JP2006325940A - 手術装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、装置内の機能部に異常が発生した状態を検知した際に、ユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる手術装置を提供すること。
【解決手段】手術装置の使用中は、信号発生部14によって各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生する。このとき、異常なしの判別信号を制御部12で受け取った場合には各機能部の照明部18がオフ状態で保持され、表示部16が非点灯状態で保持される。各機能部のいずれかで異常が発生した場合には、信号発生部14によって異常検知信号を発生する。この異常検知信号は制御部12で受け取り、異常が発生した機能部のマーク20a(または20b〜20dのいずれか)を点灯させる制御信号をマーク照明部18へ送信する。これにより、異常が発生した機能部の照明部18が点灯され、マーク20a〜20dのいずれかが明るく表示される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、システム内の装置に異常が発生した際にエラー発生の告知を行う手段を備えた手術装置に関する。
一般に、外科用の手術装置は、本体のパネル部分にエラーに関する表示を行う警告灯などを有する。そして、そのシステム内の装置に異常が発生し、エラー発生を検知すると、警告灯などの表示を点灯/点滅させることで、術者などのユーザーにエラー発生の告知を行い、その装置異常の発生を知らせている。ここで、エラー発生時には警告灯などの表示の点滅のパターンや、点灯している表示灯の組み合わせによりエラーの内容を表示している。
また、特許文献1では、術者の腕、或いはその近傍に異常報知装置を取りつけ、装置異常の発生時には異常報知装置を作動して表示・振動・音声等で術者に装置異常を認識させるようにしている。
特許文献2では、装置異常の発生時にはエラー状態を解決するまでエラー状態を続けることで、使用者がエラー状態を見逃すことがない超音波手術装置を提供している。
特開2004−135790号公報 特開2000−287989号公報
しかしながら、上記従来構成のように術者の腕、或いはその近傍の異常報知装置を作動して装置異常の発生を知らせる異常表示方法では、例えば異常報知装置の振動により異常表示を行う場合に振動によって術者が医療行為を行い難くなることがあるうえ、エラー内容が不明確で、ユーザーがエラー発生箇所の特定をすることが困難である。
また、異常報知装置の作動時には、エラー発生後の回避方法などが明示されていないことが普通であり、エラーを回避するのに時間を要する可能性がある。そのため、異常報知装置の作動時に、エラー発生箇所、エラー回避方法等のエラー情報の表示向上が望まれているのが実情である。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、装置内の機能部に異常が発生した状態を検知した際に、ユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる手術装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1の発明の手術装置は、複数の機能部と、前記各機能部のマークをそれぞれ表示する表示部と、前記表示部に表示されるマーク毎に点灯可能な照明部と、前記各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生する信号発生部と、前記信号発生部で発生する判別信号を受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した前記機能部のマークを点灯させる制御信号を前記照明部へ送信する制御部と、を具備することを特徴とする。
そして、本請求項1の発明では、手術装置の動作時には、信号発生部で各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生させる。信号発生部で発生する判別信号は制御部で受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した機能部のマークを点灯させる制御信号を照明部へ送信する。これにより、異常が発生した機能部のマークが照明部によって点灯されて表示部に表示されるようにしたものである。
請求項2の発明の手術装置は、複数の機能部と、前記各機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順をユーザーに認識可能に表示する表示部と、前記各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生する信号発生部と、前記信号発生部で発生する判別信号を受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した前記機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順を表示させる制御信号を前記表示部へ送信する制御部と、を具備することを特徴とする。
そして、本請求項2の発明では、手術装置の動作時には、信号発生部で各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生させる。信号発生部で発生する判別信号は制御部で受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順を表示させる制御信号を表示部へ送信する。これにより、異常が発生した機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順が表示部に表示されるようにしたものである。
請求項3の発明は、前記表示部の表示内容を変更させる操作部を有することを特徴とする請求項2に記載の手術装置である。
そして、本請求項3の発明では、操作部の操作によって請求項2の表示部の表示内容を変更させる。これにより、異常が発生した機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順の情報を切り換え可能に表示して、ユーザーがより適切に異常発生後の回避を行うことができるようにしたものである。
請求項4の発明は、前記機能部は、少なくとも生体組織を処置するためのハンドピースである第1機能部と、前記ハンドピースに電気エネルギーを供給する手術装置本体である第2機能部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の手術装置である。
そして、本請求項4の発明では、手術装置の動作時には、信号発生部でハンドピースである第1機能部と、手術装置本体である第2機能部のうちの少なくともいずれか一方の機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生させる。信号発生部で発生する判別信号は制御部で受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した機能部のマークを点灯させる制御信号を照明部へ送信する。または、異常が発生した機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順を表示させる制御信号を表示部へ送信する。これにより、異常が発生した機能部のマークが照明部によって点灯されて表示部に表示され、または異常が発生した機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順が表示部に表示されるようにしたものである。
請求項5の発明は、前記手術装置本体に対して通信可能に接続される外部接続機器である第3機能部と、を有することを特徴とする請求項4に記載の手術装置である。
そして、本請求項5の発明では、手術装置の動作時には、信号発生部でハンドピースである第1機能部と、手術装置本体である第2機能部と、外部接続機器である第3機能部のうちの少なくともいずれかの機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生させるようにしたものである。
請求項6の発明は、前記ハンドピースは、前記ハンドピースに異常が発生したことを表示する表示部を有することを特徴とする請求項4に記載の手術装置である。
そして、本請求項6の発明では、手術装置の動作時に、ハンドピースに異常が発生した場合にはハンドピースの表示部にハンドピースに異常が発生したことを表示するようにしたものである。
本発明によれば、装置内の各機能部に異常が発生した状態を検知した際に、ユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる手術装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1乃至図4を参照して説明する。図1は本実施の形態の超音波手術装置の概略構成図を示す。この超音波手術装置は、超音波手術装置本体(第2機能部)1と、超音波処置具であるハンドピース(第1機能部)2と、出力制御手段のフットスイッチ3とを有する。
ハンドピース2は、ハンドピースケーブル4を介して超音波手術装置本体1に着脱可能に接続されている。同様に、フットスイッチ3は、フットスイッチケーブル5により、超音波手術装置本体1に接続されている。
ハンドピース2は、細長い挿入部6と、この挿入部6の基端部に連結されたハンドピース操作部7と、挿入部6の先端部に配設された処置部8とを有する。さらに、ハンドピース操作部7の内部には、電気エネルギーを超音波振動に変換する超音波振動子9が配設されている。この超音波振動子9には挿入部6の内部に挿通された図示しない振動伝達部材の基端部が連結されている。この振動伝達部材の他端部は処置部8側に延出されている。
また、処置部8には振動伝達部材の先端部に対して接離させて開閉操作可能なジョーなどの可動部材8aが配設されている。さらに、操作部7には、処置部8の可動部材8aを開閉操作するハンドル10が配設されている。そして、操作部7のハンドル10によって処置部8の可動部材8aを開閉操作して処置対象の生体組織を把持した状態で、超音波振動によって処置を行うようになっている。
図2は、超音波手術装置本体1の内部の概略構成を示す。この超音波手術装置本体1は、ハンドピース2に電気エネルギーを供給する超音波出力部11と、超音波手術装置本体1を制御する制御部12と、フットスイッチ3のON/OFF信号を検知するフットスイッチ検知部13と、装置の異常を示す判別信号を発生する信号発生部14と、ユーザーが装置の設定を行う操作部15と、ユーザー及びメンテナンスに必要な情報を視覚的に提供する表示部16と、聴覚的に提供する告知部17と、表示部16を点灯させるための照明部18とを有する。
また、図3は、超音波手術装置本体1の正面に配置された正面パネル19を示す。この正面パネル19には、表示部16を構成する2つ(第1および第2)の表示パネル20,21と、電源スイッチ22と、操作部15を構成する操作ボタン23と、ハンドピースケーブル4を接続するコネクタ部24などが配設されている。
第1の表示パネル20には、超音波手術装置で異常の発生が予測される部分(機能部)と対応する絵を表示して異常表示に使用する複数のマーク20a〜20dが設けられている。本実施の形態では、超音波手術装置本体1を表す本体マーク20aと、超音波手術装置本体1に接続された複数の機能部のマーク、すなわちハンドピース2を表すハンドピースマーク20bと、フットスイッチ3を表すフットスイッチマーク20cと、その他の外部接続機器を表す外部接続機器マーク20dとが設けられている。
第1の表示パネル20のパネル本体には、これらのマーク20a〜20dと対応する部分が白抜きになっている。さらに、各マーク20a〜20dの白抜き部分の後方には、照明部18がそれぞれ配設されている。各マーク20a〜20dの照明部18はそれぞれ個別に点灯状態が制御可能になっている。そして、超音波手術装置内の各マーク20a〜20dに対応するいずれかの機能部に異常が発生した場合には、異常が発生した機能部の照明部18が点灯することによって第1の表示パネル20の4つのマーク20a〜20dのうちのいずれか異常発生部分のみが点灯表示されるようになっている。
なお、第1の表示パネル20に表示される情報は、異常表示に使用する超音波手術装置本体1の本体マーク20a、ハンドピースマーク20b、フットスイッチマーク20c、外部接続機器マーク20dなどの絵に代えて異常発生部分を表す文字でもよい。
また、第2の表示パネル21には、例えば出力設定値の数値データをデジタル表示するデジタル表示部21aと、数値以外の量的なグラフデータなどでアナログ表示するアナログ表示部21bとが設けられている。
操作ボタン23には、例えばアップボタン23aと、ダウンボタン23bとが設けられている。そして、ユーザーが操作部15のアップボタン23aと、ダウンボタン23bとにより出力設定値が設定されるようになっている。このとき、操作部15のアップボタン23aと、ダウンボタン23bとで設定された出力設定値は、制御部12に伝達され、制御部12からの信号により表示部16に表示される。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の超音波手術装置の使用時には、予め、例えば操作部15のアップボタン23aと、ダウンボタン23bとを操作することにより、出力設定値が設定される。このとき、ユーザーが操作部15により設定した出力設定値は、制御部12に伝達され、制御部12からの信号により表示部16のデジタル表示部21aと、アナログ表示部21bとに表示される。
出力設定値のセット後、フットスイッチ3を操作することにより、超音波出力が開始される。このとき、フットスイッチ3のON/OFF信号はフットスイッチ検知部13によって検知される。そして、フットスイッチ検知部13からのフットスイッチ3のON信号に合わせ、設定値の電気エネルギーが、超音波出力部11からハンドピースケーブル4を通って、ハンドピース2内の超音波振動子9に供給される。これにより、超音波手術が開始される。
また、超音波手術装置の駆動中は、超音波手術装置の各機能部(超音波手術装置本体1と、ハンドピース2と、フットスイッチ3と、その他の外部接続機器)の異常の発生状態が信号発生部14と制御部12によって常時、監視される。
そして、超音波手術中に、超音波手術装置の各機能部のいずれかで異常が発生した場合、信号発生部14により制御部12へ異常状態を示す判別信号が伝達され、その信号をもとに制御部12は、異常が発生した機能部に対応するマークを点灯させる制御信号を照明部18に送信する。この制御信号により照明部18は異常が発生した機能部のマークを照明して表示部16で異常表示を行う。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。
このときの制御部12の制御状態を図4のフローチャートを参照して説明する。超音波手術装置の駆動中は、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の各機能部での異常発生状態が検知される。このとき、信号発生部14からの判別信号は制御部12に入力され、この制御部12で、異常を示す判別信号か、否かを識別することにより、超音波手術装置の各機能部で異常発生が有りか、否かが判断される(ステップS1)。
このステップS1で、異常有りの状態が検出されない場合にはステップS1に戻り、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の各機能部で異常検知動作が継続される。このとき、超音波手術装置の各機能部のマーク照明部18は全てオフ状態で保持され、第1の表示パネル20のマーク20a〜20dが全て非点灯状態で保持される。
また、ステップS1で、異常有りの状態が検出された場合にはステップS2に進む。このステップS2では、信号発生部14と制御部12によって異常が検知された超音波手術装置の機能部、すなわち、超音波手術装置本体1と、ハンドピース2と、フットスイッチ3と、その他の外部接続機器のいずれかの異常表示/発音を行う信号を出力する。このとき、同時に超音波出力停止信号を出力する。
続いて、次のステップS3では、ステップS2で異常表示/発音を行う信号が出力された超音波手術装置の機能部の異常表示/発音が行われる。このとき、例えば、フットスイッチ3の異常が検知された場合には、第1の表示パネル20のフットスイッチマーク20cの照明部18が点灯される。これにより、第1の表示パネル20のフットスイッチマーク20cが点灯表示される。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。さらに、同時に超音波出力が停止される。
また、フットスイッチ3以外の機能部の異常が検知された場合にはその異常が検知された機能部の異常表示/発音が行われる。このとき、第1の表示パネル20の本体マーク20a、またはハンドピースマーク20b、または外部接続機器マーク20dのいずれかの照明部18が点灯される。これにより、第1の表示パネル20の本体マーク20a、またはハンドピースマーク20b、または外部接続機器マーク20dのいずれかが点灯表示される。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。このとき、同時に超音波出力停止信号が出力され、超音波出力が停止される。
なお、表示部16は、第1の表示パネル20に表示される上記異常表示や、第2の表示パネル21に表示される上記出力設定値などの表示の他に、第1の表示パネル20の照明部18の点灯の組み合わせによって、超音波手術装置の設定情報などユーザーやメンテナンスに必要な情報も表示できるようにしてもよい。
さらに、第1の表示パネル20に表示される上記異常表示は、機能部と対応する絵を表示するマーク20a〜20dに代えて、異常発生部分を表す文字にしてもよい。また、機能部毎に告知部17で発生する音を異ならせるようにしても良い。
なお、本実施の形態ではステップS2で、信号発生部14と制御部12によって異常が検知された超音波手術装置の機能部、すなわち、超音波手術装置本体1と、ハンドピース2と、フットスイッチ3と、その他の外部接続機器のいずれかの異常表示/発音を行う信号を出力し、同時に超音波出力停止信号を出力するとともに、ステップS3で、ステップS2で異常表示/発音を行う信号が出力された超音波手術装置の機能部の異常表示/発音が行われ、告知部17によって異常を告知する音を発音させ、同時に超音波出力を停止させる例を示したが、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の機能部のいずれかの異常が検知された場合に、異常表示/発音のみを行ない、超音波出力を停止させる動作は行わない構成にしてもよい。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では図3に示すように、超音波手術装置本体1の正面にある表示部16の第1の表示パネル20に、異常表示に使用する超音波手術装置本体1、ハンドピース2、フットスイッチ3、外部接続機器など異常の発生が予測される部分の絵のマーク20a〜20dと対応する部分が白抜きされている白抜き部を設けている。そして、超音波手術装置の駆動中に異常が検知された場合には、表示部16の後方にある複数の照明部18のうち異常発生部分の照明部18のみが点灯することによって、異常発生部分の4つの絵のマーク20a〜20dのいずれかが点灯表示される。そのため、本実施の形態では超音波手術装置内の各機能部の異常を検知した場合、異常発生部分を直接表す絵のマーク20a〜20d、または文字が点灯するため、ユーザーは何が異常であるかを瞬時に認識できる。その結果、超音波手術装置でユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる効果がある。
さらに、本実施の形態では、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の機能部のいずれかの異常が検知された場合に、異常表示/発音を行ない、同時に超音波出力を停止させているので、超音波手術装置の機能部のいずれかの異常が検知されたままの状態で超音波出力が継続されることが防止される。
(第2の実施の形態)
また、図5および図6は本発明の第2の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図4参照)の超音波手術装置の構成を次の通り変更したものである。
すなわち、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の超音波手術装置の超音波手術装置本体1に組み合わせて処置の効果を向上させるための外部接続機器として送水吸引装置31を伝達ケーブル(接続ケーブル)32によって接続したものである。送水吸引装置31は、送水吸引装置31を制御する制御部33と、この送水吸引装置31の異常を示す判別信号を発生する信号発生部34とを有する。
そして、伝達ケーブル32は、送水吸引装置31の制御部33と超音波手術装置本体1の制御部12との間で相互に動作情報を伝達可能に構成されている。なお、伝達ケーブル32の動作情報の伝達は、一方向でも構わない。
また、超音波手術装置本体1に接続される外部接続機器としては、超音波手術装置と組み合わせて処置の効果を向上させることができる機器のうち、超音波手術装置本体1と通信可能な機器であれば、送水吸引装置31に代えて、他の機器でもよく、複数であってもよい。
さらに、本実施の形態では超音波手術装置本体1の第1の表示パネル20には、超音波手術装置本体1と通信可能な外部接続機器の絵は全て白抜きされて表示されている。
次に、上記構成の本実施の形態の作用について説明する。本実施の形態では、超音波手術装置の駆動中は、超音波手術装置の各機能部と同時に、送水吸引装置31も駆動される。
図6は、超音波手術装置に送水吸引装置31が接続されている場合に、送水吸引装置31で異常が発生した際の表示に関する超音波手術装置の内部の動きを示すフローチャートである。
超音波手術装置の駆動中は、本実施の形態でも第1の実施の形態と同様に、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の各機能部で異常発生状態が検知される。このとき、信号発生部14からの判別信号は制御部12に入力され、この制御部12で、異常を示す判別信号か、否かを識別することにより、超音波手術装置の各機能部で異常発生が有りか、否かが判断される(ステップS1)。
このステップS1で、異常有りの状態が検出されない場合にはステップS1の入力側に戻り、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の各機能部で異常検知動作が継続される。このとき、超音波手術装置の各機能部のマーク照明部18は全てオフ状態で保持され、第1の表示パネル20のマーク20a〜20cが全て非点灯状態で保持される。
さらに、本実施の形態では、超音波手術装置の駆動中に、送水吸引装置31の信号発生部34と制御部33によって送水吸引装置31の異常発生状態が検知される。このとき、信号発生部34からの判別信号は送水吸引装置31の制御部33に入力され、この制御部33で、送水吸引装置31内で異常発生が有りか、否かが判断される(ステップS11)。
このステップS11で、異常有りの状態が検出されない場合にはステップS11の入力側に戻り、信号発生部34と制御部33によって送水吸引装置31の異常検知動作が継続される。このとき、超音波手術装置の第1の表示パネル20の外部接続機器マーク20dのマーク照明部18はオフ状態で保持され、第1の表示パネル20の外部接続機器マーク20dも非点灯状態で保持される。
また、超音波手術装置の駆動中に、送水吸引装置31が自機器の異常を検知すると、送水吸引装置31の制御部33から、伝達ケーブル32を通して超音波手術装置本体1の制御部12に異常が発生したことを伝達する。
また、ステップS1で、異常有りの状態が検出された場合、またはステップS11で、異常有りの状態が検出された場合にはステップS12に進む。このステップS12では、信号発生部14によって異常が検知された超音波手術装置の機能部、すなわち、超音波手術装置本体1と、ハンドピース2と、フットスイッチ3のいずれかの異常表示/発音を行う信号を出力する。このとき、同時に超音波出力停止信号を出力する。
さらに、超音波手術装置本体1の制御部12は送水吸引装置31の制御部33から異常発生信号を受けると、送水吸引装置31で発生した異常についても第1の実施の形態と同様に、外部接続機器の異常表示/発音を行う信号を出力する。
続いて、次のステップS13では、ステップS12で異常表示/発音を行う信号が出力された超音波手術装置の機能部、または送水吸引装置31の異常表示/発音が行われる。このとき、例えば、フットスイッチ3の異常が検知された場合には、第1の表示パネル20のフットスイッチマーク20cの照明部18が点灯される。これにより、第1の表示パネル20のフットスイッチマーク20cが点灯表示される。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。さらに、同時に超音波出力が停止される。
また、フットスイッチ3以外の機能部の異常が検知された場合にはその異常が検知された機能部の異常表示/発音が行われる。このとき、第1の表示パネル20の本体マーク20a、またはハンドピースマーク20bのいずれかの照明部18が点灯される。これにより、第1の表示パネル20の本体マーク20a、またはハンドピースマーク20bのいずれかが点灯表示される。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。このとき、同時に超音波出力停止信号が出力され、超音波出力が停止される。
また、ステップS12で送水吸引装置31の異常表示/発音を行う信号が出力された場合には、超音波手術装置本体1の表示部16の第1の表示パネル20の外部接続機器マーク20dの照明部18が点灯され、外部接続機器マーク20dが点灯表示される。同時に、告知部17によって異常を告知する音を発音させる。このとき、同時に超音波出力停止信号が出力され、超音波出力が停止される。
なお、本実施の形態ではステップS12で、信号発生部14と制御部12によって異常が検知された超音波手術装置の機能部、すなわち、超音波手術装置本体1と、ハンドピース2と、フットスイッチ3と、その他の外部接続機器のいずれかの異常表示/発音を行う信号を出力し、同時に超音波出力停止信号を出力するとともに、ステップS13で、ステップS12で異常表示/発音を行う信号が出力された超音波手術装置の機能部の異常表示/発音が行われ、告知部17によって異常を告知する音を発音させ、同時に超音波出力を停止させる例を示したが、信号発生部14と制御部12によって超音波手術装置の機能部のいずれかの異常が検知された場合に、異常表示/発音のみを行ない、超音波出力を停止させる動作は行わない構成にしてもよい。
そこで、本実施の形態では第1の実施の形態と同様に超音波手術装置の駆動中に異常が検知された場合には、表示部16の後方にある複数の照明部18のうち異常発生部分の照明部18のみが点灯することによって、異常発生部分の4つの絵のマーク20a〜20dのいずれかが点灯表示される。そのため、本実施の形態でも超音波手術装置の各機能部の異常を検知した場合、異常発生部分を直接表す絵のマーク20a〜20d、または文字が点灯するため、ユーザーは何が異常であるかを瞬時に認識できる。その結果、超音波手術装置でユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる効果がある。
さらに、本実施の形態では特に、送水吸引装置31の異常も超音波手術装置本体1で表示するため、どの機器で異常が発生したか探す手間が省ける効果がある。
(第3の実施の形態)
また、図7乃至図9は本発明の第3の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図4参照)の超音波手術装置の構成を次の通り変更したものである。
すなわち、本実施の形態では、図7に示すように、超音波手術装置本体1の正面にある正面パネル19に比較的大型の液晶表示パネル41が搭載されている。この液晶表示パネル41には超音波手術装置の動作情報を表す絵、文字などが表示される。
そして、超音波手術装置で異常が発生した場合、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41には異常内容及び異常回避手順が絵及び文字によって表示される。例えば、図8に示すように、異常内容、異常回避手順は各ステップ(1)〜(4)毎に表示され、ユーザーが操作部15の操作ボタン23(アップボタン23aまたはダウンボタン23b)を操作することによって、前のステップの画面、あるいは次のステップの画面を表示することができる。
図9は、本実施の形態の超音波手術装置で異常が発生した場合の液晶表示パネル41の表示内容の切替えに関する超音波手術装置内部の動きを示すフローチャートである。ここで、ステップS1からステップS3までは第1の実施の形態と同様である。そして、ステップS3で液晶表示パネル41には図8中で最初のステップ(1)の画面が表示される。
続いて、本実施の形態では、ステップS3の後のステップS4で、操作ボタン23の操作があるか、否かが判断される。このステップS4で、ダウンボタン23bの操作がある場合にはステップS5、S6に進む。このステップS6では、液晶表示パネル41に図8中でステップ(2)の画面が表示される状態に表示内容が切り替えられる。その後、ステップS7で再び操作ボタン23の操作があるか、否かが判断され、ダウンボタン23bの操作がある場合にはステップS8、S9へ進む。
また、ステップS7で、アップボタン23aの操作がある場合にはステップS10に進み、現在の画面表示の前のステップ(1)の画面が表示される。その後、ステップS4の入力側に戻される。
このように操作ボタン23のアップボタン23aの操作、あるいはダウンボタン23bの操作が必要な回数、繰り返されることにより、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41に絵及び文字によって表示される異常内容及び異常回避手順が順次切り替えられる。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では超音波手術装置本体1の正面パネル19に液晶表示パネル41を搭載し、超音波手術装置で異常が発生した場合、この液晶表示パネル41には超音波手術装置の動作情報を表す絵、文字などが表示されるようにしたので、ユーザーは何が異常であるかを瞬時に認識できる。その結果、超音波手術装置でユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる効果がある。
さらに、操作ボタン23のアップボタン23aの操作、或いはダウンボタン23bの操作が必要な回数、繰り返されることにより、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41に絵及び文字によって表示される異常内容及び異常回避手順が順次切替えられるようにしたので、ユーザーは容易に異常回避方法を把握することができる効果がある。
(第4の実施の形態)
また、本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態(図5および図6参照)のように送水吸引装置31を備えた超音波手術装置に、第3の実施の形態(図7乃至図9参照)の超音波手術装置の構成を追加したものである。
すなわち、本実施の形態の超音波手術装置本体1は、組み合わせて処置の効果を向上させるための送水吸引装置31を伝達ケーブル32によって接続することができる。そして、伝達ケーブル32は、送水吸引装置31の制御部33と超音波手術装置本体1の制御部12との間で相互に動作情報を伝達可能に構成されている。なお、伝達ケーブル32の動作情報の伝達は、一方向でも構わない。
また、超音波手術装置本体1に接続される外部接続機器としては、超音波手術装置と組み合わせて処置の効果を向上させることができる機器のうち、超音波手術装置本体1と通信可能な機器であれば、送水吸引装置31に代えて、他の機器でもよく、複数であってもよい。
そして、図5に示すように送水吸引装置31が自機器の異常を検知した場合、制御部33から、伝達ケーブル32を通して超音波手術装置本体1の制御部12に異常が発生したことを伝達する。
超音波手術装置本体1の制御部12は送水吸引装置31から異常発生を受けると、送水吸引装置31で発生した異常についても第3の実施の形態と同様に、超音波手術装置本体1の表示部16及び告知部17で異常表示、発音を行う。
さらに、本実施の形態では超音波手術装置本体1の正面パネル19に第3の実施の形態の比較的大型の液晶表示パネル41(図7参照)が搭載されている。この液晶表示パネル41には超音波手術装置の動作情報を表す絵、文字などが表示される。
そして、超音波手術装置で異常が発生した場合、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41には異常内容及び異常回避手順が絵及び文字によって表示される。この場合も操作ボタン23のアップボタン23aの操作、或いはダウンボタン23bの操作が必要な回数、繰り返されることにより、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41に絵及び文字によって表示される異常内容及び異常回避手順が順次切り替えられる。図10は本実施の形態の超音波手術装置で異常が発生した場合の液晶表示パネル41の表示内容の切替えに関する超音波手術装置内部の動きを示すフローチャートである。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態では送水吸引装置31の異常も超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41で表示するため、どの機器で異常が発生したか探す手間が省ける効果がある。
さらに、第3の実施の形態と同様に超音波手術装置本体1の正面パネル19に液晶表示パネル41を搭載し、超音波手術装置で異常が発生した場合、この液晶表示パネル41には超音波手術装置の動作情報を表す絵、文字などが表示されるようにしたので、ユーザーは何が異常であるかを瞬時に認識できる。その結果、超音波手術装置でユーザーが異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる効果がある。
さらに、操作ボタン23のアップボタン23aの操作、或いはダウンボタン23bの操作が必要な回数、繰り返されることにより、超音波手術装置本体1の液晶表示パネル41に絵及び文字によって表示される異常内容及び異常回避手順が順次切替えられるようにしたので、ユーザーは容易に異常内容及び異常回避方法を把握することができる効果がある。
(第5の実施の形態)
また、図11は本発明の第5の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図1乃至図4参照)の超音波手術装置の構成を次の通り変更したものである。
すなわち、本実施の形態では、図11に示すように、ハンドピース2のハンドピース操作部7に異常表示灯51が設けられている。この異常表示灯51は、ハンドピース2内で異常が発生した際に点灯して、異常の発生を表示するものである。なお、これ以外の部分は第1の実施の形態の超音波手術装置と同一構成になっている。
超音波手術装置本体1の信号発生部14でハンドピース2内の異常を検知した場合、制御部12からハンドピースケーブル4を通してハンドピースに異常があることを示す信号が伝達され、ハンドピース2の異常表示灯51が点灯する。なお、超音波手術装置本体1の表示部16としては第3の実施の形態の液晶表示パネル41(図7参照)を搭載してもよい。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態ではハンドピース2のハンドピース操作部7に異常表示灯51を設け、ハンドピース2に異常があった場合、ハンドピース2の異常表示灯51が点灯するため、超音波手術装置本体1ではなくハンドピース2に異常があることが瞬時にわかる。
また、ハンドピース2を使用しているユーザーは、手元で異常表示灯51が点灯するため、異常発生を把握しやすい効果がある。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。

(付記項1) 組織を処置するためのハンドピースである第1機能部と、前記ハンドピースに電気エネルギーを供給する手術装置本体である第2機能部と、前記第1機能部の外観と前記第2機能部の外観とを表示する表示部と、前記表示部に表示される外観毎に照明可能な照明部と、前記第1機能部もしくは第2機能部に異常が発生したことを検知して、判別信号を送信する検知部と、前記検知部で発生する判別信号を受け取り、前記異常が発生した機能部の外観を照明させる制御信号を前記照明部へ送信する制御部と、を具備することを特徴とする手術装置。
(付記項2) 前記表示部は異常の内容もしくは異常を回避する手順を表示し、前記表示部の表示を変更させる操作部と、を具備することを特徴とする付記項1の手術装置。
(付記項3) 前記手術装置に接続可能な第3機能部と、前記第3機能部に異常が発生したことを検知して、異常検知信号を発生する第2の検知部と、前記表示部は前記第3機能部の外観を表示することと、前記制御部は前記第2の検知部で発生する異常検知信号を受け取り、前記第3機能部の外観を照明させる制御信号を前記照明部へ送信することを特徴とする付記項1記載の手術装置。
(付記項4) 超音波を用いて外科手術を行う超音波手術装置において、機器の状態を示す表示手段を持つことを特徴とする超音波手術装置。
(付記項5) 付記項4記載の超音波手術装置において、少なくとも一方向通信が可能な通信対象機器を接続可能であり、通信対象機器との信号伝達手段を持つことを特徴とする超音波手術装置。
(付記項6) 超音波手術装置で使用するハンドピースにおいて、ハンドピースでの異常発生を示す表示手段を持つことを特徴とするハンドピース。
(付記項1、3の目的) ユーザーが、異常の発生箇所をより簡単確実に特定できる手術装置の提供。
(付記項2の目的) 更に、異常発生後の回避の情報を切り換え可能に表示して、ユーザーがより適切に異常発生後の回避を行うことのできる手術装置の提供。
(付記項4、5の目的) 超音波手術装置において、異常発生を検知すると様々な表示手段を用いて、ユーザーが安全に効率良く装置を使用するために必要な異常情報を提供する。
(付記項4、5の効果) 発生した異常内容及び異常回避方法等をわかりやすく、または詳細に表示するため、ユーザーは安全に効率良く装置を使用することができる。
(付記項5の効果) 通信対象機器がある場合、1装置にて表示するため、異常発生機器を探す手間が省ける。
(付記項6の作用) 付記項6の発明のハンドピースは、ハンドピースでの異常発生を検知すると、ハンドピース付属の表示手段により、異常発生をユーザーに告知する。
(付記項6の効果) また、ハンドピースでの異常発生時には、ハンドピースにおいて異常発生の表示をすることができるため、ハンドピースを使用しているユーザーは、本体が原因ではない異常が発生したことを瞬時に把握できる。
本発明は、複数の機能部を有する手術装置に組み込まれて使用され、手術装置内の装置に異常が発生した際に、ユーザーに異常の発生箇所を知らせることができる手術装置とその手術装置を製造し、使用する技術分野に有効である。
本発明の第1の実施の形態の超音波手術装置全体の概略構成図。 第1の実施の形態の超音波手術装置本体の内部構成を示す概略構成図。 第1の実施の形態の超音波手術装置本体の正面パネルを示す平面図。 第1の実施の形態の超音波手術装置内で異常が発生した場合の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施の形態の超音波手術装置を示す概略構成図。 第2の実施の形態の超音波手術装置内で異常が発生した場合の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第3の実施の形態の超音波手術装置本体の正面パネルを示す平面図。 第3の実施の形態の超音波手術装置本体の正面パネルの液晶表示部に表示される異常内容、異常回避手順の切替え状態を説明するための説明図。 第3の実施の形態の超音波手術装置内で異常が発生した場合の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第4の実施の形態の超音波手術装置内で異常が発生した場合の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第5の実施の形態の超音波手術装置のハンドピースを示す斜視図。
符号の説明
12…制御部、14…信号発生部、16…表示部、18…照明部、20a…本体マーク、20b…ハンドピースマーク、20c…フットスイッチマーク、20d…外部接続機器マーク。

Claims (6)

  1. 複数の機能部と、
    前記各機能部のマークをそれぞれ表示する表示部と、
    前記表示部に表示されるマーク毎に点灯可能な照明部と、
    前記各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生する信号発生部と、
    前記信号発生部で発生する判別信号を受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した前記機能部のマークを点灯させる制御信号を前記照明部へ送信する制御部と、
    を具備することを特徴とする手術装置。
  2. 複数の機能部と、
    前記各機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順をユーザーに認識可能に表示する表示部と、
    前記各機能部が正常か異常かを示す判別信号を発生する信号発生部と、
    前記信号発生部で発生する判別信号を受け取り、異常の有無を判別して異常が発生した前記機能部の異常の内容もしくは異常を回避する手順を表示させる制御信号を前記表示部へ送信する制御部と、
    を具備することを特徴とする手術装置。
  3. 前記表示部の表示内容を変更させる操作部を有することを特徴とする請求項2に記載の手術装置。
  4. 前記機能部は、少なくとも生体組織を処置するためのハンドピースである第1機能部と、
    前記ハンドピースに電気エネルギーを供給する手術装置本体である第2機能部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の手術装置。
  5. 前記手術装置本体に対して通信可能に接続される外部接続機器である第3機能部と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の手術装置。
  6. 前記ハンドピースは、前記ハンドピースに異常が発生したことを表示する表示部を有することを特徴とする請求項4に記載の手術装置。
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