JP2019214342A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者がスムーズに作業機から離脱することができるようにする。【解決手段】作業機は、原動機と、照明灯と、照明灯の点灯又は消灯を切り換える切換操作が可能な切換スイッチと、切換スイッチによって点灯を指令されている状態で原動機が停止した場合に、所定時間後に照明灯を消灯する照明制御装置と、照明制御装置が作動していることを報知する報知装置と、を備えている。報知装置は、照明灯と兼用化されていて、照明灯は、照明制御装置が作動していることを報知する場合には、所定時間が経過するまでの消灯猶予期間に点滅をする。【選択図】図2

Description

本発明は、トラクタ等の作業機に関する。
従来、前照灯や作業灯を備えた作業機として特許文献1の作業機が知られている。特許文献1の作業機では、夜間等の暗いときに作業者が作業機から降車する際に足元灯を装備していなくても周囲を照らすことができるように、スタータスイッチをONからOFFに切り換えた後も所定時間が経過するまでは作業灯を点灯状態で維持する。
特開2000−71870号公報
従来の作業機では、スタータスイッチをONからOFFに切り換えた後、所定時間後に作業灯が消灯する自動消灯機能があるため非常に便利である。しかしながら、作業機の中には自動消灯機能を搭載していない作業機も存在し、自動消灯機能の搭載の有無についても確認できない。そのため、作業者は降車する毎に自動消灯機能による作業灯の消灯が行われたか否かを確認しなければならない。また、作業者は、作業機に自動消灯機能の搭載の有無も把握できないため、降車後に作業灯等が消灯しない場合は、作業灯の消し忘れであるか否かも判断がし難い場合があり、この場合には、作業者は、作業機に戻ってスイッチの状態を確認することがあった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、作業者がスムーズに作業機から離脱することができる作業機を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
作業機は、原動機と、照明灯と、前記照明灯の点灯又は消灯を切り換える切換操作が可能な切換スイッチと、前記切換スイッチによって前記点灯を指令されている状態で前記原動機が停止した場合に、所定時間後に前記照明灯を消灯する照明制御装置と、前記照明制御装置が作動していることを報知する報知装置と、を備えている。
前記報知装置は、前記照明灯と兼用化されていて、前記照明灯は、前記照明制御装置が作動していることを報知する場合には、前記所定時間が経過するまでの消灯猶予期間に点滅をする。
作業機は、前記原動機の駆動開始及び駆動停止を行うイグニッションスイッチを備え、前記照明制御装置は、前記イグニッションスイッチによって前記駆動停止が指令された時点から前記所定時間後に前記照明灯を消灯する。
作業機は、前記消灯猶予期間を変更する時間変更スイッチを備えている。
前記照明制御装置は、前記報知装置における報知パターンを変更するパターン変更部を有している。
作業機は、開閉可能なドアを有するキャビンと、前記ドアの開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置と、を備え、前記照明制御装置は、前記原動機が停止し且つ前記開閉検出装置が前記ドアの開放を検出した場合に、所定時間後に前記照明灯を消灯する。
本発明によれば、作業者がスムーズに作業機から離脱することができる。
キャビン及び照明制御装置等を示す図である。 報知装置を照明灯と兼用化した場合の動作を示す図である。 照明制御装置における制御のフローをまとめた図である。 開閉検出装置を用いた場合の照明制御装置における制御のフローをまとめた図である。 消灯制御の対象となっていない作業灯を報知装置にした場合の動作を示す図である。 報知パターンを示す図である。 トラクタの全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械である。農業機械の1つであるトラクタ1を例に挙げ説明する。
図7に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両(機体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪及び後輪を有する装置である。走行装置7は、クローラ型の装置であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等であって、この実施形態ではディーゼルエンジンで構成されている。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。
また、機体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、機体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図7では、作業装置2として耕耘装置を取り付けた例を示している。
また、トラクタ1は、機体3に設けられた運転席10と、操縦装置11を備えている。運転席10及び操縦装置11は、機体3に設けられたキャビン12内に配置されている。操縦装置11は、例えば、ステアリング等で構成されていて、操縦装置11を操縦することによってトラクタ1の進行方向を変更可能である。
図1は、キャビン12及び照明制御装置140を示す図である。なお、図1において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示し、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。
図1に示すように、キャビン12は、ルーフ50と、複数の前支柱51と、複数の中間支柱52と、複数の後支柱53と、連結フレーム54と、フロントパネル55と、リヤパネル56と、ドアパネル57とを有している。図1に示すように、ルーフ50は、キャビン12の天井を構成する部材であって、複数の前支柱51、複数の中間支柱52、複数の後支柱53及び連結フレーム54により支持されている。
複数の前支柱51は、第1前支柱511と第2前支柱512とを含んでいる。第1前支柱511及び第2前支柱512は、上方に向かって延びている。第1前支柱511と第2前支柱512とは、機体3の幅方向に離間して配置されていて、第1前支柱511は、左前端に位置し、第2前支柱512は、右前端に位置している。
複数の中間支柱52は、複数の前支柱51と、複数の後支柱53との間に配置されていて、第1中間支柱521、第2中間支柱522とを含んでいる。第1中間支柱521及び第2中間支柱522は、上方に向かって延びている。第1中間支柱521及び第2中間支柱522は、機体3の幅方向に離間して配置されていて、第1中間支柱521は、左中間部に位置し、第2中間支柱522は、右中間部に位置している。
複数の後支柱53は、複数の中間支柱52の後方に位置していて、第1後支柱531と、第2後支柱532とを含んでいる。第1後支柱531及び第2後支柱532は、上方に向かって延びている。第1後支柱531及び第2後支柱532は、機体3の幅方向に離間して配置されていて、第1後支柱531は、左後部に位置し、第2後支柱532は、右後部に位置している。
連結フレーム54は、前支柱51、中間支柱52及び後支柱53を連結するフレームであり、上部連結フレーム54aと、下部連結フレーム54bとを有している。上部連結フレーム54aは、第1前支柱511、第2前支柱512、第1中間支柱521、第2中間
支柱522、第1後支柱531、第2後支柱532のそれぞれの上端部を連結している。下部連結フレーム54bは、第1前支柱511、第2前支柱512、第1中間支柱521、第2中間支柱522、第1後支柱531、第2後支柱532のそれぞれの下端部を連結している。
フロントパネル55は、複数の前支柱51(第1前支柱511、第2前支柱512)と、連結フレーム54及びルーフ50とに固定されている。リヤパネル56は、複数の後支柱53(第1後支柱531、第2後支柱532)と、連結フレーム54及びルーフ50とに囲まれている。
さて、第1前支柱511と、第1中間支柱521、連結フレーム54(上部連結フレーム54a、下部連結フレーム54b)に囲まれた部分によって、作業者が乗降する乗降口63が形成されている。ドアパネル57は、乗降口63を開閉可能に塞ぐ部材である。ドアパネル57は、乗降口63の後側(中間支柱52の前側)に取り付けられたヒンジ58により支持されている。ヒンジ58は、ドアパネル57を開閉可能に支持する。
キャビン12の側方の下側、即ち、乗降口63に対応する部分には、乗降ステップ41が設けられている。乗降ステップ41は、前支持部41aと、後支持部41bと、ステップ部41cとを有している。前支持部41aは、機体3、即ち、キャビン12の下部に取付けられている。後支持部41bは、前支持部41aの後方に配置され且つ機体3(キャビン12)に取付けられている。ステップ部41cは、前支持部41aと後支持部41bとに固定されている。したがって、作業者は、例えば、ステップ部41cに足を乗せてキャビン12内に入ることにより圃場側からキャビン12内へ乗車することができ、ステップ部41cに足を乗せてキャビン12内から外部に出ることにより圃場側へ降車することができる。
トラクタ1は、照明灯15が設けられている。照明灯15は、乗降時等に用いるランプであって、少なくとも点灯又は消灯する乗降灯(足元灯)である。照明灯15は、キャビン12の下部であって乗降ステップ41の近傍に取付けられている。詳しくは、照明灯15は、側面視で乗降ステップ41の前支持部41aと後支持部41bとの間に配置されていて、ランプ等の光源の向きは、ステップ部41cに向けられている。照明灯15は、一例であり、上述した実施形態に限定されない。
また、トラクタ1は、照明灯15の点灯又は消灯を切り換える切換操作が可能な切換スイッチ122を備えている。切換スイッチ122は、押圧の操作によってON/OFFに切り換えることができるハードウェアスイッチである。切換スイッチ122は、ONである場合には、照明灯15の点灯を指令し、OFFである場合、照明灯15の消灯を指令する。
図1に示すように、照明制御装置140には、切換スイッチ122及び照明灯15が接続されている。照明制御装置140は、切換スイッチ122における点灯の指令(点灯信号)を取得した場合には、照明灯15を点灯させ、切換スイッチ122における消灯の指令(消灯信号)を取得した場合には、照明灯15を消灯させる。
また、照明制御装置140は、切換スイッチ122によって点灯を指令されている状態(点灯信号を取得した状態)において、原動機4の駆動が停止した場合には、所定時間後に照明灯15を消灯する消灯制御を実行する。詳しくは、照明制御装置140には、イグニッションスイッチ45が接続されている。イグニッションスイッチ45は、ON/OFFに切り換え可能なスイッチである。イグニッションスイッチ45は、ONである場合には、原動機4の駆動の開始(駆動開始)を、当該原動機4又は原動機4を制御する制御装置に指令し、OFFである場合には、原動機4の駆動の停止(駆動停止)を、当該原動機4又は原動機4を制御する制御装置に指令する。したがって、照明制御装置140は、切換スイッチ122がONの状態で且つイグニッション45がOFFになった場合に消灯制御を実行する。照明制御装置140は、消灯制御を実行することによって、原動機4の駆動停止から所定時間が経過した場合に照明灯15を消灯することができる。
さて、トラクタ1では、照明制御装置140の消灯制御、即ち、照明制御装置140の作動(消灯制御の作動)によって、切換スイッチ122がONであっても所定時間後に照
明灯15を消灯することができる。トラクタ1は、照明制御装置140が作動していることを作業者等に報知する報知装置を備えている。報知装置は、トラクタ1に装着された光を発生させるランプ(光源)、音を発生させるスピーカ(音源)である。この実施形態では、報知装置は、照明灯15と兼用化されていて、照明灯15は、照明制御装置140が作動していることを報知する場合には、予め定められた所定時間が経過するまでの消灯猶予期間T1に点滅をする。消灯猶予期間T1は、原動機4が駆動停止してから消灯するまでの期間のことであり、所定時間、即ち消灯猶予期間の長さは、照明制御装置140に格納されている。
図2は、報知装置を照明灯15と兼用化した場合の動作を示す図である。図2に示すように、時点P1で切換スイッチ122がONになると照明灯15が点灯する。また、時点P2において、イグニッションスイッチ(IG)45がOFFになり、原動機4の駆動が停止すると、照明制御装置140は消灯制御を開始する。照明制御装置140は、消灯制御において消灯猶予期間T1である場合には、照明灯15の点灯を維持する。また、照明制御装置140は、消灯猶予期間T1において、照明灯15を点滅させる。即ち、照明制御装置140は、消灯猶予期間T1に照明灯15が点滅している点滅期間T2を設定する。照明制御装置140は、点滅期間T2において照明灯15を点滅させることによって、照明制御装置140における消灯制御が行われていることを作業者に報知することができる。照明制御装置140は、消灯猶予期間T1が経過した時点P3になると、照明灯15を消灯する。
図3は、照明制御装置140における制御のフローをまとめた図である。図3を用いて、照明灯15の点灯、消灯、点滅等について詳しく説明する。
図3に示すように、照明制御装置140は、イグニッションスイッチ(IG)45がONであるか否かを判断する(S1)。照明制御装置140は、イグニッションスイッチ45がONである場合(S1、Yes)、切換スイッチ122がONであるか否かを判断する(S2)。照明制御装置140は、切換スイッチ122がONである場合(S2、Yes)、照明灯15を点灯する(S3)。照明制御装置140は、切換スイッチ122がONでない場合(S2、No)、照明灯15を消灯する(S4)。
照明制御装置140は、イグニッションスイッチ45がONでない場合(S1、No)、
切換スイッチ122がONであるか否かを判断する(S5)。照明制御装置140は、切換スイッチ122がONである場合(S5、Yes)、消灯猶予期間T1に対応する消灯猶予時間を設定し(S6)、カウントダウン或いはカウントアップを開始する(S7)。照明制御装置140は、カウントダウン或いはカウントアップによって、切換スイッチ122をOFFしてからの経過時間が消灯猶予時間に達しているか否かを判断する(S8)。照明制御装置140は、消灯猶予時間に達している場合(現在の時間が消灯猶予期間T1を過ぎている場合、S8、Yes)は、照明灯15を消灯する(S4)。照明制御装置140は、消灯猶予時間に達していない場合(S8、No)は、定期的に照明灯15を点滅させることで照明制御装置140が作動していることを報知する(S9)。また、所定時間、照明灯15を点滅させた後は、照明灯15の点灯を行う(S10)。
なお、上述した実施形態では、所定時間(消灯猶予期間T1の長さ)は、照明制御装置140に予め設定されていたが任意に変更できるようにしてもよい。照明制御装置140は、時間変更スイッチ141が接続されている。時間変更スイッチ141は、所定時間(消灯猶予期間T1の長さ)を変更するスイッチであって、例えば、押圧可能なスイッチである。消灯猶予期間T1の長さを変更するには、時間変更スイッチ141を長押しすることで、消灯猶予期間T1の変更モードに切り換える。変更モードに設定後は、時間変更スイッチ141の押圧回数によって、消灯猶予期間T1の長さを変更することができる。例えば、消灯猶予期間T1の長さ=押圧回数×1回押圧当たりの時間により、消灯猶予期間T1の長さを変更することができる。時間変更スイッチ141による消灯猶予期間T1の長さの変更は、一例であり、上述した実施形態に限定されない。
また、上述した実施形態では、イグニッションスイッチ45がOFFを起点として、消
灯制御を実行していたが、これに加えて、ドアパネル(ドア)57の閉鎖を起点として、消灯制御を実行してもよい。この場合、図1に示すように、ドアパネル57の開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置46が照明制御装置140に接続されている。開閉検出装置46は、例えば、ドアパネル57がキャビン12の支柱等のフレームに近接又は離間することを検出することで開放又は閉鎖を検出するセンサである。なお、開閉検出装置46は、ヒンジ58の回動によりドアパネル57の開放又は閉鎖を検出するセンサであってもよいし、その他のセンサであってもよく限定されない。
図4は、開閉検出装置46を用いた場合の照明制御装置140における制御のフローをまとめた図である。図4において、S1〜S5、S6〜S9は、図3と同様であるため説明を省略する。
図4に示すように、照明制御装置140は、切換スイッチ122がONである場合(S5、Yes)、ドアパネル57が開放されたか否かを判断する(S20)。開閉検出装置46によってドアパネル57が開放されたことを検出した場合(S20、Yes)、照明制御装置140は、消灯猶予期間T1に対応する消灯猶予時間を設定する(S6)。即ち、照明制御装置140は、原動機4が停止し且つ開閉検出装置46がドアパネル57の閉鎖を検出した場合に、所定時間後に照明灯15を消灯する。
なお、図1に示すように、照明制御装置140は、報知装置における報知パターンを変更するパターン変更部142と、パターンの変更を指令するパターン変更操作部材143とを有していてもよい。パターン変更部142は、照明制御装置140に設けられた電気・電子部品(電気回路)、CPU等に設けられたプログラム等で構成されている。パターン変更操作部材143は、スライドスイッチ、プッシュスイッチ、ロータリスイッチ、レバー等である。パターン変更操作部材143の操作を行うことにより、照明制御装置140に対して様々な報知パターンの指令を行うことができる。
例えば、図6のPA1及びPA2に示すように、パターン変更部142は、報知間隔(前の報知から次の報知までの報知間隔)T3を予め設定された時間(デフォルト時間)に固定し且つ点滅期間T2等における報知時間(報知する長さ)を予め設定された時間(デフォルト時間)よりも増減することで、報知パターンを変更する。
また、図6のPA3及びPA4に示すように、パターン変更部142は、報知時間(点滅期間T2)は固定且つ報知間隔T3をデフォルト時間よりも増減することで、報知パターンを変更する。
また、図6のPA5に示すように、報知時間(点滅期間T2)と報知間隔T3との両方をデフォルト時間よりも増減することで、報知パターンを変更する。
パターン変更部142によって変更された報知パターンは、照明制御装置140に記憶することができ、パターン変更操作部材143等の操作により、呼び出すことができる。上述した実施形態では、パターン変更操作部材143を操作することにより報知パターンの変更の指令を照明制御装置140に対して行っていたが、これに代え、タッチパネル等の表示装置をトラクタ1に設け、表示装置へのタッチパネルの操作によって報知パターンの変更の指令を、照明制御装置140に対して行ってもよい。
作業機1は、原動機4と、照明灯15と、照明灯15の点灯又は消灯を切り換える切換操作が可能な切換スイッチ122と、切換スイッチ122によって点灯を指令されている状態で原動機4が停止した場合に、所定時間後に照明灯15を消灯する照明制御装置140と、照明制御装置140が作動していることを報知する報知装置と、を備えている。これによれば、例えば、原動機4を停止した後に作業機1から降車する際に、照明制御装置140が作動していることを報知装置によって知らせるため、作業者は、降車時に照明灯15が点灯していても照明制御装置140によって所定時間後に照明灯15が消灯することを把握することができる。即ち、作業者は原動機4を停止後にスムーズに作業機1から離脱することができる。
報知装置は、照明灯15と兼用化されていて、照明灯15は、照明制御装置140が作動していることを報知する場合には、所定時間が経過するまでの消灯猶予期間T1に点滅をする。これによれば、照明制御装置140によって所定時間後に消灯する照明灯15が
点滅するため、作業者は、照明灯15が所定時間後に消えることを把握することができる。また、報知装置の兼用化によって部品点数を減らすことができる。
作業機1は、原動機4の駆動開始及び駆動停止を行うイグニッションスイッチ45を備え、照明制御装置140は、イグニッションスイッチ45によって駆動停止が指令された時点から所定時間後に照明灯15を消灯する。これによれば、作業者等がイグニッションスイッチ45によって手動で原動機4の駆動停止を行うため、作業者が作業機1から降車する意思をイグニッションスイッチ45の操作によって確認することができる。
作業機1は、消灯猶予期間T1を変更する時間変更スイッチ141を備えている。これによれば、照明灯15を消灯するまでの時間を任意に変更することができる。
照明制御装置140は、報知装置における報知パターンを変更するパターン変更部142を有している。これによれば、作業機における作業形態、操作する作業者などに合わせて、報知する方法を変更することができる。
作業機1は、開閉可能なドア57を有するキャビン12と、ドア57の開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置46と、を備え、照明制御装置140は、原動機4が停止し且つ開閉検出装置46がドア57の開放を検出した場合に、所定時間後に照明灯15を消灯する。これによれば、作業者がドア57を出る前に照明灯15を消灯してしまうことを防止することができる。
上述した実施形態では、乗降時に点灯させる乗降灯(足元灯)を、消灯制御の対象である照明灯15(原動機4が駆動停止してから所定時間後に消灯させる照明灯15)として説明したが、消灯制御の対象である照明灯15は、作業時に使用する作業灯であってもよい。作業灯は、例えば、トラクタ1のボンネットの前面、キャビン12等に設けられている。また、報知装置は、消灯制御の対象となっている照明灯15と兼用していたが、これに代えて、消灯制御の対象となっていない別の光源(ランプ)を報知装置にしてもよい。例えば、トラクタ1に設けられた照明灯15のうち、乗降灯(足元灯)を消灯制御の対象とし、足元灯とは異なる作業灯を報知装置として適用してもよい。
図5は、照明灯15のうち、足元灯15Aを消灯制御対象である消灯対象照明とし、作業灯15Bを報知装置とした場合の動作を示す図である。この場合、図1に示すように、作業灯15Bは、照明制御装置140に接続されている。切換スイッチ122は、足元灯15Aの点灯用のスイッチであるとして説明を進める。
図5に示すように、時点P1で切換スイッチ122がONになると足元灯15Aが点灯する。また、時点P2において、イグニッションスイッチ45がOFFになり、原動機4の駆動が停止すると、照明制御装置140は消灯制御を開始する。照明制御装置140は、消灯制御において消灯猶予期間T1である場合には、足元灯15Aの点灯を維持する。照明制御装置140は、消灯猶予期間T1において、時点P4、P5等に足元灯15Aとは別の作業灯15Bの点滅を開始する。なお、照明制御装置140は、消灯猶予期間T1において、点滅期間T2以外の期間は、作業灯は消灯する。したがって、足元灯15Aとは別の作業灯15Bを点滅させることによって、照明制御装置140における消灯制御が行われていることを作業者に報知することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 トラクタ
2 作業装置
3 走行車両(機体)
4 原動機
5 変速装置
8 連結部
10 運転席
11 操縦装置
12 キャビン
14 制御装置
15 照明灯(乗降灯)
40 乗降ステップ
41a 前支持部
41b 後支持部
41c ステップ部
45 イグニッションスイッチ
46 開閉検出装置
50 ルーフ
51 前支柱
511 第1前支柱
512 第2前支柱
52 中間支柱
521 第1中間支柱
522 第2中間支柱
53 後支柱
531 第1後支柱
532 第2後支柱
54 連結フレーム
54a 上部連結フレーム
54b 下部連結フレーム
55 フロントパネル
56 リヤパネル
57 ドアパネル
122 切換スイッチ
140 照明制御装置
141 時間変更スイッチ
142 パターン変更部
143 パターン変更操作部材

Claims (6)

  1. 原動機と、
    照明灯と、
    前記照明灯の点灯又は消灯を切り換える切換操作が可能な切換スイッチと、
    前記切換スイッチによって前記点灯を指令されている状態で前記原動機が停止した場合に、所定時間後に前記照明灯を消灯する照明制御装置と、
    前記照明制御装置が作動していることを報知する報知装置と、
    を備えている作業機。
  2. 前記報知装置は、前記照明灯と兼用化されていて、前記照明灯は、前記照明制御装置が作動していることを報知する場合には、前記所定時間が経過するまでの消灯猶予期間に点滅をする請求項1に記載の作業機。
  3. 前記原動機の駆動開始及び駆動停止を行うイグニッションスイッチを備え、
    前記照明制御装置は、前記イグニッションスイッチによって前記駆動停止が指令された時点から前記所定時間後に前記照明灯を消灯する請求項1又は2に記載の作業機。
  4. 前記消灯猶予期間を変更する時間変更スイッチを備えている請求項1〜3のいずれかに記載の作業機。
  5. 前記照明制御装置は、前記報知装置における報知パターンを変更するパターン変更部を有している請求項1〜4のいずれかに記載の作業機。
  6. 開閉可能なドアを有するキャビンと、
    前記ドアの開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置と、
    を備え、
    前記照明制御装置は、前記原動機が停止し且つ前記開閉検出装置が前記ドアの開放を検出した場合に、所定時間後に前記照明灯を消灯する請求項1〜5のいずれかに記載の作業機。
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