JP2001191816A - 車両用警報表示装置 - Google Patents

車両用警報表示装置

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JP2001191816A
JP2001191816A JP37476599A JP37476599A JP2001191816A JP 2001191816 A JP2001191816 A JP 2001191816A JP 37476599 A JP37476599 A JP 37476599A JP 37476599 A JP37476599 A JP 37476599A JP 2001191816 A JP2001191816 A JP 2001191816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両において発生した警報状態の内容を示す
シンボルマークの意味を理解していない場合であって
も、車両のどの辺りで警報状態が発生したのかを確実に
把握することができる車両用警報表示装置を提供するこ
と。 【解決手段】 車両のボンネット部分に存在するバッテ
リ、ラジエータ、及び、エンジンに関連する警報状態が
発生すると、警報機器表示部3におけるバッテリ充電異
常、エンジン冷却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異
常、エンジン電子制御異常の各ウォーニングシンボル3
a〜3dの選択的な点灯表示によって、発生した警報状
態の具体的な内容が表示されるだけでなく、発生部位表
示部1の外形図1a上のボンネット部分における部位指
示マーク1bの点灯表示によって、警報状態が発生した
のが車両のボンネット部分であることが表示される構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両において発生
した警報状態を表示する車両用警報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両において発生する各種の警報状態
は、一般に、警報状態の発生を検出したセンサ等からの
信号に基づいて、その警報状態の内容を表すシンボルマ
ークをメータユニットの文字板上で発光表示させること
により行われており、運転者等は、この発光表示された
シンボルマークによって発生した警報状態の内容を把握
し、必要に応じて適当な対策を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したシ
ンボルマークの発光による従来の表示形態では、警報状
態の発生に伴ってシンボルマークによる発光表示が行わ
れても、シンボルマークの意味を理解していない場合
や、理解していてもそのシンボルマークの表す警報状態
に関係する部分が車両のどこであるのかを知らない場合
には、車両のどの辺りに警報状態が発生しているのかを
全く把握できず、適切な対策を必要に応じて行えなくな
ってしまうという不具合があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、車両において発生した警報状態の内容
を示すシンボルマークの意味を理解していない場合であ
っても、車両のどの辺りで警報状態が発生したのかを確
実に把握することができる車両用警報表示装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の車両用警報表示装置は、車
両において発生した警報状態を表示する車両用警報表示
装置であって、前記警報状態の発生した部位を前記車両
の外形図上において指示する発生部位指示図が表示され
る発生部位表示部と、前記発生部位表示部の近傍に配置
され、前記発生部位指示図において指示された前記警報
状態の発生した部位に存在する複数の警報状態発生候補
機器のうち、前記警報状態の発生した警報状態発生候補
機器が選択的に表示される警報機器表示部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載した本発明の車両用
警報表示装置は、請求項1に記載した本発明の車両用警
報表示装置において、前記外形図に、前記車両の複数の
座席を示す座席図が含まれており、前記複数の警報状態
発生候補機器に、前記各座席に対応して警報状態が個別
に発生し得る座席関連候補機器が含まれており、前記警
報状態の発生した前記座席関連候補機器が前記警報機器
表示部に選択的に表示された際、前記外形図の前記座席
図上において、前記警報機器表示部に選択的に表示され
た前記座席関連候補機器に警報状態の発生した前記座席
が、前記警報状態の発生した部位として指示されるもの
とした。
【0007】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用警報表示装置は、請求項1又は2に記載した本発明の
車両用警報表示装置において、前記複数の警報状態発生
候補機器が、前記車両の乗員による補修の不可能な補修
不可機器を含んでおり、前記発生部位表示部及び前記警
報機器表示部のうち少なくとも一方の近傍に配置され、
前記警報状態の発生した警報状態発生候補機器が前記補
修不可機器である場合に、該補修不可機器に関する取り
扱いを指示する取扱指示図を表示する取扱表示部をさら
に備えるものとした。
【0008】また、請求項4に記載した本発明の車両用
警報表示装置は、車両が有する複数の警報状態発生候補
機器のうち警報状態の発生した警報状態発生候補機器
を、選択的に表示する車両用警報表示装置であって、前
記車両の外形図が表示される外形図表示部を有してお
り、前記外形図上の、前記車両のうち前記警報状態の発
生した警報状態発生候補機器が存在する車両箇所に相当
する外形図箇所に、前記警報状態の発生した警報状態発
生候補機器が表示されることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用警報表示装置は、請求項4に記載した本発明の車両用
警報表示装置において、前記複数の警報状態発生候補機
器が、前記車両の乗員による補修の不可能な補修不可機
器を含んでおり、前記外形図表示部の近傍に配置され、
前記警報状態の発生した警報状態発生候補機器が前記補
修不可機器である場合に、該補修不可機器に関する取り
扱いを指示する取扱指示図を表示する取扱表示部をさら
に備えるものとした。
【0010】また、請求項6に記載した本発明の車両用
警報表示装置は、請求項1、2、3、4又は5に記載し
た本発明の車両用警報表示装置において、前記警報状態
の発生した警報状態発生候補機器の選択的な表示が、該
警報状態発生候補機器を示す文字、記号、図形等のキャ
ラクタのうち前記警報状態の発生した警報状態発生候補
機器を示すキャラクタのみの、背後からの透過照明によ
る点灯表示によって行われるものとした。
【0011】請求項1に記載した本発明の車両用警報表
示装置によれば、発生部位表示部に表示される発生部位
指示図によって警報状態の発生した部位が車両の外形図
上で指示され、その指示された部位における実際に警報
状態の発生した警報状態発生候補機器が、発生部位表示
部の近傍に配置された警報機器表示部に選択的に表示さ
れることになる。
【0012】また、請求項2に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車
両用警報表示装置において、複数の警報状態発生候補機
器に含まれる座席関連候補機器に警報状態が発生する
と、その座席関連候補機器が警報機器表示部に選択的に
表示されると共に、警報状態の発生した座席関連候補機
器に対応する座席が、発生部位表示部に表示される発生
部位指示図の外形図に含まれる座席図上において、警報
状態の発生した部位として指示されることになる。
【0013】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用警報表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本
発明の車両用警報表示装置において、実際に警報状態が
発生して警報機器表示部に選択的に表示された警報状態
発生候補機器が、車両の乗員による補修の不可能な補修
不可機器である場合には、その補修不可機器に関する取
り扱いを指示する取扱指示図が、発生部位表示部及び警
報機器表示部のうち少なくとも一方の近傍に配置された
取扱表示部に表示されることになる。
【0014】また、請求項4に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、外形図表示部に表示される車両
の外形図上の、警報状態の発生した警報状態発生候補機
器が存在する車両箇所に相当する外形図箇所に、警報状
態の発生した警報状態発生候補機器が表示されることに
なる。
【0015】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用警報表示装置によれば、請求項4に記載した本発明の
車両用警報表示装置において、実際に警報状態が発生し
て、外形図表示部の外形図上の対応する箇所に選択的に
表示された警報状態発生候補機器が、車両の乗員による
補修の不可能な補修不可機器である場合には、その補修
不可機器に関する取り扱いを指示する取扱指示図が、外
形図表示部の近傍に配置された取扱表示部に表示される
ことになる。
【0016】また、請求項6に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に
記載した本発明の車両用警報表示装置において、警報状
態の発生した警報状態発生候補機器の選択的な表示が、
その警報状態発生候補機器を示すキャラクタと、そのキ
ャラクタを背後から透過照明する光源とにより実現され
ることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用警報表示装
置の実施形態を、図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の第1実施形態による車両用
警報表示装置の表示画面の概略構成を示す説明図で、図
1に示す車両用警報表示装置(以下、「表示装置」と略
記する。)の表示画面は、例えば、車両の運転席のダッ
シュボードに組み込まれた速度計等を有するコンビネー
ションメータ(図示せず)の、表面が黒色に着色された
不図示の文字板の一角を占有するように構成されてお
り、発生部位表示部1と、警報機器表示部3と、取扱表
示部5とを有している。
【0019】このうち、前記発生部位表示部1は、表示
画面の左右方向略中央に配置されており、この発生部位
表示部1には、平面視した車両の外形図1aが背後の専
用照明光源(図示せず)により白色等で常時点灯表示さ
れると共に、この外形図1aに重なるように、警報状態
の発生した車両上の部位を示す部位指示マーク1b(発
生部位指示図に相当)が、背後の専用照明光源(図示せ
ず)の点灯による透過照明によって赤色等で選択的に発
光表示される。
【0020】尚、図1中では車両のボンネット部分に警
報状態が発生したことを表示するために、外形図1a上
のボンネット部分に部位指示マーク1bが表示されてい
る状態を示している。
【0021】前記警報機器表示部3は、発生部位表示部
1に隣接するように表示画面の左側に配置されており、
この警報機器表示部3には、車両のボンネット部分に存
在するバッテリ、ラジエータ、及び、エンジン(いずれ
も図示せず)についての警報状態の発生候補であるバッ
テリ充電異常、エンジン冷却水温異常、エンジン潤滑オ
イル圧異常、エンジン電子制御異常の各ウォーニングシ
ンボル3a〜3dが、背後の各専用照明光源(いずれも
図示せず)の点灯による透過照明によって赤色又は橙色
で選択的に発光表示される。
【0022】また、警報機器表示部3には、前記各ウォ
ーニングシンボル3a〜3dを囲んで外形図1a上のボ
ンネット部分を指し示す部位拡大指示枠3eが、背後の
専用照明光源(図示せず)の点灯による透過照明によっ
て白色等で選択的に発光表示される。
【0023】前記取扱表示部5は、発生部位表示部1に
隣接するように表示画面の右側に配置されており、この
取扱表示部5には、車両の乗員による補修が不可能で、
車両の走行を直ちに止めて専門のメカニックへの通報を
必要とするような警告状態の際に、「CALL」の文字
5aとメカニックのウォーニングシンボル5cとが、背
後の各専用照明光源(いずれも図示せず)の点灯による
透過照明によって橙色で選択的に発光表示される。
【0024】また、取扱表示部5には、車両の乗員によ
る補修が不可能で、車両を専門のメカニックによる点検
に出す必要があるような警告状態の際に、「GO」の文
字5bとメカニックのウォーニングシンボル5cとが、
背後の各専用照明光源(いずれも図示せず)の点灯によ
る透過照明によって橙色で選択的に発光表示される。
【0025】尚、第1実施形態の表示装置では、「CA
LL」の文字5aとメカニックのウォーニングシンボル
5cとの組み合わせや、「GO」の文字5bとメカニッ
クのウォーニングシンボル5cとの組み合わせにより、
請求項中の取扱指示図が構成されている。
【0026】次に、上述のように構成された第1実施形
態の表示装置の動作(作用)について説明する。
【0027】まず、車両の不図示のイグニッションスイ
ッチがオフの状態では、発生部位表示部1、警報機器表
示部3、及び、取扱表示部5のいずれにも、一切何も表
示されていない。
【0028】この状態でイグニッションスイッチをオン
にすると、図1に示すように、発生部位表示部1の外形
図1a及び部位指示マーク1b、警報機器表示部3の各
ウォーニングシンボル3a〜3d及び部位拡大指示枠3
e、並びに、取扱表示部5の各文字5a,5b及びウォ
ーニングシンボル5cの全てが一瞬点灯表示された後、
発生部位表示部1の外形図1aを除いて全て消灯され
て、図2の説明図に示すような表示状態となる。
【0029】そして、車両の走行中にバッテリの充電電
圧が所定の基準値を下回るほど低下すると、ファンベル
トの切れ等、車両の走行を直ちに止めて専門のメカニッ
クへの通報を必要とするような警報状態の発生が予想さ
れるものと判断されて、図3の説明図に示すような表示
状態となる。
【0030】即ち、発生部位表示部1の外形図1a上の
ボンネット部分に部位指示マーク1bが点灯表示され
て、バッテリの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3に部位拡大指示枠3eとバッテリ充電異常のウォーニ
ングシンボル3aとが点灯表示されて、バッテリの充電
電圧が所定の基準値を下回るほど低下したことが強調表
示される。
【0031】加えて、取扱表示部5に「CALL」の文
字5aとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点
灯表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに
止めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなも
のであることが表示される。
【0032】また、車両の走行中にラジエータ内のエン
ジン冷却水の温度が低すぎる状態になると、エンジンの
オーバークールという、車両を専門のメカニックによる
点検に出す必要があるような警報状態の発生が予想され
るものと判断されて、図4の説明図に示すような表示状
態となる。
【0033】即ち、発生部位表示部1の外形図1a上の
ボンネット部分に部位指示マーク1bが点灯表示され
て、ラジエータの存在する車両のボンネット部分に警報
状態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示
部3に部位拡大指示枠3eとエンジン冷却水温異常のウ
ォーニングシンボル3b(但し、文字の表示は「LO」
のみ。)とが点灯表示されて、エンジン冷却水の温度が
異常に低下したことが強調表示される。
【0034】加えて、取扱表示部5に「GO」の文字5
bとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯表
示されて、発生した警報状態が車両を専門のメカニック
による点検に出す必要があるようなものであることが表
示される。
【0035】一方、車両の走行中にラジエータ内のエン
ジン冷却水の温度が高すぎる状態になると、エンジンの
オーバーヒートという、車両の走行を直ちに止めて専門
のメカニックへの通報を必要とするような警報状態の発
生が予想されるものと判断されて、図5の説明図に示す
ような表示状態となる。
【0036】即ち、発生部位表示部1の外形図1a上の
ボンネット部分に部位指示マーク1bが点灯表示され
て、ラジエータの存在する車両のボンネット部分に警報
状態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示
部3に部位拡大指示枠3eとエンジン冷却水温異常のウ
ォーニングシンボル3b(但し、文字の表示は「HI」
のみ。)とが点灯表示されて、エンジン冷却水の温度が
異常に上昇したことが強調表示される。
【0037】加えて、取扱表示部5に「CALL」の文
字5aとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点
灯表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに
止めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなも
のであることが表示される。
【0038】さらに、車両の走行中にエンジンの潤滑オ
イルの圧力が所定の基準値を下回るほど低下すると、油
圧回路系の動作不良等、車両の走行を直ちに止めて専門
のメカニックへの通報を必要とするような警報状態の発
生が予想されるものと判断されて、図6の説明図に示す
ような表示状態となる。
【0039】即ち、発生部位表示部1の外形図1a上の
ボンネット部分に部位指示マーク1bが点灯表示され
て、エンジンの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3に部位拡大指示枠3eとエンジン潤滑オイル圧異常の
ウォーニングシンボル3cとが点灯表示されて、エンジ
ンの潤滑オイルの圧力が所定の基準値を下回るほど低下
したことが強調表示される。
【0040】加えて、取扱表示部5に「CALL」の文
字5aとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点
灯表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに
止めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなも
のであることが表示される。
【0041】また、車両の走行中にエンジンの回転数制
御等の電子制御に異常が発生すると、エンジン制御用コ
ンピュータの故障等、車両を専門のメカニックによる点
検に出す必要があるような警報状態の発生が予想される
ものと判断されて、図7の説明図に示すような表示状態
となる。
【0042】即ち、発生部位表示部1の外形図1a上の
ボンネット部分に部位指示マーク1bが点灯表示され
て、エンジンの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3に部位拡大指示枠3eと電子制御異常のウォーニング
シンボル3dとが点灯表示されて、エンジンの回転数制
御等の電子制御に異常が発生したことが強調表示され
る。
【0043】加えて、取扱表示部5に「GO」の文字5
bとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯表
示されて、発生した警報状態が車両を専門のメカニック
による点検に出す必要があるようなものであることが表
示される。
【0044】このように第1実施形態の表示装置によれ
ば、車両のボンネット部分に存在するバッテリ、ラジエ
ータ、及び、エンジンに関連する警報状態が発生する
と、警報機器表示部3におけるバッテリ充電異常、エン
ジン冷却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異常、エンジ
ン電子制御異常の各ウォーニングシンボル3a〜3dの
選択的な点灯表示によって、発生した警報状態の具体的
な内容が表示されるだけでなく、発生部位表示部1の外
形図1a上のボンネット部分における部位指示マーク1
bの点灯表示によって、警報状態が発生したのが車両の
ボンネット部分であることが表示される構成とした。
【0045】このため、警報機器表示部3に部位拡大指
示枠3eと共に選択的に点灯表示される、バッテリ充電
異常、エンジン冷却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異
常、エンジン電子制御異常の各ウォーニングシンボル3
a〜3dがいかなるものに関係するものであり、車両の
どの辺りに存在するものであるかを、具体的に認識して
いなくても、発生部位表示部1の部位指示マーク1bが
外形図1a上のどの辺りに表示されているかによって、
車両のどの辺りで警報状態が発生したのかを確実に把握
して、適切な対策を必要に応じて迅速に行えるようにす
ることができる。
【0046】次に、本発明の第2実施形態による表示装
置を、図8乃至図15を参照して説明する。
【0047】図8は本発明の第2実施形態による表示装
置の表示画面の概略構成を示す説明図で、図8に示す表
示装置の表示画面は、第1実施形態の表示装置の表示画
面と同様に、例えば、車両の運転席のダッシュボードに
組み込まれた速度計等を有するコンビネーションメータ
(図示せず)の、表面が黒色に着色された不図示の文字
板の一角を占有するように構成されており、警報表示部
3Aを有している。
【0048】そして、前記警報表示部3A(外形図表示
部に相当)には、側面から見た車両の外形図1cが背後
の専用照明光源(図示せず)により白色等で常時点灯表
示されると共に、この外形図1cに重なるように、パー
キングブレーキ、ブレーキ異常、ABS(アンチロック
ブレーキシステム)、エアバック・プリテンショナー
(シートベルトロックシステム)異常、ハイビーム、後
部座席シートベルト非着用の各ウォーニングシンボル3
f〜3mが、背後の各専用照明光源(いずれも図示せ
ず)の点灯による透過照明によって赤色や橙色、青色で
選択的に発光表示される。
【0049】次に、上述のように構成された第2実施形
態の表示装置の動作(作用)について説明する。
【0050】まず、車両の不図示のイグニッションスイ
ッチがオフの状態では、警報表示部3Aには一切何も表
示されていない。
【0051】この状態でイグニッションスイッチをオン
にすると、図8に示すように、外形図1c及び各ウォー
ニングシンボル3f〜3mの全てが一瞬点灯表示され
る。
【0052】そして、その後、パーキングブレーキ(図
示せず)がかかっておらず、また、ヘッドランプ(図示
せず)がハイビームで点灯されておらず、かつ、後部座
席のシートベルトのタングがバックル(いずれも図示せ
ず)に装着されていれば、外形図1cを除いて各ウォー
ニングシンボル3f〜3mが全て消灯されて、図9の説
明図に示すような表示状態となる。
【0053】一方、不図示のパーキングブレーキがかか
っていると、図10の説明図に示すように、外形図1c
の後輪の部分にパーキングブレーキのウォーニングシン
ボル3fが点灯され、後部座席の不図示のシートベルト
のタングがバックルに装着されていなければ、図11の
説明図に示すように、外形図1cの後輪の上方の部分に
後部座席シートベルト非着用のウォーニングシンボル3
mが点灯される。
【0054】また、車両の走行中にヘッドランプ(図示
せず)がハイビームで点灯されると、図12の説明図に
示すように、外形図1cのフロントフェンダの先端部分
にハイビームのウォーニングシンボル3kが点灯され
る。
【0055】さらに、車両の走行中にブレーキフルード
の量が不足状態となり、これが不図示のポテンショメー
タ等により検出されると、ブレーキフルード不足の警報
状態が発生したものと判断されて、図13の説明図に示
すように、外形図1cの前輪の部分にブレーキ異常のウ
ォーニングシンボル3gが点灯される。
【0056】また、車両の走行中にABSに異常が発生
し、これが不図示の検出回路等により検出されると、A
BS異常の警報状態が発生したものと判断されて、図1
4の説明図に示すように、外形図1cの前輪の部分にブ
レーキ異常のウォーニングシンボル3gが点灯されると
共に、その外側に「ABS」の文字からなるABSのウ
ォーニングシンボル3hが同時に点灯される。
【0057】さらに、車両の走行中にエアバック・プリ
テンショナーに異常が発生し、これが不図示のセンサ等
により検出されると、エアバック・プリテンショナー異
常の警報状態が発生したものと判断されて、図15の説
明図に示すように、外形図1cの前輪の上方の部分にエ
アバック・プリテンショナー異常のウォーニングシンボ
ル3jが点灯される。
【0058】このように第2実施形態の表示装置によれ
ば、車両のパーキングブレーキの使用、ブレーキフルー
ド量の不足、ABS異常、エアバック・プリテンショナ
ー異常、ヘッドライトのハイビーム点灯、後部座席シー
トベルト非着用という警報状態が発生すると、警報表示
部3Aにおけるパーキングブレーキ、ブレーキ異常、A
BS、エアバック・プリテンショナー異常、ハイビー
ム、後部座席シートベルト非着用の各ウォーニングシン
ボル3f〜3mが、外形図1c上のそれらが存在する箇
所やそれらが関係する箇所に点灯表示される構成とし
た。
【0059】このため、パーキングブレーキ、ブレーキ
異常、ABS、エアバック・プリテンショナー異常、ハ
イビーム、後部座席シートベルト非着用の各ウォーニン
グシンボル3f〜3mがいかなるものに関係するもので
あり、車両のどの辺りに存在するものであるかを、具体
的に認識していなくても、各ウォーニングシンボル3f
〜3mが外形図1c上のどの箇所に表示されているかに
よって、車両のどの辺りで警報状態が発生したのかを確
実に把握して、適切な対策を必要に応じて迅速に行える
ようにすることができる。
【0060】次に、本発明の第3実施形態による表示装
置を、図16乃至図28を参照して説明する。
【0061】図16は本発明の第3実施形態による表示
装置の表示画面の概略構成を示す説明図で、図16に示
す表示装置の表示画面は、第1実施形態や第2実施形態
の表示装置の表示画面と同様に、例えば、車両の運転席
のダッシュボードに組み込まれた速度計等を有するコン
ビネーションメータ(図示せず)の、表面が黒色に着色
された不図示の文字板の一角を占有するように構成され
ており、発生部位表示部1Aと、警報機器表示部3B,
3Cと、取扱表示部5Aとを有している。
【0062】このうち、前記発生部位表示部1Aは、表
示画面の左右方向略中央に配置されており、この発生部
位表示部1には、左前方から斜めに見た車両とその内部
の座席(座席図に相当)の外形図1dが、背後の専用照
明光源(図示せず)により白色等で常時点灯表示される
と共に、この外形図1dに重なるように、警報状態の発
生した車両上の部位を示す部位指示マーク1e〜1n
(発生部位指示図に相当)が、背後の専用照明光源(図
示せず)の点灯による透過照明によって赤色等で選択的
に発光表示される。
【0063】このうち、部位指示マーク1eは外形図1
d上のボンネット部分に配置されており、部位指示マー
ク1fは外形図1d上の前輪部分に配置されており、部
位指示マーク1gは外形図1d上の後輪部分に配置され
ており、部位指示マーク1hは外形図1d上の後部部分
に配置されており、残る部位指示マーク1j〜1nは外
形図1d上の各座席部分に配置されている。
【0064】前記警報機器表示部3B,3Cは、発生部
位表示部1Aに隣接するように表示画面の左右両側に配
置されており、このうち、発生部位表示部1Aの左側の
警報機器表示部3Bには、前記バッテリ充電異常、エン
ジン冷却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異常、エンジ
ン電子制御異常の各ウォーニングシンボル3a〜3d
が、背後の各専用照明光源(いずれも図示せず)の点灯
による透過照明によって赤色又は橙色で選択的に発光表
示される。
【0065】一方、発生部位表示部1Aの右側の警報機
器表示部3Cには、前記パーキングブレーキ、ブレーキ
異常、ABS、エアバック・プリテンショナー異常の各
ウォーニングシンボル3f〜3jの他、シートベルト非
着用及びドア開の各ウォーニングシンボル3n,3p
が、背後の各専用照明光源(いずれも図示せず)の点灯
による透過照明によって赤色や橙色で選択的に発光表示
される。
【0066】前記取扱表示部5Aは、発生部位表示部1
Aの上方に配置されており、この取扱表示部5Aには、
車両の乗員による補修が不可能で、車両の走行を直ちに
止めて専門のメカニックへの通報を必要とするような警
告状態の際に、電話のシンボル5dとメカニックのウォ
ーニングシンボル5cとが、背後の各専用照明光源(い
ずれも図示せず)の点灯による透過照明によって橙色等
で選択的に発光表示される。
【0067】また、取扱表示部5Aには、車両の乗員に
よる補修が不可能で、車両を専門のメカニックによる点
検に出す必要があるような警告状態の際に、「修理」の
文字5eとメカニックのウォーニングシンボル5cと
が、背後の各専用照明光源(いずれも図示せず)の点灯
による透過照明によって橙色等で選択的に発光表示され
る。
【0068】尚、第3実施形態の表示装置では、電話の
シンボル5dとメカニックのウォーニングシンボル5c
との組み合わせや、「修理」の文字5eとメカニックの
ウォーニングシンボル5cとの組み合わせにより、請求
項中の取扱指示図が構成されている。
【0069】次に、上述のように構成された第3実施形
態の表示装置の動作(作用)について説明する。
【0070】まず、車両の不図示のイグニッションスイ
ッチがオフの状態では、発生部位表示部1A、警報機器
表示部3B,3C、及び、取扱表示部5Aのいずれに
も、一切何も表示されていない。
【0071】この状態でイグニッションスイッチをオン
にすると、図16に示すように、発生部位表示部1Aの
外形図1d及び部位指示マーク1e〜1n、警報機器表
示部3B,3Cの各ウォーニングシンボル3a〜3d,
3f〜3j,3n,3p、並びに、取扱表示部5Aのウ
ォーニングシンボル5c、シンボル5d、文字5e及び
の全てが一瞬点灯表示される。
【0072】そして、その後、パーキングブレーキ(図
示せず)がかかっておらず、また、各座席のシートベル
トのタングがバックル(いずれも図示せず)に全て装着
されており、かつ、各座席のドア(図示せず)が閉じて
いれば、発生部位表示部1の外形図1dを除いて全て消
灯されて、図17の説明図に示すような表示状態とな
る。
【0073】一方、不図示のパーキングブレーキがかか
っていると、図18の説明図に示すように、外形図1d
の後輪の部分に部位指示マーク1hが点灯されると共
に、警報機器表示部3Cにパーキングブレーキのウォー
ニングシンボル3fが点灯される。
【0074】また、不図示のシートベルトのタングがバ
ックルに装着されていなければ、例えば、助手席のシー
トベルトである場合には、図19の説明図に示すよう
に、外形図1dの助手席の部分に部位指示マーク1kが
点灯されると共に、警報機器表示部3Cにシートベルト
非着用のウォーニングシンボル3nが点灯される。
【0075】ちなみに、シートベルトのタングがバック
ルに装着されていないのが運転席の場合は、外形図1d
に点灯されるのが運転席部分の部位指示マーク1jとな
り、運転席の真後ろの後部座席の場合は、外形図1dに
点灯されるのが運転席の真後ろの後部座席部分の部位指
示マーク1mとなり、助手席の真後ろの後部座席の場合
は、外形図1dに点灯されるのが助手席の真後ろの後部
座席部分の部位指示マーク1nとなる。
【0076】そして、複数のシートベルトにおいてタン
グがバックルに装着されていない場合、外形図1dに
は、それら複数のシートベルトに対応する座席の部位指
示マーク1j〜1nが全て点灯される。
【0077】さらに、不図示のドアが開いていれば、例
えば、後部のハッチドアである場合には、図20の説明
図に示すように、外形図1dの後部部分に部位指示マー
ク1hが点灯されると共に、警報機器表示部3Cにドア
開のウォーニングシンボル3pが点灯される。
【0078】ちなみに、ドアが開いているのが運転席の
場合は、外形図1dに点灯されるのが運転席部分の部位
指示マーク1jとなり、助手席の場合は、外形図1dに
点灯されるのが助手席部分の部位指示マーク1kとな
り、運転席の真後ろの後部座席の場合は、外形図1dに
点灯されるのが運転席の真後ろの後部座席部分の部位指
示マーク1mとなり、助手席の真後ろの後部座席の場合
は、外形図1dに点灯されるのが助手席の真後ろの後部
座席部分の部位指示マーク1nとなる。
【0079】そして、複数のドアが開いている場合、外
形図1dには、それら複数のドアに対応する座席や後部
の部位指示マーク1h〜1nが全て点灯される。
【0080】また、車両の走行中にバッテリの充電電圧
が所定の基準値を下回るほど低下すると、ファンベルト
の切れ等、車両の走行を直ちに止めて専門のメカニック
への通報を必要とするような警報状態の発生が予想され
るものと判断されて、図21の説明図に示すような表示
状態となる。
【0081】即ち、発生部位表示部1Aの外形図1d上
のボンネット部分に部位指示マーク1eが点灯表示され
て、バッテリの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3Bにバッテリ充電異常のウォーニングシンボル3aが
点灯表示されて、バッテリの充電電圧が所定の基準値を
下回るほど低下したことが強調表示される。
【0082】加えて、取扱表示部5Aに電話のシンボル
5dとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止
めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなもの
であることが表示される。
【0083】さらに、車両の走行中にラジエータ内のエ
ンジン冷却水の温度が低すぎる状態になると、エンジン
のオーバークールという車両を専門のメカニックによる
点検に出す必要があるような警報状態の発生が予想され
るものと判断されて、図22の説明図に示すような表示
状態となる。
【0084】即ち、発生部位表示部1Aの外形図1d上
のボンネット部分に部位指示マーク1eが点灯表示され
て、ラジエータの存在する車両のボンネット部分に警報
状態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示
部3Bにエンジン冷却水温異常のウォーニングシンボル
3b(但し、文字の表示は「LO」のみ。)が点灯表示
されて、エンジン冷却水の温度が異常に低下したことが
強調表示される。
【0085】加えて、取扱表示部5Aに「修理」の文字
5eとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両を専門のメカニッ
クによる点検に出す必要があるようなものであることが
表示される。
【0086】一方、車両の走行中にラジエータ内のエン
ジン冷却水の温度が高すぎる状態になると、エンジンの
オーバーヒートという、車両の走行を直ちに止めて専門
のメカニックへの通報を必要とするような警報状態の発
生が予想されるものと判断されて、図23の説明図に示
すような表示状態となる。
【0087】即ち、発生部位表示部1Aの外形図1d上
のボンネット部分に部位指示マーク1eが点灯表示され
て、ラジエータの存在する車両のボンネット部分に警報
状態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示
部3Bにエンジン冷却水温異常のウォーニングシンボル
3b(但し、文字の表示は「HI」のみ。)が点灯表示
されて、エンジン冷却水の温度が異常に上昇したことが
強調表示される。
【0088】加えて、取扱表示部5Aに電話のシンボル
5dとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止
めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなもの
であることが表示される。
【0089】また、車両の走行中にエンジンの潤滑オイ
ルの圧力が所定の基準値を下回るほど低下すると、油圧
回路系の動作不良等、車両の走行を直ちに止めて専門の
メカニックへの通報を必要とするような警報状態の発生
が予想されるものと判断されて、図24の説明図に示す
ような表示状態となる。
【0090】即ち、発生部位表示部1Aの外形図1d上
のボンネット部分に部位指示マーク1eが点灯表示され
て、エンジンの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3Bにエンジン潤滑オイル圧異常のウォーニングシンボ
ル3cが点灯表示されて、エンジンの潤滑オイルの圧力
が所定の基準値を下回るほど低下したことが強調表示さ
れる。
【0091】加えて、取扱表示部5Aに電話のシンボル
5dとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止
めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなもの
であることが表示される。
【0092】さらに、車両の走行中にエンジンの回転数
制御等の電子制御に異常が発生すると、エンジン制御用
コンピュータの故障等、車両を専門のメカニックによる
点検に出す必要があるような警報状態の発生が予想され
るものと判断されて、図25の説明図に示すような表示
状態となる。
【0093】即ち、発生部位表示部1Aの外形図1d上
のボンネット部分に部位指示マーク1eが点灯表示され
て、エンジンの存在する車両のボンネット部分に警報状
態が発生したことが表示されると共に、警報機器表示部
3Bに電子制御異常のウォーニングシンボル3dが点灯
表示されて、エンジンの回転数制御等の電子制御に異常
が発生したことが強調表示される。
【0094】加えて、取扱表示部5Aに「修理」の文字
5eとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両を専門のメカニッ
クによる点検に出す必要があるようなものであることが
表示される。
【0095】また、車両の走行中にブレーキフルードの
量が不足状態となり、これが不図示のポテンショメータ
等により検出されると、ブレーキフルード不足の警報状
態が発生したものと判断されて、図26の説明図に示す
ように、外形図1dの前輪の部分に部位指示マーク1f
が点灯されると共に、警報機器表示部3Cにブレーキ異
常のウォーニングシンボル3gが点灯される。
【0096】加えて、取扱表示部5Aに電話のシンボル
5dとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止
めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなもの
であることが表示される。
【0097】また、車両の走行中にABSに異常が発生
し、これが不図示の検出回路等により検出されると、A
BS異常の警報状態が発生したものと判断されて、図2
7の説明図に示すように、外形図1dの前輪の部分に部
位指示マーク1fが点灯されると共に、警報機器表示部
3Cにブレーキ異常のウォーニングシンボル3gと、
「ABS」の文字からなるABSのウォーニングシンボ
ル3hとが同時に点灯される。
【0098】加えて、取扱表示部5Aに電話のシンボル
5dとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止
めて専門のメカニックへの通報を必要とするようなもの
であることが表示される。
【0099】さらに、車両の走行中にエアバック・プリ
テンショナーに異常が発生し、これが不図示のセンサ等
により検出されると、エアバック・プリテンショナー異
常の警報状態が発生したものと判断されて、例えば、運
転席のエアバックやプリテンショナーの場合には、図2
8の説明図に示すように、外形図1dの運転席の部分に
部位指示マーク1jが点灯されると共に、警報機器表示
部3Cにエアバック・プリテンショナー異常のウォーニ
ングシンボル3jが点灯される。
【0100】ちなみに、エアバック・プリテンショナー
に異常が発生しのたが助手席の場合は、外形図1dに点
灯されるのが助手席部分の部位指示マーク1kとなり、
運転席及び助手席共にである場合は、運転席部分の部位
指示マーク1j及び助手席部分の部位指示マーク1kが
両方とも外形図1dに点灯される。
【0101】加えて、取扱表示部5Aに「修理」の文字
5eとメカニックのウォーニングシンボル5cとが点灯
表示されて、発生した警報状態が車両を専門のメカニッ
クによる点検に出す必要があるようなものであることが
表示される。
【0102】このように第3実施形態の表示装置によれ
ば、車両のボンネット部分に存在するバッテリ、ラジエ
ータ、及び、エンジンに関連する警報状態が発生する
と、警報機器表示部3Bにおけるバッテリ充電異常、エ
ンジン冷却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異常、エン
ジン電子制御異常の各ウォーニングシンボル3a〜3d
の選択的な点灯表示によって、発生した警報状態の具体
的な内容が表示されるだけでなく、発生部位表示部1A
の外形図1d上のボンネット部分における部位指示マー
ク1eの点灯表示によって、警報状態が発生したのが車
両のボンネット部分であることが表示される構成とし
た。
【0103】また、第3実施形態の表示装置によれば、
車両のパーキングブレーキの使用、ブレーキフルード量
の不足、ABS異常、エアバック・プリテンショナー異
常、シートベルト非着用、ドア開という警報状態が発生
すると、警報機器表示部3Cにおけるパーキングブレー
キ、ブレーキ異常、ABS、エアバック・プリテンショ
ナー異常、シートベルト非着用、ドア開の各ウォーニン
グシンボル3f〜3j,3n,3pの選択的な点灯表示
によって、発生した警報状態の具体的な内容が表示され
るだけでなく、発生部位表示部1Aの外形図1d上の部
位指示マーク1e〜1nの点灯表示によって、警報状態
が発生したのが車両のボンネット、前輪、後輪、後部、
各座席のうちどの部分であるかが表示される構成とし
た。
【0104】このため、バッテリ充電異常、エンジン冷
却水温異常、エンジン潤滑オイル圧異常、エンジン電子
制御異常、パーキングブレーキ、ブレーキ異常、AB
S、エアバック・プリテンショナー異常、シートベルト
非着用、ドア開の各ウォーニングシンボル3a〜3d,
3f〜3j,3n,3pがいかなるものに関係するもの
であり、車両のどの辺りに存在するものであるかを、具
体的に認識していなくても、各ウォーニングシンボル3
a〜3d,3f〜3j,3n,3pが外形図1d上のど
の箇所に表示されているかによって、車両のどの辺りで
警報状態が発生したのかを確実に把握して、適切な対策
を必要に応じて迅速に行えるようにすることができる。
【0105】尚、第1実施形態における「CALL」の
文字5aや「GO」の文字5bとメカニックのウォーニ
ングシンボル5cとが組み合わせて点灯表示される取扱
表示部5や、第3実施形態における電話のシンボル5d
や「修理」の文字5eとメカニックのウォーニングシン
ボル5cとが組み合わせて点灯表示される取扱表示部5
Aは、各々省略してもよい。
【0106】しかし、第1実施形態や第3実施形態の表
示装置のように取扱表示部5,5Aを設ければ、発生し
た警報状態が車両の走行を直ちに止めて専門のメカニッ
クへの通報を必要とするようなものであることや、発生
した警報状態が車両を専門のメカニックによる点検に出
す必要があるようなものであることを確実に認識させ
て、車両の乗員によって無理な補修作業が行われ二次的
な故障等が車両に発生するのを抑制することができるの
で、有利である。
【0107】逆に、第2実施形態の表示装置では設けな
かった、第1実施形態や第3実施形態の表示装置のよう
な取扱表示部を設けて、例えば、ブレーキフルード量の
不足により警報表示部3Aにウォーニングシンボル3g
が点灯された場合や、ABSの異常により警報表示部3
Aにウォーニングシンボル3g,3hが点灯された場合
に、発生した警報状態が車両の走行を直ちに止めて専門
のメカニックへの通報を必要とするようなものであるこ
とを表示させたり、エアバック・プリテンショナーの異
常により警報表示部3Aにウォーニングシンボル3jが
点灯された場合に、発生した警報状態が車両を専門のメ
カニックによる点検に出す必要があるようなものである
ことを表示させる構成としてもよい。
【0108】そして、メカニックのウォーニングシンボ
ル5cと組み合わせて点灯表示するのは、第1実施形態
の取扱表示部5において行ったような、「CALL」の
文字5aか「GO」の文字5bのどちらか一方のみや、
第3実施形態の表示装置の取扱表示部5Aにおいて行っ
たような、電話のシンボル5dか「修理」の文字5eの
どちらか一方のみに限らず、発生した警報状態の内容如
何では、「CALL」の文字5a及び「GO」の文字5
bの両方や、電話のシンボル5d及び「修理」の文字5
eの両方が、メカニックのウォーニングシンボル5cと
組み合わせて点灯表示される場合があってもよい。
【0109】また、第1乃至第3実施形態の表示装置の
警報機器表示部3,3A,3B,3Cにおける、各ウォ
ーニングシンボル3a〜3d,3f〜3pの選択的な発
光表示は、それら各ウォーニングシンボル3a〜3d,
3f〜3pの背後の各専用照明光源の点灯による透過照
明によって行わずに、各ウォーニングシンボル3a〜3
d,3f〜3pの表示が可能な単一の例えばマトリクス
表示器やカラー液晶ディスプレイによって行うようにし
てもよい。
【0110】しかし、第1乃至第3実施形態の表示装置
のように各ウォーニングシンボル3a〜3d,3f〜3
pの背後の各専用照明光源の点灯による透過照明によっ
て行うようにすれば、マトリクス表示器やカラー液晶デ
ィスプレイのような高価な表示手段を用いず安価に各ウ
ォーニングシンボル3a〜3d,3f〜3pを選択的に
発光表示させることができるので、有利である。
【0111】そして、エンジン冷却水温異常のウォーニ
ングシンボル3bにおける「LO」や「HI」の文字
は、「低」や「高」といった文字に変更してもよい。
【0112】さらに、第1実施形態や第3実施形態で
は、表示画面の左右方向中央に発生部位表示部1,1A
を配置したが、発生部位表示部1,1Aの配置は表示画
面の左右方向中央に限らず任意であり、また、第1実施
形態では発生部位表示部1の左側に警報機器表示部3を
配置し、第3実施形態では発生部位表示部1Aの左右両
側に警報機器表示部3B,3Cを配置したが、発生部位
表示部1,1Aの近傍であれば、警報機器表示部3,3
B,3Cの配置は第1実施形態や第3実施形態で示した
箇所に限らず任意である。
【0113】同様に、第1実施形態では表示画面の発生
部位表示部1の右側に取扱表示部5を配置し、第3実施
形態では発生部位表示部1Aの上方に取扱表示部5Aを
配置したが、発生部位表示部1,1Aや警報機器表示部
3,3B,3Cの表示と、「CALL」の文字5aや
「GO」の文字5b、或は、電話のシンボル5dや「修
理」の文字5eと、メカニックのウォーニングシンボル
5cとの組み合わせによる表示との関連性を認識できる
ように、これら発生部位表示部1,1Aや警報機器表示
部3,3B,3Cの少なくとも一方の近傍であれば、取
扱表示部5,5Aの配置は第1実施形態や第3実施形態
で示した箇所に限らず任意である。
【0114】また、第1実施形態では発生部位表示部1
の部位指示マーク1bを表示させる外形図1aが車両の
平面図である場合を例に取って説明し、第2実施形態で
は各ウォーニングシンボル3a〜3d,3f〜3mを表
示させる外形図1cが側面図である場合を例に取って説
明し、第3実施形態では発生部位表示部1Aの部位指示
マーク1e〜1nを表示させる外形図1dが左前方から
斜めに見た図である場合を例に取って説明したが、外形
図1a,1c,1dは車両の平面図や側面図、左前方か
ら斜めに見た図に限らず、正面図や背面図、或は、左前
方以外の箇所から斜めに見た図であってもよい。
【0115】さらに、第1乃至第3の各実施形態では、
車両のボンネット部分に存在するバッテリ、ラジエー
タ、エンジン、並びに、ヘッドライトのハイビーム点灯
や、足回り(車輪)絡みのパーキングブレーキ、ブレー
キフルード、及び、ABS、それから、座席等に関連す
るエアバック・プリテンショナー、シートベルト、ドア
といったものについて、警報状態が発生した場合の表示
形態を例に取って説明したが、本発明は、例えば、エン
ジン排気温異常、タイヤ空気圧異常、ブレーキオイル圧
異常といった、上述した部分以外に存在する車両の各部
に警報状態が発生した場合にも適用可能であることは言
うまでもない。
【0116】そして、車両の各部に警報状態が発生した
際に広く本発明を適用する場合、マトリクス表示器やカ
ラー液晶ディスプレイのようなウォーニングシンボルが
複数パターン表示可能な表示手段を発生部位表示部1,
1Aとして用い、警報状態が発生した車両の部位に応じ
て、平面図、正面図、背面図、側面図、並びに、斜視図
等のうち、最も的確にその部位を部位指示マーク1b,
1e〜1nにより指示できる図を外形図1a,1dとし
て選択するようにしてもよい。
【0117】また、第1乃至第3の各実施形態では、表
示装置により一角が占有される文字板が、表面を黒色に
着色されているものである場合を例に取って説明した
が、本発明は、例えば、白色や青色等、表面色が黒色以
外の文字板に配置される表示装置においても、同様に適
用可能であることは言うまでもない。
【0118】さらに、第1乃至第3の各実施形態では、
表示装置が車両の運転席のダッシュボードに組み込まれ
たコンビネーションメータの一角を占有するように配置
されている場合を例に取って説明したが、本発明は、コ
ンビネーションメータとは独立して表示装置が車両に配
置される場合にも適用可能であることは勿論のことであ
る。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の車両用警報表示装置によれば、車両において発
生した警報状態を表示する車両用警報表示装置であっ
て、前記警報状態の発生した部位を前記車両の外形図上
において指示する発生部位指示図が表示される発生部位
表示部と、前記発生部位表示部の近傍に配置され、前記
発生部位指示図において指示された前記警報状態の発生
した部位に存在する複数の警報状態発生候補機器のう
ち、前記警報状態の発生した警報状態発生候補機器が選
択的に表示される警報機器表示部とを備える構成とし
た。
【0120】このため、警報機器表示部に選択的に表示
される警報状態の発生した警報状態発生候補機器がいか
なるもので車両のどの辺りに存在するものであるかを、
具体的に認識していなくても、発生部位表示部に表示さ
れる発生部位指示図において車両の外形図上で指示され
ている部位により、車両のどの辺りで警報状態が発生し
たのかを確実に把握して適切な対策を必要に応じて行え
るようにすることができる。
【0121】また、請求項2に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、請求項1に記載した本発明の車
両用警報表示装置において、前記外形図に、前記車両の
複数の座席を示す座席図が含まれており、前記複数の警
報状態発生候補機器に、前記各座席に対応して警報状態
が個別に発生し得る座席関連候補機器が含まれており、
前記警報状態の発生した前記座席関連候補機器が前記警
報機器表示部に選択的に表示された際、前記外形図の前
記座席図上において、前記警報機器表示部に選択的に表
示された前記座席関連候補機器に警報状態の発生した前
記座席が、前記警報状態の発生した部位として指示され
る構成とした。
【0122】このため、請求項1に記載した本発明の車
両用警報表示装置において、実際に警報状態が発生した
警報状態発生候補機器が、車両の各座席に対応して警報
状態が個別に発生し得る座席関連候補機器である場合
に、発生部位指示図の外形図に含まれて発生部位表示部
に表示される座席図上において、警報状態の発生した部
位として指示されている座席を確認することで、警報状
態が発生した座席関連候補機器がどの座席に対応するも
のであるかを容易に認識させることができる。
【0123】さらに、請求項3に記載した本発明の車両
用警報表示装置によれば、請求項1又は2に記載した本
発明の車両用警報表示装置において、前記複数の警報状
態発生候補機器が、前記車両の乗員による補修の不可能
な補修不可機器を含んでおり、前記発生部位表示部及び
前記警報機器表示部のうち少なくとも一方の近傍に配置
され、前記警報状態の発生した警報状態発生候補機器が
前記補修不可機器である場合に、該補修不可機器に関す
る取り扱いを指示する取扱指示図を表示する取扱表示部
をさらに備える構成とした。
【0124】このため、請求項1又は2に記載した本発
明の車両用警報表示装置において、発生部位表示部及び
警報機器表示部のうち少なくとも一方の近傍に配置され
た取扱表示部に表示される取扱指示図により、実際に警
報状態が発生した警報状態発生候補機器が車両の乗員に
よる補修の不可能な補修不可機器であることを確実に認
識させて、車両の乗員によって無理な補修作業が行われ
二次的な故障等が発生するのを抑制することができる。
【0125】また、請求項4に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、車両が有する複数の警報状態発
生候補機器のうち警報状態の発生した警報状態発生候補
機器を、選択的に表示する車両用警報表示装置であっ
て、前記車両の外形図が表示される外形図表示部を有し
ており、前記外形図上の、前記車両のうち前記警報状態
の発生した警報状態発生候補機器が存在する車両箇所に
相当する外形図箇所に、前記警報状態の発生した警報状
態発生候補機器が表示される構成とした。
【0126】このため、外形図表示部の外形図上に選択
的に表示される警報状態の発生した警報状態発生候補機
器がいかなるもので車両のどの辺りに存在するものであ
るかを、具体的に認識していなくても、発生部位表示部
に表示される発生部位指示図の外形図上において、警報
状態の発生した警報状態発生候補機器がどの辺りに表示
されているかにより、車両のどの辺りで警報状態が発生
したのかを確実に把握して適切な対策を必要に応じて行
えるようにすることができる。
【0127】さらに、請求項5に記載した本発明の車両
用警報表示装置によれば、請求項4に記載した本発明の
車両用警報表示装置において、前記複数の警報状態発生
候補機器が、前記車両の乗員による補修の不可能な補修
不可機器を含んでおり、前記外形図表示部の近傍に配置
され、前記警報状態の発生した警報状態発生候補機器が
前記補修不可機器である場合に、該補修不可機器に関す
る取り扱いを指示する取扱指示図を表示する取扱表示部
をさらに備える構成とした。
【0128】このため、請求項4に記載した本発明の車
両用警報表示装置において、外形図表示部の近傍に配置
された取扱表示部に表示される取扱指示図により、実際
に警報状態が発生した警報状態発生候補機器が車両の乗
員による補修の不可能な補修不可機器であることを確実
に認識させて、車両の乗員によって無理な補修作業が行
われ二次的な故障等が発生するのを抑制することができ
る。
【0129】また、請求項6に記載した本発明の車両用
警報表示装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に
記載した本発明の車両用警報表示装置において、前記警
報状態の発生した警報状態発生候補機器の選択的な表示
が、該警報状態発生候補機器を示す文字、記号、図形等
のキャラクタのうち前記警報状態の発生した警報状態発
生候補機器を示すキャラクタのみの、背後からの透過照
明による点灯表示によって行われる構成とした。
【0130】このため、請求項1、2、3、4又は5に
記載した本発明の車両用警報表示装置において、警報状
態の発生した警報状態発生候補機器の選択的な表示を、
警報状態発生候補機器を示すキャラクタの表示が複数パ
ターン可能な単一の例えばマトリクス表示手段のような
高価な表示手段を用いずに、従来の警報状態発生候補機
器のキャラクタ表示に用いる表示手段によって安価に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による車両用警報表示装
置の表示画面の概略構成を示す説明図である。
【図2】イグニッションスイッチのオン直後における図
1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図3】車両走行中のバッテリ充電電圧の低下時におけ
る図1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図4】車両走行中のエンジン冷却水温の異常低下時に
おける図1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図5】車両走行中のエンジン冷却水温の異常上昇時に
おける図1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図6】車両走行中のエンジン潤滑オイル圧低下時にお
ける図1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図7】車両走行中のエンジン電子制御異常発生時にお
ける図1の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態による車両用警報表示装
置の表示画面の概略構成を示す説明図である。
【図9】イグニッションスイッチのオン直後における通
常時の図8の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図10】イグニッションスイッチのオン直後における
パーキングブレーキ使用時の図8の表示画面の表示状態
を示す説明図である。
【図11】イグニッションスイッチのオン直後における
後部座席シートベルト非着用時の図8の表示画面の表示
状態を示す説明図である。
【図12】車両走行中のヘッドランプハイビーム点灯時
における図8の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図13】車両走行中のブレーキフルード量不足時にお
ける図8の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図14】車両走行中のABS異常発生時における図8
の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図15】車両走行中のエアバック・プリテンショナー
異常発生時における図8の表示画面の表示状態を示す説
明図である。
【図16】本発明の第3実施形態による車両用警報表示
装置の表示画面の概略構成を示す説明図である。
【図17】イグニッションスイッチのオン直後における
通常時の図16の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図18】イグニッションスイッチのオン直後における
パーキングブレーキ使用時の図16の表示画面の表示状
態を示す説明図である。
【図19】イグニッションスイッチのオン直後における
シートベルト非着用時の図16の表示画面の表示状態を
示す説明図である。
【図20】イグニッションスイッチのオン直後における
ドア開時の図16の表示画面の表示状態を示す説明図で
ある。
【図21】車両走行中のバッテリ充電電圧の低下時にお
ける図16の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図22】車両走行中のエンジン冷却水温の異常低下時
における図16の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図23】車両走行中のエンジン冷却水温の異常上昇時
における図16の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図24】車両走行中のエンジン潤滑オイル圧低下時に
おける図16の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図25】車両走行中のエンジン電子制御異常発生時に
おける図16の表示画面の表示状態を示す説明図であ
る。
【図26】車両走行中のブレーキフルード量不足時にお
ける図16の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図27】車両走行中のABS異常発生時における図1
6の表示画面の表示状態を示す説明図である。
【図28】車両走行中のエアバック・プリテンショナー
異常発生時における図16の表示画面の表示状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1,1A 発生部位表示部 1a,1c 外形図 1d 外形図(座席図) 1b,1e〜1n 部位指示マーク(発生部位指示図) 3,3B,3C 警報機器表示部 3A 警報表示部(外形図表示部) 3a〜3d,3f〜3p ウォーニングシンボル(警報
状態発生候補機器) 5,5A 取扱表示部 5a,5b,5e 文字(取扱指示図) 5c ウォーニングシンボル(取扱指示図) 5d シンボル(取扱指示図)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 直寿 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 山本 壮祐 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 3D044 BA20 BA21 BA26 BB01 BD02 5C087 AA02 AA03 AA05 AA09 AA10 AA16 AA23 AA25 DD08 DD14 EE05 FF01 FF02 FF13 GG20 GG66

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両において発生した警報状態を表示す
    る車両用警報表示装置であって、 前記警報状態の発生した部位を前記車両の外形図上にお
    いて指示する発生部位指示図が表示される発生部位表示
    部と、 前記発生部位表示部の近傍に配置され、前記発生部位指
    示図において指示された前記警報状態の発生した部位に
    存在する複数の警報状態発生候補機器のうち、前記警報
    状態の発生した警報状態発生候補機器が選択的に表示さ
    れる警報機器表示部と、 を備えることを特徴とする車両用警報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記外形図には、前記車両の複数の座席
    を示す座席図が含まれており、前記複数の警報状態発生
    候補機器には、前記各座席に対応して警報状態が個別に
    発生し得る座席関連候補機器が含まれており、前記警報
    状態の発生した前記座席関連候補機器が前記警報機器表
    示部に選択的に表示された際、前記外形図の前記座席図
    上において、前記警報機器表示部に選択的に表示された
    前記座席関連候補機器に警報状態の発生した前記座席
    が、前記警報状態の発生した部位として指示される請求
    項1記載の車両用警報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の警報状態発生候補機器は、前
    記車両の乗員による補修の不可能な補修不可機器を含ん
    でおり、前記発生部位表示部及び前記警報機器表示部の
    うち少なくとも一方の近傍に配置され、前記警報状態の
    発生した警報状態発生候補機器が前記補修不可機器であ
    る場合に、該補修不可機器に関する取り扱いを指示する
    取扱指示図を表示する取扱表示部をさらに備える請求項
    1又は2記載の車両用警報表示装置。
  4. 【請求項4】 車両が有する複数の警報状態発生候補機
    器のうち警報状態の発生した警報状態発生候補機器を、
    選択的に表示する車両用警報表示装置であって、 前記車両の外形図が表示される外形図表示部を有してお
    り、 前記外形図上の、前記車両のうち前記警報状態の発生し
    た警報状態発生候補機器が存在する車両箇所に相当する
    外形図箇所に、前記警報状態の発生した警報状態発生候
    補機器が表示される、 ことを特徴とする車両用警報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の警報状態発生候補機器は、前
    記車両の乗員による補修の不可能な補修不可機器を含ん
    でおり、前記外形図表示部の近傍に配置され、前記警報
    状態の発生した警報状態発生候補機器が前記補修不可機
    器である場合に、該補修不可機器に関する取り扱いを指
    示する取扱指示図を表示する取扱表示部をさらに備える
    請求項4記載の車両用警報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記警報状態の発生した警報状態発生候
    補機器の選択的な表示は、該警報状態発生候補機器を示
    す文字、記号、図形等のキャラクタのうち前記警報状態
    の発生した警報状態発生候補機器を示すキャラクタのみ
    の、背後からの透過照明による点灯表示によって行われ
    る請求項1、2、3、4又は5記載の車両用警報表示装
    置。
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