JPH05280616A - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JPH05280616A
JPH05280616A JP7766892A JP7766892A JPH05280616A JP H05280616 A JPH05280616 A JP H05280616A JP 7766892 A JP7766892 A JP 7766892A JP 7766892 A JP7766892 A JP 7766892A JP H05280616 A JPH05280616 A JP H05280616A
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JP
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speed
clutch
rotation speed
motor
input
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JP7766892A
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English (en)
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Ryosuke Sugawara
良輔 菅原
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】HMT搭載車両において、低速モード走行中に
ブレーキを掛けた際のエンストの問題と高速モード走行
時に急ブレーキを掛けた際のもたつきの問題を解消す
る。また、再加速操作時の対応も即座に可能とする。 【構成】ブレーキ時に、主流体回路12a、12b間を
バイパス系路51で短絡し、クラッチCL 又はCH を解
離する。しかる後、低速クラッチCL の入力側ギヤ41
の回転速度と出力側ギヤ42の回転速度とを一致させる
ようにポンプ/モータ8又は7を仮想変速制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を始めとして、建
設機械、産業機械などに利用される流体伝動式無段変速
機の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の無段変速機は、基本的に、少な
くとも一方の押し除け容積が容積可変手段により変化さ
せられる一対の流体ポンプ/モータと、両ポンプ/モー
タ間を閉ループ状に接続する一対の主流体回路と、前記
一方のポンプ/モータに接続される原動機の回転速度を
検出する第1の検出手段と、前記他方のポンプ/モータ
にクラッチを介して接続される負荷の回転速度を検出す
る第2の検出手段とを具備してなる。そして、前記容積
可変手段の可変位置に応じて、負荷の回転速度/原動機
の回転速度に対応した値で表される速度比を無段階に調
節し得るようになっている。この無段変速機には、一般
にHST(Hydrostatic Transmisson)と称される流体式
のものと、HMT(Hydro-Mechanical Transmisson) と
称される流体機械式のものとが知られている。
【0003】このうち、HMTについて説明すると、第
1、第2、第3の入出力端を有し、その第1の入出力端
と第2の入出力端との間を通過する低速側の機械式伝動
系および第1の入出力端と第3の入出力端との間を通過
する高速側の機械式伝動系を形成する差動機構と、この
差動機構の第2の入出力端に一方の可変容積形流体ポン
プ/モータの入出力軸を接続するとともに、前記第3の
入出力端に他方の可変容積形流体ポンプ/モータの入出
力軸を接続し、これら両流体ポンプ/モータを一対の主
流体回路により閉ループ状に接続して可変速の流体伝動
系を形成する流体伝動機構と、前記一方のポンプ/モー
タに接続される負荷の回転速度を検出する第1の検出手
段と、前記低速側の機械式伝動系の伝動端に低速クラッ
チを介して接続されあるいは前記高速側の機械式伝動系
の伝動端に高速クラッチを介して接続される負荷の回転
速度を検出する第2の検出手段とを具備してなる。そし
て、前記低速クラッチを継合させ前記高速クラッチを解
離する低速モードか、前記低速クラッチを解離し前記高
速クラッチを継合させる高速モードかの何れかのモード
を選択して、負荷の回転速度/原動機の回転速度に対応
した値で表される速度比を無段階に調節し得るようにな
っている。通常の変速制御は、実エンジン回転速度をア
クセル踏込量に対応した目標エンジン回転速度に合致さ
せるといった態様でなされる。
【0004】なお、近時においては、前記低速モードと
高速モードの間に、前記低速クラッチおよび高速クラッ
チを共に継合させる中間ロックアップモードが設定され
ることがある。この中間ロックアップモードは、前記速
度比が中間設定速度比に一定以上接近するか若しくは前
記低速クラッチと高速クラッチとの回転速度差が一定値
以下に接近した場合に、前記流体ポンプ/モータの押し
除け容積を制御して前記両クラッチを同期させることに
より、それら両クラッチが共に継合される中間ロックア
ップモードに引き入れ、その後直ちに、前記流体ポンプ
/モータの押し除け容積を制御して、流体伝動系の回路
間差圧、すなわち、前記主流体回路間の差圧を零にす
る。その後、原動機の回転速度がアクセル操作量に対応
させて決定される目標回転速度よりも一定幅を越えて下
まわった場合には、低速クラッチを解離して高速モード
に移行する。このようにして、低速モードと高速モード
の間の切り換えの円滑化を図るとともに、ポンプ/モー
タにおける漏れ損失やトルク損失を減少させてシステム
効率と耐久性を向上させる役割を果たしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したH
MTにおいては、低速モード運転中にブレーキ操作がな
されたときにエンストを起こし易い問題と、高速モード
運転中にブレーキ操作がなされたときに低速モードへの
移行にもたつきを生じ易い問題とを抱える。
【0006】例えば、前記HMTが車両に適用された場
合を例にとって説明すると、その車両は中間ロックアッ
プ領域を除く低速モード全般において低速クラッチを常
に継合された状態で走行する。そして、エンジン回転速
度がアクセル踏込量に対応した目標値に保持されるよう
に速度比が制御される。そのため、ドライバーがアクセ
ルペダルを解放してブレーキペダルを踏み込み、その結
果、車速が例えば10km/h以下に落ちても踏み続ける
と、HMTは負荷を掛けられた状態でエンジン回転速度
をアイドル回転速度に保持しなければならないので、よ
ほど高応答かつ微妙な偏心操作を行わない限り、エンジ
ンのエンストを免れ得ない。また、高速クラッチが継合
状態にある高速モードにおいてドライバーがアクセルペ
ダルを解放してブレーキペダルを踏み込み、その結果、
高速クラッチと低速クラッチの両回転速度が一定値以下
に落ちると、中間ロックアップモードに引き込むために
両クラッチに対する回転速度の同期が開始され、嵌合が
完了するまでに一定の所要時間を必要とする。そのた
め、高速モードから早急に低速モードに移行したいとき
に、中間ロックアップモードの通過にもたつき、これが
急制動の妨げとなる。
【0007】以上の不具合のうち、低速モードに関する
不具合はHSTにも全く同様にあてはまる。
【0008】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、車両を始めとする一般産業機械など
に適用された場合に、低速モードで負荷を増大させた際
にエンストを起こし易い問題と、高速モードで負荷を増
大させた際に低速モードへの移行にもたつきを生じ易い
問題とを同時に解消した無段変速機の変速制御装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0010】すなわち、本発明に係る変速制御装置は、
少なくとも一方の押し除け容積が容積可変手段により変
化させられる一対の流体ポンプ/モータと、両ポンプ/
モータ間を閉ループ状に接続する一対の主流体回路と、
一方のポンプ/モータに接続される原動機の回転速度を
検出する第1の検出手段と、他方のポンプ/モータにク
ラッチを介して接続される負荷の回転速度を検出する第
2の検出手段とを具備してなり、前記容積可変手段の可
変位置に応じて、負荷の回転速度/原動機の回転速度に
対応した値で表される速度比を無段階に調節し得るよう
にした無段変速機に適用されるものであって、前記主流
体回路間を選択的に開閉し得るバイパスバルブを有した
バイパス系路と、前記容積可変手段に対する制御、前記
クラッチに対する制御並びに前記バイパスバルブに対す
る制御を司どる制御手段とを設け、この制御手段が、前
記第1の検出手段により検出される原動機の回転速度ま
たは前記第2の検出手段により検出される負荷の回転速
度が設定値を下まわったことを検出して、前記バイパス
バルブを開にするとともに前記両クラッチを解離し、し
かる後、前記クラッチの構成要素である入力側回転要素
及び出力側回転要素を互いに等しい回転速度に保つ仮想
変速制御を行うことを特徴とする。
【0011】
【作用】このような構成のものであると、低速モード走
行中にブレーキ操作がなされ、原動機の回転速度が設定
値を下まわると、先ず、バイパスバルブが開にされ、両
クラッチがともに解離される。そのため、エンジンに掛
かる負荷が軽減され、エンストが回避される。そして、
仮想変速制御が開始される。これにより、クラッチの入
力側回転要素の回転速度と出力側回転要素の回転速度と
が互いに等しく保たれる。そのため、不意にアクセルが
踏み込まれても両回転要素は即座に継合できる状態にな
る。これらの結果、この装置はブレーキ操作を続行した
場合には円滑な車両停止特性が得られ、ブレーキ操作の
途中で加速操作に切り換えられた場合にはもたつきのな
い加速特性が得られる。
【0012】また、高速モード走行中にブレーキ操作が
なされ、負荷であるホイールの回転速度(車速)が設定
値を下まわると、先ず、バイパスバルブが開にされ、両
クラッチがともに解離される。そのため、ホイールに不
必要な駆動力が及ばず、ブレーキ操作に応じた制動が掛
けられる。そして、仮想変速制御が開始される。これに
より、クラッチの入力側回転要素の回転速度と出力側回
転要素の回転速度が互いに等しく保たれる。そのため、
不意にアクセルが踏み込まれても両回転要素は即座に継
合できる状態になる。これらの結果、この装置はブレー
キ操作を続行した場合には有効な制動特性が得られ、ブ
レーキ操作の途中で加速操作に切り換えられた場合には
もたつきのない加速特性が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0014】この実施例が適用される無段変速機は、H
MTと称されるもので、図1に示すように、第1、第
2、第3の入出力端1、2、3を有し、その第1の入出
力端1と第2の入出力端2との間を通過する低速側の機
械式伝動系aおよび第1の入出力端1と第3の入出力端
3との間を通過する高速側の機械式伝動系bを形成する
差動機構4と、この差動機構4の第2の入出力端2に一
方の可変容積形流体ポンプ/モータ7の入出力軸7aを
接続するとともに、前記第3の入出力端3に他方の可変
容積形流体ポンプ/モータ8の入出力軸8aを接続し、
これら両流体ポンプ/モータ7、8を一対の主流体回路
12a、12bにより閉ループ状に接続して可変速の流
体伝動系A、Bを形成する流体伝動機構12と、前記ポ
ンプ/モータ7又は8に接続される原動機たるエンジン
19の回転速度SEを検出する第1の検出手段たるエン
ジン回転速度検出センサ19aと、前記低速側の機械式
伝動系aの伝動端a0 に低速クラッチCL を介して接続
されあるいは前記高速側の機械式伝動系bの伝動端b0
に高速クラッチCH を介して接続される負荷すなわちホ
イール20の回転速度SWを検出する第2の検出手段た
る車速検出センサ20aとを具備してなる。そして、前
記低速クラッチCL を継合させ前記高速クラッチCH
解離する低速モードか、前記低速クラッチCL を解離し
前記高速クラッチCH を継合させる高速モードか、ある
いは両クラッチCL 、CH を継合させる中間ロックアッ
プモードかの何れかのモードを選択して、SW/SEに
対応した値で表される速度比eを無段階に調節し得るよ
うになっている。
【0015】具体的に説明すると、差動機構4は、円周
方向に等配に設けた複数のプラネタリギヤ21の内側に
サンギヤ22を配設するとともに、外側にリングギヤ2
3を噛合させてなる遊星歯車式のものである。そして、
各プラネタリギヤ21を軸承するギヤリテーナ24の中
心を前記第1の入出力端1とし、この入出力端1に入出
力軸25を介してエンジン19を接続している。また、
前記サンギヤ22の支持シャフト22aの先端を前記第
2の入出力端2とし、この入出力端2にギヤ5を固着し
ている。さらに、前記リングギヤ23のボス部23aの
先端に前記第3の入出力端3を設定している。しかし
て、前記低速側の機械式伝動系aは、前記プラネタリギ
ヤ21、サンギヤ22、ギヤ5、ギヤ6、クラッチCL
によって構成され、前記流体ポンプ/モータ7の入出力
軸7a上に設定した伝動端a0 に終わっている。一方、
前記高速側の機械式伝動系bは、前記プラネタリギヤ2
1、リングギヤ23から構成され、そのリングギヤ23
のボス部23a上に設定した伝動端b0 に終わってい
る。
【0016】また、前記流体伝動機構12は、流体ポン
プ/モータ7と、流体ポンプ/モータ8とを通常のHS
Tと同様な一対の主流体回路12a、12bを介して閉
ループ状に接続したものであり、前記流体ポンプ/モー
タ7の入出力軸7aをギヤ6、ギヤ5を介して前記サン
ギヤ22の支持シャフト22aに接続するとともに、前
記流体ポンプ/モータ8の入出力軸8aをギヤ11、ギ
ヤ9を介して前記リングギヤ23のボス部23aに連結
している。なお、32は前記主流体回路12a、12b
に接続された低圧側のライン圧を与えるためのブースト
ポンプである。これらの流体ポンプ/モータ7、8に
は、例えばピントルの偏心によって容積変化を実現する
静圧バランスタイプのものが好適に用いられる。それら
の一般的な容積変化は、容積可変手段であるアクチュエ
ータ7b、8bの挙動を通じて与えられる。
【0017】さらに、前述した低速クラッチCL は、入
力側回転要素たるギヤ41、出力側回転要素たるギヤ4
2、および、両ギヤ41、42を継合、解離するアクチ
ュエータ43から構成され、高速クラッチCH は、入力
側回転要素たるギヤ44、出力側回転要素たるギヤ4
5、および、両ギヤ44、45を継合、解離するアクチ
ュエータ46から構成されている。そして、前記ギヤ4
2を、ギヤ13およびギヤ14を介して前記ギヤ45に
接続しており、そのうちのギヤ14を、ギヤ15、ギヤ
16、ギヤ17、ディファレンシャルギヤ機構18を介
してホイール20に接続している。
【0018】なお、33は前記主流体回路12a、12
bを圧力破損から保護する安全弁であり、35aはアク
セル35に付帯して設けられたアクセル踏込量検出セン
サ(これはスロットル開度検出センサであってもよい)
である。そして、このセンサ35aからの検出信号h
を、前記エンジン回転速度検出センサ19aからの検出
信号fおよび前記車速検出センサ20aからの検出信号
gとともに、マイクロコンピュータユニット70に入力
している。マイクロコンピュータユニット70は、CP
U71、メモリ72およびインターフェース73からな
るもので、エンジン回転速度SEをアクセル踏込量AC
Cに対応した目標回転速度SDに保持するような速度比
eを逐次決定し、そのような速度比eを実現するため
に、前記偏心制御用アクチュエータ7b、8b、およ
び、前記クラッチ切換用アクチュエータ43、46に制
御信号a、b、c、dを出力する。
【0019】以下、マイクロコンピュータ70の制御に
よる無段変速機の一般的な作動を説明する。
【0020】図示のように、クラッチCL を継合させ、
クラッチCH を解離した低速モードでは、前記差動機構
4の第1の入出力端1と第2の入出力端2の間を通過す
る低速側の機械式伝動系aを通じてエンジン19より入
力された動力の一部がホイール20に伝達される。この
とき、前記流体ポンプ/モータ7がモータとして機能
し、前記流体ポンプ/モータ8がポンプとして機能する
ことにより、前記差動機構4の第3の入出力端3の回転
力は前記両ポンプ/モータ7、8間に形成される流体伝
動系Aを通じて前記ホイール20に並列に伝達される。
そして、この低速モードにおいては、図2に示すよう
に、前記流体ポンプ/モータ7の押し除け容積DSを当
初最大値DSMAX に保持した状態で前記流体ポンプ/モ
ータ8の押し除け容積DRを増大させていき、その容積
DRが最大値DRMAX に達した後は、それを保持したま
ま今度は前記流体ポンプ/モータ7の押し除け容積DS
を漸次減少させていくことにより、前記エンジン19の
回転速度SEに対する前記ホイールの回転速度SW、す
なわちSW/SEで表される速度比eを、予め定めた中
間速度比をeとして0≦e<eの間で変化させる。
この中間速度比eは、低速クラッチCL の回転速度と
高速クラッチCH の回転速度とがほぼ等しくなる速度比
として定められる。
【0021】また、速度比eが前記中間設定速度比e
に一定以上接近したときには、(あるいは、前記低速ク
ラッチCL と高速クラッチCH との回転速度差が一定値
以下に接近したときでもよい)、前記流体ポンプ/モー
タ7の押し除け容積DSを制御して前記両クラッチ
L 、CH を同期させ、しかる後、低速クラッチCL
みならず高速クラッチCH をも接続して、速度比eが中
間設定速度比eになるようにロックする。その後直ち
に、前記流体ポンプ/モータ7の押し除け容積DSを制
御して、流体伝動系A、Bの回路間差圧、すなわち、前
記主流体回路12a、12b間の差圧を零にする。その
後、この中間ロックアップモードにおいて、エンジン回
転速度検出センサ19aにより検出されるエンジン19
の回転速度がアクセル踏込量ACCに対応させて決定さ
れる目標回転速度SDよりも一定幅を越えて上まわった
場合には、低速クラッチCL を解離して高速モードに移
行する。なお、実際の回転速度SEが目標回転速度SD
よりも一定幅を越えて上まわる場合とは、ドライバーが
アクセル踏込量ACCを減少させ、それによって目標回
転速度SDが実際の回転速度SEよりも顕著に低下した
状態と、ドライバーはアクセル踏込量ACCを略一定に
保持しているにも拘らず、ホイール20に掛かる負荷が
減少したために実際の回転速度SEが上昇した状態の両
方を含むものである。そして、その際には、流体ポンプ
/モータ7の押し除け容積DSをさらに若干量だけ大き
くして低速側の機械式伝動系aの伝動端a0 に対する伝
達トルクを零にした上で、低速クラッチCL を解離す
る。
【0022】さらに、高速クラッチCH のみを継合させ
た高速モードでは、前記差動機構4の第1の入出力端1
と第3の入出力端3の間を通過する高速側の機械式伝動
系bを通じてエンジン19より入力された動力の一部が
ホイール20に伝達される。このとき、前記流体ポンプ
/モータ8がモータとして機能し、前記流体ポンプ/モ
ータ7がポンプとして機能することにより、前記差動機
構4の第2の入出力端2の回転力が前記両ポンプ/モー
タ7、8間に形成される流体伝動系Bを通じて前記ホイ
ール20に並列に伝達される。そして、この高速モード
においては、図2に示すように、前記流体ポンプ/モー
タ8の押し除け容積DRを引き続き最大値DRMAX に保
持した状態で前記流体ポンプ/モータ7の押し除け容積
DSを増大させていき、その容積DSが最大値DSMAX
に達した後は、それを保持したまま今度は前記流体ポン
プ/モータ8の押し除け容積DRを漸次減少させていく
ことにより、速度比eを、e<eの範囲で更に増大さ
せていくことができる。
【0023】さらにまた、この高速モードにおいて速度
比eが前記中間設定速度比eに一定以上接近したとき
には、(あるいは、前記低速クラッチCL と高速クラッ
チCH との回転速度差が一定値以下に接近したときに
は)、前記流体ポンプ/モータ7の押し除け容積DSを
制御して前記両クラッチCL 、CH を同期させ、しかる
後、高速クラッチCH のみならず低速クラッチCL をも
接続して、速度比eが中間設定速度比eになるように
ロックする。その後直ちに、前記流体ポンプ/モータ7
の押し除け容積DSを制御して、流体伝動系A、Bの回
路間差圧、すなわち、前記主流体回路間の差圧を零にす
る。その後、この中間ロックアップモードにおいて、エ
ンジン回転速度検出センサ19aにより検出されるエン
ジン19の回転速度SEがアクセル踏込量ACCに対応
させて決定される目標回転速度SDよりも一定幅を越え
て下まわった場合には、高速クラッチCH を解離して低
速モードに移行する。なお、実際の回転速度SEが目標
回転速度SDよりも一定幅を越えて下まわる場合とは、
ドライバーがアクセル踏込量ACCを増大させたにも拘
らず、エンジン19の回転速度SEがそれに対応する値
まで上昇していない状態と、ドライバーはアクセル踏込
量ACCを略一定に保持しているが、ホイール20に掛
かる負荷が増加したために実際の回転速度SEが低下し
た状態の両方を含むものである。そして、その際には、
流体ポンプ/モータ7の押し除け容積DSをさらに若干
量だけ小さくして高速側の機械式伝動系bの伝動端b0
に対する伝達トルクを零にした上で、高速クラッチCH
を解離する。
【0024】以上のようなHMTを搭載した車両におい
ては、低速モード走行中にブレーキ操作がなされたとき
にエンストを起こし易い問題と、高速モード走行中にブ
レーキ操作がなされそれにより低速モードへ移行する際
にもたつきを生じ易い問題とを抱える。具体的に説明す
ると、中間ロックアップ領域を除く低速モード全般にお
いては、車両は低速クラッチCL を常に継合させた状態
で走行する。そして、エンジン回転速度SEがアクセル
踏込量ACCに対応した目標値SDに保持されるように
速度比eが制御される。そのため、ドライバーがアクセ
ルペダル35を解放してブレーキペダル36を踏み込
み、その結果、車速SWが例えば10km/h以下に落ちる
と、HMTは負荷が掛かった状態でエンジン回転速度S
Eをアイドル回転速度に保持しなければならなくなり、
よほど高応答かつ微妙な偏心操作を行わない限り、エン
ストは極めて高い確率で起こり得る。また、高速クラッ
チCH が継合状態にある高速モードにおいてドライバー
がアクセルペダル35を解放してブレーキペダル36を
踏み込み、その結果、高速クラッチCH と低速クラッチ
L の両回転速度が一定値以下に落ちると、中間ロック
アップモードに引き込むために両クラッチCL 、CH
対する回転速度の同期が開始され、それが完了するまで
に一定の所要時間を必要とする。そのため、高速モード
から早急に低速モードに移行したいときに、中間ロック
アップモードを通過するのにもたつき、これが急制動の
妨げとなる。
【0025】そこで、本実施例は、上記構成に加えて、
前記主流体回路12a、12b間を選択的に開閉し得る
バイパスバルブ51aを有したバイパス系路51を新た
に設けている。このバイパスバルブ51aは電磁弁51
bによってパイロット駆動されるものである。そして、
本発明に特有の減速制御を行うために、前記マイクロコ
ンピュータ70から前記電磁弁51bを始めとして前記
アクチュエータ7b、8b、43、46に関連した制御
信号a、b、c、d、eを出力するようになっている。
【0026】図3および図6は、そのような減速制御の
ために、前記マイクロコンピュータ70に用意される制
御プログラムの一例を示している。このプログラムは、
一定のゲート時間ごとに立ち上がって、以下の処理を行
う。先ず、低速モードにおいてブレーキが踏まれると、
図3におけるステップS1がYESとなり、次のステッ
プS2で車速SWが10km/hか否かを判断する。そし
て、ここがYESになると、ステップS3でバイパスバ
ルブ51aを開にした後、ステップS4で低速クラッチ
L を解離する。解離の前は、エンジン19は過負荷状
態にあり、したがってアイドル回転速度以下に落ちてい
るのが通例である。このため、解離後は、図4に示すよ
うに、エンジン回転速度SEと車速SWとが無関係にな
り、エンジン回転速度SEは負荷が取り除かれるためア
イドル回転速度に復帰し、車速SWはブレーキによって
制御される値になる。一方、プログラムはステップS5
に移り、仮想偏心制御を開始する。この制御により、ポ
ンプ/モータ8の押し除け容積DRが制御され、エンジ
ン回転速度SEから逆算される低速クラッチCL の入力
側ギヤ41の回転速度と、車速SWから逆算される同ク
ラッチCL の出力側ギヤ42の回転速度とが常に合致し
ているように速度比eを変化させる。そして、その後ブ
レーキペダル36が踏み続けられれば、エンジン回転速
度SEがアイドル回転速度に保持されたままで車両が停
止する。車両停止時は図示されない別途のプログラムに
よって再発進に備えてバイパスバルブ51aを閉にし、
低速側クラッチCL を継合させる制御が行われる。
【0027】一方、停止前にブレーキペダルが解除さ
れ、アクセルペダルが踏み込まれたような場合には、前
記ステップS1がNOになり、ステップS6で図5に示
すように前記低速クラッチCL を継合させる。このとき
のクラッチCL の嵌合は、仮想偏心制御によってギヤ4
1、42同士の回転速度が等しく保持されているためシ
ョックなく速やかになされる。そして、ステップS7で
バイパスバルブ51aを閉にし、ステップS8でそれま
での仮想偏心制御からエンジン回転速度SEをアクセル
踏込量ACCに対応した目標値SDに保持するという最
適エンジン制御に戻る。
【0028】以上のようにして、本装置は、低速モード
でブレーキ操作がなされたときにはエンストを起こすこ
となく円滑に車両を停止させ、ブレーキ操作の途中で加
速操作に切り換えられたときにはもたつきなく加速動作
を行わせることができる。
【0029】また、高速モードでブレーキが踏まれる
と、図6におけるステップS9がYESとなり、次のス
テップS10で車速SWが設定値SW0 を下まわってい
るか否かを判断する。この設定値SW0 は例えば中間ロ
ックアップモード近傍の値に定められる。そして、ここ
がYESになると、ステップS11でバイパスバルブ5
1aを開にした後、ステップS12で高速クラッチCH
を解離する。そのため、ホイール20に不必要な駆動力
が及ばなくなり、車速SWは図7に示すようにブレーキ
35によって制御される値になる。そして、ステップS
13で仮想偏心制御を開始する。この制御は、前記偏心
制御と同様にポンプ/モータ8の押し除け容積DRを同
様に制御して、エンジン回転速度SEから逆算される低
速クラッチCL の入力側ギヤ41の回転速度と車速SW
から逆算される同クラッチCL の出力側ギヤ42の回転
速度とが常に合致しているように速度比eを変化させ
る。その後、ブレーキペダル36が踏み続けらたとき
は、図7のように円滑に車両を停止させ、仮想偏心制御
を終える。この場合、中間ロックアップ領域を飛び越え
て低速領域に入った頃に一旦仮想偏心制御を終了し、最
適エンジン制御の低速モードに戻ってもよい。何れにし
ても、仮想偏心制御を終えるときにはバイパスバルブ5
1aを閉にし、低速側クラッチCL を継合させる。ま
た、それ以前にブレーキペダル36が解除された場合に
は、前記ステップS9がNOになり、ステップS14で
低速クラッチCL を継合させる。これらのクラッチCL
の嵌合は、ギヤ41、42同士の回転速度が等しく保た
れているためショックなく速やかになされる。そして、
図8に示すように、ステップS15でバイパスバルブ5
1aを閉にし、ステップS16でそれまでの仮想偏心制
御を終えてエンジン回転速度SEをアクセル踏込量AC
Cに対応した目標値SDに保持するという最適エンジン
制御に復帰する。以上により、この装置は、図9に示す
従来の制御に比べて高速モードでブレーキ操作が続行さ
れたときには急制動を実効ならしめ、ブレーキ操作の途
中で加速操作に切り換えられたときにはもたつきなく加
速動作を行わせることができる。
【0030】なお、本発明は上述した実施例のみに限定
されるものではない。例えば、前記実施例では高速モー
ドから減速制御に入った際に低速クラッチを同期させる
ように仮想偏心制御しているが、制御の目的によっては
高速クラッチ側を同期させるような仮想偏心制御を行う
こともできる。この場合は、仮想偏心制御を終えて最適
エンジン制御に復帰するときには、高速クラッチを継合
させることになる。また、上記実施例では変速制御装置
がHMTに適用されているが、HSTにも同様に適用す
ることができる。この場合、上記実施例で述べた効果の
うち、低速モードからの減速時に得られる効果と同一の
効果が得られる。また、HMTであれば3段以上の変速
機能を有したものであってもよい。さらに、前記実施例
ではホイール回転速度SWが設定値を下まわったときに
減速制御を開始するようにしているが、エンジン回転速
度SEを設定値と比較するようにしてもよい。その他、
各部の具体的な構成等や、適用対象である機器の種類な
ども、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る無段変速機の変速制御装置
は、上述した構成であるから、例えば車両に適用した場
合に、低速走行中に急ブレーキが掛けられたときにはエ
ンジンが過負荷状態に陥る不具合を確実に解消してエン
ストを回避することができ、また、高速走行中に急ブレ
ーキが掛けられたときには中間ロックアップモードを速
やかに通過して急制動を実効ならしめる効果がある。し
かも、ブレーキ操作の途中で再加速操作に切り換えられ
るようなことがあっても即座に加速動作を行わせること
も可能になる。さらに、そのような効果に加えて、急ブ
レーキ時にエンジンが吹き上がる傾向を解消し、摩擦係
数が小さい路面での走行をタイヤをロックさせることな
く行わせ、高度な偏心制御を不要にし、燃費も節減でき
る等の効果が付随する。さらにまた、本発明を他の機器
に適用した場合にも、上記各効果に準じた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、変速制御装置を適用
したHMTのシステム図。
【図2】同実施例においてHMTの速度比と押し除け容
積の関係を示すグラフ。
【図3】同実施例において低速モード時に行われる減速
制御の概要を示すフローチャート図。
【図4】図3の制御によって車両が停止するまでの各パ
ラメータの変化の様子を示す図。
【図5】図3の制御の途中に加速操作に切り換えられた
ときの各パラメータの変化の様子を示す図。
【図6】同実施例において高速モード時に行われる減速
制御の概要を示すフローチャート図。
【図7】図6の制御によって車両が停止するまでの各パ
ラメータの変化の様子を示す図。
【図8】図6の制御の途中に加速操作に切り換えられた
ときの各パラメータの変化の様子を示す図。
【図9】従来の制御における各パラメータの変化の様子
を示す図7に対応した図。
【符号の説明】
7、8…流体ポンプ/モータ 12a、12b…主流体回路 19…原動機(エンジン) 19a…第1の検出手段(エンジン回転速度検出セン
サ) 20…負荷(ホイール) 20a…第2の検出手段(車速検出センサ) 41、44…入力側回転要素(ギヤ) 42、45…出力側回転要素(ギヤ) 51…バイパス系路 51a…バイパスバルブ 70…制御手段(マイクロコンピュータユニット) CL 、CH …クラッチ e…速度比 SE…原動機(エンジン)の回転速度 SW…負荷の回転速度(車速)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 59:46 8207−3J 59:54 8207−3J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方の押し除け容積が容積可変
    手段により変化させられる一対の流体ポンプ/モータ
    と、両ポンプ/モータ間を閉ループ状に接続する一対の
    主流体回路と、一方のポンプ/モータに接続される原動
    機の回転速度を検出する第1の検出手段と、他方のポン
    プ/モータにクラッチを介して接続される負荷の回転速
    度を検出する第2の検出手段とを具備してなり、前記容
    積可変手段の可変位置に応じて、負荷の回転速度/原動
    機の回転速度に対応した値で表される速度比を無段階に
    調節し得るようにした無段変速機において、 前記主流体回路間を選択的に開閉し得るバイパスバルブ
    を有したバイパス系路と、前記容積可変手段に対する制
    御、前記クラッチに対する制御並びに前記バイパスバル
    ブに対する制御を司どる制御手段とを設け、この制御手
    段が、前記第1の検出手段により検出される原動機の回
    転速度または前記第2の検出手段により検出される負荷
    の回転速度が設定値を下まわったことを検出して、前記
    バイパスバルブを開にするとともに前記両クラッチを解
    離し、しかる後、前記クラッチの構成要素である入力側
    回転要素及び出力側回転要素を互いに等しい回転速度に
    保つ仮想変速制御を行うことを特徴とする無段変速機の
    変速制御装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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