JPH04136555A - 油圧走行車両の変速切換制御装置 - Google Patents

油圧走行車両の変速切換制御装置

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JPH04136555A
JPH04136555A JP25576290A JP25576290A JPH04136555A JP H04136555 A JPH04136555 A JP H04136555A JP 25576290 A JP25576290 A JP 25576290A JP 25576290 A JP25576290 A JP 25576290A JP H04136555 A JPH04136555 A JP H04136555A
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JP
Japan
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rotation speed
input rotation
transmission
gear
difference
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JP25576290A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Sonoda
光夫 園田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、変速機の変速段を切換制御する油圧走行車両
の変速切換制御装置に関する。
B、従来の技術 原動機により駆動される油圧ポンプからの吐出油により
走行用油圧モータを駆動し、この油圧モータの回転によ
り車両を走行せしめる油圧走行車両が知られている。こ
のような油圧走行車両は一般に複数の変速段に切換可能
な変速機を有し、油圧モータの回転をその変速段に応じ
た減速比で減速して車輪に伝達する。
しかし、車両走行時に高速段から低速段に、すなわち減
速比が大きくなる方向に変速段を切換えた場合、車体の
慣性により直ぐには減速しないので、逆に変速機の入力
軸側、すなわち油圧モータが高速回転されることになる
。このため油圧モータの吐出油によって油圧ポンプも高
速回転し、その結果、原動機が許容回転数を越えて回転
するいわゆるオーバーランが発生して原動機の寿命を縮
めるという問題がある。
そこで、特開昭62−242172号公報に開示された
装置では、このような問題点を解決するため、走行時に
高速段から低速段に切換操作しても直ぐにはその切換え
を行わず、車速か予め設定された所定値未満に減速され
るまで待ち、その後、変速段の切換えを行うようにして
いる。これによれば変速機の入力軸が高速で回転される
ことがないので、上記原動機のオーバーランを防止でき
る。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、車速が所定値未満になったときに変速段
の切換えを行うということは、変速操作後、長時間待つ
かあるいは車両の制動が行われて初めて変速が行われる
ということであり、応答性が極めて悪い。また変速段切
換時に減速比の相違による減速ショックが伴い走行フィ
ーリングが悪化するという問題もある。
本発明の目的は、原動機のオーバーランを防止するとと
もに、応答性よく変速段の切換えが行われ、かつ切換え
時の減速シミツクを防止した油圧走行車両の変速切換制
御装置を提供することにある。
01課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応付けて説明すると、本発明
は、原動機1により駆動される油圧ポンプ2と、この油
圧ポンプ2からの吐出油により駆動される走行用油圧モ
ータ4と、複数の変速段に切換可能とされ、油圧モータ
4の回転をその変速段に応じた減速比で減速して車輪7
に伝達する変速機5と、変速操作部材14からの指令に
応じて変速機5の変速段を切換える切換手段10とを備
えた油圧走行車両の変速切換制御装置に適用される。
そして、変速機5の入力回転数を検出する入力回転数検
出手段17と、変速機5の出力回転数を検出する出力回
転数検出手段18と、検出された出力回転数と変速操作
部材14により指令されている変速段に応じた減速比と
から入力回転数を演算する演算手段16と、検出された
入力回転数と演算された入力回転数との差に応じた信号
を出力する出力手段19と、演算された入力回転数のほ
うが大きい場合には、上記賀入力回転数の差に応じて変
速機5の実際の入力回転数を増加せしめる回転数制御手
段8,9と、変速操作部材14により減速比が大きくな
る方向に変速機の変速段が切換操作された場合には、変
速機5をいったん中立状態とするとともに上記出力手段
19および回転数制御手段8,9を作動せしめ、その後
、上記入力回転数の差が所定値以下になったときに変速
段の切換えを行うべく切換手段10を制御する切換制御
手段12とを具備し、これにより上記問題点を解決する
E1作用 走行中に変速操作部材14により減速比が大きくなる方
向に変速段の切換えが指令されると、入力回転数検出手
段17により検出される入力回転数よりも演算手段16
により演算される入力回転数のほうが太くなり、このた
め回転数制御手段8゜9は、上記面入力回転数の差に応
じて変速機5の実際の入力回転数を増加せしめる。この
とき変速機5は中立状態となっているので、上記実際の
入力回転数の増加により面入力回転数の差は小さくなっ
てゆき、これが所定値以下になったときに切換制御手段
12は、切換手段10を制御して上記変速段の切換えを
行う。
すなわち、上記変速段の切換が指令された場合には、実
際の入力回転数を大きくして積極的に面入力回転数の差
を小さくし、これが所定値以下になったときに切換えを
行う。したがって応答性がよく、また切換時のショック
もない。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
、本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 第1図および第2図により本発明の一実施例を説明する
第1図は本発明に係る油圧走行車両の変速切換制御装置
の全体構成図であり、原動機1により駆動される可変容
量形油圧ポンプ2は、一対の主管路3a、3bを介して
可変容量形油圧モータ4に閉回路接続され、油圧ポンプ
2からの吐出油により油圧モータ4が駆動される。油圧
モータ4の回転は、入力軸5aを介して変速機5に入力
され、変速機5の出力は出力軸5bを介してデファレン
シャルギア6に入力される。そしてデファレンシャルギ
ア6の出力により車輪7が回転して車両が走行する。8
は、油圧モータ4の傾転量(吐出容量)を制御する容量
制御装置であり、この容量制御装置8は積分器9の出力
によって制御される。
ここで本実施例の変速機5は、2つの変速段、すなわち
減速比11の1速および減速比12(il>i2)の2
速に切換え可能とされ、その切換えは第2図に示すクラ
ッチ5e、54の接続および切離しにより行われる。こ
のようなりラッチ5e、5fの接断は一対の油圧シリン
ダ5c、5dによりそれぞれ制御され、油圧シリンダ5
c、5dは油圧ポンプ31からの吐出油の方向を電磁弁
1oにて切換えることにより制御される。
すなわち、電磁弁10をA位置に切換えると油圧シリン
ダ5cによりクラッチ5eが接続され(クラッチ5fは
遮断)で1速が設定される。また電磁弁10をB位置に
切換えると油圧シリンダ5dによりクラッチ5fが接続
され(クラッチ5eは遮断)で2速が設定される。また
電磁弁10がN位置にあるときには両クラッチ5e、5
fとも切離され変速機5の入力軸5aと出力軸5bとが
切離される(中立状態)。
電磁弁10のソレノイド部10a、10bは、第1図に
示すように、切換スイッチ11および制御スイッチ12
を介してバッテリ13に接続可能とされ、切換スイッチ
11は、運転席に設けられた変速スイッチ14の操作に
より切換えられる。
すなわち1速を選択すべく変速スイッチ14をPlに切
換えると切換スイッチ11がQ1位置に。
2速を選択すべく変速スイッチ14をR2に切換えると
切換スイッチ11がQ2位置にそれぞれ切換わる。また
変速スイッチ14のPL、R2位置への切換えに伴って
減速比選択スイッチ15がR1、R2位置にそれぞれ切
換わり、各変速段の減速比i1.i2に応じた信号を選
択的に乗算器16に入力する。
17は変速機5の入力軸5aの回転数(入力回転数)N
iを検出する回転数センサ、18は変速機5の出力軸5
bの回転数(出力回転数)Noを検出する回転数センサ
であり、回転数センサ17の検出結果Niは偏差器19
に、回転数センサ18の検出結果NOは上記乗算器16
にそれぞれ入力される0乗算器16は、出力回転数NO
に減速比11または12を乗することにより入力回転数
Nj′を演算し、これを偏差器19に入力する。
偏差器19は、検出された回転数Niと演算された回転
数Ni’ との差ΔN(ΔN=Ni−Ni’)を求め、
その差ΔNに応じた信号を出力する。
この信号は上述した積分器9に入力され、積分器9はΔ
Nを積分し、その結果に応じて容量制御装置I8により
油圧モータ4の傾転量を制御する。また偏差器19の出
力が零の場合には上記制御スイッチ12はオンし、零以
外の場合にはオフする。
次に、実施例の動作を説明する。
今、車両が2速で走行しているとする。すなわち各スイ
ッチが第1図の状態にあり、電磁弁10のソレノイド部
10bが励磁され、電磁弁10がB位置(第2図)に切
換わっている。したがって油圧ポンプ31の圧油により
油圧シリンダ5dが伸長してクラッチ5fが接続状態に
あり、これにより2速が設定されている。またこのとき
、N1=Ni’ となっている。
この状態で1速を選択すべく変速スイッチ14をP2位
置からP1位置に切換えると、切換スイッチ11がQ2
位置からQ1位置に切換わるとともに減速比選択スイッ
チ15がR2位置からR1位置に切換わり、乗算器16
には1速の減速比11が入力される。減速比11は12
よりも大きいから、このとき乗算器16にて演算される
入力回転数Ni′は実際の入力回転数(回転数センサ1
7の検出結果)Niよりも大きくなり、したがって偏差
器19の出力信号ΔNは負となる。これにより制御スイ
ッチ12がオフするので、切換スイッチ11がQ2位置
に切換わっていても電磁弁10のソレノイド部10a、
10bは励磁されず電磁弁10は第2図の如くN位置と
なり、クラッチ5e、5fが共に切離され変速機5は中
立状態となる。すなわちこの時点では2速から1速への
変速は行われず、入力軸5aと出力軸5bとが切離され
る。
また上記偏差器19の出力ΔNが負となることにより積
分器19の出力が減少するので、容量制御装置8は油圧
モータ4の傾転量(吐出容量)を減少させる。ここで、
油圧モータ4の回転数をNm、その吐出容量をqm、管
路3aまたは3bの流量をQとすると、 Nm=Q/qm が成立ち、この式から分かるように、吐出容量qmを減
少させると油圧モータ4の回転数Nm、すなわち変速機
5の入力軸5aの回転数(入力回転数)が増加する。
一方、入力軸5aと切離された出力軸5bの回転は車両
の負荷により徐々に減少するので1両出力軸5a、5b
の回転数差ΔNは減少して遂には零となり、偏差器19
の出力が零となるので制御スイッチ12がオンする。こ
のとき切換スイッチ11はQ1位置に切換わっているの
で、制御スイッチ12のオンにより電磁弁10のソレノ
イド部10aが励磁されて電磁弁10がA位置に切換わ
り、油圧シリンダ5Cの伸長によりクラッチ5eが接続
されて変速機5が1速に切換わる。
以上によれば、変速スイッチ14の操作により2速から
1速への切換が指令された場合には、変速機5が中立状
態となるとともに実際の入力回転数が大きくされるので
、短時間のうちにN1=Ni″、すなわちΔN=Oとな
って上記1速への切換えが行われ、従来と比べて応答性
がよくなる。
またN1=Ni’のときに切換えを行うことにより原動
機1のオーバーランや切換時の減速ショックも防止され
る。
以上の実施例の構成において、変速スイッチ14が変速
操作部材を、電磁弁10が切換手段を。
回転数センサ17が入力回転数検出手段を1回転数セン
サ18が出力回転数検出手段を、乗算器16が演算手段
を、偏差器19が出力手段を、容量制御装置8および積
分器9が回転数制御手段を、制御スイッチ12が切換制
御手段をそれぞれ構成する。
なお以上では、油圧モータ4の吐出容量を低減させて入
力軸5aの回転数を増加させるようにしたが、油圧ポン
プ2の吐出容量を増加さるようにしてもよい、すなわち
油圧ポンプ2の吐出容量をqp、その回転数をNp、油
圧モータ4の吐出容量をqm、その回転数をNmとする
と、Nm= (qp/qm)  6Np が成立ち、油圧ポンプ2の吐出容量qpを増加させるこ
とにより油圧モータ4の回転数、すなわち変速機5の入
力回転数を増加させることができる。
また上記油圧モータ4の吐出容量低減と油圧ポンプ2の
吐出容量を増加を共に行うようにしてもよい。
さらに上記実施例における変速機5の中立状態は、入力
軸5aと出力軸5bとを完全に切離す例を示したが、実
際の入力回転数Niと乗算器16による入力回転数Ni
″とを近付けることが可能であれば例えばハーフクラッ
チ状態でもよい。したがって請求の範囲でいう中立状態
は、このようなハーフクラッチ状態をも含むものとする
さらにまた、入力回転数差ΔNが零のときに切換を行う
ようにしたが、ΔNが所定値以下のときに切換えを行う
ようにしてもよい。
また1速および2速にのみ切換可能な例を示したが、よ
り多くの変速段数に切換可能なものでもよい。さらに閉
回路にて説明したが開回路にも本発明を適用できる。
G5発明の効果 本発明によれば、高速段から低速段への切換が操作され
た場合(このとき、変速機の出力回転数と減速比とから
演算される入力回転数のほうが実際の入力回転数よりも
大ききくなる)には、変速機を中立状態とするとともに
両入力回転数の差に応じて変速機の実際の入力回転数を
増加させ、上記差が所定値以下になったときにその変速
段の切換えを行うようにしたので、変速操作後、短時間
のうちに変速段の切換えが行われ、原動機をオーバーラ
ンさせることなく変速時の応答性を向上させることが可
能となるとともに、変速時における回転数差による減速
ショックをも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る変速制御装置の一実施例を示す全
体構成図、第2図は変速機および変速段切換用電磁弁の
構成を示す図である。 1:原動機 2:可変容量型油圧ポンプ 4:可変容量型油圧モータ 5:変速機       7:車輪 8:容量制御装置    9:積分器 10:電磁弁      11:切換スイッチ12:制
御スイッチ   14:変速スイッチ15:減速本選択
スイッチ 16二乗算器      17:入力回転数センサ18
:出力回転数センサ 19:偏差器第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)原動機により駆動される油圧ポンプと、この油圧ポ
    ンプからの吐出油により駆動される走行用油圧モータと
    、 複数の変速段に切換可能とされ、前記油圧モータの回転
    をその変速段に応じた減速比で減速して車輪に伝達する
    変速機と、 変速操作部材からの指令に応じて前記変速機の変速段を
    切換える切換手段とを備えた油圧走行車両の変速切換制
    御装置において、 前記変速機の入力回転数を検出する入力回転数検出手段
    と、 前記変速機の出力回転数を検出する出力回転数検出手段
    と、 前記検出された出力回転数と前記変速操作部材にて指令
    された変速段に応じた減速比とから入力回転数を演算す
    る演算手段と、 前記検出された入力回転数と演算された入力回転数との
    差に応じた信号を出力する出力手段と、前記演算された
    入力回転数のほうが大きい場合には、前記両入力回転数
    の差に応じて前記変速機の実際の入力回転数を増加せし
    める回転数制御手段と、 前記変速操作部材により前記減速比が大きくなる方向に
    変速機の変速段が切換操作された場合には、前記変速機
    をいったん中立状態とするとともに前記出力手段および
    回転数制御手段を作動せしめ、その後、前記検出された
    入力回転数と演算された入力回転数との差が所定値以下
    になったときに前記変速段の切換えを行うべく前記切換
    手段を制御する切換制御手段とを具備することを特徴と
    する油圧走行車両の変速切換制御装置。 2)前記油圧モータは可変容量形であり、前記回転数制
    御手段は、前記入力回転数の差に応じて前記油圧モータ
    の吐出容量を低減させることにより前記入力回転数を増
    加せしめることを特徴とする請求項1に記載の油圧走行
    車両の変速切換制御装置。 3)前記油圧ポンプは可変容量形であり、前記回転数制
    御手段は、前記入力回転数の差に応じて前記油圧ポンプ
    の吐出容量を増加させることにより前記入力回転数を増
    加せしめることを特徴とする請求項1に記載の油圧走行
    車両の変速切換制御装置。
JP25576290A 1990-09-26 1990-09-26 油圧走行車両の変速切換制御装置 Pending JPH04136555A (ja)

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Cited By (4)

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