシフトまたはスイン
グさせる動作原理に基づいて動作するものが知られてい
る(例えば、西ドイツ国特許第1289762号および
第1585211号)。
(発明が解決しようとした問題点) 上記公知電磁模様編み装置およびこれらと同等機能をも
つすべての公知電磁模様編み装置に共通していることは
、制御要素の分類操作、つまり、2位置のうちの一方へ
の制御要素のシフトまたはスイング操作を、制御要素が
制御極を通過している間に行なわなければならないこと
である。この結果、制御極に送られる電気信号を、少な
くとも、制御要素が必要量だけシフトまたはスイングさ
れる間の期間持続させておく必要があり、また分類操作
の信頼性は制御要素と制御極間の相対速度が大きくなり
、個々の制御要素間の距離が小さくなると、それだけ低
下するという問題がある。さらに、比較的電力の大きい
制御極や保持様が必要になり、このことは、消費電力の
面で問題があると共に、制御極や保持様が選択すべき制
御要素に作用するだけでなく、少なくとも1個の隣接制
御要素に作用して動作の信頼性を低下させるおそれがあ
る点で望ましくない。
しかるに、本発明の目的は、上に述べた種類の模様編み
装置を、より高速に動作し、故障が少なく、消費電力の
少ない制御極や保持様で動作するように改善することに
ある。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は、制御極の励磁持続時間を制御要素のスイン
グまたはシフト運動から独立させることによって達成し
ている。すなわち、本発明によれば、上記目的を達成す
るために、制御極を制御要素のアドレスΦセクシ1ンだ
けをアドレスするアドレス指定極として構成し、アドレ
ス番セクションを模様に応じて残留N極性またはS極性
に磁化し、他方、保持様を分類極として構成し、アドレ
ス・セクションの残留磁化状態に応じてアドレス・セク
ションを吸引または反発するようにしている0本発明の
その他の特徴は、特許請求の範囲第2項とそれ以下に記
載されている通りである。
(作   用) 本発明によると、いくつかの利点が得られる。
制御極はN極性またはS極性の形体のアドレスをもつ電
磁制御極の個所に設けられている。つまり、制御極は、
相対運動方向に交差してスイングまたはシフトされない
ようになっている。制御極から制御要素に伝えられるア
ドレスは、制御要素が再び制御極から離れたときでも保
持されているので、制御極からどれだけ離れていても、
そのアドレスを利用して、N極性またはS極性に磁化さ
れた少なくとも1個の保持様によって制御要素の分類、
つまりシフトまたはスイング操作を行なうことができる
。この種の制御方法によると、保持様を制御極の直後に
配置させないですむ、さらに、制御極を通過する制御要
素の磁化を確実にするために必要な時間期間だけ制御極
を励磁させればよい。
この時間期間は、従来の模様編み装置に要求される励磁
時間より大幅に短縮化されている。最後に、制御要素の
磁化に必要な磁場の強さが、従来の制御要素の吸引また
は補償に必要な磁場の強さより小さいので、比較的低電
力の制御極を使用できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について詳述
する。
(実 施 例) 第1図ないし第5図の各々は、第5図に示すように、断
面円形で約0.5mm径の強磁性ロッドまたはスプリン
グ・ワイヤからなる複数の制御要素lの平面図である。
第1〜5図に黒点で表している点は、制御要素lがその
可視端においてN極性に残留磁化されていることを意味
し、他方、白点で表した制御要素lは、その可視端がS
極性に残留磁化されていることを意味する。制御要素1
の各々は後述するように、例えば、編み針、ジャック、
シンカやプラッシュ・ホックまたはシンカや類似物など
の編みツールと関連づけられており、第1〜5図の矢示
方向、つまり、左から右へ向って移動する。
第1図において、左側から到来した制御要素は2つの位
置に分割される。すなわち、上方位置工は、例えば、先
行の編成機構における対応する編みツールがすでに編み
操作を実行ずみであることを意味し、下方位置■は前の
非編成または未編成に対応している。矢示方向の次に位
置する編成機構に到着する前に、位置工の制御要素はま
ずカム部品またはカム片2上を走行し、カム部品2によ
って制御要素はその移動方向に交差して位置Hにスイン
グまたはシフトされる。この位置Hにおいて、スヘての
制御要素のアドレス・セクション3(第6図)はアドレ
ス指定マグネット5のアドレス指定極4を直接通り抜け
る。第6図に示すように、アドレス指定マグネット5は
、例えば、軟鉄型のU字状コア6から構成され、その周
囲にコイル7が巻かれている。コア6の両自由端はアド
レス指定極の形体の制御可能極、つまりアドレス指定極
4と付加アドレス指定極8を構成し、付加アドレス指定
極8は、制御極lが通過するとき、その付加アドレス拳
セクション9に作用するようになっている。電気信号の
印加によって電流がコイル7の一方向に流れると、アド
レス指定極4は、例えば、N磁極となり、付加アドレス
指定極8の方はS磁極となる。第6図に示す例のように
、電流が反対方向に流れたときは、アドレス指定極4は
S極に磁化され、付加アドレス指定極8はN磁極に磁化
される。第6図に示す極性に磁化されると、制御要素l
は反対極性に磁化される。つまり、アドレス−セクショ
ン3はN磁極(したがって、第6図では、黒点で表して
いる)となり、付加アドレス・セクション9はS磁極と
なる。
強磁性材の残留磁気特性により、情報は、制御要素1が
移動してアドレス指定マグネット5の作用範囲から抜は
出て、分類マグネット10に接近したとき、N極または
S極の形でアドレス・セクション3と9に保存されてい
る。後者は、制御要素1の走行路の一方の側にS極の永
続分類様11を、他方の側にN極の永続分類様12を備
えており、分類様11と12は共にアドレス・セクショ
ン3のレベルに配置されている0分類様11は、第8〜
lO図に示すように、棒状極片(シュー)14の一端で
構成し、他端を永久磁石15の一極に結合し、他極を別
の棒状極片16の一端と当接させて、その反対側の端と
共に付加アドレス・セクシ盲ン9のレベルに置かれた付
加分類様17を構成するようにすることも可能である。
したがって、分類様12は、分類様19をもつ付加棒状
極片20と結合すると共に、永久磁石21と結合するこ
とによって付加馬蹄形磁石を構成した棒状極片18の一
端にすることができる。
分類様12と19をもつ極片18と20の端部は、第1
図と第8図によれば、位置■とその近接付近に入る制御
要素1の移動方向とほぼ並行に延びており、その入口側
に入口ランプ22を設けることが可能である。他方、分
類様11と17をもつ極片14と16の端部は制御要素
1の移動路に直交する凸曲面を有し、極片がまず入口ラ
ンプ22と共に入口路を形成し、次に、制御要素1の径
にほぼ相当する間隔で相互に向い合い、最後に、制御要
素の移動路にまたがって分類様12と19からの間隔が
徐々に大きくなって出口路を形成するように配置されて
いる。したがって、制御要素1は、まず入口路によって
分類様11.12.17および19に近接され、次に、
そのアドレス・セクション3と9の極性に応じて、可能
なアドレスが2つの場合として第9図と第10図に示す
ように、同一極性の分類様によって反発され、反対極性
の分類極性によって吸引される。したがって、S極性の
アドレス・セクション3を備えた制御要素は、分類マグ
ネット10から離れたあと位置Hに残っており、N極性
のアドレス拳セクシオン3を備えた制御要素lはその移
動方向からそれることになる0位置計に残っている制御
要素との距離が十分に大きくなると、移動路からそれた
制御要素は分類マグネット10の出口路に入り込んでい
る非磁性材のカム23上を走行し、カム23によって位
置Iに案内される。このように分離された制御要素1は
、そのあと、次に続←編成機構に入るまで第1図の左側
に示されている位置IとHに残っており、そこで再び模
様に応じて分類される。
特に第9図と第10図に示すように、分類マグネットに
よって制御要素lを一方か他方の位置に。
つまり、カム23の一方の側か他方の側に分類する場合
、分類マグネット10が制御要素lの一方のアドレス拳
セクション3または9だけに作用するか、あるいは両方
のアドレス働セクション3と9に作用するかは問題でな
い。原理的には、分類マクネット10に2アドレス・セ
クションの一方3か9にだけ作用させて、第11図に示
す2個の永久磁石24にアドレス・セクション3にだけ
作用させることによって空隙を通して制御要素lの磁力
線を閉じるようにするだけで十分である。
以上に説明したように、本発明は、アドレス指定マグネ
ット5の領域にある制御要素を、少なくとも1個の活動
アドレス・セクション3にアドレス指定するという考え
方、つまり、制御要素をN極かS極に磁化し、移動方向
に向ってアドレス指定マグネット5の背後に配置された
分類マグネット10の領域内の特定のアドレスに従って
制御要素を分類するという考え方に基づいている。この
原理では、分類マグネット10によって発生する磁場の
強さを、アドレス・セクションの域内の制御要素の保磁
力より小さくして、分類極のいずれもが、アドレス・セ
クションを再磁化させて、保存情報を消去または破壊す
ることがないようにすると共に、アドレス・セクション
の城の残留磁気が十分大きくなるようにする必要がある
。さもないと、分類極が制御要素に働きかける力が、許
容限度の範囲内において、制御要素を確実に一方か他方
の位置に分類するために必要とされる大きさにならない
からである。なお、最後に注意すべきことは、保磁力を
大きくすると、アドレス・セクションを反対方向に磁化
するためにかなりの磁場の強さが必要になり、このこと
は、一方では、エネルギ上の理由から望ましくなく、他
方では、アドレスすべき制御要素に近接する制御要素に
望ましくない影響を与えるおそれがあるので、保磁力は
大きくすべきでないことである。
いわゆる半硬磁性材は、そのヒステリシス曲線を第12
図に示すように、本発明の目的に適していることが実証
されている。同図にお諭て、横軸は、磁化に必要な磁場
の強さを単位センナメートル当りのアンペア数で示した
もので、縦軸は、その結果得られる極性をテスラで示し
たものである。
第12図から明らかなように、保磁力は飽和レベルのス
タート点では、約50アンペア/C1であるのに対し、
同じく飽和スタート点での残留磁気は約1.5テスラで
ある。これらの値は、第1図に示すように、数C11長
で約0.51厚のこの材質からなるロッドやスプリング
・ワイヤをアドレスして分類するのに好適である。
第1図の実施例では、模様に従ってアドレス・セクショ
ン3と9を反対方向に磁化するために、コイル7の一方
か反対方向に電流を流す必要がある。第2図の実施例で
は、アドレス指定極の前方に、NまたはS極性の永続バ
イアス極26を設けることによって、それを省いている
。なお、このバイアス極26は、例えば、バイアス磁石
27の一部になっているが、第9図と第10図に示す馬
蹄形磁石の一部にすることができる。バイアス極26は
アドレス・セクション3または9を反対方向に磁化する
ためのものであり、この結果、アドレス・セクションは
バイアス極26に到着する前に磁化されている極性に関
係なく、あらかじめある極性にかつ常に等量磁化されて
、バイアス極から離れることになる。したがって、バイ
アス極26で発生する磁場の強さは、アドレス・セクシ
厘ン3と9の保磁力よりも大きくなる。第2図の例の場
合には、バイアス極がS極であり、バイアス極を離れる
すべての制御要素1が、黒点で示すように、関連の、ア
ドレス・セクション3においてN極に磁化されているも
のと想定している。したがって、アドレスをN極のまま
保持する場合はコイル7に制御信号は印加されない。逆
に、極性をS極に反転したい場合は、コイルにある方向
の信号が印加されることになる。したがって、第1図と
対照的に、タイプ「+L」と「−L」ではなく、タイプ
rOJまたは「L」の信号だけが必要になる。
さらに、第2図の実施例が第1図の実施例と異なるのは
、分類マグネット28が設けられている点である。この
マグネットは互いに向い合う、少なくとも2個の分類極
29と30からなり、どちらの分類極も、制御要素1の
移動路に直交する方向に凸面形状をしている。これによ
り、制御要素lは、その極性に応じて、分類極29と分
類極3Oの両方によって、その移動方向に直交する方向
にそれるようになっている。この場合には、分類様29
と30は、関連制御要素がそれぞれ出口側で位置IとH
に入り込むだけの長さにすると、カム23(第1図)に
対応するカムを省くことができるので最良の結果が得ら
れる。他方、第1[iAと異なり、バイアス極26の前
方に2個のカム31と32を設けて1位置IとHに分配
された制御要素を、これらの2位置の中間にある基本位
置に入り込むようにシフトまたはスイングさせる必要が
ある。この基本位置に入った制御要素1は、バイアス極
26とアドレス指定極4を通り抜けて分類マグネット2
8の入口路に到着する。
第3図の実施例では、バイアスΦマグネット34は制御
要素1の移動路に直交する方向に凸面形状のバイアス極
35を備えており、位置■にある制御要素1と位置Hに
ある制御要素が共にバイアス極35に当接して走行し、
バイアス・マグネット34の出口側の端で位置Hにスイ
ングまたはシフトされるように配置されている。それ以
降のアドレシングと分類は第1図に示しているものと同
じである。
第4図の実施例は分類マグネット36の構成が異なる点
を除けば、第3図の実施例と同じである。
すなわち、分類マグネット36は移動方向に直交する方
向に凸曲面を有する分類様37を備えており、この分類
様は位置■のレベルから始まり、そのあと、位置Iに到
達するまで制御要素lの移動路に直交して凸状に上昇し
、さらに再び位置Hに到達するまで制御要素lの移動路
に直交して凸状に下降するようになっている。アドレス
指定マグネット5の域である極性に磁化された制御要素
lは、したがって、そのアドレスに関係なくまず分類様
37によって域Tに入り込むようにシフトまたはスイン
グされ、次に、これらの制御要素lは位置工から後退し
て、分類様37と反対極性をもつ位置Hに戻されること
になる0分類様37と同じ極性をもつ制御要素はそこに
到達すると分類様によって反発されるので、分類様37
から解放され、制御要素は位置Iに到達すると同時にそ
こに留まっている。
第5図の実施例では、模様編み機構が2つ設けられてお
り、これらは編み機の2つの連続する編成機構と関連づ
けられている。模様編み機構は第5図の左部分が第1図
のそれと同じ構成になっているのに対し、第5図の右部
分に示す模様編み機構は、第1図のそれと同じであるが
、第1図の極性と反対極性をもつ分類様39と40を備
えた分類マグネット38がある点が第1図と異なる。こ
の方法によると、左側模様編み機構のパターンと反対の
、つまり、ネガティブなパターンを、第5図の右側模様
編み機構で簡単に編成することができ、しかも再アドレ
スしないで行なえる。というのは、例えば、位置Iにも
ち込まれたN極アドレスをもつ制御要素lは右側模様編
み機構によって位置Hに移されるからである。なお、極
性を変える制御信号が右側アドレス指定マグネット5に
印加されない場合は、その逆が行なわれる。したがって
、この種の模様編み機構は、1:1.2:2、またはそ
の他のパターンを作成するのに特に適している。
本発明による模様編み機構を回転ニードル・シリンダ付
き円編み機に応用した例について、以下第13〜24図
を参照して説明することにする。
第13図は、円筒カム46を、それぞれ編み機の中央か
ら見た2つの同一正面図である。左図は編成が行なわれ
るカム軌跡を示しており、右図は編成が行なわれないカ
ム軌跡を示している。このことは第18〜24図の断面
図についても同じであり、これらの図には1円編み機の
ニードル・シリンダ47も示しである。ニードル・シリ
ンダ47は第13図の矢示方向に回転する。
第13図と第18図において、バット49付きニードル
48は軸方向に移動可能にニードル・シリンダ47の溝
内に装着されており、バットはカム・セクションで形成
されたニードルミバット−トラック50内にスライドす
る。ニードル48の下には、カムのセクションで形成さ
れたジャック・バットeトラック53内にスライドする
バット52をもつジャック51があり、軸方向に移動可
能にかつ半径方向にスイベル可能にニードル・シリンダ
47の溝内に装着されている。ジャック51の背後には
、例えば、スプリング鋼からなる伸縮性制御バネ54が
弾設されている。制御バネ54はその上部に弾性復帰ス
プリング・セクション55を備え、これらのセクション
は溝の底とジャックの背後に圧接している。ジャック5
1はこれらのセクションの弾性力によって、外向きにバ
イアスがかけられている。中間または下部セクションに
は、制御バネ54は半径方向に外側に屈曲したU字状セ
クションからなるスライド・フットまたはバット56を
備えており、これは下部ジャック端の下を通って制御バ
ネのフットΦトラック57内に入り込んでいる。下端に
は、制御バネ54はセレクタ・フットまたはバット58
を備えており、これはスライド・フット56に隣接して
半径方向に外側に延びる制御バネの一端、つまり、制御
バネ54のもう1つのU字状屈曲部で構成することがで
きる。制御バネ54はスライド・フット56とセレクタ
中フット58を含む部分においてニードルφシリンダの
軸方向に並行に弾性変形可能になっており、さらに、シ
リンダ溝内に軸方向に移動自在に装着されている。制御
バネと制御要素1との接触面積を大きくするために、制
御要素1の域のワイヤ円形断面を平坦にするか、180
度鋭角に屈曲するのが望ましい。
各制御バネ54の下には、本発明に係る制御要素が設け
られており、これはニードル・シリンダ47の軸方向に
ほぼ並行に配置され、かつ半径方向にスイベル可能に取
り付けられている。第14図に示すように、ニーモル会
シンリダの周縁は、セパレータまたは仕切り壁で両側に
形成された、軸方向に並行の溝が設けられている。ニー
ドルΦシリンダ47のうちニードル48とジャック51
に関連する部分には、境界板またはウェブ・プレー)6
1が溝内に挿入されており、ニードルとジャックが収ま
る溝を形成している。ニードルΦシリンダ47のうちジ
ャックの下のセクションにおいて、仕切り壁60は半径
方向に外側に延びる部分62と63を備えており、半径
方向に最も外側に延びた部分63は、各々制御要素lの
下端が半径方向にスイベル可能に挿入されるくぼみを備
えている。部分62と63で形成されたシリンダ溝内に
は、プレート65が遊挿されている。これらのプレート
は溝の底に載置され、例えば、ニードル・シリンダの周
囲を締め付けたヘリカル・スプリングを相互に重ね合わ
せた、2個の取付はスプリング66と67でシリンダ溝
内に保持されている。取付はスプリング66と67の位
置は、部分63内と部分65内の対応するノツチによっ
て固定されている。上部取付はスプリング67は、制御
要素lの下端を屈曲して形成したホック68がその下に
くる軸方向の高さに配置され、制御要素1が第14図に
示す位置に固定されるようになっている。この配置は、
カム争ジャケットを外したあと、プレート65で形成さ
れた溝内に制御要素lを個別的に挿入でき、また必要時
に交換が容易にできるという利点がある。なお、プレー
ト65は弾性ブロンズやプラスチックといった、非磁性
材で構成するのが好ましい。
第14図に示すように、さらに、制御要素lの上端に作
用するバイアス・マグネット71が設けられている。こ
のマグネットは第9図と第10図に示したものと同種の
U字状マグネットからなり、永久磁石72と2個の極片
73と74を備えている。極片73と74は制御要素1
のアドレス・セクション(図示せず)と同一レベルに配
置されており、その自由端と共にバイアス極を形成して
いる。制御要素1の各側には、さらに、好ましくは非磁
性材からなる耐摩耗性ガイド75と76があり、その間
に制御要素の上端がスライドするようにして、バイアス
極を摩耗から保護している。バイアス拳マグネット71
と半径方向の外側ガイド76はカムに固着された取付は
プレート77から吊り下げられている。他方、半径方向
の内側ガイド75は取外し可能の取付はプレート77に
固定されたカバー78に取り付けられている。ガイド7
5と76の入口側端はカム31と32に合わせてカーブ
を付けることが可能である(第2図)。
第15図において、制御要素1の上端は、バイアス・マ
グネット71から離れると、ガイド75と76の間を案
内されて進み、アドレス指定マグネ、ドア9を通過する
。このマグネットはニードル・シリンダ47の回転方向
に沿って設けられ、U字状コア81を備えている。コア
81の自由端はアドレス・セクション3と9(図示せず
)に関連するアドレス指定極を形成する。アドレス指定
マグネット79は取付はプレート77から吊り下げられ
ている。
第16図と第17図は分類プロセスを示したものである
。ニードル拳シリンダ47の回転方向に沿ってアドレス
指定マグネット79の背後に位置する個所には、上部ア
ドレス・セクション3(図示せず)に作用する分類マグ
ネット82(第13図)が設けられている。分類マグネ
ット82は制御要素lの移動路の片側に、例えば、N極
の分類様83を備え、移動路の他側に、反対極性(この
場合には、S極)の分類様84を備えている。半径方向
に沿って内側に位置する分類様83はカバー733に固
定されており、同じく外側に位置する分類様84は取付
はプレート77に固定されている。第16図は、分類様
83と84が相互に最も近接している個所における制御
要素の位置を示しており、第17図は分類マグネット8
2の出口路付近における制御要素1を示しており、制御
要素は、そのアドレス指定に応じて、半径方向に外側(
非編成)にスイングされているか、内側(編成)にスイ
ングされているか、のどちらかになっている0編成位置
では、制御要素lは部分62に当接している。このこと
とは別に、上述した実施例には、プレート65は半径方
向に向って取付はプレート77または取付はプレートに
支えられたマグネットにまで達することができるので、
制御要素は横方向にも確実に案内されるという利点があ
る。
さもなければ、第2図に関連して説明した分類操作は、
この実施例においてもほぼ同じである0図示しているマ
グネットまたはその極は、全体的に角度をなして配置す
ることも、制御要素の異なる角姿勢を等しくするために
斜切することもできる。
次に、第13〜24図に示した模様編み装置の動作につ
いて説明する。
ニードル・シリンダ47が矢示方向に回転すると、それ
ぞれのバットで示したニードル、ジャックおよび制御バ
ネは右から左に走行して、編成機構全体を構成する$1
31Nのカム・セグメントに入り込む。A−A線で示し
た個所では、すべてのジャックのバット52は正常通過
位置にあり、ニードルのバット49は、編成を終えたか
、前の編成機構にないかに応じて1部分的に延びた位置
にあるので、D−D線に到着するまで徐々に通過位置に
引き込まれるか、すでにA−A線の通過位置にある。制
御バネ54のスライド・フット56はA−A線の通過位
置にも置かれており、スライド・フットの下にまで延び
た水平案内プレート91によってその位置に保持されて
いる(第18図)。
スライド・フット56の上端はジャックの底の下に密接
して配置されている。A−A線、B−B線、C−C線、
およびD−D線で示した個所で、第14〜19図に関連
して説明したバイアス、アドレス指定、および分類操作
が行なわれるが、これらの操作はD−D線に対応する第
19図でほぼ完了する。第19図の左半分は、編成した
ニードルの場合の半径方向に内側にスイングした制御要
素1を示しており、右半分は非編成のニードルの場合の
半径方向に外側にスイングした制御要素lを示している
。先行編成機構において編成したニードルは、第19図
の左半分の通過位置に完全に引き込まれている。
E−B線の域(第20図)において、制御バネ54のス
ライド・フット56は案内プレート91の下降セクショ
ン92に突き当たり、これと同時に、ジャック51のバ
ット52は下降部分93に突き当たって、この下降部分
によって下降される。
ニードル48は通過位置に置かれたままになっている。
ジャック51が引き込まれると、その下端は制御バネ5
4のスライド−フット56の上級に圧接して、第13図
と第20図に示すように、これらも軸方向に下方に押し
込むことになる。制御バネ54が編成のため選択され、
したがって半径方向54が編成のため選択され、したが
って半径方向に内側にスイングされた制御要素1と関連
する場合(第20図の左部)は、ジャック51が下方に
移動するので、制御バネ54のセレクタ・フット58は
対応する制御要素1の上端に突き当たり、これ以上下方
に移動するのを阻止される。他方、制御バネ54が非編
成のために選択された制御要素1と関連する場合(第2
0図の右部)は、制御要素は半径方向に外側にスイング
されて、セレクタ・フット58は相互に干渉することな
く、制御バネ54と一緒に下方に移動できるようになる
第13図と第21図は、制御バネ54が下降部93の終
端で到達できる、F−F線の域における最下位位置を示
す。制御バネ54が編成のために選択されたニードル4
8と関連する場合(第21図の左部)は、スライド・フ
ット56とセレクタ・フット58(これはまだ対応する
制御要素1上にある)を含む域において、制御バネは軸
方向に弾性圧縮されるか、弾性変形され、非編成のため
に選択された場合(第21図の右部)は、制御バネは正
常形状のままにあるので、そのセレクタ・フット58は
対応する溝の下縁に置かれている。
対応するニードル48はまだ通過位置にある。下降部9
3はカムの上昇部94と連続している。したがって、ジ
ャック51のバット52の上にギャップ95(第13図
と第22図)が形成され、この結果、第21図の左半分
に示すように、弾性圧縮または変形された制御バネ54
(これはまだ対応する制御要素l上に支えられている)
に接触しているジャック51は、第13図の左半分に示
すように、制御バネ54が解放されるまで制御バネの弾
性力によってもち上げられる。
他方、制御要素lで支えられていない制御バネ54はギ
ャップ95内にある間第13図の右半分に示す位置に留
まっている。
ギャップ95の下部にはカム部分97のセクション96
が入り込んでおり、このセクションはカム46側から見
た。とき、カム・シリンダの中心に向って半径方向に上
昇しており、非編成のために選択されたジャック51の
バット52にのみ作用するように配置されている。した
がって、これらのジャック51は、a−G謙で示してい
る上昇セクション96の終端で、完全にスイングしてジ
ャック・バット・トラック53から抜は出るまで、制御
バネ54の復帰セクションのパイアスカ□を受けて徐々
に半径方向の内側にスイングして対応する溝内に入り込
む(第22図の右)。他方、編成のため選択されたジャ
ック51のバット52はセクション96の半径方向の作
用範囲の上方に置かれているので、これらはこのセクシ
ョン96によって半径方向にスイングされないで、その
上縁に案内される。
第13図に示すように、カム部分97のセクシ璽ン96
はセクション98と隣接しており、セクション98は一
方では、非編成のジャックを半径方向にスイングした位
置に保持しており(第13図の右半分)、他方では、編
成ジャック51を徐々にもち上げる(第13図の左半分
)、このセクション98につづいて、上昇勾配をもつカ
ム部分97のセクション99がニードル・シリンダの回
転方向に設けられている。このセクション99の下縁は
、第13図と第23図に示すように、H−F線の域にお
いてスイング状態に保持されていたジャック51のバッ
ト52を解放する。この結果、これらのジャックは制御
バネ54の復帰セクション55の作用を受けて、半径方
向に外側にスイングして再びジャックΦバット拳トラッ
ク53内に入り込む、他方、セクション99の上昇上縁
は、編成のため選択されたジャック51のフット52の
底と当接して、その上縁がその上にあるニードル48の
下縁に接触するまで徐々にジャックをさらにもち上げる
ので(第13図と第23図の左部)、下縁ももち上げら
れる(第13図と第24図の左部のI−I線を参照)、
非編成のため選択されたジャック51のバット52は、
I−I線において、イジェクタ部100の範囲内に到着
すると、イジェクタ部によってこれらのジャックはその
正常通過位置に復帰する。これと同時に、制御バネ54
のスライド・フット56は案内プレート91の上昇セク
ション101に突き当たり、すべての制御バネ54は正
常通過位置にもち上げられる。移動がさらに進むと、編
成のため選択されたジャック51は対応するニードル4
8がイジェクタ部102の範囲内に入るまでカム部分9
7によってもち上げられ、イジェクタ部によって編成位
置にイジェクトされる。これと同時に、ジャック51は
引下げ部103によって正常通過位置まで下に引き下げ
られ、カム部分97の終端で、非編成のために選択され
たジャックと一緒に走行する。
以上説明した模様編みは後続の編成機構で同じように続
けることができる。
本発明はと述した実施例に限定されるものではなく、種
々態様に変更が可能である0図示している制御要素1に
代えて、他の形体の制御要素の使用も可能である。特に
、磁化可能セクションに加えて、非磁性材からなるセク
ションも備えた制御要素の使用が可能である0重要なこ
とは、2つのアドレス・セクション間の域が十分な残留
磁気特性と保持力をもつ磁化材で構成されていることで
ある。さらに、制御要素はスイング可能でなくスライド
可能に取り付けることが可能である0本発明の原理を応
用する場合かならずしも必要ではないが、制御要素を弱
いスプリング力に抗してスイングさせることも可能であ
る。上述したバイアス・マグネットと分類マグネットは
永久磁石で構成できるのは勿論、連続励磁電磁石で構成
することも可能である。また、例えば、平編み機や回転
カム付き丸編み機で使用する場合には、上述のバイアス
・マグネット、アドレス指定マグネットおよび分類マグ
ネットを制御要素に対して移動させることも可能である
。さらに、制御要素をその一端においてでなく、中間部
でのみアドレスすることも可能である。
必要とした磁場の強さは小さいので、バイアス・マグネ
ット、アドレス指定マグネットおよび分類マグネットを
含む模様編み装置ブロックをプラスチックに埋め込むこ
とも可能である。こうすると、プラスチックに摩擦面が
生じるので、制御要素は磁極面を摩耗することなく、摩
擦面上をスライドできる。これによって制御要素と磁極
の間に生じる空隙は1分類マグネットの作用範囲で要求
される吸引力と反発力は弱いので、問題がない。
編成と非編成との間の選択の代りに、非編成とタックま
たはタックと編成の間の選択を行なうことも可能である
最後に、第14〜17図による実施例の変形として、プ
レート65を制御要素lの自由端のすぐ下の個所まで延
長すると同時に、一方ではバイアス・マグネット71と
極片と他方ではアドレス指定マグネット79間の間隔(
ニードル・シリンダの軸方向に測定した間隔)を大きく
することが可能である。こうすると、一方では、制御要
素lがその上部セクションにおいてもプレート65間に
確実に案内されることになり、他方では、磁化すべき制
御要素1の域の分離が大きくなる。この変形実施例にお
いても、マグネット71と79の下極片が半径方向に制
御要素に届くようにするために、プレート65には、こ
の個所に各々極面が収まるくぼみが設けられている。ガ
イド76が収まるくぼみを設けることも可能である。
第4図の実施例に関して、すべてのマグネットとカムは
、一方の側からのみ、特に、その移動路の外側から制御
要素に作用するように配置するのが望ましい方法である
。その場合は、第14〜17図と異なり、すべてのマグ
ネットとカムは共通の取付はプレートに装着できるので
、例えば、カバー78などによって制御要素の背後に配
置させる必要がなくなる。したがって、部品の組立は非
常に単純化される。第25〜28図は別実施例であり、
これについて以下説明する。なお、同一部品は第14〜
17図に示した同一参照符号で示しである。
第14〜17図と異なり、プレート65にはその上端に
延長部102が設けられており、その延長部は取付はプ
レート77の上縁まで到達している。半径方向の延長部
102の寸法は、仕切り壁60の半径方向の傾斜部62
より若干、つまり、制御要素1の半径に相当する分だけ
突出するようになっている。傾斜部62は、半径方向に
内側にスイングしたすべての制御要素lが傾斜部62に
当接するように傾斜している。
制御要素lに向き合う取付はプレート77の前縁は・制
御要素lの移動方向(第25図の矢示参照)から見たと
き、まず、外側から内側に向って傾斜した部分103を
備えている。この傾斜部分103のあとにニードル舎シ
リンダの周縁にほぼ並行に延びた部分104が設けられ
ている。この部分104のあとに、内側から外側に傾斜
した部分105がある。部分104とニードル舎シリン
ダの周縁との距離は、制御要素1の直径より若干大きく
なっている。部分103〜105は、耐摩耗性で、好し
くは非磁性の材料で作ることができる。別の方法として
、ガイド75と76に対応する特殊なガイド部品で制御
要素を案内することも可能である。
第26〜28図に示すように、取付はプレート77の下
面に予備磁化マグネット71、アドレス指定マグネット
79および分類マグネット106が装着されている。分
類マグネット106は2個の永久磁石107と108か
らなり、永久磁石は例えば、酸化マグネットから作られ
ており、軟鉄プレートで馬蹄形に結合されている。例え
ば、制御要素に面する永久磁石107の極はN極になっ
ており、制御要素1に面する永久磁石108の極はS極
になっている。永久磁石107と108の極間の間隔は
、極片73と74またはアドレス指定マグネット79の
それぞれの極片間の距離に対応している。永久磁石10
7と108の半径方向の最も内側の極には、ニードル・
シリンダ47の周縁に、および取付はプレート77の部
分lO5に並行の部分104と、外側に傾斜し、取付は
プレート77の部分105に対応する後続部分111が
ある。予備磁化マグネット71とアドレス指定マグネッ
ト79の極片の前縁は、取付はプレート77の部分10
4とほぼ同一面になっている。
制御要素lが矢示方向に取付はプレート77側に移動す
ると(第25図)、先行編成機構で半径方向に外側にス
イングされていた制御要素lはまず取付はプレート77
の部分103に到着し、第26図に示すように、ニード
ル・シリンダのそれぞれの仕切り壁60の部分62に突
き当たる個所まで徐々に内側にスイングされることにな
る0次に、制御要素lは予備磁化マグネット71の極片
73と74に到着し、その極片の磁性に応じて磁化され
る。そのあと、制御要素1はアドレス指定マグネット7
9を通過して所望通りにアドレスされる。最後に、制御
要素lは分類マグネット106の部分110と111に
到着し、極性が反発極性の場合はその影響を受けず、極
性が吸引極性の場合は部分105か111に沿ってニー
ドル・シリンダの溝から引き出されることになる。
第25〜28図の実施例には、特に、制御要素1が内側
にスイングされている間、その背後が仕切り壁60の部
分62に当接したままになっているので、導磁性材から
なる部分62を、制御要素1のそれぞれ対のアドレス・
セクション間の磁気分路として利用できる利点がある。
したがって、制御要素1は、その磁化状態に関係なく、
分類マグネット106の一方の部分111によって半径
方向に外側に引き出されていない間、仕切り壁6Oの部
分62からの磁力によって保持される。このこととは別
に、すべてのマグネットとガイドは半径方向の外側から
のみ制御要素1に作用するので、取付はプレート77や
マグネットに制御要素1に重なり合うか、それより突出
して、制御要素1の背後に置かれた部分をもつ手段を設
ける必要がない、さらに、第20〜24図(左半分)に
示すように、これらの制御要素1だけが機械的に軸方向
にロードされ、部分62に当接してそこから吸引される
プレート65は導磁性材で作ることも、本実施例の非導
磁性材で作ることも可能である。
吸着力と引離し方間の関係を最適化するために。
磁気分路は制御要素1の作用領域内の部分62の接触プ
ロフィルを部分的に省いて空きにすることによって変更
してもよい。
最後に、第25図に示しているニードル・シリンダ47
のセクションは平坦になっているが、実際は若干カーブ
している。また、取付はプレート77は、必要ならば、
部分104内でカーブを付けることが可能である。さら
に、上述した実施例は平編み機にも使用でき、その場合
には、ニードル・シリンダに対応するニードル・ベッド
は固定しているのに対し、取付はプレートは、回転カム
・ボックス・リングをもつ丸編み機を使用する場合と同
じように、例えば、スライドのような可動部品に固定さ
れている。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係る5種類の実施例の概略図であ
る。 第6図と第7図は第1〜5図実施例における模様編み装
置のアドレス指定マグネットの断面図および平面図であ
る。 第8図は第1〜5図実施例による模様編み装置の分類マ
グネ−2トの平面図である。 第9図と第10図はそれぞれ異なる極性に磁化された制
御要素の第8図中I X −I X線の断面図である。 第11図は分類マグネットの別実施例である。 第12図は第1〜5図の模様編み装置の制御要素のヒス
テリシス曲線を示したものである。 第13図は第2図による模様編み装置を備えた丸編み機
のカム周縁のセグメントの展開図であり、編成のために
必要なカム・トラックは左半分に、非編成のために必要
なカム・トラックは右半分に示しである。 第14〜17図は第2図による模様編み装置があるカム
周縁部分と丸編み機のニードル・シリンダの部分を、A
−A線、B−B線、C−C線およびD−D線に沿って切
断した拡大断面図である。 第18〜24図は第13図のA−A線とD−D〜t−■
線の断面図であり、スケールが第13図と同じである以
外第14〜17図と同じである。 第25〜28図は第1.14.15および17図と同じ
本発明の好ましい実施例である。 1・・・制御要素  3.9・・・アドレス・セクショ
ン4.8・・・アドレス指定極   5、io、27.
28.34,36.38・・・予備磁化マグネットアド
レス指定マグネット、分類マグネット11.12.17
.19.29.30.37.39.40・・・分類様 
 26.35・・・予備磁化極47・・・ニードル・ベ
ッド   48・・・編みツール51・・・ジャック 
  52・・・ジャックのバット53・・・ジャック嗜
バット・トラック54・・・制御バネ   55・・・
復帰セクション56・・・スライドφバット   58
・・・セレクタ・バット60・・・仕切り壁  71・
・・予備磁化マグネット 77・・・共通取付はプレー
ト79・・・アドレス指定マグネット   93・・・
引下げ部分  95・・・ギャップ  96・・・変位
セクション   106・・・分類マグネット■・・・
一方の位置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相互に独立して選択可能な編みツールを備えた編み
    機の電磁模様編み装置であって、個別的に編みツールと
    連動する強磁性制御要素と、模様に応じて励磁可能な電
    磁制御極と、少なくとも1個の永続保持極とからなり、
    編みツールの選択が制御要素と制御極と保持極との間の
    相対運動によって行なわれ、その運動期間中制御要素は
    制御極の励磁状態に応じて保持極に吸着または非吸着さ
    れたままになっているものにおいて、制御極は制御要素
    (1)のアドレス・セクション(3、9)だけをアドレ
    スするアドレス指定極(3、9)として構成され、前記
    模様に応じて該アドレス・セクションを残留N極性また
    はS極性に磁化し、保持極は分類極(11、12、17
    、19、29、30、37、39、40)として構成さ
    れ、その残留磁気に応じてアドレス・セクション(3、
    9)を吸引または反発することを特徴とした編み機の電
    磁模様編み装置。 2 移動方向のアドレス指定極の前方に予備磁化極(2
    6、35)が設けられており、この予備磁化極は通過す
    るすべての制御要素(1)をあらかじめ残留N極性また
    はS極性に磁化することを特徴とした特許請求の範囲第
    1項記載の編み機の電磁模様編み装置。 3 制御要素(1)は相互に反対極性に磁化可能な2個
    のアドレス・セクション(3、9)を備えており、各々
    がアドレス・セクションに関連する異極性の2磁極をも
    つ予備磁化マグネット、アドレス指定マグネットおよび
    /または分類マグネット(5、10、27、28、34
    、36、38)を設けたことを特徴とした特許請求の範
    囲第1項ないし第3項の何れか1つに記載の編み機の電
    磁模様編み装置。 4 制御要素(1)は少なくともアドレス・セクション
    (3、9)の域において、半硬磁性材でなることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れか1つ
    に記載の編み機の電磁模様編み装置。 5 制御要素(1)はスイベル可能に編み機に装着され
    ることを特徴とした特許請求の範囲第1項ないし第4項
    の何れか1つに記載の編み機の電磁模様編み装置。 6 個々に編みツール(48)に関連づけられており、
    編み機のニードル・ベッド(47)内の溝に回動可能に
    装着されたジャックを備えており、溝背面に支持された
    制御バネ(54)はジャックと関連しており、制御要素
    (1)と協働するセレクタ・バット(58)を備えてい
    ることを特徴とした特許請求の範囲第1項ないし第5項
    の何れか1つに記載の編み機の電磁模様編み装置。 7 制御バネ(54)は各々ジャック(51)の背面に
    配置された復帰セクション(55)と、ジャックのすぐ
    下にまで延びたスライド・バット(56)と、ジャック
    の下に配置されたセレクタ・バット(58)とを備え、
    さらに、スライド・バット(56)とセレクタ・バット
    (58)からなる制御バネ(54)のセクションは弾性
    変形可能であることを特徴とした特許請求の範囲第6項
    記載の編み機の電磁模様編み装置。 8 ジャック(51)のバット(52)は引下げ部(9
    3)をもつジャック・バット・トラック内に入り込み、
    制御要素(1)はセレクタ・バット(58)の下のニー
    ドル・ベッド(47)の溝内に回動可能に装着されてお
    り、ジャック・バットが引下げ部(93)上を走行する
    とき、その角位置に応じて、セレクタ・バット(58)
    に当接または非当接し、これにより、スライド・バット
    (56)とセレクタ・バット(58)を含む制御バネ(
    54)のセクションは弾性変形または非弾性変形し、そ
    の結果、引下げ部(93)につづくギャップ(95)内
    において、弾性変形した制御バネ(54)に関連するジ
    ャックだけがその弾性スプリング力によってもち上げら
    れるようにしたことを特徴とした特許請求の範囲第6項
    または第7項記載の編み機の電磁模様編み装置。 9 ギャップ(95)につづいて、もち上げられなかっ
    たジャック(51)のバット(52)にだけ作用し、そ
    の軸方向に直交してバットをスイングさせる変位部分(
    96)を設けたことを特徴とした特許請求の範囲第8項
    記載の編み機の電磁模様編み装置。 10 制御要素(1)は各々2つのアドレス・セクショ
    ン(3、9)をもち、一方の位置( I )にあるときは
    仕切り壁(60)に当接し、仕切り壁(60)は両アド
    レス・セクション(3、9)間の磁気分路の働きをする
    ことを特徴とした特許請求の範囲第6項ないし第9項の
    何れか1つに記載の編み機の電磁模様編み装置。 11 予備磁化マグネット(71)、アドレス指定マグ
    ネット(79)および/または分類マグネット(106
    )は、制御要素(1)の前面に配置された共通取付けプ
    レート(77)に固定されており、制御要素(1)の背
    後に配置された案内または選択要素を省略したことを特
    徴とした特許請求の範囲第10項記載の編み機の電磁模
    様編み装置。
JP61017709A 1985-01-31 1986-01-29 編み機の電磁模様編み装置 Pending JPS61179349A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19853503219 DE3503219A1 (de) 1985-01-31 1985-01-31 Elektromagnetische mustervorrichtung an einer strickmaschine
DE3503219.7 1985-01-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61179349A true JPS61179349A (ja) 1986-08-12

Family

ID=6261260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61017709A Pending JPS61179349A (ja) 1985-01-31 1986-01-29 編み機の電磁模様編み装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4688404A (ja)
EP (1) EP0189790A3 (ja)
JP (1) JPS61179349A (ja)
DE (1) DE3503219A1 (ja)
ES (1) ES8702537A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001303407A (ja) * 2000-03-29 2001-10-31 Sipra Patentwickl & Beteiligung Gmbh 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1202633B (it) * 1987-03-04 1989-02-09 Mecmor Spa Dispositivo per la selezione degli aghi in macchine per maglieria,calzetteria e simili
JPS63264955A (ja) * 1987-04-20 1988-11-01 オークマ株式会社 編機の選針装置
EP0503216B1 (fr) * 1991-03-15 1995-01-25 Conti Florentia S.R.L. Dispositif de sélection des aiguilles pour machine à tricoter circulaire, en particulier pour les bas
IT1251241B (it) * 1991-08-23 1995-05-05 Sfim Srl Macchina per maglieria, o calzetteria, con dispositivo di selezione degli aghi
DE4225655A1 (de) * 1992-08-03 1994-02-10 Schieber Universal Maschf Textilmaschine
IT1272494B (it) * 1993-07-29 1997-06-23 Sfim Srl Dispositivo per la selezione degli aghi in macchine circolari per maglieria,calzetteria o simili
CN102002804B (zh) * 2010-10-08 2012-10-03 黄厚生 球类整圆针织胆套及其织造方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH396284A (fr) * 1963-02-14 1965-07-31 Dubied & Cie Sa E Procédé pour la sélection individuelle d'organes d'une machine, notamment pour la sélection individuelle des aiguilles d'une machine à tricoter, et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procédé
DE1303938B (de) * 1963-05-31 1980-02-07 Ausscheidung aus \2 69 762 Edouard Dubied & Cie SA, Neuchatel (Schweiz) Nadelwählvorrichtung für Strickmaschinen
US3365916A (en) * 1965-03-02 1968-01-30 Morat Kg Franz Selector magnetic arrangement for knitting machines
DE1585211C2 (de) * 1965-03-06 1979-02-22 Sulzer Morat Gmbh, 7026 Bonlanden Rundstrickmaschine
CH476880A (fr) * 1966-11-14 1969-08-15 Dubied & Cie Sa E Dispositif de sélection individuelle des outils de tricotage d'une machine à tricoter de très fine jauge
DE1635844B2 (de) * 1967-02-14 1976-05-06 Sulzer Morat GmbH, 7026 Bcmlanden Mustervorrichtung an einer strickmaschine mit zweiteiligen nadeln
DE1760405B2 (de) * 1968-05-14 1974-03-21 Erich 7832 Kenzingen Ribler Mustervorrichtung an Textilmaschinen
US3771327A (en) * 1968-10-16 1973-11-13 Terrot Soehne & Co C Electromagnetically-operated pattern control mechanism for circular knitting machines
US3812691A (en) * 1969-10-07 1974-05-28 Terrot Soehne & Co C Jack and needle actuator for a circular knitting machine
US3863465A (en) * 1970-02-10 1975-02-04 Cerjat Aymon De Electro-magnetic selection device for the needles of a knitting machine
GB1424411A (en) * 1972-03-25 1976-02-11 Semitex Ag Circular knitting machine including means for selecting and operating the needles thereof
US4154066A (en) * 1977-10-06 1979-05-15 Empisal Knitmaster Luxembourg S.A. Needle selection unit for a hand knitter
CH622566A5 (ja) * 1978-06-05 1981-04-15 Dubied & Cie Sa E

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001303407A (ja) * 2000-03-29 2001-10-31 Sipra Patentwickl & Beteiligung Gmbh 編み機用のシンカおよびこれを装備した編み機

Also Published As

Publication number Publication date
US4688404A (en) 1987-08-25
ES551813A0 (es) 1986-12-16
ES8702537A1 (es) 1986-12-16
DE3503219A1 (de) 1986-08-07
EP0189790A3 (de) 1987-10-21
EP0189790A2 (de) 1986-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4021763A (en) Apparatus and process for multipolar magnetization of magnetic information storage sheets
JPS61179349A (ja) 編み機の電磁模様編み装置
US3283541A (en) Method and device for the individual control of selecting members
US3855819A (en) Electro-mechanical needle selecting means for circular knitting machines
US4739636A (en) Circular knitting machine
US4309628A (en) Pulse generation by changing magnetic field
GB883432A (en) Improvements in or relating to knitting machines
US3863465A (en) Electro-magnetic selection device for the needles of a knitting machine
US4793159A (en) Needle selection device for circular knitting machines
EP0283418A2 (en) Needle selection system for a circular knitting machine
CN1259473C (zh) 针织机的针织构件选择作动器
US4972686A (en) Electromagnetic needle selector for circular knitting machines
JP2001526432A (ja) ウィーガンドワイヤを有するトークン
US3987646A (en) Magnetic actuator construction for a circular knitting machine
GB1479079A (en) Knitting machine incorporating a selecting device for the individual selection of the knitting needles
US3509738A (en) Knitting machines
US3771327A (en) Electromagnetically-operated pattern control mechanism for circular knitting machines
US3422639A (en) Patterning systems for circular knitting machines
EP0084959B1 (en) Improvements to information display devices
EP0569065A1 (en) Circular knitting machine of elastic needle type with a slider selection device
JPH09111621A (ja) 電磁選択装置およびこれを有する編みツール制御装置
US2997866A (en) Magnetic latch opener and demagnetizer
EP0874077B1 (en) Jacquerd pattern control mechanism for a circular knitting machine
GB1367172A (en) Pattern selecting devices for knitting
CA1068378A (en) Method and apparatus of selecting needles of a knitting machine