JP3232075B2 - 複合針 - Google Patents

複合針

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JP3232075B2
JP3232075B2 JP2000083098A JP2000083098A JP3232075B2 JP 3232075 B2 JP3232075 B2 JP 3232075B2 JP 2000083098 A JP2000083098 A JP 2000083098A JP 2000083098 A JP2000083098 A JP 2000083098A JP 3232075 B2 JP3232075 B2 JP 3232075B2
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hook
shank
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slot
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ベルンハルト・シューラー
クラウス・ルオフ
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グロッツ−ベッケルト・カーゲー
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/06Sliding-tongue needles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に編目形成繊維機
械で使用するための複合針に関する。
【0002】
【従来の技術】編機及び類似の編目形成繊維機械に、フ
ックをスライダで閉じることができる複合針が使用され
る。その場合、スライダはフックに接離する方向へ移動
するように操作・制御される。このようにして糸をフッ
クに確実に入れることができる。また、スライダはフッ
クを閉じて目がフック上を滑るようにすることができ
る。この操作をノックオーバーという。スライダをフッ
クの向こうへ押しやると、スライダに移された目を別の
針で受け取るようにすることができる。この操作を目移
しという。
【0003】編目形成繊維機械は所望の編目を極めて確
実に形成しなければならない。極く希にでも誤作動が生
じると、たちまち、製造される繊維品の品質が許容でき
ない程度に劣化するからである。他方、繊維布を合理的
に製造することができるようにするためには、編目形成
を高速で行わなければならない。その場合、編目形成過
程は、高速になっても、例えば、糸張力の変動又は所望
の柄の変動、糸太さの不均一さ又はその他の影響に由来
する妨害要因になるべく阻害されないことを要する。
【0004】また、複合針は、保守時間や停止時間が過
度に及ばないようにするために、なるべく摩耗が少な
く、即ち持続的に確実に作動しなければならない。
【0005】割りスライダを有する複合針は米国特許第
1,673,634号明細書で知られている。スライダは互いに
連結された2個の薄い弾性金属板で構成される。金属板
は、針のシャンクに形成されたスライドスロット内を縦
方向に移動自在に配設されている。スライドスロットは
フックの近傍で始まる。スライドスロットから突出する
スライダの2個の自由端はラッパ状部を形成し、スライ
ダがフックに乗り上がると、ラッパ状部がフックの尖端
部を収容する。そのために、スライダを構成する脚部の
2つの自由端は、互いに幾らか隔たるように曲げられて
いる。また、脚部はスライドスロットから出ると、ばね
力で幾らか互いに広がるように形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複合針(Schiebernade
l) の操作の確実性を改善することが本発明の課題であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、複合針を、
シャンクとスライダとで構成し、シャンクの一端に他端
を向いた尖端部を有するフックを設け、両側のスロット
壁部の互いに平行な内面間に形成されフックが解放して
いる側の始点部から始まり該他端に向けて延びるスライ
ドスロットを設け、スライダをスライドロッド内にそれ
に沿って移動自在に配設される少なくとも2個のスライ
ダ部材で形成し、閉鎖位置でシャンクの前記一端側の端
を尖端部の直近に位置するように配設し、スライダ部材
を、フック側に脚部をフックに向けて間隔が広がるよう
に折り曲げて形成し、脚部でフック側に開口したラッパ
状部を形成し、スライダ部材を、接触位置でスライドス
ロットを構成するシャンクのスロット壁部の内面に弾性
接触させ、スライダが閉鎖位置にある時には接触位置が
スライドスロットの始点部に位置するように、ラッパ状
部に続く領域で互いから離間するように湾曲させて構成
することによって解決される。
【0008】本発明に係る複合針は割り形又は切れ目入
りスライダを有する。このスライダは通常2個以上のス
ライダ部材から成る。だだし、このスライダは1個の切
れ目入り部材から成る実施形態も可能である。
【0009】割れ目で分離されたスライダ部材又はスラ
イダの区域は、取り付け状態で互いに引き離されるよう
に弾性的に予圧されている。その場合、ラッパ状部をな
す脚部だけでなく、さらに、ラッパ状部に続く部分又は
区域もばね力を働かせる。これはスライダ部材に弾性横
方向に膨張する膨出部を設けることによって得られる。
スライダ部材はラッパ状部に続く区域とは別の場所で互
いに固着したり一体化することができる。しかし、ラッ
パ状部に続く区域では、自由にばね力を自由に働かせて
互いに隔たるようにするために、スライダ部材は連結さ
れていない。この場合、2つのスライダ部材を湾曲させ
て、スライダのラッパ状部にすぐ接続している2つのス
ライダ部材の区域がスライドスロットの側面に接するよ
うにしている。生じる左右の接触位置はスライダの案内
部又は支承部をなし、スライダを心決めする。
【0010】案内部及び支持部は、スライダ部材を適当
に曲げることによってスライダの自由端の至近に配設さ
れている。スライダが閉鎖位置にあるときは、接触位置
をなすスライダの区域がスライドスロットの始端の区域
にある。スライダが目移し位置に、即ち、フックを越え
て押し出されると、接触位置が少なくとも部分的にスラ
イドスロットから出るように構成されている。一実施形
態では、スライダがノックオーバー位置にあるとき、接
触位置をなすスライダの区域はすでにスロットの始端に
到達している。但し、この区域はスライダの閉鎖位置で
すでにスロット始端に到達していることが好ましい。
【0011】スライダ部材の特殊に湾曲させることによ
って、接触位置とスライダの自由端の間に小さな間隔が
生じる。これでスライダの自由端を正確に案内すること
とラッパ状部を極めて狭く形成することが可能になる。
複合針に沿った又はその中でスライダを正確に案内でき
ることによって、ラッパ状部の開口幅が極めて小さくて
も、フック尖端部をその中に確実に導入することが可能
になる。例えば、横に働く糸張力によってスライダの自
由端に横方向の力が作用しても、ラッパ状部を形成する
スライダの脚部は、フックを閉じるときにフック尖端部
に衝突するほど偏らされない。このことは摩耗を減少す
る効果がある。
【0012】また、ラッパ状部が狭いために、ノックオ
ーバーの際に目がフック上を確実に滑ることができる。
このことはスライダの確実な開閉と同じく機能の確実性
にとって有益である。
【0013】スライドスロット中のスライダの案内の仕
方を改善によってラッパ状部を縮小することが可能であ
ることから、もう一つの利点が生まれる。即ち、ラッパ
状部が小さくなると、特にスライダが後退してラッパ状
部がスライドスロット内に入るときに、スライダがスラ
イドスロット内を低摩擦で運動することが可能になる。
このことはさらにスライドスロットを比較的狭く設計す
ること、即ち、スライダと通路の間にある遊隙を極めて
小さくすることを可能にする。これと共に、小さな遊隙
は複合針の位置決め精度と機能の確実性を高める。
【0014】スライダ部材に本発明に基づく湾曲を形成
することによって、スライダがスライドスロット内で心
決めされ、即ち、中央で案内される。スライダの2つの
スライダ部材はスライドスロットの2つのスロット壁部
の内面(側面)に接する。この接触は局限され、明確に
規定される。このため、複合針の使用中スライダが往復
運動するときに、スライドスロットの両側の内面(側
面)が絶えず拭き取られる。従って、汚れの沈着が回避
され、スライドスロットが清潔に保たれる。これも複合
針の機能の確実性を高めるのに役立つ。
【0015】2つのスライダ部材は互いに対称に形成さ
れ、ラッパ状部の端部又は基部同士が相接し合うように
することが好ましい。その結果、スライダ部材の続く膨
出部分がいわば二重に、即ち、ラッパ状部の端部とスラ
イドスロットの奥の場所で支持する。このようにする
と、スライダ部材の当初の湾曲が小さくても十分なばね
力が得られる。また、スライダ部材を極めて薄く形成す
ることができる。
【0016】ラッパ状部に近傍をただ一カ所湾曲するこ
とによってスライダ部材の所望の横方向への膨出部を形
成することができる。この湾曲位置即ち屈曲位置によっ
てスライドスロットの始端に案内部と支持部支点が形成
される。しかし、これとは別に、さらに改善された実施
形態では、各スライダ部材に若干の相互間隔で配設され
た2つの屈曲位置を設けて、スライダ部材に横方向膨出
部と扁平部を形成している。こうすれば、スライダ部材
とスライドスロットの側面との接触が平面接触に近くな
るから、材料摩擦によるスライダの摩耗が減少すること
になる。
【0017】本発明に係る、2つの屈曲位置で外側へ膨
出する湾曲部を形成する実施形態のもう一つの利点は、
2つのスライダ部材の間の間隔をあまり拡げずに、スラ
イダをフック越えて目移し位置(編目の転送)まで押
し出すことができることである。
【0018】スライドスロットから突出するスライダ部
材の案内はスライダのすべての位置で、即ち開放位置で
も、また閉鎖位置でも、ノックオーバー位置又は閉成位
置でも目移し位置でも、ほぼスライドスロットの始端で
行なわれる。このようにすれば、支持部を越えて自由に
突出するスライダ部分の長さが極めて小さくなる。この
ことは精度の改善と機能の確実性の向上を可能にする。
【0019】本発明の有利な実施形態では、スライドス
ロットが狭くて1つのスライダ部材の肉厚の3倍未満で
ある。2個のスライダ部材が形成するラッパ状部の側方
への弾性偏り量がそれによって小さくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例の複合針(組合
せ針)1を示し、シャンク(Schaft)2とその末端側に形
成されたフック4とを有する。僅かに丸みを帯びた尖端
部5で終るフック4は、特に図2に示すように先細にな
っている。尖端部5は、通常、シャンク2の対称面(シ
ャンク2の中心を通り、この面に対してシャンクの両側
が対称になる中心面をいう)上に配設されている。複合
針1は必要に応じて横方向へたわんだり、屈曲したり、
湾曲したりすることができるようになっている。
【0022】シャンク2は2つのスロット壁部7,8に
よって形成されるスライドスロット6を具備する。スロ
ット壁部7,8は間隔をおいて互いに平行に延びスライ
ドスロット6の側面を成す平坦な内面9,10を有す
る。スライドスロット6のフック4に面した側は、スロ
ット壁部7,8の高さがゼロになるまで減少させて、扁
平になっている。スライドスロット6の始点部11は、
スロット壁部7,8がスライドスロット6内に配設され
たスライダ12を案内するのに十分な高さに達する区域
にある。スロット壁部7,8は、遅くとも移行点14ま
でにはこの高さに到達し、ここからはスロット壁部7,
8の高さはシャンク2に沿って一定になっている。これ
より以前にスロット壁部7,8の高さがスライダ12を
案内するのに十分な高さに到達している場合は、この位
置をスライドスロット6の始点部11と看做すことがで
きる。
【0023】図1乃至3に示すように、スライダ12
は、シャンク2の対称面に関して互いに対称に配設され
た2個のスライダ部材35,15から成る。スライダ部
材35,15は図6に他の部分とは別に示されており、
さらに、スライダ部材35は図7に改めて示す。2つの
スライダ部材35,15は上記のシャンク6の対称面に
関して対称であることから、スライダ部材35の以下の
説明はスライダ部材15にも同様に当てはまる。
【0024】スライダ部材35の自由端16は外側から
見て凹状にほぼ円弧状に凹曲している。これによって、
スライダ部材35,15はそれらの末端部の2個の脚部
19,20で前側に解放したラッパ状部17を形成す
る。そして、ラッパ状部17は図1又は3が示すように
フック4の尖端部5に面しており、フック4又は少なく
ともその尖端部5を受けるように構成されている。ラッ
パ状部17を形成するスライダ部材35,15の脚部1
9,20は図6に示すように接触位置18で相接する。
2つのスライダ部材35,15の脚部19,20はこの
接触位置18からラッパ状部17の先端まで次第に間を
広げながら延びている。ラッパ状部17の先端間の幅
(開口幅)はフック4の尖端部5の直径にほぼ相当す
る。このことは、脚部19,20の自由端が尖端部5に
直接接し又はその前にある複合針1の閉鎖位置を示した
図3で特に明示されている。
【0025】スライダ部材35,15がほぼ円弧状に湾
曲しているために、接触位置18からラッパ状部17と
反対側に離れるにつれて、スライダ部材35,15間の
間隔が開いていく。この円弧状の湾曲は第1の屈曲位置
22まで続く。これに続くスライダ部材35の部分23
は実質的に直線状かつ平坦である。部分23は自由端1
6の隣接区域との間に鈍角をなす。遷移部を曲率の大き
な曲線又はゆるやかに湾曲した区域として形成すること
ができる。
【0026】自由端16からさらに遠ざかると、スライ
ダ部材35は直線状の部分23が屈曲位置24に達する
が、ここから後方へスライダ部材35の別の曲がりのな
い区域25が続く。この部分23とこの区域25は互い
に鈍角をなす。この角は屈曲位置22における角よりや
や大きいことが好ましい。図6の弛緩状態にある時に
は、スライダ部材35,15の間隔は屈曲位置24で最
大になっていることが好ましい。また、屈曲位置22で
もスライダ部材35,15の外側の間隔はスライドスロ
ット6の幅より大きい。スライダ部材35,15は、湾
曲しているためにばね作用によって、ラッパ状部17と
接触位置18に続く区域では圧接し、ラッパ状部17の
区域で互いに開いている。
【0027】2つのスライダ部材35,15から成るス
ライダ12が複合針1のスライドスロット6に挿入され
ると、スライダ部材35,15は区域23でやや弾圧さ
れる。図3で明らかなように、スライダ部材35,15
はスライドスロット6の始点部11でスライドスロット
6の内面9,10に接している。この場合、接触は平面
接触で、スライダ12の前部区域(例えば、部分23)
に限定されることが好ましい。こうして、スライダ12
はスライドスロット6の中で心決めされる。図3に示す
ように、ラッパ状部17は尖端部5の手前の中央にあ
る。
【0028】以上述べた複合針1は次のように動作す
る。
【0029】複合針1が使用される網目形成機械の運転
時に、複合針1はその縦軸に沿って移動する。それと共
に、スライダ12が縦に移動し、即ち、スライドスロッ
ト6の中を移動する。スライダ12は、図3に示す閉鎖
位置から、例えば、図4のノックオーバー位置(Abschla
gstellung)へ移動する。その際、スライダ12はスライ
ドスロット6内で心決めされ、ラッパ状部17の脚部1
9,20が尖端部5でこれに密着した状態で横に押され
てフック4を閉じる。ラッパ状部17の開口幅が小さい
ので、脚部19,20はフック4に密接し、フック4か
ら横へほとんど離れない。そのため、平滑な外形輪郭が
生じ、その上を目が容易に滑ることができてノックオー
バーが行われる。
【0030】フック4に対してスライダ12をさらに前
進させることによって、複合針1を図2に示す目移し位
置(Umhaengestelle)に移すことができる。その場合、ス
ライダ部材35,15はフック4の側面を通過し、その
際拡げられる。屈曲位置22,24間の、フック4を越
えて突出するスライダ部材35,15の区域23は互い
にほぼ平行にフック4の先へ延びている。スライドスロ
ット6の始点部11における接触点とスライダ部材3
5,15及びフック4の側面接触とが共同で作用するこ
とによって、スライダ12が案内される。
【0031】さらに、スライダ12を図5に示す後退位
置へ移動することができる。その場合、脚部19,20
はスライドスロット6の中に入り込む。ラッパ状部17
の開口幅が小さくて屈曲位置22のスライダ部材35及
び15間の間隔以下であるか又はこれを僅かに超えるに
過ぎないから、内面9,10での脚部19,20の末端
の摩擦は僅かである。このことによって摩耗を減少する
効果があり、従って、スライダはスライドスロットの中
で軽快に運動する。
【0032】本発明に係る複合針1の他の実施形態を図
8乃至13に示す。同様な又は機能が同じ部材がある場
合は、別に説明せずに前記の説明の参照符号を使用す
る。構造と機能の説明については前記の記述が適用され
る。
【0033】図8に示す複合針1と前述の複合針との相
違はスライダ12にある。即ち、そのスライダ部材3
5,15は屈曲位置22だけを有し、屈曲位置24を有
しない。図13に示すように、弛緩状態では、スライダ
部材35は屈曲位置24から後方へ真直ぐ延びている。
スライダ部材15も同様である。しかし、それでもスラ
イダ部材35,15はスライドスロット6の始点部11
の近傍又は直近でスロット壁部7,8の内面9,10に
接する。この結果、スライダ12が心決めされ、スライ
ダ12とスロット6の内面9,10間の間隔は、この場
合、前述の実施形態のように補償される。この間隔はス
ライダ部材35,15間の距離30である。
【0034】複合針1のこの実施形態でも、脚部19,
20間に形成されたラッパ状部17は、フック4の尖端
部5の直径とやっと同じになるかそれ以下の幅を有す
る。スライダ12を図8に示す閉鎖位置から図9のノッ
クオーバー位置へ押し進めると、脚部19,20は尖端
部5に衝突せずにその上に載る。このことは、スライダ
部材35,15が内面9,10に接する支持位置(移行
位置)14でスライダ12を心決めすることによって達
せられる。また、支持点(移行点)14とフック4の尖
端部5との間の間隔が小さくなっているので、この間隔
で脚部19,20は横にずれることなくこの心決めが保
証されることになる。
【0035】スライダ12は、さらに前進することによ
って、図10に示す目移し位置をとることができる。第
2の屈曲位置24がないので、フック4を越えて突出す
るスライダ部材35,15の脚部19,20は鋭角をな
す。
【0036】ラッパ状部17の開口幅は、割り又は切れ
目入りスライダを有する従来より使用されている複合針
よりはるかに小さい。従って、スライドスロット6に引
き込むときにラッパ状部の圧縮がはるかに小さくてす
む。このために、ラッパ状部17は僅かな摩擦でスライ
ドスロット6に容易に入り込むことができる。
【0037】複合針1は2個の弾性スライダ部材35,
15から形成されかつ複合針1のスライドスロット6内
に受けられている割りスライダ12を有する。スライダ
部材35,15は互いに隔たるように湾曲されており、
この湾曲部はスライダの自由端の近くに配設されてい
る。この場合、スライダ部材35又は15の端部から第
1の屈曲位置22までの間隔は、フック4の尖端部5と
スライドスロット6の始点部11との間隔にほぼ一致さ
せる。こうするとフック4の尖端部5を受けるラッパ状
部17を形成するために互いに隔たるように折り曲げら
れたスライダ部材35,15の脚部19,20の間隔を
ごく小さくすることが可能になる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、スライダを構成するスライダ
部材に本発明に基づく湾曲部を形成することによってス
ライダ12の案内を改善すると共に、ラッパ状部17の
開きを小さくして複合針1の機能の確実性と寿命とを向
上することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライダを有する本発明複合針の部分斜視概
略図である。
【図2】図1の複合針が目移し位置にあるときのスライ
ダの配置を示す平面図である。
【図3】図1及び2の複合針閉鎖位置にあるときスラ
イダの配置を示す部分平面概略図である。
【図4】図1乃至3の複合針がノックオーバー位置にあ
るときのスライダの配置を示す部分平面概略図である。
【図5】図1乃至4の複合針後退位置にあるときの部
分平面概略図である。
【図6】弛緩状態になっているときの図1乃至図5のス
ライダの状態を示す部分平面概略図である。
【図7】図6のスライダの一部の拡大平面概略図であ
る。
【図8】本発明に基づく複合針の他の実施形態の閉鎖位
における部分平面概略図である。
【図9】図8の複合針がノックオーバー位置にあるとき
の部分平面概略図である。
【図10】図8及び9の複合針が目移し位置にあるとき
の平面概略図である
【図11】図8乃至10の複合針後退位置にあるとき
の平面概略図である。
【図12】図8乃至11の複合針の、スライダの部分平
面概略図である。
【図13】図12のスライダの一部の拡大平面概略図
ある
【符号の説明】
1 複合針 2 シャンク 4 フック 5 尖端部 6 スライドスロット7,8 スロット壁部 9,10 内面 11 始点部 12 スライダ 15 スライダ部材 17 ラッパ状部 19,20 脚部 22 屈曲位置23 直線状の部分 24 屈曲位置 35 スライダ部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−43849(JP,A) 特開 平8−81863(JP,A) 特許2676179(JP,B2) 特許2531535(JP,B2) 米国特許1673634(US,A) 国際公開00/63476(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04B 35/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャンク(2)とスライダ(12)とを
    有する複合針において、 該シャンク(2)は、その一端にその他端を向いた尖端
    部(5)を有するフック(4)を設け、両側のスロット
    壁部(7,8)の互いに平行な内面(9,10)間に形
    成され該フック(4)が解放している側の始点部(1
    1)から始まり該他端に向けて延びるスライドスロット
    (6)を設け、 該スライダ(12)は、該スライドスロット(6)内に
    それに沿って移動自在にかつ横並びに配設された2個の
    スライダ部材(35,15)から成り、該シャンク(2)の該一端側の、該スライダ部材(3
    5,15)の端部に相互に対面する1対の脚部(19,
    20)を設け、 該脚部(19,20)で該シャンク(2)の該他端と反
    対側に開口するラッパ状部(17)を形成し、 該複合針(1)は、該脚部(19,20)の自由端が該
    フック(4)の該尖端部(5)に接し又はそれの直前に
    位置する閉鎖位置をとることができ、 該スライダ部材(35,15)は、該脚部(19,2
    0)に続いて該スライダ部材(35,15)の該他端側
    に横方向に弾性的に膨張する膨出部を有し、 該閉鎖位置で、該スライダ部材(35,15)の該膨出
    部が該スライドスロット(6)の該始点部(11)で該
    スロット壁部(7,8)の該内面(9,10)に接触す
    るように構成されている ことを特徴とする複合針。
  2. 【請求項2】 前記スライダ部材(35,15)を前記
    シャンク(2)の中心面に関して対称に形成し、前記ラ
    ッパ状部(17)の端部で接するように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の複合針。
  3. 【請求項3】 前記スライダ部材(35,15)の各々
    は、少なくとも1つの屈曲位置(22)で鈍角に曲げら
    れて湾曲部が形成されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の複合針。
  4. 【請求項4】 前記スライダ部材(35,15)の各々
    はただ1個の屈曲位置(22)を有し該屈曲位置(2
    2)で鈍角に曲げられていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかの1に記載の複合針。
  5. 【請求項5】 前記スライダ部材(35,15)の各々
    は、前記屈曲位置(22)の、前記シャンク(2)の前
    記他端側に形成され該シャンクの横方向外側に突出して
    鈍角をなす他の屈曲位置(24)を有し両屈曲位置(2
    2,24)により湾曲部が形成されていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかの1に記載の複合針。
  6. 【請求項6】 前記ラッパ状部(17)を形成している
    前記スライダ(12)の前記脚部(19,20)が前記
    フック(4)の前記尖端部(5)に乗り上げて係合する
    ノックオーバー位置を有することを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかの1に記載の複合針。
  7. 【請求項7】 前記ノックオーバー位置では、該スライ
    ダ部材(35,15)の前記膨出部が、なおも前記スラ
    イドスロット(6)の前記始点部(11)で前記スロッ
    ト壁部(7,8)の前記内面(9,10)に接触するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項6に記載の
    複合針。
  8. 【請求項8】 前記フック(4)の前記尖端部(5)が
    丸められており、前記スライダ(12)によって形成さ
    れる前記ラッパ状部(17)が、該尖端部(5)の丸み
    の直径と実質的に等しい開口幅を有することを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかの1に記載の複合針。
  9. 【請求項9】 前記スライダ(12)を目移し位置に移
    転することができ、2つの前記スライダ部材(35,1
    5)がこの位置で前記フック(4)の側面を通過してそ
    の先へ互いに実質的に平行な状態で突出するように、伸
    張し、スライダ部材(35、15)が互いにおおむね平
    行にフック(4)を通り過ぎて突出するように、前記ス
    ライダ部材(35,15)を曲げることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれかの1に記載の複合針。
  10. 【請求項10】 前記スライダ部材(35,15)が前
    記フック(4)を越えて突出しこれらの間隔が拡げられ
    て前記シャンク(2)の前記一端から突出する目移し位
    置を前記スライダ(12)がとることができ、 該目移し位置で前記スライドスロット(6)の前記膨出
    部が該シャンク(2)を越えて延出することを特徴とす
    る請求項1乃至8のいずれかの1に記載の複合針
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