JPH11115660A - 車両の障害物警報装置 - Google Patents

車両の障害物警報装置

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JPH11115660A
JPH11115660A JP9307981A JP30798197A JPH11115660A JP H11115660 A JPH11115660 A JP H11115660A JP 9307981 A JP9307981 A JP 9307981A JP 30798197 A JP30798197 A JP 30798197A JP H11115660 A JPH11115660 A JP H11115660A
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vehicle
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Tadayuki Niibe
忠幸 新部
Ayumi Doi
歩 土井
Satoru Matsuoka
悟 松岡
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    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/166Anti-collision systems for active traffic, e.g. moving vehicles, pedestrians, bikes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバーが前方横断物に対して自車両を安
全に運転するために有益な障害物情報を状況に合致した
的確なかたちでドライバーに提供することを課題とす
る。 【解決手段】 車体前端部に備えたスキャン式レーザレ
ーダ11で検出した前方障害物の自車に対する距離や、
位置、方位、移動速度等の物体データを算出し、その結
果から、自車の進行に沿った方向における移動速度が殆
ど0に近いほど小さいが、自車の進行に垂直な方向にお
ける移動速度が人の歩行速度に近い値の障害物で、且
つ、自車に最も近い距離にあるものを対象物として特定
し、その特定対象物に関する上記物体データ、並びにそ
の横移動方向を運転席前方のディスプレイ13に視覚的
に表示する電子制御ユニット10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバーが車両
を安全に運転することができるように支援するシステム
の技術分野に属し、特に、車両前方を横切る障害物に関
する情報をドライバーに提供することによってドライバ
ーの安全運転を支援する障害物警報装置の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】車両のドライバーは、フロントガラスや
左右のドアウインドを通して、あるいはルームミラーや
左右のドアミラーを介して、運転席の位置から周囲の状
況を主に視覚により認知し、これにより自車の走行進路
の判断やスピードコントロール等を行なって、前後車両
との間の適切な車間距離の保持や、円滑な車線変更もし
くは高速道路等での合流、あるいは横断歩道のある交差
点の通過、右折、左折等に努める。したがって、ドライ
バーが車両を安全に運転するためには、自車の周囲に存
在する他の走行車両や歩行者等の障害物の様子を知るこ
とが重要なことであり、そのために、ドライバーが自己
の視覚により認識する情報以外に、自車の周囲に存在す
るそのような障害物を機器により検出してドライバーに
報知するように構成された運転支援システムが知られて
いる。
【0003】この種の運転支援システムとして、例え
ば、特開平7−63846号公報には、車体側部に設け
た複数の超音波センサにより車両周囲の障害物を検出
し、これにより車庫入れや縦列駐車における障害物との
接触等を回避しようとする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来より、
この種の運転支援システムは、車両の周囲の障害物を検
出するも、それは一般に、上記公報にも開示されている
ように、自車の周囲で同方向に走行中の車両や、近接位
置にある静止物体を対象とし、もって車線変更時の後続
他車両との接触や、車庫入れ時のこすり等を回避しよう
とするもので、そのために、障害物との距離や相対速度
等を自車の走行方向において検出したり、自車の近くに
障害物があるかないかを検出するものであった。
【0005】しかしながら、車両の周囲の障害物のなか
には、自車の走行方向に沿って移動するものや静止物体
ばかりではなく、例えば横断歩行者のように車両の進行
方向を横切るような動きをするものもあり、現在のとこ
ろ、このような横方向の動きをする移動物体の存在を的
確に把握して、ドライバーに明確なかたちで知らせると
いう技術の提案は見当たらない。もちろん、車両の周囲
の障害物を検出することにより、自車の前方に存在する
障害物を検出することはできるが、それが横断歩行者等
に特有の自車の進行方向を横切るような動きをするもの
であるかどうかについての判断を特に行なう技術の提案
は見出されないのである。
【0006】そこで、本発明は、車両前方を横切るよう
な横断歩行者等の動きを的確に検出して、ドライバーに
適切な運転操作を促すことを目的とする障害物警報装置
の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いる。
【0008】まず、本願の特許請求の範囲の請求項1に
記載の発明(以下「第1発明」という。)は、ドライバ
ーの安全運転を支援する障害物警報装置であって、車両
前方において進行方向を横切る方向に移動する障害物を
検出する横移動障害物検出手段と、該検出手段で検出さ
れた障害物の横移動方向を検出する横移動方向検出手段
と、該横移動方向検出手段で検出された障害物の横移動
方向に関する情報をドライバーに提供する横移動情報提
供手段とを備えることを特徴とする。
【0009】次に、請求項2に記載の発明(以下「第2
発明」という。)は、上記第1発明において、横移動情
報提供手段は、視覚を通じて情報を提供する表示部を有
し、該表示部に横移動方向検出手段で検出された障害物
の横移動方向を表示するように構成されていることを特
徴とする。
【0010】また、請求項3に記載の発明(以下「第3
発明」という。)は、上記第2発明において、横移動情
報提供手段は、表示部に障害物を表わすイメージを横移
動方向検出手段で検出された横移動方向に移動させて表
示するように構成されていることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項4に記載の発明(以下「第
4発明」という。)は、同じく上記第2発明において、
横移動情報提供手段は、表示部に横移動方向検出手段で
検出された横移動方向を表わす矢印を表示するように構
成されていることを特徴とする。
【0012】そして、請求項5に記載の発明(以下「第
5発明」という。)は、上記第3発明において、横移動
障害物検出手段で検出された障害物と車両との間の距離
を検出する距離検出手段及び該障害物の車両に対する位
置を検出する位置検出手段が備えられ、横移動情報提供
手段は、該距離検出手段で検出された距離に応じて障害
物を表わすイメージの大きさを変更し、位置検出手段で
検出された位置に応じて障害物を表わすイメージの位置
を変更するように構成されていることを特徴とする。
【0013】一方、請求項6に記載の発明(以下「第6
発明」という。)は、上記第4発明において、横移動障
害物検出手段で検出された障害物の横移動速度を検出す
る横移動速度検出手段が備えられ、横移動情報提供手段
は、該検出手段で検出された横移動速度に応じて横移動
方向を表わす矢印の長さを変更するように構成されてい
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項7に記載の発明(以下「第7
発明」という。)は、上記第1発明において、横移動障
害物検出手段で検出された障害物と車両との間の距離を
検出する距離検出手段及び該障害物の車両に対する位置
を検出する位置検出手段が備えられていると共に、横移
動情報提供手段は、聴覚を通じて情報を提供する警報音
発出部を有し、上記距離検出手段で検出された距離に応
じて発出部から発出する警報音の音量を変更し、位置検
出手段で検出された位置に応じて発出部からの警報音の
発出位置を変更するように構成されていることを特徴と
する。
【0015】さらに、請求項8に記載の発明(以下「第
8発明」という。)は、同じく上記第1発明において、
横移動障害物検出手段で検出された障害物に対して車両
の接近を報知する対障害物報知手段が備えられているこ
とを特徴とする。
【0016】上記の手段を用いることにより、本願各発
明はそれぞれ次のように作用する。
【0017】まず、第1発明によれば、車両前方におい
て進行方向を横切る方向に移動する障害物を横移動障害
物検出手段で検出したうえで、さらに該障害物の横移動
方向を横移動方向検出手段で検出し、そして、その障害
物の横移動方向に関する情報を横移動情報提供手段でド
ライバーに提供するので、車両前方を横切るような動き
をする横断歩行者等の存在がドライバーに知らされるの
みならず、さらにその移動方向、つまり自車の進行方向
に向かって右から左方向へ移動しているのか、あるいは
左から右方向へ移動しているのかといったような情報ま
でもが的確にドライバーに提供され、もってそのような
横移動障害物の動きも含めて横断歩行者等の存在を明確
に認知した適切な運転操作がドライバーに促されること
になる。
【0018】その場合に、第2発明によれば、特に、障
害物の横移動方向が、視覚を通じて情報を提供する表示
部に表示されるので、ドライバーは、該表示部に表示さ
れる横移動情報により障害物の動きを視覚を通じて的確
に認知できることになる。
【0019】さらに、第3発明によれば、特に、障害物
を表わすイメージが表示部に表示されたうえで、該イメ
ージが横移動方向検出手段で検出された横移動方向に移
動するので、ドライバーは、そのイメージの移動により
障害物の移動方向を一層容易に認知できることになる。
【0020】これに対して、第4発明によれば、特に、
障害物の横移動方向を表わす矢印が表示部に表示される
ので、ドライバーは、これによっても、その矢印の向き
により障害物の移動方向を一層容易に認知できることに
なる。
【0021】一方、第5発明によれば、障害物を表わす
イメージが表示部に表示される場合において、障害物と
車両との間の距離が距離検出手段で検出され、また該障
害物の車両に対する位置が位置検出手段で検出されたう
えで、上記イメージの大きさ及び位置がこれらの検出手
段の検出結果に応じてそれぞれ変更されるので、ドライ
バーは、横移動障害物の横移動方向の他に、該障害物に
自車が接近しているのかどうか、該障害物が自車に対し
てどの方位にいるのかという情報までも、表示部に表示
されるイメージから視覚を通じて容易且つ的確に認知で
きることになる。
【0022】これに対して、第6発明によれば、障害物
の横移動方向を表わす矢印が表示部に表示される場合に
おいて、障害物の横移動速度が横移動速度検出手段で検
出され、そのうえで、上記矢印の長さが該検出手段の検
出結果に応じて変更されるので、ドライバーは、横移動
障害物の横移動方向の他に、該障害物がどれほどの速度
で横移動しているのかという情報までも、表示部に表示
される矢印から視覚を通じて容易且つ的確に認知できる
ことになる。
【0023】また、第7発明によれば、上記第5発明と
同じく、障害物と車両との間の距離が距離検出手段で検
出され、また該障害物の車両に対する位置が位置検出手
段で検出されたうえで、特に、障害物の横移動方向が、
発出部からの警報音により聴覚を通じて提供され、その
場合に、該警報音の音量及び発出位置が上記検出手段の
検出結果に応じてそれぞれ変更されるので、ドライバー
は、横移動障害物に自車が接近しているのかどうか、該
障害物が自車に対してどの方位にいるのかという情報
を、発出部から発出される警報音に基づいて聴覚を通じ
て容易且つ的確に認知できることになる。
【0024】さらに、第8発明によれば、以上のような
ドライバーに対する運転支援のための情報提供だけでな
く、横移動障害物検出手段で検出された障害物に対して
も自車両が接近していることが報知されるので、横移動
障害物及びその移動方向等を認知したドライバーの適切
な運転操作が促されると共に、該障害物の側において
も、自車両との接触を未然に回避する適切な予防処置が
促されることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図1に示すように、この実施の形態に係る
車両には、車体前端部にスキャン式レーザレーダ11が
備えられていると共に、このレーザレーダ11からの検
出信号を受けて、当該車両前方に存在する障害物の自車
(当該車両)に対する距離や、方位ないし位置、及び移
動速度、移動方向等の物体データを算出し、その算出結
果から自車の安全運転上最も注意を払うべき対象物の抽
出ないし特定、及び車速センサ12で検出される自車速
等に基づいて該対象物と自車との間の余裕度の判定等を
行なう電子制御ユニット(ECU)10が備えられてい
る。
【0027】そして、この電子制御ユニット10は、上
記対象物に関する物体データをドライバーに対して提供
する情報として、運転席前方に配置された例えば液晶画
面等でなるナビゲーションシステムと兼用の又は専用の
ヘッドアップディスプレイ13に余裕度等に応じて変化
させて表示し、また、キャビン内前方左右に配置された
スピーカ14a,14bから同じく余裕度等に応じてド
ライバーに対して警報音を発出し、さらには、該対象物
ないし後続車両等に対しても同じく余裕度等に応じて自
車の存在をクラクション15やヘッドライト16,1
6、あるいはハザードランプ17…17等の報知手段を
用いて知らしめるようになっている。
【0028】ここで、上記レーザレーダ11は、図2に
示すように、レーダ波Hを自車Aの前方に向けて、全ス
キャン領域が46°、垂直方向視野が2°、水平方向瞬
時視野が0.06°等の設定条件で走査、発信し、その
反射波を感知するもので、例えば同図に示すように、自
車Aの進行方向の前方右側の駐車車両Bや、そのすぐ後
ろを横断する歩行者C等の各物体は、電子制御ユニット
10の画像処理において、図3に示すように、それぞれ
多数の反射波の一群としてとらえられ、その一群の反射
波の一塊が個々の各物体として認識、検出される。
【0029】次に、この電子制御ユニット10が行なう
具体的制御動作の一例を図4に示すメインフローに従っ
て説明する。
【0030】すなわち、まずステップS1で上記レーザ
レーダ11から獲得した撮像データは画像処理されて個
々の物体が検出されたうえで、各物体が障害物となり得
べき車両なのか人なのか、あるいは道路沿いのリフレク
タやガードレール、街路灯なのかといったような物体の
識別処理が行なわれる(ステップS2)。この実施の形
態においては、道路沿いの固定静止物等が除かれ、車両
や人等の可動交通物だけが障害物として識別される。な
お、このような物体識別処理の手法は一般に周知なもの
である。
【0031】ステップS3では、識別された各障害物の
物体データが算出される。この物体データ算出処理は図
5に示すフローに従って行なわれ、まず、ステップS3
1で物体番号nを1とする。つまり、上記ステップS2
で障害物と識別された物体は所定の規則に従って番号付
けされており、その第1番目の物体を指定するのであ
る。そして、以下のステップS32〜S37で、障害物
と識別された各物体について、それぞれ、縦方向の距離
(自車の進行方向においての自車と物体との間の距離)
Dy、横方向の距離(自車の進行方向と垂直な方向にお
いての自車と物体との間の距離)Dx、縦方向の速度
(縦方向距離Dyを時間微分して得られる自車の進行方
向においての移動速度)Vy、横方向の速度(横方向距
離Dxを時間微分して得られる自車の進行方向と垂直な
方向においての移動速度)Vxを算出する。
【0032】なお、このような物体データの算出の手法
も一般に周知なものであり、例えば、図3に示したよう
に、自車位置を原点(0,0)とする各障害物n1,n
2,…,のX−Y座標(Xn1,Yn1),(Xn2,
Yn2),…,に基づいて行なわれる。ここで、図3で
は、横断歩行者Cが物体番号1(n1)と、駐車車両B
が物体番号2(n2)とされている。また、この場合、
駐車車両B(n2)は停止しているから縦横の速度V
y、Vxは0となり、一方、歩行者C(n1)は、自車
の進行方向に対して略垂直に向って右側から左方向に矢
印aのように横断しているものとすると、横移動速度V
xだけが求められ、縦移動速度Vyは小さな値となる。
さらに、この横移動速度Vx(X座標の値の変化)から
その横移動方向が求められる。
【0033】ステップS4では、上記物体データに基づ
いて、今後自車が走行していくうえで運転上最も注意す
べき対象物が抽出される。この実施の形態においては、
横移動速度Vxのみが有意な値に算出され、縦移動速度
Vyが小さな値に算出された障害物、つまり自車の進行
方向の前方を横切る動きをする障害物を対象物として特
定し、特に、そのなかでも横移動速度Vxがおよそ0.
6〜1.0m/秒のもの、つまり横移動速度Vxが平均
的歩行速度に近いものを対象物として特定し、さらに、
そのなかでも縦方向の距離Dyが最も小さい値のもの、
つまり自車の進行方向の前方で最も接近しているものを
対象物として特定する。図2、図3における上記設例で
は、駐車車両Bの後ろの横断歩行者Cが対象物として抽
出、特定されることになる。
【0034】ステップS5では、その対象物と自車との
間の余裕度が判定される。この余裕度判定処理は図6に
示すフローに従って行なわれ、まず、ステップS51で
対象物までの距離I、つまり縦方向距離Dyあるいは
(Dy2+Dx21/2と、自車と対象物との間の相対速
度Sと、自車速Vとを入力する。なお、ここで相対速度
Sも一般に周知な手法で求められるが、上記設例のよう
に、横断歩行者が自車の進行方向に対して略垂直に横断
していて、その縦移動速度Vyが略0であれば、その相
対速度Sは略自車速Vに等しくなる。
【0035】次いで、ステップS52で、1次警報距離
L1及び2次警報距離L2を設定する。ここで、電子制
御ユニット10のメモリには、図7〜図10に示すよう
に、それぞれ自車速V、相対速度S、路面摩擦係数、時
間帯をパラメータとする1次警報距離L1及び2次警報
距離L2の特性が格納されており、該特性に各パラメー
タの実測値や算出値あるいは走行時間帯をあてはめるこ
とにより上記警報距離L1,L2を割り出すのである。
【0036】その場合に、1次警報距離L1及び2次警
報距離L2共に、自車速Vが大きくなるほど長くなり、
相対速度Sが大きくなるほど長くなり、路面摩擦係数が
小さくなるほど長くなり、夜間は昼間より長くなるよう
に設定される。また、いかなる場合においても、1次警
報距離L1は2次警報距離L2よりも大きい値に設定さ
れ、且つ、いかなる場合においても、1次警報距離L1
及び2次警報距離L2共に、上記各条件の組合せの下に
おける制動距離よりも長くなるように設定される。
【0037】なお、走行時間帯、つまり夜間か昼間かは
例えばヘッドライトがONされているかどうかにより判
定できる。また、路面摩擦係数の大小を例えばワイパー
がONされているかどうかにより判定するようにし、そ
の場合に、路面摩擦係数をパラメータとする警報距離L
1,L2の特性をワイパーがONのときに大きく、OF
Fのときに小さく二段階に変化するように(図10の時
間帯による特性のように)設定してもよい。さらには、
ワイパーの動作速度が速くなるほど警報距離L1,L2
が多段階に大きくなるように設定してもよい。
【0038】次いで、ステップS53で、対象物までの
距離Iが1次警報距離L1よりも短いか否かを判定す
る。つまり、対象物が自車の1次警報距離L1以内にあ
るかどうかを判定するのである。そして、YESの場合
はステップS54で1次警報フラグF1を1にセット
し、NOの場合はステップS55で0にリセットする。
【0039】1次警報フラグF1を1にセットしたとき
は、次いで、ステップS56で、対象物までの距離Iが
2次警報距離L2よりも短いか否かを判定する。つま
り、対象物が1次警報距離L1よりも短い2次警報距離
L2以内にあるかどうかを判定するのである。そして、
YESの場合はステップS57で2次警報フラグF2を
1にセットし、NOの場合はステップS58で0にリセ
ットする。
【0040】その結果、自車速Vが大きくなるほど、相
対速度Sが大きくなるほど、路面摩擦係数が小さくなる
ほど、また、夜間は昼間に比べて、対象物が自車から離
れていてもこれらの警報フラグF1,F2が1にセット
され易くなり、これにより、早めに警報態勢に入ること
になる。
【0041】そして、以下のステップS6,S7,S8
で、以上の結果を総合して、ドライバーに対してはディ
スプレイ13を用いて上記対象物に関する情報が表示さ
れ、またスピーカ14a,14bを用いて警報音が発出
され、並びに対象物に対してはクラクション15等の報
知手段を用いて自車の接近が報知される。
【0042】まず、ステップS6の表示処理は図11に
示すフローに従って行なわれ、まず、ステップS61で
1次警報フラグF1が1か否かをみて、YESのときは
ステップS62に進んで、ここで描画パラメータを対象
物の物体データに基づいて設定する。この描画パラメー
タの設定は、図12に示すように上記ディスプレイ13
に表示する描画中における人型をした物体画像の縦横の
大きさWgy,Wgx、同じく物体画像の中心Ogのデ
ィスプレイ画面中心Oに対する縦横の位置Yg,Xg、
対象物の横移動方向を表わす画面中央部の矢印の長さL
gを決定するもので、その場合に、物体画像の縦横の大
きさWgy,Wgxは対象物の縦方向の距離Dyに応じ
て変更され、物体画像の縦位置Ygは対象物の縦方向の
距離Dyに応じて変更され、物体画像の横位置Xgは対
象物の横方向の距離Dxに応じて変更され、矢印の長さ
Lgは対象物の横移動速度Vxに応じて変更される。
【0043】したがって、対象物が自車に接近している
ほど描画中の物体画像が大きく表示され、また、対象物
が移動するに伴って描画中の物体画像がその位置を変え
て移動方向に移動していくことになり、さらに、対象物
の横移動速度が早いほど長い矢印が表示されることにな
る。
【0044】これにより、車両前方において進行方向を
横切る方向に移動する横断歩行者等が1次警報距離L1
以内にいる場合は、上記のような描画がディスプレイ1
3に表示され、これにより、ドライバーにそのような横
断歩行者等が前方に存在するするという情報が提供され
て、ドライバーとしては該横断歩行者等の存在を視覚を
通じて的確に認知できることになる。
【0045】そして、その場合に、単に、車両の進行路
を横切るような動きをする横断歩行者等が前方に存在す
るという情報のみがドライバーに提供されるのではな
く、併せて、その移動方向、つまり自車の進行方向に向
かって右から左方向へ横移動しているのか、あるいは左
から右方向へ横移動しているのかといったような情報ま
でもが、画面中の人型をした物体画像の移動や併せて表
示される矢印の向き等を通してドライバーに提供される
ので、そのような横移動障害物の動き方等も含めてドラ
イバーの安全運転操作が適切に支援されることになる。
【0046】さらに、併せて、実際の対象物と自車との
間の距離及び実際の対象物の自車に対する位置が、それ
ぞれ上記の人型をした物体画像の大きさ及び位置によっ
て画面中に表現され、また実際の対象物の横移動速度
が、上記の横移動方向を表わす矢印の長さによって画面
中に表現されるので、ドライバーは、横移動障害物の横
移動方向の他に、自車が該障害物にどれほど接近してい
るのか、自車から該障害物がどの方位にあるのか、該障
害物がどれほどの速度で横移動しているのかといった種
類の情報までも知ることができ、より一層ドライバーの
安全運転操作が的確に支援されることになる。
【0047】次いで、ステップS63では、2次警報フ
ラグF2が1か否かをみて、NOのときはステップS6
4に進んで、上記のディスプレイ13に表示する描画パ
ターンを1次警報の描画パターンとし、YESのときは
ステップS65に進んで、2次警報の描画パターンとす
る。
【0048】この場合、2次警報の描画パターンとは、
描画中の物体画像や矢印等の表示色を最も注意を喚起す
る赤色に設定したり、それらと背景との表示色を反転さ
せたり、反転を繰り返すことにより物体画像や矢印等と
背景とを点滅させたり等することであり、これらを単独
で又は組み合わせてディスプレイ表示を行なう。一方、
1次警報の描画パターンとは、このような表示方法を採
用しない通常表示のことであり、これによって、障害物
が自車により近い位置にいる2次警報時は1次警報時に
比べてディスプレイ表示が目立ち、ドライバーの注意が
より強く喚起されることになる。
【0049】なお、横移動障害物が1次警報距離L1よ
りもまだ遠くに存在し、ステップS61で1次警報フラ
グF1が0のときは、そのままリターンするので、上記
のような描画がディスプレイ13に表示されず、したが
って、ディスプレイ13には、例えば、他のナビゲーシ
ョン情報や、エアコン、ステレオ等の作動情報等がその
まま表示される。
【0050】また、図12は、横断歩行者が右側から左
方向に移動する場合の描画を例示するものであり、例え
ば、横断歩行者が左側から右方向に移動する場合は、人
型をした物体画像の向き及び矢印の向きは、逆に右方向
を差すように表示される。
【0051】次に、ステップS7の警報音処理は図13
に示すフローに従って行なわれ、まず、ステップS71
で1次警報フラグF1が1か否かをみて、YESのとき
はステップS72に進んで、さらに2次警報フラグF2
が1か否かをみる。そして、2次警報フラグF2が1の
場合はステップS73でキャビン内の前スピーカ14
a,14bから発出する警報音の音量を大とし、2次警
報フラグF2が0の場合はステップS74で小とする。
【0052】次いで、ステップS75で自車に対する対
象物の位置を判定して、該対象物が自車の進行方向に向
って左側にある場合は、ステップS76で左スピーカ1
4aのみから、右側にある場合は、ステップS77で右
スピーカ14bのみから、それぞれ上記ステップS73
又はS74で設定した音量の全音量を出力し、一方、対
象物が自車の進行方向の略中央にある場合は、ステップ
S78で左右の両スピーカ14a,14bから上記ステ
ップS73又はS74で設定した音量の半分の音量づつ
を出力する。
【0053】これにより、車両前方において進行方向を
横切る方向に移動する横断歩行者等が1次警報距離L1
以内にいる場合は、警報音が前スピーカ14a,14b
から発出され、これにより、ドライバーにそのような横
断歩行者等が前方に存在するするという情報が提供され
て、ドライバーとしては該横断歩行者等の存在を聴覚を
通じて的確に認知できることになる。
【0054】そして、その場合に、単に、車両の進行路
を横切るような動きをする横断歩行者等が前方に存在す
るという情報のみがドライバーに提供されるのではな
く、併せて、その方位ないし移動方向、つまり自車の進
行方向に向かっていずれの方位にいるのか、又は右から
左方向へ横移動しているのか、あるいは左から右方向へ
横移動しているのかといったような情報までもが、左右
の前スピーカ14a,14bを使い分けることによって
ドライバーに提供されるので、そのような横移動障害物
の動き方等も含めてドライバーの安全運転操作が適切に
支援されることになる。さらに、横移動障害物が自車に
対してより近い位置にいる2次警報時は1次警報時に比
べて警報音の音量が強まるので、横移動障害物が自車に
より接近した場合にはドライバーの注意が一層強く喚起
されることになる。
【0055】次に、ステップS8の対象物に対する報知
処理は図14に示すフローに従って行なわれ、ステップ
S81で2次警報フラグF2が1のときにステップS8
2において報知手段が作動される。すなわち、前述した
ように、クラクション15を作動させてホーン音を断続
的に出したり、ヘッドライト16,16をパッシングさ
せたり、ハザードランプ17…17を点灯させたりする
ことを単独又は組み合わせて行なうのである。これによ
り、横移動障害物が2次警報距離L2以内にまで自車に
接近した場合には、ドライバーに対する運転支援のため
の障害物情報の提供だけでなく、その対象物である横移
動障害物に対しても自車両の接近が知らされるので、ド
ライバーと障害物との双方において未然に接触を回避す
る適切な予防処置が促されることになる。また、ハザー
ドランプ17…17が点灯されることによって、対象物
への報知と同時に後続車両への注意も促されることにな
る。
【0056】次に、上記電子制御ユニット10が行なう
具体的制御動作の別の一例を図15に示すメインフロー
に従って説明する。
【0057】この制御は、当該車両に自動制動装置が搭
載されている場合のもので、上記ステップS8の対象物
に対する報知処理に続いて、ステップS9で自動制動処
理が追加して行なわれる。
【0058】その場合に、ステップS5の余裕度判定処
理においては、図16に示すように、前述のステップS
52に代えて、ステップS52aとして、上記1次警報
距離L1及び2次警報距離L2に加えてさらに3次警報
距離L3が設定される。
【0059】この3次警報距離L3は、例えば図17に
自車速Vをパラメータとする特性のみを示したが、上記
1次警報距離L1及び2次警報距離L2と同様に、自車
速Vが大きくなるほど長くなり、相対速度Sが大きくな
るほど長くなり、路面摩擦係数が小さくなるほど長くな
り、夜間は昼間より長くなるように設定される。また、
いかなる場合においても、この3次警報距離L3は2次
警報距離L2よりもさらに小さい値に設定され、且つ、
いかなる場合においても、この3次警報距離L3も、上
記各条件の組合せの下における制動距離よりも長くなる
ように設定される。
【0060】そして、さらにステップS5の余裕度判定
処理においては、図16に示すように、前述のステップ
S57,S58に続いて、ステップS59aで、対象物
までの距離Iが上記3次警報距離L3よりも短いか否か
を判定する。つまり、対象物が2次警報距離L2よりも
さらに短い3次警報距離L3以内にあるかどうかを判定
するのである。そして、YESの場合はステップS59
bで3次警報フラグF3を1にセットし、NOの場合は
ステップS59cで0にリセットする。
【0061】そして、ステップS9の自動制動処理は図
18に示すフローに従って行なわれ、ステップS91で
3次警報フラグF3が1のときにステップS92におい
て自動制動装置(オートブレーキ)が作動される。これ
により、横移動障害物が3次警報距離L3以内にまで自
車に接近した場合には、自動的にブレーキがかかって該
横移動障害物との接触が未然に回避されることになる。
【0062】なお、自動制動装置が作動したときにはブ
レーキランプも点灯されるが、この3次警報時の前の2
次警報時の段階においてハザードランプ17…17がス
テップS8の報知処理において点灯されているから、自
動制動が働いてブレーキランプが点灯する前から後続車
両への注意が喚起されていることになる。
【0063】次に、ディスプレイ表示の他の形態を例示
する。
【0064】図19は、人物イメージを中央に立たせ
て、該イメージで表わされる前方障害物の横移動方向を
矢印で表示すると共に、該矢印を点滅させて目立たせる
ものである。そして、距離が詰まってきて警報レベルが
1次から2次、3次となるに従い、矢印の表示色を青か
ら黄、赤と変化させたり、点滅速度を上げる等してより
緊迫感を出し、警報レベルに応じたかたちでドライバー
に情報提供をするようにする。同図は、進行方向に向っ
て右から左に横移動する前方障害物がある場合を例示す
るが、左から右に横移動する前方障害物がある場合には
矢印の向きが逆になる。
【0065】図20は、個々に点灯消灯可能な複数のセ
グメントS1〜S5を全体形状が三角形となるように並
設配置し、該三角形の先細りとなった先端部の向きによ
り前方障害物の横移動方向を表示すると共に、上記セグ
メントS1〜S5をその移動方向に順に点灯させていっ
て該移動方向がよりよく分かるようにするものである。
そして、距離が詰まってきて警報レベルが1次から2
次、3次となるに従い、点灯色を青から黄、赤と変化さ
せたり、点灯の移動速度を上げる等してより緊迫感を出
し、警報レベルに応じたかたちでドライバーに情報提供
をするようにする。また、画面全体を点滅させるように
し、警報レベルが上がるに従って、その点滅速度を上げ
るようにしてもよい。同図は、進行方向に向って右から
左に横移動する前方障害物があり、セグメントS1〜S
5の点灯移動方向も右から左である場合を例示するが、
左から右に横移動する前方障害物がある場合には三角形
の向きが逆になり、セグメントの点灯移動方向も逆にな
る。なお、セグメント個数は例示したような5個に限ら
れる必要はない。
【0066】図21は、移動しようとする方向性が表わ
された人物イメージを、前方障害物の横移動方向に図中
鎖線で示すように順次移動させて表示するものである。
そして、距離が詰まってきて警報レベルが1次から2
次、3次となるに従い、人物イメージの表示色を青から
黄、赤と変化させたり、人物イメージの移動速度を上げ
る等してより緊迫感を出し、警報レベルに応じたかたち
でドライバーに情報提供をするようにする。また、画面
全体を点滅させるようにし、警報レベルが上がるに従っ
て、その点滅速度を上げるようにしてもよい。同図は、
進行方向に向って左から右に横移動する前方障害物があ
り、左から右へ移動しようとする方向性が表わされた人
物イメージを左から右に移動させる場合を例示するが、
右から左に横移動する前方障害物がある場合には右から
左へ移動しようとする方向性が表わされた人物イメージ
を右から左に移動させる。
【0067】図22は、「注意」という文字表示を、上
記図12、又は図19、図20もしくは図21に示した
ような描画と交互に表示するものである。そして、距離
が詰まってきて警報レベルが1次から2次、3次となる
に従い、「注意」という文字を「危険」、「警告」等と
いう文字に変化させたり、文字の表示色を青から黄、赤
と変化させる等してより緊迫感を出し、警報レベルに応
じたかたちでドライバーに情報提供をするようにする。
また、画面全体を点滅させるようにし、警報レベルが上
がるに従って、その点滅速度を上げるようにしてもよ
い。
【0068】なお、車両前方の横移動障害物の該横移動
方向が車両の進行方向に向って右から左方向の場合に専
用のディスプレイと、左から右方向の場合に専用のディ
スプレイとを個別に備えるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように本願の第1発明によれば、
車両前方において進行方向を横切る方向に移動する障害
物を横移動障害物検出手段で検出したうえで、さらに該
障害物の横移動方向を横移動方向検出手段で検出し、そ
して、その障害物の横移動方向に関する情報を横移動情
報提供手段でドライバーに提供するので、車両前方を横
切るような動きをする横断歩行者等の存在がドライバー
に知らされるのみならず、さらにその移動方向、つまり
自車の進行方向に向かって右から左方向へ移動している
のか、あるいは左から右方向へ移動しているのかといっ
たような情報までもが的確にドライバーに提供され、も
ってそのような横移動障害物の動きも含めて横断歩行者
等の存在を明確に認知した適切な運転操作がドライバー
に促されることになる。
【0070】その場合に、第2発明によれば、特に、障
害物の横移動方向が、視覚を通じて情報を提供する表示
部に表示されるので、ドライバーは、該表示部に表示さ
れる横移動情報により障害物の動きを視覚を通じて的確
に認知できることになる。
【0071】さらに、第3発明によれば、特に、障害物
を表わすイメージが表示部に表示されたうえで、該イメ
ージが横移動方向検出手段で検出された横移動方向に移
動するので、ドライバーは、そのイメージの移動により
障害物の移動方向を一層容易に認知できることになる。
【0072】これに対して、第4発明によれば、特に、
障害物の横移動方向を表わす矢印が表示部に表示される
ので、ドライバーは、これによっても、その矢印の向き
により障害物の移動方向を一層容易に認知できることに
なる。
【0073】一方、第5発明によれば、障害物を表わす
イメージが表示部に表示される場合において、障害物と
車両との間の距離が距離検出手段で検出され、また該障
害物の車両に対する位置が位置検出手段で検出されたう
えで、上記イメージの大きさ及び位置がこれらの検出手
段の検出結果に応じてそれぞれ変更されるので、ドライ
バーは、横移動障害物の横移動方向の他に、該障害物に
自車が接近しているのかどうか、該障害物が自車に対し
てどの方位にいるのかという情報までも、表示部に表示
されるイメージから視覚を通じて容易且つ的確に認知で
きることになる。
【0074】これに対して、第6発明によれば、障害物
の横移動方向を表わす矢印が表示部に表示される場合に
おいて、障害物の横移動速度が横移動速度検出手段で検
出され、そのうえで、上記矢印の長さが該検出手段の検
出結果に応じて変更されるので、ドライバーは、横移動
障害物の横移動方向の他に、該障害物がどれほどの速度
で横移動しているのかという情報までも、表示部に表示
される矢印から視覚を通じて容易且つ的確に認知できる
ことになる。
【0075】また、第7発明によれば、上記第5発明と
同じく、障害物と車両との間の距離が距離検出手段で検
出され、また該障害物の車両に対する位置が位置検出手
段で検出されたうえで、特に、障害物の横移動方向が、
発出部からの警報音により聴覚を通じて提供され、その
場合に、該警報音の音量及び発出位置が上記検出手段の
検出結果に応じてそれぞれ変更されるので、ドライバー
は、横移動障害物に自車が接近しているのかどうか、該
障害物が自車に対してどの方位にいるのかという情報
を、発出部から発出される警報音に基づいて聴覚を通じ
て容易且つ的確に認知できることになる。
【0076】さらに、第8発明によれば、以上のような
ドライバーに対する運転支援のための情報提供だけでな
く、横移動障害物検出手段で検出された障害物に対して
も自車両が接近していることが報知されるので、横移動
障害物及びその移動方向等を認知したドライバーの適切
な運転操作が促されると共に、該障害物の側において
も、自車両との接触を未然に回避する適切な予防処置が
促されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る車両の障害物警報
装置の制御システム図である。
【図2】 同障害物警報装置が機能する交通状況を示す
説明図である。
【図3】 同交通状況におけるレーザレーダの画像処理
の説明図である。
【図4】 同障害物警報装置の電子制御ユニットが行な
う具体的制御動作の一例を示すメインフロー図である。
【図5】 同メインフローの物体データ算出処理動作の
フロー図である。
【図6】 同メインフローの余裕度判定処理動作のフロ
ー図である。
【図7】 同余裕度判定処理動作で用いる特性図であ
る。
【図8】 同余裕度判定処理動作で用いる特性図であ
る。
【図9】 同余裕度判定処理動作で用いる特性図であ
る。
【図10】 同余裕度判定処理動作で用いる特性図であ
る。
【図11】 同メインフローの表示処理動作のフロー図
である。
【図12】 同表示処理動作の結果ディスプレイに表示
される描画の一例を示す説明図である。
【図13】 同メインフローの警報音処理動作のフロー
図である。
【図14】 同メインフローの対象物に対する報知処理
動作のフロー図である。
【図15】 同障害物警報装置の電子制御ユニットが行
なう具体的制御動作の別の一例の特徴部のみを示すメイ
ンフロー図である。
【図16】 同メインフローの余裕度判定処理動作の特
徴部のみを示すフロー図である。
【図17】 同余裕度判定処理動作で用いる特性図であ
る。
【図18】 同メインフローの自動制動処理動作のフロ
ー図である。
【図19】 ディスプレイ表示の別の一例を示す説明図
である。
【図20】 ディスプレイ表示の別の一例を示す説明図
である。
【図21】 ディスプレイ表示の別の一例を示す説明図
である。
【図22】 ディスプレイ表示の別の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 電子制御ユニット 11 レーザレーダ 12 車速センサ 13 ディスプレイ 14a,14b スピーカ 15 クラクション 16 ヘッドライト 17 ハザードランプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバーの安全運転を支援する障害物
    警報装置であって、車両前方において進行方向を横切る
    方向に移動する障害物を検出する横移動障害物検出手段
    と、該検出手段で検出された障害物の横移動方向を検出
    する横移動方向検出手段と、該横移動方向検出手段で検
    出された障害物の横移動方向に関する情報をドライバー
    に提供する横移動情報提供手段とを備えることを特徴と
    する車両の障害物警報装置。
  2. 【請求項2】 横移動情報提供手段は、視覚を通じて情
    報を提供する表示部を有し、該表示部に横移動方向検出
    手段で検出された障害物の横移動方向を表示するように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両
    の障害物警報装置。
  3. 【請求項3】 横移動情報提供手段は、表示部に障害物
    を表わすイメージを横移動方向検出手段で検出された横
    移動方向に移動させて表示するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の車両の障害物警報装
    置。
  4. 【請求項4】 横移動情報提供手段は、表示部に横移動
    方向検出手段で検出された横移動方向を表わす矢印を表
    示するように構成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の車両の障害物警報装置。
  5. 【請求項5】 横移動障害物検出手段で検出された障害
    物と車両との間の距離を検出する距離検出手段及び該障
    害物の車両に対する位置を検出する位置検出手段が備え
    られ、横移動情報提供手段は、該距離検出手段で検出さ
    れた距離に応じて障害物を表わすイメージの大きさを変
    更し、位置検出手段で検出された位置に応じて障害物を
    表わすイメージの位置を変更するように構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両の障害物警報装
    置。
  6. 【請求項6】 横移動障害物検出手段で検出された障害
    物の横移動速度を検出する横移動速度検出手段が備えら
    れ、横移動情報提供手段は、該検出手段で検出された横
    移動速度に応じて横移動方向を表わす矢印の長さを変更
    するように構成されていることを特徴とする請求項4に
    記載の車両の障害物警報装置。
  7. 【請求項7】 横移動障害物検出手段で検出された障害
    物と車両との間の距離を検出する距離検出手段及び該障
    害物の車両に対する位置を検出する位置検出手段が備え
    られていると共に、横移動情報提供手段は、聴覚を通じ
    て情報を提供する警報音発出部を有し、上記距離検出手
    段で検出された距離に応じて発出部から発出する警報音
    の音量を変更し、位置検出手段で検出された位置に応じ
    て発出部からの警報音の発出位置を変更するように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の障
    害物警報装置。
  8. 【請求項8】 横移動障害物検出手段で検出された障害
    物に対して車両の接近を報知する対障害物報知手段が備
    えられていることを特徴とする請求項1に記載の車両の
    障害物警報装置。
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