JP2001291390A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2001291390A
JP2001291390A JP2000105345A JP2000105345A JP2001291390A JP 2001291390 A JP2001291390 A JP 2001291390A JP 2000105345 A JP2000105345 A JP 2000105345A JP 2000105345 A JP2000105345 A JP 2000105345A JP 2001291390 A JP2001291390 A JP 2001291390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
bit line
pair
mosfet
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000105345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3874234B2 (ja
Inventor
Kazumasa Yanagisawa
一正 柳沢
Toshio Sasaki
敏夫 佐々木
Satoru Nakanishi
悟 中西
Yoshihiko Yasu
義彦 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi ULSI Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000105345A priority Critical patent/JP3874234B2/ja
Priority to TW090107126A priority patent/TW533580B/zh
Priority to US09/820,972 priority patent/US6480425B2/en
Priority to KR1020010017987A priority patent/KR100714300B1/ko
Publication of JP2001291390A publication Critical patent/JP2001291390A/ja
Priority to US10/245,328 priority patent/US6643182B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3874234B2 publication Critical patent/JP3874234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4091Sense or sense/refresh amplifiers, or associated sense circuitry, e.g. for coupled bit-line precharging, equalising or isolating
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/02Disposition of storage elements, e.g. in the form of a matrix array
    • G11C5/025Geometric lay-out considerations of storage- and peripheral-blocks in a semiconductor storage device
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/065Differential amplifiers of latching type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧での動作マージンの確保と高速化を実
現したダイナミック型ramを備えた半導体集積回路装
置を提供する。 【解決手段】 複数からなるダイナミック型メモリセル
が接続された第1のビット線対に対応した一対の入出力
ノードを有し、ソースに第1電圧が与えらる第1導電型
とソースに第2電圧が与えられる第2導電型のMOSF
ETで構成されたラッチ回路からなるセンスアンプと、
選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の入出力
ノードと上記第1ビット線の複数に対して共通に設けら
れた第2ビット線対を選択的に接続する一対の第1導電
型のスイッチMOSFETとを備え、上記スイッチMO
SFETのしきい値電圧を上記ラッチ回路を構成する第
1導電型のMOSFETのしきい値電圧よりも絶対値的
に小さくし、かかるスイッチMOSFETをオフ状態に
する選択信号のレベルを、上記第2電圧を基準にして上
記第1電圧よりも絶対値的に大きな電圧にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、主として低電圧で動作するダイナミック型
ram(ランダム・アクセス・メモリ)の高速な書込技
術に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置間のインタフェース
には標準的な電源電圧(例えば3.3V)が使用され続
ける一方で、微細化が進むにしたがってMOSFETの
耐圧は低下していくため、LSI(大規模半導体集積回
路装置)の内部電源電圧は世代ごとに低電圧化される方
向にある。内部電源電圧を低くしたダイナミック型ra
mの例として、特開平8−31171号公報がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】電源電圧が約3.3V程度の比較的高い場
合には、ダイナミック型ramの動作速度は、メモリセ
ルからの微小な読み出し電圧を電源電圧のような大きな
電圧に増幅するための増幅時間、つまり、センスアンプ
の読み出し時間により律束されていた。しかしながら、
電源電圧vddを1.8Vあるいはそれ以下の1.0V
まで低下させてCMOS回路の動作下限電圧付近まで低
くすると、書き込み動作が上記読み出し動作よりも遅く
なり、上記1.0Vまでも低くすると書き込みそのもの
が不能になることが本願発明者等の研究によって明らか
となった。
【0004】この発明の目的は、低電圧での動作マージ
ンの確保と高速化を実現したダイナミック型ramを備
えた半導体集積回路装置を提供することにある。この発
明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明
細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数からなるダイナミック
型メモリセルが接続された第1のビット線対に対応した
一対の入出力ノードを有し、ソースに第1電圧が与えら
る第1導電型とソースに第2電圧が与えられる第2導電
型のMOSFETで構成されたラッチ回路からなるセン
スアンプと、選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の
一対の入出力ノードと上記第1ビット線の複数に対して
共通に設けられた第2ビット線対を選択的に接続する一
対の第1導電型のスイッチMOSFETとを備え、上記
スイッチMOSFETのしきい値電圧を上記ラッチ回路
を構成する第1導電型のMOSFETのしきい値電圧よ
りも絶対値的に小さくし、かかるスイッチMOSFET
をオフ状態にする選択信号のレベルを、上記第2電圧を
基準にして上記第1電圧よりも絶対値的に大きな電圧に
する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る半導体
集積回路装置に設けられるダイナミック型ramの一実
施例のブロック図が示されている。この発明に係る半導
体集積回路装置は、いわゆるASIC(アプリケーショ
ン・スペシファイド・インテグレーテッド・サーキッ
ツ)すなわち特定用途ICを構成するようにされる。半
導体集積回路装置には、複数の回路ブロックが搭載され
てASIC構成を容易ならしめるように、それぞれの回
路ブロックが独立的な回路機能単位としてのいわゆるモ
ジュールないしはマクロセルをなすようにされる。各機
能単位は、それぞれその規模、構成が変更可能にされ
る。
【0007】半導体集積回路装置は、特に制限されない
が、1.0ボルトのような低電源電圧vddの基でも十
分な動作特性を示すように、低電源電圧可能なCMOS
構造の半導体集積回路装置とされる。本願において、用
語「MOS」は、本来はメタル・オキサイド・セミコン
ダクタ構成を簡略的に呼称するようになったものと理解
される。しかし、近年の一般的呼称でのMOSは、半導
体装置の本質部分のうちのメタルをポリシリコンのよう
な金属でない電気導電体に換えたり、オキサイドを他の
絶縁体に換えたりするものもの含んでいる。CMOSも
また、上のようなMOSに付いての捉え方の変化に応じ
た広い技術的意味合いを持つと理解されるようになって
きている。MOSFETもまた同様に狭い意味で理解さ
れているのではなく、実質上は絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタとして捉えられるような広義の構成をも含めて
の意味となってきている。本発明のCMOS、MOSF
ET等は一般的呼称に習っている。
【0008】ダイナミック型ram(以下、単にdra
mという)のメモリセル、すなわちダイナミック型メモ
リセルが、典型的には、電荷の形態をもって情報を蓄積
する情報蓄積用キャパシタと、選択用MOSFETとか
らなるような少ない数の素子からなり、比較的小さいメ
モリセルサイズにされ得る。それ故に、ダイナミック型
メモリは、大記憶容量であってもその全体のサイズを比
較的小さくすることができ、上記システムLSI(半導
体集積回路装置)における一つのモジュールないしは機
能ユニットを構成する。
【0009】図示のdramは、特に制限されないが、
大記憶容量化に適合するようにバンク構成をとる。メモ
リバンク数は、その個数が例えば、最大16をもって変
更可能される。一つのメモリバンク、例えば第1番目の
メモリバンクbank1は、メモリセルアレイ、センス
アンプ及びセンスアンプと一体とされているような図示
しないビット線プリチャージ回路と、タイミング発生回
路及びカラムセレクタ、ロウデコーダ、及びカラムスイ
ッチ回路からなる。
【0010】それら複数のメモリバンクに対して、アド
レス信号及び制御信号のためのアドレスバス/制御バス
ADCBが設定され、データ入出力のためのメモリ内部
バス(I/O内部バス)IOBが設定されている。それ
らバスADCB、IOBに対して共通のメモリ入出力回
路M−I/Oが設けられている。メモリ入出力回路M−
I/Oは、内部バスBUSに結合されるポートをその内
部に持つ。同図の回路ブロックは、回路機能を中心にし
て示されており、カラムスイッチ回路がセンスアンプ列
と直交する方向に配列されるよう示されているが、実際
には後述するように上記センスアンプ列の各入出力ノー
ドに対応して設けられる。それ故、上記内部バスIOB
は、メモリセルアレイ上をビット線と並行に延長される
よう形成される。
【0011】dramは、また、内部電源回路としての
電圧変換回路IMVC、内部動作制御信号mq、pm
q、リセット信号resb、及び制御バスCBUSを介
しての各種動作制御信号を受けるメモリ制御回路MM
C、及び電源初期化回路VINTCを持つ。上記電圧変
換回路IMVCには、昇圧回路、負電圧発生回路のよう
なチャージポンプ回路も含まれる。
【0012】上記において、半導体集積回路装置を構成
するためのデザインオートメーションにおける設計デー
タの管理単位の都合などに応じて、より広い範囲の要素
の集合をより少ない要素からなるとみなすこともでき
る。例えば、一つのメモリバンクにおけるメモリセルア
レイ、センスアンプ、ロウデコーダ、及びカラムスイッ
チは、一つのメモリマットを構成するとみなすことがで
き、タイミング発生回路及びカラムセレクタはバンク制
御回路を構成するとみなすことができる。この場合に
は、各メモリバンクは、より単純にメモリマットとバン
ク制御回路からなるとみなされることになる。
【0013】図示のdramにおいて、上記メモリマッ
トやその選択回路等は、独立のCMOS型半導体集積回
路装置として構成される公知のdramのそれとほとん
ど同じにされる。つまり、この実施例のdramは、独
立のCMOS型半導体集積回路装置として構成されるd
ramにそのまま適用できる。それ故にその内部構成に
ついての詳細な説明は避けることとするが、その概略を
説明すると以下のようになる。
【0014】メモリセルアレイは、マトリクス配置され
た複数のダイナミック型メモリセルと、それぞれ対応す
るメモリセルの選択端子が結合される複数のワード線
と、それぞれ対応するメモリセルのデータ入出力端子が
結合される複数のビット線とを含む。メモリセルを構成
する選択MOSFETは、後に図14を用いて説明する
ようにp型単結晶シリコンからなるような半導体基板上
に形成されたp型ウエル領域にn型ソース領域及びn型
ドレイン領域が形成されたような構造をとる。
【0015】特に制限されないが、比較的低不純物濃度
にされたn型分離用半導体領域によってp型半導体基板
から電気的に分離されるようにされている。かかる分離
領域は、深い深さのウェル領域とみなすことができ、後
述するような昇圧電圧vdhのような正電位が与えられ
る。これにより、上記n型分離用半導体領域は、α粒子
などに起因してp型半導体基板中に発生するような望ま
しくないキャリヤから、p型ウエル領域を保護するよう
に作用する。
【0016】メモリセルが形成されるp型ウエル領域
は、dram内の内部電源回路としての電圧変換回路I
MVCによって形成される負電位の基板バイアス電圧v
dlが与えられる。これによってメモリセルにおける選
択用MOSFETのテーリング電流ないしはリーク電流
が低減され、メモリセルにおける情報蓄積用容量の情報
リークが軽減される。
【0017】p型ウエル領域上には、酸化シリコン膜か
らなるような絶縁膜を介してメモリセルにおける情報蓄
積用容量が形成される。情報蓄積用容量の一方の電極
は、選択用MOSFETのソース領域とみなせる電極領
域に電気的に結合される。複数のメモリセルのための複
数の情報蓄積用容量のそれぞれの他方の電極は、いわゆ
るプレート電極と称される共通電極とされる。プレート
電極は、容量電極として所定の電位vplが与えられ
る。
【0018】情報蓄積用容量は、メモリセルアレイのサ
イズを小さいものとするよう比較的小さいサイズを持つ
ことが望まれるとともに、それ自体で長い情報保持時間
を持つように大きい容量値を持つことが望まれる。情報
蓄積用容量は、大きい容量値を持つように、その電極間
に挟まれる誘電体膜が、例えば酸化タンタルもしくは酸
化シリコンのような比較的大きい誘電率を持つ材料から
選択され、かつ単位面積当たりの容量を増大するように
極めて薄い厚さとされる。複数の情報蓄積用容量のため
のプレート電極電位vplは、電圧変換回路IMVCに
よって形成されるところの回路の電源電圧vddの半分
に等しいような中間電位にされる。
【0019】これによって、情報蓄積用容量の一方の電
極に蓄積すべき情報に応じて電源電圧vddレベルのよ
うなハイレベルが供給された場合と、かかる一方の電極
に回路の接地電位に等しいようなロウレベルが供給され
た場合とのどの場合であっても、プレート電極電位vp
lが電源電圧vddのほぼ半分の電位にされる。すなわ
ち、誘電体膜に加わる電圧は、電源電圧vddのほぼ半
分のような小さい値に制限される。これによって誘電体
膜は、その耐圧の低下が可能となり、また印加電圧の減
少に伴う不所望なリーク電流の減少も可能となるので、
その厚さを限界的な薄さまで薄くすることが可能とな
る。
【0020】タイミング発生及びカラムセレクタのよう
なタイミング発生及びカラムセレクタは、メモリ制御回
路MCC内のグローバル制御回路からの動作制御信号に
よって動作制御されるとともに、バスADCBを介して
供給されるバンク選択信号によって活性化ないしは選択
され、メモリセルアレイのビット線のためのビット線プ
リチャージ回路、ロウデコーダ、センスアンプ、それ自
身の内部におけるカラムセレクタ等の各種回路の動作制
御のための各種内部タイミング信号を形成する。タイミ
ング発生及びカラムセレクタにおけるカラムセレクタ
は、内部タイミング信号によってその動作が制御され、
バスADCBを介して供給されるカラムアドレス信号を
デコードし、カラムスイッチ回路のような当該バンクに
おけるカラムスイッチ回路を動作させるためのデコード
信号を形成する。
【0021】ロウデコーダのようなロウデコーダは、タ
イミング発生及びカラムセレクタから供給されるタイミ
ング信号によってその動作タイミングが制御され、バス
ADCBを介して供給されるアドレス信号をデコード
し、対応するメモリセルアレイにおけるワード線を選択
する。
【0022】ビット線プリチャージ回路は、ロウデコー
ダが活性化される前のようなタイミングにおいてプリチ
ャージタイミング信号によって動作され、対応するメモ
リセルアレイにおける各ビット線を電源電圧vddのほ
ぼ半分の電圧に等しいようなレベルにプリチャージす
る。
【0023】センスアンプは、ロウデコーダが活性化さ
れた後にタイミング発生及びカラムセレクタ回路から発
生されるセンスアンプ用タイミング信号によって動作さ
れ、ロウデコーダによって選択されたメモリセルによっ
てビット線に与えられた信号、すなわち読み出し信号を
増幅する。センスアンプにおける各ビット線に対応され
る複数の単位センスアンプのそれぞれは、良く知られた
CMOS構成のセンスアンプと実質的に同じ構成にされ
る。
【0024】単位センスアンプのそれぞれは、ゲート・
ドレインが交差接続された一対のpチャンネル型MOS
FETと、同様にゲート・ドレインが交差接続された一
対のnチャンネル型MOSFETとをもつ。一対のpチ
ャンネル型MOSFETのドレイン及び一対のnチャン
ネル型MOSFETのドレインは対応する対のビット線
に結合される。一対のpチャンネル型MOSFETのソ
ースは、共通接続され、センスアンプ用タイミング信号
によって動作制御されるスイッチMOSFETを介して
動作電位が与えられる。同様に一対のnチャンネル型M
OSFETのソースは、共通接続され、センスアンプ用
タイミング信号によって動作制御されるスイッチMOS
FETを介して回路の接地電位のような動作電位が与え
られる。
【0025】上記動作電圧は、後に図12等を用いて説
明するようにビット線のハイレベルに対応した例えば電
源電圧vddと、それよりも電圧にされた昇圧電圧vd
hとが用いられる。センスアンプが増幅動作を開始し、
ハイレベルに立ち上げるべきビット線の電位が所望の電
圧に到達するまでの一定期間、上記昇圧電圧vdhによ
ってセンスアンプの増幅動作が行われるという、いわゆ
るオーバードライブ方式が採用される。同様に回路の接
地電位vssと、それよりも低い負電圧vdlとが用い
られ、上記センスアンプが増幅動作を開始し、ロウレベ
ルに立ち下げるべきビット線の電位が所望の電圧に到達
するまでの一定期間、上記負電圧vdlによってセンス
アンプの増幅動作が行われるという、いわゆるオーバー
ドライブ方式を組み合わせてもよい。上記ビット線の電
位が所望の電位vddとvss付近に到達すると、セン
スアンプの動作電圧は本来のビット線のハイレベルに対
応した電源電圧vddとvssに切り替えられる。
【0026】メモリセルアレイを挟んでの2つのセンス
アンプ配置は、次のような構成を意味する。すなわち、
後に図5と図6を用いて説明するようにメモリセルアレ
イの一方の側のセンスアンプには当該メモリセルアレイ
の複数のビット線の内の飛び飛びのビット線が結合さ
れ、メモリセルアレイの他方の側のセンスアンプには当
該メモリセルアレイの複数のビット線の内の残りの飛び
飛びのビット線が結合される。この構成は、センスアン
プを構成する複数のMOSFETを必要とされるサイズ
に応じて比較的大きいピッチをもって配置せざるを得な
いときにおいて、メモリセルアレイにおける複数のビッ
ト線のピッチを微細化する上で効果的である。
【0027】カラムスイッチ回路は、対応するカラムセ
レクタから出力される選択信号によって動作される。カ
ラムスイッチ回路によって、メモリセルアレイにおける
複数のビット線の内のカラムセレクタによって指示され
たビット線(又は第1ビット線)が選択され、メモリ内
部バスIOB(グローバルビット線又は第2ビット線)
に結合される。
【0028】メモリ入出力回路M−IOは、半導体集積
回路装置の内部バスBUSに結合され、かかる内部バス
BUSからのアドレス信号及び制御信号を受け、それを
内部のバスADCBに伝送する。メモリ入出力回路M−
IOは、また、バスBUSとメモリ内部バスIOBとの
間のメモリデータの入出力を行う。
【0029】メモリ制御回路MCCは、半導体集積回路
装置の内部第1、第2動作制御信号mq、pmq、及び
リセット信号resbを受け、それらの信号に応じた制
御動作を行う。メモリ制御回路MCCは、特に制限され
ないが、第1動作制御信号mq及び第2動作制御信号p
mqを受け、それに応じて内部動作制御信号bbczを
形成する第1制御論理回路と、第1動作制御信号mq及
びリセット信号resbを受けそれに応じて実質的な初
期化制御信号intgbを形成する第2制御論理回路と
を持つ。
【0030】電圧変換回路IMVCは、dramの電源
端子vddと基準電位端子vssとの間に供給される電
源電圧を受け、前述のようなメモリセルアレイのための
基板バイアス電圧vdl、プレート電圧vpl及びワー
ド線の選択レベル、センスアンプのオーバードライブ用
の昇圧電圧vdhのような内部電圧を形成する。特に制
限されないが、メモリセルアレイのための基板バイアス
電圧vdlと昇圧電圧vdhは、モジュールとしてのd
ram内の該回路IMVC内において形成される。電源
初期化回路VINTCは、メモリ制御回路MCCによる
動作制御のもとで、dram回路の初期化を行う。
【0031】図2には、この発明に係るdramのメモ
リセルアレイ部の一実施例の概略レイアウト図が示され
ている。この実施例では、メモリバンクが図面の横方向
に4個設けられ例が示されている。各メモリバンクを構
成するメモリセルアレイは、ワード線の延長方向に4分
割される。つまり、1つのメモリバンクを構成するメモ
リセルアレイは、図面の縦方向に4分割されてなるアレ
イaryを持つようにされる。上記ワード線の延長方向
に4分割されたアレイは、その上下にローカルワードド
ライバlwdが設けられる。前記のようにメモリバンク
のメモリセルアレイは、センスアンプsaにより挟まれ
る。したがって、上記各アレイaryは、その左右にセ
ンスアンプsaが設けられ、その上下にローカルワード
ドライバlwdが設けられる。
【0032】上記4つのアレイary上を延長するよう
にメインワード線が設けられる。かかるメインワード線
は、アレイary列の下側に設けられた駆動回路dri
veにより選択される。駆動回路driveは、デコー
ダdecにより形成された選択信号を受けて、上記メイ
ンワード線の選択信号を形成する。デコーダdecは、
またローカルワード線を選択する選択信号も形成する。
アレイary列の上側には、モニタ回路monが設けら
れ、メインワード線の選択/非選択レベルを検出する。
【0033】アレイaryに設けられた複数のローカル
ワード線に対して、1つのメインワード線が割り当てら
れる。ローカルワードドライバlwdは、上記メインワ
ード線の信号と、1つのメインワード線に割り当てられ
た複数のローカルワード線の中の1つを選択するための
選択信号とを受けて、各アレイaryにおいて1本のロ
ーカルワード線を選択する。かかるローカルワード線に
メモリセルのアドレス選択端子が接続される。
【0034】上記アレイaryにおいては、横方向にビ
ット線対が延長される。かかるビット線の延長方向と並
行に前記IOバスを構成するグローバルビット線(第2
ビット線)が延長される。センスアンプsaはカラム選
択のスイッチMOSFETを含み、カラム選択信号によ
り上記グローバルビット線対に割り当てられた複数のビ
ット線対のうちの一対を接続させる。アンプampは、
上記グローバルビット線対に対応して設けられる書き込
みアンプと読み出しアンプである。
【0035】上記のようなアレイaryとセンスアンプ
sa、ローカルワードドライバlwd及び駆動回路dr
iveとモニタ回路monを構成するnチャンネル型M
OSFETが形成されるp型ウェルが共通化され、かか
るp型ウェルとそれが形成される深い深さのn型分離領
域との間のpn接合が電圧vdh−vbl安定化のため
の容量として充当させることができる。
【0036】図3には、上記dramのコア部分のブロ
ック図が示されている。同図において、メモリマットm
atは、それぞれ256Kビットの容量を持つメモリマ
ットからなり、メモリマットmat[0]ないし[3]
によって約Mビットの記憶容量を持つようにされる。か
かるメモリマットmat[0]ないし[3]には、dr
amのメモリセルとローカルワードドライバ(local wo
rd driver)lwd、センスアンプsa、及びそれらの制
御を含む。
【0037】駆動回路(drive)はアドレスのデコーダ及
びレベル変換回路を含む。回路sq及びmonはメモリ
マットmatの上下に配置され、信号をやり取りするこ
とでdram動作のシ―ケンスを制御する。ampは読
み出し/書込アンプである。ワード線は、256本で構
成され、ビット線は1024対で構成される。これによ
り、メモリマットmat[0]は、上記のように約25
6Kビットの記憶容量を持つ。グローバルビット線gb
は、上記複数のメモリマットmat[0]ないし[3]
を貫通するように延長され、8本のビット線対に対して
1本のグローバルビット線gbが割り当てられる。上記
のようにビット線が1024対で構成されるから、グロ
ーバルビット線gbは、gb[0]〜gb[127]の
ような128対から構成される。
【0038】図4には、上記メモリマットmatの一実
施例の内部レイアウト図が示されている。lwdはロー
カルワードドライバ(local word driver)であり、sa
l/sarは、メモリアレイaryを挟むように左右
(l,r)に設けられたセンスアンプであり、scl/
scrは、上記ローカルワードドライバlwd及びセン
スアンプsal/sarの制御回路であり、上記センス
アンプ列saとローカルワードドライバとがクロスする
エリエに設けられる。この実施例では、メモリアレイa
ryは、上記ワード線の延長方向に4つに分割される。
つまり、1024対のビット線が4組に分割され、それ
ぞれのメモリアレイaryでは、256対のビット線が
設けられる。それ故、1つのメモリアレイaryは、2
56×256=64Kビットの記憶容量を持つ。
【0039】図5と図6は、上記メモリアレイaryの
一実施例の回路図が示されている。図5は、図4のよう
に4分割されたメモリアレイary[0]〜[3]のう
ち、偶数[0]と[1]を示し、図6は奇数[1]と
[3]を示している。図5と図6の相違は、ローカルワ
ードドライバlwdの配置に関係している。つまり、ロ
ーカルワードドライバlwdは、端部のローカルワード
ドライバlwd[0]と[4]を除いて、それを挟むよ
うに上下に配置されたローカルワード線lwを選択す
る。
【0040】それ故、0〜255からなるローカルワー
ド線wlのうち、図5においてメモリアレイary下側
に設けられたローカルワードドライバは、ローカルワー
ド線wlの0、3、4等を選択するものであり、図6で
はメモリアレイaryの上側に配置される。上記0〜2
55からなるローカルワード線wlのうち、図5におい
てメモリアレイary上側に設けられたローカルワード
ドライバは、ローカルワード線wlの1、2、5、6等
を選択するものであり、図6ではメモリアレイaryの
下側に配置される。
【0041】図5及び図6において、選択MOSFET
と記憶キャパシタからなるメモリセルは各128個ずつ
ビット線bl及びblbに接続され、1つのビット線対
(bl/blb)には256個のメモリセルが接続され
る。ビット線blとblbは、各メモリアレイaryに
256対が配置される。この実施例では、各ビット線b
lの左右には加工精度を保つためにダミーメモリセル
(ダミーワード線)が接続され、メモリアレイaryの
上下には同様な理由でダミービット線blが設けられ
る。電圧vbmはビット線blのプリチヤージ電位であ
り、空き拡散層処理に使われる。
【0042】図7と図8には、センスアンプ部の一実施
例の回路図が示されている。図7は、図4のようなメモ
リアレイaryを挟むように配置されたセンスアンプの
うち左側sal[1]を示し、図8は右側sar[1]
を示している。図7と図8の相違は、グローバルビット
線gbとビット線blとの接続を行なうカラムスイッチ
回路である。つまり、一対のグローバルビット線gb
[i],/gb[i]に対して8対が割り当てられるビ
ット線bl[0],/bl[0]ないしbl[7],/
bl[7]のうち、図7のセンスアンプ部に設けられた
カラムスイッチによりビット線bl[0],/bl
[0]ないしbl[6],/bl[6]のような偶数番
目のビット線対が接続され、図8のセンスアンプ部に設
けられたカラムスイッチによりビット線bl[1],/
bl[1]ないしbl[7],/bl[7]のような奇
数番目のビット線対が接続される。
【0043】したがって、図7と図8とは基本的には同
じ回路であり、それ故、例示的に示された回路素子に付
された回路記号は同一のものを用いている。図7を例に
して説明すると、センスアンプのそれぞれは、ゲート・
ドレインが交差接続された一対のpチャンネル型MOS
FETQ4,Q5と、同様にゲート・ドレインが交差接
続された一対のnチャンネル型MOSFETQ6,Q7
とをもつ。一対のpチャンネル型MOSFETのドレイ
ン及び一対のnチャンネル型MOSFETのドレインは
対応する対のビット線bl[6],/bl[6]に結合
される。一対のpチャンネル型MOSFETQ4,Q5
のソースは、共通ソース線cspに接続され、センスア
ンプ用タイミング信号によって動作制御される図示しな
いスイッチMOSFETを介して動作電位が与えられ
る。同様に一対のnチャンネル型MOSFETのソース
は、共通ソース線csnに共通接続され、センスアンプ
用タイミング信号によって動作制御される図示しないス
イッチMOSFETを介して回路の接地電位のような動
作電位が与えられる。
【0044】本回路では、スタンバイ時のビット線対b
l,/blはプリチャージ信号pchが活性化する事で
オン状態にされるMOSFETQ1〜Q3によって、プ
リチャージ電圧vbm、すなわち電源電圧vddと回路
の接地電位vssの中間値になる。センスアンプは8個
が最小の組であり、メモリアレイaryの左右各4個ず
つ配置され、上記グローバルビット線gb[i],/g
b[i]が割り当てられる。かかるグローバルビット線
gb[i],/gb[i]と上記8対のビット線bl
[0],/gb[0]〜bl[7],/gb[7]とを
選択的に接続するスイッチMOSFETQ8とQ9は、
上記センスアンプを構成するnチャンネル型MOSFE
TQ6,Q7のしきい値電圧に比べて低vtのMOSF
ETにより構成される。
【0045】図9には、この発明に係るdramにおけ
るメモリセルからデータの入出力回路ampに至る信号
伝達経路を説明するための回路図が示されている。メモ
リアレイ部は、2対のビット線bl[0],/bl
[0]とbl[1],/bl[1]が例示的に示され、
一方のビット線bl[0]とbl[1]とローカルワー
ド線wlとの交点にメモリセルが設けられる。センスア
ンプは、上記ビット線bl[1],/bl[1]に対応
して示されたMOSFETQ4〜Q7からなるようなC
MOSラッチ回路で構成され、かかるビット線bl
[1],/bl[1]にはプリチャージ回路を構成する
MOSFETQ1〜Q3が設けられる。
【0046】またセンスアンプを構成するpチャンネル
型MOSFETQ4,Q5とnチャンネル型MOSFE
TQ6,Q7との共通ソース線cspとcsnは、プリ
チャージ信号pcbが活性化されることによりオン状態
にされるMOSFETQ14とQ15により、ビット線
bl[1],/bl[1]等と同様にプリチャージ電圧
電圧vbmが与えられる。
【0047】センスアンプ活性初期は、上記共通ソース
線cspは、MOSFETQ10のオン状態により電源
電圧vdd以上の昇圧電圧vdhまで駆動され、ビット
線bl[1]又は/bl[1]が電源電圧vdd近傍ま
で駆動された後、上記MOSFETQ10がオフ状態に
され、MOSFETQ11がオン状態にされて電源電圧
vddに設定される。また共通ソース線csnは、MO
SFETQ12のオン状態によりこれとは逆に回路の接
地電位vss以下の負電圧vdlまで駆動され、ビット
線/bl[1]又はbl[1]が回路の接地電位vss
近傍まで駆動された後、上記MOSFETQ12がオフ
状態にされ、MOSFETQ13がオン状態にされて回
路の接地電位vssに設定される。このようなセンスア
ンプの動作制御は、信号sa[0]〜[3]で行なわ
れ、かかる信号は後で述べる制御回路scで形成され
る。
【0048】カラム選択を行なうMOSFETQ8とQ
9は、本発明の1つの主眼点であるビット線blとグロ
ーバルビット線(共通ビット線又は入出力線)gblの
接続用のnチャンネル型MOSFETであり、ディプレ
ッションモードのような低vt(しきい値電圧)で構成
され、そのゲートに印加される制御信号は電源電圧vd
dのようなハイレベルと、リーク電流を抑えるために負
電圧vdlのようなロウレベルとされる。
【0049】グローバルビット線gb[i]と/gb
[i]には、書き込みアンプが設けられる。書き込みア
ンプは、書き込み信号dを受けるインバータ回路N1に
よりその反転信号を生成し、インバータ回路N2により
反転して上記書き込み信号dと同相の信号を生成し、書
き込み制御信号wacによって動作させられるクロック
ドインバータ回路CN1とCN2により、上記グローバ
ルビット線gb[i]と/gb[i]に書き込み信号が
与えられる。
【0050】上記グローバルビット線gb[i]と/g
b[i]は、また読み出し制御信号/racを受ける前
記カラム選択を行なうスイッチMOSFETと同じく低
しき値電圧にされたMOSFETQ16とQ17を介し
て、pチャンネル型MOSFETQ18,Q19とnチ
ャンネル型MOSFETQ20,Q21からなるCMO
Sラッチ回路と、上記nチャンネル型MOSFETQ2
0とQ21の共通ソースに接地電位を供給するスイッチ
MOSFETQ22からなるメインアンプの入力端子と
接続される。上記スイッチMOSFETQ22のゲート
には、制御信号racが供給される。そして、かかるメ
インアンプの出力信号は、上記制御信号racをイネー
ブル信号とするラッチ回路ffにより保持され、出力信
号qが形成される。
【0051】図10には、この発明に係るdramの書
き込み動作を説明するための説明図が示されている。ダ
イナミック型メモリセルは、記憶キャパシタに電荷があ
るか無いかの状態により2値の情報記憶を行なう。ワー
ド線を選択してアドレス選択用のMOSFETをオン状
態にすると、上記キャパシタには、ビット線のプリチャ
ージ電荷との結合に対応した電荷となる。したがって、
ワード線の選択を行なうとそれと交差するビット線に設
けられたセンスアンプを活性化し、メモリセルが接続さ
れたビット線の電位をもとの記憶電荷に対応したハイレ
ベル又はロウレベルに増幅して再書き込み(リフレッシ
ュ)を行なう必要がある。
【0052】読み出し動作では、カラム選択動作により
上記リフレッシュされたビット線のハイレベルとロウレ
ベルをカラムスイッチを通して前記メインアンプに伝え
て読み出すことになる。これに対して、書き込み動作で
は、上記メモリセルの記憶状態とは逆情報の書き込み
で、上記センスアンプが増幅動作を完了し、CMOSラ
ッチ回路が安定した状態を、グローバルビット線gbと
/gbからの書き込み信号に従って反転させる必要があ
る。例えば/blがハイレベルでblがロウレベルのと
きに、グローバルビット線/gbをロウレベルに、gb
をハイレベルにするメモリセルへの反転書き込み動作
は、次のような(1)ないし(4)の各動作に分解する
ことができる。
【0053】(1)ビット線/blの引き下げ 書き込み初期では、グローバルビット線/gblへ流し
出す電流で、ビット線bl電位を引き下げる。この時、
センスアンプのpチャンネル型MOSFETQ5はオン
状態に有り、カラム選択スイッチMOSFETQ8はこ
れに勝る駆動力でいわば「力任せに」駆動する。この動
作はカラム選択スイッチMOSFETQ8とセンスアン
プのpチャンネル型MOSFETQ5との間のコンダク
タンス比率(カラム選択スイッチMOSFETQ8がM
OSFETQ5に比べて2倍程度大きいコンダクタン
ス)で決まりが、これが書き込みマージンとなる。
【0054】書き込み動作のマージンの観点からは、上
記比率は大きい程よいことが判るが、反面読み出しマー
ジンを確保するため、言い換えるならば、グローバルビ
ット線gbとの接続によって、グローバルビット線gb
のプリチャージ電圧によって、上記センスアンプのラッ
チ状態(メモリセルの再書き込み状態)が反転させられ
てしまうのを防ぐために、カラム選択スイッチMOSF
ETQ8とセンスアンプのnチャンネル型MOSFET
Q7と間には、一定の比率(センスアンプのnチャンネ
ル型MOSFETQ7が上記MOSFETQ8に比べて
1.5〜2.0倍大きいコンダクタンス)が必要で在
る。このとき、ハイレベルのグローバルビット線gbか
ら流し込んだ電流は、CMOSラッチ回路のオン状態の
nチャンネル型MOSFETQ6を通してそのまま共通
ソース線csn(=vss)へ流れ、ビット線bl電位
の上昇には寄与しない。
【0055】(2)ビット線blの引き上げ1 上記ビット線/bl電位が十分にを引き下げられると、
センスアンプのnチャンネル型MOSFETQ6がオン
状態からオフ状態に切り換えられ、グローバルビット線
gbから流し込んだ電流で、ビット線bl電位が上げら
れる。この動作はビット線blが、カラム選択信号cs
の選択レベルからMOSFETQ9のしきい値電圧vt
下がつたところでまで上昇させられる。
【0056】(3)ビット線blの引き上げ2 これに続き、最後はセンスアンプのpチャンネル型MO
SFETQ4のみでビット線blを引き上げる。つま
り、ビット線/blのロウレベルにより、pチャンネル
型MOSFETQ4がオン状態となって、ビット線bl
を共通ソース線cspに与えられた動作電圧vddに対
応したハイレベルに引き上げる。
【0057】(4)メモリセルの蓄積ノードsnの引き
上げ メモリセルの蓄積ノードsnは、アドレス選択MOSF
ETがオン状態であるので、ビット線blの前記のよう
な電位変化に対応して変化し、最終的には上記ビット線
blの電源電圧vddのようなハイレベルに対応した情
報電荷が書き込まれる。
【0058】素子の微細化等によりMOSFETのしき
い値電圧vtは、約0.4V程度のときに、電源電圧v
ddを1V程度に低くすると、上記(2)の動作におい
て、ビット線blの引き上げにおいて、MOSFETM
OSFETQ7のしきい値電圧(0.4V)に到達しな
いおそれがある。つまり、MOSFETQ9のしきい値
電圧は、上記約0.4V程度であっても、ビット線bl
の電位上昇によりソース電位が高くなり、基板効果によ
って実効的なしきい値電圧が上記0.4Vよりも大きく
なる。MOSFETQ7とQ5からなるCMOSインバ
ータ回路のロジックスレッショルドは、上記のようにM
OSFETQ7のコンダクタンスがMOSFETQ5の
コンダクタンスよりも約4倍程度大きくなるので、電源
電圧vddの1/2(=0.5V)よりも低くなるが、
上記MOSFETQ7のしきい値電圧vt(0.4V)
よりも大きくなる。
【0059】上記グローバルビット線gbのハイレベル
(vdd)によって、上記MOSFETQ7とQ5から
なるCMOSインバータ回路を反転させるには、上記ロ
ジックスレッショルドよりも高くなる必要があるが、上
記MOSFETQ9によるレベル損失分を考慮すると反
転書き込みが不能となる可能性が高い。素子特性のバラ
ツキや電源電圧vddの変動分も考慮すると、上記の書
き込み動作を保証することができない。
【0060】仮に、書き込み動作が可能であったとて
も、上記(3)の動作において、Pチャンネル型MOS
FETQ5によるビット線blの引き上げに時間がかか
り、センスアンプsaによるメモリセルからの読み出し
時間に比べて書き込み時間が長くなって、かかる書き込
み時間によりメモリサイクルが律束されて、動作速度が
遅くなってしまうという問題が生じる。
【0061】書き込み速度を上げるには、単純に全体の
駆動力を上げることが有効で在る。つまり、素子サイズ
の大きなものを用いる。しかし副作用として素子の占有
面積が大きくなって、ダイナミック型メモリセルを用い
ることの意味を無くしてしまう。そこで、この実施例で
は、カラム選択を行なうMOSFETQ8,Q9のしき
い値電圧vtを実効的に下げて、上記(3)の時間を短
縮する対策を行なうようにするものである。
【0062】この実施例では、カラム選択用のスイッチ
MOSFETQ8,Q9のしきい値電圧vtをセンスア
ンプ等を構成する他の回路のMOSFETよりも小さな
しきい値電圧に設定する。つまり、電源電圧vddによ
っても異なるが、前記の例では0.2Vあるいはディプ
レッションモードのMOSFETを用いるようにする。
つまり、カラム選択のスイッチMOSFETのみを、プ
ロセス的に低vt化する。
【0063】書き込み動作と読み出し動作とのバランス
を要求されるカラム選択時の特性は、電源電圧や温度の
変動に対し比較的安定(同じ方向に変動し差が出ない)
なプロセス調整であり、読み出しマージンの劣化が少な
い。しかしながら、非選択状態のゲート電圧を回路の接
地電位のようなロウレベルにすると、グローバルビット
線gbから非選択のビット線blとの間でリーク電流が
発生する。仮に、非選択のビット線blが1000対存
在し、選択されたビット線blに1mA/μmの電流を
流したとすると、リーク電流が1μA/μmであっても
非選択の1000対のビット線にも約1mA/μmもの
電流が流れて、雑音/信号が同程度となって読み出しを
不能にしてしまし、書き込みでは書き込みアンプの電流
供給能力が2倍必要になってしまう。
【0064】そこで、この実施例では図11の波形図に
示すように、カラム選択信号csの非選択レベルを降圧
した負電圧vdlにするものである。つまり、選択レベ
ルは、電源電圧vddとし、非選択レベルを負電圧vd
lとすることにより、上記選択状態での書き込みレベル
の損失を小さくし、非選択状態でのリーク電流を低減さ
せるものである。この場合、活性時の電圧は電源電圧v
ddであり読み出しマージンを劣化させることは無い。
また非活性時の降圧電位は、設計的に見てスイッチMO
SFETQ8,Q9等のリ―ク電流抑制が目的で下限は
無い、これはワード線の昇圧された選択レベル同様の制
限であり微妙な電圧制御は必要ない。
【0065】上記のカラム選択を行なうスイッチMOS
FETのしきい値電圧vtを実効的に下げるには、図2
2に示すように選択信号csを電源電圧vdd以上に昇
圧してもよい。つまり、メモリセルのからのフルリード
/ライトを行なうためにワード線(ローカルワード線)
をアドレス選択MOSFETQmのしきい値電圧以上に
高くする手法と同様である。このようなワード線の選択
においては、設計的に要求されるワード線の昇圧電圧v
dhは、下限(vdd+vt)のみで上限はない。
【0066】したがって、上記カラム選択動作のため
に、選択信号csの電源としてワード線の昇圧電圧vd
hを利用することが便利であるが、この制御信号csの
電圧レベルは、直接的に読み出しマージンに影響を及ぼ
す。つまり、制御信号csの電位が上昇すると、MOS
FETQ8,Q9等の駆動力が上がり、読み出しマージ
ンが劣化する。逆に、制御信号csの電位が上昇する
と、MOSFETQ8,Q9等のしきい値電圧vtによ
るレベル損失が生じて書込時間が長くなる。したがっ
て、制御可能な範囲が極めて狭く、微妙な制御が要求さ
れて書き込みと読み出しの動作マージンが悪化するとい
う問題を有する。したがって、上記昇圧電圧vcを用い
る場合には、専用の安定化された昇圧電圧発生回路を形
成する必要があるので回路規模が大きくなってしまう。
【0067】図12には、この発明に係るdramの読
み出し動作の一例を示す波形図が示されている。入力さ
れたアドレス信号addを解読し、ローカルワード(以
下、単にワード線という)線wlが選択される。特に制
限されないが、この実施例では、ワード線wlの非選択
レベルは、負電圧vdlにされる。この結果、メモリセ
ルのアドレス選択MOSFETは、基板に与えられる負
電圧(バックバイアス)と、上記のようなワード線の負
電圧とによって、リーク電流が抑えられて情報保持時間
を長くすることができる。
【0068】別の観点では、上記リーク電流を低減させ
るために、メモリセルのMOSFETのゲート絶縁膜を
厚く形成することなく、メモリセルのMOSFETを他
の周辺回路のMOSFETと同じ構造とすることができ
る。これにより、プロセスの簡素化を図ることができ
る。特に、前記のようなシステムLSIでは、プロセッ
サ等の標準的なCMOSプロセスに合わせてdramが
形成できるという利点が生じる。
【0069】ワード線の選択動作により、ビット線bl
と/blにはメモリセルの記憶電荷に対応した微小な電
位差が発生し、センスアンプの駆動電圧csnとcsp
によるオーバードライブによってビット線blと/bl
の電位差が拡大させられる。ビット線blと/blが電
源電圧vddと接地電位vssまで拡大すると、上記駆
動電圧csnとcspは上記電圧vddとvssに切り
換えられる。
【0070】カラム選択動作によって、制御信号csが
前記負電圧vdlのような非選択レベルから電源電圧v
ddのような選択レベルに切り換えられると、スイッチ
MOSFETがオン状態となって、選択されたビット線
bl,/blとグローバルビット線gb,/gbとを接
続する。グローバルビット線gb,/gbは、電源電圧
vddにプリチャージされているので、上記カラムの選
択動作によって、ロウレベルにされたビット線/blが
いったんもちあがるが、センスアンプによって回路の接
地電位vssのようなロウレベルに戻される。グローバ
ルビット線gbと/gbの信号は、メインアンプにより
増幅され、ラッチ回路を通して出力信号qが出力され
る。
【0071】図13には、この発明に係るdramの書
き込み動作の一例を示す波形図が示されている。入力さ
れたアドレス信号addを解読してワードwlが選択さ
れ、ビット線blと/blにはメモリセルの記憶電荷に
対応した微小な電位差が発生し、センスアンプの駆動電
圧csnとcspにより増幅される。ここまでは、上記
のような読み出し動作と同一である。前記のようにdr
amでは、ワード線の選択動作によってキャパシタの情
報電荷が実質的に失われてしまうので、上記のようなセ
ンスアンプの増幅動作によるビット線blと/blの電
位をメモリセルのキャパシタに再書き込みされる。
【0072】カラム選択動作によって、制御信号csが
前記負電圧vdlのような非選択レベルから電源電圧v
ddのような選択レベルに切り換えられると、スイッチ
MOSFETがオン状態となって選択されたビット線b
l,/blとグローバルビット線gb,/gbとを接続
する。グローバルビット線gb,/gbに、書き込みア
ンプから書き込み信号が伝えられると、それに従ってセ
ンスアンプのラッチ状態が前記のように反転し、ビット
線blと/blの電位が逆転して、メモリセルに書き込
まれる。
【0073】図14には、この発明に係る半導体集積回
路装置の一実施例の概略素子構造断面図が示されてい
る。同図では、層間絶縁膜等を省略し、MOSFETを
構成するソース,ドレイン拡散層は、白塗りがp型を、
黒塗りがn型を示している。同図においては、システム
LSI等を構成する半導体集積回路装置のうちdram
のメモリセルエリアとセンスアンプ及びローカルワード
ドライバ部が示されている。
【0074】回路の接地電位vssが与えられたp型の
半導体基板psubの表面に、深い深さのn型ウェル領
域がdramのメモリセルエリアとセンスアンプ及びロ
ーカルワードドライバ部の全体に形成される。つまり、
この領域はn型分離領域nisoを構成するものであ
る。上記n型分離領域nisoには、p型ウェル領域p
welが形成され、ここに上記メモリセルのアドレス選
択MOSFETや、センスアンプ等のnチャンネル型M
OSFETが形成される。pチャンネル型MOSFET
は、n型ウェル領域nwelに形成される。
【0075】特に制限されないが、n型ウェル領域nw
elと上記分離領域nisoは、互いに接合することに
より電気的に接続されており、上記n型ウェル領域に形
成されたオーミックコンタクト用のn型半導体領域を介
して昇圧電圧vdhがバイアス電圧として上記n型ウェ
ル領域nwel及び分離領域nisoに与えられる。上
記p型ウェル領域pwelには、オーミックコンタクト
用のp型半導体領域を介して負電圧vdlがバイアス電
圧として与えられる。上記バイアス電圧vblは、メモ
リアレイを含む広い面積のp型ウェル領域pwelに給
電されており、更に昇圧電圧vbhは上記p型ウェル領
域pwelを包括するような分離領域nisoに与えら
れる。したがって、この間の寄生容量は、電源vdhと
vdl間の安定化容量として有効であり、前記図1に示
したような電圧変換回路IMVCでこれらの電圧vdh
とvdlを形成した場合に有効に働く。
【0076】図15には、この発明に係る半導体集積回
路装置の一実施例の概略素子構造断面図が示されてい
る。同図では、前記同様に層間絶縁膜等を省略し、MO
SFETを構成するソース,ドレイン拡散層は、白塗り
がp型を、黒塗りがn型を示している。同図において
は、システムLSI等を構成する半導体集積回路装置の
うちアドレス選択回路あるいは他の論理回路等の部分が
示されている。
【0077】上記n型分離領域nisoには、p型ウェ
ル領域pwelが形成され、ここに上記nチャンネル型
MOSFETが形成される。pチャンネル型MOSFE
Tは、n型ウェル領域nwelに形成される。上記n型
ウェル領域nwelと上記分離領域nisoは、互いに
接合することにより電気的に接続されており、上記n型
ウェル領域に形成されたオーミックコンタクト用のn型
半導体領域を介して電源電圧vddがバイアス電圧とし
て上記n型ウェル領域nwel及び分離領域nisoに
与えられる。上記p型ウェル領域pwelには、オーミ
ックコンタクト用のp型半導体領域を介して回路の接地
電位vssがバイアス電圧として与えられる。
【0078】図16には、前記図2及び図4等で示した
ローカルワードドライバlwdの一実施例の回路図が示
されている。駆動回路driveから出力された主ワー
ド線gwbとサブワード選択線fxで特定の1本のロー
カルワード線lwを駆動する。ドライバの形式はノア
(nor)型であり、図16(A)、(B)のように奇
数または偶数のローカルワードのみを駆動する128個
が1列に配置される。偶数及び奇数のドライバは交互に
配置され、お互いにメモリアレイary上で補間関係と
なる。これらのノアゲート回路は、回路図に示されてい
るように昇圧電圧vdhと負電圧vdlで動作するゲー
ト回路であり、ローカルワード線lw及び主ワード線g
wbの何れも回路の接地電位vss以下の負電圧vdl
と電源電圧vdd以上の昇圧電圧vdhの間で振幅する
駆動信号が与えられる。
【0079】図17には、上記ローカルワードドライバ
lwdとセンスアンプsaの駆動回路の一実施例の回路
図が示されている。同図には、前記4の各クロスエリア
scl[1]〜[4]とscr[1]〜[4]が4種類
に分けられてそれぞれ示されている。センスアンプの共
通ソース線cspとcsnに駆動電圧を与える駆動MO
SFETはこの部分に分散配置される。これらの回路
は、基本的には同じ回路であるので、クロスエリアsc
l[1]と[3]を例にして以下説明する。
【0080】まず信号sa[0]とsa[1]をゲート
に受けるpチャンネル型MOSFETQ10とnチャン
ネル型MOSFETQ12により共通ソース線csp及
びcsnには昇圧電圧vdh、降圧電圧vdlが供給さ
れてセンスアンプsaの増幅動作を加速する。ビット線
blとblbの電位が電源電圧vdd、vss近傍まで
駆動された後、信号sa[0]とsa[1]から信号s
a[2]とsa[3]に切り替えられ、上記MOSFE
TQ10とQ12がオフ状態になり、MOSFETQ1
1とQ13がオン状態となって、共通ソース線cspは
電源電圧vddとなり、共通ソース線csnは回路の接
地電位vssとなってセンスアンプが保持状態となる。
上記回路に入力される信号sa[0]〜sa[3]の信
号振幅は、vdh−vdlである。
【0081】ローカルワードドライバlwdを駆動する
サブワード選択信号fxは、vdh−vdl振幅で送ら
れるが、カラムスイッチの制御信号csは、インバータ
回路ivのように区別されており、電源電圧vddと降
圧電圧vdlで動作するものが用いられ、ハイレベルが
昇圧電圧vdhではなく電源電圧vddとされ、ロウレ
ベルは前記のように負電圧vdlにされる。
【0082】図18には、この発明に係るdramに用
いられるレベル変換回路isの一実施例の回路図が示さ
れている。darmに対する入力信号は、全て電源電圧
vddと回路の接地電位vssからなる振幅で入力さ
れ、このブロックでvdh−vdl振幅に変更される。
それぞれの変換回路isは、2段構成となっており、1
段目のMOSFETQ30〜Q39からなる回路で上側
の電位をvddからvdhに変換し、その後2段目のM
OSFETQ40〜Q49からなる回路で下側の電位を
回路の接地電位vssから負電圧vdlに変換する。
【0083】図19には、前記図3のモニタ回路mon
の一実施例の回路図が示されている。MOSFETQ5
0とMOSFETQ51により、センスアンプの共通ソ
ース線cspの電圧を分圧し、その電圧がvddに達し
たことをインバータ回路のロジックスレッショルド電圧
で判定し、信号bitsenを形成する。この回路mo
nと、図20に示した回路sqは、次の動作波形図を参
照して説明する。
【0084】図21には、この発明に係るdramの全
体の動作を説明するための波形図が示されている。この
発明に係るdramの動作シーケンスはメモリマットm
atの上下に配置された上記図19と図20に示した回
路(sqとmon)間の信号のやり取りで行われる
【0085】信号closeはdramをプリチヤージ
状態に遷移させる信号である。既にプリチャージ状態に
あるメモリマットmatに、この信号が入った場合は、
何も行われない。信号openはマットを活性状態にす
る起動信号である。プリチャージ状態にあるメモリマッ
トmatにこの信号が入った場合、まず信号statu
sが論理1(ハイレベル)となる。これに続きプリチャ
ージ信号pcbがハイレベル(非活性)になり、ビット
線blのプリチャージ動作(イコライズ)を止める。
【0086】回路monはプリチャージ信号pcbがハ
イレベルとなったことを信号遠端(上側)で検出し、信
号wcを論理1のハイレベルとして、ワード線を活性化
動作に入れる。つまり、信号wcが活性化されるとモニ
ター用ワード線mgwbが論理0のロウレベル(活性
化)にされ、この信号が上辺の回路monへ送られる。
回路monにおいてmgwbの活性化が検出されるとw
sen信号として下辺の回路sqに返す。
【0087】回路sqはこれを受けることで、ビット線
blに信号が出たと認識し、センスアンプ活性信号を起
動する。このとき起動されるセンスアンプはsa[0]
とsa[1]であり、すなわちvdh、vdlの昇圧/
降圧の駆動電圧を出力する。その後、回路monにてビ
ット線bl動作を擬似的に確認する回路の動作を受け、
ほぼビット線blが電源電圧vdd又は回路の接地電位
vss近くまで駆動されたことを予知し、bitsen
信号を発行しセンスアンプ駆動信号を電源電圧と回路の
接地電位vdd−vss振幅に切り替える。これらの信
号は先に述べたのメモリマットmatを往復すること
で、ロウ(row)系動作の終了信号reとなる。
【0088】活性状態にあるメモリマットmatにcl
ose信号が入った場合は、まず信号statusが0
となる。これに続き信号ceを0(非活性)とし、カラ
ム(column)動作をを止める。さらにモニターワード線
の動作で、本体ワード線の非活性化を確認した後、信号
wcsenを下げ、続いてセンスアンプsaを非活性化
する。さらにセンスアンプの非活性化を確認後、ビット
線blのプリチヤージを開始する。
【0089】カラム(column)は、読み出し/書込を行
うため、信号csによるビット線blと共通ビット線g
b間の接続要求信号である。この信号はre(ロウ系活
性終了信号)と信号statusが活性の時のみ有効で
ある。この信号が有効になった場合、ce信号が出さ
れ、アドレスayにより選ばれたカラム選択信号csが
活性化する
【0090】読み出し動作は、電源電圧vddにプリチ
ャージされた共通ビット線gbを、センスアンプで引き
落とし信号量を取り出す。書込動作はカラム選択信号c
sの活性化と同時に共通ビット線gblを電源電圧vd
d又は回路の接地電位vssに駆動する。
【0091】この実施例では、上記のように回路mon
とsqの間で信号のやり取りによって、各回路の動作を
モニタしつつ、プリチャージの終了、ワード線の選択、
センスアンプのオーバードライブ期間等のタイミング発
生するものであるので、素子のプロセスバラツキを考慮
したワーストケースを考慮したタイミングマージンの設
定が不要になる。それ故、回路動作の安定化と高速化を
図ることができる。
【0092】図23には、この発明に係るダイナミック
型ramのメモリセルアレイの他の一実施例の説明図が
示されている。この実施例では、センスアンプsaを中
心にして左右にビット線blと/blとがほぼ直線上に
延長されるという、いわゆる1交点方式とされる。この
構成では、ワード線とビット線の交点にメモリセルが設
けられるので、メモリセルを集積度を前記のような折り
返しビット線方式に比べて約1.5倍程度高くすること
ができる。
【0093】図23(a)には、センスアンプsaを挟
むように形成された2つのメモリマットmat0とma
t1のレイアウトが示され、図23(b)には、図23
(a)のA−A’部分の素子断面構造が示されている。
同図においては、上記メモリマットmat0とmat1
間に設けられるセンスアンプsa領域のレイアウト及び
断面は省略されている。
【0094】ACTはMOSFETの活性領域であり、
SNCTはメモリセルの蓄積ノードSNと活性化領域A
CTに形成されるMOSFETの上記蓄積ノードSNに
対応したソース,ドレイン拡散層とを接続するコンタク
ト(接続部)であり、BLCTはビット線blと活性化
領域ACTに形成されるMOSFETのビット線blに
対応したメモリセルの入出力端子に対応したソース,ド
レイン拡散層とを接続するコンタクト(接続部)であ
る。CPは記憶キャパシタの容量絶縁膜を示す。ここ
で、第1層目金属層M1とビット線BLは同じ配線層で
あり、1層目ポリシリコン層FGとローカルワード線w
lも同じ配線層で構成される。
【0095】図23(b)に示すようにSAの両側に設
けられるメモリマットmat0とmat1のプレート電
極PLをセンスアンプsa上で切らずに、プレート電極
PLを構成する電極それ自体で接続することにより、メ
モリマットmat0のプレート電極PLとメモリマット
mat1のプレート電極PL間の抵抗を大幅に低減する
ことが可能になる。
【0096】メモリセルはCOB(Capacitor over Bit
line)構造を用いている。すなわち、蓄積ノードSNを
ビット線blの上部に設ける。このことによって、プレ
ート電極PLはメモリマットmat中でビット線blと
上記アドレス選択MOSFETの接続部BLCTにより
分断されることなく、1枚の平面状に形成することがで
きるため、プレート電極PLの抵抗を低減することが可
能である。
【0097】この実施例では、図23(b)に示すよう
に、プレート電極PLがPL(D)とPL(U)のよう
な積層構造とされ、かかるプレート電極PLのシート抵
抗値を下げることができ有利である。一例として、記憶
キャパシタの容量絶縁膜CPにBSTやTa2O5のよ
うな高誘電体膜を用いた場合、下部電極(蓄積ノード)
SN及び上部電極下層PL(D)にはRuを用いると、
記憶キャパシタCSの容量を高めることができる。Ru
はポリSiに比べるとシート抵抗値が低いため、プレー
ト電極PLの抵抗値を下げることが出来る。
【0098】さらに、この構造にプレート電極PL
(U)としてWを積層すると、プレート電極PLの抵抗
値をさらに下げることができる。このようにして、プレ
ート電極PL自体の抵抗値を下げると、プレート電極P
Lにのったノイズが打ち消される速度が高速化され、プ
レート電極PLノイズが低減される。また、プレート電
極PL(D)としてはTiNを用いてもよい。この場合
も上記と同様の効果が得られる。
【0099】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 複数からなるダイナミック型メモリセルが接続
された第1のビット線対に対応した一対の入出力ノード
を有し、ソースに第1電圧が与えらる第1導電型とソー
スに第2電圧が与えられる第2導電型のMOSFETで
構成されたラッチ回路からなるセンスアンプと、選択信
号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の入出力ノード
と上記第1ビット線の複数に対して共通に設けられた第
2ビット線対を選択的に接続する一対の第1導電型のス
イッチMOSFETとを備え、上記スイッチMOSFE
Tのしきい値電圧を上記ラッチ回路を構成する第1導電
型のMOSFETのしきい値電圧よりも絶対値的に小さ
くし、かかるスイッチMOSFETをオフ状態にする選
択信号のレベルを、上記第2電圧を基準にして上記第1
電圧よりも絶対値的に大きな電圧にすることにより、低
電圧での動作マージンの確保と高速化を実現したdra
mを得ることができるという効果が得られる。
【0100】(2) 上記に加えて、上記ワード線の選
択動作によって上記一対のビット線対のうちの一方のビ
ット線に上記メモリセルから読み出された電圧と、上記
他方のビット線のプリチャージ電圧との電圧差を受けて
電源電圧に対応した第1電圧と第2電圧に増幅する上記
CMOSラッチ回路に対し、上記増幅動作開始時におい
て、上記ビット線が第1電圧又は第2電圧に到達するま
での間に上記第1電圧又は第2電圧よりも絶対値的に大
きな動作電圧を与えられるオーバードライブ期間を設け
ることによっていっそうの高速化を実現できるという効
果が得られる。
【0101】(3) 複数からなる第1のビット線対と
複数のワード線との交点に複数からなるダイナミック型
メモリセルを設け、上記第1のビット線対に対応した一
対の入出力ノードを有し、第1導電型と第2導電型のM
OSFETで構成されたラッチ回路からなる増幅回路を
設け、選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の
入出力ノードを共通に設けられた第2ビット線対を接続
する一対の第1導電型のスイッチMOSFETを設け、
上記スイッチMOSFETのしきい値電圧を上記ラッチ
回路を構成する第1導電型のMOSFETのしきい値電
圧よりも絶対値的に小さくし、かつ、かかるスイッチM
OSFETをオフ状態にする選択信号のレベルを、かか
るスイッチMOSFETのソース電位よりも絶対値的に
低い電位にすることによって、低電圧での動作マージン
の確保と高速化を実現したdramを得ることができる
という効果が得られる。
【0102】(4) 上記に加えて、上記ワード線の選
択動作によって上記一対のビット線対のうちの一方のビ
ット線に上記メモリセルから読み出された電圧と、上記
他方のビット線のプリチャージ電圧との電圧差を受けて
電源電圧に対応した第1電圧と第2電圧に増幅する上記
CMOSラッチ回路に対し、上記増幅動作開始時におい
て、上記ビット線が第1電圧又は第2電圧に到達するま
での間に上記第1電圧又は第2電圧よりも絶対値的に大
きな動作電圧を与えられるオーバードライブ期間を設け
ることによっていっそうの高速化を実現できるという効
果が得られる。
【0103】(5) 複数からなる第1のビット線対と
複数のワード線とのダイナミック型メモリセルを設けて
メモリアレイを構成し、上記第1のビット線対に対応し
た一対の入出力ノードを有し、第1導電型と第2導電型
のMOSFETで構成されたラッチ回路からなるセンス
アンプを設け、選択信号を受けて上記複数のラッチ回路
の一対の入出力ノードを共通に設けられた第2ビット線
対を接続する一対の第1導電型のスイッチMOSFET
を設け、上記スイッチMOSFETと第1導電型のMO
SFETとを同一の構造とし、かつ、かかるスイッチM
OSFETをオン状態にする選択信号のレベルを、上記
第1電圧を基準にして上記第2電圧よりも絶対値的に大
きな電圧にすることにより、低電圧での動作マージンの
確保と高速化を実現したdramを得ることができると
いう効果が得られる。
【0104】(6) 上記に加えて、上記ワード線の選
択動作によって上記一対のビット線対のうちの一方のビ
ット線に上記メモリセルから読み出された電圧と、上記
他方のビット線のプリチャージ電圧との電圧差を受けて
電源電圧に対応した第1電圧と第2電圧に増幅する上記
CMOSラッチ回路に対し、上記増幅動作開始時におい
て、上記ビット線が第1電圧又は第2電圧に到達するま
での間に上記第1電圧又は第2電圧よりも絶対値的に大
きな動作電圧を与えられるオーバードライブ期間を設け
ることによっていっそうの高速化を実現できるという効
果が得られる。
【0105】(7) 複数からなる第1のビット線対と
複数のワード線との交点にダイナミック型メモリセルを
複数個設けてメモリアレイを構成し、上記第1のビット
線対に対応し、ソースに第1電圧が与えらる第1導電型
とソースに第2電圧が与えられる第2導電型のMOSF
ETで構成されたラッチ回路からなるセンスアンプの一
対の入出力ノードを対応させ、選択信号を受けて上記複
数のラッチ回路の一対の入出力ノードを共通に設けられ
た第2ビット線対を接続する一対の第1導電型のスイッ
チMOSFETを設け、上記スイッチMOSFETのし
きい値電圧を上記ラッチ回路を構成する第1導電型のM
OSFETのしきい値電圧よりも絶対値的に小さくし、
かつ、かかるスイッチMOSFETをオフ状態にする選
択信号のレベルを、かかるスイッチMOSFETのソー
ス電位よりも絶対値的に低い電位にすることによって、
低電圧での動作マージンの確保と高速化を実現したdr
amを得ることができるという効果が得られる。
【0106】(8) 上記に加えて、上記ワード線の選
択動作によって上記一対のビット線対のうちの一方のビ
ット線に上記メモリセルから読み出された電圧と、上記
他方のビット線のプリチャージ電圧との電圧差を受けて
電源電圧に対応した第1電圧と第2電圧にセンスアンプ
で増幅するとき、上記ビット線が第1電圧又は第2電圧
に到達するまでの間に上記第1電圧又は第2電圧よりも
絶対値的に大きな動作電圧が与えられるオーバードライ
ブ期間を設けることによって、いっそうの高速化を図る
ことができるという効果が得られる。
【0107】(9) 上記に加えて、上記第1導電型を
nチャンネル型とし、上記第2導電型はpチャンネル型
とし、上記第1電圧を電源電圧とし、上記第2電圧を回
路の接地電位とし、上記スイッチMOSFETをオフ状
態にする選択信号のレベルを接地電位よりも低い負電圧
とすることにより、高集積化を図りつつ高速化を実現す
ることができるという効果が得られる。
【0108】(10) 上記に加えて、上記メモリセル
を選択MOSFETと記憶キャパシタで構成し、上記選
択MOSFETをp型のウェル領域に形成し、上記p型
ウェル領域をp型基板に形成された深い深さのn型分離
領域内に形成して負電圧を与え、上記n型分離領域には
上記第1電圧よりも高くされた昇圧電圧を与えることに
より、寄生容量を電圧の安定化容量として用いることが
できるとともに、上記負電圧を上記スイッチMOSFE
Tをオフ状態にする選択信号と、上記センスアンプのオ
ーバードライブ及びワード線の非選択レベルと併用し、
上記昇圧電圧を上記ワード線の選択レベルと上記センス
アンプのオーバードライブに併用することによりにより
回路の簡素化も図ることができるという効果が得られ
る。
【0109】(11) 上記に加えて、上記第1電圧を
上記センスアンプを構成するnチャンネル型MOSFE
Tと同じMOSFETを用いてゲート及びドレインに上
記第1電圧を与えた場合における上記センスアンプのラ
ッチ状態を反転させるのに要する時間が、上記センスア
ンプの読み出し増幅時間よりも長くなるような低電圧に
することにより、低消費電力化と高速化とを実現するこ
とができるという効果が得られる。
【0110】(12) 上記に加えて、上記スイッチM
OSFETのオン状態でのコンダクタンスを、上記セン
スアンプのオン状態のpチャンネル型MOSFETのコ
ンダクタンスに比べて書き込みマージンを確保するよう
大きくし、上記スイッチMOSFETのオン状態でのコ
ンダクタンスを、上記センスアンプのnチャンネル型M
OSFETのオン状態でのコンダクタンスに比べて読み
出しマージンを確保するよう小さくすることにより、動
作の安定化を図ることができるという効果が得られる。
【0111】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、カラ
ム選択を行なうスイッチMOSFETは、pチャンネル
型のMOSFETを用いるものであってもよい。この場
合、そのしきい値電圧をセンスアンプを構成するpチャ
ンネル型MOSFETよりも小さくした場合には、vs
s−vdhのような信号振幅の制御信号csを供給すれ
ばよい。また、両者を同じしきい値電圧で構成した場
合、制御信号csをvdl−vddのような信号振幅に
すればよい。dramを構成する各回路の具体的構成
は、種々の実施形態を採ることができる。この発明は、
システムLSIに搭載されるdramの他、汎用dra
mあるいはシンクロナスdram等に広く利用すること
ができる。
【0112】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、複数からなるダイナミック
型メモリセルが接続された第1のビット線対に対応した
一対の入出力ノードを有し、ソースに第1電圧が与えら
る第1導電型とソースに第2電圧が与えられる第2導電
型のMOSFETで構成されたラッチ回路からなるセン
スアンプと、選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の
一対の入出力ノードと上記第1ビット線の複数に対して
共通に設けられた第2ビット線対を選択的に接続する一
対の第1導電型のスイッチMOSFETとを備え、上記
スイッチMOSFETのしきい値電圧を上記ラッチ回路
を構成する第1導電型のMOSFETのしきい値電圧よ
りも絶対値的に小さくし、かかるスイッチMOSFET
をオフ状態にする選択信号のレベルを、上記第2電圧を
基準にして上記第1電圧よりも絶対値的に大きな電圧に
することにより、低電圧での動作マージンの確保と高速
化を実現したdramを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体集積回路装置に設けられ
るダイナミック型ramの一実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明に係るdramのメモリセルアレイ部
の一実施例を示す概略レイアウト図である。
【図3】上記dramのコア部分の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図4】上記メモリマットmatの一実施例を示す内部
レイアウト図である。
【図5】上記メモリアレイaryの一実施例を示す回路
図である。
【図6】上記メモリアレイaryの一実施例を示す回路
図である。
【図7】上記センスアンプ部の一実施例を示す回路図で
ある。
【図8】上記センスアンプ部の一実施例を示す回路図で
ある。
【図9】この発明に係るdramにおけるメモリセルか
らデータの入出力回路に至る信号伝達経路を説明するた
めの回路図である。
【図10】この発明に係るdramの書き込み動作を説
明するための説明図である。
【図11】この発明に係るdramの書き込み動作の一
例を説明するための波形図である。
【図12】この発明に係るdramの読み出し動作の一
例を示す波形図である。
【図13】この発明に係るdramの書き込み動作の一
例を示す波形図である。
【図14】この発明に係る半導体集積回路装置の一実施
例を示す概略素子構造断面図である。
【図15】この発明に係る半導体集積回路装置の一実施
例を示す概略素子構造断面図である。
【図16】前記図2及び図4等で示したローカルワード
ドライバlwdの一実施例を示す回路図である。
【図17】上記ローカルワードドライバlwdとセンス
アンプsaの駆動回路の一実施例を示す回路図である。
【図18】この発明に係るdramに用いられるレベル
変換回路isの一実施例を示す回路図である。
【図19】前記図3のモニタ回路monの一実施例を示
す回路図である。
【図20】前記図3の制御回路sqの一実施例を示す回
路図である。
【図21】この発明に係るdramの全体の動作を説明
するための波形図である。
【図22】この発明に係るdramの書き込み動作の他
の一例を説明するための波形図である。
【図23】この発明に係るダイナミック型ramのメモ
リセルアレイの他の一実施例の説明図である。
【符号の説明】 MCC…メモリ制御回路、VINTC…電源初期化回
路、IMVC…電圧変換回路、IOB…I/O内部バ
ス、ADBC…アドレスバス制御バス、dram…ダイ
ナミック型ランダム・アクセス・メモリ、sa…センス
アンプ、lwd…ローカルワードドライバ、amp…入
出力回路、mon…モニタ回路、drive…駆動回
路、ary…メモリアレイ、Q1〜Q49…MOSFE
T、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 敏夫 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 中西 悟 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 日 立超エル・エス・アイ・システムズ内 (72)発明者 安 義彦 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B024 AA04 AA15 BA05 BA11 BA15 BA25 BA29 CA01 CA07 CA27

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数からなる第1のビット線対と、 複数のワード線と、 上記第1のビット線対のうちの一方と上記ワード線との
    交点に設けられた複数からなるダイナミック型メモリセ
    ルと、 上記第1のビット線対に対応した一対の入出力ノードを
    有するCMOSラッチ回路からなる増幅回路と、 上記CMOSラッチ回路の一対の入出力ノードに対して
    共通に設けられた第2ビット線対と、 選択信号を受けて上記複数のCMOSラッチ回路の一対
    の入出力ノードと上記第2ビット線対とを接続する一対
    のMOSFETとを備え、 上記選択信号の信号振幅を上記CMOSラッチ回路のラ
    ッチ状態における一対の入出力ノードの電圧差よりも大
    きくしてなるメモリ回路を備えてなることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記CMOSラッチ回路は、上記ワード線の選択動作に
    よって上記一対のビット線対のうちの一方のビット線に
    上記メモリセルから読み出された電圧と、上記他方のビ
    ット線のプリチャージ電圧との電圧差を受けて電源電圧
    に対応した第1電圧と第2電圧に増幅するものであり、 上記増幅動作開始時において、上記ビット線が第1電圧
    又は第2電圧に到達するまでの間に上記第1電圧又は第
    2電圧よりも絶対値的に大きな動作電圧が与えられるオ
    ーバードライブ期間を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  3. 【請求項3】 複数からなる第1のビット線対と、 複数のワード線と、 上記第1のビット線対のうちの一方と上記ワード線との
    交点に設けられた複数からなるダイナミック型メモリセ
    ルと、 上記第1のビット線対に対応した一対の入出力ノードを
    有し、第1導電型と第2導電型のMOSFETで構成さ
    れたラッチ回路からなる増幅回路と、 上記ラッチ回路の一対の入出力ノードに対して共通に設
    けられた第2ビット線対と、 選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の入出力
    ノードと上記第2ビット線対とを接続する一対の第1導
    電型のスイッチMOSFETとを備え、 上記スイッチMOSFETのしきい値電圧を上記ラッチ
    回路を構成する第1導電型のMOSFETのしきい値電
    圧よりも絶対値的に小さくし、かつ、かかるスイッチM
    OSFETをオフ状態にする選択信号のレベルを、かか
    るスイッチMOSFETのソース電位よりも絶対値的に
    低い電位にしてなるメモリ回路を備えてなることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記ラッチ回路は、上記ワード線の選択動作によって上
    記一対のビット線対のうちの一方のビット線に上記メモ
    リセルから読み出された電圧と、上記他方のビット線の
    プリチャージ電圧との電圧差を受けて電源電圧に対応し
    た第1電圧と第2電圧に増幅するものであり、 上記増幅動作開始時において、上記ビット線が第1電圧
    又は第2電圧に到達するまでの間に上記第1電圧又は第
    2電圧よりも絶対値的に大きな動作電圧が与えられるオ
    ーバードライブ期間を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  5. 【請求項5】 複数からなる第1のビット線対と、 複数のワード線と、 上記第1のビット線対のうちの一方と上記ワード線との
    交点に設けられた複数からなるダイナミック型メモリセ
    ルと、 上記第1のビット線対に対応した一対の入出力ノードを
    有し、ソースに第1電圧が与えらる第1導電型とソース
    に第2電圧が与えられる第2導電型のMOSFETで構
    成されたラッチ回路からなるセンスアンプと、 上記ラッチ回路の一対の入出力ノードに対して共通に設
    けられた第2ビット線対と、 選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の入出力
    ノードと上記第2ビット線対とを接続する一対の第1導
    電型のスイッチMOSFETとを備え、 上記スイッチMOSFETと第1導電型のMOSFET
    とを同一の構造とし、かつ、かかるスイッチMOSFE
    Tをオン状態にする選択信号のレベルを、上記第1電圧
    を基準にして上記第2電圧よりも絶対値的に大きな電圧
    にしてなるメモリ回路を備えてなることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記ラッチ回路は、上記ワード線の選択動作によって上
    記一対のビット線対のうちの一方のビット線に上記メモ
    リセルから読み出された電圧と、上記他方のビット線の
    プリチャージ電圧との電圧差を受けて電源電圧に対応し
    た第1電圧と第2電圧に増幅するものであり、 上記増幅動作開始時において、上記ビット線が第1電圧
    又は第2電圧に到達するまでの間に上記第1電圧又は第
    2電圧よりも絶対値的に大きな動作電圧が与えられるオ
    ーバードライブ期間を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  7. 【請求項7】 複数からなる第1のビット線対と、 複数のワード線と、 上記第1のビット線対のうちの一方と上記ワード線との
    交点に設けられた複数からなるダイナミック型メモリセ
    ルと、 上記第1のビット線対に対応した一対の入出力ノードを
    有し、ソースに第1電圧が与えらる第1導電型とソース
    に第2電圧が与えられる第2導電型のMOSFETで構
    成されたラッチ回路からなるセンスアンプと、 上記ラッチ回路の一対の入出力ノードに対して共通に設
    けられた第2ビット線対と、 選択信号を受けて上記複数のラッチ回路の一対の入出力
    ノードと上記第2ビット線対とを接続する一対の第1導
    電型のスイッチMOSFETとを備え、 上記スイッチMOSFETのしきい値電圧を上記ラッチ
    回路を構成する第1導電型のMOSFETのしきい値電
    圧よりも絶対値的に小さくし、かかるスイッチMOSF
    ETをオフ状態にする選択信号のレベルを、上記第2電
    圧を基準にして上記第1電圧よりも絶対値的に大きな電
    圧にしてなるメモリ回路を備えてなることを特徴とする
    半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記ラッチ回路は、上記ワード線の選択動作によって上
    記一対のビット線対のうちの一方のビット線に上記メモ
    リセルから読み出された電圧と、上記他方のビット線の
    プリチャージ電圧との電圧差を受けて電源電圧に対応し
    た第1電圧と第2電圧に増幅するものであり、 上記増幅動作開始時において、上記ビット線が第1電圧
    又は第2電圧に到達するまでの間に上記第1電圧又は第
    2電圧よりも絶対値的に大きな動作電圧が与えられるオ
    ーバードライブ期間を有することを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、 上記第1導電型はnチャンネル型であり、上記第2導電
    型はpチャンネル型であり、 上記第1電圧は電源電圧であり、 上記第2電圧は回路の接地電位であり、 上記スイッチMOSFETをオフ状態にする選択信号の
    レベルは、接地電位よりも低い負電圧であることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のいずれかにおい
    て、 上記メモリセルは、選択MOSFETと記憶キャパシタ
    からなり、 上記選択MOSFETは、p型のウェル領域に形成さ
    れ、 上記p型ウェル領域は、p型基板に形成された深い深さ
    のn型分離領域内に形成されて、負電圧が与えられるも
    のであり、 上記n型分離領域には上記第1電圧よりも高くされた昇
    圧電圧が与えられるものであり、 上記負電圧は、上記スイッチMOSFETをオフ状態に
    する選択信号と、上記センスアンプのオーバードライブ
    及びワード線の非選択レベルにも併用されるものであ
    り、 上記昇圧電圧は、上記ワード線の選択レベルと上記セン
    スアンプのオーバードライブに用いられるものであるこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし10のいずれかにおい
    て、 上記第1電圧は、上記センスアンプを構成するnチャン
    ネル型MOSFETと同じMOSFETを用いてゲート
    及びドレインに上記第1電圧を与えた場合における上記
    センスアンプのラッチ状態を反転させるのに要する時間
    が、上記センスアンプの読み出し増幅時間よりも長くな
    るような低電圧であることを特徴とする半導体集積回路
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし11のいずれかにお
    いて、 上記スイッチMOSFETのオン状態でのコンダクタン
    スは、上記センスアンプのオン状態のpチャンネル型M
    OSFETのコンダクタンスに比べて書き込みマージン
    を確保するよう大きくされ、 上記スイッチMOSFETのオン状態でのコンダクタン
    スは、上記センスアンプのnチャンネル型MOSFET
    のオン状態でのコンダクタンスに比べて読み出しマージ
    ンを確保するよう小さいことを特徴とする半導体集積回
    路装置。
JP2000105345A 2000-04-06 2000-04-06 半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JP3874234B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000105345A JP3874234B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 半導体集積回路装置
TW090107126A TW533580B (en) 2000-04-06 2001-03-27 Semiconductor device
US09/820,972 US6480425B2 (en) 2000-04-06 2001-03-30 Semiconductor device
KR1020010017987A KR100714300B1 (ko) 2000-04-06 2001-04-04 반도체장치
US10/245,328 US6643182B2 (en) 2000-04-06 2002-09-18 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000105345A JP3874234B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001291390A true JP2001291390A (ja) 2001-10-19
JP3874234B2 JP3874234B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=18618724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000105345A Expired - Fee Related JP3874234B2 (ja) 2000-04-06 2000-04-06 半導体集積回路装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6480425B2 (ja)
JP (1) JP3874234B2 (ja)
KR (1) KR100714300B1 (ja)
TW (1) TW533580B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000914A (ko) * 2018-06-26 2020-01-06 에스케이하이닉스 주식회사 신호 수신 회로

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7321485B2 (en) 1997-04-08 2008-01-22 X2Y Attenuators, Llc Arrangement for energy conditioning
US7336468B2 (en) 1997-04-08 2008-02-26 X2Y Attenuators, Llc Arrangement for energy conditioning
US7301748B2 (en) 1997-04-08 2007-11-27 Anthony Anthony A Universal energy conditioning interposer with circuit architecture
US9054094B2 (en) 1997-04-08 2015-06-09 X2Y Attenuators, Llc Energy conditioning circuit arrangement for integrated circuit
US6452858B1 (en) 1999-11-05 2002-09-17 Hitachi, Ltd. Semiconductor device
JP3874234B2 (ja) * 2000-04-06 2007-01-31 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
US6727533B2 (en) * 2000-11-29 2004-04-27 Fujitsu Limited Semiconductor apparatus having a large-size bus connection
US6788614B2 (en) * 2001-06-14 2004-09-07 Micron Technology, Inc. Semiconductor memory with wordline timing
JP3786096B2 (ja) * 2003-02-28 2006-06-14 セイコーエプソン株式会社 不揮発性半導体記憶装置
US7301849B2 (en) * 2003-07-11 2007-11-27 Texas Instruments Incorporated System for reducing row periphery power consumption in memory devices
KR100540484B1 (ko) * 2003-10-31 2006-01-10 주식회사 하이닉스반도체 라이트회복시간이 줄어든 메모리 장치
US7675729B2 (en) 2003-12-22 2010-03-09 X2Y Attenuators, Llc Internally shielded energy conditioner
KR100564603B1 (ko) * 2004-01-10 2006-03-29 삼성전자주식회사 센스 앰프 회로 및 센스 앰프 회로의 데이터 독출 및 기입방법
US7759740B1 (en) * 2004-03-23 2010-07-20 Masleid Robert P Deep well regions for routing body-bias voltage to mosfets in surface well regions having separation wells of p-type between the segmented deep n wells
KR100695524B1 (ko) * 2004-05-06 2007-03-15 주식회사 하이닉스반도체 반도체메모리소자 및 그의 구동방법
KR100673898B1 (ko) * 2004-10-30 2007-01-25 주식회사 하이닉스반도체 저 전압용 반도체 메모리 장치
WO2006093831A2 (en) 2005-03-01 2006-09-08 X2Y Attenuators, Llc Energy conditioner with tied through electrodes
GB2439862A (en) 2005-03-01 2008-01-09 X2Y Attenuators Llc Conditioner with coplanar conductors
JP4836487B2 (ja) * 2005-04-28 2011-12-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 不揮発性半導体記憶装置
EP1991996A1 (en) 2006-03-07 2008-11-19 X2Y Attenuators, L.L.C. Energy conditioner structures
JP2008010040A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Elpida Memory Inc 半導体記憶装置
US7292495B1 (en) * 2006-06-29 2007-11-06 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated circuit having a memory with low voltage read/write operation
JP2008065971A (ja) 2006-08-10 2008-03-21 Fujitsu Ltd 半導体メモリおよびメモリシステム
US20080054973A1 (en) * 2006-09-06 2008-03-06 Atmel Corporation Leakage improvement for a high-voltage latch
KR100761382B1 (ko) * 2006-09-29 2007-09-27 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치
KR100852001B1 (ko) * 2007-05-11 2008-08-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체 메모리 장치의 비트 라인 프리 차지 전압 제어 회로
US7643367B2 (en) * 2007-08-15 2010-01-05 Oki Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor memory device
JP2010232398A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Elpida Memory Inc 半導体装置および半導体装置の制御方法
JP5690083B2 (ja) * 2010-05-19 2015-03-25 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 半導体記憶装置
JP2011248971A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Elpida Memory Inc 半導体装置
KR101190681B1 (ko) * 2010-09-30 2012-10-12 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치
JP2013074189A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
JP5776507B2 (ja) * 2011-11-18 2015-09-09 富士通セミコンダクター株式会社 不揮発性半導体記憶装置およびそのベリファイ制御方法
FR3029000B1 (fr) * 2014-11-24 2017-12-22 Stmicroelectronics Rousset Dispositif de memoire non volatile compact
US10217494B2 (en) * 2017-06-28 2019-02-26 Apple Inc. Global bit line pre-charging and data latching in multi-banked memories using a delayed reset latch
CN107424644B (zh) * 2017-08-02 2020-06-09 上海兆芯集成电路有限公司 读取电路和读取方法
KR20200068942A (ko) * 2018-12-06 2020-06-16 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치 및 그의 동작 방법

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0766660B2 (ja) * 1985-03-25 1995-07-19 株式会社日立製作所 ダイナミツク型ram
KR940011426B1 (ko) * 1985-07-26 1994-12-15 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 반도체 기억 장치
JPH0789433B2 (ja) * 1985-11-22 1995-09-27 株式会社日立製作所 ダイナミツク型ram
KR0127680B1 (ko) * 1987-08-07 1998-04-03 미다 가쓰시게 반도체 기억장치
JPH0682808B2 (ja) 1989-03-17 1994-10-19 株式会社東芝 Mos型半導体集積回路装置
JPH03147595A (ja) 1989-11-01 1991-06-24 Hitachi Ltd 半導体メモリ
JP3297949B2 (ja) * 1993-06-30 2002-07-02 ソニー株式会社 Cmosカレントセンスアンプ
US5430680A (en) * 1993-10-12 1995-07-04 United Memories, Inc. DRAM having self-timed burst refresh mode
WO1997020347A1 (en) * 1995-11-28 1997-06-05 Hitachi, Ltd. Semiconductor device, process for producing the same, and packaged substrate
TW318932B (ja) * 1995-12-28 1997-11-01 Hitachi Ltd
JP3709246B2 (ja) * 1996-08-27 2005-10-26 株式会社日立製作所 半導体集積回路
JP4075090B2 (ja) 1997-01-13 2008-04-16 株式会社日立製作所 半導体装置
JP3732914B2 (ja) * 1997-02-28 2006-01-11 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
KR100565941B1 (ko) * 1997-06-16 2006-03-30 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 반도체집적회로장치
JPH11265577A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JP2000011649A (ja) * 1998-06-26 2000-01-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2000090663A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Hitachi Ltd ダイナミック型ram
JP4552258B2 (ja) * 2000-03-29 2010-09-29 エルピーダメモリ株式会社 半導体記憶装置
JP3874234B2 (ja) * 2000-04-06 2007-01-31 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000914A (ko) * 2018-06-26 2020-01-06 에스케이하이닉스 주식회사 신호 수신 회로
KR102562118B1 (ko) 2018-06-26 2023-08-02 에스케이하이닉스 주식회사 신호 수신 회로

Also Published As

Publication number Publication date
US20030031066A1 (en) 2003-02-13
JP3874234B2 (ja) 2007-01-31
US20010028581A1 (en) 2001-10-11
US6643182B2 (en) 2003-11-04
US6480425B2 (en) 2002-11-12
KR100714300B1 (ko) 2007-05-04
KR20010095329A (ko) 2001-11-03
TW533580B (en) 2003-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3874234B2 (ja) 半導体集積回路装置
KR100646972B1 (ko) 게이트 다이오드를 사용하는 3t1d 메모리 셀 및 그 사용방법
US7230867B2 (en) Semiconductor device
KR100608970B1 (ko) 반도체집적회로장치
TW499754B (en) Semiconductor memory device
US8144526B2 (en) Method to improve the write speed for memory products
TWI512727B (zh) 不具開關電晶體之差動感測放大器
EP1164595A1 (en) Semiconductor device
JP2000187985A (ja) 半導体記憶装置
JPH10284705A (ja) ダイナミック型ram
JP2709783B2 (ja) 昇圧回路
JP2011146104A (ja) 半導体装置及び半導体装置を含む情報処理システム
JPH10134570A (ja) ダイナミック型ram
US6700826B2 (en) Semiconductor apparatus
JP3039059B2 (ja) ダイナミックramの読み出し回路
US6452833B2 (en) Semiconductor memory device
JP2003257181A (ja) 半導体装置
JPH07169261A (ja) 半導体記憶装置
US4389714A (en) Memory device
JPH11110963A (ja) 半導体集積回路装置
JP2000163960A (ja) 半導体集積回路装置
JP2002269979A (ja) 半導体装置
JP2001024168A (ja) 半導体記憶装置
JP4458730B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH04238193A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040301

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040301

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees