JPH1076868A - 作業機の表示装置 - Google Patents

作業機の表示装置

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JPH1076868A
JPH1076868A JP8236254A JP23625496A JPH1076868A JP H1076868 A JPH1076868 A JP H1076868A JP 8236254 A JP8236254 A JP 8236254A JP 23625496 A JP23625496 A JP 23625496A JP H1076868 A JPH1076868 A JP H1076868A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
display device
display
instrument panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP8236254A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Yoshioka
英隆 吉岡
Shohei Nakai
章平 仲井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1076868A publication Critical patent/JPH1076868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種情報表示を容易に行えて使用頻度の高い
液晶表示器を、機体操縦に悪影響を及ぼすことなく目視
できるようにする。 【解決手段】 運転部に配置される計器パネル6の正面
で上部の位置に、液晶表示器16を配置する。液晶表示
器は、メッセージ内容を示す文字とそのシンボルマーク
との双方を同時に表示することや、注意喚起用の警告表
示の後にそのメッセージを表すように表示順序を付ける
こと、或いは、故障箇所とその対策メッセージとを表示
できることが可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタやコンバ
インといった作業機の表示装置に係り、詳しくは、運転
部の計器パネルに液晶表示器を装備した表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計器パネルに液晶表示器を装備したもの
としては、特開平5‐338467号公報や、特開平6
‐48219号公報に示されたものが知られており、こ
れらのものでは、液晶表示器を回転計等の各種メータ類
や警告ランプ類と共に操縦パネルにレイアウトされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示器では、文字
や形状、或いは数字・記号等の各種情報を表示可能であ
り、しかも消費電力が少ないことから近年では各方面に
おいて多用されてきている。そこで、上述した各公報に
示されたように、コンバイン等の作業機においても液晶
表示器を装備して各種の情報をタイムリーに表示する手
段が採られてきている。
【0004】従来のものでは、計器パネルの左右側方箇
所に液晶表示器が配置されていたので、運転中に液晶表
示器を見るときの状況によっては目線を機体進行方向か
ら大きくずらすことになって好ましくないことがあっ
た。例えば、左旋回中に計器パネルの右側方に配置され
た液晶表示器を見る場合等が挙げられる。本発明の目的
は、各種情報表示を容易に行えて使用頻度の高い液晶表
示器を、機体操縦に悪影響を及ぼすことなく目視できる
ようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕上記目的達成のための第1発明は、運転部に配
置される計器パネルの正面で上部の位置に、液晶表示器
を配置してあることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、液晶表示
器が、メッセージ内容を示す文字とそのシンボルマーク
との双方を同時に表示するものに構成されたことを特徴
とするものである。
【0007】第3発明は、第1発明において、液晶表示
器が、注意喚起用の警告表示の後にそのメッセージを表
すように表示順序が付けられたことを特徴とする。
【0008】第4発明は、第1発明において、液晶表示
器が、故障箇所とその対策メッセージとを表示するよう
に構成されたことが特徴である。
【0009】〔作用〕請求項1の構成によれば、液晶表
示器は、運転部に配置される計器パネルの正面で上部の
位置に配置してあるので、その液晶表示器を見るには機
体進行方に向いている目線をやや下方に向ける程度で良
く、進行方向の確認がおろそかになることがない。又、
旋回中でも、その旋回方向に向けられた目線をやや斜め
下方にずらす程度で済むから、従来のように、液晶表示
器の偏位方向とは反対に旋回しているときのように大き
く目線を移動することが回避されるようになる。液晶表
示器は、文字、文章、記号、図形等種々の表示が行える
ものであるとともに、発光素子ではないので昼間の太陽
光のもとではやや見え難いものでもあるため、光ってい
るか否かを見れば良いランプ表示等とは違い、比較的注
視して読み取る傾向にある。従って、進行方向注意を怠
ることなく液晶表示器の確認を行うことが可能になる。
【0010】請求項2の構成によれば、メッセージ内容
を示す文字とそのシンボルマークとの双方が同時に表示
されるので、何についての報せであるかの概略がシンボ
ルマークによって即座に理解し得るとともに、文字によ
ってその具体内容を認知することが可能である。つま
り、シンボルマークによって視覚に直接訴える注意喚起
作用と、文字による内容伝達作用との双方を得ることが
でき、短い時間でありながら的確な情報認知が行えるよ
うになる。
【0011】ところで、エンジンのオーバーヒートや燃
料切れ等といった、そのままにしておくと非常に不都合
であって緊急を要するような場合、すなわち警告表示を
行う場合では、とにかく早く操縦者に異変を知らせるこ
とが重要である。そこで、請求項3の構成によれば、液
晶表示器は、注意喚起用の警告表示の後にそのメッセー
ジを表すように表示順序が付けてあるから、先ず警告表
示によって操縦者は何らかの異変が生じたことを認識す
ることができ、その異変に気付いた状態において異変内
容を確実に知ることができるようになる。
【0012】請求項4の構成によれば、故障箇所とその
対策メッセージとが表示されるのである。つまり、何処
に故障が生じたのかという故障場所の特定と、その場合
の故障解消のための処置や操作といった対策も表示され
るのである。従って、操縦者は慌てることなく、液晶表
示に従って処置を行うことで故障を解消することができ
るのである。例えば、故障箇所を表示するのみの場合で
は、先ず整備マニュアルを調べてからどうすれば良いの
かを行うことになり、手間と時間が掛かる煩わしいもの
であるが、対策も表示する本願のものではそのような煩
わしさなく迅速に正常状態に復帰でき、作業効率上も好
ましい。
【0013】〔効果〕請求項1に記載の作業機では、
(イ)情報伝達能力に優れる液晶表示器の配置工夫によ
り、目線を大きく逸らすことがなく、極力機体操縦に悪
影響を及ぼすことなく目視できる表示装置を提供するこ
とができた。
【0014】請求項2に記載の作業機の表示装置では、
上記(イ)の効果の他に、各種情報伝達が行えるという
液晶表示の特徴を有効利用することにより、操縦者に迅
速かつ的確に情報伝達できる利点がある。
【0015】請求項3に記載の作業機の表示装置では、
上記(イ)の効果の他に、操縦者に一刻も早く知らせる
必要のある警告情報を、液晶表示器の特徴を有効利用し
てより確実に伝達できるようになる利点がある。
【0016】請求項4に記載の作業機では、上記(イ)
の効果の他に、故障の箇所及びその対策の双方の表示が
行えて、実用上で大変便利な表示装置となる利点があ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
作業機の一例であるトラクタに適用した場合について図
面に基づいて説明する。図1、図2にトラクタが示さ
れ、1は前輪、2は後輪、3はディーゼル型のエンジ
ン、4は主クラッチハウジング、5はミッション、6は
計器パネル、7は操縦ハンドル、8は運転シート、9は
転倒保護フレーム、10はロータリ耕耘装置等の作業装
置である。
【0018】図3に示すように、運転部Aの前側に配置
される計器パネル6は、エンジン回転数を示すタコメー
タ11、燃料の残量を示す燃料計12、エンジン冷却水
の温度を示す水温計13、左側及び右側の各種モニタラ
ンプ14,15、及び液晶表示器16を配置して構成さ
れている。液晶表示器16は、計器パネル6の左右中央
で上部の位置に配置されており、運転シート8に着座し
て真っ直ぐ前を向いた操縦姿勢を取ったときに、液晶表
示器16が丁度正面に位置するように設定してある。従
って、直進走行中に液晶表示器16を見るには、目線を
やや下げる程度で良いものとなっている。
【0019】液晶表示器16は、メッセージ内容を示す
文字とそのシンボルマークとの双方を同時に表示するも
のに構成されている。すなわち、図4(イ)〜(ホ)に
示すように、燃料補給、充電系統異常、エンジン油圧異
常、オーバーヒート、及びエンジン予熱(グロープラ
グ)の5種については、一目見ればそれと分かるような
シンボルマークと、その内容を示す文字とが示されるよ
うになっている。
【0020】又、液晶表示器16は、故障箇所とその対
策メッセージとを表示するようにも構成されている。す
なわち、前述した充電不能は一種の故障であるから、例
えば充電回路の接続箇所における+端子が外れているの
が原因であるとすると、図5に示すように、「充電不
能」という表示の後に「+端子を接続せよ!」といった
故障箇所の対策メッセージが表示されるのである。この
場合、異常を検出するためのセンサ等の各種異常検出手
段を設けておくことが必要である。
【0021】図3に示す左右のモニタランプ14,15
にはa〜mの各種情報が示されようになっている。左側
モニタランプ14には、a:倍速ターン、b:4WD
(四輪駆動状態)、c:ブレーキ連結、d:副変速機構
の高低切換(Hi−Lo)、e:駐車ブレーキ、f:デ
フロック、及びg:各種警告表示が配置されている。そ
して、右側モニタランプ15には、h:モンロ(作業装
置のローリング制御)、i:オート(耕耘装置の自動昇
降制御)、j:Eオート(カバーセンサを用いない耕耘
装置の自動昇降制御)、k:バックアップ(後進操作に
伴う作業装置の上昇)、l:ポンパ(作業装置の強制昇
降)、及びm:オートアップ(旋回操作に伴う作業装置
の強制上昇)が配置されている。
【0022】〔別実施形態〕液晶表示器16は、緊急を
要する警告表示の場合等では、注意喚起用の警告表示の
後にそのメッセージを表すように表示順序が付けられて
いる。例えば、充電系統の異常により、充電が不能にな
った場合では、図5に示すように、先ず、バッテリー異
常のシンボルマークを点滅表示し、その後に「充電不
能」といった異常内容を表示するのである。つまり、最
初に操縦者の目につき易いように、注意喚起効果の高い
警告表示を行って液晶表示器16を注視する状態をつく
り出し、その状態で的確なメッセージを表示することに
より、緊急を要する情報を素早く操縦者に知らせるよう
にしてある。
【0023】表示方法としては、メッセージが画面に流
れ続けるものや、警告は赤、故障表示は黄といった具合
に表示内容によって色分け識別させるものでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタ運転部の平面図
【図3】計器パネルの正面図
【図4】シンボルマークとメッセージとの同時表示状態
の液晶表示器の正面図
【図5】警告表示及び故障箇所とその対策を示す状態の
液晶表示器の正面図
【符号の説明】
6 計器パネル 16 液晶表示器 A 運転部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転部に配置される計器パネルの正面で
    上部の位置に、液晶表示器を配置してある作業機の表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示器が、メッセージ内容を示
    す文字とそのシンボルマークとの双方を同時に表示する
    ものに構成されている請求項1に記載の作業機の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示器が、注意喚起用の警告表
    示の後にそのメッセージを表すように表示順序が付けら
    れている請求項1に記載の作業機の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶表示器が、故障箇所とその対策
    メッセージとを表示するように構成されている請求項1
    に記載の作業機の表示装置。
JP8236254A 1996-09-06 1996-09-06 作業機の表示装置 Pending JPH1076868A (ja)

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