JP2018034614A - 自動車状態報知装置及び自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】自己診断に基づく自動車の状態を、車外の運転者等が気付きやすい態様で報知する自動車状態報知装置を提供する。【解決手段】自動車状態報知装置20は、自動車10の運転者の自動車10からの降車を検出するための降車検出部810と、自動車10が備える車外灯を制御する照明制御部820とを備え、降車検出部810が運転者の降車を検出した時、照明制御部820は、自動車10が備える自動車10の状態を検知するための自動車状態検知部830が自動車10の第1状態を検知している場合、車外灯を第1照明状態で動作させる。【選択図】図5

Description

本発明は、自動車状態報知装置、及びこの自動車状態報知装置を備える自動車に関する。
自動車には、新しい機能が次々に追加され、その利便性が向上されている。そして、自動車が備える各機能が正しく動作しているか否かは、光等を用いて運転者に通知される(例えば特許文献1参照)。
特開2007−191013号公報
上記に例示した従来技術においては、各機能の動作状態は、車内において、計器パネルの表示灯等を用いて運転席に居る運転者に通知される。しかしながら各表示灯は小さく、その数は多いために見落とされることがある。その結果、例えば運転者は自動車の異常に気付かないまま運転を継続することがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、自動車が所定の状態にある旨の報知を、運転者が見落としにくいように行う自動車状態報知装置、及びこの自動車状態報知装置を備える自動車を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の一態様に係る自動車状態報知装置は、自動車の運転者の前記自動車からの降車を検出するための降車検出部と、この自動車が備える車外灯を制御する照明制御部とを備え、降車検出部が運転者の降車を検出した時、照明制御部は、自動車が備える、自動車の所定の状態を検知するための自動車状態検知部が、上記の所定の状態の1つである第1状態を検知している場合、車外灯を第1照明状態で動作させる。
本発明の一態様に係る自動車状態報知装置は、自動車が特定の状態にある旨の報知を、運転者等が見落としにくい態様で行う。
図1は、実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車の正面図である。 図2は、夜間に走行中の上記自動車の照明状態の例を示す、当該自動車の正面図である。 図3は、車外灯が消灯している上記自動車の正面図である。 図4Aは、状態報知をしている上記自動車の車外灯の照明状態の一例を示す当該自動車の正面図である。 図4Bは、状態報知をしている上記自動車の車外灯の照明状態の他の一例を示す当該自動車の正面図である。 図4Cは、状態報知をしている上記自動車の車外灯の照明状態のさらに他の一例を示す当該自動車の正面図である。 上記自動車の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施の形態における自動車状態報知装置が、上記自動車の所定の状態に応じて特定の照明状態で車外灯を点灯させる動作例のフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ及びステップの順序等は、一例であって本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素は任意の構成要素として説明される。
また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[1.動作]
本実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車の、報知のための動作について例を挙げて説明する。
まず、実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車、及びこの自動車の状態の報知に用いられる灯火器について図示の例を用いて説明する。図1は、実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車の正面図である。
図1において、自動車10は、前照灯100、サイドマーカー200、及び操作部400を備える。
なお、前照灯100は、図1に示される自動車10には正面視で左右2個の1対が備えられているが、本図では見やすさのために、この2個の前照灯100のうち、図の左側の前照灯100の参照符号は省略されている。同様に、サイドマーカー200は、自動車10には正面視で左右2個の1対が備えられているが、図示では見やすさのために、この2個のサイドマーカー200のうち、図の右側のサイドマーカー200の参照符号は省略されている。
また、自動車状態報知装置は、自動車10が備える、所定のプログラムを実行する、後述のECU(Electric Control Unit)を含む構成で実現され、自動車10の外観には現れない。したがって、自動車状態報知装置は図1以下の自動車10の正面図では図示されない。
前照灯100及びサイドマーカー200は、車外を照明するか、又は車外に居る人に視認されることを目的として自動車10に備えられる灯火器(以下、車外灯ともいう)の一部である。
前照灯100は、主前照灯110及びその下方に離れて設けられる副前照灯130とを備える。また、主前照灯110は、ヘッドランプ120と、ヘッドランプ120の周囲に設けられたDRL(Daytime Running Lamp、昼間走行灯)140とを備える。
ヘッドランプ120は、夜間及びトンネル走行時等に点灯され、自動車10の前方を照らす。ヘッドランプ120の光源には、例えば白熱電球、LED(Light−Emitting Diode)ランプ、ハロゲン電球、又はディスチャージランプが用いられる。
DRL140は、自動車10の被視認性の向上等を目的として昼間の走行時に点灯される灯火器であり、また、夜間にも前方の照明のためにヘッドランプ120に加えて点灯されてもよい。DRL140は、例えば光源であるLEDランプを複数個並べて実現される。または、さらに導光板を用いて、複数の光源の点灯時の粒状感が抑えられた帯状の出光領域を備えてもよい。なお、本実施の形態におけるDRL140は、左右の各々が2つの部分に分かれている。具体的には、自動車10の正面視で環状の出光領域を有する各DRL140は、上に凸な部分を含む帯状の出光領域を有する部分(以下、上側DRL140Aという)と、下に凸な部分を含む帯状の出光領域を有する部分(以下、下側DRL140Bという)とに分かれている。
副前照灯130は、例えば自動車10の右左折又は進路変更の方向を周囲の人に示すために点滅させて用いられる方向指示器である。方向指示器である副前照灯130の光源としては、例えば白熱電球が用いられる。
サイドマーカー200は、自動車10の左右側面に備えられる灯火器であり、周囲の人に自動車10の存在を示すために点灯させて、また、右左折又は進路変更の方向を示すために点滅させて用いられる。サイドマーカー200の光源としては、例えば白熱電球が用いられる。
なお、図1から図4Cの図面において上記の各車外灯出光領域に施されている網掛けは、各車外灯が消灯状態にあることを示す。図1を例に説明すると、DRL140は点灯状態にあり、ヘッドランプ120、副前照灯130、及びサイドマーカー200は消灯状態にある。比較のために、夜間に走行中の自動車10の車外灯の点灯状態の例を図2に示す。図2においては、車外灯のうち、ヘッドランプ120、DRL140、及びサイドマーカー200が点灯状態である。また、図3は、ヘッドランプ120、DRL140、副前照灯130、及びサイドマーカー200が消灯状態である自動車10を示す。
また、各灯火器の数量、用途、配置、及び形状は、本明細書中で特に言及しない場合は図示のものに限定されず、自動車10が走行する地域を管轄する関係法規に従う限り変更が可能な設計事項である。例えば、副前照灯130はフォグランプをさらに含んでもよいし、または副前照灯130はフォグランプのみであって、方向指示器は主前照灯110と一体的に組み合わせられてもよい。あるいは、ヘッドランプ120とポジションランプとが一体的に組み合わせられてもよいし、方向指示器がポジションランプを兼ねる場合もある。また、以下では各灯火器の光の色及び明るさについての言及があるが、この色及び明るさも、自動車10が走行する地域を管轄する関係法規に従う限り変更可能なものであるとして説明する。
また、自動車10はその後部に車外灯である尾灯をさらに備えるが、本実施の形態は自動車の状態の報知に前照灯100を用いる例を中心に説明するため、尾灯の図示及び詳細な説明は省略する。
操作部400は、ハンドル、各種ペダル及びスイッチ(図示なし)、並びに計器パネル(図示なし)を備える。
この計器パネルには、速度計、積算走行距離計、及び各種の表示灯が備えられる。これらの表示灯は、自動車10の状態を運転席に居る運転者に報知するために用いられる。例えば自動車10に異常(またはその前兆)があるとき、異常の種類に応じた特定の表示灯が点灯される。この異常の有無の検知は、自動車10が備えるECUが、車載の各種センサの検知又は計測の結果に基づいてする。本実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車10は、車外灯を自動車10の状態に応じた特定の照明状態にすることで、自動車10の状態を車外に居る運転者に報知する。
次に、自動車10の所定の状態を報知するための車外灯の照明状態について、図示の例を用いて説明する。
図4A及び図4Bは、状態報知をしている自動車10の車外灯の照明状態の一例をそれぞれ示す。
図4Aは、自動車10が、所定の状態の一例である、異常がない状態(以下、第1状態ともいう)にある場合の車外灯の照明状態(以下、第1照明状態ともいう)を示す。第1照明状態においては、左右の上側DRL140Aが点灯し、その他の車外灯は消灯している。
これに対して、図4Bは、自動車10が、所定の状態の他の例である、何らかの異常がある状態(以下、第2状態ともいう)にある場合、つまり自動車10の車載のセンサのいずれかが異常を検出した場合の、車外灯の照明状態(以下、第2照明状態ともいう)を示す。第2照明状態においては、左右の下側DRL140Bが点灯し、その他の車外灯は消灯している。
このように、本実施の形態における自動車状態報知装置を備える自動車10では、自動車10が所定の状態にある場合に、車外灯を特定の照明状態で動作させる。また、所定の状態に、上記の第1状態及び第2状態のように複数の種類がある場合は、上記の第1照明状態及び第2照明状態のように、各種類に応じて異なる照明状態で車外灯を動作させる。これにより、自動車10がどのような状態にあるかを車外に居て自動車10を見る運転者に報知することができる。
このように車外灯を用いて自動車10の状態を報知するのには、次のような効果がある。
すなわち、自動運転化がより進んだ将来の自動車においては、運転者がする計器パネルの確認及びハンドルやペダルの操作等の運転行為の機会及び時間が今日よりも減少する。このとき、従来は運転行為を通じて感知していた自動車の異常に運転者(広義の運転者であって、自動運転で行く目的地又は経路の決定に関わり、運転行為を全くしないユーザも含む)が気づきにくくなることが予想される。このために自動車の不調の発見が遅れることになれば、事故の発生、又は環境負荷の増大につながる。そこで、自動車の状態を運転者に提示するインタフェースとして車外灯をさらに用いることで、運転者が自動車の状態の確認できる機会を増やすことができる。したがって、車外灯を用いてする自動車10の状態の報知は、車内の表示灯等による報知に取って代わるものではなく、加えて実行されるものであってよい。
次に、照明状態のバリエーションについて、より詳細な例を挙げて説明をする。
図4A及び図4Bに示されるように、第1状態が検知されたときに点灯される上側DRL140Aと第2状態が検知されたときに点灯される下側DRL140Bとは、出光領域の正面視での形状が異なる。
より具体的には、左右2つの上側DRL140Aの出光領域(以下、左右の出光領域を合わせて第1出光領域ともいう)の正面視での形状は、左右に並ぶ2つの上に凸な部分を含む帯状である。自動車10に異常がない場合に光を出す第1出光領域のこのような形状は、これを見る運転者に人の笑顔の目の部分を連想させる形状であって、人の好調時の表情に対応付けられる形状の一例である。
一方、左右2つの下側DRL140Bの出光領域(以下、左右の出光領域を合わせて第2出光領域ともいう)の正面視での形状は、左右に並ぶ2つの下に凸な部分を含む帯状である。自動車10に異常がある場合に光を出す第2出光領域のこのような形状は、これを見る運転者に人の伏せた目を連想させる形状であって、人の不調時の表情に対応付けられる形状の一例である。
このように、自動車10の異常の有無に合わせて、人の不調時又は好調時の表情を連想させるような形状の出光領域から光を出す自動車10を運転者に見せることで、自動車10の状態を直感的に認識させることができる。
また、自動運転化が進んだ自動車では、基本的に人が運転をする自動車に対しては運転行為を通じて湧いていた愛着が運転者に起こりにくいことも予想される。本実施の形態における自動車10は、その状態を示す情報を、人の顔の表情を連想させるような態様で提示することで、運転者に自動車10に対する愛着の醸成を促すことができる。これにより、自動車10の状態の確認の積極的な実行、及び不調発見時の早期の対応を運転者に促すことができる。その結果、自動車10の基本性能の維持が図られ、ひいては事故の防止及び環境負荷の増大の抑制につながる。
なお、人の顔の表情を連想させる出光領域の形状は上記の形状に限定されない。例えば、人の好調時の表情を連想させる出光領域の形状としては、大きく開いた状態の左右の目を連想させるような円形、横長の多角形、長円形、若しくは杏仁形又はこれらのいずれかを主要な部分として含む形状であってもよい。図示の例では、車外灯の第1照明状態を左右のヘッドランプ120を点灯させる状態とすることで円形状が実現できる。また、人の不調時の表情を連想させる出光領域の形状は、人が目を閉じている様子を連想させるような左右に並ぶ2つの略水平、又は自動車10の正面視で左右方向の内側から外側に向かって下がる帯状であってもよい。
人の顔の表情を連想させるこれらのような形状は、各車種の自動車において前照灯を構成する各灯火器の形状及び配置に応じて適宜決定される。または、ヘッドランプ120又はDRL140に配置される複数個のLEDの一部のみを点灯させることでこれらの形状の出光領域を得てもよい。
また、人の各表情に対応付けられる車外灯の照明状態の差異は、出光領域の形状の差異に限定されない。
例えば、第1照明状態と第2照明状態とでは、正面視での出光領域の面積が異なってもよい。例えば、図示のように、上記の第1照明状態で光を出す第1出光領域は、正面視での面積が第2出光領域より大きくてもよい。より大きな範囲が光る様子を見せることで、人が好調時に見せる明るい表情を運転者に連想させることができる。
また、第1照明状態と第2照明状態とでは、出光領域の明るさが異なってもよい。図4Cは、自動車10に何らかの異常がある場合の車外灯の点灯状態、つまり第2照明状態の別の一例を示す。
図4Cにおいては、左右の下側DRL140Bに、上側DRL140Aより疎な網掛けが施されている。これは、図4Cにおいて左右の下側DRL140Bは点灯しているが、図4Aでの上側DRL140Aよりも弱い光を出している状態を示す。DRL140は、全体から略一様な明るさの光を出すことができ、例えば走行時の照明としての使用時にはそのように光を出す。一方、自動車10に異常があることを運転者に報知するための点灯時には、異常がない状態が検知されたときよりも弱い光を出すことにより、人が不調な時の生彩を欠いた表情を運転者に連想させることができる。
また、第1照明状態と第2照明状態とでは、車外灯を異なる経時的なパターンで変化させても良い。例えば、自動車10に異常がない状態を報知する場合と、異常がある状態を報知する場合とで、いずれにおいて車外灯を点滅又は明滅させる。ただし、自動車10に異常がある状態を報知する場合に、自動車10に異常がない状態を報知する場合よりも長い周期で車外灯を点滅又は明滅させる。これにより、自動車10に異常がない状態を報知する場合には、人の好調時の快活な表情を連想させ、異常がある状態を報知する場合には、人の不調時の重苦しい表情を連想させることができる。なお、この明滅の語は、明るくなったり暗くなったりはするが、完全には消えない照明灯の動作の意味で用いている。
また、第1照明状態と第2照明状態とでは、車外灯を異なる色で点灯させても良い。例えば、自動車10に異常がない状態を報知する場合には、人の開いた目を連想させる左右のヘッドランプ120を点灯して白色の光を出させ、自動車10に異常がある状態を報知する場合には、左右の下側DRL140Bを点灯して青白色の光を出させてもよい。これにより、自動車10に異常がある場合に、目の下の涙を運転者に連想させることができる。
なお、第1照明状態と第2照明状態との間の上記の各特性での差異は、単独で用いられてもよいし、組み合わせて用いられてもよい。また、人の表情を連想させるような効果は、出光領域の形状に拠るところが大きいが、前照灯を構成する各灯火器の形状及び配置によっては実現することができない。人の表情を連想させるような照明状態を実現できない前照灯を有する自動車では、自動車の所定の状態を示す特定の照明状態、または、複数の状態を人が区別して認識できるように示す複数の照明状態で車外灯が動作すればよい。例えば上記のような照明状態の差を付けることができる車外灯であるか否かに拘わらず、第1照明状態と第2照明状態とでは、持続時間が異なっていてもよい。例えば運転者がより確実に状態確認をできるよう、異常がある場合の照明状態を、異常がない場合の照明状態より長く持続させてもよい。または、バッテリーに異常がある場合に、バッテリーへの負荷を抑えるために、バッテリーに異常がない場合よりも持続時間を短くしてもよい。
また、自動車10の異常の有無の状態と、各照明状態の組み合わせは、上記の例に限定されない。例えば、自動車10に異常がある状態を報知する場合の出光領域の面積が、自動車10に異常がない状態を報知する場合の出光領域の面積よりも大きくてもよい。これは、人の好調時の表情を連想させるよりも、運転者の注意をより強く喚起する効果を得ることを目的として選択される照明状態である。
上記では自動車10に異常がある状態とない状態の2つの状態に応じた2つの照明状態を説明したが、3つ以上の状態に応じた3つ以上の特定の照明状態が1台の自動車10で用いられてもよい。あるいは、異常がある場合に、異常の程度又は種類に応じて照明状態に差異があってもよい。例えば異常の程度に応じて、出光領域の形状若しくは面積、光の色、点滅若しくは明滅の周期、又は所定の照明状態の持続時間が異なってもよい。
また、上記で検知される自動車10の所定の状態は、故障のような異常の有無に関する状態に限定されない。例えば時間又は走行距離に基づく点検や消耗品の交換時期であるか否かに関する状態でも良いし、半ドア又は施錠忘れの有無に関する状態でも良い。
また、上記で状態報知に用いられる車外灯は、上記の具体例で挙げたヘッドランプ120及びDRL140であって、第1出光領域及び第2出光領域は、いずれも主前照灯110に含まれているが、これに限定されない。例えば第1出光領域及び第2出光領域の一方又は両方は、副前照灯130に含まれてもよい。前照灯は、駐車中に遮られることが少なく、運転者の視界に入る機会が比較的多い。したがって、運転者に、他の車外灯よりも確実に状態報知をすることができる。また、一般に自動車では、前照灯を含む前部の外観が人の顔にたとえられる傾向にあり、その部分で変化を見せる前照灯であれば、人の顔の表情のような印象を他の車外灯よりも容易に運転者に与えることができる。
なお、状態報知には、サイドマーカー200又は尾灯が用いられてもよい。また、自動車状態報知装置が車外の運転者が居る方向を認識可能な場合は、その方向に合わせて状態の報知に用いられる車外灯が変更されてもよい。これにより、降車後又は乗車前の運転者の、自動車10から見た方向に拘わらず、車外灯を用いた状態報知をすることができる。あるいは、運転者に自動車10からの降車後の移動方向又は自動車10に乗車する際の接近方向の自由度を制限しない。状態報知に用いられる車外灯によっては、人の表情を連想させるような照明状態は困難な場合があるが、例えばいずれの車外灯であっても自動車10の状態に応じた点滅の間隔又は点灯の持続時間を共通としてもよい。これにより、運転者は、自動車10を見る方向に拘わらず、同じ感覚で自動車10の状態を把握することができる。
なお、自動車10のようにDRLを備える自動車であれば、DRLを用いることでで、昼間の屋外等の明るい場所でも運転者が見やすいように状態の報知をすることができる。
ここまでに説明した、車外灯を用いる自動車10の状態の報知は、自動車10の車外に居る運転者に対して行われる。つまり、自動車状態報知装置による状態の報知は、運転者が自動車10の車外であって、自動車10の車外灯が視認可能な場所に居るときの実行が適時である。
自動車10の状態の適時な報知は、例えば自動車状態報知装置が運転者の自動車10からの降車を検出した時に実行される。この場合、自動車状態報知装置は、例えば運転席への着座の有無、シートベルト着用の有無、操作部400に対する操作、ドアへの操作若しくはドアの状態、又は原動機の稼働状態を示す情報を、自動車10が備える各種のセンサ又はスイッチから取得して運転者の降車の検出をする。適時な状態報知の他の例としては、自動車10の電子キー又はリモートコントローラ(いずれも図示なし)の位置を検出し、その位置が、自動車10の前照灯100の照明状態をその電子キー等を所持する運転者が視認できる範囲(例えば自動車10の前方10メートル程度まで)にある時、又は入った時の実行が挙げられる。または、自動車状態報知装置は、運転者が車外で操作するリモートコントローラから、状態の報知を指示する信号を受信した時に状態報知を実行してもよい。
また、上述したように、自動車状態報知装置は、認識した電子キー等の位置から把握される車外の運転者の位置に合わせて状態の報知に用いる車外灯を変更してもよい。
また、報知の停止は、例えば、開始から所定(数秒〜1分程度)時間の経過後に自動的に実行される。または、自動車状態報知装置は、検出している電子キー等の位置が、その電子キー等を所持する運転者が自動車10の車外灯の照明状態を視認できる範囲から出た時に報知を停止してもよい。または、自動車状態報知装置は、運転者が車外で操作するリモートコントローラから報知の停止を指示する信号を受信した時に報知を停止してもよい。または、運転者の降車を検出するための上記のセンサ又はスイッチから取得された情報を用いて運転者の乗車を検出した時に報知を停止してもよい。
以下では、上記のような自動車10の状態の報知を実現する自動車状態報知装置の構成について例を用いて説明する。
[2.構成]
図5は、本実施の形態における自動車状態報知装置20を備える自動車10の構成例を示すブロック図である。なお、本願の出願時点で一般的な自動車が備える構成要素であっても、本実施の形態の説明上、不要なもの又は重要性の低いものは図示しておらず、以下では説明は省略するか、又は簡略に説明する。
図5に示されるように、自動車10は、前照灯100、サイドマーカー200、尾灯300、操作部400、原動機500、メモリ600、センサ部700、及びECU800を備える。
前照灯100、サイドマーカー200、及び尾灯300は、上述の動作で説明した車外灯である。
前照灯100は、ヘッドランプ120、DRL140、方向指示器112、ポジションランプ114、及びフォグランプ116の灯火器を含む。
これらの灯火器のうち、ヘッドランプ120及びDRL140は、図1〜図4Cに示されるところの主前照灯110(図5に図示なし)を構成する。また、方向指示器112、ポジションランプ114、及びフォグランプ116は、図1〜図4Cに示されるところの、副前照灯130(図5に図示なし)内に配置されてもよいし、主前照灯110と一体的に組み合わせられてもよい。
サイドマーカー200については、上述の動作の説明を参照されたい。
尾灯300は、テールランプ310及びハイマウントストップランプ320の灯火器を含む。テールランプ310には、さらに方向指示器及びストップランプ(いずれも図示なし)が含まれる。尾灯300に含まれるこれらの灯火器の光源には、例えば白熱電球又はLEDが用いられる。
操作部400は、ハンドル410、原動機スイッチ420、及びペダル430を含む。
ハンドル410は、自動車10の操舵のために運転者によって操作され、自動車10を運転中の運転者は基本的に接触している。
原動機スイッチ420は、後述の原動機500のオンオフを切り替えるためのスイッチである。または自動車10が備える音響機器(図示なし)等の電装品のみを動かすためのスイッチを兼ねてもよい。
ペダル430には、通常少なくともアクセルペダルとブレーキペダルとの2つがあり、自動車10の加速及び制動のために運転者によって操作され、自動車10を運転中の運転者はいずれかに接触していることが多い。
なお、図5に示される構成は、自動車10が自動運転車ではなく、操舵、加速、及び制動を基本的に人が行う場合を想定した例である。自動車10がこれらを行う自動運転車である場合は、操作部400の一部又はすべては、上記とは異なるか、自動車10に含まれない。
原動機500は、自動車10を駆動するための例えば内燃機関若しくは電気モーター、又はその両方である。運転者が自動車10から降車して離れる場合、通常は切られる。
メモリ600は、後述するECU800が読み出して実行するプログラムを記憶したり、センサ部700による計測結果のデータが書き込まれたりする記憶装置であり、フラッシュメモリ等の書換え可能な半導体メモリ、又はさらにROM(Read−Only Memory)を用いて実現される。なお、ECU800の一部として含まれている記憶装置も、自動車10の機能的な構成の理解の便宜上、概念的にはメモリ600に含まれる。
センサ部700は、自動車10の性能維持、安全確保、又は利便性の向上を目的として備えられる、自動車10の状態を計測又は検知する各種のセンサで構成される。
着座センサ710、ドアセンサ720、及び原動機稼働状態センサ730は、その検知結果が、ECU800において運転者の降車の検出に利用されるセンサの例である。
着座センサ710は、運転者が運転席に居るか否かを検知するためのセンサであり、例えば運転席の座面にかかる圧力を図る感圧センサを用いて実現される。
ドアセンサ720は、自動車10のドア(図示なし)の開閉操作又は開閉状態を検出するためのセンサである。または、さらにドアの施錠又は解錠の操作を検出してもよい。
原動機稼働状態センサ730は、原動機500が稼働しているか否かを検知するためのセンサである。
なお、運転者の降車の検出に利用可能なセンサはこれらのセンサに限定されない。例えばハンドル410又はペダルへの運転者の操作又は接触、シートベルトの着用、電子キーの位置、若しくは運転席及びその周辺の画像解析による人の存在、シフトレバーの位置、パーキングブレーキの使用状態等を検出する各種のセンサ、又はこれらの組み合わせが運転者の降車の検出に利用されてよい。
燃料残量センサ750、エンジンオイルセンサ760、及びタイヤ空気圧センサ770は、その検知結果又は計測結果が、ECU800において、異常の有無等の自動車10の所定の状態の検知に利用されるセンサの例である。
燃料残量センサ750は、自動車10の燃料の残量を計測するためのセンサである。なお、原動機500に電気モーターが含まれる場合には、燃料残量センサ750に相当するものとして電力残量センサが自動車10に備えられる。
エンジンオイルセンサ760は、エンジンオイルの量を計測するためのセンサである。なお、原動機500に内燃機関が含まれない場合、自動車10はエンジンオイルセンサ760を備えない。
タイヤ空気圧センサ770は、自動車10のタイヤの空気圧を計測するためのセンサである。
ECU800は、マイクロコントローラを含み、プログラムを実行してセンサ部700を含む自動車10が備える各センサから検知結果を収集して解析し、また、この解析に基づいて自動車10の各部を制御して、運転者による自動車10の運転を支援する。または、運転者に代わって自動車10の運転を実行してもよい。
本実施の形態における自動車10が備えるECU800は、プログラムを実行して実現される機能的な構成要素である降車検出部810、照明制御部820、及び自動車状態検知部830を含む。
降車検出部810は、着座センサ710、ドアセンサ720、及び原動機稼働状態センサ730の検知結果に基づいて、運転者の自動車10からの降車を検出する。例えば、原動機500の停止、運転席のドアの開動作、運転席の着座圧の消失、及び、運転席のドアの閉動作が順に検知された場合に、降車検出部810は運転者の降車を検出してもよい。なお、図5に示される着座センサ710、ドアセンサ720、及び原動機稼働状態センサ730のすべての検知結果が運転者の降車の検出に用いられなくてもよい。
なお、降車検出部810を含む図5に示される構成は、自動車10の状態の適時な報知を実行する自動車状態報知装置20の構成の一例であり、各種の変形が可能であり、上述のとおり、運転者の降車の検出に利用可能な検知結果を提供するセンサはこれらのセンサに限定されない。例えば、自動車10が電子キーの位置を検知するセンサを備える場合、降車検出部810は、原動機500の停止の検知及び電子キーの車外への移動の検知結果に基づいて運転者の降車を検出してもよい。または、自動車10がキーと一体のリモートコントローラからの信号を受信するセンサを備える場合、より単純に、このセンサの、リモートコントローラからの自動車10の施錠の信号の受信(検知)に基づいて運転者の降車を検出してもよい。
このような降車検出部810は、運転者が自動車10から降車した時に自動車10の状態の報知を実行するための構成要素である。
また、自動車状態報知装置20には、電子キー又はリモートコントローラの位置に基づいて自動車10の状態の報知の実行をする構成要素が含まれてもよい。これにより、例えば電子キーを所持する運転者が、乗車のために自動車10から一定の距離まで近づいたときに自動車10の状態の報知の実行をすることができる。
また、自動車状態報知装置20には、リモートコントローラからの信号の受信に応じて自動車10の状態の報知の実行をする構成要素が含まれてもよい。これにより、例えば運転者は車外でリモートコントローラを操作することで、自動車10の状態の報知を受けることができる。また、この状態報知は自身がした操作に対する応答であるため、運転者は自動車10とコミュニケーションをしている感覚を得て自動車10への愛着が高まりやすい。なお、情報報知のみを指示する信号ではなく、例えばドアの解錠を指示する信号に対して、ドアの解錠とあわせて情報報知がなされてもよい。
照明制御部820は、運転者の操作に応じて、又は車外の明るさを検知するセンサ(図示なし)からの検知結果に基づいて、自動車10が備える車外灯の動作を制御する。また、本実施の形態における自動車状態報知装置20を備える自動車10においては、照明制御部820は、後述の自動車状態検知部830によって検知された自動車の所定の状態に応じて、自動車10の車外灯を特定の照明状態で動作させる。
自動車状態検知部830は、燃料残量センサ750、エンジンオイルセンサ760、及びタイヤ空気圧センサ770の計測結果に基づいて、自動車10の所定の状態を検知する。この検知結果は、例えば計器パネルの表示灯等による運転者への情報提示にも用いられてもよい。例えば燃料残量センサ750から取得した燃料の残量が所定の量を下回ったこと示す場合に、自動車状態検知部830は、計器パネル内の燃料警告灯を点灯させて運転席にいる運転者に燃料が残り少ないことを報知してもよい。また、本実施の形態における自動車状態報知装置20を備える自動車10においては、自動車状態検知部830は、自動車状態報知装置20に自動車10の異常の有無等の所定の状態の検知を通知する。上述の動作の説明で挙げた第1状態及び第2状態は、それぞれ自動車状態検知部830が検知するこの所定の状態である。
自動車状態報知装置20は、上記の例によれば、プログラムを実行して降車検出部810及び照明制御部820を実現しているECU800として提供される。以下では、この構成による自動車状態報知装置20が自動車10に搭載されている場合に上述の状態報知の動作を実現するための手順の例を説明する。
図6は、自動車状態報知装置20が自動車10の所定の状態に応じて特定の照明状態で車外灯を点灯させることで運転者にその所定の状態を報知する動作例のフロー図である。この例では、自動車状態報知装置20は、運転者が自動車10から降車したときに、自動車の異常の有無に応じた照明状態で車外灯を点灯させる。
自動車状態報知装置20において、まずは降車検出部810が、運転者の自動車10からの降車の有無を判定する(ステップS61)。この判定には、上述のように着座センサ710、ドアセンサ720、及び原動機稼働状態センサ730等の検知結果が利用される。
降車がなかったと判定された場合(ステップS61でNO)、各種のセンサからの検知結果の次回の受信時にステップS61での降車の有無の判定が繰り返される。
降車があったと判定された場合(ステップS61でYES)、つまり、運転者の自動車10からの降車が検出された場合、照明制御部820が、自動車10の異常の有無を示す情報を自動車状態検知部830から取得する(ステップS62)。
この情報が自動車10に異常がないことを示す場合(ステップS63でYES)、照明制御部820は、自動車10が好調であることを示す照明状態で車外灯を動作させる(ステップS64)。この照明状態とは、例えば上述の動作の説明で挙げた第1照明状態である。そして図4Aに示される、人の好調時の表情を運転者に連想させるような照明状態はこの第1照明状態の一例である。
この情報が自動車10に異常があることを示す場合(ステップS63でNO)、照明制御部820は、自動車10が不調であることを示す照明状態で車外灯を動作させる(ステップS65)。この照明状態とは、例えば上述の動作の説明で挙げた第2照明状態である。そして図4B又は図4Cに示される、人の不調時の表情を運転者に連想させるような各照明状態は、第2照明状態の一例である。
このステップS64及びS65のそれぞれが実行されることによって、自動車10の車外であって自動車10の車外灯が視認可能な場所に居る運転者は、自動車10の異常の有無についての報知を受ける。図4Bのような人の不調時の表情を思わせる照明状態で車外灯を動作させる自動車10を見た運転者は、この報知をきっかけに、意識して次回の運転時に表示パネルの表示灯を確認したり、修理業者に相談したりする。これにより、自動車10の基本性能の維持が図られ、ひいては事故の防止及び環境負荷の増大の抑制につながる。
照明制御部820は、所定の時間の経過後に各照明状態での動作を停止する。これにより車外灯は消灯する(ステップS66)。
[3.効果等]
上述したように、本実施の形態における自動車状態報知装置20は、自動車10の運転者の自動車10からの降車を検出するための降車検出部810と、自動車10が備える車外灯(前照灯100、サイドマーカー200、及び尾灯300の少なくとも一部)を制御する照明制御部820とを備える。降車検出部810が運転者の降車を検出した時、照明制御部820は、自動車10が備える、自動車10の所定の状態を検知するための自動車状態検知部830が、当該所定の状態の1つである第1状態を検知している場合、車外灯を第1照明状態で動作させる。
これにより、降車した運転者に特定の照明状態で動作する車外灯を見せることで、自動車10の所定の状態、例えば自動車10に異常があること、又は無いことに関する状態を報知することができる。
また、自動車状態報知装置20において、降車検出部810が運転者の降車を検出した時、照明制御部820は、自動車状態検知部830が、上記の所定の状態の1つであって第1状態とは異なる第2状態を検知している場合、車外灯を第1照明状態とは異なる第2照明状態で動作させてもよい。
これにより、運転者には、自動車10の状態に合わせて異なる照明状態で動作する車外灯が提示される。つまり、複数の照明状態を用いることで、運転者に自動車10の複数種類の所定の状態のうちのどの状態にあるかを報知することができる。
例えば、照明制御部820は、第1照明状態では車外灯に第1の明るさで点灯させ、第2照明状態では車外灯に第1の明るさとは異なる第2の明るさで点灯させてもよい。
これにより、自動車10が複数種類の所定の状態のうちのどの状態にあるかを、明るさの差異で示すことができる。
また例えば、照明制御部820は、第1照明状態では車外灯を第1の色で点灯させ、第2照明状態では車外灯を第1の色とは異なる第2の色で点灯させてもよい。
これにより、自動車10が複数種類の所定の状態のうちのどの状態にあるかを、色の差異で示すことができる。
また例えば、照明制御部820は、第1照明状態では車外灯に第1のパターンで明るさを経時的に変化させ、第2照明状態では車外灯に第1のパターンと異なる第2のパターンで明るさを経時的に変化させてもよい。
これにより、自動車10が複数種類の所定の状態のうちのどの状態にあるかを、例えば明るさ又は色の変化を含む光の変化のパターンの差異で示すことができる。
また例えば、照明制御部820は、第1照明状態を車外灯に第1の所定時間持続させ、第2照明状態を、車外灯に第1の所定時間と異なる第2の所定時間持続させてもよい。例えば自動車10に異常がある場合の照明状態を、異常がない場合の照明状態をよりも長く持続させることで、状態報知がより確実に運転者に視認されるようにしてもよい。あるいは逆に、バッテリー異常がある場合の照明状態をごく短時間で終わらせることで、バッテリーへの負荷を抑えてもよい。
また例えば、照明制御部820は、第1照明状態では車外灯の第1出光領域から光を出させ、第2照明状態では車外灯の第2出光領域から光を出させ、第1出光領域と第2出光領域とは、正面視での形状及び面積の少なくとも一方が異なってもよい。
これにより、自動車10が複数種類の所定の状態のうちのどの状態にあるかを、車外灯の光る領域の運転者から見た形状や大きさで示すことができる。なお、第1出光領域と第2出光領域とは、運転者がその形状又は面積の差異を視認することができればよく、重複していてもよい。
また例えば、第1出光領域及び第2出光領域は、車外灯である前照灯に含まれてもよい。
前照灯は、駐車中に遮られることが少なく、運転者の視界に入る機会が比較的多い。したがって、運転者に、他の車外灯よりも確実に状態報知をすることができる。
またこのとき、自動車10の第1状態は、自動車10に所定の異常がない状態であり、第1出光領域の正面視での形状は、人の好調時の表情に対応付けられる形状であってもよい。例えば人の好調時の表情に対応付けられる形状は、左右に並ぶ2つの上に凸な部分を含む帯状であってもよい。また、自動車10の第2状態は、自動車10に所定の異常がある状態であり、第2出光領域の正面視での形状は、人の不調時の表情に対応付けられる形状であってもよい。例えば人の不調時の表情に対応付けられる形状は、左右に並ぶ2つの略水平若しくは自動車の左右方向の内側から外側に向かって下がる帯状、又は左右に並ぶ2つの下に凸な部分を含む帯状であってもよい。
人の顔にたとえられやすい自動車の前部の外観をこのようなに変化させることで、人の顔の表情のような印象を他の車外灯よりも容易に運転者に与えることができる。そして、表情を連想させることで自動車10の異常の有無を直感的に認識させることで、運転者に自動車10に対する愛着の醸成を促すことができる。また、自動車10の状態の確認の積極的な実行、及び不調発見時の早期の対応を運転者に促すことができる。その結果、自動車10の基本性能の維持が図られ、ひいては事故の防止及び環境負荷の増大の抑制につながる。
また例えば、上記の車外灯はDRLであってもよい。
DRLは昼間の被視認性が高いため、自動車10の周辺が明るい場所であっても、他の車外灯よりも高い確実度で運転者に状態報知をすることができる。
また例えば、降車検出部810は、自動車10の原動機の稼働状態、自動車10の運転席のドア開閉操作、及び当該運転席の着座の有無の少なくとも1つに基づいて、運転者の自動車10からの降車を検出してもよい。
このような自動車10又は運転者の状態に基づいて運転者の降車を検知することを状態報知の条件にすることで、運転者がより確実に自動車10の車外であって自動車10の車外灯が視認可能な場所に居るときに、自動車10の状態を報知を実行することができる。また、運転者が自動車10の状態の積極的な確認を忘れている場合にも、状態の報知が実行されることで、運転者にその確認を促すことができる。
[4.その他]
以上、本実施の形態における自動車状態報知装置20について説明したが、本発明は、本実施の形態に限定されるものではない。
例えば本発明は、上記の自動車状態報知装置20と、その照明制御部820によって制御される車外灯と、自動車10の所定の状態を検知し、その検知の結果を降車検出部に提供する自動車状態検知部830とを備える自動車10として実現されてもよい。
また、本実施の形態における自動車10は、四輪の自動車として説明されているが、自動車状態報知装置20は自動二輪車、その他灯火器を備える各種の車両、特にバッテリーを備える各種の自動車であってもよい。
また、自動車10の状態が報知される対象は、上記では説明の便宜上運転者としたが、運転者に限定されない。同乗者又は整備業者等の、車外において自動車10の状態を知る利益がある人であれば、誰であってもよい。
また、自動車10の異常の有無を示す、人の表情に対応付けられる出光領域の形状は上記の例に限定されない。例えば上記では左右の一組の車外灯が左右対称である照明状態が例示されているが、左右非対称の照明状態が用いられてもよい。例えば、左右の一方のヘッドライト全体と、左右の他方の略水平な帯状の出光面とから光が出る、ウインクをしている表情を連想させるような照明状態が用いられてもよい。連想される表情がより豊かでsあれば、運転者の愛着をより強く醸成し、この愛着による上記のような効果はより強化される。
10 自動車
20 自動車状態報知装置
100 前照灯
110 主前照灯
120 ヘッドランプ
130 副前照灯
140 DRL
140A 上側DRL
140B 下側DRL
200 サイドマーカー
300 尾灯
400 操作部
500 原動機
600 メモリ
700 センサ部
800 ECU
810 降車検出部
820 照明制御部

Claims (15)

  1. 自動車の運転者の前記自動車からの降車を検出するための降車検出部と、
    前記自動車が備える車外灯を制御する照明制御部とを備え、
    前記降車検出部が前記運転者の降車を検出した時、前記照明制御部は、
    前記自動車が備える、前記自動車の所定の状態を検知するための自動車状態検知部が、前記所定の状態の1つである第1状態を検知している場合、前記車外灯を第1照明状態で動作させる
    自動車状態報知装置。
  2. 前記降車検出部が前記運転者の降車を検出した時、前記照明制御部は、
    前記自動車状態検知部が、前記所定の状態の1つであって前記第1状態とは異なる第2状態を検知している場合、前記車外灯を前記第1照明状態とは異なる第2照明状態で動作させる
    請求項1に記載の自動車状態報知装置。
  3. 前記照明制御部は、前記第1照明状態では前記車外灯に第1の明るさで点灯させ、前記第2照明状態では前記車外灯に前記第1の明るさとは異なる第2の明るさで点灯させる
    請求項2に記載の自動車状態報知装置。
  4. 前記照明制御部は、前記第1照明状態では前記車外灯を第1の色で点灯させ、前記第2照明状態では前記車外灯を前記第1の色とは異なる第2の色で点灯させる
    請求項2又は3に記載の自動車状態報知装置。
  5. 前記照明制御部は、前記第1照明状態では前記車外灯に第1のパターンで明るさを経時的に変化させ、前記第2照明状態では前記車外灯に前記第1のパターンと異なる第2のパターンで明るさを経時的に変化させる
    請求項2から4のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  6. 前記照明制御部は、前記第1照明状態を前記車外灯に第1の所定時間持続させ、前記第2照明状態を、前記車外灯に前記第1の所定時間と異なる第2の所定時間持続させる
    請求項2から5のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  7. 前記照明制御部は、前記第1照明状態では前記車外灯の第1出光領域から光を出させ、前記第2照明状態では前記車外灯の第2出光領域から光を出させ、
    前記第1出光領域と前記第2出光領域とは、正面視での形状及び面積の少なくとも一方が異なる
    請求項2から6のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  8. 前記第1出光領域及び前記第2出光領域は、前記車外灯である前照灯に含まれる
    請求項7に記載の自動車状態報知装置。
  9. 前記第1状態は、前記自動車に所定の異常がない状態であり、
    前記第1出光領域の正面視での形状は、人の好調時の表情に対応付けられる形状である
    請求項8に記載の自動車状態報知装置。
  10. 前記人の好調時の表情に対応付けられる形状は、左右に並ぶ2つの上に凸な部分を含む帯状である
    請求項9に記載の自動車状態報知装置。
  11. 前記第2状態は、前記自動車に所定の異常がある状態であり、
    前記第2出光領域の正面視での形状は、人の不調時の表情に対応付けられる形状である
    請求項8から10のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  12. 前記人の不調時の表情に対応付けられる形状は、左右に並ぶ2つの略水平若しくは前記自動車の左右方向の内側から外側に向かって下がる帯状、又は左右に並ぶ2つの下に凸な部分を含む帯状である
    請求項11に記載の自動車状態報知装置。
  13. 前記車外灯はDRL(Daytime Running Lamp)である
    請求項1から12のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  14. 前記降車検出部は、前記自動車の原動機の稼働状態、前記自動車の運転席のドア開閉操作、及び前記運転席の着座の有無の少なくとも1つに基づいて、前記運転者の前記自動車からの降車を検出する
    請求項1から13のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の自動車状態報知装置と、
    前記照明制御部によって制御される車外灯と、
    前記所定の状態を検知する自動車状態検知部とを備える
    自動車。
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