JP2016068897A - 制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】降車後のユーザの視界を確保するために、車両の照明によってより高精度に適切な方向を照射するように制御する制御システムを提供する。
【解決手段】車両4の乗員(ユーザ)が携帯するスマートフォン2のGPS部21によって、降車後のユーザの位置を検出し、車両4の位置もナビECU41によって検出する。それらの位置情報を用いて、車両4から見たユーザの方向(距離、角度)を算出して、アクチュエータ45によりその方向にヘッドライト43の光軸方向を向けて点灯する。その際、車両4からユーザまでの距離が長ければヘッドライト43をハイビームにし、近い場合はロービームにする。
【選択図】図1
【解決手段】車両4の乗員(ユーザ)が携帯するスマートフォン2のGPS部21によって、降車後のユーザの位置を検出し、車両4の位置もナビECU41によって検出する。それらの位置情報を用いて、車両4から見たユーザの方向(距離、角度)を算出して、アクチュエータ45によりその方向にヘッドライト43の光軸方向を向けて点灯する。その際、車両4からユーザまでの距離が長ければヘッドライト43をハイビームにし、近い場合はロービームにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、制御システムに関する。
例えば夜間に乗員が車両から降りた後に、目的地までの視界を確保するために車両の照明を点灯する技術が提案されている。例えば下記特許文献1には、スマートエントリシステムにおける携帯型電子キーと車載装置との間の双方向通信によるIDコードの照合結果をもとに、ユーザの位置を特定して、ヘッドライトの光軸方向をユーザに向けて点灯するシステムが開示されている。
上記特許文献1のシステムでは、スマートエントリシステムにおいて車両の右側でキーが検知されたか、左側で検知されたかの情報、あるいはバンパに設置された複数のセンサ(例えば超音波センサ)のうちのどれでユーザが検知されたかの情報で、ユーザの位置を推定している。したがってユーザの位置そのものを検知しているわけではなくその大まかな位置を推定している。またユーザの位置が車両からある程度遠く離れるとユーザの位置が特定できなくなる可能性もある。したがって降車後のユーザを車両の照明で照射するシステムにおいて上記の点が改良された、より高性能なシステムの開発が望まれる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記に鑑み、降車後のユーザの視界を確保するために、車両の照明によってより高精度に適切な方向を照射するように制御する制御システムを提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係る制御システムは、自身の位置を検出する機能と無線通信を行う機能とを備えた携帯機の位置情報を、車両に備えられた無線通信部により受信する受信手段と、車両に備えられて、その車両の位置と姿勢とを検出する検出手段と、前記受信手段により受信された前記携帯機の位置情報と、前記検出手段により検出された車両の位置と姿勢との情報とから、前記車両を基準とした前記携帯機への距離と方向角度とに相当する数値を算出する算出手段と、その算出手段により算出された前記携帯機への距離と方向角度とに相当する数値が所定範囲内に存在する場合に、車両の照明の光軸方向の角度を前記携帯機への方向角度に一致させて前記車両の照明を照射するように制御する照射制御手段と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、従来のようにユーザの大まかな位置を推定するのではなく、携帯機までの距離と方向角度とを具体的に取得することで、降車後のユーザの視界確保のために適切な方向を高精度に照射することができる。
また前記受信手段は前記携帯機の位置に関わらず前記携帯機の位置情報を受信するとしてもよい。この発明によれば、従来のようにユーザが車両からある程度遠く離れるとユーザ位置が検出できなくなることが回避されて、ユーザが車両から遠く離れていてもユーザ位置が検出できて、降車後のユーザの視界確保のために適切な方向を高精度に照射することができる。
また前記照射制御手段は、前記携帯機の距離に応じて照明の光軸の上下方向を調節する調節手段を備えたとしてもよい。この発明によれば、例えばユーザが車両から遠い場合には光軸を上向きにして光を遠くまで届かせ、車両に近い場合は光軸を下向きにして周囲への配慮を優先するといった制御が可能となる。
また前記携帯機に備えられた自身の位置を検出する機能は、GPS衛星から発信されたGPS信号を用いて自身の位置を検出するとしてもよい。この発明によれば、いわゆるGPS機能を利用して、従来のようにユーザの大まかな位置を推定するのではなく、携帯機までの距離と方向角度とを高精度に取得して、降車後のユーザの視界確保のために適切な方向を高精度に照射することができる。
また前記検出手段は、GPS衛星から発信されたGPS信号を用いて前記車両の位置を検出するとしてもよい。この発明によれば、いわゆるGPS機能を利用して、従来のようにユーザの大まかな位置を推定するのではなく、車両から携帯機までの距離と方向角度とを高精度に取得して、降車後のユーザの視界確保のために適切な方向を高精度に照射することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。まず図1は、本発明の車両の制御システム1(システム)の実施例1における装置構成の概略図である。システム1は、スマートフォン2、サーバ3、車両4に渡って構成される。本実施例では車両4の乗員(ユーザ)がスマートフォン2を携帯していることが想定されている。したがって以下の記載ではユーザの位置や方向などはスマートフォン2の位置や方向などを指す。
スマートフォン2は本発明に関係する構成として、制御部20、GPS部21、無線通信部22、表示部23、入力部24を備える。制御部20は通常のコンピュータと同様の構成、すなわちスマートフォン2における各種情報処理を行うCPUやそのCPUの作業領域としての揮発性の記憶部(RAM)や必要なデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部などを備える。
GPS部21は公知のGPS機能を有し、GPS衛星から発信されるGPS信号を受信して自身の位置(緯度、経度)を算出する。無線通信部22は所定の無線通信規格により、公衆回線網に接続された基地局と無線通信を行う。これによりスマートフォン2は公衆回線網に接続された任意の通信装置、例えばサーバ3と通信可能となる。表示部23は例えば液晶ディスプレイからなり、各種の情報を表示する。入力部24は例えばテンキーや方向キーを備えて、ユーザからの各種入力を受け付ける。
サーバ3は通常のコンピュータと同様の構成を有し、CPU30、メモリ31、通信部32を備える。CPU30はサーバ3における各種情報処理を行う。メモリ31はCPU30の作業領域としての揮発性の記憶部(RAM)や必要なデータやプログラムを記憶する不揮発性の記憶部などを備える。特に不揮発性の記憶部には本発明に係るデータベース33を記憶する。通信部32はサーバ3と公衆回線網との間を通信接続する。
車両4は本発明に関係する構成として無線通信部40、ナビECU41、ボデーECU42、ヘッドライト43、AFSECU44、アクチュエータ45を備える。無線通信部40は所定の無線通信規格により、公衆回線網に接続された基地局と無線通信を行う。これにより車両4は公衆回線網に接続された任意の通信装置、例えばサーバ3と通信可能となる。ナビECU41はGPS部410を備えて、公知のGPS機能により、GPS衛星から発信されるGPS信号を受信して、車両4の位置(緯度、経度)および姿勢(どの方角に車両4の正面方向が向いているか)を算出する。
ボデーECU42、AFSECU44、アクチュエータ45は車両4のヘッドライト43に関係する構成である。ボデーECU42はヘッドライト43の点灯および消灯や光軸方向調節を制御する。ヘッドライト43(前照灯)は公知の構造により例えば車両前端の左右2か所に配置されて、車両4の主に前方や側方に光を照射する。ヘッドライト43は、光軸方向が上向きのハイビーム用フィラメント(あるいはハイビーム用ランプ)と光軸方向が下向きのロービーム用フィラメント(あるいはロービーム用ランプ)を備えて、それらの切替がボデーECU42からの指示により可能となっている。
AFSECU44はいわゆる配光可変型前照灯システム(AFS)に基づいてアクチュエータを制御する電子制御ユニットである。アクチュエータ45はヘッドライト43の光軸の水平方向を変化させるための部位である。アクチュエータ45は、ヘッドライトの光軸方向をAFSECU44から指示された方向に一致させるように、ヘッドライト43を回転駆動する。これらの構成が車内通信によって接続されて相互に情報の受け渡しが可能となっている。
なお無線通信部22および無線通信部40における無線通信規格に関しては何らの限定もなされない。例えば従来より携帯電話で用いられている規格(CDMA、GSM(登録商標)など)や、いわゆる無線WAN(ワイドエリアネットワーク)で用いられる規格(IEEE802.16等、例えばWiMAX(登録商標))などを任意に用いればよい。
以上の構成のもとでシステム1は、車両4から降車後の乗員(ユーザ)やその目的地への経路をヘッドライト43で照射する制御を実行する。図2から図4はその処理手順の例を示す。図2、図3はユーザの位置情報を車両4へ送信するための処理である。その際、上記のとおりユーザがスマートフォン2を携帯していることが想定されている。
図2において図示左側はスマートフォン2の制御部20が実行する処理であり、図示右側はサーバ3のCPU30が実行する処理である。これらの処理手順は予めプログラム化しておいて、スマートフォン2、サーバ3それぞれの有する記憶部に記憶しておき、制御部20、CPU30が自動的に呼び出して例えば所定の周期で繰り返し実行すればよい。
図2の処理手順ではまずS10で制御部20はGPS部21によってスマートフォン2の現在位置(緯度、経度)を算出する。算出した現在位置を制御部20はS20で無線通信部22を用いてサーバ3へ向けて送信する。その際、予め各ユーザごとに定めておいた、ユーザを識別するユーザIDとともに送信する。こうして送信されたユーザIDとユーザ現在位置をサーバ3はS100で受信する。
そしてCPU30はS110でメモリ31に記憶されたデータベース33内の当該ユーザIDに割り当てられた場所にユーザ現在位置を記憶する(上書きする)。以上が図2の処理手順である。この処理手順を所定周期で繰り返すことにより、データベース33内にユーザの最新の現在位置が記憶されていく。この処理は例えばユーザが降車しているか否かに関係なく、常時(スマートフォン2が電源オンの期間)実行する形態でもよい。
次に、図3において図示左側は車両4の無線通信部40が実行する処理であり、図示右側はサーバ3のCPU30が実行する処理である。これらの処理手順は予めプログラム化しておいて、車両4、サーバ3それぞれが有する記憶部に記憶しておき、無線通信部40、CPU30が自動的に呼び出して例えば所定の周期で繰り返し実行すればよい。
図3の処理手順ではまずS200で無線通信部40はサーバ3へ向けて当該ユーザの位置情報の返信を要求する信号を送信する。サーバ3はS300で同信号を受信する。そしてCPU30はS310でデータベース33内から当該ユーザの位置情報を取得して、その位置情報を通信部32により車両4へ向けて送信する。送信された位置情報を無線通信部40はS210で受信する。以上が図3の処理手順である。この処理手順を所定周期で繰り返すことにより、車両4はユーザの最新位置を取得することができる。この処理は例えばユーザの車両4からの降車の前後のタイミングで(例えばイグニッションオフとなったら)自動的に実行を開始する形態でもよい。
次に図4は、ユーザの位置に応じて車両4がその方向をヘッドライト43で照射する処理手順を示す。図4において図示左側はナビECU41が実行する処理であり、図示右側はボデーECU42が実行する処理である。これらの処理手順は予めプログラム化しておいて、ナビECU41、ボデーECU42それぞれの有する記憶部に記憶しておき、ナビECU41、ボデーECU42が自動的に呼び出して、例えば所定周期ごとに繰り返し実行すればよい。
図4の処理ではまずS400でナビECU41はユーザの位置情報(緯度、経度)を取得する。この手順では上述のS210で無線通信部40が受信した直近の位置情報を車内通信を通じて取得すればよい。次にS410でナビECU41は車両4を基準としたユーザの相対的位置を算出する。具体的にはナビECU41が算出した車両4の位置情報(緯度、経度)および車両4の姿勢の情報と、S400で取得したユーザの位置情報(緯度、経度)を用いて、例えば車両4からユーザまでの距離と、車両4から見たユーザの方向と車両4の正面方向の間の角度とを算出すればよい。そしてS420でナビECU41はS410で算出したユーザの相対的位置情報を車内通信を通じてボデーECU42へ送信する。
こうして送信された相対的位置情報をボデーECU42はS500で取得する。続いてS510でボデーECU42は、S500で受信したユーザの相対的位置情報に基づいて、ユーザが所定のエリア内にいるか否かを判別する。ここで所定のエリアとは、そのエリア内にユーザが存在する場合にヘッドライト43を点灯するエリアであり、例えば図5や図6で例示される。
所定エリアは図5の例では車両4の前端より前側の領域A1である。所定エリアは図6の例では車両4の前端より前側であり、かつ車両4の前端中央から半径Rの範囲内の領域A2である。Rの値は予め定めておけばよい。あるいはRの値はユーザがスマートフォン2の表示部23の入力を促す表示に従って入力部24を用いて所望の数値を入力するようにしてもよい。Rの値を入力する場合、ユーザの要望により、例えば車両4から十分に離れたら、あるいは目的地に到着したら消灯するように設定できる。ユーザが所定エリア内にいる場合(S510:YES)はS520に進み、所定エリア内にいない場合(S510:NO)はS610へ進む。
S520へ進んだらボデーECU42はヘッドライト43の光軸の水平方向をユーザの方向に設定する。すなわち、アクチュエータ45を駆動することにより、ヘッドライト43の光軸の水平方向の角度をS500で取得した車両4から見たユーザ方向に合わせる。
そしてS530でボデーECU42は、車両4とユーザの間の距離が所定距離以上であるか否かを判別する。ここで所定距離は予め定めておけばよい。あるいは上記Rと同様に所定距離をユーザが設定できるようにしてもよい。車両4とユーザの間の距離が所定距離以上の場合(S530:YES)はS540へ進み、所定距離未満の場合(S530:NO)はS550へ進む。S540へ進んだらボデーECU42はヘッドライト43の光軸方向を上向き(ハイビーム)に設定する。S550へ進んだらボデーECU42はヘッドライト43の光軸方向を下向き(ロービーム)に設定する。
そしてS560でボデーECU42は、ユーザからの消灯指示があったか否かを判別する。ここでユーザからの消灯指示とは、ユーザが何らかの理由で点灯の必要がないと判断ときに出す指示である。この指示はユーザが点灯の必要がないと判断した時点でスマートフォン2の入力部24を用いて入力し、それが図1に示された上述の無線通信により車両4へ直ちに伝達されるとすればよい。ユーザからの消灯指示があった場合(S560:YES)はS570へ進み、消灯指示がない場合(S560:NO)はS610へ進む。
S570へ進んだらボデーECU42は、ユーザからの光軸方向指示があったか否かを判別する。ここで光軸方向指示とは、S520で設定された方向に対する修正(あるいおは微調整)の指示である。この指示は例えばスマートフォン2の入力部24(例えば方向キー)を用いてユーザが入力し、それが図1に示された上述の無線通信によって直ちに車両4へ伝達されるとすればよい。光軸方向指示があった場合(S570:YES)はS580へ進み、光軸方向指示がない場合(S570:NO)はS590へ進む。S580へ進んだらボデーECU42はユーザからの指示に従い、アクチュエータ45を駆動して、ヘッドライト43の光軸方向を修正(微調整)する。
続いてS590でボデーECU42はヘッドライト43を点灯する。なおS590に進んだ時点で既にヘッドライト43が点灯している場合は点灯を継続する。そしてS600でボデーECU42はヘッドライト43の点灯開始から所定時間経過したか否かを判別する。ここで所定時間は予め定めておいてもよく、上述のRなどと同様にユーザが設定してもよい。
点灯開始から所定時間経過している場合(S600:YES)はS610へ進み、まだ所定時間を経過していない場合(S600:NO)は図4の処理を終了する。S610へ進んだらボデーECU42はヘッドライト43を消灯する。S600が肯定判断(YES)でS610へ進む場合、不必要に長い点灯が回避でき、バッテリー電力が節約できる。以上が図4の処理手順である。
以上の処理手順を所定周期ごとに繰り返し実行することにより、ユーザと車両4の位置情報をGPS機能によって精度よい最新の数値に更新していき、その情報に基づいてユーザの方向をヘッドライト43で正確に照射することができる。さらにユーザが車両4から遠い場合は光軸方向を上向きにして光を遠くまで届かせ、ユーザが車両4に近い場合は光軸方向を下向きにして周囲への配慮を優先できる。またユーザからの消灯指示や光軸方向指示にも従うので、ユーザの要望にきめ細かく対応できる。
本発明は上記実施例には限定されない。図7は本発明の実施例2のシステム構成図を示す。この構成では図1の構成からサーバ3が除かれ、スマートフォン2と車両4とが、基地局までの無線通信及び公衆通信網を通じて直接通信する。実施例2では上述の図4の処理は実施例1と同様に行われるが、図2の処理は行われず、図3の処理が図8の処理に置き換えられる。
図8では図3において図示右側の処理がスマートフォン2(の制御部20)によって行われるように変更される。すなわち制御部20は、図8のS300で車両4から送信されたユーザ位置情報の要求信号を無線通信部22で受信したら、S310でGPS部21で算出した位置情報(緯度、経度)を無線通信部22から車両4の無線通信部40へ送信する。このような実施例2では、サーバ3を省略したより簡素な構成によって実施例1の上述の効果を同様に実現できる。なお実施例2では無線通信部22、40が基地局を介さずに直接無線通信を行う形態でもよい。
上記実施例は特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更してよい。例えば上記例ではスマートフォンを用いたが、これはスマートフォンには限定されず、スマートフォン以外の携帯電話機や、携帯可能(ノート型、タブレット型)で無線通信機能を有するパーソナルコンピュータ(ノート型、タブレット型)など、ユーザが携帯可能で無線通信機能を有するあらゆる装置でよい。またシステム内に計時機能を備えて、図2から図4、図8の処理は夜間にのみ実行するようすればよい。
1 制御システム
2 スマートフォン(携帯機)
3 サーバ
4 車両
2 スマートフォン(携帯機)
3 サーバ
4 車両
Claims (5)
- 自身の位置を検出する機能と無線通信を行う機能とを備えた携帯機の位置情報を、車両に備えられた無線通信部により受信する受信手段と、
車両に備えられて、その車両の位置と姿勢とを検出する検出手段と、
前記受信手段により受信された前記携帯機の位置情報と、前記検出手段により検出された車両の位置と姿勢との情報とから、前記車両を基準とした前記携帯機への距離と方向角度とに相当する数値を算出する算出手段と、
その算出手段により算出された前記携帯機への距離と方向角度とに相当する数値が所定範囲内に存在する場合に、車両の照明の光軸の角度を前記携帯機への方向角度に一致させて前記車両の照明を照射するように制御する照射制御手段と、
を備えたことを特徴とする制御システム。 - 前記受信手段は前記携帯機の位置に関わらず前記携帯機の位置情報を受信する請求項1に記載の制御システム。
- 前記照射制御手段は、前記携帯機への距離に応じて照明の光軸の上下方向を調節する調節手段を備えた請求項1又は2に記載の制御システム。
- 前記携帯機に備えられた自身の位置を検出する機能は、GPS衛星から発信されたGPS信号を用いて自身の位置を検出する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御システム。
- 前記検出手段は、GPS衛星から発信されたGPS信号を用いて前記車両の位置を検出する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御システム。
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