JP2000036193A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2000036193A
JP2000036193A JP10203450A JP20345098A JP2000036193A JP 2000036193 A JP2000036193 A JP 2000036193A JP 10203450 A JP10203450 A JP 10203450A JP 20345098 A JP20345098 A JP 20345098A JP 2000036193 A JP2000036193 A JP 2000036193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
potential
mosfet
word
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10203450A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Ueda
利次 上田
Hiroshi Akasaki
博 赤▲崎▼
Goro Kitsukawa
五郎 橘川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi ULSI Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10203450A priority Critical patent/JP2000036193A/ja
Publication of JP2000036193A publication Critical patent/JP2000036193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化と低消費電力化のレベル変換回路を備
えた半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 第1導電型のプリチャージMOSFET
により出力ノードを第1の電位にプリチャージし、上記
第1電位に対応された信号振幅の1ないし複数の入力信
号を受ける1ないし複数の第2導電型のMOSFETか
らなる論理ブロックによりディスチャージ経路を形成
し、上記出力ノードにソースが接続され、ゲートに上記
第1電位に対応された固定電圧が印加された第2導電型
の第1のMOSFETと、上記出力ノードにゲートが接
続され、ソースが回路の接地電位に接続された第2導電
型の第2のMOSFETと、上記第1電位より絶対値的
に大きな第2電位にソースが接続され、ゲートとドレイ
ンとが交差接続されて、上記第1と第2のMOSFET
のドレインに接続されてなる第1導電型の第3と第4の
MOSFETとを設け、上記第2のMOSFETのドレ
インから上記第2電位に対応したレベル変換信号を得る
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、例えばメインワード線とサブワード線とを
備えた分割ワード線方式のダイナミック型RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)におけるメインワードドライ
バ等のレベル変換機能付論理回路に利用して有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】選択されるメモリセルが設けられる必要
なメモリブロックのみを動作させ、動作させるメモリエ
リアをできるだけ少なくして低消費電力を図ること、及
びメモリセルが接続されるサブワード線の選択動作の高
速化を図るために、メインワード線に対してメモリセル
が接続される複数のサブワード線を設けるようにした分
割ワード線方式が提案されている。このような分割ワー
ド線方式の例としては、特開平2−158995号公報
がある。なお、上記公報ではメインワード線を前置ワー
ド線と称し、サブワード線をワード線と称している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイナミック型メモリ
セルでは、ビット線に伝えられるセンスアンプのハイレ
ベルに対して、アドレス選択MOSFETのゲートが接
続されるワード線(サブワード線)の電位をそのしきい
値電圧以上に高くする必要がある。これに対して、上記
低消費電力化のために内部回路側の動作電圧は低くされ
るものであり、上記ワード線(メインワード線)を駆動
する回路では、レベル変換機能を設けることが必要とさ
れる。このレベル変換機能として、デコーダ回路のプリ
チャージ電圧を上記昇圧電圧に対応した高電位とし、そ
れを上記降圧電圧の信号振幅がゲートに供給されたMO
SFETでディスチャージ(論理ブロック)を構成する
ことが考えられる。なお、メインワード線の信号振幅を
小さくし、サブワードドライバにレベル変換機能を付加
することも考えられる。この場合には、サブワードドラ
イバの回路素子数が増大して、高密度に設けられるサブ
ワード線のピッチに合わせて上記サブワードドライバを
形成することが困難となる。
【0004】上記メインワード線の選択信号を形成する
レベル変換回路では、デコード回路での信号振幅が上記
昇圧電圧に対応した大きなものとなり、動作速度が遅く
なるとともに消費電流も増大してしまうという問題が生
じる。特に、内部電圧は2.5かそれ以下に小さくされ
る反面、アドレス選択MOSFETのしきい値電圧は、
記憶キャパシタの情報保持時間を確保するためにリーク
電流を小さくするために1.6V程度に高く形成される
ことから、センスアンプの動作電圧を2.0Vとした場
合でも上記ワード線の昇圧電圧が3.6V程度と高くな
ってその差が拡大する傾向にあるので、上記のようなレ
ベル変換回路での信号遅延と消費電力の増大は無視でき
なくなる。
【0005】この発明の目的は、高速化と低消費電力化
のレベル変換回路を備えた半導体集積回路装置を提供す
ることにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的
と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明
らかになるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1導電型のプリチャージ
MOSFETにより出力ノードを第1の電位にプリチャ
ージし、上記第1電位に対応された信号振幅の1ないし
複数の入力信号を受ける1ないし複数の第2導電型のM
OSFETからなる論理ブロックによりディスチャージ
経路を形成し、上記出力ノードにソースが接続され、ゲ
ートに上記第1電位に対応された固定電圧が印加された
第2導電型の第1のMOSFETと、上記出力ノードに
ゲートが接続され、ソースが回路の接地電位に接続され
た第2導電型の第2のMOSFETと、上記第1電位よ
り絶対値的に大きな第2電位にソースが接続され、ゲー
トとドレインとが交差接続されて、上記第1と第2のM
OSFETのドレインに接続されてなる第1導電型の第
3と第4のMOSFETとを設け、上記第2のMOSF
ETのドレインから上記第2電位に対応したレベル変換
信号を得るようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用される
ダイナミック型RAMの一実施例の概略レイアウト図が
示されている。同図においては、この発明が適用される
ダイナミック型RAMを構成する各回路ブロックのう
ち、その主要部が判るように示されており、それが公知
の半導体集積回路の製造技術により、単結晶シリコンの
ような1個の半導体基板上において形成される。
【0008】この実施例では、特に制限されないが、メ
モリアレイは、全体として4個に分けられる。半導体チ
ップの長手方向に対して左右に分けられて、中央部分1
4にアドレス入力回路、データ入出力回路及びボンディ
ングパッド列からなる入出力インターフェイス回路及び
昇圧回路や降圧回路を含む電源回路等が設けられる。こ
れら中央部分14の両側のメモリアレイに接する部分に
は、カラムデコーダ領域13が配置される。
【0009】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に2個、上下に2個ずつに分けられた4個から
なる各メモリアレイにおいて、長手方向に対して上下中
央部にメインロウデコーダ領域(メモリアレイ制御回
路)11が設けられる。このメインロウデコーダの上下
には、メインワードドライバ領域12が形成されて、上
記上下に分けられたメモリアレイのメインワード線を駆
動する駆動回路が設けられることの他、後述するような
サブワード選択線やセンスアンプを駆動するメモリアレ
イ制御回路が設けられる。
【0010】上記メモリセルアレイ(以下、サブアレイ
と称する)15は、その拡大図に示すように、センスア
ンプ領域16、サブワードドライバ領域17に囲まれて
形成される。上記センスアンプ領域16と、上記サブワ
ードドライバ領域17の交差部は、交差領域(クロスエ
リア)18とされる。上記センスアンプ領域16に設け
られるセンスアンプは、シェアードセンス方式により構
成され、上記メモリアレイの両端部に配置されるサブア
レイに対応したものを除いて、センスアンプを中心にし
て左右に相補ビット線が設けられ、左右いずれかのサブ
アレイ15の相補ビット線に選択的に接続される。
【0011】上述のように半導体チップの長手方向に対
して左右に4個ずつに分けられたメモリアレイは、2個
ずつ組となって配置される。このように2個ずつ組とな
って配置された2つのメモリアレイは、その中央部分に
上記メインロウデコーダ領域11とメインワードドライ
バ12が配置される。メインワードドライバ12は、上
記1つのメモリアレイを貫通するように延長されるメイ
ンワード線の選択信号を形成する。上記メインワードド
ライバ領域12にサブワード選択用のサブワード選択線
のドライバ(FXドライバ)も設けられ、後述するよう
に上記メインワード線と平行に延長されてサブワード選
択線の選択信号を形成する。そして、センスアンプを駆
動する後述するスイッチMOSFETも設けられる。
【0012】拡大図として示された1つのメモリセルア
レイ(サブアレイ)15は、特に制限されないが、サブ
ワード線が256本と、それと直交する相補ビット線
(又はデータ線)が256対とされる。上記1つのメモ
リアレイにおいて、上記サブアレイ15がビット線方向
に16個設けられるからサブワード線が約4K分設けら
れ、ワード線方向に16個設けられるから相補ビット線
が約4K分設けられる。このようなメモリアレイがメモ
リチップ10の全体で4個設けられるから、メモリチッ
プ10の全体での記憶容量は、4×4K×4K=64M
ビットのようにされる。
【0013】上記1つのメモリアレイは、メインワード
線方向に対して16個に分割される。かかる分割された
サブアレイ15毎にサブワードドライバ(サブワード線
駆動回路)17が設けられる。サブワードドライバ17
は、メインワード線に対して1/16の長さに分割さ
れ、それと平行に延長されるサブワード線の選択信号を
形成する。この実施例では、メインワード線の数を減ら
すために、言い換えるならば、メインワード線の配線ピ
ッチを緩やかにするために、特に制限されないが、1つ
のメインワード線に対して、相補ビット線方向に8本か
らなるサブワード線を配置させる。このようにメインワ
ード線方向には8本に分割され、及び相補ビット線方向
に対して8本ずつが割り当てられたサブワード線の中か
ら1本のサブワード線を選択するために、サブワード選
択ドライバが配置される。このサブワード選択ドライバ
は、上記サブワードドライバの配列方向に延長される8
本のサブワード選択線の中から1つを選択する選択信号
を形成する。
【0014】図2には、この発明に係るダイナミック型
RAMにおけるサブアレイとその周辺回路の一実施例の
概略レイアウト図が示されている。同図には、図1に示
されたメモリアレイの中の4つのサブアレイSBARY
が代表として示されている。図2においては、サブアレ
イSBARYが形成される領域には斜線を付すことによ
って、その周辺に設けられたサブワードドライバ領域、
センスアンプ領域及びクロスエリアとを区別するもので
ある。
【0015】サブアレイSBARYは、次のような4種
類に分けられる。つまり、ワード線の延長方向を水平方
向とすると、同図の右下に配置される第1のサブアレイ
SBARYは、サブワード線SWLが256本配置さ
れ、相補ビット線対は256対から構成される。それ
故、上記256本のサブワード線SWLに対応した25
6個のサブワードドライバSWDは、かかるサブアレイ
の左右に128個ずつに分割して配置される。上記25
6対の相補ビット線BLに対応して設けられる256個
のセンスアンプSAは、前記のようなシェアードセンス
アンプ方式に加えて、さらに交互配置とし、かかるサブ
アレイの上下において128個ずつに分割して配置され
る。
【0016】同図の右上配置される第2のサブアレイS
BARYは、特に制限されないが、正規のサブワード線
SWLが256本に加えて8本の予備(冗長)ワード線
が設けられ、相補ビット線対は256対から構成され
る。それ故、上記256+8本のサブワード線SWLに
対応した264個のサブワードドライバSWDは、かか
るサブアレイの左右に132個ずつに分割して配置され
る。センスアンプは、上記同様に128個ずつが上下に
配置される。すなわち、上記右側の上下に配置されるサ
ブアレイSBARYに形成される256対のうちの12
8対の相補ビット線は、それに挟まれたセンスアンプS
Aに対してシェアードスイッチMOSFETを介して共
通に接続される。
【0017】同図の左下配置される第3のサブアレイS
BARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同様にサ
ブワード線SWLが256本により構成される。上記同
様に128個のサブワードドライバが分割して配置され
る。上記下側左右に配置されたサブアレイSBARYの
256本のうちの128本のサブワード線SWLは、そ
れに挟まれた領域に形成された128個のサブワードド
ライバSWDに対して共通に接続される。上記のように
左下配置されるサブアレイSBARYは、256対から
なる正規の相補ビット線BLに加えて、4対の予備(冗
長)ビット線4REDが設けられる。それ故、上記26
0対からなる相補ビット線BLに対応した260個のセ
ンスアンプSAは、かかるサブアレイの上下に130個
ずつに分割して配置される。
【0018】同図の左上配置される第4のサブアレイS
BARYは、右隣接のサブアレイSBARYと同様に正
規のサブワード線SWLが256本に予備サブワード線
が8本設けられ、下隣接のサブアレイと同様に正規の相
補ビット線対の256対に加えて、予備のビット線が4
対設けられるので、サブワードドライバは、左右に13
2個ずつ分割して配置され、センスアンプSAは上下に
130個ずつが分割して配置される。
【0019】メインワード線MWLは、その1つが代表
として例示的に示されているように前記のような水平方
向に延長される。また、カラム選択線YSは、その1つ
が代表として例示されるように縦方向に延長される。上
記メインワード線MWLと平行にサブワード線SWLが
配置され、上記カラム選択線YSと平行に相補ビット線
BL(図示ぜす)が配置されるものである。この実施例
では、特に制限されないが、上記4つのサブアレイを基
本単位の1組として、図1のように16MビットのDR
AMでは、ビット線方向には8組のサブアレイが形成さ
れ、ワード線方向には8組のサブアレイが構成される。
1つの組が4個のサブアレイで構成されるから、上記1
6Mビットのメモリアレイでは、8×8×4=256個
のサブアレイが設けられる。上記256個のサブアレイ
を持つメモリアレイがチップ全体では4個設けられるか
ら、メモリチップ全体では256×4=1024個もの
サブアレイが形成されるものである。
【0020】上記4個からなるサブアレイに対して、8
本のサブワード選択線FX0B〜FX7Bが、メインワ
ード線MWLと同様に8組(16個)のサブアレイを貫
通するように延長される。そして、サブワード選択線F
X0B〜FX3Bからなる4本と、FX4B〜FX7B
からなる4本とが上下のサブアレイ上に分けて延長させ
るようにする。このように2つのサブアレイに対して1
組のサブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、
かつ、それらをサブアレイ上を延長させるようにする理
由は、メモリチップサイズの小型化を図るためである。
【0021】つまり、各サブアレイに対して上記8本の
サブワード選択線FX0B〜FX7Bを割り当て、しか
もそれをセンスアンプエリア上の配線チャンネルに形成
した場合、図1のメモリアレイのように短辺方向の32
個ものセンスアンプで、8×32=256本分もの配線
チャンネルが必要になるものである。これに対して、上
記の実施例では、配線そのものが上下2つのサブアレイ
に対して上記8本のサブワード選択線FX0B〜FX7
Bを共通に割り当て、しかも、それをサブアレイ上をメ
インワード線と平行に互いに混在させるように配置させ
ることにより、格別な配線専用領域を設けることなく形
成することができる。
【0022】上記サブアレイ上には、8本のサブワード
線に対して1本のメインワード線が設けられるものであ
り、その8本の中の1本のサブワード線を選択するため
にサブワード選択線FX0B〜FX7Bが必要になるも
のである。メモリセルのピッチに合わせて形成されるサ
ブワード線SWLの8本分に1本の割り合いでメインワ
ード線MWLが形成されるものであるために、メインワ
ード線MWLの配線ピッチは緩やかになっている。した
がって、メインワード線MWLと同じ配線層を利用し
て、上記サブワード選択線をメインワード線の間に形成
することは配線ピッチの緩やかさを少し犠牲にするだけ
で比較的容易にできるものである。
【0023】この実施例のサブワードドライバSWD
は、上記サブワード選択線FX0B等を通して供給され
る選択信号と、それを反転させた選択信号とを用いて1
つのサブワード線SWLを選択する構成を採る。そし
て、サブワードドライバSWDは、それを中心として左
右に配置されるサブアレイのサブワード線SWLを同時
に選択するような構成を採るものである。そのため、上
記のようにFX0B等を共有する2つのサブアレイに対
しては、128×2=256個ものサブワードドライバ
に対して、上記4本のサブワード選択線を割り振って供
給する。つまり、サブワード選択線FX0Bに着目する
と、2つのサブアレイに対して256÷4=64個もの
サブワードドライバSWDに選択信号を供給する必要が
ある。
【0024】上記メインワード線MWLと平行に延長さ
れるものを第1のサブワード選択線FX0Bとすると、
左上部のクロスエリアに設けられ,上記第1のサブワー
ド選択線FX0Bからの選択信号を受けるサブワード選
択線駆動回路FXDを介して、上記上下に配列される6
4個のサブワードドライバに選択信号を供給する第2の
サブワード選択線FX0が設けられる。上記第1のサブ
ワード選択線FX0Bは上記メインワード線MWL及び
サブワード線SWLと平行に延長されるのに対して上記
第2のサブワード選択線は、それと直交するカラム選択
線YS及び相補ビット線BLと平行にサブワードドライ
バ領域上を延長される。上記8本の第1のサブワード選
択線FX0B〜FX7Bと同様に、上記第2のサブワー
ド選択線FX0〜FX7も、偶数FX0,2,4,6
と、奇数FX1,3,5,7とに分割されてサブアレイ
SBARYの左右に設けられたサブワードドライバSW
Dに振り分けられて配置される。
【0025】上記サブワード選択線駆動回路FXDは、
同図において■で示したように、1つのクロスエリアの
上下に2個ずつ分配して配置される。つまり、上記のよ
うに左上部のクロスエリアでは、下側に配置されたサブ
ワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線F
X0Bに対応され、左中間部のクロスエリアに設けられ
た2つのサブワード選択線駆動回路FXDが、第1のサ
ブワード選択線FX2Bと、FX4Bに対応され、左下
部のクロスエリアの上側に配置されたサブワード選択線
駆動回路が上記第1のサブワード選択線FX6Bに対応
される。
【0026】中央上部のクロスエリアでは、下側に配置
されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワー
ド選択線FX1Bに対応され、中央中間部のクロスエリ
アに設けられた2つのサブワード選択線駆動回路FXD
が、第1のサブワード選択線FX3Bと、FX5Bに対
応され、中央下部のクロスエリアの上側に配置されたサ
ブワード選択線駆動回路が上記第1のサブワード選択線
FX7Bに対応される。そして、右上部のクロスエリア
では、下側に配置されたサブワード選択線駆動回路が上
記第1のサブワード選択線FX0Bに対応され、右中間
部のクロスエリアに設けられた2つのサブワード選択線
駆動回路FXDが、第1のサブワード選択線FX2B
と、FX4Bに対応され、右下部のクロスエリアの上側
に配置されたサブワード選択線駆動回路が上記第1のサ
ブワード選択線FX6Bに対応される。このようにメモ
リアレイの端部に設けられたサブワードドライバSWD
では、右側にはサブアレイが存在しないから左側のサブ
アレイのサブワード線SWLのみを駆動する。
【0027】この実施例のようにサブアレイ上のメイン
ワード線MWLのピッチの隙間にサブワード選択線FX
Bを配置する構成では、格別な配線チャンネルが不要に
できるから、1つのサブアレイに8本のサブワード選択
線を配置するようにしてもメモリチップが大きくなるこ
とはない。しかしながら、上記のようなサブワード選択
線駆動回路FXDを形成するためにクロス領域の面積が
増大し、高集積化を妨げることとなる。つまり、上記ク
ロスエリアには、同図において点線で示したようなメイ
ン入出力線(メインIO線ともいう)MIOやローカル
入出力線(ローカルIO線ともいう)LIOに対応して
設けられるIOスイッチ回路IOSWや、センスアンプ
を駆動するパワーMOSFET、シェアードスイッチM
OSFETを駆動するための駆動回路、プリチャージM
OSFETを駆動する駆動回路等の周辺回路を形成する
必要があるために、その素子数は少なくする必要があ
る。図2の実施例では、上/下の2つのサブアレイでサ
ブワード選択線駆動回路FXDを共用して面積増加を抑
えている。
【0028】上記クロスエリアのうち、第2のサブワー
ド選択線のうち偶数に対応したFX0〜FX6の延長方
向Aに配置されたものには、後述するようにセンスアン
プに対してオーバードライブ用の電源電圧VDDを供給
するNチャンネル型のパワーMOSFETQ16、内部
降圧電圧VDLを供給するNチャンネル型のパワースイ
ッチMOSFETQ15、及びセンスアンプに対して回
路の接地電位VSSを供給するためのNチャンネル型の
パワーMOSFETQ14が設けられる。
【0029】上記クロスエリアのうち、第2のサブワー
ド選択線のうち奇数に対応したFX1〜FX7の延長方
向Bに配置されたものには、IOスイッチ回路(ローカ
ルIO(LIO)とメインIO(MIO)間のスイッ
チ)と、ビット線のプリチャージ及びイコライズ用MO
SFETをオフ状態にさせるインバータ回路と、特に制
限されないが、センスアンプに対して回路の接地電位V
SSを供給するためのNチャンネル型のパワーMOSF
ETとが設けられる。このNチャンネル型のパワーMO
SFETは、センスアンプ列の両側からセンスアンプを
構成するNチャンネル型MOSFETの増幅MOSFE
Tの共通ソース線(CSN)に接地電位を供給するもの
である。つまり、センスアンプエリアに設けられる12
8個又は130個のセンスアンプに対しては、上記A側
のクロスエリアに設けられたNチャンネル型のパワーM
OSFETと、上記B側のクロスエリアに設けられたN
チャンネル型のパワーMOSFETの両方により接地電
位が供給される。
【0030】上記のようにサブワード線駆動回路SWD
は、それを中心にして左右両側のサブアレイのサブワー
ド線を選択する。これに対して、上記選択された2つの
サブアレイのサブワード線に対応して左右2つのセンス
アンプが活性化される。つまり、サブワード線を選択状
態にすると、アドレス選択MOSFETがオン状態とな
り、記憶キャパシタの電荷がビット線電荷と合成されて
しまうので、センスアンプを活性化させてもとの電荷の
状態に戻すという再書き込み動作を行う必要があるから
である。このため、上記端部のサブアレイに対応したも
のを除いて、上記パワーMOSFETは、それを挟んで
両側のセンスアンプを活性化させるために用いられる。
これに対して、サブアレイ群の端に設けられたサブアレ
イの右側又は左側に設けられたサブワード線駆動回路S
WDでは、上記サブアレイのサブワード線しか選択しな
いから、上記パワーMOSFETは、上記サブアレイに
対応した片側のセンスアンプ群のみを活性化するもので
ある。
【0031】上記センスアンプは、シェアードセンス方
式とされ、それを挟んで両側に配置されるサブアレイの
うち、上記サブワード線が非選択された側の相補ビット
線に対応したシェアードスイッチMOSFETがオフ状
態にされて切り離されることにより、上記選択されたサ
ブワード線に対応した相補ビット線の読み出し信号を増
幅し、メモリセルの記憶キャパシタをもとの電荷状態に
戻すという再書き込み動作を行う。この場合、上記オー
バードライブ用のMOSFETにより増幅開始時には、
電源電圧VDDのような高い電圧が供給されるので、ハ
イレベルにされるべきビット線の変化を高速にでき、ビ
ット線の電位がVDLに到達すると上記共通化されたパ
ワースイッチMOSFETによりVDLが与えられる。
【0032】図3には、この発明に係るダイナミック型
RAMのセンスアンプ部を中心にして、アドレス入力か
らデータ出力までの簡略化された一実施例の回路図が示
されている。同図においては、2つのサブアレイ15に
上下から挟まれるようにされたセンスアンプ16と前記
交差エリア18に設けられる回路が例示的に示され、他
はブロック図として示されている。また、点線で示され
た回路ブロックは、前記符号によりそれぞれが示されて
いる。
【0033】ダイナミック型メモリセルは、上記1つの
サブアレイ15に設けられたサブワード線SWLと、相
補ビット線BL,BLBのうちの一方のビット線BLと
の間に設けられた1つが代表として例示的に示されてい
る。ダイナミック型メモリセルは、アドレス選択MOS
FETQmと記憶キャパシタCsから構成される。アド
レス選択MOSFETQmのゲートは、サブワード線S
WLに接続され、このMOSFETQmのドレインがビ
ット線BLに接続され、ソースに記憶キャパシタCsが
接続される。記憶キャパシタCsの他方の電極は共通化
されてプレート電圧VPLTが与えられる。上記MOS
FETQmの基板(チャンネル)には負のバックバイア
ス電圧VBBが印加される。特に制限されないが、上記
バックバイアス電圧VBBは、−1Vのような電圧に設
定される。上記サブワード線SWLの選択レベルは、上
記ビット線のハイレベルに対して上記アドレス選択MO
SFETQmのしきい値電圧分だけ高くされた高電圧V
PPとされる。
【0034】センスアンプを内部降圧電圧VDLで動作
させるようにした場合、センスアンプにより増幅されて
ビット線に与えられるハイレベルは、上記内部電圧VD
Lレベルにされる。したがって、上記ワード線の選択レ
ベルに対応した高電圧VPPはVDL+Vth+αにされ
る。センスアンプの左側に設けられたサブアレイの一対
の相補ビット線BLとBLBは、同図に示すように平行
に配置される。かかる相補ビット線BLとBLBは、シ
ェアードスイッチMOSFETQ1とQ2によりセンス
アンプの単位回路の入出力ノードと接続される。
【0035】センスアンプの単位回路は、ゲートとドレ
インとが交差接続されてラッチ形態にされたNチャンネ
ル型の増幅MOSFETQ5,Q6及びPチャンネル型
の増幅MOSFETMOSFETQ7,Q8からなるC
MOSラッチ回路で構成される。Nチャンネル型MOS
FETQ5とQ6のソースは、共通ソース線CSNに接
続される。Pチャンネル型MOSFETQ7とQ8のソ
ースは、共通ソース線CSPに接続される。上記共通ソ
ース線CSNとCSPには、それぞれパワースイッチM
OSFETが接続される。特に制限されないが、Nチャ
ンネル型の増幅MOSFETQ5とQ6のソースが接続
された共通ソース線CSNには、上記クロスエリア18
に設けられたNチャンネル型のパワースイッチMOSF
ETQ14により接地電位に対応した動作電圧が与えら
れる。
【0036】特に制限されないが、上記Pチャンネル型
の増幅MOSFETQ7とQ8のソースが接続された共
通ソース線CSPには、上記クロスエリア18に設けら
れたオーバードライブ用のNチャンネル型のパワーMO
SFETQ16と、上記内部電圧VDLを供給するNチ
ャンネル型のパワーMOSFETQ15が設けられる。
上記オーバードライブ用の電圧には、特に制限されない
が、外部端子から供給される電源電圧VDDが用いられ
る。あるいは、センスアンプ動作速度の電源電圧VDD
依存性を軽減するために、ゲートにVPPが印加され、
ドレインに電源電圧VDDが供給されたNチャンネル型
MOSFETのソースから上記電圧を得るものとしてわ
ずかに降圧してもよい。
【0037】上記Nチャンネル型のパワーMOSFET
Q16のゲートに供給されるセンスアンプオーバードラ
イブ用活性化信号SAP1は、上記Nチャンネル型MO
SFETQ15のゲートに供給される活性化信号SAP
2と同相の信号とされ、SAP1とSAP2は時系列的
にハイレベルにされる。特に制限されないが、SAP1
とSAP2のハイレベルは昇圧電圧VPPレベルの信号
とされる。つまり、昇圧電圧VPPは、約3.6Vであ
るので、上記Nチャンネル型MOSFETQ15、16
を十分にオン状態にさせることができる。MOSFET
Q16がオフ状態(信号SAP1がロウレベル)の後に
はMOSFETQ15のオン状態(信号SAP2がハイ
レベル)によりソース側から内部電圧VDLに対応した
電圧を出力させることができる。
【0038】上記センスアンプの単位回路の入出力ノー
ドには、相補ビット線を短絡させるイコライズMOSF
ETQ11と、相補ビット線にハーフプリチャージ電圧
VBLRを供給するスイッチMOSFETQ9とQ10
からなるプリチャージ(イコライズ)回路が設けられ
る。これらのMOSFETQ9〜Q11のゲートは、共
通にプリチャージ信号PCBが供給される。このプリチ
ャージ信号PCBを形成するドライバ回路は、図示しな
いが、上記クロスエリアにインバータ回路を設けて、そ
の立ち上がりや立ち下がりを高速にする。つまり、メモ
リアクセスの開始時にワード線選択タイミングに先行し
て、各クロスエリアに分散して設けられたインバータ回
路を通して上記プリチャージ回路を構成するMOSFE
TQ9〜Q11を高速に切り替えるようにするものであ
る。
【0039】上記クロスエリア18には、IOスイッチ
回路IOSW(ローカルIOとメインIOを接続するス
イッチMOSFETQ19,Q20)が置かれる。さら
に、図3に示した回路以外にも、必要に応じて、センス
アンプのコモンソース線CSPとCSNのハーフプリチ
ャージ回路、ローカル入出力線LIOのハーフプリチャ
ージ回路、メイン入出力線のVDLプリチャージ回路、
シェアード選択信号線SHRとSHLの分散ドライバ回
路等も設けられる。
【0040】センスアンプの単位回路は、シェアードス
イッチMOSFETQ3とQ4を介して図下側のサブア
レイ15の同様な相補ビット線BL,BLBに接続され
る。例えば、上側のサブアレイのサブワード線SWLが
選択されたときには、センスアンプの上側シェアードス
イッチMOSFETQ1とQ2はオン状態に、下側シェ
アードスイッチMOSFETQ3とQ4とがオフ状態に
される。スイッチMOSFETQ12とQ13は、カラ
ム(Y)スイッチ回路を構成するものであり、上記選択
信号YSが選択レベル(ハイレベル)にされるとオン状
態となり、上記センスアンプの単位回路の入出力ノード
とローカル入出力線LIO1とLIO1B、LIO2,
LIO2B等とを接続させる。
【0041】これにより、センスアンプの入出力ノード
は、上記上側の相補ビット線BL,BLBに接続され
て、選択されたサブワード線SWLに接続されたメモリ
セルの微小信号を増幅し、上記カラムスイッチ回路(Q
12とQ13)を通してローカル入出力線LIO1,L
IO1Bに伝える。上記ローカル入出力線LIO1,L
IO1Bは、上記センスアンプ列に沿って、つまり、同
図では横方向に延長される。上記ローカル入出力線LI
O1,LIO1Bは、クロスエリア18に設けられたN
チャンネル型MOSFETQ19とQ20からなるIO
スイッチ回路を介してメインアンプ61の入力端子が接
続されるメイン入出力線MIO,MIOBに接続され
る。上記IOスイッチ回路は、X系のアドレス信号を解
読して形成された選択信号よりスイッチ制御される。な
お、IOスイッチ回路は、上記Nチャンネル型MOSF
ETQ19とQ20のそれぞれにPチャンネル型MOS
FETを並列に接続したCMOSスイッチ構成としても
よい。
【0042】上記のようにカラム選択信号YSにより、
2対の相補ビット線を選択する構成では、図2の実施例
で2本の点線で示されたローカル入出力線LIOとメイ
ン入出力線MIOは、上記二対の入出力線に対応するも
のである。シンクロナスDRAMのバーストモードで
は、上記カラム選択信号YSがカウンタ動作により切り
換えられ、上記ローカル入出力線LIO1,LIO1B
及びLIO2,LIO2Bとサブアレイの二対ずつの相
補ビット線BL,BLBとの接続が順次に切り換えられ
る。
【0043】アドレス信号Aiは、アドレスバッファ5
1に供給される。このアドレスバッファは、時分割的に
動作してXアドレス信号とYアドレス信号を取り込む。
Xアドレス信号は、プリデコーダ52に供給され、メイ
ンローデコーダ11とメインワードドライバ12を介し
てメインワード線MWLの選択信号が形成される。上記
アドレスバッファ51は、外部端子から供給されるアド
レス信号Aiを受けるものであるので、外部端子から供
給される電源電圧VDDにより動作させられ、上記プリ
デコーダは、降圧電圧VPERIにより動作させられ、
上記メインワードドライバ12は、昇圧電圧VPPによ
り動作させられる。このメインワードドライバ12とし
て、次に説明するような上記プリデコード信号を受ける
レベル変換機能付論理回路が用いられる。カラムデコー
ダ(ドライバ)53は、上記アドレスバフッァ51の時
分割的な動作によって供給されるYアドレス信号を受け
て、上記選択信号YSを形成する。
【0044】上記メインアンプ61は、降圧電圧VPE
RIにより動作させられ、外部端子から供給される電源
電圧VDDで動作させられる出力バッファ62を通して
外部端子Dout から出力される。外部端子Dinから入力
される書き込み信号は、入力バッファ63を通して取り
込まれ、同図においてメインアンプ61に含まれるライ
トアンプ(ライトドライバ)を通して上記メイン入出力
線MIOとMIOBに書き込み信号を供給する。上記出
力バッファ62の入力部には、レベル変換回路とその出
力信号を上記クロック信号に対応したタイミング信号に
同期させて出力させるための論理部が設けられる。
【0045】特に制限されないが、上記外部端子から供
給される電源電圧VDDは、第1の形態では3.3Vに
され、内部回路に供給される降圧電圧VPERIは2.
5Vに設定され、上記センスアンプの動作電圧VDLは
2.0Vとされる。そして、ワード線の選択信号(昇圧
電圧)は、3.6Vにされる。ビット線のプリチャージ
電圧VBLRは、VDL/2に対応した1.0Vにさ
れ、プレート電圧VPLTも1.0Vにされる。そし
て、基板電圧VBBは−1.0Vにされる。上記外部端
子から供給される電源電圧VDDは、第2の形態では
2.5Vのような低電圧にされる。このように低い電源
電圧VDDのときには、降圧電圧VPERIが省略さ
れ、上記2.5Vの電源電圧VDDによって上記デコー
ダ回路等の周辺回路が動作させられ、他の電圧は上記と
同様である。
【0046】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMに用いられるローデコーダとメインワードドライ
バの一実施例の回路図が示されている。ローデコーダ部
は、内部降圧電圧VPERIで動作するダイナミック型
回路から構成される。つまり、プリチャージ信号XDP
を受けるNチャンネル型のプリチャージMOSFETM
P1により出力ノードN1を内部降圧電圧VPERIに
プリチャージさせる。上記出力ノードN1には、ディス
チャージ経路を構成するNチャンネル型MOSFETM
N1とMN2が論理ブロックとして設けられる。MOS
FETMN1のゲートには3ビットのアドレス信号に対
応したプリデコード信号AX3i(i=0〜7)が供給
され、MOSFETMN2のゲートには2ビットのアド
レス信号に対応したプリデコード信号AX6j(j=0
〜3)が供給され、上記MN2のソースにはマットセレ
クト信号MSBが供給される。
【0047】図5の波形図に示すように、上記プリデコ
ード信号AX3iとAX6jがハイレベルで、マットセ
レクト信号MSBがロウレベルのとき、上記出力ノード
N1のプリチャージ電圧は上記マットセレクト信号MS
Bのロウレベルに引き抜かれて選択レベルとされる。上
記プリデコード信号AX3iとAX6jがハイレベルで
も上記マットセレクト信号MSBがハイレベルならMO
SFETMN2がオフ状態となり、上記出力ノードN1
はハイレベルの非選択レベルのままにされ、上記マット
セレクト信号MSBがロウレベルでもプリデコード信号
AX3iとAX6jのいずれかがロウレベルならMOS
FETMN1又はMN2がオフ状態となって上記出力ノ
ードN1をハイレベルの非選択レベルにする。このよう
なデコード動作により、出力ノードN1の電位は、VP
ERIのようなハイレベルと回路の接地電位のようなロ
ウレベルの比較的小さな信号振幅の変化となり、動作の
高速化と低消費電力化を維持することができる。
【0048】上記のようなローデコーダで形成された選
択レベル(0V)と非選択レベル(VPERI)は、メ
インワードドライバによって昇圧電圧VPPにレベル変
換させられる。上記ローデコーダの出力ノードN1は、
メインワードドライバを構成するNチャンネル型MOS
FETMN4のソースとMN3ゲートに供給される。上
記MOSFETMN4のゲートには、上記降圧電圧VP
ERIが供給され、MOSFETMN3のソースには回
路の接地電位が与えられている。
【0049】上記Nチャンネル型MOSFETMN4と
MN3ドレインと昇圧電圧VPPとの間には、昇圧電圧
VPPにソースが接続され、ゲートとドレインとが交差
接続されてラッチ形態にされたPチャンネル型MOSF
ETMP2とMP3が設けられる。上記MOSFETM
N3とMP3の共通化されたドレインからレベル変換さ
れた選択信号が形成され、上記昇圧電圧VPPを動作電
圧として電流増幅動作を行うCMOSインバータ回路を
通してメインワード線MWB1を駆動する。
【0050】上記レベル変換回路の動作は次の通りであ
る。出力ノードN1がハイレベル(VPERI)のとき
には、MOSFETMN4のゲートとソースとが同電位
となってオフ状態にされ、MOSFETMN3がオン状
態にされる。このMOSFETMN3のオン状態により
Pチャンネル型MOSFETMP2のゲートを回路の接
地電位のようなロウレベルにするので、かかるMOSF
ETMP2がオン状態にされる。上記MOSFETMN
4がオフ状態であるので、MOSFETMP2のドレイ
ン電位は、昇圧電圧VPPに対応した高電圧となってM
OSFETMN3をオフ状態にさせる。これにより、出
力信号は回路の接地電位のようなロウレベルとなり、C
MOSインバータ回路を通してメインワード線MWB1
を昇圧電圧VPPのようなハイレベルにする。
【0051】出力ノードN1がロウレベルに変化する
と、MOSFETMN4のゲートとソース間にVPER
Iが印加されてオン状態にされ、MOSFETMN3が
オフ状態にされる。このMOSFETMN4のオン状態
によりPチャンネル型MOSFETMP3のゲートを回
路の接地電位のようなロウレベルにするので、かかるM
OSFETMP3がオン状態にされる。上記MOSFE
TMN3がオフ状態であるので、MOSFETMP3の
ドレイン電位は、昇圧電圧VPPに対応した高電圧とな
ってMOSFETMN2をオフ状態にさせる。これによ
り、出力信号は昇圧電圧VPPのようなハイレベルとな
り、CMOSインバータ回路を通してメインワード線M
WB1を回路の接地電位のようなロウレベルにする。
【0052】図6には、この発明に係る階層ワード線
(分割ワード線)方式を説明するためのブロック図が示
されている。ローデコーダとメインワードドライバ領域
11,12からメインワード線MWBとサブワード選択
線FXBを出力し、サブアレイ上を延長させる。サブワ
ードドライバSWDでは、上記メインワード線とサブワ
ード線選択線の論理をとり、メモリセルのアドレス選択
MOSFETのゲートが接続されたサブワード線を選択
する。上記サブアレイ列に対応してアドレス情報により
メインワード線MWBが32本、サブワード選択線FX
が8本からなり、その組み合わせで256本のサブワー
ド線の中から1本のサブワード線を選択する。このよう
な階層ワード線方式の利点は、メタルピッチ緩和による
製造歩留りの向上と、メインワード線の負荷容量がワー
ドシャント方式に比べて小さくなることである。
【0053】ここで、M3は第3層目のアルミニウム層
であり、M2は第2層目のアルミニウム層である。つま
り、メインワード線MWBとサブワード選択線FXBと
は第2層目のメタル層M2で複数のサブアレイ上を延長
し、それと交差する方向に延長されるサブワード選択線
は第3層目のメタル層M3で構成される。
【0054】図7には、この発明に係るダイナミック型
RAMに用いられるサブワードドライバの構成図が示さ
れている。図7(A)に示した回路では、Nチャンネル
型MOSFETMN1とMN2及びPチャンネル型MO
SFETMP1により構成される。上記CMOSインバ
ータ回路を構成するMOSFETMN1とMP1のゲー
トには、メインワード線MWBが接続される。上記Pチ
ャンネル型MOSFETMP1のソースは、サブワード
選択線FXに接続される。上記Nチャンネル型MOSF
ETMN1とMN2とは並列接続され、MN2のゲート
にはサブワード選択線FXBに接続される。
【0055】(B)に示した波形のように、メインワー
ド線MWBとサブワード選択線FXBが共にロウレベル
の選択状態で、サブワード選択線FXが昇圧電圧VPP
に対応した選択状態のとき、上記MN1とMN2がオフ
状態でMP1がオン状態となって、サブワード線SWを
昇圧電圧VPPに対応した選択レベルとする。それ以外
の組み合わせ、つまり、FXがVPPでもメインワード
線MWBのハイレベル(VPP)によりPチャンネル型
MOSFETMP1がオフ状態となり、Nチャンネル型
MN1のオン状態によりサブワード線SWはロウレベル
の非選択レベルにされる。また、メインワード線MWB
がロウレベルの選択状態でも、FXがロウレベルでFX
Bがハイレベルの組み合わせは、サブワード線SWをロ
ウレベルの非選択レベルとする。
【0056】図8には、この発明に係るダイナミック型
RAMに用いられるローデコーダとメインワードドライ
バの他の一実施例の回路図が示されている。この実施例
のローデコーダ部は、前記同様に内部降圧電圧VPER
Iで動作するダイナミック型回路から構成される。そし
て、レベル変換部に用いられたNチャンネル型MOSF
ETMN4のゲートに、選択信号SEL1を供給して、
上記ローデコーダの出力ノードN1の出力信号を他のメ
インワードドライバにも用いるようにする。つまり、上
記論理ブロックを共通化して2本のメインワード線MW
B1とMWB2の選択信号を形成するようにするもので
ある。
【0057】上記メインワード線MWB1に対応したM
OSFETMN4のゲートに選択信号SEL1を供給
し、メインワード線MWB2に対応した図示しない同様
もMOSFETのゲートには、選択信号SEL2を供給
する。この構成では、上記論理ブロックの出力ノードN
1がロウレベルの選択状態にされても、選択信号SEL
1がロウレベルならMOSFETMN4はオフ状態にさ
れる。これにより、Pチャンネル型MOSFETMP3
のゲートが接続されたノードN2はフローティング状態
でVPPレベルを維持する。このとき、選択信号SEL
2をハイレベル(VPERI)すると、上記ノードN1
のロウレベルに対応してメインワード線MWB2がロウ
レベルの選択レベルにされる。
【0058】メインワード線MWB1に対応したメイン
ワードドライバにおいて、上記の状態が継続するとノー
ドN2の電位が不定レベルになるおそれがあるために、
ラッチ回路を構成するようMOSFETMN5が設けら
れる。このMOSFETMN5は、上記MOSFETM
N3と並列に接続され、そのゲートがPチャンネル型M
OSFETMP3のゲート、つまりノードN2に接続さ
れる。これにより、上記のMN4がオフ状態にされたと
きには、ノードN2のハイレベルによりMOSFETM
N5がオン状態となり、MOSFETMP2のゲートを
ロウレベルにするので、上記ノードN2にはオン状態の
Pチャンネル型MOSFETMP2からの電流供給によ
ってVPPを維持する。
【0059】上記のような論理ブロックの共通化によっ
て、回路の簡素化を図ることができる。つまり、図4の
実施例回路では、2本のメインワード線に対して7×2
(=14)個のMOSFETと、2つのCMOSインバ
ータ回路が必要であるのに対して、図7の実施例回路で
は、同様に2本のメインワード線に対して3+2×5
(=13)個のMOSFETと2つのCMOSインバー
タ回路のように素子数を少なくできる。図7において、
MOSFETMN5は前記のように素子サイズが小さく
てよいから、実質的には3+4×2(=11)個のよう
に論理ブロックとプリチャージMOSFETに対応した
素子を削減することができる。
【0060】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 第1導電型のプリチャージMOSFETにより
出力ノードを第1の電位にプリチャージし、上記第1電
位に対応された信号振幅の1ないし複数の入力信号を受
ける1ないし複数の第2導電型のMOSFETからなる
論理ブロックによりディスチャージ経路を形成し、上記
出力ノードにソースが接続され、ゲートに上記第1電位
に対応された固定電圧が印加された第2導電型の第1の
MOSFETと、上記出力ノードにゲートが接続され、
ソースが回路の接地電位に接続された第2導電型の第2
のMOSFETと、上記第1電位より絶対値的に大きな
第2電位にソースが接続され、ゲートとドレインとが交
差接続されて、上記第1と第2のMOSFETのドレイ
ンに接続されてなる第1導電型の第3と第4のMOSF
ETとを設け、上記第2のMOSFETのドレインから
上記第2電位に対応したレベル変換信号を得るようにす
ることにより、論理ブロックでの動作電圧が低くできる
から高速動作化と低消費電力化を図ることができるとい
う効果が得られる。
【0061】(2) 第1導電型のプリチャージMOS
FETにより出力ノードを第1の電位にプリチャージ
し、上記第1電位に対応された信号振幅の1ないし複数
の入力信号を受ける1ないし複数の第2導電型のMOS
FETからなる論理ブロックによりディスチャージ経路
を形成し、上記出力ノードにソースが接続され、ゲート
に上記第1電位に対応された選択信号が印加された第2
導電型の第1のMOSFETと、上記出力ノードにゲー
トが接続され、ソースが回路の接地電位に接続された第
2導電型の第2のMOSFETと、上記第1電位より絶
対値的に大きな第2電位にソースが接続され、ゲートと
ドレインとが交差接続されて、上記第1と第2のMOS
FETのドレインに接続されてなる第1導電型の第3と
第4のMOSFETとを設け、上記第2のMOSFET
のドレインから上記第2電位に対応したレベル変換信号
を得るようにすることにより、論理ブロックでの動作電
圧が低くできるから高速動作化と低消費電力化を図るこ
とができるとともに、論理ブロックで形成された出力信
号を複数のレベル変換回路に共用できるから回路の簡素
化も図ることができるという効果が得られる。
【0062】(3) 上記第2のMOSFETに、第2
導電型の第5のMOSFETを並列に接続し、そのゲー
トには上記第1のMOSFETのドレインに接続するこ
とにより、論理ブロックの非選択信号による内部ノード
のフローティングが防止でき、上記高速化、低消費電力
化及び回路の簡素化に加えて安定した動作を実現するこ
とができるという効果が得られる。
【0063】(4) 上記第1の電位を外部端子から供
給された電源電圧を降圧して形成された電圧とし、上記
第2電位を上記電源電圧を昇圧して形成された電圧とす
ることにより上記1電位と第2電位との差分が大きくな
り、それに対応して高速化と低消費電力化をいっそう促
進させることができるという効果が得られる。
【0064】(5) メインワード線とかかるメインワ
ード線の延長方向に対して分割された長さとされ、か
つ、上記メインワード線と交差するビット線方向に対し
て複数からなるサブワード線を配置する階層ワード線方
式とし、上記複数のサブワード線及び複数の相補ビット
線対及びこれらの交点に設けられた複数のダイナミック
型メモリセルを設けてサブアレイを構成し、上記複数か
らなるサブワード線配列の両端側にサブワード線駆動回
路を振り分けられて分割して配置し、上記複数からなる
相補ビット線対の両側にセンスアンプを振り分けられて
分割して配置したダイナミック型RAMにおいて、上記
レベル変換機能付論理回路を上記メインワード線及びメ
インワード線に対応された複数のサブワード線の選択信
号を形成するドライバ回路に適用することにより、ダイ
ナミック型RAMの高集積、高速化及び低消費電力化を
実現できるという効果が得られる。
【0065】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記
図1に示したダイナミック型RAMにおいてメモリアレ
イ、サブアレイ及びサブワードドライバの構成は、種々
の実施形態を採ることができるし、ダイナミック型RA
Mの入出力インターフェイスは、シンクロナス仕様やラ
ンバス仕様等に適合したもの等種々の実施形態を採るこ
とができるものである。ワード線は、前記のような階層
ワード線方式の他にワードシャント方式を採るものであ
ってもよい。
【0066】この発明に係るレベル変換機能付論理回路
は、前記のようなダイナミック型RAMのメインワード
ドライバやサブワード選択線のドライバの他、外部端子
から供給された電源電圧と、それを降圧した内部電圧と
の二種類の電圧、外部端子から供給された電源電圧と、
それを昇圧した昇圧電圧との二種類の電圧を用いた半導
体集積回路装置において、上記低電圧側の信号の論理処
理して高電圧に対応した出力信号を形成する半導体集積
回路装置のレベル変換機能付論理回路に広く利用するこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、第1導電型のプリチャージ
MOSFETにより出力ノードを第1の電位にプリチャ
ージし、上記第1電位に対応された信号振幅の1ないし
複数の入力信号を受ける1ないし複数の第2導電型のM
OSFETからなる論理ブロックによりディスチャージ
経路を形成し、上記出力ノードにソースが接続され、ゲ
ートに上記第1電位に対応された固定電圧が印加された
第2導電型の第1のMOSFETと、上記出力ノードに
ゲートが接続され、ソースが回路の接地電位に接続され
た第2導電型の第2のMOSFETと、上記第1電位よ
り絶対値的に大きな第2電位にソースが接続され、ゲー
トとドレインとが交差接続されて、上記第1と第2のM
OSFETのドレインに接続されてなる第1導電型の第
3と第4のMOSFETとを設け、上記第2のMOSF
ETのドレインから上記第2電位に対応したレベル変換
信号を得るようにすることにより、論理ブロックでの動
作電圧が低くできるから高速動作化と低消費電力化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるダイナミック型RAMの
一実施例を示す概略レイアウト図である。
【図2】この発明に係るダイナミック型RAMにおける
サブアレイとその周辺回路の一実施例を示す概略レイア
ウト図である。
【図3】この発明に係るダイナミック型RAMのセンス
アンプ部を中心にして、アドレス入力からデータ出力ま
での簡略化された一実施例を示す回路図である。
【図4】この発明に係るダイナミック型RAMに用いら
れるローデコーダとメインワードドライバの一実施例を
示す回路図である。
【図5】図4のローデコーダとメインワードドライバの
動作の一例を説明するための波形図である。
【図6】この発明に係る階層ワード線方式を説明するた
めのブロック図である。
【図7】この発明に係るダイナミック型RAMに用いら
れるサブワードドライバの一実施例を示す構成図であ
る。
【図8】この発明に係るダイナミック型RAMに用いら
れるローデコーダとメインワードドライバの他の一実施
例を示す回路図である。
【符号の説明】
10…メモリチップ、11…メインロウデコーダ領域、
12…メインワードドライバ領域、13…カラムデコー
ダ領域、14…周辺回路、ポンディングパッド領域、1
5…メセリセルアレイ(サブアレイ)、16…センスア
ンプ領域、17…サブワードドライバ領域、18…交差
領域(クロスエリア)、51…アドレスバッファ、52
…プリデコーダ、53…デコーダ、61…メインアン
プ、62…出力バッファ、63…入力バッファ、SBA
RY…サブアレイ、SWD…サブワードドライバ、SA
…センスアンプ、IOSW…IOスイッチ回路、Q1〜
Q38…MOSFET、MN1〜MN5…Nチャンネル
型MOSFET、MP1〜MP3…Pチャンネル型MO
SFET。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤▲崎▼ 博 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 橘川 五郎 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 Fターム(参考) 5B015 AA07 BA05 CA02 5B024 AA01 AA15 BA13 CA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリチャージ信号を受けて、出力ノード
    を第1の電位にプリチャージする第1導電型のプリチャ
    ージMOSFETと、 上記第1電位に対応された信号振幅の1ないし複数の入
    力信号を受ける1ないし複数の第2導電型のMOSFE
    Tからなり、上記出力ノードをディスチャージ経路を形
    成する論理ブロックと、 上記出力ノードにソースが接続され、ゲートに上記第1
    電位に対応された固定電圧が印加された第2導電型の第
    1のMOSFETと、 上記出力ノードにゲートが接続され、ソースが回路の接
    地電位に接続された第2導電型の第2のMOSFET
    と、 上記第1電位より絶対値的に大きな第2電位にソースが
    接続され、ゲートとドレインとが交差接続されて、上記
    第1と第2のMOSFETのドレインに接続されてなる
    第1導電型の第3と第4のMOSFETとを備え、 上記第2のMOSFETのドレインから上記第2電位に
    対応したレベル変換信号を得るレベル変換機能付論理回
    路を備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 プリチャージ信号を受けて、出力ノード
    を第1の電位にプリチャージする第1導電型のプリチャ
    ージMOSFETと、 上記第1電位に対応された信号振幅の1ないし複数の入
    力信号を受ける1ないし複数の第2導電型のMOSFE
    Tからなり、上記出力ノードをディスチャージ経路を形
    成する論理ブロックと、 上記出力ノードにソースが接続され、ゲートに上記第1
    電位に対応された信号振幅の選択信号が印加された第2
    導電型の第1のMOSFETと、 上記出力ノードにゲートが接続され、ソースが回路の接
    地電位に接続された第2導電型の第2のMOSFET
    と、 上記第1電位より絶対値的に大きな第2電位にソースが
    接続され、ゲートとドレインとが交差接続されて、上記
    第1と第2のMOSFETのドレインに接続されてなる
    第1導電型の第3と第4のMOSFETとを含み、 上記第2のMOSFETのドレインから上記第2電位に
    対応したレベル変換信号を得る回路を備えてなることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記第2のMOSFETには、第2導電型の第5のMO
    SFETが並列に接続され、そのゲートには上記第1の
    MOSFETのドレインに接続されるものであることを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3において、 上記第1の電位は、外部端子から供給された電源電圧を
    降圧して形成された電圧であり、上記第2電位は、上記
    電源電圧を昇圧して形成された電圧であることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記第1導電型はPチャンネル型であり、上記第2導電
    型はNチャンネル型であることを特徴とする半導体集積
    回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において半導体集積回路装置
    は、 メインワード線とかかるメインワード線の延長方向に対
    して分割された長さとされ、かつ、上記メインワード線
    と交差するビット線方向に対して複数配置され、複数か
    らなるサブワード線と、 上記複数のサブワード線及び複数の相補ビット線対及び
    これらの交点に設けられた複数のダイナミック型メモリ
    セルが設けられてサブアレイが構成され、 上記複数からなるサブワード線配列の両端側にサブワー
    ド線駆動回路が振り分けられて分割して配置され、 上記複数からなる相補ビット線対の両側にセンスアンプ
    が振り分けられて分割して配置され、 上記サブアレイは上記複数のサブワード線駆動回路列と
    上記複数のセンスアンプ列とにより囲まれるように形成
    されるダイナミック型RAMからなり、 上記レベル変換機能付論理回路は、上記メインワード線
    及びメインワード線に対応された複数のサブワード線の
    選択信号を形成するドライバ回路を構成するものである
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
JP10203450A 1998-07-17 1998-07-17 半導体集積回路装置 Pending JP2000036193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203450A JP2000036193A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203450A JP2000036193A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000036193A true JP2000036193A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16474327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10203450A Pending JP2000036193A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000036193A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100076A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP2008130155A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
JP2009537933A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド レベルシフト・ワード線ドライバを伴うメモリ、およびその動作方法
JP2011008902A (ja) * 2009-05-27 2011-01-13 Renesas Electronics Corp ワード線選択回路、ロウデコーダ
JP2012104196A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Elpida Memory Inc 半導体装置
JP2012190522A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Elpida Memory Inc 半導体装置
CN112147820A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 夏普株式会社 有源矩阵基板和显示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003100076A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP2009537933A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド レベルシフト・ワード線ドライバを伴うメモリ、およびその動作方法
JP2008130155A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
JP2011008902A (ja) * 2009-05-27 2011-01-13 Renesas Electronics Corp ワード線選択回路、ロウデコーダ
JP2012104196A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Elpida Memory Inc 半導体装置
US8804446B2 (en) 2010-11-11 2014-08-12 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor device having equalizing circuit equalizing pair of bit lines
JP2012190522A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Elpida Memory Inc 半導体装置
US9214218B2 (en) 2011-03-14 2015-12-15 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor DRAM with non-linear word line discharge
CN112147820A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 夏普株式会社 有源矩阵基板和显示装置
CN112147820B (zh) * 2019-06-28 2023-01-31 夏普株式会社 有源矩阵基板和显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100634896B1 (ko) 반도체 기억장치
US6031779A (en) Dynamic memory
JP3712150B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH11297950A (ja) 半導体集積回路装置
JP4079522B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH09134592A (ja) 半導体メモリ装置のサブワードラインデコーダ及びその半導体メモリ装置
KR19990077852A (ko) 반도체 집적회로장치
JP2000077609A (ja) 半導体集積回路装置
JPH11135753A (ja) 半導体記憶装置
US5740113A (en) Semiconductor memory device
JPH0936328A (ja) ダイナミック型ram
JPH10275468A (ja) ダイナミック型ram
JP2000058785A (ja) ダイナミック型ram
JP2000036193A (ja) 半導体集積回路装置
JP2001332706A (ja) 半導体集積回路装置
US5625599A (en) Semiconductor memory having decoded sense amplifier drive lines
JPH09180444A (ja) ワードドライバ回路及びそれを利用したメモリ回路
WO1999000846A1 (fr) Dispositif a circuit integre a semi-conducteurs
JP2000163960A (ja) 半導体集積回路装置
JPH1186549A (ja) ダイナミック型ram
JP4243389B2 (ja) 半導体記憶装置と半導体装置
JP3908392B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH10283780A (ja) 半導体集積回路装置
JP2000048564A (ja) ダイナミック型ram
JP3621250B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060411

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060710

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070905