JP7001499B2 - 作業車輌 - Google Patents
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Description
中立位置から前方に操作することで前記走行装置(2)を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置(2)を後進方向に変速する主変速レバー(20)と、
前記走行ブレーキ装置(29)を制動操作するブレーキ操作部(15)と、
前記エンジン(14)の回転速度及び前記走行ブレーキ装置(29)を制御する制御部(25)と、を備え、
前記制御部(25)は、前記作業車輌(1)が走行中に前記ブレーキ操作部(15)による制動操作があった場合、前記エンジン(14)の回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を開始した後、前記走行ブレーキ装置(29)を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバー(20)が前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置(29)による前記走行装置(2)の制動を解除する、ことを特徴とする。
中立位置から前方に操作することで前記走行装置(2)を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置(2)を後進方向に変速する主変速レバー(20)と、
前記走行ブレーキ装置(29)を制動操作するブレーキ操作部(15)と、
前記エンジン(14)の回転速度及び前記走行ブレーキ装置(29)を制御する制御部(25)と、を備え、
前記制御部(25)は、前記作業車輌(1)が走行中に前記ブレーキ操作部(15)による制動操作があった場合、前記エンジン(14)の回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を実行し、前記アイドル処理の実行中に前記走行ブレーキ装置(29)を所定時間だけ断続作動させ、その後、前記走行ブレーキ装置(29)を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバー(20)が前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置(29)による前記走行装置(2)の制動を解除する、ことを特徴とする。
中立位置から前方に操作することで前記走行装置(2)を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置(2)を後進方向に変速する主変速レバー(20)と、
前記走行ブレーキ装置(29)を制動操作するブレーキ操作部(15)と、
前記エンジン(14)の回転速度及び前記走行ブレーキ装置(29)を制御する制御部(25)と、を備え、
前記制御部(25)は、前記作業車輌(1)が走行中に前記ブレーキ操作部(15)による制動操作があった場合、前記エンジン(14)の回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を実行し、前記アイドル処理の実行中に前記走行ブレーキ装置(29)の制動力を時間経過に伴って増大させる制動力徐変制御を所定時間だけ行い、その後、前記走行ブレーキ装置(29)を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバー(20)が前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置(29)による前記走行装置(2)の制動を解除する、ことを特徴とする。
前記制御部(25)は、前記エンジン(14)からの動力が前記走行装置(2)へ伝達されている状態で前記ブレーキ操作部(15)による制動操作があった場合、前記回転速度検知手段(27)により前記エンジン(14)の回転速度が前記アイドル回転速度に達したことが検知されると、前記走行ブレーキ装置(29)を連続作動させる前記停止処理を実行する。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本実施の形態に係る作業車輌としてのトラクタ1は、左右1対のフルクローラ式の走行装置2と、走行装置2により支持される機体フレーム4を有する走行機体3と、を備えている。
次に、図2及び図3を参照して、運転部7の詳細について説明をする。運転部7は、オペレータが着席する運転座席9、運転座席9の前方に配置されているステアリングハンドル10、ステアリングハンドル10の前方に配置されているメインモニタ11、ステアリングハンドル10の右方に配置されているキースイッチ12、駐車ブレーキ装置29を制動操作するブレーキ操作部としての緊急ブレーキペダル15、運転座席9の右方に配置されているサイドパネル13等を有している。
次に、図4を参照して、トラクタ1の制御構成について説明をする。本実施形態のトラクタ1は、マイクロコンピュータからなる制御部25を有している。制御部25は、緊急ブレーキスイッチ15a、エンジンコントロールセンサ33、回転速度検知手段としてのエンジン回転数センサ27、主変速位置センサ26、車速センサ32及びサブモニタユニット19からの入力信号を受けて、トラクタ1の各部を制御するための演算を行い、演算結果に基づいて駐車ブレーキランプ11a、駐車ブレーキソレノイド29b、バイパスソレノイド30b、エンジンECU(Electronic Control Unit)31、メインモニタ11及びサブモニタユニット19を制御する。
次に、図5を参照して、制御部25が実行する緊急停止処理について説明をする。キースイッチがON状態になることにより、緊急停止処理が開始されると(ステップS1)、制御部25は、緊急停止フラグがON状態であるか否かを判定する(ステップS2)。緊急停止フラグは、制御部25の図示しないRAM等の記憶手段に記憶されているフラグであり、オペレータの緊急ブレーキペダル15の踏込み操作による緊急停止が行われた場合にON状態となるフラグであり、キースイッチがOFF状態からON状態に切換えられた直後の状態ではOFF状態となっている。
本実施の形態は、以上のような構成からなるので、トラクタ1が走行中に緊急ブレーキペダル15による制動操作があった場合、制御部25が、エンジン14の回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を開始した後、駐車ブレーキ装置29を連続作動させる。このため、急停車を行う際にエンジン14の回転速度が低下してから走行装置2を制動するので、動力伝達経路上の各部や駐車ブレーキ装置に掛かる負担の軽減を図ることができる。
なお、本実施の形態において、制御部25は、緊急停止処理におけるステップS4の処理において、駐車ブレーキソレノイド29bに対して駐車ブレーキ信号を断続的に送信し、インチングを開始するように構成されているが、これに限定されない。例えば、制御部25は、時間を計測可能なタイマを有して構成されて、ステップS5の処理において、エンジン14の回転速度がローアイドル回転速度に達したことを検知するまで、駐車ブレーキバルブ29aの接続状態を維持するように構成されていてもよい。
2 走行装置
14 エンジン
15 ブレーキ操作部(緊急ブレーキペダル)
18 静油圧式無段変速装置(HST)
25 制御部
27 回転速度検知手段(エンジン回転数センサ)
29 走行ブレーキ装置(駐車ブレーキ装置)
Claims (4)
- 斜板の角度に応じた供給油によりエンジンからの動力を無段階に変速して走行装置へ伝達する静油圧式無段変速装置と、前記走行装置を制動する走行ブレーキ装置と、を備えた作業車輌において、
中立位置から前方に操作することで前記走行装置を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置を後進方向に変速する主変速レバーと、
前記走行ブレーキ装置を制動操作するブレーキ操作部と、
前記エンジンの回転速度及び前記走行ブレーキ装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記作業車輌が走行中に前記ブレーキ操作部による制動操作があった場合、前記エンジンの回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を開始した後、前記走行ブレーキ装置を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバーが前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置による前記走行装置の制動を解除する、
ことを特徴とする作業車輌。 - 斜板の角度に応じた供給油によりエンジンからの動力を無段階に変速して走行装置へ伝達する静油圧式無段変速装置と、前記走行装置を制動する走行ブレーキ装置と、を備えた作業車輌において、
中立位置から前方に操作することで前記走行装置を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置を後進方向に変速する主変速レバーと、
前記走行ブレーキ装置を制動操作するブレーキ操作部と、
前記エンジンの回転速度及び前記走行ブレーキ装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記作業車輌が走行中に前記ブレーキ操作部による制動操作があった場合、前記エンジンの回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を実行し、前記アイドル処理の実行中に前記走行ブレーキ装置を所定時間だけ断続作動させ、その後、前記走行ブレーキ装置を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバーが前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置による前記走行装置の制動を解除する、
ことを特徴とする作業車輌。 - 斜板の角度に応じた供給油によりエンジンからの動力を無段階に変速して走行装置へ伝達する静油圧式無段変速装置と、前記走行装置を制動する走行ブレーキ装置と、を備えた作業車輌において、
中立位置から前方に操作することで前記走行装置を前進方向に変速し、前記中立位置から後方に操作することで前記走行装置を後進方向に変速する主変速レバーと、
前記走行ブレーキ装置を制動操作するブレーキ操作部と、
前記エンジンの回転速度及び前記走行ブレーキ装置を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記作業車輌が走行中に前記ブレーキ操作部による制動操作があった場合、前記エンジンの回転速度をアイドル回転速度にするアイドル処理を実行し、前記アイドル処理の実行中に前記走行ブレーキ装置の制動力を時間経過に伴って増大させる制動力徐変制御を所定時間だけ行い、その後、前記走行ブレーキ装置を連続作動させる停止処理を実行し、前記停止処理が実行された後に前記主変速レバーが前記中立位置に位置し且つ制動解除信号を受信することで、前記走行ブレーキ装置による前記走行装置の制動を解除する、
ことを特徴とする作業車輌。 - 前記エンジンの回転速度を計測可能な回転速度検知手段を備え、
前記制御部は、前記エンジンからの動力が前記走行装置へ伝達されている状態で前記ブレーキ操作部による制動操作があった場合、前記回転速度検知手段により前記エンジンの回転速度が前記アイドル回転速度に達したことが検知されると、前記走行ブレーキ装置を連続作動させる前記停止処理を実行する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業車輌。
Priority Applications (1)
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JP2018039140A JP7001499B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | 作業車輌 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018039140A JP7001499B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | 作業車輌 |
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---|---|
JP2019151270A JP2019151270A (ja) | 2019-09-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018039140A Active JP7001499B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | 作業車輌 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7001499B2 (ja) |
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JP2011196282A (ja) | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
JP2012006423A (ja) | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 非常ブレーキ機構 |
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2018
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JP2011196282A (ja) | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 作業車輌 |
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