JP7293411B2 - 作業機 - Google Patents

作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP7293411B2
JP7293411B2 JP2022003097A JP2022003097A JP7293411B2 JP 7293411 B2 JP7293411 B2 JP 7293411B2 JP 2022003097 A JP2022003097 A JP 2022003097A JP 2022003097 A JP2022003097 A JP 2022003097A JP 7293411 B2 JP7293411 B2 JP 7293411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot light
door
opening
support portion
prime mover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022003097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022036237A (ja
Inventor
弘志 三宅
剛志 後野
一隆 藤本
達 武岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2018113723A external-priority patent/JP7013330B2/ja
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2022003097A priority Critical patent/JP7293411B2/ja
Publication of JP2022036237A publication Critical patent/JP2022036237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7293411B2 publication Critical patent/JP7293411B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

本発明は、トラクタ等の作業機に関する。
従来、足元を備えた作業機として特許文献1の作業機が知られている。特許文献1の作業機は、乗降用の補助ステップを乗降口の近傍に設け、補助ステップの踏み部に上方及び下方を照らすライトを設けている。
特開2011-31712号公報
従来の作業機では、作業者が乗降口から降車する場合にライトによって補助ステップを照らすことができる。ライトの点灯はドアが開放された場合に点灯して、一定時間経過すると消灯することになっている。しかしながら、作業機においては様々な状況下で乗り降りをする場合があるため、足元灯の消灯のタイミングが良くない場合があった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、スムーズに足元灯の消灯を行うことができる作業機を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
本発明の一態様に係る作業機は、原動機と、乗降口を開閉可能なドアを有するキャビンと、前記ドアの開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置と、前記キャビンの側方であって前記乗降口に対応する位置に取付けられた乗降ステップと、前記乗降ステップを照らすことが可能な足元灯と、前記足元灯を制御する照明制御装置と、を備え、前記照明制御装置は、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が停止している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に、前記原動機が一旦駆動した後に停止して前記開閉検出装置がドアの閉鎖を検出すると、所定時間経過後に前記足元灯を消灯し、前記原動機が停止しなければ或いは前記開閉検出装置がドアの閉塞を検出しなければ、前記足元灯を点灯させ続ける
本発明の一態様では、前記照明制御装置は、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が停止している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に、前記原動機が駆動しても、或いは、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が駆動している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に前記原動機が停止しても、前記足元灯を点灯させ続ける。
また、本発明の一態様では、前記乗降ステップは、前記キャビンに取付けられた前支持部と、前記キャビンに取付けられ且つ前記支持部の後方に配置された後支持部と、前支持部と後支持部とに亘って固定されたステップ部とを有し、前記ステップ部の上部で且つ前記前支持部と前記後支持部との間に設けられ、前記作業機は農業機械である。
本発明によれば、スムーズに足元灯の消灯を行うことができる。
トラクタの変速装置及び制御装置のブロック図を示す図である。 キャビン等を示す図である。 ステップ及び足元灯を外側から見た斜視図である。 ステップ及び足元灯を内側から見た斜視図である。 足元灯のライトの向きを説明する説明図である。 足元灯、ドア、イグニッションスイッチの動作を示す一例である。 足元灯、ドア、イグニッションスイッチの動作を示す他の例である。 足元灯、ドア、イグニッションスイッチの動作を示す他の例である。 トラクタの全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械である。農業機械の1つであるトラクタ1を例に挙げ説明する。
図7に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両(機体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪及び後輪を有する装置である。走行装置7は、クローラ型の装置であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等であって、この実施形態ではディーゼルエンジンで構成されている。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。
また、車体3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、車体3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図7では、作業装置2として耕耘装置を取り付けた例を示している。
また、トラクタ1は、車体3に設けられた運転席10と、操縦装置11を備えている。運転席10及び操縦装置11は、走行車両3に設けられたキャビン12内に配置されている。操縦装置11は、例えば、ステアリング等で構成されていて、操縦装置11を操縦することによってトラクタ1の進行方向を変更可能である。
図1に示すように、変速装置5は、主軸(推進軸)5aと、主変速部5bと、副変速部5cと、シャトル部5dと、PTO動力伝達部5eとを備えている。推進軸5aは、変速装置5のハウジングケースに回転自在に支持され、当該推進軸5aには、原動機4のクランク軸からの動力が伝達される。主変速部5bは、複数のギア及び当該ギアの接続を変更するシフタを有している。主変速部5bは、複数のギアの接続(噛合)をシフタで適宜変更することによって、推進軸5aから入力された回転を変更して出力する(変速する)。
副変速部5cは、主変速部5bと同様に、複数のギア及び当該ギアの接続を変更するシフタを有している。副変速部5cは、複数のギアの接続(噛合)をシフタで適宜変更することによって、主変速部5bから入力された回転を変更して出力する(変速する)。
シャトル部5dは、シャトル軸12と、前後進切換部13とを有している。シャトル軸12には、副変速部5cから出力された動力がギア等を介して伝達される。前後進切換部13は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によってシャトル軸12の回転方向、即ち、トラクタ1の前進及び後進を切り換える。
PTO動力伝達部5eは、PTO推進軸20と、PTOクラッチ21とを有している。PTO推進軸20は、回転自在に支持され、推進軸5aからの動力が伝達可能である。PTO推進軸20は、ギア等を介してPTO軸16に接続されている。PTOクラッチ21は、推進軸5aの動力をPTO推進軸20に伝達する第1動作と、推進軸5aの動力をPTO推進軸20に伝達しない第2動作とに切換可能なクラッチである。具体的には、PTOクラッチ21は、油圧クラッチで構成され、PTO推進軸20と一体回転可能なハウジング21aと、推進軸5aと一体回転自在なクラッチ部材21bと、作動油によりハウジング21a内を移動自在なピストン21cとを有している。
したがって、ピストン21cを移動させて、クラッチ部材21bをハウジング21aに接合すれば、PTOクラッチ21は第1動作に移行して、原動機4からの動力が推進軸5a及びPTOクラッチ21を介してPTO推進軸20に伝達され、当該PTO推進軸20の動力はPTO軸16に伝達される。即ち、PTO軸16は、変速装置5を介して原動機4の動力によって駆動する。一方、ピストン21cを移動させて、クラッチ部材21bをハウジング21aから離反すれば、PTOクラッチ21は第2動作に移行して、推進軸5aの動力はPTO推進軸20に伝達されず、推進軸5aの動力が切断状態になる。
なお、PTOクラッチ21による動力の伝達(接続)又は切断は、運転席10の近傍に設けられたPTO切換スイッチ等で行う。例えば、PTO切換スイッチをONにすると、ピストン21cに油路を介して接続された作動弁(電磁弁)17のソレノイドが励磁され、PTOクラッチ21が接続状態になる。PTO切換スイッチをOFFにすると、作動弁(電磁弁)17のソレノイドが消磁され、PTOクラッチ21が切断状態になる。
図2は、キャビン12を示す図である。なお、図2において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示し、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。
図2に示すように、キャビン12は、ルーフ50と、複数の前支柱51と、複数の中間支柱52と、複数の後支柱53と、連結フレーム54と、フロントパネル55、リヤパネル56と、ドアパネル57とを有している。ルーフ50は、キャビン12の天井を構成する部材であって、複数の前支柱51、複数の中間支柱52、複数の後支柱53及び連結フレーム54とにより支持されている。
複数の前支柱51は、第1前支柱511と第2前支柱512とを含んでいる。第1前支柱511及び第2前支柱512は、上方に向かって延びている。第1前支柱511と第2前支柱512とは、機体2の幅方向に離間して配置されていて、第1前支柱511は、左前端に位置し、第2前支柱512は、右前端に位置している。
複数の中間支柱52は、複数の前支柱51と、複数の後支柱53との間に配置されていて、第1中間支柱521、第2中間支柱522とを含んでいる。第1中間支柱521及び第2中間支柱522は、上方に向かって延びている。第1中間支柱521及び第2中間支柱522は、機体2の幅方向に離間して配置されていて、第1中間支柱521は、左中間部に位置し、第2中間支柱522は、右中間部に位置している。
複数の後支柱53は、複数の中間支柱52の後方に位置していて、第1後支柱531と、第2後支柱532とを含んでいる。第1後支柱531及び第2後支柱532は、上方に向かって延びている。第1後支柱531及び第2後支柱532は、機体2の幅方向に離間して配置されていて、第1後支柱531は、左後部に位置し、第2後支柱532は、右後部に位置している。
連結フレーム54は、前支柱51、中間支柱52及び後支柱53を連結するフレームで
あり、上部連結フレーム54aと、下部連結フレーム54bとを有している。上部連結フレーム54aは、第1前支柱511、第2前支柱512、第1中間支柱521、第2中間支柱522、第1後支柱531、第2後支柱532のそれぞれの上端部を連結している。下部連結フレーム54bは、第1前支柱511、第2前支柱512、第1中間支柱521、第2中間支柱522、第1後支柱531、第2後支柱532のそれぞれの下端部を連結している。
フロントパネル55は、複数の前支柱51(第1前支柱511、第2前支柱512)と、連結フレーム54及びルーフ50とに固定されている。リヤパネル56は、複数の後支柱53(第1後支柱531、第2後支柱532)と、連結フレーム54及びルーフ50とに囲まれている。
第1前支柱511と、第1中間支柱521、連結フレーム54(上部連結フレーム54a、下部連結フレーム54b)に囲まれた部分によって、作業者が乗降する乗降口63が形成されている。ドアパネル57は、乗降口63を開閉可能に塞ぐ部材である。ドアパネル57は、乗降口63の後側(中間支柱52の前側)に取り付けられたヒンジ58により支持されている。ヒンジ58は、ドアパネル57を開閉可能に支持する。
キャビン12の側方の下側、即ち、乗降口63に対応する部分には、乗降ステップ41が設けられている。
図3~図5に示すように、乗降ステップ41は、キャビン12に取付けられた前支持部41aと、キャビン12に取付けられ且つ前支持部41aの後方に配置された後支持部41bと、前支持部41aと後支持部41bとに亘って固定されたステップ部41cとを有している。
具体的には、前支持部41aは板材であって、当該前支持部41aの上端部は、ボルト、ナット等の締結具90により第1前支柱511の下端に取付けられている。後支持部41bは、板材であって、当該後支持部41bの上端部は、下部連結フレーム54bにおいて乗降口63の下側を構成する下フレーム54b1に溶接されている。
詳しくは、後支持部41bは、第1後板部41b1と、第2後板部41b2、第3後板部41b3とを有している。第1後板部41b1の上端は、下フレーム54b1に溶接され、上端部には、取付ブラケット93が締結具90により取付けられている。第2後板部41b2の上端は、締結具90により第1後板部41b1に取付けられ、下端は、溶接により第3後板部41b3が取り付けられている。
ステップ部41cは、板材を矩形状に形成することにより構成された部材であって、上面には滑り止め91が形成されている。ステップ部41cの前端は、前支持部41aの下端に取付けられ、後端は、第3後板部41b3の下端に取付けられている。
乗降ステップ41には、カバー95が取り付けられている。カバー95は、板材を折り曲げることにより構成された部材であって、下フレーム54b1と、ステップ部41cとの間に配置されている。カバー95は、前壁部95aと、中間壁部95bと、後壁部95cとを有している。前壁部95aは、前支持部41aに取付けられていて、当該前支持部41aから機体の内方へ延びている。中間壁部95bは、前壁部95aから連続的に形成されていて、前壁部95aの内側端部から後方へ延びている。後壁部95cは、後支持部41cの第3後板部41b3に取付けられていて、当該第3後板部41b3から機体の内方へ伸び、中間壁部95bに連結している。
以上によれば、作業者は、例えば、ステップ部41cに足を乗せてキャビン12内に入ることにより圃場側からキャビン12内へ乗車することができ、ステップ部41cに足を乗せてキャビン12内から外部に出ることにより圃場側へ降車することができる。
図1、図3~図5に示すように、トラクタ1は、足元灯15を備えている。足元灯15は、乗降ステップ41を照らすことができるランプである。足元灯15は、ステップ部41の上部で且つ前支持部41aと後支持部41bとの間に設けられている。言い換えれば、足元灯15は、カバー95の上部に配置されていて、前壁部95aと後壁部95cとの間に配置されている。
足元灯15は、筐体15aと、筐体15a内に設けられたランプ15bとを有している。筐体15aは、取付ブラケット93に取付けられている。具体的には、図5に示すように、取付ブラケット93の取付面93aは、側面視(トラクタ1の前部から見て)で、機体3の内側から外側に行くにしたがって上方に移行する傾斜状である。筐体15aは、傾斜した取付面93aに取付けられている。足元灯15の光源であるランプ15bの光軸C1は、取付面93aの傾斜方向と略直交していて、ステップ部41cの上面と交差している。
以上によれば、作業者が降車又は乗車する場合などに、足元灯15のランプ15bによって、乗降ステップ41を照らすことができる。
図1に示すように、トラクタ1は、照明制御装置140を備えている。照明制御装置140は、少なくとも足元灯15を制御する装置である。照明制御装置140には、ON/OFFに切り換え可能なリレー等の切換装置141が接続されている。切換装置141には、バッテリ等の蓄電池142が接続され、足元灯15のランプ15bが接続されている。照明制御装置140は、切換装置141をON又はOFFすることによって、足元灯15の点灯、消灯を行う。
また、照明制御装置140には、イグニッションスイッチ45が接続されている。イグニッションスイッチ45は、ON/OFFに切り換え可能なスイッチである。イグニッションスイッチ45は、ONである場合には、原動機4の駆動の開始(駆動開始)を、当該原動機4又は原動機4を制御する制御装置に指令し、OFFである場合には、原動機4の駆動の停止(駆動停止)を、当該原動機4又は原動機4を制御する制御装置に指令する。
また、照明制御装置140には、ドアパネル(ドア)57の開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置46が照明制御装置140に接続されている。開閉検出装置46は、例えば、ドアパネル57がキャビン12の支柱等のフレームに近接又は離間することを検出することで開放又は閉鎖を検出するセンサである。なお、開閉検出装置46は、ヒンジ58の回動によりドアパネル57の開放又は閉鎖を検出するセンサであってもよいし、その他のセンサであってもよく限定されない。
また、照明制御装置140には、外部PTOスイッチ47が接続されている。外部PTOスイッチ47は、PTO切換スイッチとは別のスイッチであって、PTO軸16の回転開始又は回転停止をトラクタ1の外部から指令するON/OFFのスイッチである。外部PTOスイッチ47は、例えば、トラクタ1の走行車両(機体)3、例えば、フェンダーの近傍に設けられている。外部PTOスイッチ47をONにした場合、PTOクラッチ21が接続状態になることで、PTO軸16は回転する。また、外部PTOスイッチ47をOFFにした場合、PTOクラッチ21が切断状態になることで、PTO軸16の回転は停止する。照明制御装置140は、外部PTOスイッチ47がON又はOFFにされると、足元灯15を点灯し、所定時間後に当該足元灯15を消灯する。
照明制御装置140は、足元灯15が点灯している状況下において、予め定められた消灯条件が揃った段階で消灯制御を開始する。照明制御装置140は、消灯制御では、カウントダウン又はカウントアップを開始することで、消灯制御の開始からの経過時間を計測し、経過時間が予め定められた所定時間に達した場合に、足元灯15を消灯する。
具体的には、足元灯15が既に点灯している状況下において、照明制御装置140は、原動機4が停止した第1時点P1及び開閉検出装置46がドアパネル57の開放を検出した第2時点P2のいずれか遅い基準時点から、所定時間後に足元灯15を点灯から消灯に切り換える。
図6A~図6Cは、足元灯15の動作を示している。なお、図6A及び図6Bでは、足元灯15を、消灯から点灯に切り換える前に既に原動機4は駆動しているものとして説明を進める。
図6Aは、足元灯15の動作の一例を示す図である。図6Aに示すように、ドアパネル57が閉鎖され且つ足元灯15が消灯している状況下において、時点P10にてドアパネル57が開放されると、足元灯15は点灯をする。つまり、照明制御装置140は、足元灯15が消灯し且つ開閉検出装置46がドアパネル57の閉鎖を検出している状態から、開閉検出装置46がドアパネル57の開放を検出した状態になった場合、切換装置141をONにすることで、足元灯15を点灯させる。
足元灯15が点灯している状況下において、イグニッションスイッチ45がOFFになり、原動機4が停止した第1時点P1では、照明制御装置140は、消灯制御を開始しない。原動機4が停止した第1時点P1の後、第2時点P2において、開閉検出装置46がドアパネル57の開放を検出した場合、照明制御装置140は、第2時点P2の時点を基準時点として、消灯制御を開始する。照明制御装置140は、消灯制御を開始した基準点から所定時間後に足元灯15を消灯する。
以上によれば、例えば、時点P10で作業者が外部からトラクタ1に乗車した後、第1時点P1で原動機4を停止させ、第2時点P2で作業者がトラクタ1から降車した場合、第2時点P2の所定時間後に足元灯15を消灯することができる。
図6Bは、足元灯15の動作の図6Aとは異なる例を示す図である。図6Bに示すように、図6Aと同様に、時点P10にてドアパネル57が開放されると、照明制御装置140は、足元灯15は点灯をする。
足元灯15が点灯している状況下において、開閉検出装置46がドアパネル57の開放を検出した第2時点P2では、消灯制御を開始しない。ドアパネル57の開放を検出した第2時点P2の後、第1時点P1において、イグニッションスイッチ45がOFFになり、原動機4が停止した場合、照明制御装置140は、第1時点P1の時点を基準時点として、消灯制御を開始する。図6Aと同様に、図6Bにおいても照明制御装置140は、消灯制御を開始した基準点から所定時間後に足元灯15を消灯する。
以上によれば、時点P10で作業者がトラクタ1から降車した後、第2時点P2で再び乗車し、第1時点P1で原動機4を停止した場合、第1時点P1の所定時間後に足元灯15を消灯することができる。
図6Cは、足元灯15の動作の図6A及び図6Bとは異なる例を示す図である。図6Cに示すように、原動機4が停止している状況下において、時点P10にてドアパネル57
が開放されても、照明制御装置140は、足元灯15は点灯をする。
足元灯15が点灯している状況下において、原動機4が駆動した時点P11では、照明制御装置140は、消灯制御を開始しない。また、照明制御装置140は、原動機4が停止した第1時点P1でも、消灯制御を開始しない。原動機4が停止した第1時点P1の後、第2時点P2において、開閉検出装置46がドアパネル57の閉塞を検出した場合、照明制御装置140は、第2時点P2の時点を基準時点として、消灯制御を開始し、消灯制御の開始後、所定時間が経過すると、足元灯15を消灯する。
以上によれば、例えば、時点P10で作業者が外部からトラクタ1に乗車後、時点P11で原動機4を駆動する。作業者は、原動機4を駆動後にトラクタ1から降車し、時点P11から第1時点P1の間で、ドアパネル57が開放された状態で定置作業等を行う。そして、作業者が第1時点P1前に再びトラクタ1に戻り、第1時点P1で原動機4を停止してから、第2時点P2でトラクタ1から降車した場合、第2時点P2から所定時間後に足元灯15を消灯することができる。
作業機1は、原動機4と、乗降口63を開閉可能なドア57を有するキャビン12と、ドア57の開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置46と、キャビンの側方であって乗降口63に対応する位置に取付けられた乗降ステップ41と、乗降ステップ41を照らすことが可能な足元灯15と、原動機4が停止した第1時点P1及び開閉検出装置46がドア57の開放を検出した第2時点P2のいずれか遅い基準時点から、所定時間後に足元灯15を点灯から消灯に切り換える照明制御装置140とを備えている。
これによれば、足元灯15を所定時間後に点灯から消灯に切り換える場合において、所定時間のカウントを開始する基準時点を、原動機4が停止した第1時点P1及び開閉検出装置46がドア57の開放を検出した第2時点P2のいずれか遅い時点としているため、作業者が乗り降りしながら作業を行うなど様々な状況に対応して、足元灯15をスムーズに消灯することができる。また、不要な足元灯15の点灯を防止することができ、蓄電池142の電力が不要に消費されること、即ち、バッテリー上がりを防止することもできる。
照明制御装置140は、足元灯15が消灯し且つ開閉検出装置46がドアの閉鎖を検出している状態から開閉検出装置46がドアの開放を検出した状態になった場合、足元灯15を点灯する。これによれば、作業者が作業機の乗り降りする際に、足元灯15を点灯することができる。
照明制御装置140は、足元灯15が消灯し且つ開閉検出装置46がドアの閉鎖を検出している状態から開閉検出装置46がドア57の開放を検出し且つ原動機4が駆動した場合に、足元灯15を点灯する。これによれば、作業者が作業機の乗り降りをすると共に、作業機1によって何らかの作業を行うために原動機を駆動させた場合などにおいて、足元灯15を点灯させることができる。
作業機1は、原動機4の動力により回転するPTO軸16と、PTO軸16の回転の動力により駆動する作業装置2と、を備えている。これによれば、作業者が作業機1から乗り降りしながら作業装置2を用いて作業を行う場合でも、適正に足元灯15を照らしたり、消灯することができる。
作業機1は、PTO軸16の回転開始又は回転停止を指令する外部PTOスイッチ47を備え、照明制御装置140は、外部PTOスイッチ47によって回転開始又は回転停止の指令が行われた場合には足元灯15を点灯し、所定時間後に足元灯15を点灯から消灯
に切り換える。これによれば、作業者がトラクタ1の外部でPTO軸16を駆動(回転)させて作業を行う場合又は外部での作業が終了した場合に、足元灯15を点灯させることができ、外部からの乗り降りの際に適正に足元灯15を照らしたり、消灯することができる。
乗降ステップ41は、キャビン12に取付けられた前支持部41aと、キャビン12に取付けられ且つ前支持部41aの後方に配置された後支持部41bと、前支持部41aと後支持部41bとに亘って固定されたステップ部41cとを有し、足元灯15は、ステップ部41cの上部で且つ前支持部41aと後支持部41bとの間に設けられている。これによれば、作業者が乗降ステップ41を用いて乗り降りする際に、当該乗降ステップ41を足元灯15で照らすことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 トラクタ
2 作業装置
3 走行車両(機体)
4 原動機
5 変速装置
8 連結部
10 運転席
11 操縦装置
12 キャビン
14 制御装置
15 足元灯
40 乗降ステップ
41a 前支持部
41b 後支持部
41c ステップ部
45 イグニッションスイッチ
46 開閉検出装置
47 外部PTOスイッチ
50 ルーフ
51 前支柱
52 フロントパネル
53 中間支柱
54 ドアパネル
55 後支柱
56 リヤパネル
63 乗降口
140 照明制御装置
141 時間変更スイッチ

Claims (3)

  1. 原動機と、
    乗降口を開閉可能なドアを有するキャビンと、
    前記ドアの開放又は閉鎖を検出する開閉検出装置と、
    前記キャビンの側方であって前記乗降口に対応する位置に取付けられた乗降ステップと、
    前記乗降ステップを照らすことが可能な足元灯と、
    前記足元灯を制御する照明制御装置と、を備え、
    前記照明制御装置は、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が停止している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に、前記原動機が一旦駆動した後に停止して前記開閉検出装置がドアの閉鎖を検出すると、所定時間経過後に前記足元灯を消灯し、前記原動機が停止しなければ或いは前記開閉検出装置がドアの閉塞を検出しなければ、前記足元灯を点灯させ続ける作業機。
  2. 前記照明制御装置は、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が停止している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に、前記原動機が駆動しても、或いは、前記足元灯が点灯し且つ前記原動機が駆動している状況下において、前記開閉検出装置がドアの開放を検出している間に前記原動機が停止しても、前記足元灯を点灯させ続ける請求項1に記載の作業機。
  3. 前記乗降ステップは、前記キャビンに取付けられた前支持部と、前記キャビンに取付けられ且つ前記前支持部の後方に配置された後支持部と、前支持部と後支持部とに亘って固定されたステップ部とを有し、
    前記足元灯は、前記ステップ部の上部で且つ前記前支持部と前記後支持部との間に設けられ、
    当該作業機は農業機械である請求項1又は2に記載の作業機。
JP2022003097A 2018-06-14 2022-01-12 作業機 Active JP7293411B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022003097A JP7293411B2 (ja) 2018-06-14 2022-01-12 作業機

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018113723A JP7013330B2 (ja) 2018-06-14 2018-06-14 作業機
JP2022003097A JP7293411B2 (ja) 2018-06-14 2022-01-12 作業機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018113723A Division JP7013330B2 (ja) 2018-06-14 2018-06-14 作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022036237A JP2022036237A (ja) 2022-03-04
JP7293411B2 true JP7293411B2 (ja) 2023-06-19

Family

ID=86772583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022003097A Active JP7293411B2 (ja) 2018-06-14 2022-01-12 作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7293411B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090984A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Mazda Motor Corp 車両の室内灯制御装置
JP2011031712A (ja) 2009-07-31 2011-02-17 Kubota Corp 作業車の照明装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923631Y2 (ja) * 1979-04-04 1984-07-13 日産デイ−ゼル工業株式会社 トラツクにおけるステツプランプ
JPS6099733A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Suzuki Motor Co Ltd 車両用ライトの消灯遅延装置
JP2913230B2 (ja) * 1991-10-23 1999-06-28 日立建機株式会社 大型建設機械の照明装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090984A (ja) 2005-09-28 2007-04-12 Mazda Motor Corp 車両の室内灯制御装置
JP2011031712A (ja) 2009-07-31 2011-02-17 Kubota Corp 作業車の照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022036237A (ja) 2022-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5248377B2 (ja) 作業機械の油圧駆動装置
JP4914384B2 (ja) コンバイン
JP3936854B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP2016071426A (ja) 走行作業車の操縦補助装置
JP7293411B2 (ja) 作業機
JP6612187B2 (ja) 作業機におけるpto軸の駆動装置
JP7013330B2 (ja) 作業機
JP2007269122A (ja) 作業車両のクルーズコントロール装置
JP2009083612A (ja) 作業車
JP7027261B2 (ja) 作業機
JPH08104211A (ja) コンバインの後進自動停止装置
JP6858684B2 (ja) 作業車
JP4957664B2 (ja) コンバイン
JP2009268367A (ja) 作業車両
JP6749269B2 (ja) 作業車
JP2008273311A (ja) 作業車
JPH09248041A (ja) コンバイン
JP2020096558A (ja) 作業車両
JP2015044552A (ja) トラクタ
US11951831B2 (en) Work vehicle
JP7225037B2 (ja) 作業車両
JP6100709B2 (ja) 作業車輌
JP7001499B2 (ja) 作業車輌
JP2002193136A (ja) 走行装置
JP3449784B2 (ja) 移動農機の操向操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7293411

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150