JP4796432B2 - 作業車両の走行停止制御装置 - Google Patents
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請求項1においては、車速を変速する油圧−機械式変速装置と、該油圧−機械式変速装置の出力回転数を変更する変速アクチュエータと、駆動源と出力軸との間に動力の伝達を断接するクラッチと、該クラッチを作動させるクラッチアクチュエータと、走行出力軸上に配置するブレーキと、該ブレーキを制動操作するブレーキペダルと、該ブレーキペダルの操作を検知する手段と、前記アクチュエータやクラッチ等を制御する制御手段を備える作業車両において、走行部に走行速度検知手段を配置して前記制御手段と接続し、ブレーキペダル踏込み操作時に検出した車速(v)と、低速の走行速度である第二設定速度(v2)とを比較し、該第二設定速度(v2)よりも遅い場合には、クラッチを「接」として、減速速度に応じて油圧−機械式変速装置を変速して停止するように制御し、また、前記検出した車速(v)が、該第二設定速度(v2)よりも速い場合には、クラッチを「断」とし、減速速度に応じて油圧−機械式変速装置を変速し、走行速度が停止間際の第一設定速度(v1)よりも低速となると、前記クラッチを「接」とするように制御するものである。
請求項2においては、請求項1記載の作業車両の走行停止制御装置において、前記ブレーキペダルを踏込み操作して、前記クラッチを「断」としたときに、ブレーキペダル踏込み後の速度が、ブレーキペダル踏込み時の速度より速くなる場合には、坂道を下っている時と判断して、クラッチを「接」とし、油圧−機械式変速装置を変速して停止する制御を行うものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の作業車両の走行停止制御装置において、前記ブレーキペダルを踏込み操作してクラッチを「断」としたときに、ブレーキペダル踏込み後の速度が、殆ど変わらない状態が所定時間続くと、ブレーキが故障していると判断して、クラッチを「接」とし、油圧−機械式変速装置を変速して停止するように制御するものである。
請求項1の如く構成したので、ブレーキ踏込み時にクラッチを切って(「断」として)実車速と同じとなるように変速装置が変速されて、ブレーキペダルを途中で離しても大きく走行速度が変化せず、また、エンジンブレーキを効かせながら減速することができて、スムースな減速が行える。そして、本機が停止間際でクラッチを繋ぐ(「接」とする)ので、坂道停止して発進する場合、ブレーキペダルを離した時にずり下がりを防止することができるのである。また、坂道で停止するときにブレーキペダルを緩めた時にもずり下がりを防止することができる。
また、あゆみ板でトラックに積み込むときや降ろすとき、または、道路から圃場内に入るときや出るとき、または、畦越えするときなど、低速で慎重に移動させるときには、ちょっとした進行方向のズレなどを補正するためにブレーキペダルを踏んだり、アクセルペダルを踏んだりするが、このときクラッチが切れないので急に速度が増すことがないので、殆ど正確に操作することができ、意図しない方向に進行することもない。
請求項2の如く構成したので、下り坂等でブレーキペダルを踏んだ時に、速度が増加すると暴走のおそれがあるが、ブレーキ操作時よりも速くなった時にクラッチを「接」とすることで、加速が抑えられ、スムースな減速が可能となり、ブレーキペダルによる制動操作も楽に行える。
請求項3の如く構成したことにより、ブレーキペダルを踏んでも走行速度が変化しないときは、ブレーキ装置が故障していると判断できるので、そのときはクラッチを繋いで減速して、安全に停止制御することができる。
21 HST
61 クラッチ
71 操作を検知する手段
74 ブレーキ
81 制御手段(コントローラ)
82・83 クラッチアクチュエータ(電磁弁)
86 変速アクチュエータ
Claims (3)
- 車速を変速する油圧−機械式変速装置と、該油圧−機械式変速装置の出力回転数を変更する変速アクチュエータと、駆動源と出力軸との間に動力の伝達を断接するクラッチと、該クラッチを作動させるクラッチアクチュエータと、走行出力軸上に配置するブレーキと、該ブレーキを制動操作するブレーキペダルと、該ブレーキペダルの操作を検知する手段と、前記アクチュエータやクラッチ等を制御する制御手段を備える作業車両において、走行部に走行速度検知手段を配置して前記制御手段と接続し、ブレーキペダル踏込み操作時に検出した車速(v)と、低速の走行速度である第二設定速度(v2)とを比較し、該第二設定速度(v2)よりも遅い場合には、クラッチを「接」として、減速速度に応じて油圧−機械式変速装置を変速して停止するように制御し、また、前記検出した車速(v)が、該第二設定速度(v2)よりも速い場合には、クラッチを「断」とし、減速速度に応じて油圧−機械式変速装置を変速し、走行速度が停止間際の第一設定速度(v1)よりも低速となると、前記クラッチを「接」とするように制御することを特徴とする作業車両の走行停止制御装置。
- 請求項1記載の作業車両の走行停止制御装置において、前記ブレーキペダルを踏込み操作して、前記クラッチを「断」としたときに、ブレーキペダル踏込み後の速度が、ブレーキペダル踏込み時の速度より速くなる場合には、坂道を下っている時と判断して、クラッチを「接」とし、油圧−機械式変速装置を変速して停止する制御を行うことを特徴とする作業車両の走行停止制御装置。
- 請求項1又は請求項2記載の作業車両の走行停止制御装置において、前記ブレーキペダルを踏込み操作してクラッチを「断」としたときに、ブレーキペダル踏込み後の速度が、殆ど変わらない状態が所定時間続くと、ブレーキが故障していると判断して、クラッチを「接」とし、油圧−機械式変速装置を変速して停止するように制御することを特徴とする作業車両の走行停止制御装置。
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