JP2000187985A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000187985A
JP2000187985A JP10365887A JP36588798A JP2000187985A JP 2000187985 A JP2000187985 A JP 2000187985A JP 10365887 A JP10365887 A JP 10365887A JP 36588798 A JP36588798 A JP 36588798A JP 2000187985 A JP2000187985 A JP 2000187985A
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Tatsuya Sakamoto
達哉 坂本
Yasushi Nagashima
靖 永島
Riichiro Takemura
理一郎 竹村
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でセンスアンプからの読み出し出
力動作の高速化を実現した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 ダイナミック型RAMに設けられるセン
スアンプと相補ビット線との間にスイッチMOSFET
を設け、ワード線の選択動作によって選択された複数の
ダイナミック型メモリセルから複数対の相補ビット線に
それぞれの記憶情報に従って信号電圧が読み出された後
に、上記スイッチMOSFETのスイッチ制御信号を選
択レベルから上記相補ビット線に読み出された信号電圧
ではオフ状態に、センスアンプの増幅動作によるセンス
ノードが一方のレベルにされた電位ではオン状態になる
中間電位に変化させ、上記スイッチ制御信号の変化に対
応して上記センスアンプに動作電圧を与えて増幅動作を
開始させ、上記増幅動作により形成された増幅信号をカ
ラム選択信号によりカラム選択回路を介して上記入出力
線に伝え、上記カラム選択回路の選択動作に対応して上
記スイッチ制御信号を選択レベルに戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、主としてセンスアンプとビット線との間にスイ
ッチMOSFETが設けられたダイナミック型RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)に利用して有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シェアード選択MOSFETの選択側も
一時的にオフ状態にしてセンスアンプの負荷を軽くして
センスアンプの高速化を図るようにしたダイナミック型
RAMの例として、特開昭64−73596号公報、特
開平5−62463号公報、特開平8−106781号
公報がある。また、センスアンプの入出力ノードと相補
ビット線との間にスイッチMOSFETを設け、センス
アンプの増幅開始時にそれを一旦非選択レベルにして、
センスアンプと相補ビット線とを切り離して増幅動作を
開始し、カラム選択を行った後に上記スイッチMOSF
ETのゲート電圧を中間電位にしてIO線へのセンスア
ンプ増幅信号の一方の増幅信号の出力動作とそれと他方
の増幅信号のビット線へのリストア動作とを並行して行
い、その後に上記スイッチMOSFETのゲート電圧を
選択レベルに戻して上記一方の増幅信号をビット線を介
してメモリセルにリストアするというように、いわば3
値レベルでのスイッチMOSFETの制御を行うように
したダイナミック型RAMの例として、特開平4−16
7293号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭64−73
596号公報、特開平5−62463号公報、特開平8
−106781号公報に記載のダイナミック型RAMの
ように、センスアンプの増幅開始前にシェアード選択M
OSFETをオフ状態にして相補ビット線とセンスアン
プのセンスノードとを切り離してしまうものでは、その
センスノードがフル振幅レベルであってもそれを再びオ
ン状態に戻すときビット線の比較的大きな寄生容量に保
持されているメモリセルからの読み出し電位とのチャー
ジシェアによりプリチャージ電位側に変化して一時的に
信号振幅が小さくなってしまう。あるいは、カラム選択
動作によってデータ出力線と接続した場合でも、同様に
データ出力線の寄生容量に保持されているプリチャージ
電圧とのチャージシェアにより一時的に信号振幅が小さ
くされてしまう。この結果、カラム選択動作において、
センスノードの信号をデータ入出力線に伝えるために比
較的長い時間を費やす必要があり、高速化を妨げる原因
になるものである。
【0004】上記特開平4−167293号公報におい
ては、カラム選択を行った後に中間電位にしてI/O線
へのセンスアンプによるロウレベルの出力動作と並行し
て、ハイレベル側のビット線へのデータのリストア(再
書き込み)を行うようにするものである。しかしなが
ら、周知のようにメモリセルは2値情報を記憶するもの
であり、上記のようにハイレベル側のデータのリストア
のみをことさら早くしても、ロウレベル側のデータリス
トアが上記スイッチMOSFETをオン状態に戻してか
ら行われるものであることを考慮すると、メモリアクセ
ス全体でみたときの効果の程が疑わしい。また、1つの
スイッチMOSFETのゲートに供給されるゲート電圧
をセンス動作開始直前からビット線のリストア動作に至
る短い時間内に選択レベル−非選択レベル−中間レベル
及び選択レベルのような3値レベルに変化させ、しかも
上記非選択レベルから中間レベルへの移行はセンス出力
が十分大きくなってから行わなければ上記スイッチMO
SFETを設けた意味がないこと及び素子のプロセスバ
ラツキも考慮すると、それを実効あるものにするには上
記3値レベルのタイミング制御が複雑になるという問題
も含んでいる。
【0005】この発明の目的は、簡単な構成でセンスア
ンプの安定的な増幅動作と高速化とを実現した半導体記
憶装置を提供することにある。この発明の前記ならびに
そのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および
添付図面から明らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ダイナミック型RAMに設
けられるセンスアンプと相補ビット線との間にスイッチ
MOSFETを設け、ワード線の選択動作によって選択
された複数のダイナミック型メモリセルから複数対の相
補ビット線にそれぞれの記憶情報に従って信号電圧が読
み出された後に、上記スイッチMOSFETのスイッチ
制御信号を選択レベルから上記相補ビット線に読み出さ
れた信号電圧ではオフ状態又は比較的大きなオン抵抗値
を持つように、センスアンプの増幅動作によるセンスノ
ードが一方のレベルにされた電位では比較的小さなオン
抵抗値をもってオン状態になり、他方のレベルにされた
電位ではオフ状態となるような中間電位に変化させ、上
記スイッチ制御信号の変化に対応して上記センスアンプ
に動作電圧を与えて増幅動作を開始させ、上記増幅動作
により形成された増幅信号をカラム選択信号によりカラ
ム選択回路を介して上記入出力線に伝え、上記カラム選
択回路の選択動作に対応して上記スイッチ制御信号を選
択レベルに戻す。
【0007】上記構成では、センスアンプの増幅動作に
おいてセンスノードの一方がビット線に接続された状態
となってビット線での寄生容量により大きな信号電荷を
形成することができるために、カラム選択動作時にデー
タ入出力線に大きな読み出し信号を出力させることがで
きるのでセンス出力動作の高速化が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用される
ダイナミック型RAMの一実施例の概略レイアウト図が
示されている。同図においては、この発明が適用される
ダイナミック型RAMを構成する各回路ブロックのう
ち、その主要部が判るように示されており、それが公知
の半導体集積回路の製造技術により、単結晶シリコンの
ような1個の半導体基板上において形成される。
【0009】この実施例では、特に制限されないが、メ
モリアレイは、全体として4個に分けられる。半導体チ
ップの長手方向に対して中央部分14にアドレス入力回
路、データ入出力回路及びボンディングパッド列からな
る入出力インターフェイス回路及び降圧回路を含む電源
回路等が設けられる。これら中央部分14の両側のメモ
リアレイに接する部分には、カラムデコーダ領域13が
配置される。
【0010】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に2個、上下に2個ずつに分けられた4個から
なる各メモリアレイは、それぞれが1つのメモリバンク
を構成するようにされる。上記各メモリアレイにおい
て、長手方向に対して上下中央部にメインロウデコーダ
領域11が設けられる。このメインロウデコーダの上下
には、メインワードドライバ領域12が形成されて、上
記上下に分けられたメモリアレイのメインワード線をそ
れぞれが駆動するようにされる。
【0011】上記メモリセルアレイ(サブアレイ)15
は、その拡大図に示すように、メモリセルアレイ15を
挟んでセンスアンプ領域16、サブワードドライバ領域
17に囲まれて形成されるものである。上記センスアン
プ領域と、上記サブワードドライバ領域の交差部は、交
差領域(クロスエリア)18とされる。上記センスアン
プ領域16に設けられるセンスアンプは、シェアードセ
ンス方式により構成され、メモリセルアレイの両端に配
置されるセンスアンプを除いて、センスアンプを中心に
して左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれかのメ
モリセルアレイの相補ビット線に選択的に接続される。
【0012】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に4個ずつに分けられたメモリアレイは、2個
ずつ組となって配置される。このように2個ずつ組とな
って配置された2つのメモリアレイは、その中央部分に
上記メインロウデコーダ領域11とメインワードドライ
バ12が配置される。メインワードドライバ12は、上
記1つのメモリアレイを貫通するように延長されるメイ
ンワード線の選択信号を形成する。また、上記メインワ
ードドライバ12にサブワード選択用のドライバも設け
られ、後述するように上記メインワード線と平行に延長
されてサブワード選択線信号を形成する。
【0013】拡大図として示された1つのメモリセルア
レイ(サブアレイ)15は、特に制限されないが、図示
しないがサブワード線が256本と、それと直交する相
補ビット線(又はデータ線)が256対とされる。ある
いは、サブワード線が512本と、それと直交する相補
ビット線が512対とされる。同図のように上記1つの
メモリアレイにおいて、上記メモリセルアレイ(サブア
レイ)15をビット線方向に16個を設けた場合、25
6構成では全体としての上記サブワード線は約4K分設
けられ、512構成では8K分設けられ、ワード線方向
に8個設けられるから、相補ビット線は256構成では
全体として約4K分設けられ、512構成では8K分設
けられる。このようなメモリアレイが全体で8個設けら
れるから、全体では8×2K×4K=64M又は8×4
K×8K=256Mビットのような記憶容量を持つよう
にされる。
【0014】上記1つのメモリアレイは、メインワード
線方向に対して8個に分割される。かかる分割されたメ
モリセルアレイ15毎にサブワードドライバ(サブワー
ド線駆動回路)17が設けられる。サブワードドライバ
17は、メインワード線に対して1/8の長さに分割さ
れ、それと平行に延長されるサブワード線の選択信号を
形成する。この実施例では、メインワード線の数を減ら
すために、言い換えるならば、メインワード線の配線ピ
ッチを緩やかにするために、特に制限されないが、1つ
のメインワード線に対して、相補ビット線方向に4本か
らなるサブワード線を配置させる。このようにメインワ
ード線方向には8本に分割され、及び相補ビット線方向
に対して4本ずつが割り当てられたサブワード線の中か
ら1本のサブワード線を選択するために、サブワード選
択ドライバが配置される。このサブワード選択ドライバ
は、上記サブワードドライバの配列方向に延長される4
本のサブワード選択線の中から1つを選択する選択信号
を形成する。
【0015】上記のように1つのメモリアレイは、相補
ビット線方向に対して4Kビット又は8Kビットの記憶
容量を持つ。しかしながら、1つの相補ビット線に対し
て4K又は8Kものメモリセルを接続すると、相補ビッ
ト線の寄生容量が増大し、微細な情報記憶用キャパシタ
との容量比により読み出される信号レベルが得られなく
なってしまうために、相補ビット線方向に対しても16
分割される。つまり、太い黒線で示されたセンスアンプ
16により相補ビット線が16分割される。特に制限さ
れないが、センスアンプ16は、シェアードセンス方式
により構成され、メモリアレイの両端に配置されるセン
スアンプ16を除いて、センスアンプ16を中心にして
左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれかの相補ビ
ット線に選択的に接続される。
【0016】上記サブアレイの構成は、ビット線に読み
出される信号量を確保するために、それに接続されるメ
モリセルの数を256個(冗長セルを除く)のようにし
て、ビット線の分割数をワード線(サブワード線)の分
割数より多くするものであってもよい。この場合には、
約256Mビットの記憶容量を持つダイナミック型RA
Mにおいて、4分割されてなる1つのメモリアレイのそ
れぞれが8K×8K=64Mビットの記憶容量を構成す
るために、ビット線は32分割となり、ワード線は16
分割となり、これに対応してサブアレイが設けられる。
【0017】図2には、この発明に係るダイナミック型
RAMにおけるサブアレイとその周辺回路の一実施例の
概略レイアウト図が示されている。図3においては、サ
ブアレイSBARYが形成される領域には斜線を付すこ
とによって、その周辺に設けられサブワードドライバ領
域、センスアンプ領域及びクロスエリアとを区別するも
のである。
【0018】サブアレイSBARYは、前記のように2
56×256構成の例において、次のような4種類に分
けられる。つまり、ワード線の延長方向を水平方向とす
ると、右下に配置される第1のサブアレイSBARY
は、サブワード線SWLが256本配置され、相補ビッ
ト線対は256対から構成される。それ故、上記256
本のサブワード線SWLに対応した256個のサブワー
ドドライバSWDは、かかるサブアレイの左右に128
個ずつに分割して配置される。上記256対の相補ビッ
ト線BLに対応して設けられる256個のセンスアンプ
SAは、前記のようなシェアードセンスアンプ方式に加
えて、さらに交互配置とし、かかるサブアレイの上下に
おいて128個ずつに分割して配置される。
【0019】右上配置される第2のサブアレイSBAR
Yは、特に制限されないが、正規のサブワード線SWL
が256本に加えて8本の予備(冗長)ワード線が設け
られ、相補ビット線対は256対から構成される。それ
故、上記256+8本のサブワード線SWLに対応した
264個のサブワードドライバSWDは、かかるサブア
レイの左右に132個ずつに分割して配置される。セン
スアンプは、上記同様に128個ずつが上下に配置され
る。すなわち、上記右側の上下に配置されるサブアレイ
SBARYに形成される256対のうちの128対の相
補ビット線は、それに挟まれたセンスアンプSAに対し
てシェアードスイッチMOSFETを介して共通に接続
される。
【0020】左下配置される第3のサブアレイSBAR
Yは、右隣接のサブアレイSBARYと同様にサブワー
ド線SWLが256本により構成される。上記同様に1
28個のサブワードドライバが分割して配置される。上
記下側左右に配置されたサブアレイSBARYの256
本のうちの128本のサブワード線SWLは、それに挟
まれた領域に形成された128個のサブワードドライバ
SWDに対して共通に接続される。上記のように左下配
置されるサブアレイSBARYは、256対からなる正
規の相補ビット線BLに加えて、4対の予備(冗長)ビ
ット線4REDが設けられる。それ故、上記260対か
らなる相補ビット線BLに対応した260個のセンスア
ンプSAは、かかるサブアレイの上下に130個ずつに
分割して配置される。
【0021】左上配置される第4のサブアレイSBAR
Yは、右隣接のサブアレイSBARYと同様に正規のサ
ブワード線SWLが256本に予備サブワード線が8本
設けられ、下隣接のサブアレイと同様に正規の相補ビッ
ト線対の256対に加えて、予備のビット線が4対設け
られるので、サブワードドライバは、左右に132個ず
つ分割して配置され、センスアンプSAは上下に130
ずつが分割して配置される。
【0022】メインワード線MWLは、その1つが代表
として例示的に示されているように前記のような水平方
向に延長される。また、カラム選択線YSは、その1つ
が代表として例示されるように縦方向に延長される。上
記メインワード線MWLと平行にサブワード線SWLが
配置され、上記カラム選択線YSと平行に相補ビット線
BL(図示ぜす)が配置されるものである。
【0023】上記4個からなるサブアレイに対して、8
本のサブワード選択線FX0B〜FX7Bが、メインワ
ード線MWLと同様に4組(8個)のサブアレイを貫通
するように延長される。そして、サブワード選択線FX
0B〜FX3Bからなる4本と、FX4B〜FX7Bか
らなる4本とが上下のサブアレイ上に分けて延長させる
ようにする。このように2つのサブアレイに対して1組
のサブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、か
つ、それらをサブアレイ上を延長させるようにする理由
は、メモリチップサイズの小型化を図るためである。
【0024】つまり、各サブアレイに対して上記8本の
サブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、しか
もそれをセンスアンプエリア上の配線チャンネルに形成
した場合、図1のメモリアレイのように短辺方向の32
個ものセンスアンプで、8×32=256本分もの配線
チャンネルが必要になるものである。これに対して、上
記の実施例では、配線そのものが、上下2つのサブアレ
イに対して上記8本のサブワード選択線FX0B〜FX
7Bを共通に割り当て、しかも、それをサブアレイ上を
メインワード線と平行に互いに混在させるように配置さ
せることにより、格別な配線専用領域を設けることなく
形成することができる。
【0025】そもそも、サブアレイ上には、8本のサブ
ワード線に対して1本のメインワード線が設けられるも
のであり、その8本の中の1本のサブワード線を選択す
るためにサブワード選択線が必要になるものである。メ
モリセルのピッチに合わせて形成されるサブワード線S
WLの8本分に1本の割り合いでメインワード線MWL
が形成されるものであるために、メインワード線MWL
の配線ピッチは緩やかになっている。したがって、メイ
ンワード線MWLと同じ配線層を利用して、上記サブワ
ード選択線をメインワード線の間に形成することは配線
ピッチの緩やかさを少し犠牲にするだけで比較的容易に
できるものである。
【0026】この実施例のサブワードドライバSWD
は、上記サブワード選択線FX0B等を通して供給され
る選択信号と、それを反転させた選択信号とを用いて1
つのサブワード線SWLを選択する構成を採る。そし
て、サブワードドライバSWDは、それを中心として左
右に配置されるサブアレイのサブワード線SWLを同時
に選択するような構成を採るものである。そのため、上
記のようにFX0B等を共有する2つのサブアレイに対
しては、128×2=256個ものサブワードドライバ
に対して、上記4本のサブワード選択線を割り振って供
給する。つまり、サブワード選択線FX0Bに着目する
と、2つのサブアレイに対して256÷4=64個もの
サブワードドライバSWDに選択信号を供給する必要が
ある。
【0027】上記メインワード線MWLと平行に延長さ
れるものを第1のサブワード選択線FX0Bとすると、
左上部のクロスエリアに設けられ,上記第1のサブワー
ド選択線FX0Bからの選択信号を受けるサブワード選
択線駆動回路FXDを介して、上記上下に配列される6
4個のサブワードドライバに選択信号を供給する第2の
サブワード選択線FX0が設けられる。上記第1のサブ
ワード選択線FX0Bは上記メインワード線MWL及び
サブワード線SWLと平行に延長されるのに対して上記
第2のサブワード選択線は、それと直交するカラム選択
線YS及び相補ビット線BLと平行にサブワードドライ
バ領域上を延長される。上記8本の第1のサブワード選
択線FX0B〜FX7Bと同様に、上記第2のサブワー
ド選択線FX0〜FX7も、偶数FX0,2,4,6
と、奇数FX1,3,5,7とに分割されてサブアレイ
SBARYの左右に設けられたサブワードドライバSW
Dに振り分けられて配置される。
【0028】上記サブワード選択線駆動回路FXDは、
同図において■で示したように、1つのクロスエリアの
上下に2個ずつ分配して配置される。つまり、上記のよ
うに左上部のクロスエリアでは、下側に配置されたサブ
ワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線F
X0Bに対応され、左中間部のクロスエリアに設けられ
た2つのサブワード選択線駆動回路FXDが、第1のサ
ブワード選択線FX2Bと、FX4Bに対応され、左下
部のクロスエリアの上側に配置されたサブワード選択線
駆動回路が上記第1のサブワード選択線FX6Bに対応
される。
【0029】中央上部のクロスエリアでは、下側に配置
されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワー
ド選択線FX1Bに対応され、中央中間部のクロスエリ
アに設けられた2つのサブワード選択線駆動回路FXD
が、第1のサブワード選択線FX3Bと、FX5Bに対
応され、中央下部のクロスエリアの上側に配置されたサ
ブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線
FX7Bに対応される。そして、右上部のクロスエリア
では、下側に配置されたサブワード選択線駆動回路が上
記第1のサブワード選択線FX0Bに対応され、右中間
部のクロスエリアに設けられた2つのサブワード選択線
駆動回路FXDが、第1のサブワード選択線FX2B
と、FX4Bに対応され、右下部のクロスエリアの上側
に配置されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサ
ブワード選択線FX6Bに対応される。このようにメモ
リアレイの端部に設けられたサブワードドライバでは、
その右側にはサブアレイが存在しないから、左側だけの
サブワード線SWLのみを駆動する。
【0030】この実施例のようにサブアレイ上のメイン
ワード線MWLのピッチの隙間にサブワード選択線FX
Bを配置する構成では、格別な配線チャンネルが不要に
できるから、1つのサブアレイに8本のサブワード選択
線を配置するようにしてもメモリチップが大きくなるこ
とはない。しかしながら、上記のようなサブワード選択
線駆動回路FXDを形成するためにクロス領域の面積が
増大し、高集積化を妨げることとなる。つまり、上記ク
ロスエリアには、同図において点線で示したようなメイ
ン入出力線MIOやローカル入出力線LIOに対応して
設けられるスイッチ回路IOSWや、センスアンプを駆
動するパワーMOSFET、シェアードスイッチMOS
FETを駆動するための駆動回路、プリチャージMOS
FETを駆動する駆動回路等の周辺回路が形成されるた
めに面積的な余裕が無いからである。このため、図3の
実施例では、上/下の2つのサブアレイでサブワード選
択線駆動回路FXDを共用して面積増加を抑えている。
【0031】上記クロスエリアのうち、偶数に対応した
第2のサブワード選択線FX0〜FX6の延長方向Aに
配置されたものには、後述するようにセンスアンプに対
して定電圧化された内部電圧VDLを供給するNチャン
ネル型のパワーMOSFETQ15(及びオーバードラ
イブ用の電源電圧VDDを供給するNチャンネル型のパ
ワーMOSFETQ16)及びセンスアンプに対して回
路の接地電位VSSを供給するためのNチャンネル型の
パワーMOSFETQ14が設けられる。
【0032】上記クロスエリアのうち、奇数に対応した
第2のサブワード選択線FX1〜FX7の延長方向Bに
配置されたものには、ビット線のプリチャージ及びイコ
ライズ用MOSFETをオフ状態にさせるインバータ回
路と、特に制限されないが、センスアンプに対して回路
の接地電位VSSを供給するためのNチャンネル型のパ
ワーMOSFETが設けられる。このNチャンネル型の
パワーMOSFETは、センスアンプ列の両側からセン
スアンプを構成するNチャンネル型MOSFETの増幅
MOSFETの共通ソース線(CSN)に接地電位を供
給するものである。つまり、センスアンプエリアに設け
られる128個又は130個のセンスアンプに対して
は、上記A側のクロスエリアに設けられたNチャンネル
型のパワーMOSFETと、上記B側のクロスエリアに
設けられたNチャンネル型のパワーMOSFETの両方
により接地電位が供給される。
【0033】上記のようにサブワード線駆動回路SWD
は、それを中心にして左右両側のサブアレイのサブワー
ド線を選択する。これに対して、上記選択された2つの
サブアレイのサブワード線に対応して左右2つのセンス
アンプが活性化される。つまり、サブワード線を選択状
態にすると、アドレス選択MOSFETがオン状態とな
り、記憶キャパシタの電荷がビット線電荷と合成されて
しまうので、センスアンプを活性化させてもとの電荷の
状態に戻すという再書き込み動作を行う必要があるから
である。このため、上記端部のサブアレイに対応したも
のを除いて、上記パワーMOSFETは、それを挟んで
両側のセンスアンプを活性化させるために用いられる。
これに対して、サブアレイ群の端に設けられたサブアレ
イの右側又は左側に設けられたサブワード線駆動回路S
WDでは、上記サブアレイのサブワード線しか選択しな
いから、上記パワーMOSFETは、上記サブアレイに
対応した片側のセンスアンプ群のみを活性化するもので
ある。
【0034】上記センスアンプは、シェアードセンス方
式とされ、それを挟んで両側に配置されるサブアレイの
うち、上記サブワード線が非選択された側の相補ビット
線に対応したシェアードスイッチMOSFETがオフ状
態にされて切り離されることにより、上記選択されたサ
ブワード線に対応した相補ビット線の読み出し信号を増
幅し、メモリセルの記憶キャパシタをもとの電荷状態に
戻すという再書き込み動作を行う。この場合、この実施
例では、選択されたサブワード線に対応した相補ビット
線のシェアードスイッチMOSFETは、センスアンプ
の増幅動作に対応して中間電位に低下され、メモリセル
からの読み出し信号を増幅し、それをカラム選択回路を
介して入出力線に伝えた後に再び選択レベルに戻され
る。
【0035】図3には、この発明に係るダイナミック型
RAMのセンスアンプ部を中心にして、アドレス入力か
らデータ出力までの簡略化された一実施例の回路図が示
されている。同図においては、2つのサブアレイ15に
上下から挟まれるようにされたセンスアンプ16と前記
交差エリア18に設けられる回路が例示的に示され、他
はブロック図として示されている。また、点線で示され
た回路ブロックは、前記符号によりそれぞれが示されて
いる。
【0036】ダイナミック型メモリセルは、上記1つの
サブアレイ15に設けられたサブワード線SWLと、相
補ビット線BLT,BLBのうちの一方のビット線BL
Tとの間に設けられた1つが代表として例示的に示され
ている。ダイナミック型メモリセルは、アドレス選択M
OSFETQmと記憶キャパシタCsから構成される。
ここで、ビット線BLTのTはハイレベルが論理1に対
応したトルー側を表し、ビット線BLBのBはロウレベ
ルが論理1に対応したバー側を表す。
【0037】上記アドレス選択MOSFETQmのゲー
トは、サブワード線SWLに接続され、このMOSFE
TQmのドレインがビット線BLに接続され、ソースに
記憶キャパシタCsが接続される。記憶キャパシタCs
の他方の電極は共通化されてプレート電圧VPLTが与
えられる。上記MOSFETQmの基板(チャンネル)
には負のバックバイアス電圧VBBが印加される。上記
サブワード線SWLの選択レベルは、上記ビット線のハ
イレベルに対して上記アドレス選択MOSFETQmの
しきい値電圧分だけ高くされた高電圧VPPとされる。
【0038】センスアンプを内部降圧電圧VDLで動作
させるようにした場合、センスアンプにより増幅されて
ビット線に与えられるハイレベルは、上記内部電圧VD
Lレベルにされる。したがって、上記ワード線の選択レ
ベルに対応した高電圧VPPはVDL+Vth+αにされ
る。センスアンプの左側に設けられたサブアレイの一対
の相補ビット線BLTとBLBは、同図に示すように平
行に配置され、ビット線の容量バランス等をとるために
必要に応じて適宜に交差させられる。かかる相補ビット
線BLTとBLBは、シェアードスイッチMOSFET
Q1とQ2によりセンスアンプの単位回路の入出力ノー
ドと接続される。
【0039】センスアンプの単位回路は、ゲートとドレ
インとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型
の増幅MOSFETMOSFETQ7,Q8から構成さ
れる。Nチャンネル型MOSFETQ5とQ6のソース
は、共通ソース線CSNに接続される。Pチャンネル型
MOSFETQ7とQ8のソースは、共通ソース線CS
Pに接続される。上記共通ソース線CSNとCSPに
は、それぞれパワースイッチMOSFETが接続され
る。特に制限されないが、Nチャンネル型の増幅MOS
FETQ5とQ6のソースが接続された共通ソース線C
SNには、上記クロスエリア18に設けられたNチャン
ネル型のパワースイッチMOSFETQ14により接地
電位に対応した動作電圧が与えられる。上記Pチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ7とQ8のソースが接続され
た共通ソース線CSPには、上記クロスエリア18に設
けられた上記内部電圧VDLを供給するNチャンネル型
のパワーMOSFETQ15が設けられる。
【0040】上記Nチャンネル型のパワーMOSFET
Q14とQ15のゲートに供給されるセンスアンプ活性
化信号SANとSAP1とは同相の信号とされ、SAN
の選択レベルは上記VDLのような比較的低い電位にさ
れるのに対して、SAP1はMOSFETQ15のソー
スからVDLのような動作電圧を出力させるために電源
電圧VDD(又は必要に応じてワード線の選択レベルに
対応し昇圧電圧VPP)が用いられる。
【0041】上記センスアンプの単位回路の入出力ノー
ドであるセンスノードには、相補ビット線を短絡させる
イコライズMOSFETQ11と、相補ビット線にハー
フプリチャージ電圧VBLRを供給するスイッチMOS
FETQ9とQ10からなるプリチャージ回路が設けら
れる。これらのMOSFETQ9〜Q11のゲートは、
共通にプリチャージ信号PCBが供給される。このプリ
チャージ信号PCBを形成するドライバ回路は、図示し
ないが、上記クロスエリアにインバータ回路を設けて、
その立ち下がりを高速にする。つまり、メモリアクセス
の開始時にワード線選択タイミングに先行して、各クロ
スエリアに分散して設けられたインバータ回路を通して
上記プリチャージ回路を構成するMOSFETQ9〜Q
11を高速に切り替えるようにするものである。
【0042】上記クロスエリア18には、図3に示した
回路以外にも、必要に応じて、センスアンプのコモンソ
ース線CSPとCSNを非動作時にハーフプリチャージ
電圧(VDL/2)に設定するハーフプリチャージ回
路、ローカル入出力線LIOT,LIOBのハーフプリ
チャージ回路、シェアード選択信号線SHRとSHLの
分散ドライバ回路等も設けられる。
【0043】センスアンプの単位回路は、シェアードス
イッチMOSFETQ3とQ4を介して図下側のサブア
レイ15の同様な相補ビット線BLB,BLBに接続さ
れる。スイッチMOSFETQ12とQ13は、カラム
スイッチ回路を構成するものであり、上記選択信号YS
が選択レベル(ハイレベル)にされるとオン状態とな
り、上記センスアンプの単位回路の入出力ノードである
センスノードとローカル入出力線LIO1TとLIO1
B、LIO2T,LIO2B等とを接続させる。例え
ば、上側のサブアレイのサブワード線SWLが選択され
たときには、センスアンプの上側のシェアードスイッチ
MOSFETQ1とQ2はオン状態のままにし、下側シ
ェアードスイッチMOSFETQ3とQ4とをオフ状態
にさせる。
【0044】これにより、センスアンプの入出力ノード
は、上記上側の相補ビット線BLT,BLBに接続され
て、選択されたサブワード線SWLに接続されたメモリ
セルの微小信号を増幅し、上記カラムスイッチ回路(Q
12とQ13)を通してローカル入出力線LIO1T,
LIO1Bに伝える。上記ローカル入出力線LIO1
T,LIO1Bは、クロスエリア18に設けられたNチ
ャンネル型MOSFETQ19,Q20からなるスイッ
チ回路IOSWを介してメインアンプ61の入力端子が
接続されるメイン入出力線MIOT,MIOBに接続さ
れる。同図では、省略されているが、MOSFETQ1
9,Q20と並列にPチャンネル型MOSFETを設け
た、いわゆるアナログゲートとすることによりいっそう
の高速化を図ることができる。また、MOSFETQ1
9,Q20のゲート電圧も降圧電圧VPERIに代えて
電源電圧VDDを用いればオン抵抗を下げ高速化するこ
とができる。また、同図では、省略されているが、上記
メイン入出力線MIOT,MIOBには、書き込みアン
プの出力端子も接続される。
【0045】特に制限されないが、上記カラムスイッチ
回路は、1つの選択信号YSにより二対の相補ビット線
BL,BLBを二対のローカル入出力線LIO1T,L
IO1BとLIO2T,LIO2Bと接続させる。それ
故、1つのメインワード線の選択動作により選択された
サブアレイにおいて、その両側に設けられる一対のセン
スアンプに対応して設けられる上記二対のカラムスイッ
チ回路により合計四対の相補ビット線が選択されること
になるので、1本のYS選択により4ビットの同時読み
出し/書き込みができる。
【0046】アドレス信号Aiは、アドレスバッファ5
1に供給される。このアドレスバッファは、時分割的に
動作してXアドレス信号とYアドレス信号を取り込む。
Xアドレス信号は、プリデコーダ52に供給され、メイ
ンローデコーダ11とメインワードドライバ12を介し
てメインワード線MWLの選択信号が形成される。上記
アドレスバッファ51は、外部端子から供給されるアド
レス信号Aiを受けるものであるので、外部端子から供
給される電源電圧VDDにより動作させられ、上記プリ
デコーダは、降圧電圧VPERIにより動作させられ、
上記メインワードドライバ12は、昇圧電圧VPPによ
り動作させられる。カラムデコーダ(ドライバ)53
は、上記アドレスバフッァ51の時分割的な動作によっ
て供給されるYアドレス信号を受けて、上記カラム選択
信号YSを形成する。
【0047】上記メインアンプ61は、降圧電圧VPE
RIにより動作させられ、外部端子から供給される電源
電圧VDDで動作させられる出力バッファ62を通して
外部端子Dout (又はDQ)から出力される。外部端子
Din(又はDQ)から入力される書き込み信号は、入力
バッファ63を通して取り込まれ、同図においてメイン
アンプ61に含まれる後述するようなライトアンプを通
して上記メイン入出力線MIOとMIOBに書き込み信
号を供給する。上記出力バッファの入力部には、次に説
明するようなレベルシフト回路と、かかるレベルシフト
された出力すべき信号をタイミング信号に同期させて出
力させるための論理部が設けられる。
【0048】特に制限されないが、上記外部端子から供
給される電源電圧VDDは、2.5Vにされ、内部回路
に供給される降圧電圧VPERIとセンスアンプの動作
電圧VDLとは共に1.8Vとされる。この場合、周辺
回路の動作による電源ノイズがセンスアンプの増幅動作
に影響を与えないように、同じ電圧であるにもかかわら
ずそれぞれが独立した電源回路(降圧回路)により形成
される。ワード線(サブワード線、メインワード線)の
選択信号と非選択信号に用いられる昇圧電圧VPP3.
5Vにされる。ビット線のプリチャージ電圧VBLR
は、VDL/2に対応した0.9Vにされ、プレート電
圧VPLTも0.9Vにされる。そして、基板電圧VB
Bは−1.0Vにされる。
【0049】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMのセンスアンプ部の一実施例の回路図が示されて
いる。同図の回路は、図3に示した回路と基本的に同じ
である。センスアンプの単位回路を構成するCMOSラ
ッチ回路は、ラッチ形態にされたNチャンネル型MOS
FETQ5とQ6及びPチャンネル型MOSFETQ7
とQ8から構成される。これらのラッチ形態のNチャン
ネル型MOSFETQ5とQ6及びPチャンネル型MO
SFETQ7とQ8のソースは、前記同じサブアレイに
対応して設けられる図示しない他の同様なセンスアンプ
を構成するNチャンネル型MOSFET及びPチャンネ
ル型MOSFETのソースとをそれぞれ共通接続される
共通ソース線CSNとCSPに接続される。
【0050】上記共通ソース線CSNには、タイミング
信号SANを受けるNチャンネル型MOSFETQ14
を介して動作電圧VSSAが供給され、上記共通ソース
線CSPには、タイミング信号SAP1を受けるNチャ
ンネル型MOSFETQ15を介して動作電圧VDLが
供給される。この実施例では、上記センスアンプの一方
の動作電圧とされる接地電位VSSAは、前記周辺回路
等からのノイズの影響を受けないようにするために、そ
の接地電位VSSとは分離された接地線により外部端子
から供給される接地電位が与えられる。つまり、センス
アンプに与えられる接地電位VSSAは、上記周辺回路
や入出力回路とは別に設けられた配線により外部端子か
ら直接的に回路の接地電位が与えられる。
【0051】上記ラッチ回路の一対の入出力ノード(セ
ンスノード)SATとSABには、それらを短絡するイ
コライズMOSFETQ12と、ハーフプリチャージ電
圧VBLRを上記センスノードSATとSABに伝える
プリチャージMOSFETQ10とQ11とからなるプ
リチャージ回路が設けられる。また、上記センスノード
SATとSABは、ゲートにカラム選択信号YSが供給
されるカラムスイッチMOSFETQ12とQ13を介
してローカル入出力線LIOTとLIOBに接続され
る。そして、上記センスアンプ部を挟んで左側に設けら
れる相補ビット線BLLT,BLLBとの間には、シェ
アードスイッチMOSFETQ1とQ2が設けられ、右
側に設けられる相補ビット線BLRTとBLRBとの間
には、シェアードスイッチMOSFETQ3とQ4が設
けられる。
【0052】上記シェアードスイッチMOSFETQ1
とQ2のゲートには、制御信号SHLが供給され、上記
シェアードスイッチMOSFETQ3とQ4のゲートに
は、制御信号SHRが供給される。上記センスアンプ部
の左側の相補ビット線BLLTとBLLBとそれと直交
するように配置されたサブワード線SWL1,SWL2
等とのそれぞれの交点に前記のようなアドレス選択MO
SFETQmと記憶キャパシタCsからなるダイナミッ
ク型メモリセルが設けられる。同様に、上記センスアン
プ部の右側の相補ビット線BLRTとBLRBとそれと
直交するように配置されたサブワード線SWL3,SW
L4等とのそれぞれの交点に前記のようなアドレス選択
MOSFETQmと記憶キャパシタCsからなるダイナ
ミック型メモリセルが設けられる。
【0053】図5には、図3の実施例に示されたメイン
アンプの一実施例の回路図が示されている。メインアン
プは、前記センスアンプと同様にラッチ形態にされたN
チャンネル型MOSFETQ21とQ22及びPチャン
ネル型MOSFETQ24とQ25からなるCMOSラ
ッチ回路と、上記Nチャンネル型MOSFETQ21と
Q22の共通接続されたソースと回路の接地電位との間
に設けられたNチャンネル型MOSFETQ23から構
成される。上記CMOSラッチ回路の入出力ノードは、
前記のようなメイン入出力線MIOT,MIOBに接続
される。上記ラッチ形態のPチャンネル型MOSFET
Q24とQ25の共通接続されたソースには、動作電圧
VPERIが供給される。この電圧VPERIは前記セ
ンスアンプの動作電圧VDLと同じ電圧にされている。
【0054】特に制限されないが、上記メイン入出力線
MIOTとMIOBは、ローカル入出力線LIOTとL
IOBに設けられる図示しないプリチャージ回路によっ
て、かかるローカル入出力線LIOTとLIOBととも
にVPERI(VDL)にプリチャージされる。それ
故、上記センスアンプの増幅動作によってローカル入出
力線LIOT,LIOB及びメイン入出力線MIOTと
MIOBに読み出された出力信号は、メイン入出力線M
IOTとMIOBの一方がプリチャージ電位(VPER
I=VDL)からロウレベル側に低下された電圧とな
り、タイミング信号MAEによりMOSFETQ23が
オン状態となって、上記の電位差を上記のラッチ形態の
Nチャンネル型MOSFETQ21とQ22により増幅
するものである。
【0055】図6には、この発明に係るダイナミック型
RAMの出力バッファの一実施例の回路図が示されてい
る。同図においては、ダイナミック型RAMの全体的な
動作を示す回路ブロックも合わせて示されている。すな
わち、デコーダでは降圧電圧VPERIで動作させら
れ、それに対応した信号振幅のデコード信号が形成され
る。メインワードドライバは昇圧電圧VPPで動作させ
られる。メモリアレイは前記のようにセンスアンプの動
作電圧VDLに対応した信号振幅の読み出し信号が出力
される。メインアンプは、上記降圧電圧VPERIで動
作させられ、それに対応した読み出し信号MOBを形成
する。ここで、MOBのBは前記のように論理“1”が
ロウレベル、論理“0”がハイレベルであることを意味
し、これに対する逆相の信号はMOTと表すものであ
る。
【0056】出力バッファでは、上記メインアンプの出
力信号MOBが、レベルシフト回路LSにより上記降圧
電圧VPERIに対応した信号レベルを外部電源電圧V
DDに対応した電圧レベルに変換(増幅)する。この増
幅された信号MOTHは、ナンドゲート回路G1の一方
の入力に供給される。また、上記信号MOTHは、イン
バータ回路N1により反転されてナンドゲート回路G2
の一方の入力に供給される。これらのナンドゲート回路
G1とG2の他方の入力には、上記電源電圧VDDに対
応した信号レベルのデータ出力タイミング信号DOCが
供給される。出力MOSFETQPとQNは、大きな負
荷駆動能力を得るために比較的大きなサイズに形成され
るために大きなゲート容量を有する。このような出力M
OSFETQPとQNとを高速に駆動するために順次に
上記ゲート回路G1とG2の出力信号は、インバータ回
路N2〜N4を通して伝達される。
【0057】出力バッファのPチャンネル型出力MOS
FETQPのソースに与えられる電源電圧VDDは、上
記Pチャンネル型出力MOSFETQPが比較的大きな
動作電流を流すために独立した電源端子VDDQ及び電
源線を通して動作電圧が与えられる。同様に、Pチャン
ネル型出力MOSFETQNのソースに与えられる接地
電位も、独立した接地端子VSSQ及び電源線を通して
与えられる。上記Pチャンネル型出力MOSFETQP
は、Nチャンネル型出力MOSFETに置き換えること
も可能である。ただし、電源電圧VDDまでの出力レベ
ルを得るようにするために、ゲートに昇圧された電圧を
供給するようにすればよい。この昇圧電圧は、前記のよ
うなワード線等の昇圧電圧VPPを利用するものであっ
てもよいが、ブートストラップ回路で形成するのが一般
的である。
【0058】図7には、この発明に係るダイナミック型
RAMの読み出し動作の一例を説明するためのタイミン
グ図が示されている。シェード選択信号SHRとSHL
は、プリチャージ期間には昇圧電圧VPPのような選択
レベルにされている。それ故、センスアンプのセンスノ
ードに設けられたプリチャージ回路により、それを中心
にて左右に設けられた相補ビット線BLLT,BLLB
等はハーフプリチャージ電圧VBLR(=VDL/2)
に設定されている。
【0059】サブワード線SWL1が選択されるとき、
それに先立って非選択側のサブアレイに対応したシェア
ード選択信号SHRが回路の接地電位VSSのような非
選択レベルにされる。それ故、センスアンプは、右側の
相補ビット線とは切り離された状態にされ、サブワード
線SWL1の選択動作によって左側の相補ビット線BL
LTとBLLBに選択されたメモリセルの記憶電荷に対
応した微小電圧差が発生する。
【0060】上記微小電圧が発生し、センスアンプが増
幅動作を開始する前に上記シェアード選択信号SHLが
降圧電圧VDLのような中間電圧に低下させられる。そ
して、センスアンプ活性化信号SANとSAP1をハイ
レベルにして、センスアンプの増幅動作を開始させる。
つまり、センスアンプ活性化信号SANによりパワース
イッチMOSFETQ14をオン状態にしてセンスアン
プのコモンソース線CSNをハーフプリチャージ電圧か
ら回路の接地電位VSSAのような電位に低下させ、セ
ンスアンプ活性化信号SAP1によりパワースイッチM
OSFETQ15をオン状態にしてセンスアンプのコモ
ンソース線CSPをハーフプリチャージ電圧から動作電
圧VDLに立ち上げる。
【0061】この増幅動作において、拡大図に示されて
いるように、選択側のシェアード選択信号SHLの電位
はVDLのように低い電位に低下し、センスノードSA
TとSABとの電位差が0.9V程度と小さいことによ
りスイッチMOSFETQ1とQ2とは比較的大きなオ
ン抵抗値を持ってビット線BLLT,BLLBと接続さ
せる。したがって、センスノードSATとSABには、
ビット線BLLT,BLLBの大きな寄生容量が直接接
続されることがないので、センスアンプの増幅開始によ
りセンスノードSATとSABとは上記微小電位差に対
応して高速に拡大する。
【0062】つまり、ハイレベルの読み出し信号に対応
したセンスノードSATは、スイッチMOSFETQ1
はオフ状態にされているので、VDLに向かう立ち上が
りが高速となる。これに対して、ロウレベルの読み出し
信号に対応したセンスノードSABは、その電位低下に
対応してスイッチMOSFETQ2のゲートとソース間
電位が拡大して、ビット線BLLBとの結合をより強固
にしてビット線BLLBの電位を低下させる。
【0063】すなわち、センスアンプの増幅開始時には
上記スイッチMOSFETQ1はオフ状態に、スイッチ
MOSFETQ2は大きな抵抗値をもってオン状態とな
り、センスノードとビット線BLLTとBLLBとの結
合を粗にしているので、微小電位差をセンスアンプの増
幅動作による電位差の拡大を高速にし、その電位差の拡
大に対応してロウレベル側のスイッチMOSFETQ2
は増幅電圧の拡大に対応してビット線BLLBとの結合
を蜜にして上記ビット線BLLBの電位の低下を促すよ
うに作用する。言い換えるならば、このときのスイッチ
MOSFETQ2は、いわばゲート接地、ソース入力の
リニア増幅MOSFETとして機能し、ビット線BLB
の電位低下を生じさせるものである。
【0064】上記センスアンプは、センスノードSAT
とSABに伝えられる微小電圧を正帰還ループを利用し
た高速動作を行うものであるために、増幅動作開始時に
ノイズが乗り読み出しレベルに対して電位差が逆転して
しまうと、誤った読み出し動作、言い換えるならば、そ
の増幅出力がメモリセルに再書き込みされることによっ
て誤った記憶動作を引き起こしてしまう。したがって、
センスアンプの増幅開始時にはシェアードスイッチMO
SFETQ1とQ2が仮にオン状態であっても、ゲー
ト,ソース間電圧がしきい値電圧付近にあるためにビッ
ト線との結合が粗になっているため、上記ビット線側か
らのノイズの影響を防止しつつ、微小電位差を高速に拡
大し、その拡大に対応してハイレベル側のスイッチMO
SFETQ1をオフ状態に、上記増幅信号のロウレベル
側への拡大に対応してスイッチMOSFETQ2のオン
抵抗を徐々に小さくして、増幅動作が高速にしかも安定
になされるときにビット線と蜜に結合させて電位を低下
させるものである。
【0065】このようにしてセンスノードSABは、比
較的大きな寄生容量を持つビット線BLLBとのスイッ
チMOSFETQ2を介した接続によって、実質的に大
きな信号電荷量を持つことになる。したがって、カラム
選択信号YSにより上記センスノードSABがローカル
ビット線に接続された際に、ローカルビット線とのチャ
ージシェアにより読み出される信号量を大きくすること
ができるために、結果として高速読み出しが可能になる
ものである。
【0066】図8には、この発明に係るダイナミック型
RAMの読み出し動作を説明するためのタイミング図が
示されている。このタイミング図では、従来のように選
択側のシェアードスイッチMOSFETを完全にオフ状
態にした場合の読み出し動作との比較により、この発明
での前記のような中間電位での読み出し動作の優位性を
説明するものである。
【0067】同図のようにシェアード選択信号SHLを
回路の接地電位VSSAのようなロウレベルにして、セ
ンスアンプを活性化させた場合には、センスノードSA
TとSABの電位は微小な読み出し電位差が急激に拡大
する。しかしながら、シェアード選択信号SHLを選択
レベルに戻すと、比較的大きな寄生容量を持つビット線
BLTとBLBとのチャージシェアによってセンスノー
ドSATとSABとがビット線電位側に変化して、両者
の電位差がV2のように小さくなってしまう。このタイ
ミングで、カラム選択信号YSをハイレベルにしてロー
カル入出力線と接続させて読み出しを行うとすると、上
記ローカル入出力線を通してメイン入出力線MIOTと
MIOBに伝えられる信号量が、それに接続されるメイ
ンアンプの増幅動作に必要な電圧V3に到達するまでの
時間が遅くなる。したがって、カラム選択信号YSは、
上記電圧V3が得られるまでの間、選択レベルにされて
センスノードとローカル入出力線との接続を維持しなけ
ればならない。
【0068】これに対して、本願発明のように選択側の
シェアード選択信号SHLを点線で示したように中間電
位VDLまでしか低下させない場合には、センスアンプ
の増幅期間にロウレベル側の増幅出力がビット線BLB
に伝えられるものであるために、シェアード選択信号S
HLを選択レベルに戻してもビット線BLBの電位が低
下しているので、センスノードSATとSABの電位差
がV1のように拡大している。したがって、カラム選択
信号YSをハイレベルにしてローカル入出力線と接続さ
せて読み出しを行う際に、同図に点線で示すように上記
ローカル入出力線を通してメイン入出力線MIOTとM
IOBに伝えられる信号量を大きくできるために、それ
に接続されるメインアンプの増幅動作に必要な電圧V3
に到達するまでの時間を短くすることができ、これに応
じてメインアンプの活性化信号MAEのタイミングを早
くできるとともに、カラム選択信号YSの選択期間を短
くすることができる。
【0069】上記中間電圧は上記センスアンプの動作電
圧VDLに限定されない。この中間電位は、理想的には
MOSFETQ1とQ2のしきい値電圧をVT1とVT
2とすると、VT2<中間電位<VT1であればよい。
ただし、VT1,VT2<中間電位のようにしても、そ
のオン抵抗が大きくて上記センスアンプの増幅開始に実
質的に影響を与えないなら問題ない。
【0070】上記しきい値電圧VT1とVT2は、次式
(1)と(2)により表される。 VT1=VT10+K√|VBB−VSAT|+2ΦF−√2ΦF・・・(1) VT2=VT20+K√|VBB−VSAB|+2ΦF−√2ΦF・・・(2) ここで、VT10はVBB−VSAT=0のときのしき
い値電圧、VT20はVBB−VSAB=0のときのし
きい値電圧、Kは基板効果定数、VSATはセンスノー
ドSATの電圧値、VSABはセンスノードSABの電
圧値、VBBは基板電圧、ΦFはフェルミ準位である。
【0071】図9には、この発明に係るダイナミック型
RAMの読み出し動作の他の一例を説明するためのタイ
ミング図が示されている。この実施例では、選択側のシ
ェード選択信号SHLを中間電位VDLにした後に、電
圧VPPのような選択レベルに戻す際にその立ち上がり
時間trをtr1のように遅くされる。これにより、ビ
ット線BTLとハイレベル側のセンスノードSATとの
結合が緩やかに行われて、ビット線BLTの落ち込みが
小さくなる。その結果として、センスノードSATとS
ABにおける電位差がV1からV5のように拡大させる
ことが可能となる。これにより、上記のようなセンス出
力のデータ入出力線側への読み出しを高速にすることが
できる。
【0072】図10には、シェアード選択信号を形成す
るタイミング発生回路の一実施例の回路図が示されてい
る。SH選択論理ブロックにより、3通りのタイミング
信号φA、φB及びφCが形成される。例えば、選択側
ではタイミング信号φBとφCが発生され、非選択側で
はタイミング信号φAとφCが発生される。つまり、選
択側においては、タイミング信号φCとφBとφCが発
生され、それに対応して出力MOSFETQ27、Q2
6及びQ27がオン状態にされるため、SHL(SH
R)電位は、VPP−VDL−VPPのような2値電圧
に設定される。非選択側においては、タイミング信号φ
CとφAとφCが発生され、それに対応して出力MOS
FETQ27、Q28及びQ27がオン状態にされるた
め、SHL(SHR)電位は、VPP−VSS−VPP
のような2値電圧に設定される。
【0073】上記のように選択レベルをVPPレベルに
する場合、MOSFETQ27をNチャンネル型MOS
FETで構成した場合には、上記タイミング信号φCの
選択レベルはVPP+VT27のような昇圧電圧にされ
る。上記MOSFETQ27をPチャンネル型MOSF
ETとした場合、タイミング信号φCはVPPが非選択
レベルとされVSSが選択レベルとされる。
【0074】上記図9のように中間電圧VDLから選択
レベルVPPへの立ち上がりを遅延させる場合には、M
OSFETQ27を並列接続した2つのMOSFETに
して、VSSからVPPに立ち上げるときには2つのM
OSFETを同時にオン状態にし、VDLからVPPに
立ち上げるときには1つのMOSFETをオン状態にす
ればよい。あるいは、タイミング信号φCの立ち上がり
を遅くするようにするものであってもよい。このよう
に、MOSFETのサイズやゲート入力電圧の変更によ
って、上記選択的な信号レベルの変化を行わせることが
できる。
【0075】図11には、この発明に係るダイナミック
型RAMの読み出し動作の他の一例を説明するためのタ
イミング図が示されている。この実施例では、センスア
ンプがオーバードライブされる。つまり、センスアンプ
のPチャンネル型MOSFETの共通ソース線CSPに
動作電圧VDLよりも高い電圧VDDを供給し、その立
ち上がりを急峻にしてハイレベル側のセンス出力の立ち
上がりを高速にするものである。このため、上記共通ソ
ース線CSPを駆動するタイミング信号として、タイミ
ング信号SAP2が追加される。このタイミング信号S
AP2は、タイミング信号SANと同時に一時的にVP
Pレベルのような高い電圧にされて、上記共通ソース線
CSPを一時的にVDLよりも高くする。このタイミン
グ信号SAP2の非選択レベルへの変化に対応して、遅
れて上記タイミング信号SAP1が発生されて、共通ソ
ース線CSPに動作電圧VDLを供給するものである。
【0076】このようなセンスアンプのオーバードライ
ブによって、センスノードSATとSABの電圧差がV
4のように大きくすることができる。このため、シェア
ード選択信号SHLを中間電圧VDLから選択電圧VP
Pに戻した際のセンスノードSATの落ち込み分を上記
オーバードライブ電圧によって補償することができるか
ら、カラム選択信号YSによるデータ入出力線への読み
出し動作を高速にすることができる。
【0077】図12には、オーバードライブ機能を持つ
センスアンプの一実施例の回路図が示されている。セン
スアンプのPチャンネル型MOSFETQ7,Q8のソ
ースが接続される共通ソース線CSPに、前記のような
パワースイッチMOSFETQ15に加えて、オーバー
ドライブ部を構成するNチャンネル型MOSFETQ1
6が付加される。このMOSFETQ16は、タイミン
グ信号SAP2に対応して電源電圧VDDを上記共通ソ
ース線CSPに供給するような動作を行う。上記MOS
FETQ16のソースから上記のような電源電圧VDD
を出力させるために、ゲートに供給されるタイミング信
号SAP2の選択レベルは、昇圧電圧VPPのような高
い電圧にされる。
【0078】上記オーバードライブ用の電圧には、外部
端子から供給される電源電圧VDDに代えて、センスア
ンプ動作速度の電源電圧VDD依存性を軽減するため
に、ゲートに昇圧電圧VPPが印加され、ドレインが電
源電圧VDDに接続され、ソースから上記電源電圧VD
Dからわずかに降圧された電圧を用いるようにするもの
であってもよい。このようなオーバードライブ部の付加
によって、タイミング信号SAP2に対応して、センス
アンプの動作電圧である共通ソース線CSPの電位を一
時的にVDDのような高い電圧にすることができる。
【0079】図13には、この発明に係るダイナミック
型RAMに用いられるセンスアンプ部の一実施例の概略
素子レイアウト図が示されている。この実施例では、セ
ンスアンプを駆動するパワースイッチMOSFETQ1
4とQ15が、センスアンプ列に沿って分散して配置さ
れる。つまり、前記のようなクロスエリアに大きなサイ
ズとして纏めて配置されるのではなく、センスアンプ列
の中に分散して小さな素子サイズのパワースイッチMO
SFETQ14とQ15が設けられる。
【0080】特に制限されないが、この実施例では、1
6個の単位回路に対応して上記2つのMOSFETQ1
4とQ15が配置される。つまり、左端に設けられた単
位回路を例にして説明すると、上側から順にシェアード
スイッチMOSFETQ1,Q2、プリチャージ回路を
構成するMOSFETQ10−12、カラム選択回路を
構成するスイッチMOSFETQ12,Q13、CMO
Sラッチ回路を構成するPチャンネル型増幅MOSFE
TQ7,Q8、上記パワースイッチMOSFETQ14
とQ15の形成領域を挟んでCMOSラッチ回路を構成
するNチャンネル型増幅MOSFETQ5,Q6、及び
シェアードスイッチMOSFETQ3,Q4のように配
置される。
【0081】上記パワースイッチMOSFETQ14と
Q15は、センスアンプ列に沿ってゲートが延長される
よう、上記シェアードスイッチMOSFETに比べてチ
ャンネル幅が大きく、言い換えるならば、素子サイズが
大きく形成されて大きな電流を流すことができるように
される。この場合、Nチャンネル型MOSFETの共通
ソース線CSNを駆動するMOSFETQ14は、その
ゲートに供給される電圧がVDLのように比較的低い電
位であるために、ゲートに電源電圧VDD又は昇圧電圧
VPPが供給されるMOSFETQ15に比べて大きな
サイズにされる。このようにセンスアンプを駆動するパ
ワースイッチMOSFETを分散配置した場合には、セ
ンスノードとパワースイッチMOSFETとの間の距離
が短くでき、サブアレイに設けられる複数のセンスアン
プの動作タイミングを相互に均一にすることができると
ともに、前記クロスエリアを他の回路のために有効利用
することができる。
【0082】図14には、この発明に係るダイナミック
型RAMの読み出し動作の更に他の一例を説明するため
のタイミング図が示されている。この実施例では、シェ
アードスイッチMOSFETがPチャンネル型MOSF
ETで構成される例に対応したタイミング図が示されて
いる。シェアードスイッチMOSFETがPチャンネル
型MOSFETで構成される場合、その選択レベルはV
SSAのような回路の接地電位にされ、非選択レベルは
ビット線のハイレベルに対応した降圧電圧VDLのよう
な電圧にされる。
【0083】したがって、選択側のシェアードスイッチ
MOSFETに供給されるシェアード選択信号SHL
は、サブワード線SWLが選択されてセンスアンプのセ
ンスノードSATとSABに読み出し電圧差が表れた後
にVDL/2のようなハーフプリチャージ電圧VBLR
に対応した電位に設定される。センスアンプの増幅動作
によってセンスノードSATとSABの電位差が拡大す
ると、ゲート電位が相対的に低い電位にされるハイレベ
ル側のビット線BLTに接続されるスイッチMOSFE
TQ1によりハイレベル側のビット線BLLTの電位が
上昇して、センスノードSATとSABの電位差を拡大
させるものである。
【0084】このようなPチャンネル型MOSFETを
シェアード選択MOSFETとして用い、そのハイレベ
ル側の信号量を大きくする場合、データ入出力線のプリ
チャージ電位を接地電位側にし、メインアンプを構成す
るCMOSラッチ回路にはPチャンネル型MOSFET
によって増幅動作を行わせるようにすることが望まし
い。つまり、図5のようなメインアンプを用いる場合に
は、Pチャンネル型MOSFETQ24とQ25のソー
ス側にPチャンネル型MOSFETによりVDLのよう
な動作電圧を与え、Nチャンネル型MOSFETQ21
とQ22のソースには回路の接地電位を与えるようにす
るものである。これにより、センスアンプからの出力信
号に対応して、メインアンプを感度の良い領域で動作さ
せることができる。
【0085】図15には、この発明に係るダイナミック
型RAMの他の一実施例のセンスアンプ部の回路図が示
されている。この実施例は、センスアンプに対応して一
対の相補ビット線を設ける例が示されている。このよう
にセンスアンプに対して一対の相補ビット線BLT,B
LBを割り当てる場合でも、ビット線とセンスアンプの
センスノードSATとSABとの間に、ビット線カット
用のMOSFETQ1’とQ2’が設けられる。そし
て、このMOSFETQ1’とQ2’のゲートに供給さ
れる制御信号BCは、前記特開平4−167293号公
報のような3値レベルでの制御とは異なり、VPPのよ
うな選択レベルとVDLのような中間電位の2値電圧で
変化させられる。
【0086】このようなビット線カット用MOSFET
を設けた場合でも、その制御信号BCを前記公報のよう
に3値レベルで制御することなく、2値レベルで制御す
ることによって、前記説明したようにセンス出力のデー
タ入出力線IOTとIOBへの読み出しを高速にするこ
とができるものである。このデータ入出力線IOTとI
OBは、前記のようなメモリアレイがサブアレイのよう
に分割されている場合には、ローカル入出力線に対応し
たものであり、選択回路によりメインアンプが設けられ
たメイン入出力線に接続される。
【0087】図16には、この発明をシンクロナスDR
AMに適用した場合の動作を説明するための波形図が示
されている。同図では、バースト長BL=2、CASレ
イテンシCL=2の場合を例にして示されている。上記
BL=2、CL=2は、モードレジスタに設定される。
BL=2とは2つの連続サイクルで2つのカラムスイッ
チから読みは出し/書き込みを行うことであり、CL=
2とはリードコマンドから2サイクル後に出力端子DQ
から出力データを出力させることである。
【0088】バンクアクティブコマンドにより、アドレ
ス入力端子からロウ系のアドレス信号を取り込み、それ
をデコードすることによりサブワード線SWLがVPP
のような選択レベルにされる。これにより、相補ビット
線BLT,BLBには、微小読み出し信号が現れる。セ
ンスアンプが動作タイミング信号により活性化されるの
て上記相補ビット線BLTとBLBの上記微小読み出し
信号は、VDLのようなハイレベルとVSSのようなロ
ウレベルに増幅され、サブワード線SWLが選択された
メモリセルへの再書き込み(リフレッシュ)が行われ
る。この際にセンスアンプの動作開始時に、図示しない
選択側のシェアードスイッチMOSFETのゲート電圧
が前記のように一時的に中間電圧にされた後に選択レベ
ルに戻されて上記リフレッシュが実行される。
【0089】バンクアクティブの2サイクル後にリード
コマンドが入力され、図示しないカラム系のアドレス信
号が取り込まれ、カラム選択信号YS1を立ち上げる。
これにより、メイン入出力線MIOTとMIOBは、上
記カラム選択直前までVDLレベルにプリチャージされ
ており、上記YS選択のビット線情報により必要な読み
出し電圧差を得て、これを信号MAEにより活性化され
るメインアンプにより増幅して出力信号MOを形成す
る。このメインアンプの出力信号MOは、前記のように
降圧電圧VPERIに対応した低振幅信号であるので、
出力バッファの入力部においてレベルシフトしてVDD
レベルに変換させ、出力タイミング信号DOCに同期し
て出力させる。上記BL=2のときには、リードコマン
ドの次のクロックCLKに同期してY系のアドレスが切
り替わり、それに対応してメインアンプの出力信号MO
が形成される。
【0090】バンクアクティブコマンドから最初の出力
信号DQが確定するまでのアクセス時間がtRACe
q、リードコマンドから出力信号DQが確定するまでの
アクセス時間がtAAeq、クロック信号CLKから出
力信号DQが確定するまでのアクセス時間がtACであ
る。本発明はY選択動作時にメインアンプへの必要量の
読み出し信号を高速に得られるものであるので、上記ア
クセス時間tACの短縮化が可能になる。そして、上記
のような高振幅信号での制御によって、それにより駆動
されるMOSFETに流れる電流を大きくすることがで
き、そこでの信号遅延も小さくできるから高速化に寄与
することととなる。したがって、クロック信号CLKの
周期をその分短くすることができ、シンクロナスDAR
Mの高速化を図ることができる。
【0091】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) ダイナミック型RAMに設けられるセンスアン
プと相補ビット線との間にスイッチMOSFETを設
け、ワード線の選択動作によって選択された複数のダイ
ナミック型メモリセルから複数対の相補ビット線にそれ
ぞれの記憶情報に従って信号電圧が読み出された後に、
上記スイッチMOSFETのスイッチ制御信号を選択レ
ベルから上記相補ビット線に読み出された信号電圧では
オフ状態又は比較的大きなオン抵抗値を持ち、センスア
ンプの増幅動作によるセンスノードが一方のレベルにさ
れた電位では比較的小さなオン抵抗値をもってオン状態
になり、他方のレベルにされた電位ではオフ状態となる
ような中間電位に変化させ、上記スイッチ制御信号の変
化に対応して上記センスアンプに動作電圧を与えて増幅
動作を開始させ、上記増幅動作により形成された増幅信
号をカラム選択信号によりカラム選択回路を介して上記
入出力線に伝え、上記カラム選択回路の選択動作に対応
して上記スイッチ制御信号を選択レベルに戻すことによ
り、微小信号のセンス増幅動作を安定的にしかも高速に
行いつつ、その増幅信号のデータ入出力線への出力を高
速にできるという効果が得られる。
【0092】(2) 上記センスノードに上記相補ビッ
ト線をプリチャージするプリチャージ回路を更に設け、
上記ワード線が非選択状態のときに上記スイッチ制御信
号を選択レベルにして上記スイッチMOSFETを介し
てセンスノードに設けられたプリチャージ回路から相補
ビット線をプリチャージすることにより、微小信号のセ
ンス増幅動作を安定的にしかも高速に行いつつ、その増
幅信号のデータ入出力線への出力を高速にできるととも
にプリチャージ回路をセンスノードと相補ビット線の両
方に共用できるから回路の簡素化が可能になるという効
果が得られる。
【0093】(3) 上記センスノードを中心にして左
右に相補ビット線を配置し、上記スイッチMOSFET
を上記左右に配置された相補ビット線の選択スイッチM
OSFETと併用し、非選択とされた相補ビット線に対
応したスイッチMOSFETのスイッチ制御信号を上記
ワード線が選択される前に非選択レベルにするというシ
ェアードセンス方式とすることにより微小信号のセンス
増幅動作を安定的にしかも高速に行いつつ、その増幅信
号のデータ入出力線への出力を高速にできるとともに回
路の簡素化が可能になるという効果が得られる。
【0094】(4) 上記カラム選択回路の選択動作に
対応して上記スイッチ制御信号を上記中間電位から選択
レベルに戻すとき、その信号変化を緩やかにすることに
より、他方のレベル側の信号電圧も大きくできるから、
微小信号のセンス増幅動作を安定的にしかも高速に行い
つつ、その増幅信号のデータ入出力線への出力をいっそ
う高速にできるという効果が得られる。
【0095】(5) 上記データ入出力線に入出力端子
が接続されたCMOSラッチ回路からなるメインアンプ
を接続し、上記データ入出力線を上記センスノードの一
方のレベルとは逆極性の他方のレベルにプリチャージ
し、上記メインアンプは、それが動作状態にされるとき
に上記CMOSラッチ回路に対して他方の電位に対応し
た動作電圧を与えらることにより、CMOSラッチ回路
からなるメインアンプを高感度で動作させることができ
るという効果が得られる。
【0096】(6) 上記ワード線をメインワード線
と、かかるメインワード線に対して共通に割り当てられ
てなる複数のサブワード線で構成し、上記サブワード線
に対して上記ダイナミック型メモリセルのアドレス選択
MOSFETのゲートを接続し、上記サブワード線を上
記メインワード線の信号とサブワード選択線の信号とを
受けるサブワードドライバにより上記複数のうちの1つ
を選択し、上記サブワードドライバを、メモリセルアレ
イの端部を除いてそれを中心にして左右に設けられるサ
ブワード線の選択信号を形成するものとし、上記センス
アンプをメモリセルアレイの端部を除いてそれを中心に
して左右に設けられる相補ビット線からの増幅信号をセ
ンスするものとすることにより、大記憶容量をダイナミ
ック型RAMを実現しつつ、微小信号のセンス増幅動作
を安定的にし、増幅信号のデータ入出力線への出力を高
速にできるという効果が得られる。
【0097】(7) 上記センスアンプに与えられる動
作電圧を、外部端子から供給された電源電圧を降圧した
降圧電圧とし、上記ワード線の選択レベルと上記スイッ
チMOSFETの選択レベルを上記電源電圧を昇圧した
昇圧電圧とし、上記中間電位を、上記センスアンプの動
作電圧に対応した降圧電圧を用いることにより、格別な
内部電源回路を追加することなく、微小信号のセンス増
幅動作を安定的にしかも高速化しつつ、増幅信号のデー
タ入出力線への出力を高速にできるという効果が得られ
る。
【0098】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
図1又は図2に示したダイナミック型RAMにおいてメ
モリアレイ、サブアレイ及びサブワードドライバの構成
は、種々の実施形態を採ることができるし、サブワード
ドライバを用いないワードシャント方式でもよい。セン
スアンプに動作電圧VDLを与えるパワースイッチMO
SFETQ15は、Pチャンネル型MOSFETを用い
るものであってもよい。
【0099】センスアンプの動作電圧は外部端子から供
給された電源電圧をそのまま用いるものであってもよ
い。この場合の前記中間電圧は、ハーフプリチャージ電
圧を用いるもの、あるいはそれ専用に形成した電圧を利
用するものであってもよい。メインアンプは、前記のよ
うなCMOSラッチ回路を用いるもの他、差動増幅回路
を利用するものであってもよい。この発明は、ダイナミ
ック型メモリセルを用いた半導体記憶装置に広く利用で
き、例えばマイクロコンピュータ等のデジタル集積回路
に搭載される半導体記憶装置等にも適用できる。
【0100】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、ダイナミック型RAMに設
けられるセンスアンプと相補ビット線との間にスイッチ
MOSFETを設け、ワード線の選択動作によって選択
された複数のダイナミック型メモリセルから複数対の相
補ビット線にそれぞれの記憶情報に従って信号電圧が読
み出された後に、上記スイッチMOSFETのスイッチ
制御信号を選択レベルから上記相補ビット線に読み出さ
れた信号電圧ではオフ状態又は比較的大きなオン抵抗値
を持ち、センスアンプの増幅動作によるセンスノードが
一方のレベルにされた電位では比較的小さなオン抵抗値
をもってオン状態になり、他方のレベルにされた電位で
はオフ状態となるような中間電位に変化させ、上記スイ
ッチ制御信号の変化に対応して上記センスアンプに動作
電圧を与えて増幅動作を開始させ、上記増幅動作により
形成された増幅信号をカラム選択信号によりカラム選択
回路を介して上記入出力線に伝え、上記カラム選択回路
の選択動作に対応して上記スイッチ制御信号を選択レベ
ルに戻すことにより、微小信号のセンス増幅動作を安定
的にしかも高速に行いつつ、その増幅信号のデータ入出
力線への出力を高速にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるダイナミック型RAMの
一実施例を示す概略レイアウト図である。
【図2】この発明に係るダイナミック型RAMにおける
サブアレイとその周辺回路の一実施例を示す概略レイア
ウト図である。
【図3】この発明に係るダイナミック型RAMのセンス
アンプ部を中心にして、アドレス入力からデータ出力ま
での簡略化された一実施例を示す回路図である。
【図4】この発明に係るダイナミック型RAMのセンス
アンプ部の一実施例を示す回路図である。
【図5】図3の実施例に示されたメインアンプの一実施
例を示す回路図である。
【図6】この発明に係るダイナミック型RAMの出力バ
ッファの一実施例を示す回路図である。
【図7】この発明に係るダイナミック型RAMの読み出
し動作の一例を説明するためのタイミング図である。
【図8】この発明に係るダイナミック型RAMの読み出
し動作を説明するためのタイミング図である。
【図9】この発明に係るダイナミック型RAMの読み出
し動作の他の一例を説明するためのタイミング図であ
る。
【図10】シェアード選択信号を形成するタイミング発
生回路の一実施例を示す回路図である。
【図11】この発明に係るダイナミック型RAMの読み
出し動作の他の一例を説明するためのタイミング図であ
る。
【図12】オーバードライブ機能を持つセンスアンプの
一実施例を示す回路図である。
【図13】この発明に係るダイナミック型RAMに用い
られるセンスアンプ部の一実施例を示す概略素子レイア
ウト図である。
【図14】この発明に係るダイナミック型RAMの読み
出し動作の更に他の一例を説明するためのタイミング図
である。
【図15】この発明に係るダイナミック型RAMの他の
一実施例を示すセンスアンプ部の回路図である。
【図16】この発明をシンクロナスダイナミック型RA
Mに適用した場合の動作の一例を説明するための波形図
である。
【符号の説明】
10…メモリチップ、11…メインロウデコーダ領域、
12…メインワードドライバ領域、13…カラムデコー
ダ領域、14…周辺回路、ポンディングパッド領域、1
5…メセリセルアレイ(サブアレイ)、16…センスア
ンプ領域、17…サブワードドライバ領域、18…交差
領域(クロスエリア)、51…アドレスバッファ、52
…プリデコーダ、53…デコーダ、61…メインアン
プ、62…出力バッファ、63…入力バッファ、LS…
レベルシフト回路、G1〜G4…ゲート回路、N1〜N
13…インバータ回路、QP…Pチャンネル型出力MO
SFET、QN…Nチャンネル型出力MOSFET、Q
1〜Q25…MOSFET。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/34 362H H01L 27/10 681E (72)発明者 竹村 理一郎 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B024 AA15 BA05 BA07 BA10 BA13 BA27 CA07 CA16 5F083 GA01 LA01 LA03 LA04 LA09 LA12 LA16 LA29 LA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数からなるダイナミック型メモリセル
    のアドレス選択端子がそれぞれに接続されてなる複数の
    ワード線と、 複数からなるダイナミック型メモリセルがそれぞれに接
    続されてなる複数対の相補ビット線と、 スイッチ制御信号により上記複数対の相補ビット線を複
    数対のセンスノードに伝える複数対からなるスイッチM
    OSFETと、 上記複数対のセンスノードにそれぞれの入出力端子が接
    続され、動作タイミング信号に対応して動作電圧が与え
    られる複数からなるCMOSラッチ回路からなるセンス
    アンプと、 カラム選択信号によりスイッチ制御されるカラム選択回
    路を介して上記センスノードが接続されるデータ入出力
    線とを備え、 上記ワード線の選択動作によってダイナミック型メモリ
    セルから複数対の相補ビット線にそれぞれの記憶情報に
    従って信号電圧が読み出された後に、上記スイッチ制御
    信号を選択レベルから上記相補ビット線に読み出された
    信号電圧ではオフ状態又は比較的大きなオン抵抗値を持
    つようにされ、センスアンプの増幅動作によるセンスノ
    ードが一方のレベルにされた電位では比較的小さな抵抗
    値を持ってオン状態になり、他方のレベルにされた電位
    ではオフ状態になるような中間電位に変化させ、 上記スイッチ制御信号の変化に対応して上記センスアン
    プに動作電圧を与えて増幅動作を開始させ、 上記増幅動作により形成された増幅信号をカラム選択信
    号によりカラム選択回路を介して上記入出力線に伝え、 上記カラム選択回路の選択動作に対応して上記スイッチ
    制御信号を選択レベルに戻すようにしてなることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記センスノードには、上記相補ビット線をプリチャー
    ジするプリチャージ回路が更に設けられるものであり、 上記ワード線が非選択状態のときに上記スイッチ制御信
    号が選択レベルにされて、上記スイッチMOSFETを
    介してセンスノードに設けられたプリチャージ回路から
    相補ビット線がプリチャージされるものであることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 上記センスノードは、それを中心にして左右に相補ビッ
    ト線が配置されるものであり、 上記スイッチMOSFETは、上記左右に配置された相
    補ビット線の選択スイッチMOSFETと併用されるも
    のであり、 非選択とされた相補ビット線に対応したスイッチMOS
    FETのスイッチ制御信号は、上記ワード線が選択され
    る前に非選択レベルにされるものであることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記カラム選択回路の選択動作に対応して上記スイッチ
    制御信号を上記中間電位から選択レベルに戻すとき、そ
    の信号変化を緩やかにしてなることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4において、 上記データ入出力線は、入出力端子が接続されたCMO
    Sラッチ回路からなるメインアンプが接続され、 上記データ入出力線は、上記センスノードの一方のレベ
    ルとは逆極性の他方のレベルにプリチャージされ、 上記メインアンプは、それが動作状態にされるときに上
    記CMOSラッチ回路に対して他方の電位に対応した動
    作電圧が与えられるものであることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 上記ワード線は、メインワード線と、かかるメインワー
    ド線に対して共通に割り当てられてなる複数のサブワー
    ド線からなり、 上記サブワード線に対して上記ダイナミック型メモリセ
    ルのアドレス選択MOSFETのゲートが接続され、 上記サブワード線は、上記メインワード線の信号とサブ
    ワード選択線の信号とを受けるサブワードドライバによ
    り上記複数のうちの1つが選択されるものであり、 上記サブワードドライバは、メモリセルアレイの端部を
    除いてそれを中心にして左右に設けられるサブワード線
    の選択信号を形成するものであり、 上記センスアンプは、メモリセルアレイの端部を除いて
    それを中心にして左右に設けられる相補ビット線からの
    増幅信号をセンスするものであることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 上記センスアンプに与えられる動作電圧は、外部端子か
    ら供給された電源電圧を降圧した降圧電圧であり、 上記ワード線の選択レベルと上記スイッチMOSFET
    の選択レベルは、上記電源電圧を昇圧した昇圧電圧であ
    り、 上記中間電位は、上記センスアンプの動作電圧に対応し
    た降圧電圧を用いるものであることを特徴とする半導体
    記憶装置。
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