JP2003182398A - 変速装置 - Google Patents

変速装置

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JP2003182398A
JP2003182398A JP2001385496A JP2001385496A JP2003182398A JP 2003182398 A JP2003182398 A JP 2003182398A JP 2001385496 A JP2001385496 A JP 2001385496A JP 2001385496 A JP2001385496 A JP 2001385496A JP 2003182398 A JP2003182398 A JP 2003182398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧式無段変速機構(HST)による変速
と、油圧式無段変速機構と遊星歯車機構とによる変速に
自動切換可能に構成した油圧−機械式変速装置(HM
T)では、低速前進時に油圧式無段変速機構による変速
を行うと、HST斜板角が微小でありHST回転出力が
不安定となり、高負荷作業には適さない。 【解決手段】 後進域の全域〜前進低速域にはHST2
1で変速する「HSTモード」とし、前進の中速域〜高
速域時にはHST21とエンジン20の出力を遊星歯車
機構10で合成して変速する「HMTモード」とした油
圧−機械式変速装置において、前進低速域で「HMTモ
ード」とする切換手段36を設け、車速がゼロの状態で
切換手段36を操作することによって、前進低速域にお
いて「HMTモード」による変速を選択可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業車両等に備え
られる変速装置の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、HST(油圧式無段変速機構)と
遊星歯車機構とを組み合わせた、油圧−機械式変速装置
(HMT)が知られている。HSTは可変容量型の油圧
ポンプの可動斜板を主変速操作手段と連結連動して、該
主変速操作手段を回動操作することにより油圧ポンプか
らの吐出量を変更して出力回転数を変更して主変速を行
い、主変速操作手段を中立位置から逆方向に回動するこ
とにより前後進を切り換えて、同時に変速を行えるよう
にしている。
【0003】そして、油圧−機械式変速装置において、
例えば、特開2001−108061号公報に掲載され
ているように、変速装置の変速比が設定値より低速側に
あるときは、第一のクラッチが係合されてHSTの出力
回転を車軸に出力する「HSTモード」とし、増速され
て前記変速比が前記設定値を上回った場合は、第二のク
ラッチが係合されてHSTの出力回転とエンジンの出力
回転とを合成して車軸に出力する「HMTモード」とし
て、後進域の全域〜前進低速域で「HSTモード」、前
進の中速域〜高速域で「HMTモード」とするよう構成
されたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明に係る変速装置
では、上述の従来技術に鑑み、切換手段を設けて、通常
走行に対し変速装置を別制御するモードに切換可能にし
て、車両の滑らかな増減速や、作業形態に応じた車両走
行を図るための変速装置の制御機構について提案する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に、この課題を解決する
ための手段を説明する。
【0006】即ち、請求項1においては、後進域の全域
〜前進低速域では油圧式無段変速機構(HST)で変速
した出力を得る「HSTモード」とし、前進の中速域〜
高速域では油圧式無段変速機構による出力とエンジンか
らの出力を遊星歯車機構で合成して変速した出力を得る
「HMTモード」とした油圧−機械式変速装置(HM
T)において、前進の低速域で「HMTモード」を選択
可能とする切換手段を設けたものである。
【0007】請求項2においては、請求項1に記載の変
速装置において、車両停止時に切換手段を操作可能とし
たものである。
【0008】請求項3においては、エンジンの動力を油
圧式無段変速機構で変速する変速装置において、出力回
転数検知手段と、ブレーキ操作の検知手段と、変速装置
に変速アクチュエータを設け、エンジンがアイドリング
状態であるとき、ブレーキペダルを踏込操作すれば、変
速装置を中立にする状態と、中立にしない状態とを切り
換える選択切換手段を設けたものである。
【0009】請求項4においては、請求項3に記載の変
速装置において、変速装置を中立にする状態と、変速装
置を中立にしない状態とに切換可能な切換手段をブレー
キペダル近傍に設けたものである。
【0010】請求項5においては、エンジンの回転数と
変速後の出力回転をそれぞれ検知して、エンジンの回転
数に比例して油圧式無段変速機構で変速するようにした
変速装置において、エンジンの回転数が変化しても変速
装置による出力回転数を変更させない不感帯を設けたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1はHMT式変速装置のスケルトン図、図2はH
STの側面断面展開図、図3はミッション前部の側面断
面展開図、図4はHST斜板制御のための構成を示す説
明図である。図5はHST変速比と車速の関係を示した
図、図6はHST変速比と車速の関係を示した図、図7
はHST変速比とエンジン回転数を示した図、図8はH
ST変速比とエンジン回転数を示した図である。
【0012】本実施例では、本発明に係る変速装置の一
例として、HSTと遊星歯車機構とを備えた油圧−機械
式変速装置を挙げる。該油圧−機械式変速装置は作業車
両に搭載され、作業車両は変速装置によって変速された
エンジンの動力によって走行駆動され、また、エンジン
の動力によって車両に装備された作業機を駆動可能とし
ている。
【0013】〔動力伝達構成〕以下に、本実施例に係る
油圧−機械式変速装置の動力伝達構成について説明す
る。
【0014】走行駆動系 まず、走行駆動系を説明する。図1及び図2に示すよう
にHST21は油圧ポンプ22及び油圧モータ23を備
えており、両者22・23は平板状のセンタセクション
32に付設されて、HSTハウジング31内に収容され
ている。前記センタセクション32はミッションケース
33に固設されている。
【0015】HST21の油圧ポンプ22の回転軸心を
ポンプ出力軸25が貫通しており、該ポンプ出力軸25
は駆動源であるエンジン20からの動力を該油圧ポンプ
22に伝達すると共に、遊星歯車機構10に伝達させ、
さらには、後述するPTO駆動系を介して、PTO軸5
3へも動力を伝達させている。該ポンプ出力軸25には
油圧ポンプ22のシリンダブロック22bが係合されて
相対回転不能とされ、ポンプ出力軸25とともにシリン
ダブロック22bが駆動される構成になっている。該シ
リンダブロック22bには複数のプランジャ22cが摺
動自在に配設され、該プランジャ22cの頭部には可動
斜板22aが当接している。該可動斜板22aは傾動自
在に枢支され、その傾斜角を調節することにより油圧ポ
ンプ22の容積を変更することができる。なお、以後、
可動斜板22aの傾斜角をHST斜板角と記載すること
にする。
【0016】油圧ポンプ22により吐出された作動油
は、センタセクション32に設けられた油路を介して油
圧モータ23に送油される。そして、同様にシリンダブ
ロック、プランジャ等より構成される固定容積型の油圧
モータ23を駆動させることによって、該油圧モータ2
3の出力軸であるHST出力軸26の回転速度及び方向
を制御する構成になっている。以後、本明細書におい
て、HST出力軸26の回転速度及び方向を「HST回
転数」とし、HST回転数をエンジンの回転数に対する
関数としたもの(詳しくは、HST回転数をエンジンの
回転数で割ったもの)を「HST変速比」と記載するこ
とにする。
【0017】なお、本実施例のHST21では油圧ポン
プ22のみを可変容積型とし、油圧モータ23は固定容
積型としているが、その構成のHSTに限るものでもな
い。例えば、油圧ポンプ22と油圧モータ23の双方を
可変容積型とする構成でも、本発明を適用することがで
きる。
【0018】ミッション ミッション30の構成について、図1乃至図4を参照し
て説明する。ミッション30はミッションケース33に
より被装されており、該ミッションケース33にはポン
プ出力軸25、HST出力軸26、出力軸27、副変速
軸28、PTO軸53等が水平で前後方向に配設され、
それぞれ回動自在に支持されている。また、ミッション
ケース33内には遊星歯車機構10が設けられている。
遊星歯車機構10は前記HST21の後方に配設され、
後述するサンギア1、プラネタリギア2、リングギア
3、キャリア5等より構成されている。
【0019】一方、前記HST出力軸26にはリングギ
ア3のボス部3aと、ギア12が遊嵌されており、該リ
ングギア3のボス部3aと該HST出力軸26との間に
は第一の油圧パッククラッチであるHMTクラッチ13
が、ギア12とHST出力軸26との間には第二の油圧
パッククラッチであるHSTクラッチ14が、それぞれ
介在させてある。この二つの油圧パッククラッチ13・
14は二つの変速モード(「HMTモード」と「HST
モード」)を切り換えるために用いられ、変速モードに
応じてHMTクラッチ13又はHSTクラッチ14のう
ちいずれか一方を係合させ他方を係合解除させることに
より、リングギア3又はギア12のいずれか一方を介し
て出力軸27に動力が伝達されることとなる。また、こ
の二つの油圧パッククラッチ13・14を双方とも係合
させないことで、車軸に対し動力が完全に断たれる状態
をも現出させることができ、この意味で前記HMTクラ
ッチ13及びHSTクラッチ14は、車両のメインクラ
ッチとしての役割をも果たす。
【0020】一方、前記ポンプ出力軸25は前記HST
21のセンタセクション32を貫通してミッションケー
ス33内に延出しており、該延出部分上にポンプ側入力
ギア8を外嵌している。該ポンプ側入力ギア8と、サン
ギア1に同心的に遊嵌したキャリア5の前部外周面に形
成したギア5aとが噛合して、キャリア5を回転させて
いる。そして、該キャリア5には、前記サンギア1及び
リングギア3と噛合する複数のプラネタリギア2・2が
支承されて、これらの、サンギア1、プラネタリギア2
・2、リングギア3、キャリア5等よりで遊星歯車機構
10を構成している。
【0021】前記遊星歯車機構10を説明する。遊星歯
車機構10の第一の要素たるサンギア1は出力軸27に
遊嵌され、プラネタリギア2は前記サンギア1と、前記
サンギア1に同心して配置された、第三の要素たるリン
グギア3に噛合している。ここでプラネタリギア2は、
出力軸27上に遊嵌された第二の要素たるキャリア5に
回転自在に支持され、自転しながら該キャリア5ととも
に公転し得るように構成されている。該キャリア5の前
部にはギア5aが形成されており、該ギア5aは、前記
ポンプ出力軸25上に外嵌されたポンプ側入力ギア8と
噛合している。
【0022】一方、前記出力軸27と平行にHST出力
軸26が配設されており、該HST出力軸26上にはモ
ータ側入力ギア9が固定されて、出力軸27に遊嵌した
サンギア1の前部に外嵌固定したギア6とモータ側入力
ギア9が噛合してサンギア1を回転駆動している。この
HST出力軸26上には、モータ側入力ギア9の後方に
さらにギア15が固設してあり、該ギア15は、前記出
力軸27上に遊嵌される前記ギア12と噛合している。
【0023】また、図1で示すように、前記出力軸27
には、ブレーキ装置95が備えられ、同じく出力軸27
の後端にはカップリングを介して伝達軸34が連結され
ており、該伝達軸34の後部に二つのギア17・18を
固定している。前記伝達軸34と平行に副変速軸28が
支持され、該副変速軸28上にはギア60・61が遊嵌
されており、該ギア60・61が前記ギア17・18に
噛合して互いに異なる回転数で駆動している。そして、
副変速軸28に設けられた副変速クラッチ62を操作す
ることにより、ギア60・61のうちいずれか一方の回
転駆動力を副変速軸28に伝達できるように構成し、副
変速機構を構成している。該副変速軸28の後端にはベ
ベルギア69が形設され、該ベベルギア69を介して後
輪デフ70に動力が伝達される。
【0024】また、図1に示すように、副変速軸28の
前端部には二つのギア63・64が固設されており、該
ギア63・64は前輪出力軸29上に遊嵌されたギア6
5・66にそれぞれ噛合し、該ギア65・66を異なる
回転数で駆動している。そして、前輪出力軸29上には
二つの油圧クラッチ67・68が設けられており、該油
圧クラッチ67・68のうちいずれか一方を接続するこ
とにより、ギア65・66のいずれか一方の回転駆動力
を前輪出力軸29に伝達できるようにし、前輪増速切換
機構を構成している。
【0025】PTO駆動系 次に、図1を参照してPTO駆動系を説明する。前記ポ
ンプ出力軸25の後端はPTOクラッチ40を介してP
TO入力軸41に伝達される。PTO入力軸41の後端
には三つのギア42・43・44が相対回転不能に挿嵌
され、それぞれPTO副変速軸45に遊嵌されたギア4
6・47・48に噛合している。そして、PTO副変速
クラッチ49の操作により三段階に変速された出力が、
ギア50・52・54を介してPTO軸53に伝達さ
れ、作業機等に動力を伝達するよう構成している。
【0026】〔各変速モードにおける駆動伝達構成〕次
に、以上の構成における変速装置において、HMT/H
STの各変速モードにおける走行駆動系の駆動伝達構成
を説明する。
【0027】「HMTモード」 最初に、「HMTモード」としたときの駆動伝達構成に
ついて説明する。「HMTモード」においては前記二つ
の油圧パッククラッチであるHMTクラッチ13及びH
STクラッチ14のうちHMTクラッチ13は係合さ
れ、HSTクラッチ14は係合を解除される。
【0028】エンジン20に連結されたポンプ出力軸2
5に固設のポンプ側入力ギア8が、前記キャリア5に形
成されたギア5aに噛合しているので、ポンプ出力軸2
5の回転出力が遊星歯車機構10のキャリア5に伝達さ
れる。一方、HST出力軸26の回転出力によって、モ
ータ側入力ギア9とサンギア1の前部に固設のギア6が
噛合してサンギア1が回転駆動されている。従って、前
記キャリア5に支持され、更に前記サンギア1に噛合し
ているプラネタリギア2には、両者5・1の回転が合成
されて伝達され、該合成された駆動力が、該プラネタリ
ギア2に噛合するリングギア3に伝達される。
【0029】そして、「HMTモード」においては前記
HMTクラッチ13が係合するよう制御されるので、リ
ングギア3の回転動力が出力軸27に伝達される。出力
軸27の動力は副変速軸28を経て後輪や前輪に伝達さ
れ、車両が駆動されることとなる。
【0030】「HSTモード」 次に、「HSTモード」としたときの駆動伝達構成につ
いて説明する。「HSTモード」においては前記二つの
油圧パッククラッチ13・14のうちHSTクラッチ1
4が係合され、HMTクラッチ13の係合は解除され
る。
【0031】ギア12には前述のとおりギア15が噛合
されているので、HST出力軸26の回転出力が出力軸
27に伝達される。この動力は副変速軸28を経て後輪
や前輪に伝達され、車両が駆動される。
【0032】この「HSTモード」においては、エンジ
ン20の出力が前後輪にまで伝達されるまでの間に遊星
歯車機構10を経由しない動力伝達構成となっている。
即ち、エンジン20の出力がポンプ出力軸25を介して
キャリア5を駆動するが、リングギア3のボス部3aと
出力軸27が係合しないので、遊星歯車機構10はその
キャリア5の回転により空転するのみとされる。結局
は、エンジン20の出力はHST21により変速されて
HST出力軸26→出力軸27と伝達された後、副変速
されて前後輪に伝達されることになる。
【0033】〔変速モード切換機構〕次に、変速モード
切換機構の構成を説明する。図4は変速装置の変速モー
ド切換機構の構成を示した説明図である。
【0034】本実施例においては、図4に示すように、
HST出力軸26に外嵌したモータ側入力ギア9に近接
して設けた検出器81で該HST出力軸26の回転量を
パルス信号として検出し、また、その回転方向をも検出
できるようにしている。更に、前記出力軸27に固定し
たダミーギア82aにも検出器82を近接して設け、該
検出器82にて該出力軸27の回転量やその方向を検出
している。また図4に示すように、エンジン20のクラ
ンク軸にも検出器83が設けられて、エンジン回転数を
検出可能としている。
【0035】さらに、車両の運転席には主変速操作手段
である主変速レバー84や、副変速操作手段である副変
速切換スイッチ87が設けられて、その枢支部には回動
角検出手段(例えば、ポテンショメータ)84a・87
aが配設され、該主変速レバー84や副変速切換スイッ
チ87の操作位置を検出できるようにしている。
【0036】同じく車両の運転席には、油圧パッククラ
ッチ13・14の断接を操作するための手段としてのク
ラッチペダル85、前記ブレーキ装置95の作動操作す
るための手段としてのブレーキペダル35が設けられて
いる。該クラッチペダル85及びブレーキペダルの枢支
部分には図示せぬポテンショメータ等よりなる回動角検
出手段85a・35aが配設されており、その踏込み量
を電気信号として検出して、制御装置90に出力するよ
うに構成されている。
【0037】また、同じく車両の運転席にはエンジンの
回転数を操作するアクセルペダル38が設けられてい
る。そして、エンジン20に装着したエンジン20の回
転数を調節するコントロールレバー103がアクセルペ
ダル38に接続されて、前記アクセルペダル38の操作
によりエンジン20の回転数が調節される。
【0038】図4に示すように前記三つの検出器81・
82・83は制御装置90に電気的に接続され、該制御
装置90は前記主変速レバー84の操作位置や前記検出
器82の検出値をもとに、車速が該主変速レバー84で
指示される車速となるよう、HST斜板角アクチュエー
タ86を通じて前記油圧ポンプ22の可動斜板22aの
傾斜角はフィードバック制御されている。また、前記H
MTクラッチ13及びHSTクラッチ14には、それぞ
れ電磁弁91・92が接続されて圧油を給排可能に構成
されており、前記制御装置90は該電磁弁91・92に
対し電気的に接続されている。
【0039】制御装置90は前記検出器82・83の検
出値から変速装置の変速比を計算する演算手段を備えて
おり、求められた変速比が高速側の一定領域にあるとき
は「HMTモード」となって前記電磁弁91・92に信
号を送り、前記HMTクラッチ13を係合させ、HST
クラッチ14を係合解除させる。一方、変速比が低速側
の一定領域にあるときは「HSTモード」となって電磁
弁91・92に信号を送り、前記HMTクラッチ13を
係合解除させ、HSTクラッチ14を係合させる。即
ち、中速域〜高速域では「HMTモード」、後進域の全
域〜前進低速域では「HSTモード」というように、変
速比に応じて二つの変速モードを自動切換し、前記電磁
弁91・92を電気的に制御してクラッチ13・14を
係脱させるように構成しているのである。
【0040】ここで、各変速モードにおけるHST変速
比について説明する。図5に示す図表1では、HST変
速比と車速との関係が示されている。前述するように後
進域の全域〜前進低速域においては「HSTモード」と
され、該モードにおいては前記HST出力軸26の回転
出力が前記出力軸27にそのまま出力されることから、
HST変速比が中立にあるときは車両は駆動されず、H
ST出力軸26が正転したときは車両は前進し、逆転し
たときは車両は後進する。また、車速は該HST出力軸
26の回転速度に比例する。このことから、「HSTモ
ード」において車両を前進側に増速させるためには、H
ST変速比を正転側に変更制御させる必要がある。
【0041】一方、前進の中速域〜高速域においては
「HMTモード」とされ、該モードにおいてはHST出
力軸26とポンプ出力軸25の回転出力を前記遊星歯車
機構10にて合成し、差動的に取り出された動力が前記
出力軸27に出力される。従って、「HMTモード」に
おいて車両を前進側に増速させるには、前記「HSTモ
ード」とは逆に、HST変速比を逆転側に変更制御させ
る必要がある。
【0042】〔低速前進走行時のHST/HMTモード
切換制御〕前述の如く、低速前進及び後進は「HSTモ
ード」、前進の中速域〜高速域は「HMTモード」に自
動切換されるよう構成しており、HST変速比が予め設
定した切換変速比に至ったときに変速モードが切り換わ
る。しかし、微速(例えば、1km/時以下)走行時
は、「HSTモード」では、HST21の可動斜板22
aの傾きが微小であるために、HST出力軸26の出力
回転が不安定となり、すなわち、出力軸27の回転が不
安定となり、車両による牽引作業等の高負荷作業に適し
た状態ではない。
【0043】そこで、通常の走行と「低速前進HMTモ
ード」とを切り換えるための切換手段である、切換スイ
ッチ36を設け、HMTクラッチ13及びHSTクラッ
チ14をいずれも係合解除して出力軸27に回転動力を
伝達させない状態、すなわち、車両が停止した状態で、
該切換スイッチ36を操作して「低速前進HMTモー
ド」とすれば、HMTクラッチ13が係合されて「HM
Tモード」となるよう構成している。
【0044】なお、図4に示すように、本実施例では前
記切換スイッチ36は、主変速レバー84に設けられた
ボタン状のものであり、該切換スイッチ36と制御装置
90は電気的に接続されていて、切換スイッチ36が
「ON」である状態を制御装置90に出力するよう構成
している。
【0045】そして切換スイッチ36を押圧した状態で
主変速レバー84を前進低速域に操作したときに、切換
スイッチ36が「ON」となって「低速前進HMTモー
ド」となるよう構成されている。そして、該切換スイッ
チ36はHMTクラッチ13及びHSTクラッチ14を
いずれも係合解除した状態でのみ押圧可能とされて、変
速装置の構成部材にモード変更に係るトルクによって余
分な負荷を与えないようにしている。但し、前記切換ス
イッチ36の形態は本実施例に限定されるものではな
く、例えば、車両の運転席のパネル上に個体のスイッチ
を設けることもできる。
【0046】図6に示す図表2は、HST変速比と車速
の関係を示している。通常の走行では、図表2において
実線で示すように、後進域の全域〜前進低速域の「HS
Tモード」において、HST出力軸26が正転したとき
は車両は前進し、逆転したときは車両は後進する。ま
た、前進の中速域〜高速域の「HMTモード」におい
て、車両を前進側に増速するときは、前記「HSTモー
ド」とは逆に、モード切換点を境にHST変速比を逆転
側に変更制御させなければならない。
【0047】一方、図表2において点線で示すように、
前進の中速域〜高速域の「HMTモード」において、車
両を前進側に減速するときは、モード切換点より、HS
T変速比を正転側に増加させなければならない。従っ
て、前進の中速域〜高速域のHST変速比を示す直線を
後進側へ延長した点線部分が、「低速前進HMTモー
ド」でのHST変速比となり、これは、低速前進域での
通常走行時のHST変速比よりも大きくなる。すなわ
ち、HST斜板角は、低速前進域において「HSTモー
ド」よりも「低速前進HMTモード」のほうが大きくな
る。従って、「低速前進HMTモード」時は、低速前進
域での通常走行よりも、HST変速比が安定して、車両
の走行はより低速高負荷作業に適した状態となる。
【0048】〔HST変速比の制御〕次に、HST21
の変速制御について、図4並びに図7及び図8に示す図
表を用いて説明する。但し、以下に説明するHST変速
比の制御は、本実施例に限定されず、無段階変速装置で
あれば、例えば、HSTやベルト式無段階変速機構(C
VT)等を変速装置として採用するものに広く応用する
ことが可能である。
【0049】不感帯の設定による制御 図7に示す図表3は、エンジン回転数とHST変速比の
関係を示している。従来、HST変速比の目標変速比T
は、主変速レバー84や副変速切換スイッチ87等によ
り決定される。そして、HST変速比が始動回転数T0
を越えると目標変速比Tまである一定の傾きでエンジン
回転数を増加させて、エンジン回転数に連動したHST
変速比制御を行っている。しかし、HST変速比の変化
に対し即エンジン回転数が変化する関係であるため、エ
ンジン回転数を変更するアクセルペダル38の操作に対
して敏感にHST変速比が変化し、従ってエンジン回転
数が頻繁に変化するためギクシャクした動きとなるとい
う不具合がある。
【0050】そこで、予めエンジンに回転数に対するH
ST変速比の不感帯を設定し、車両が走行中であるとき
にエンジン回転数を減少又は増加させたとき、エンジン
回転数の変化量が不感帯内であるときには、HST変速
比を変化させないようにして、車両が滑らかに走行する
ようにしている。
【0051】すなわち、図7の図表3に示すように、車
両が走行中であるA点においてエンジン回転数を減少さ
せたとき、B点に至るまではHST変速比を変更せず、
B点に至った時点である一定の傾きでHST変速比を減
少させ、エンジンがアイドリング状態となるまで回転数
を下げてC点に至る。このとき、A点からB点までのエ
ンジン回転数の変化量が不感帯となる。
【0052】そして、C点で、エンジンを予め設定され
たある一定時間低速空転させたのち、始動回転数T0と
なるE点まで回転数を変化させる。又は、予め設定され
たある一定時間内にエンジン回転数を増加させたとき
は、HST変速比を一定に保持したままエンジン回転数
を増加させ、不感帯以上にエンジン回転数が変化したD
点で、HST変速比をある一定の傾きで増加させる。
【0053】上述の如く、HST変速比とエンジン回転
数との間に、エンジン回転数の変化がある一定範囲内で
あればHST変速比を変更しないという、エンジン回転
数に対するHST変速比の不感帯を設けることで、HS
T変速比の変更がアクセルペダル38等のアクセル操作
手段の操作に対して敏感になりすぎることなく、従っ
て、エンジン回転数が頻繁に微量変化することがないの
で、車両は滑らかに走行するようになる。
【0054】中立モード切換による制御 図7に示す図表4は、エンジン回転数とHST変速比の
関係を示している。従来は、アクセルペダル38の操作
によって主変速レバー84で指示した変速比まで変速可
能に構成し、車両を停止させるためには主変速レバー8
4やリバーサ、クラッチペダル85を操作し、HST変
速比を始動回転数T0まで低下させ、ブレーキペダル3
5を踏込操作して車両を停止させると、車両の停止に応
じてHST変速比が中立となるよう制御されている。
【0055】しかし、車両を停止させるためには、ペダ
ルやレバーを足と手の両方で操作するため操作が繁雑と
なり、また、特に車両がトラクタの場合においては、出
力軸27に加わるブレーキトルクより駆動トルクの方が
大きいため、ブレーキペダル35を踏込操作しても停止
することができないという不具合がある。
【0056】そこで、ブレーキペダル35に、通常の走
行から「中立モード」に切り換えるための切換手段であ
る切換スイッチ37を設け、エンジン回転数がアイドリ
ング状態にあるときに、該切換スイッチ37を操作して
「中立モード」とすると共にブレーキペダル35を踏込
操作すれば、一定時間経過後にHST変速比が中立とな
るよう制御し、その後、HST斜板角をHST出力軸2
6の回転がゼロとなるよう制御する中立制御に移行する
ように構成している。
【0057】なお、前記切換スイッチ37は、制御装置
90に電気的に接続されており、「ON」の状態を該制
御装置に出力する構成としている。
【0058】切換スイッチ37が「ON」の状態にある
とき、主変速レバー84を操作せずとも、エンジンがア
イドリング状態にあるとき、ブレーキペダル35と切換
スイッチ37を同時に踏込操作すれば車両は停止する。
また、このように車両が停止した状態で、ブレーキペダ
ル35と切換スイッチ37の踏込操作を解除し、アクセ
ルペダル38を踏込操作してエンジン回転数を変化させ
れば、主変速レバー84によって設定された目標変速比
TまでHST変速比を変化させることができる。
【0059】従って、アクセルペダル38とブレーキペ
ダル35の操作のみで、HST変速比を中立から目標変
速比Tまで自在に変化させることができる。特に、車両
の前部又は後部に作業機脱着するインチングの際には、
オペレータはハンドルや作業機の操作手段を両手を用い
て操作しながら、車両を低速前進又は後進させることが
でき、車両を作業機脱着に適した位置に操向するよう集
中することができるので都合がよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0061】即ち、請求項1に示す如く、後進域の全域
〜前進低速域では油圧式無段変速機構(HST)で変速
した出力を得る「HSTモード」とし、前進の中速域〜
高速域では油圧式無段変速機構による出力とエンジンか
らの出力を遊星歯車機構で合成して変速した出力を得る
「HMTモード」とした油圧−機械式変速装置(HM
T)において、前進の低速域で「HMTモード」を選択
可能とする切換手段を設けたので、「HMTモード」で
の低速前進を可能とすることで、低速前進時にも安定し
た駆動力を得ることができ、車両での高負荷作業時に適
した走行とすることができる。
【0062】請求項2に示す如く、請求項1に記載の変
速装置において、車両停止時に切換手段を操作可能とし
たので、「HSTモード」から「HMTモード」への切
換時に、変速装置の構成部材にトルクによる不要な負荷
を与えることがない。
【0063】請求項3に示す如く、エンジンの動力を油
圧式無段変速機構で変速する変速装置において、出力回
転数検知手段と、ブレーキ操作の検知手段と、変速装置
に変速アクチュエータを設け、エンジンがアイドリング
状態であるとき、ブレーキペダルを踏込操作すれば、変
速装置を中立にする状態と、中立にしない状態とを切り
換える選択切換手段を設けたので、ブレーキペダルのみ
で車両を停止させることが可能となる。
【0064】請求項4に示す如く、請求項3に記載の変
速装置において、変速装置を中立にする状態と、変速装
置を中立にしない状態とに切換可能な切換手段をブレー
キペダル近傍に設けたので、ブレーキペダルと同時に切
換手段を踏込操作可能であり、アクセルペダルとブレー
キペダルのオペレータの脚による踏込操作のみで車両を
停止させたり走行させたりできる。
【0065】請求項5に示す如く、エンジンの回転数と
変速後の出力回転をそれぞれ検知して、エンジンの回転
数に比例して油圧式無段変速機構で変速するようにした
変速装置において、エンジンの回転数が変化しても変速
装置による出力回転数を変更させない不感帯を設けたの
で、エンジン回転数の変化に対し変速比が頻繁に微量変
化することを防止し、滑らかな走行を得ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HMT式変速装置のスケルトン図。
【図2】HSTの側面断面展開図。
【図3】ミッション前部の側面断面展開図。
【図4】HST斜板制御のための構成を示す説明図。
【図5】HST変速比と車速の関係を示した図。
【図6】HST変速比と車速の関係を示した図。
【図7】HST変速比とエンジン回転数を示した図。
【図8】HST変速比とエンジン回転数を示した図。
【符号の説明】
10 遊星歯車機構 13 HMTクラッチ(第一の油圧パッククラッチ) 14 HSTクラッチ(第二の油圧パッククラッチ) 20 エンジン 21 HST 22 油圧ポンプ 22a 可動斜板 23 油圧モータ 25 ポンプ出力軸 26 HST出力軸 27 出力軸 35 ブレーキペダル 36 切換スイッチ 37 切換スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16H 59:40 F16H 59:40 59:54 59:54 (72)発明者 久保田 幸雄 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 野間 康男 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 黒田 晃史 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 3D040 AA01 AA10 AB01 AD02 AD13 AE06 AE09 AF07 3J552 MA04 MA10 NA05 NB01 PA31 RB02 RB07 SA31 VA37W VA70W VC01W VD11W

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後進域の全域〜前進低速域では油圧式無
    段変速機構(HST)で変速した出力を得る「HSTモ
    ード」とし、前進の中速域〜高速域では油圧式無段変速
    機構による出力とエンジンからの出力を遊星歯車機構で
    合成して変速した出力を得る「HMTモード」とした油
    圧−機械式変速装置(HMT)において、前進の低速域
    で「HMTモード」を選択可能とする切換手段を設けた
    ことを特徴とする変速装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の変速装置において、車
    両停止時に切換手段を操作可能としたことを特徴とする
    変速装置。
  3. 【請求項3】 エンジンの動力を油圧式無段変速機構で
    変速する変速装置において、出力回転数検知手段と、ブ
    レーキ操作の検知手段と、変速装置に変速アクチュエー
    タを設け、エンジンがアイドリング状態であるとき、ブ
    レーキペダルを踏込操作すれば、変速装置を中立にする
    状態と、中立にしない状態とを切り換える選択切換手段
    を設けたことを特徴とする変速装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の変速装置において、変
    速装置を中立にする状態と、変速装置を中立にしない状
    態とに切換可能な切換手段をブレーキペダル近傍に設け
    たことを特徴とする変速装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの回転数と変速後の出力回転を
    それぞれ検知して、エンジンの回転数に比例して油圧式
    無段変速機構で変速するようにした変速装置において、
    エンジンの回転数が変化しても変速装置による出力回転
    数を変更させない不感帯を設けたことを特徴とする変速
    装置。
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