JP2001101593A - 車両の表示装置 - Google Patents

車両の表示装置

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JP2001101593A
JP2001101593A JP27583399A JP27583399A JP2001101593A JP 2001101593 A JP2001101593 A JP 2001101593A JP 27583399 A JP27583399 A JP 27583399A JP 27583399 A JP27583399 A JP 27583399A JP 2001101593 A JP2001101593 A JP 2001101593A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】表示内容に対する視覚負担を低減して、視認性
の向上を図る。 【解決手段】車両の走行状態又は走行環境を表示する車
両の表示装置であって、車両の走行状態を検出する走行
状態検出手段、及び検出された走行状態を車内に設けら
れた表示器3に表示する表示手段を備え、表示器3を運
転席の前方で、ドライバアイポイントより下方にオフセ
ットして配設すると共に、表示器3の表示画面3aが、
車両の走行に関する注意対象又は危険対象を表す文字情
報を表示する上部の第1表示部8と、車両の走行状況を
表す図形情報を表示する下部の第2表示部9とに分割さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の走行状態
または走行環境をインストルメントパネルに設けられた
情報提供のための表示装置の表示画面に表示するような
車両の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の走行状態や走行環境情報を
検出し、この入手情報に応じた状況をインストルメント
パネルに設けられた表示器に表示することで、入手情報
をドライバに報知したり、或はドライバに報知しつつ必
要に応じて自動制動(ブレーキング)または自動操舵する
所謂ASV(アドバンス・セーフティ・ビークル)が開発
されている。
【0003】従来、上述のASVに関する車両の表示装
置としては、例えば、特開平11−115660号公
報、特開平11−126300号公報、特開平11−1
20498号公報に記載のものがある。
【0004】すなわち、特開平11−115660号公
報に記載の装置は、インストルメントパネルにおける運
転席の前方に表示器を設け、車体前端部のスキャン式レ
ーザレーダが自車の進行方向前方の道路を横断する横断
歩行者を検出した時、横断歩行者の図形情報を上述の表
示器の表示画面に視覚的に表示すると共に、警報を発す
るように構成したものである。
【0005】また、特開平11−126300号公報に
記載の装置は、車両の車線内における走行位置を検出し
て、その左右方向の片寄りの方向と度合いとを判定し、
表示器の表示画面における自車両を示す画像の表示位置
をその方向に寄せ、かつ、その側方の仕切り線の画像を
点滅させると共に、自車両の画像を片寄りの度合いに応
じた色彩で表示することにより、車両が現在走行中の車
線から逸脱またはその可能性があることを運転者に可視
表示および警報するように構成したものである。
【0006】さらに、特開平11−120498号公報
に記載の装置は、左右のドアミラーにそれぞれ内設した
障害物検出センサからの撮像信号を受けて、左右後ろ側
方に検出された障害物(特に後方車両)と自車との距離お
よび相対速度を算出し、その結果に応じて、運転席前方
の表示器において、距離が短い程、表示器内の距離表示
用点灯セグメントの点灯個数を多くし、また相対速度が
大きい程、該セグメントの点灯輝度を明るくして、自車
が車線変更しようとする際の支援を行なうものである。
【0007】このように、上述の何れの従来技術におい
ても、横断歩行者警報、車線逸脱警報または車線変更支
援などの車両の走行状態、走行環境を可視表示する表示
画面を備えたものが開示されている。しかし、何れの従
来装置にあっても表示器の表示画面には車両の走行状
態、走行環境が単に図形情報(グラフィック)でのみ表示
されるものであるから、表示器に表示された内容の確認
に対する視覚負担が大きく、内容確認に対する即時判断
が遅れる等の問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、車両の走行状態を表示する表示器を運転席
の前方で、かつドライバアイポイントより下方にオフセ
ット配設し、この表示器の表示画面を、車両の走行に関
する注意対象または危険対象を表す文字情報を表示する
第1表示部と、車両の走行状況を表す図形情報を表示す
る第2表示部とに分割し、第1表示部(文字情報表示部)
を第2表示部(図形情報表示部)に対してドライバアイポ
イントに近い上方に配置することで、表示器に表示され
た内容の確認に対する視覚負担を低減して、視認性の向
上を図ることができる車両の表示装置の提供を目的とす
る。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、第1表示部の運転席
とは遠い側に、表示内容に関するシンボルマークを表示
する第3表示部を設けることで、図形情報表示より上部
にシンボルマークが表示され、ドライバの注意を喚起し
やすく、しかもシンボルマークよりも第1表示部による
文字情報表示がドライバに近い側に存在するので、その
内容確認が容易となる車両の表示装置の提供を目的とす
る。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、走行状況わ表すグラ
フィック情報(図形情報)と、緊急度に関する数値を表す
数値情報との両情報を上述の第2表示部に表示する場
合、数値情報をグラフィック情報よりもドライバに近い
側に表示することで、数値情報の確認性向上を図ること
ができる車両の表示装置の提供を目的とする。
【0011】この発明の請求項4記載の発明は、ナビゲ
ーションシステムによる自車の前方道路地図(情報)の表
示から走行状態に関する図形情報の表示に切換える時、
走行状態に関する図形情報の表示が切換え前の道路地図
の表示形態(上視平面図、鳥瞰図参照)と同一の形態にな
るように切換えることで、ナビゲーションの表示から走
行状態の表示に切換えた時、表示内容の連続性が確保で
きて、視認性が向上し、表示内容の確認に対する視覚負
担が低減でき、違和感もなくなる車両の表示装置の提供
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、車両の走行状態または走行環境を表示する車
両の表示装置であって、車両の走行状態を検出する走行
状態検出手段と、上記走行状態検出手段で検出された走
行状態を、車内に設けられた表示画面を有する表示器に
表示する表示手段とを備え、上記表示器が運転席の前方
で、かつドライバアイポイントより下方にオフセットし
て配設されると共に、上記表示器の表示画面が、車両の
走行に関する危険対象を表す文字情報を表示する第1表
示部と、車両の走行状況を表す図形情報を表示する第2
表示部とに分割され、上記第1表示部が第2表示部に対
して上方に配置された車両の表示装置であることを特徴
とする。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記第1表示部の運
転席とは遠い側に、表示内容に関するシンボルマークを
表示する第3表示部が設けられた車両の表示装置である
ことを特徴とする。
【0014】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記第2表示部に、
走行状況を表すグラフィック情報と緊急度に関する数値
を表す数値情報とが表示される時、上記数値情報がグラ
フィック情報よりドライバに近い側に表示される車両の
表示装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項4記載の発明は、ナビゲ
ーション装置と、車両の走行状態を検出する走行状態検
出手段と、上記走行状態検出手段で検出された走行状態
を表示する表示器とを備え、上記ナビゲーション装置に
より検出された自車の前方道路地図が上記表示器に表示
される車両の表示装置であって、上記走行状態に応じて
上記表示器に表示する内容を、上記道路地図から上記走
行状態に関する情報に切換える表示切換手段と、上記道
路地図の表示形態を複数パターンに切換え可能な第1表
示パターン切換手段とを備え、上記第1表示パターン切
換手段の切換パターンに応じて上記表示器の図形情報表
示部に表示される図形情報の表示形態と、上記ナビゲー
ション装置の道路地図の表示形態とが同じになるように
上記図形情報表示部の表示形態を変更する第2表示パタ
ーン切換手段を設けた車両の表示装置であることを特徴
とする。
【0016】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の走行状態検出手段は車両の走行状態を
検出し、上述の表示手段は、走行状態検出手段で検出さ
れた走行状態を、車内に設けられた表示器の表示画面に
表示するが、運転席の前方で、かつドライバアイポイン
トにより下方にオフセットして配設された表示器の表示
画面は上述の第1表示部と第2表示部とに分割され、文
字情報を表示する第1表示部を、図形情報を表示する第
2表示部に対して上方(つまりドライバアイポイントに
近い上方)に配置したので、表示器に表示された内容を
文字情報にて即時確認することができ、この結果、表示
内容の確認に対する視覚負担を低減して、視認性の向上
を図ることができる効果がある。
【0017】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の第1表
示部(文字情報表示部)の運転席とは遠い側に、表示内容
に関するシンボルマークを表示する第3表示部を設けた
ので、第2表示部(図示情報表示部)よりも上方にシンボ
ルマークが表示され、ドライバの注意を喚起することが
でき、しかもシンボルマークよりも第1表示部による文
字情報表示がドライバに近い側に存在するので、その文
字情報の内容確認が容易となる効果がある。
【0018】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、車両の走行状
況を表すグラフィック情報(図示情報)と、緊急度に関す
る数値を示す数値情報との双方の情報を、表示器の表示
画面における第2表示部に表示する場合、上述の数値情
報をグラフィック情報よりもドライバに近い側に表示す
るので、数値情報の確認性向上を図ることができる効果
がある。
【0019】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上述の走行状態検出手段は車両の走行状態を検出し、上
述の表示器はその表示画面に走行状態を表示する一方、
ナビゲーション装置により検出された自車の前方道路地
図(情報)を表示する。
【0020】また、上述の表示切換手段は走行状態に応
じて表示器に表示する内容を、道路地図から走行状態に
関する情報に切換え、上述の第1表示パターン切換手段
は道路地図の表示形態を複数パターン(例えば上視平面
図のパターンと、鳥瞰図のパターン参照)に切換える。
【0021】しかも、上述の第2表示パターン切換手段
は、第1表示パターン切換手段の切換パターンに応じて
上述の表示器の図形情報表示部に表示される図形情報の
表示形態と、ナビゲーション装置の道路地図の表示形態
とが同じになるように上述の図形情報表示部の表示形態
を変更する。
【0022】このため、ナビゲーションの表示(道路地
図の表示)から走行状態の表示に切換えた時、表示内容
の連続性が確保できて、視認性が向上し、表示内容の確
認に対する視覚負担が低減でき、違和感もなくなる効果
がある。
【0023】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の表示装置を示し、図1、図2、図
3において、インストルメントパネル1には、エンター
テイメントディスプレイ2と、警報表示手段としての情
報提供のための表示装置3とをそれぞれは配設してい
る。
【0024】上述のエンターテイメントディスプレイ2
は、インストルメントパネル1の上下方向略中央位置で
あって、車幅方向の車両中心位置に配設されている。上
述の情報提供のための表示装置3は、インストルメント
パネル1の上部位置であって、車幅方向の略車両中心付
近に設けられたメータユニット4(センタメータ)内の運
転席寄りの位置に配設される。このため、上述の情報提
供のための表示装置3は、エンターテイメントディスプ
レイ2よりも運転者側位置であって、エンターテイメン
トディスプレイ2の斜め上方に配設される。
【0025】また、上述のメータユニット4には、図3
に示すようにスピードメータ、フューエルゲージ、水温
ゲージ、オドメータ、トリップメータ、セレクタインジ
ケータライトおよびターンシグナルインジケータライト
等のインジケータライト、並びに、オイタネータワーニ
ングライトおよびオイルプレッシャーワーニングライト
等の各種ワーニングライトが備えられている。
【0026】さらに、図2に示すように、上述の情報提
供のための表示装置3は、インストルメントパネル1の
車両前後方の前側位置に配設される一方、上述のエンタ
ーテイメントディスプレイ2は、情報提供のための表示
装置3よりも車両前後方向の後位置に配設される。この
ため、上述のエンターテイメントディスプレイ2の垂直
視認角、すなわち、このエンターテイメントディスプレ
イ2とドライバのアイポイントとを結ぶ線の上下方向角
は約22度に設定され、情報提供のための表示装置3の
垂直確認角は約11度に設定されている。このため、情
報提供のための表示装置3は、エンターテイメントディ
スプレイ2と比較して視認性が良くなっている。
【0027】なお、図1、図2において5はオーディオ
装置などの車載電子機器、6はステアリングホイール、
7はフロントウインドガラスである。
【0028】このように運転席の前方で、かつドライバ
のアイポイントより下方にオフセットして配設された表
示器としての情報提供のための表示装置3は、表示画面
3aを有し、この表示画面3aは図1、図4に示す如
く、車両の走行に関する注意対象または危険対象を表す
文字情報を表示するところの第1表示部8と、車両の走
行状況を表す図形情報を表示するところの第2表示部9
とに分割され、第1表示部(文字情報表示部)8が第2表
示部(図示情報表示部)9に対して上方に配置されてい
る。
【0029】また上述の第1表示部8の運転席とは遠い
側に、表示内容に関するシンボルマークmを表示する第
3表示部10が設けられている。次に、図5〜図9を参
照してASVを構成するセンサ類、アクチュエータ類、
デバイス類の配置について説明する。
【0030】図5に示すように車両前端部中央には、前
方の障害物を反射信号から検出するレーザレーダやミリ
波レーダからなる前方障害物レーダ11を設けている。
車両前端部には、夜間等において自車前方の赤外線撮像
画像を表示するために用いる赤外線カメラ12を設けて
いる。
【0031】車体前部のロアパネル下部には、磁気マー
カ13を設け、道路側の増員方向に沿って磁気信号を出
力する磁石を予め複数埋込み、磁石が走行路に対する走
行車線の何れの位置かを判別する情報信号を出力し、磁
気マーカ13で磁気信号を検出して自車が走行車線の何
れの位置を走行しているのかを検出する。
【0032】14はモータ式シートベルトプリテンショ
ナで、追突車両を検出した時、乗員のむち打ちを防止す
るために、衝突直前にシートベルトを諦めて、乗員を拘
束するものである。20は制御手段としてのCPUであ
る。
【0033】15は路車間通信ユニットで、道路側に自
車走行方向の状況を当該車両に情報提供するインフラを
設け、路車間通信ユニット15はこのインフラとの間で
路車間通信を行なう。
【0034】フロントヘッダ中央に対応する車外部には
白線検出用のCCDカメラ16を設け、道路側の白線位
置を該CCDカメラ16で撮像する。このCCDカメラ
16は白線に対する自車位置判定に用いられる。
【0035】17はエンジンの吸気系に設けられたエレ
キスロットルで、スロットル弁を電動制御し、自動加減
速を行なうために用いられる。18はブレーキユニット
で、障害物検出時に必要に応じて自動制動(ブレーキン
グ)を実行する。
【0036】図6に示すように車両後端部中央には、追
突車を検出するためのラインCCDセンサ19を設けて
いる。図7に示すようにハーフミラーで構成された左右
のドアミラー21,21の内部には後ろ側方警報用のラ
インCCDセンサ22,22を設け、これらの各CCD
センサ22,22で自車走行車線の隣り側の車線後方を
撮像する。これらのCCDセンサ22は自車が車線変更
する時に用いられる。
【0037】ステアリングホイール6の直前部にはヘッ
ドライトスイッチ23とウインカスイッチ24とを設け
ている。また、25は蛇角を検出する舵角センサ、26
は車速を検出する車速センサである。
【0038】さらにリヤトレイ部分にはナビゲーション
装置を構成するGPSセンサ27と、道路地図データを
記憶したROM28とを設けている。上述のGPSセン
サ27はGPS人工衛星からのGPS信号を受信して、
自車の絶対位置を検出する。
【0039】図8、図9に示すようにインストルメント
パネル1の車幅方向左右位置にはフロントスピーカ2
9,30を設け、フロントドアの下部位置にはフロント
ドアスピーカ31,32を設け、リヤトレイ33の車幅
方向左右位置にはリヤトレイスピーカ34,35を設け
ている。
【0040】これら合計6つのスピーカ29〜32,3
4,35は警報出力用に用いられ、合計6つのスピーカ
で立体音動を形成する。ここで、上述のスピーカ(警報
手段)に代えて電子音声発生位置、電子音発生装置電子
ブザー等の他の警報装置を用いてもよいことは勿論であ
る。
【0041】図10は制御回路ブロック図を示し、ナビ
ゲーションメインスイッチ36、地図スクロールスイッ
チ37、目的地設定スイッチ38、表示モード切換えス
イッチ39、GPSセンサ27、CD−ROMなどの地
図情報記憶手段としてのROM28の各要素でナビゲー
ション装置40を構成している。
【0042】ここで、ナビゲーションスイッチ36はナ
ビゲーション装置40を起動させるためのメインスイッ
チである。また、地図スクロールスイッチ37は別場所
を視認する時に用いるスイッチである。目的地設定スイ
ッチ38は目的地を設定する場合に用いるスイッチであ
る。
【0043】表示モード切換えスイッチ39は情報提供
のための表示装置3の表示画面3a、特に第2表示部9
に表示される経路誘導の表示モードつまり道路地図情報
の表示形態を上視平面図と鳥瞰図との複数パターンに切
換える第1表示パターン切換手段である。
【0044】一方、ヨーレートセンサ41、車速センサ
26、舵角センサ25、赤外線カメラ12、白線検出用
CCDカメラ16、前方障害物レーダ11、ラインCC
Dセンサ22,19、路車間通信ユニット15、磁気マ
ーカ13の各要素で、車両の走行状態、走行環境を検出
する走行状態検出手段42を構成している。
【0045】ここで、ヨーレートセンサ41は車両のヨ
ー角を検出する。赤外線カメラ12は、赤外線で撮像し
た画像を情報提供のための表示装置3に表示するオール
ウェザー(全天候)ビジョンシステムに用いる。
【0046】白線検出用CCDカメラ16は、車線逸脱
状態を検出するためのもので、車線逸脱警報システムに
用いるが、このCCDカメラ16は上述の磁気マーカ1
3で代用してもよい。
【0047】前方障害物レーダ11は、先行車との車間
距離や歩行者を検出するためでレーダで、レーザレーダ
やミリ波レーダを用いることができ、このレーダ11は
車間距離保持機能付き定速走行装置や歩行者警報システ
ムに用いる。ラインCCDセンサ22は、左右のドアミ
ラー21,21に内設され、隣接車線の自車後方を撮像
し、後ろ側方警報システムに用いる。
【0048】ラインCCDセンサ19は、自車後方の他
車両の接近状態を検知し、追突警報システムに用いる。
路車間通信ユニット15は、インフラ側から送信される
自車の進行方向前方の道路状況情報を入力する。
【0049】43〜50はCPU20の入力側に接続さ
れたスイッチで、車間距離保持機能付きオートクルーズ
用メインスイッチ43は、自車の前方に他車(先行車)が
存在する場合、他車に対して自車が所定車間距離を保っ
て追従し、自車の前方に他車が存在しない場合、一般的
なオートクルーズ(定速走行)を行なうためのメインスイ
ッチである。
【0050】インフラからの情報提供システム用メイン
スイッチ44は、該システムを起動させる時に用いるメ
インスイッチである。ライトスイッチ45は、夜間、濃
霧発生時、降雨時など前方視認性が悪い場合に、ヘッド
ライト、スモールライト、フォグランプの少なくとも1
つが点灯するとONになるスイッチである。
【0051】オールウェザービジョン用メインスイッチ
46は、該オールウェザービジョンシステムを起動させ
るときに用いるメインスイッチである。車線逸脱警報シ
ステム用メインスイッチ47は、自車が車線を逸脱した
時に警報を出力する該システムを起動させる時に用いる
メインスイッチである。
【0052】後ろ側方警報システム用メインスイッチ4
8は、自車の車線変更時と隣接車線後方に他車が存在す
るような場合に警報を出力する該システムを起動させる
時に用いるメインスイッチである。
【0053】歩行者警報用メインスイッチ49は、自車
の前方を走行路を横断しようとする歩行者が存在する場
合に、警報を出力する該歩行者警報システムを起動させ
る時に用いるメインスイッチである。
【0054】被追突予知むち打ち障害低減システム用メ
インスイッチ50は、追突車両によるむち打ち障害を低
減させるための該システムを起動させる時に用いるメイ
ンスイッチである。
【0055】なお、上述のインフラからの情報提供シス
テム、歩行者警報システム、車線逸脱警報システム、被
追突予知むち打ち障害低減システムの各システムはメイ
ンスイッチを設けるかわりに、エンジンの始動と同時に
自動的に起動させてもよい。
【0056】而して、CPU20は、各要素27,2
8,36〜39から成るナビゲーション装置40からの
信号と、各要素11,12,13,15,16,19,
22,5,26,41から成る走行状態検出手段42か
らの信号と、各メインスイッチ43,44,46〜50
からの信号と、ライトスイッチ45からの信号とに基づ
いて、ROM51に格納されたプログラムに従って、表
示器としてのエンターテイメントディスプレイ2、表示
器としての情報提供のための表示装置3、加減速手段5
2、モータ式シートベルトプリテンション14、操舵手
段53、警報手段としての各スピーカ29〜32,3
4,35を駆動制御し、またRAM54は後述する各種
のフラグを更新可能にその所定エリアに記憶すると共
に、必要なデータやマップを記憶する記憶手段である。
【0057】ここで、上述の加減速手段52はエレキス
ロットル17、変速機またはブレーキユニット18の何
れかで構成することができる。また、上述の操舵手段5
3はステアリング制御により構成してもよく、或は左右
車輪の制動力(ブレーキ力)配分制御により構成してもよ
い。
【0058】さらに、上述のCPU20は走行状態検出
手段42で検出された走行状態を、車内に設けられた表
示画面3aを有する表示器としての情報提供のための表
示装置3に表示する表示手段(CPU20それ自体と各
ステップB26,B28,C17,C18,C20,C
21,E14,J17,J19,K14,P16,P1
7,Q16,Q17,S16,S17,U26,X1
7,Y25参照)と、走行状態に応じて上述の情報提供
のための表示装置3に表示する内容を、ナビゲーション
装置40により検出された自車の前方道路地図(情報)か
ら走行状態検出手段42で検出された走行状態に関する
情報に切換える表示切換手段(図21に示すフローチャ
ートの第1ステップC11参照)と、第1表示パターン
切換手段(表示モード切換えスイッチ39参照)の切換え
パターンに応じて、上述の情報提供のための表示装置3
の図形情報表示部(第2表示部9参照)に表示される図形
情報の表示形態と、ナビゲーション装置40の道路地図
の表示形態とが同じになるように上述の図形情報表示部
(第2表示部9参照)の表示形態を変更する第2表示パタ
ーン切換手段(図21に示すフローチャートの各ステッ
プC16,C19参照)と、を兼ねる。
【0059】このように構成した車両の表示装置の作用
を以下に詳述する。図11はナビゲーション経路誘導処
理を示すフローチャートで、このフローチャートはナビ
ゲーションメインスイッチ36がONになった時、スタ
ートする。
【0060】第1ステップN1で、CPU20はGPS
センサ27からの現在位置情報と、ROM28に記憶し
ている地図情報とに基づいてエンターテイメントディス
プレイ2(表示器)の表示画面2a(図10参照)に現在位
置を表示する。なお、他の表示器としての情報提供のた
めの表示装置3は経路誘導が必要な場合に駆動される。
【0061】次に第2ステップN2で、CPU20は目
的地設定スイッチ38がONか否か(目的地の設定が終
了しているか否か)を判定し、NO判定時には第3ステ
ップN3に、YES判定時には第4ステップN4にそれ
ぞれ移行する。
【0062】上述の第3ステップN3で、CPU20は
経路誘導フラグをFa=0とする。一方、上述の第4ス
テップN4で、CPU20は経路表示エリアか否かを判
定する。つまり、現在の車両位置が経路を表示する必要
のある交差点を中心とした所定半径の内円か否かを判定
し、NO判定時には上述の第3ステップN3に移行し、
YES判定時には別の第5ステップN5に移行する。こ
の第5ステップN5で、CPU20は経路誘導フラグを
Fa=1とする。つまり経路誘導が必要な時にのみ該フ
ラグFaを立てるものである。
【0063】図12はナビゲーション経路誘導の表示モ
ード切換え処理を示すフローチャートで、このフローチ
ャートはナビゲーションメインスイッチ36がONにな
った時、スタートする。
【0064】第1ステップN11で、CPU20は表示
モード切換えスイッチ39の操作内容を入力する。次に
第2ステップN12で、CPU20は表示モード=1
(上視平面図モード)か否かを判定し、YES判定時には
第3ステップN13に移行し、NO判定時には別の第4
ステップN14に移行する。
【0065】上述の第3ステップN13で、CPU20
は表示モード=1(上視平面図モード)に対応して、表示
モードフラグをFb=1とする。上述の第4ステップN
14で、CPU20は表示モード=2(鳥瞰図モード)に
対応して、表示モードフラグをFb=2とする。すなわ
ち表示モードフラグがFb=1の時には上視平面図で表
示することを示し、表示モードフラグがFb=2の時に
は鳥瞰図で表示することを示す。なお、これらの各フラ
グFbはRAM54の所定エリアに更新および読出し可
能に記憶される。また上述の各フラグFa,Fbは後述
するフローチャートに反映される。
【0066】図13は車間距離保持機能付きオートクル
ーズシステム&衝突警報システムつまりICCW(イン
テリジェント・クルーズ・コントロール&コリジョン・
ワーニング)の制御処理を示すフローチャートで、この
フローチャートはオートクルーズ用メインスイッチ43
がONになった時、スタートする。
【0067】第1ステップB1で、CPU20は車速セ
ンサ26、舵角センサ25、ヨーレートセンサ41、前
方障害レーダ11からの検出データを入力する。
【0068】次に第2ステップB2で、CPU20は車
速、蛇角、ヨー角および前方障害物レーダ11からの検
出データに基づいて車両の進行路(但し、自車がカーブ
を曲がろうとしている時には、カーブの進行路)を演算
する(特開平7−220119号公報参照)。
【0069】次に第3ステップB3で、CPU20は演
算した進行路内の所定距離内に障害物があるか否かを判
定し、NO判定時には次の第4ステップB4に移行し、
YES判定時には別の第6ステップB6に移行する。
【0070】上述の第4ステップB4で、CPU20は
前方に障害がないことに対応して、自車の現行車速が予
め設定された定速走行用の車速(ドライバが設定しても
よい)になるように、スロットル開度や自動変速機を制
御する(オートクルーズ)。
【0071】次に第5ステップB5で、CPU20は前
方に障害物があることを示す。情報提供フラグFc1、
1次警報表示フラグFc2および2次警報表示フラグF
c3をそれぞリセット(Fc1=1、Fc2=0、Fc
3=0)する。
【0072】一方、上述の第6ステップB6で、CPU
20は前回障害物なしか否かを判定する。換言すれば今
回初めて障害物を検出したか否かを判定し、YES判定
時には次の第7ステップB7に移行する一方、NO判定
時には第8ステップB8にスキップする。
【0073】上述の第7ステップB7で、CPU20は
情報提供フラグをFc1=1とし、またスピーカ29,
30を駆動して、単発人工音を出力する。次に第8ステ
ップB8で、CPU20は自車と障害物との距離Lが所
定値L1より小さいか否かを判定し、L>L1の時(N
O判定時)には次の第9ステップB9に移行する一方、
L<L1の時(YES判定時)には別の第11ステップB
11に移行する。
【0074】上述の第9ステップB9で、CPU20は
1次表示フラグFc2および2次警報表示フラグFc3
を共にリセット(Fc2=0、Fc3=0)する。次に第
10ステップB10で、CPU20は先行車と自車との
車間距離が予め設定された長さ(ドライバが設定しても
よい)になるように、スロットル開度や自動変速機を制
御する(車間距離保持)。
【0075】一方、上述の第11ステップB11で、C
PU20は自車と障害物との距離Lが所定値L2(但し
L2<L1)より小さいか否かを判定し、L>L2の
時、詳しくはL1>L>L2の時(NO判定時)には第1
2ステップB12に移行し、L<L2の時(YES判定
時)には別の第15ステップB15に移行する。
【0076】上述の第12ステップB12で、CPU2
0は1次警報表示フラグをFc2=1とすると共に、ス
ピーカ29,30を駆動して、擬音(クラクション音)を
出力する。
【0077】次に第13ステップB13で、CPU20
は情報提供フラグFc1および2次警報表示フラグFc
3を共にリセット(Fc1=0、Fc3=0)する。
【0078】次に第14ステップB14で、CPU20
は先行車と自車との車間距離が予め設定された長さ(ド
ライバが設定してもよい)になるように、スロットル開
度や自動変速機を制御する(車間距離保持)。
【0079】一方、上述の第15ステップB15で、C
PU20は自車と障害物との距離Lが極めて短いことに
対応して、2次警報表示フラグをFc3=1とすると共
に、スピーカ29,30を駆動して、連続人工音を出力
する。
【0080】次に第16ステップB16で、CPU20
は情報提供フラグFc1および1次警報表示フラグFc
2を共にリセット(Fc1=0、Fc2=0)する。次に
第17ステップB17で、CPU20は先行車と自車と
の車間距離が予め設定された長さ(ドライバが設定して
もよい)に近づくように加減速手段52のうちのブレー
キを制御する。なお、図13のフローチャートによる制
御処理で設定れた各フラグFc1,Fc2,Fc3は表
示制御のフローチャートに反映される。この点について
は、以下に述べる各種の制御処理の他のフラグについて
も同様である。
【0081】図14は経路誘導とICCWとが共存する
場合の情報提供のための表示装置表示制御を示すフロー
チャートで、この場合は、ICCWを優先させる。第1
ステップB21で、CPU20は情報提供フラグFc
1、1次警報表示フラグFc2、2次警報表示フラグF
c3の少なくとも何れか1つのフラグが立っているか否
かを判定し、NO判定時(Fc1=0、Fc2=0、F
c3=0の時)には次の第2ステップB22に移行する
一方、YES判定時(Fc1=1orFc2=1orFc3
=1の時)には別の第5ステップB25に移行する。
【0082】上述の第2ステップB22で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1(図11参照)か否かを判定
し、NO判定時(Fa=0の時)には第3ステップB23
に移行する一方、YES判定時(Fa=1の時)には第4
ステップB24に移行する。
【0083】上述の第3ステップB23で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする一方、上
述の第4ステップB24で、CPU20は情報提供のた
めの表示装置3をONにし、上視平面図または鳥瞰図(b
ird's-eye view、バード・アイ・ビュー)の表示モードに
応じた経路誘導表示を実行する(図15、図16参照)。
【0084】つまり表示モードが上視平面図モードの場
合には表示画面3aに図15で示すような形態で経路誘
導表示を実行し、表示カードが鳥瞰図モードの場合には
表示画面3aに図16に示すような形態で経路誘導表示
を実行する。なお図15、図16においてαは表示画面
3aに表示された自車マークである。
【0085】一方、上述の第5ステップB25で、CP
U20は情報提供フラグがFc1=1か否かを判定し、
YES判定時には次の第6ステップB26に移行し、N
O判定時には別の第7ステップB27に移行する。
【0086】上述の第6ステップB26で、CPU20
は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図17
に示すようなICCW注意喚起表示を実行し、ドライバ
に注意を促す。
【0087】図17に示すように第1表示部8には危険
対象を示す文字情報が表示され、第2表示部9には車両
の走行状況を示す図形情報が表示され、第3表示部10
には表示内容に関するシンボルマークmが表示される。
なおβは表示された先行車などの他車両(他車両図形)で
ある。
【0088】一方、上述の第7ステップB27で、CP
U20は1次警報表示フラグがFc2=1か否かを判定
し、YES判定時には第8ステップB28に移行する一
方、NO判定時(Fc3=1の時)には別の第9ステップ
B29に移行する。
【0089】上述の第8ステップB28で、CPU20
はFc2=1に対応して情報提供のための表示装置3の
表示画面3aに図18に示すようなICCW操作特定時
表示を実行し、ドライバにブレーキ操作を促す。
【0090】また上述の第9ステップB29で、CPU
20はFc3=1に対応して情報提供のための表示装置
3の表示画面3aに図19に示すようなICCW自動制
御表示を実行する。なお、図14の制御では同図からも
明らかなようにICCWの制御が優先される。
【0091】以上の制御および表示により、車間距離情
報をドライバの判断を支援する情報として提供すること
ができ、また衝突の危険性がある場合にはドライバに警
報を与え、さらにドライバが適切な回避行動をとらない
場合には自動的に制動することができる。
【0092】図20は歩行者警報システムの制御処理を
示すフローチャートで、このフローチャートは歩行者警
報用メインスイッチ49がONになった時にスタートす
るが、これに代えてオートクルーズ用メインスイッチ4
3がONになった時にスタートすべく構成し、ICCW
と同時に起動させてもよい。
【0093】第1ステップC1で、CPU20は車速セ
ンサ26、舵角センサ25、ヨーレートセンサ41、前
方障害物レーダ11からの検出データを入力する。次に
第2ステップC2で、CPU20は検出された車速、蛇
角、ヨー角、前方障害物レーダ11からの検出データに
基づいて車両の進行路を演算する(特開平10−100
820号公報参照)。
【0094】次に第3ステップC3で、CPU20は自
車の進行路内における所定距離内に横断歩行者があるか
否かを判定する(特開平10−100820号公報参
照)。而して第3ステップC3でのNO判定時には次の
第4ステップC4に移行する一方、YES判定時には別
の第5ステップC5に移行する。
【0095】上述の第4ステップC4で、CPU20は
進行路内の所定距離内に横断歩道歩行者があることを示
す情報提供フラグFd1と、警報表示フラグFd2とを
共にリセット(Fd1=0、Fd2=0)する。
【0096】一方、上述の第5ステップC5で、CPU
20は前回横断歩行者なしか否かを判定し、今回初めて
横断歩道車を検出した時(YES判定時)には次の第6ス
テップC6に移行し、NO判定時には第7ステップC7
にスキップする。
【0097】上述の第6ステップC6で、CPU20は
情報提供フラグFd1を立てると共に、スピーカ29,
30を駆動して、単発人工音を出力する。次に第7ステ
ップC7で、CPU20は自車と歩行者との間の距離D
が所定値D1よりも小さいか否かを判定し、D>D1の
時(NO判定時)には次の第8ステップC8に移行し、D
<D1の時(YES判定時)には別の第9ステップC9に
移行する。
【0098】上述の第8ステップC8で、CUP20は
警報表示フラグFd2をリセット(Fd2=0)とする。
一方、上述の第9ステップC9で、CPU20はD<D
1に対応して、警報表示フラグをFd2=1とし、かつ
スピーカ29,30を駆動して、擬音「クラクション
音」を出力する。
【0099】次に第10ステップC10で、CPU20
は情報提供フラグFd1をリセット(Fd1=0)する。
図21は経路誘導と歩行者警報システムとが共存する場
合の情報提供のための表示装置表示制御を示すフローチ
ャートであり、この場合は歩行者警報システムを優先さ
せる。
【0100】第1ステップC11(表示切換手段)で、C
PU20は情報提供フラグFd1が立っているか、また
は警報表示フラグFd2が立っているかを判定すること
で、ナビゲーションの表示を行なうか走行状態に関する
情報の表示に切換えるかを判定する。
【0101】第1ステップC11でのNO判定時(Fd
1=0、Fd2=0の時)には次の第2ステップC12
に移行し、YES判定時(Fd1=1orFd2=1の時
には別の第5ステップC15に移行する。
【0102】上述の第2ステップC12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時には第3ステップC13に移行し、YES判定時には
別の第4ステップC14に移行する。
【0103】上述の第3ステップC13で、CPU20
はFa=0に対応して、情報提供のための表示装置3を
OFFにする。一方、上述の第4ステップC14で、C
PU20は情報提供のための表示装置3をONにして、
上視平面図または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導
表示を実行する(図15、図16参照)。
【0104】ところで、上述の第5ステップC15で、
CPU20は情報提供フラグFd1が立っているか否か
を判定し、YES判定時(Fd1=1の時)には次の第6
ステップC16に移行し、NO判定時(Fd2=1の時)
には別の第9ステップC19に移行する。
【0105】上述の第6ステップC16で、CPU20
はFd1=1に対応して表示モードフラグがFb=1か
否かを判定する。このフラグFbはFb=1の時に上視
平面図モードを示し、Fb=2の時に鳥瞰図モードを示
す。
【0106】上述の第6ステップC16でのYES判定
時(Fb=1の時)には次の第7ステップC17に移行
し、NO判定時(Fb=2の時)には別の第8ステップC
18に移行する。
【0107】上述の第7ステップC17で、CPU20
は図22に示すように情報提供のための表示装置3の表
示画面3aに歩行者警報・注意喚起表示を実行して、ド
ライバに注意を促すが、この場合の表示はFb=1に対
応した上視平面図モードで実行される。なお、図22に
おいてhは表示画面3aに表示された歩行者(歩行者図
形)を示す。
【0108】一方、上述の第8ステップC18で、CP
U20は図23に示すように情報提供のための表示装置
3の表示画面3aに歩行者警報、注意喚起表示を実行し
て、ドライバに注意を促すが、この場合の表示はFb=
2に対応した鳥瞰図モードで実行される。
【0109】ところで、前述の第5ステップC15でF
d2=1であると判定(NO判定)されると、次の第9ス
テップC19に移行し、この第9ステップC19で、C
PU20はFd2=1に対応して表示モードフラグがF
b=1か否かを判定する。
【0110】而して、第9ステップC19でのYES判
定時(Fb=1の時)には次の第10ステップC20に移
行し、NO判定時(Fb=2の時)には別の第11ステッ
プC21に移行する。
【0111】上述の第10ステップC20で、CPU2
0は図24に示すように情報提供のための表示装置3の
表示画面3aに歩行者警報、操作特定時表示を実行し
て、ドライバにブレーキ操作を促すが、この場合の表示
はFb=1に対応した上視平面図モードで実行される。
【0112】一方、上述の第11ステップC21で、C
PU20は図25に示すように情報提供のための表示装
置3の表示画面3aに歩行者警報・操作特定時表示を実
行して、ドライバにブレーキ操作を促すが、この場合の
表示はFb=2に対応した鳥瞰図モードで実行される。
なお、図24、図25の表示内容に代えて図26、図2
7に示すように表示画面3aに自車マークαを併せて表
示するように成してもよい。以上の制御、警報および表
示により自車前方の歩行者を検出、識別し、衝突の危険
性が高い場合にはドライバに警報を与えることができ
る。
【0113】図28は前方障害物情報提供システムの制
御を示すフローチャートで、このフローチャートはイン
フラからの情報提供システム用メインスイッチ44のO
N時にスタートするが、イグニッションスイッチ(図示
せず)のON時に自動的に起動すべく成してもよい。
【0114】第1ステップE1で、CPU20は路側の
インフラとの間で路車間通信を行なう路車間通信ユニッ
ト15からの信号を入力して、自車の前方走行路におけ
る障害物の情報(たとえば、事故、落下物、渋滞情報な
ど)を入力する。
【0115】次に第2ステップE2で、CPU20は自
車の前方走行路に障害物があるか否かを判定し、NO判
定時には次の第3ステップE3に移行し、YES判定時
には別の第4ステップE4に移行する。
【0116】上述の第3ステップE3で、CPU20は
前方走行路に事故、落下物、渋滞などの障害物があるこ
とを示す情報提供フラグFe1をリセット(Fe1=0)
する。一方、上述の第4ステップE4で、CPU20は
情報提供フラグをFe1=1と成すと共に、スピーカ2
9,30を駆動して、単発人工音を出力する。
【0117】図29は経路誘導と前方障害物情報提供シ
ステムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表
示制御を示すフローチャートで、この場合は例えば10
0m先に障害物があっても自車が50m先で右折または
左折するようなケースがあるので、経路誘導を優先させ
る。
【0118】第1ステップE11で、CPU20は経路
誘導フラグがFa=1か否かを判定し、YES判定時に
は次の第2ステップE2に移行する一方、NO判定時
(Fa=0の時)には別の第3ステップE13に移行す
る。
【0119】上述の第2ステップE12で、CPU20
は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに上視平
面図または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導表示を
実行する(図15、図16参照)。
【0120】一方、上述の第3ステップE13で、CP
U20は情報提供フラグがFe=1か否かを判定し、Y
ES判定時(Fe1=1の時)には次の第4ステップE1
4に移行する一方、NO判定時(Fe1=0の時)には別
の第5ステップE15に移行する。
【0121】上述の第4ステップE14で、CPU20
はFe1=1に対応して図30に示すように情報提供の
ための表示装置3の表面画面3aに前方障害物情報提
供、注意喚起表示を実行する。一方、第5ステップE1
5で、CPU20はFe1=0およびFa=0に対応し
て情報提供のための表示装置3をOFFにする。
【0122】以上の制御、警報、表示により、自車前方
の走行路における障害物の情報(事故、落下物、渋滞な
ど)を入手して、ドライバの判断を支援する情報として
提供することができる。
【0123】図31はオールウェザービジョンシステム
の制御を示すフローチャートで、このフローチャートは
オールウェザービジョン用のメインスイッチ46がON
になった時、スタートする。
【0124】第1ステップH1で、CPU20はライト
スイッチ45がONか否かを判定する。このオールウェ
ザービジョンシステムの表示は赤外線カメラ12で撮像
した画像を表示するシステムであるが、例えば夜間や濃
霧の発生時においてライトを消灯して走行すると危険な
ため、このフローチャートではライトスイッチ45と連
動させて、ライトの点灯時にのみ処理を行なうように構
成している。
【0125】而して、第1ステップH1でのNO判定時
には次の第2ステップH2に移行し、YES判定時には
別の第3ステップH3に移行する。上述の第2ステップ
H2で、CPU20は前方の可視条件が悪くてライトス
イッチ45がONになったことを示す情報提供フラグF
f1をリセット(Ff1=0)し、上述の第3ステップH
3で、CPU20は情報提供フラグをFf1=1とす
る。
【0126】図32は経路誘導とオールウェザービジョ
ンシステムとが共存する場合の情報提供のための表示装
置表示制御を示すフローチャートで、この場合はオール
ウェザービジョンシステムを優先させる。
【0127】第1ステップH11で、CPU20は情報
提供フラグがFf1=1か否かを判定する。ドライバの
肉眼で前方が視認しにくい夜間や濃霧の発生時において
ライトスイッチ45のONと連動してFf=1となる。
【0128】上述の第1ステップH11でのNO判定時
(Ff1=0の時)には次の第2ステップH12に移行す
る一方、YES判定時(Ff1=1の時)には別の第5ス
テップH5に移行する。
【0129】上述の第2ステップH12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時には次の第3ステップH13に移行する一方、YES
判定時には第4ステップH14に移行する。
【0130】上述の第3ステップH13で、CPU20
はFa=0、Ff1=0に対応して情報提供のための表
示装置3をOFFにする。また、上述の第4ステップH
14で、CPU20はFa=1、Ff1=0に対応して
情報提供のための表示装置3の表示画面3aに上視平面
図または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導表示を実
行する(図15、図16参照)。
【0131】一方、上述の第5ステップH15で、CP
U20はFf1=1に対応して情報提供のための表示装
置3の表示画面3aにオールウェザービジョンシステム
・知覚機能拡大表示を実行する。つまり赤外線カメラ1
2で撮像した自車前方の画像を表示画面3aに表示す
る。
【0132】以上の制御、表示により赤外線カメラ12
を用いて可視化した悪環境(夜間、霧発生時、降雨時な
ど)における前方走行シーンの映像をドライバの認知を
支援する情報として提供することができる。
【0133】図33は歩行者情報提供システムの制御を
示すフローチャートで、このフローチャートはインフラ
からの情報提供システム用メインスイッチ44がONに
なった時、スタートするが、これに代えてイグニッショ
ンスイッチのON時に自動的にスタートするように構成
してもよい。
【0134】第1ステップJ1で、CPU20は路車間
通信ユニット15からの信号により、自車前方の交差点
における横断歩道上の歩行者の存在情報を入力する。次
に第2ステップJ2で、CPU20は自車前方の交差点
に歩行者が存在するか否かを判定し、NO判定時には次
の第3ステップJ3に移行し、YES判定時には別の第
4ステップJ4に移行する。
【0135】上述の第3ステップJ3で、CPU20は
前方交差点に歩行者がいることを示す情報提供フラグF
g1をリセット(Fg1=0)し、上述の第4ステップJ
4で、CPU20は情報提供フラグをFg1=1と成す
と共に、スピーカ29,30を駆動して、単発人工音を
出力する。
【0136】図34は経路誘導と横断歩行者情報提供シ
ステムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表
示制御を示すフローチャートで、この場合は横断歩行者
情報提供システムを優先させる。
【0137】第1ステップJ11で、CPU20は情報
提供フラグがFg1=1か否かを判定し、NO判定時
(Fg1=0の時)には次の第2ステップJ12に移行す
る一方、YES判定時には次の第5ステップJ15に移
行する。
【0138】上述の第2ステップJ12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時(Fa=0の時)には次の第3ステップJ13に移行
し、YES判定時には第4ステップJ14に移行する。
【0139】上述の第3ステップJ13で、CPU20
はFa=1およびFg1=0に対応して、情報提供のた
めの表示装置3をOFFにする。上述の第4ステップJ
14で、CPU20はFa=1に対応して情報提供のた
めの表示装置3の表示画面3aに上視平面図または鳥瞰
図の表示モードに応じた経路誘導表示を実行する(図1
5、図16参照)。
【0140】一方、上述の第5ステップJ15で、CP
U20は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、Y
ES判定時には次の第6ステップJ16に移行し、NO
判定時には別の第8ステップJ18に移行する。
【0141】上述の第6ステップJ16で、CPU20
は歩行者が経路誘導方向に存在するか否かを判定し、N
O判定時には第4ステップJ14に移行して表示モード
に応じた経路誘導表示を実行する一方、YES判定時に
は次の第7ステップJ7に移行する。
【0142】この第7ステップJ17で、CPU20は
図35に示すように情報提供のための表示装置3の表示
画面3aに横断歩行者情報提供システム・注意喚起表示
を実行して、ドライバに注意を促す。
【0143】一方、上述の第8ステップJ18で、CP
U20は交差点に存在する歩行者が自車の現走行路の前
方を横断する歩行者か否かを判定し、YES判定時には
次の第9ステップJ19に移行し、NO判定時には別の
第10ステップJ20に移行する。
【0144】上述の第9ステップJ19で、CPU20
は図36に示すように、情報提供のための表示装置3の
表示画面3aに横断歩行者情報提供システム・注意喚起
表示を実行して、ドライバに注意を促す。
【0145】一方、上述の第10ステップJ20で、C
PU20は情報提供のための表示装置3をOFFにす
る。以上の制御、警報、表示により前方交差点における
横断歩道上の歩行者の存在情報を入手し、ドライバの判
断を支援する情報として提供することができる。
【0146】図37は右折車両情報提供システム(自車
が右折する場合の情報提供システム)の制御を示すフロ
ーチャートで、このフローチャートはインフラからの情
報提供システム用メインスイッチ44のON時にスター
トするが、イグニッションスイッチのON時に自動的に
スタートするように成してもよい。
【0147】第1ステップK1で、CPU20は路車間
通信ユニット15からの信号により、自車前方の交差点
付近における対向車の情報(たとえば対向車の速度、自
車と対向車との離間距離など)を入力する。
【0148】次に第2ステップK2で、CPU20は自
車前方の交差点付近(例えば交差点から約50m以内の
範囲内)に対向車があるか否かを判定し、NO判定時に
は第3ステップK3に移行する一方、YES判定時には
別の第4ステップK4に移行する。
【0149】上述の第3ステップK3で、CPU20は
対向車ありを示す情報提供フラグFh1をリセット(F
h1=0)し、上述の第4ステップK4で。CPU20
は情報提供フラグをFh1=1と成すと共に、スピーカ
29,30を駆動して、単発人工音を出力する。
【0150】図38は経路誘導と右折車両情報提供シス
テムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表示
制御を示すフローチャートで、この場合は経路誘導を優
先させる。
【0151】第1ステップK11で、CPU20は経路
誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定時には
次の第2ステップK12に移行する一方、YES判定時
には別の第3ステップK13に移行する。
【0152】上述の第2ステップK12で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする。一方、
上述の第3ステップK13で、CPU20は情報提供フ
ラグがFh1=1か否かを判定し、YES判定時には次
の第4ステップの14に移行し、NO判定時には第5ス
テップK15に移行する。
【0153】上述の第4ステップK14で、CPU20
は図39に示すように情報提供のための表示装置3の表
示画面3aに右折車両情報提供、注意喚起表示を実行し
て、ドライバに注意を促す。
【0154】また上述の第5ステップK15で、CPU
20は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに上
視平面図または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導表
示を実行する(図15、図16参照)。
【0155】以上の制御、警報、表示により、前方交差
点付近における対向車の情報を入手し、ドライバの右折
判断を支援する情報として提供することができる。
【0156】図40は出会い頭車両情報提供システムの
制御を示すフローチャートで、このフローチャートはイ
ンフラからの情報提供システム用メインスイッチ44が
ONになった時、スタートするが、これに代えてイグニ
ッションスイッチのON時に自動的にスタートすべく成
してもよい。
【0157】第1ステップP1で、CPU20は路車間
通信ユニット15からの信号により、自車の前方走行経
路における一時停止交差点の存在情報(例えば停止位置
までの距離などを)入力する。
【0158】次に第2ステップP2で、CPU20は前
方所定距離内たとえば約50m以内に一時停止交差点が
あるか否かを判定し、NO判定時には次の第3ステップ
にP3に移行する一方、YES判定時には別の第4ステ
ップP4に移行する。
【0159】上述の第3ステップP3で、CPU20は
一時停止交差点があることを示す情報提供フラグFj1
と警報フラグFj2とを共にリセット(Fj1=0、F
j2=0)する。
【0160】一方、上述の第4ステップP4で、CPU
20は一時停止交差点までの距離Daが所定値としての
例えば15m以下か否かを判定し、NO判定時(Da>
15mの時)には次の第5ステップP5に移行し、YE
S判定時(Da<15mの時)には第7ステップP7に移
行する。
【0161】上述の第5ステップP5で、CPU20は
情報提供フラグをFj1=1と成すと共に、スピーカ2
9,30を駆動して、単発人工音を出力する。次に第6
ステップP6で、CPU20は警報フラグFj2をリセ
ット(Fj2=0)させる。
【0162】一方、上述の第7ステップP7で、CPU
20はDa<15mに対応して警報フラグをFj2=1
と成すと共に、スピーカ29,30を駆動して、連続人
工音を出力する。次に第8ステップP8で、CPU20
は情報提供フラグFj1=1をリセット(Fj1=0)す
る。
【0163】図41は経路誘導と出会い頭車両情報シス
テムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表示
制御を示すフローチャートで、この場合は出会い頭車両
情報システムが優先する。
【0164】第1ステップP11で、CPU20は情報
提供フラグがFj1=1または警報フラグFj2=1か
否かを判定し、Fj1=0、Fj2=0の時(NO判定
時)には次の第2ステップP12に移行する一方、YE
S判定時(何れかのフラグFj1、Fj2が立っている
時)には別の第5ステップP15に移行する。
【0165】上述の第2ステップP12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時には次の第3ステップP13に移行する一方、YES
判定時には第4ステップP14に移行する。
【0166】上述の第3ステップP13で、CPU20
はFa=0に対応して、情報提供のための表示装置3を
OFFにする。一方、上述の第4ステップP14で、C
PU20は情報提供のための表示装置3の表示画像3a
に上視平面または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導
表示を実行する(図15、図16参照)。
【0167】ところで、上述の第5ステップP15で、
CPU20は情報提供フラグがFj1=1か否かを判定
し、YES判定時(Fj1=1の時)には次の第6ステッ
プP16に移行し、NO判定時(Fj2=1の時)には第
7ステップP17に移行する。
【0168】上述の第6ステップP6で、CPU20は
情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図42に
示す如く出会い頭車両情報提供システム・注意喚起表示
を実行して、ドライバに注意を促す。
【0169】この場合、図42に示すように第2表示部
9には、自車の走行状況を表すグラフィック情報と、緊
急度に関する数値を表す数値情報(一時停止交差点まで
の距離Da=40mを示す数値情報)とが併せて表示さ
れるが、この数値情報がグラフィック情報よりもドライ
バに近い側(右ハンドル車の場合には右側)に表示され
る。
【0170】一方、上述の第7ステップP17で、CP
U20は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに
図43に示す如く出会い頭車両情報システム・操作不特
定時表示を実行して、ドライバに減速停止を促す。
【0171】この場合も、図43に示すように第2表示
部9には、自車の走行状況を表すグラフィック情報と、
緊急度に関する数値を表す数値情報(一時停止交差点ま
での距離Da=10mを示す数値情報)とが併せて表示
されるが、この数値情報はグラフィック情報よりもドラ
イバに近い側に表示される。以上の制御、警報、表示に
より、自車前方の一時停止交差点の存在情報を入手し、
ドライバの一時停止判断を支援する情報として提供する
ことができる。
【0172】図44は出会い頭車両情報提供システムの
制御の他の実施例を示すフローチャートで、このフロー
チャートはインフラからの情報提供システム用メインス
イッチ44がONになった時、スタートするが、これに
代えてイグニッションスイッチのON時に自動的にスタ
ートすべく成してもよい。
【0173】第1ステップQ1で、CPU20は路車間
通信ユニット15からの信号により、自車の前方走行経
路における一時停止交差点における優先道路側の接近車
両の情報(例えば速度や位置)を入力する。
【0174】次に第2ステップQ2で、CPU20は所
定距離内たとえば約50m以内に優先道路側からの接近
車両がないか否かを判定し、YES判定時には次の第3
ステップにQ3に移行する一方、NO判定時には別の第
4ステップQ4に移行する。
【0175】上述の第3ステップQ3で、CPU20は
接近車両があることを示す情報提供フラグFk1と警報
フラグFk2とを共にリセット(Fk1=0、Fk2=
0)する。
【0176】一方、上述の第4ステップQ4で、CPU
20は接近車両との間の距離Dbが所定値としての例え
ば15m以下か否かを判定し、NO判定時(Db>15
mの時)には次の第5ステップQ5に移行し、YES判
定時(Db<15mの時)には第7ステップQ7に移行す
る。
【0177】上述の第5ステップQ5で、CPU20は
情報提供フラグをFk1=1と成すと共に、スピーカ2
9,30を駆動して、単発人工音を出力する。次に第6
ステップQ6で、CPU20は警報フラグFk2をリセ
ット(Fk2=0)させる。
【0178】一方、上述の第7ステップQ7で、CPU
20はDa<15mに対応して警報フラグをFk2=1
と成すと共に、スピーカ29,30を駆動して、連続人
工音を出力する。次に第8ステップQ8で、CPU20
は情報提供フラグFk1=1をリセット(Fk1=0)す
る。
【0179】図45は経路誘導と出会い頭車両情報シス
テムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表示
制御を示すフローチャートで、この場合は出会い頭車両
情報システムが優先する。
【0180】第1ステップQ11で、CPU20は情報
提供フラグがFk1=1または警報フラグFk2=1か
否かを判定し、Fk1=0、Fk2=0の時(NO判定
時)には次の第2ステップQ12に移行する一方、YE
S判定時(何れかのフラグFk1、Fk2が立っている
時)には別の第5ステップQ15に移行する。
【0181】上述の第2ステップQ12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時には次の第3ステップQ13に移行する一方、YES
判定時には第4ステップQ14に移行する。
【0182】上述の第3ステップQ13で、CPU20
はFa=0に対応して、情報提供のための表示装置3を
OFFにする。一方、上述の第4ステップQ14で、C
PU20は情報提供のための表示装置3の表示画像3a
に上視平面または鳥瞰図の表示モードに応じた経路誘導
表示を実行する(図15、図16参照)。
【0183】ところで、上述の第5ステップQ15で、
CPU20は情報提供フラグがFk1=1か否かを判定
し、YES判定時(Fk1=1の時)には次の第6ステッ
プQ16に移行し、NO判定時(Fk2=1の時)には第
7ステップQ17に移行する。
【0184】上述の第6ステップQ6で、CPU20は
情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図46に
示す如く出会い頭車両情報提供システム・注意喚起表示
を実行して、ドライバに注意を促す。
【0185】一方、上述の第7ステップQ17で、CP
U20は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに
図47に示す如く出会い頭車両情報システム・操作不特
定時表示を実行して、ドライバに確認動作を促す。
【0186】以上の制御、警報、表示により、自車前方
の一時停止交差点における優先側の接近車両の情報を入
手し、ドライバの一時停止後の発進判断を支援する情報
として提供することができる。
【0187】図48はカーブ進入速度警報システムの制
御を示すフローチャートで、このフローチャートはイン
フラからの情報提供システム用メインスイッチ44がO
Nになった時、スタートするが、これに代えて、イグニ
ッションスイッチのON時に自動的にスタートさせても
よい。
【0188】第1ステップS1で、CPU20は路車間
通信ユニット15からの信号により自車前方の走行路に
おけるカーブ形状情報(カーブの曲率やカーブまでの距
離)を入力する。
【0189】次に第2ステップS2で、CPU20は所
定距離内にカーブがある否かを判定し、NO判定時には
次の第3ステップS3に移行する一方、YES判定時に
は第4ステップS4に移行する。
【0190】上述の第3ステップS3で、CPU20は
カーブがあることを示す情報提供フラグFm1と、警報
フラグFm2とを共にリセット(Fm1=0、Fm2=
0)する。
【0191】一方、上述の第4ステップS4で、CPU
20は現行の自車の車速が所定値としての40km/h以上
か否かを判定し、NO判定時(車速<40km/hの時)には
次の第5ステップS5に移行し、YES判定時(車速>
40km/hの時)には第7ステップS7に移行する。
【0192】上述の第5ステップS5で、CPU20は
情報提供フラグをFm1=1と成すと共に、スピーカ2
9,30を駆動して、単発人工音を出力し、次の第6ス
テップS6で、CPU20は警報フラグFm2をリセッ
ト(Fm2=0)する。
【0193】一方、上述の第7ステップS7で、CPU
20は警報フラグをFm2=1と成すと共に、スピーカ
29,30を駆動して、連続人工音を出力し、次の第8
ステップS8で、CPU20は情報提供フラグをリセッ
ト(Fm1=0)する。
【0194】図49は経路誘導とカーブ進入速度警報シ
ステムとが共存する場合の情報提供のための表示装置表
示制御を示すフローチャートで、この場は進入速度警報
システムが優先する。
【0195】第1ステップS11で、CPU20は情報
提供フラグがFm1=1または警報フラグFm2=1か
否かを判定し、NO判定時(Fm1=0、Fm2=0の
時)には次の第2ステップS12に移行する一方、YE
S判定時(何れかのフラグFm1、Fm2が立っている
時)には別の第5ステップS15に移行する。
【0196】上述の第2ステップS12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時には次の第3ステップS13に移行し、YES判定時
には第4ステップS14に移行する。
【0197】上述の第3ステップS13で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする一方、上
述の第4ステップS14で、CPU20は情報提供のた
めの表示装置3の表示画面3aに上視平面図または鳥瞰
図の表示モードに応じた経路誘導表示を実行する(図1
5、図16参照)。
【0198】一方、上述の第5ステップS15で、CP
U20は情報提供フラグがFm1=1か否かを判定し、
YES判定時(Fm1=1の時)には第6ステップS16
に移行し、NO判定時(Fm2=1の時)には第7ステッ
プS17に移行する。
【0199】上述の第6ステップS16で、CPU20
は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図50
に示すようなカーブ進入速度警報システム・注意喚起表
示を実行して、ドライバに注意を促す。なお図50にお
いてRはカーブの曲率半径を示す。
【0200】また上述の第7ステップS17で、CPU
20は情報提供のための表示装置3の表示画面3a図5
1に示すようなカーブ進入速度警報システム・操作不特
定時表示を実行し、ドライバに減速操作を促す。
【0201】以上の制御、警報、表示により前方走行路
におけるカーブ形状情報を入手し、ドライバの減速判断
を支援する情報として提供すると共に、オーバスピード
による車線逸脱の危険性がある場合にはドライバに警報
を与えることができる。
【0202】図52は車線逸脱警報システムの制御を示
すフローチャートで、このフローチャートは車線逸脱警
報システム用メインスイッチ47がONになった時、ス
タートするが、これに代えてイグニッションスイッチの
ON時に自動的にスタートするように成してもよい。
【0203】第1ステップU1で、CPU20は白線情
報を入手する。この場合、白線検出用CCDカメラ16
の入力を画像処理して入手してもよく、またはインフラ
からの道路形状情報と走行車線に対する自車位置情報
(磁気マーカ13を用いての情報)とから入手してもよ
い。
【0204】次に第2ステップU2で、CPU20は走
行レーンに対する自車の逸脱状態を検出する(特開平8
−16994号公報参照)。次に第3ステップU3で、
CPU20は逸脱が発生したか否かを判定し、NO判定
時には第4ステップU4に移行し、YES判定時には第
5ステップU5に移行する。
【0205】上述の第4ステップU4で、CPU20は
1次警報フラグFn1および2次警報フラグFn2を共
にリセット(Fn1=0、Fn2=0)する。
【0206】一方、上述の第5ステップU5で、CPU
20は現行の自車の逸脱量が所定量よりも大きいか否か
を判定し、YES判定時(逸脱量が大の時)に第6ステッ
プU6に移行し、NO判定時(逸脱量が小の時)には第1
0ステップU10に移行する。
【0207】上述の第6ステップU6で、CPU20は
車両が逸脱方向に移動しているか否かを判定し、YES
判定時には次の第7ステップU7に移行する一方、NO
判定時(例えばドライバによるステアリングホイール操
作にて逸脱が修復されているような時)には第1ステッ
プU1にリターンする。
【0208】上述の第7ステップU7で、CPU20は
操舵手段53を駆動して、自車を逸脱方向とは逆方向に
自動操舵する。次に第8ステップU8で、CPU20は
2次警報フラグFn2を立てると共に、スピーカ29,
30を駆動して、連続人工音を出力する。
【0209】次に第9ステップU9で、CPU20は1
次警報フラグFn1をリセット(Fn1=0)する。一
方、上述の第10ステップU10で、CPU20は舵角
センサ25からの入力等に基づいて、車両が逸脱方向に
移動しているか否かを判定し、NO判定時には第1ステ
ップU1にリターンし、YES判定時には次の第11ス
テップU11に移行する。
【0210】この第11ステップU11で、CPU20
は1次警報フラグFn1を立てると共に、逸脱方向のス
ピーカ31または32を駆動して、擬音(ゴトゴト音)を
出力し、次の第12ステップU12で、CPU20は2
次警報フラグFn2をリセット(Fn2=0)する。
【0211】図53は経路誘導と車線逸脱警報システム
とが共存する場合の情報提供のための表示装置表示制御
を示すフローチャートで、この場合は車線逸脱警報シス
テムを優先させる。
【0212】第1ステップU21で、CPU20は1次
警報フラグがFn1=1か、または2次警報フラグがF
n2=1かを判定し、NO判定時には次の第2ステップ
U22に移行し、YES判定時には別の第5ステップU
25に移行する。
【0213】上述の第2ステップU22で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時(Fa=0の時)には第3ステップU23に移行する一
方、YES判定時(Fa=1の時)には第4ステップU2
4に移行する。
【0214】上述の第3ステップU23で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする。また上
述の第4ステップU24で、CPU20は情報提供のた
めの表示装置3の表示画面3aに上視平面図または鳥瞰
図の表示モードに応じた経路誘導表示を実行する(図1
5、図16参照)。
【0215】一方、上述の第5ステップU25で、CP
U20は1次警報フラグがFn1=1か否かを判定し、
YES判定時(Fn1=1の時)には第6ステップU26
に移行し、NO判定時(Fn2=1の時)には第7ステッ
プU27に移行する。
【0216】上述の第6ステップU26で、CPU20
は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図54
に示す如く車線逸脱警報システム・操作不特定時表示を
実行し、ドライバに回避操作を促す。
【0217】また上述の第7ステップU27で、CPU
20は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図
55に示す如く車線逸脱警報システム・自動制御(自動
ステアリング)表示を実行する。
【0218】以上の制御、警報、表示により、自車位置
情報を入手し、自車が車線(白線から逸脱する危険性が
ある場合にはドライバに警報を与え、またドライバが適
切な回避行動をとらない場合には、自動的に操舵して車
線中央に戻すことができる。
【0219】図56は後ろ側方警報システムの制御を示
すフローチャートで、このフローチャートは後ろ側方警
報システム用メインスイッチ48がONになった時、ス
タートする。第1ステップX1で、CPU20は後ろ側
方障害物撮影用CCDカメラつまりドアミラー21に内
設されたラインCCDセンサ22からの検出データを入
手する。
【0220】次に第2ステップX2で、CPU20はラ
インCCDセンサ22の検出結果に基づいて自車の左右
後ろ側方における他車の存在情報(距離、相対速度)を演
算する(特開平10−206119号公報参照)。
【0221】次に第3ステップX3で、CPU20は後
ろ側方の所定距離内に他車が存在し、その存在する方向
へのウインカ操作があるか否かを判定し、NO判定時
(例えば車線変更をせず、そのまま直進するような場合)
には第4ステップX4に移行し、YES判定時には別の
第6ステップX6に移行する。
【0222】上述の第4ステップX4で、CPU20は
後ろ側方所定距離内に他車が存在することを示す情報提
供フラグFo1を立て、次の第5ステップX5で、CP
U20は警報フラグFo2をリセット(Fo2=0)す
る。
【0223】一方、上述の第6ステップX6で、CPU
20は警報フラグFo2を立てると共に、後ろ側方の他
車が存在する方向のスピーカ34または35を駆動し
て、擬音(クラクション音)を出力する。次に第7ステッ
プX7で、CPU20は情報提供フラグFo1をリセッ
ト(Fo1=0)する。
【0224】図57は経路誘導と後ろ側方警報システム
とが共存する場合の情報提供のための表示装置表示制御
を示すフローチャートで、この場合は後ろ側方警報シス
テムを優先させる。
【0225】第1ステップX11で、CPU20は情報
提供フラグがFo1=1か、または警報フラグがFo2
=1か否かを判定し、NO判定時(Fo1=0、Fo2
=1の時)には次の第2ステップX12に移行し、YE
S判定時には別の第5ステップX15に移行する。
【0226】上述の第2ステップX12で、CPU20
は経路誘導フラグがFa=1か否かを判定し、NO判定
時(Fa=0の時)には第3ステップX13に移行し、Y
ES判定時(Fa=1の時)には第4ステップX14に移
行する。
【0227】上述の第3ステップX13で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする。また第
4ステップX4で、CPU20は情報提供のための表示
装置3の表示画面3aに上視平面図または鳥瞰図の表示
モードに応じた経路誘導表示を実行する(図15、図1
6参照)。
【0228】一方、上述の第5ステップX15で、CP
U20は情報提供フラグがFo1=1か否かを判定し、
YES判定時(Fo1=1の時)には第6ステップX16
に移行し、NO判定時(Fo2=1の時)には第7ステッ
プX17に移行する。
【0229】上述の第6ステップX16で、CPU20
は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図58
に示す如く、後ろ側方警報システム・知覚機能拡大表示
を実行する。
【0230】また上述の第7ステップX17で、CPU
20は情報提供のための表示装置3の表示画面3aに図
59に示す如く、後ろ側方警報システム・操作不特定時
表示を実行する。
【0231】以上の制御、警報、表示により、ラインC
CDセンサ22で検出した自車の左右後ろ側方における
他車の存在情報を、ドライバの車線移行判断を支援する
情報として提供することができると共に、ドライバが車
線移行の意志を示した場合には警報を与えることができ
る。
【0232】図60は被追突予知むち打ち障害低減シス
テムの制御を示すフローチャートで、このフローチャー
トは被追突予知むち打ち障害低減システム用のメインス
イッチ50がONになった時、スタートするが、これに
代えてイグニッションスイッチのON時にスタートする
ように成してもよい。
【0233】第1ステップY1で、CPU20は後ろ障
害物撮影用CCEカメラつまりラインCCDセンサ19
の検出データを入手する。次に第2ステップY2で、C
PU20は上述のラインCCDセンサ19の検出結果に
基づいて後方から自車に接近する他車両の情報(距離、
相対速度)を演算する(演算の原理は特開平10−206
119号公報と同一)。
【0234】次に第3ステップY3で、CPU20は距
離Laと相対速度Vとに基づいて次の[数1]により後方
車両(他車)が自車に追突しないために必要な減速度G
(後方車両のG)を算出する。
【0235】
【数1】V=2GLa 但し、Vは自車と他車との相対速度 Gは必要減速度 Laは自車と他車との間の距離 次に第4ステップY4で、CPU20は上述の距離La
と、相対速度Vと、相対速度Vの変化率に基づいて次の
[数2]により後方車両(他車)が自車に追突するまでの時
間tを推定する。
【0236】
【数2】La=Vt+(1/2)at 但し、Laは自車と他車との間の距離 Vは自車と他車との相対速度 tは時間 aは他車側の減速度 次に第5ステップY5で、CPU20は必要減速度Gが
一般的に車両が出すことの可能な減速度Go(例えば約
0.8G)よりも大か否かを判定し、YES判定時(G>
Goの時)には次の第6ステップY6に移行し、NO判
定時(G<Goの時)には別の第8ステップY8に移行す
る。上述の第6ステップY6で、CPU20は警報フラ
グFp1を立てると共に、スピーカ34,35を駆動し
て、擬音「クラクション音」を出力する。
【0237】次に第7ステップY7で、CPU20は推
定された時間tと一般的なシートベルトプリテンショナ
14の応答遅れ時間To(例えば約0.4秒)とを比較し
て、t≦toかを判定し、NO判定時(t>toの時)に
は次の第1ステップY1にリターンする一方、YES判
定時(t≦toの時)には第10ステップY10に移行す
る。
【0238】一方、上述の第8ステップY8で、CPU
20はt≦toか否かを判定し、YES判定時には次の
第9ステップY9に移行し、NO判定時には別の第11
ステプY11に移行する。
【0239】上述の第9ステップY9で、CPU20は
警報フラグFp1を立てると共に、スピーカ34,35
を駆動して、擬音「クラクション音」を出力し、次の第
10ステップY10で、CPU20はモータ式シートベ
ルトプリテンショナ14を作動させて、乗員を拘束する
(シートベルトプリテンショナ14の具体的構成につい
ては特開平10−211861号公報参照)。一方、上
述の第11ステップY11で、CPU20は警報フラグ
Fp1をリセット(Fp1=0)する。
【0240】図61は経路誘導と被追突予知むち打ち障
害低減システムとが共存する場合の情報提供のための表
示装置表示制御を示すフローチャートで、この場合は被
追突予知むち打ち障害低減システムを優先させる。
【0241】第1ステップY21で、CPU20は警報
フラグFp1が立っているか否かを判定し、NO判定時
(Fp1=0の時)には次の第2ステップY22に移行
し、YES判定時(Fp1=1の時)には別の第5ステッ
プY25に移行する。
【0242】上述の第2ステップY22で、CPU20
は経路誘導フラグFaが立っているか否かを判定し、N
O判定時には第3ステップY23に移行し、YES判定
時には第4ステップY24に移行する。
【0243】上述の第3ステップY23で、CPU20
は情報提供のための表示装置3をOFFにする。また、
第4ステップY24で、CPU20は情報提供のための
表示装置3の表示画面3aに上視平面図または鳥瞰図の
表示モードに応じた経路誘導表示を実行する(図15、
図16参照)。
【0244】一方、上述の第5ステップY25で、CP
U20はFp1=1に対応して情報提供のための表示装
置3の表示画面3aに図62に示すように、被追突予知
むち打ち障害低減システム・操作不特定時表示を実行す
る。
【0245】以上の制御、警報、表示により、ラインC
CDセンサ19で検出した後方からの接近車両の情報を
もとに、追突されると判断した場合、ドライバに警報を
与えることによって、対応動作を起こさせると共に、プ
リテンショナシートベルトにより乗員の頭部とヘッドレ
ストとの間の距離を短くして、むち打ちの低減を図るこ
とができる。
【0246】以上要するに上記構成の車両の表示装置に
よれば、上述の走行状態検出手段42は車両(自車)の走
行状態を検出し、上述の表示手段(CPU20参照)は、
走行状態検出手段42で検出された走行状態を、車内に
設けられた表示器(情報提供のための表示装置3参照)の
表示画面3aに表示するが、運転席の前方で、かつドラ
イバアイポイントにより下方にオフセットして配設され
た表示器(情報提供のための表示装置3参照)の表示画面
3aは上述の第1表示部8と第2表示部9とに分割さ
れ、文字情報を表示する第1表示部8を、図形情報を表
示する第2表示部9に対して上方(つまりドライバアイ
ポイントに近い上方)に配置したので、表示器(情報提供
のための表示装置3参照)に表示された内容を文字情報
にて即時確認することができ、この結果、表示内容の確
認に対する視覚負担を低減して、視認性の向上を図るこ
とができる効果がある。
【0247】また、上述の第1表示部8(文字情報表示
部)の運転席とは遠い側に、表示内容に関するシンボル
マークmを表示する第3表示部10を設けたので、第2
表示部9(図示情報表示部)よりも上方にシンボルマーク
mが表示され、ドライバの注意を喚起することができ、
しかもシンボルマークmよりも第1表示部8による文字
情報表示がドライバに近い側に存在するので、その文字
情報の内容確認が容易となる効果がある。
【0248】さらに、車両の走行状況を表すグラフィッ
ク情報(図示情報)と、緊急度に関する数値を示す数値情
報(図42、図43参照)との双方の情報を、表示器(情
報提供のための表示装置3参照)の表示画面3aにおけ
る第2表示部9に表示する場合、上述の数値情報をグラ
フィック情報よりもドライバに近い側に表示するので、
数値情報の確認性向上を図ることができる効果がある。
【0249】しかも、上述の走行状態検出手段42は車
両の走行状態を検出し、上述の表示器(情報提供のため
の表示装置3参照)はその表示画面3aに走行状態を表
示する一方、ナビゲーション装置40により検出された
自車の前方道路地図(情報)を表示する。
【0250】また、上述の表示切換手段(ステップC1
1参照)は走行状態に応じて表示器(情報提供のための表
示装置3参照)に表示する内容を、道路地図から走行状
態に関する情報に切換え、上述の第1表示パターン切換
手段(表示モード切換えスイッチ39参照)は道路地図の
表示形態を複数パターン(例えば上視平面図のパターン
と、鳥瞰図のパターン参照)に切換える。
【0251】さらに、上述の第2表示パターン切換手段
(各ステップC16,C19参照)は、第1表示パターン
切換手段の切換パターン(表示モード切換えスイッチ3
9参照)に応じて上述の表示器(情報提供のための表示装
置3参照)の図形情報表示部(第2表示部9参照)に表示
される図形情報の表示形態と、ナビゲーション装置40
の道路地図の表示形態とが同じになるように上述の図形
情報表示部(第2表示部9参照)の表示形態を変更する。
【0252】このため、ナビゲーションの表示(道路地
図の表示)から走行状態の表示に切換えた時、表示内容
の連続性が確保できて、視認性が向上し、表示内容の確
認に対する視覚負担が低減でき、違和感もなくなる効果
がある。
【0253】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の表示器は、実施例の情報提供のた
めの表示装置3に対応し、以下同様に、表示手段は、C
PU20およびそのステップB26,B28,C17,
C18,C20,C21,E14,J17,J19,K
14,P16,P17,Q16,Q17,S16,S1
7,U26,X17,Y25に対応し、表示切換手段
は、CPU制御によるステップC11(図21参照)に対
応し、第1表示パターン切換手段は、表示モード切換え
スイッチ39に対応し、第2表示パターン切換手段は、
CPU制御による各ステップC16,C19(図21参
照)に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。
【0254】例えば上記実施例においては合計6つのス
ピーカ29,30,31,32,34,35を用いたが
フロントスピーカ29,30を除く他のスピーカ31,
32,34,35については、ドライバーズシートのシ
ートバックやシートクッション内に埋設させるバイブレ
ータ等の加振手段で構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両の表示装置が配設されたインパ
ネ正面図。
【図2】 図1のA−A線矢視断面図。
【図3】 図1の要部拡大図。
【図4】 情報提供のための表示装置の拡大図。
【図5】 制御機器の配置レイアウトを示す斜視図。
【図6】 制御機器の配置レイアウトを示す斜視図。
【図7】 制御機器の配置レイアウトを示す平面図。
【図8】 スピーカの配置レイアウトを示す平面図。
【図9】 スピーカの配置レイアウトを示す側面図。
【図10】 制御回路ブロック図。
【図11】 ナビゲーション経路誘導処理を示すフロー
チャート。
【図12】 ナビゲーション経路誘導の表示モード切換
え処理を示すフローチャート。
【図13】 ICCWの制御を示すフローチャート。
【図14】 表示制御を示すフローチャート。
【図15】 経路誘導の上視平面図表示モードを示す説
明図。
【図16】 経路誘導の鳥瞰図表示モードを示す説明
図。
【図17】 注意喚起表示を示す説明図。
【図18】 操作特定時表示を示す説明図。
【図19】 自動制御表示を示す説明図。
【図20】 歩行者警報システムの制御を示すフローチ
ャート。
【図21】 表示制御を示すフローチャート。
【図22】 上視平面図による注意喚起表示を示す説明
図。
【図23】 鳥瞰図による注意喚起表示を示す説明図。
【図24】 上視平面図による操作特定時表示を示す説
明図。
【図25】 鳥瞰図による操作特定時表示を示す説明
図。
【図26】 操作特定時表示の他の実施例を示す説明
図。
【図27】 操作特定時表示の他の実施例を示す説明
図。
【図28】 前方障害物情報提供システムの制御を示す
フローチャート。
【図29】 表示制御を示すフローチャート。
【図30】 注意喚起表示を示す説明図。
【図31】 オールウェザービジョンシステムの制御を
示すフローチャート。
【図32】 表示制御を示すフローチャート。
【図33】 歩行者情報提供システムの制御を示すフロ
ーチャート。
【図34】 表示制御を示すフローチャート。
【図35】 注意喚起表示を示す説明図。
【図36】 注意喚起表示を示す説明図。
【図37】 右折車両情報システムの制御を示すフロー
チャート。
【図38】 表示制御を示すフローチャート。
【図39】 注意喚起表示を示す説明図。
【図40】 出会い頭車両情報提供システムの制御を示
すフローチャート。
【図41】 表示制御を示すフローチャート。
【図42】 注意喚起表示を示す説明図。
【図43】 操作不特定時表示を示す説明図。
【図44】 出会い頭車両情報提供システムの制御を示
すフローチャート。
【図45】 表示制御を示すフローチャート。
【図46】 注意喚起表示を示す説明図。
【図47】 操作不特定時表示を示す説明図。
【図48】 カーブ進入速度警報システムの制御を示す
フローチャート。
【図49】 表示制御を示すフローチャート。
【図50】 注意喚起表示を示す説明図。
【図51】 操作不特定時表示を示す説明図。
【図52】 車線逸脱警報システムの制御を示すフロー
チャート。
【図53】 表示制御を示すフローチャート。
【図54】 操作不特定時表示を示す説明図。
【図55】 自動制御表示を示す説明図。
【図56】 後ろ側方警報システムの制御を示すフロー
チャート。
【図57】 表示制御を示すフローチャート。
【図58】 知覚機能拡大表示を示す説明図。
【図59】 操作不特定時表示を示す説明図。
【図60】 被追突予知むち打ち障害低減システムの制
御を示すフローチャート。
【図61】 表示制御を示すフローチャート。
【図62】 操作不特定時表示を示す説明図。
【符号の説明】
3…情報提供のための表示装置(表示器) 3a…表示画面 8…第1表示部 9…第2表示部(図形情報表示部) 10…第3表示部 20…CPU(表示手段) 39…表示モード切換えスイッチ(第1表示パターン切
換手段) 40…ナビゲーション装置 42…走行状態検出手段 B26,B28…表示手段 C11…表示切換手段 C16,C19…第2表示パターン切換手段 C17,C18,C20,C21…表示手段 E14…表示手段 J17,J19…表示手段 K14…表示手段 P16,P17…表示手段 Q16,Q17…表示手段 S16,S17…表示手段 U26…表示手段 X17…表示手段 Y25…表示手段 m…シンボルマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AC02 AC06 AC12 AC14 AC18 3D020 BA04 BA06 BA20 BB01 BC03 BC13 BD05 BE01 BE03 5H180 AA01 BB13 BB15 CC02 CC03 CC04 CC12 CC14 CC19 DD04 EE15 FF05 FF32 JJ28 LL01 LL02 LL04 LL07 LL08 LL09 9A001 DD13 HH23 JJ11 JJ78

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の走行状態または走行環境を表示する
    車両の表示装置であって、車両の走行状態を検出する走
    行状態検出手段と、上記走行状態検出手段で検出された
    走行状態を、車内に設けられた表示画面を有する表示器
    に表示する表示手段とを備え、上記表示器が運転席の前
    方で、かつドライバアイポイントより下方にオフセット
    して配設されると共に、上記表示器の表示画面が、車両
    の走行に関する注意対象または危険対象を表す文字情報
    を表示する第1表示部と、車両の走行状況を表す図形情
    報を表示する第2表示部とに分割され、上記第1表示部
    が第2表示部に対して上方に配置された車両の表示装
    置。
  2. 【請求項2】上記第1表示部の運転席とは遠い側に、表
    示内容に関するシンボルマークを表示する第3表示部が
    設けられた請求項1記載の車両の表示装置。
  3. 【請求項3】上記第2表示部に、走行状況を表すグラフ
    ィック情報と緊急度に関する数値を表す数値情報とが表
    示される時、上記数値情報がグラフィック情報よりドラ
    イバに近い側に表示される請求項1記載の車両の表示装
    置。
  4. 【請求項4】ナビゲーション装置と、車両の走行状態を
    検出する走行状態検出手段と、上記走行状態検出手段で
    検出された走行状態を表示する表示器とを備え、上記ナ
    ビゲーション装置により検出された自車の前方道路地図
    が上記表示器に表示される車両の表示装置であって、上
    記走行状態に応じて上記表示器に表示する内容を、上記
    道路地図から上記走行状態に関する情報に切換える表示
    切換手段と、上記道路地図の表示形態を複数パターンに
    切換え可能な第1表示パターン切換手段とを備え、上記
    第1表示パターン切換手段の切換パターンに応じて上記
    表示器の図形情報表示部に表示される図形情報の表示形
    態と、上記ナビゲーション装置の道路地図の表示形態と
    が同じになるように上記図形情報表示部の表示形態を変
    更する第2表示パターン切換手段を設けた車両の表示装
    置。
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