JP4589649B2 - ホイールローダのクラッチ制御装置およびホイールローダ - Google Patents

ホイールローダのクラッチ制御装置およびホイールローダ Download PDF

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本発明は、ブレーキペダルおよびクラッチカットペダルの踏み込み操作に応じてトランスミッションのクラッチをカットするホイールローダのクラッチ制御装置およびホイールローダに関する。
従来より、ホイールローダ等の作業車両においては、ブレーキペダルの踏み込み操作によりブレーキ装置を作動するとともに、走行用トランスミッションのクラッチをカットしてホイールへの動力の伝達を遮断し、エンジンにかかる負荷を低減するようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。これによれば、カットオフ設定器によりカットオフ圧を設定し、ブレーキ操作によるブレーキ圧がこのカットオフ圧以上になるとクラッチをカットする。
特開2001−263384号公報
上述した特許文献1記載の装置では、カットオフ圧を小さい値に設定すると、高速走行時にブレーキペダルを軽く踏んだだけでクラッチがカットされてしまい、エンジンブレーキ(油圧ブレーキ)を有効に機能させることができない。逆に、カットオフ圧を大きい値に設定すると、低速走行時にブレーキペダルを大きく踏み込まなければクラッチがカットされず、操作性が悪い。
(1) 請求項1の発明によるホイールローダのクラッチ制御装置は、アクセルペダルの操作によってエンジン回転数を高め、かつ、アクセルペダル以外のペダルの操作によってブレーキ装置を作動させながら作業を行うホイールローダのクラッチ制御装置において、エンジンにより発生した走行駆動力を車輪へ伝達する接続状態と、走行駆動力の車輪への伝達を遮断する遮断状態との2つの状態をオンオフ的に切り換えるクラッチ手段と、アクセルペダル以外のペダルの操作によってブレーキ装置のブレーキ作動圧を変更するブレーキ作動圧変更手段と、ブレーキ作動圧を検出するブレーキ作動圧検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段により検出された車速とブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧の大きさに応じて、クラッチ手段を接続状態に切り換えるか、遮断状態に切り換えるかを制御するクラッチ制御手段とを備え、クラッチ制御手段は、車速検出手段により検出された車速が所定車速未満のとき、ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が第1の所定値未満であれば、接続状態となるようにクラッチ手段を制御し、ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が第1の所定値以上であれば、遮断状態となるようにクラッチ手段を制御し、クラッチ制御手段は、車速検出手段により検出された車速が所定車速以上のとき、ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が第1の所定値よりも大きい第2の所定値未満であれば、接続状態となるようにクラッチ手段を制御し、ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が第2の所定値以上であれば、遮断状態となるようにクラッチ手段を制御することを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載のホイールローダのクラッチ制御装置において、クラッチ制御手段による制御の無効指令を入力する無効指令部材を有し、クラッチ制御手段は、無効指令部材により無効指令が入力されると、車速検出手段により検出された車速およびブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧に拘わらず、接続状態となるようにクラッチ手段を制御することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のホイールローダのクラッチ制御装置において、第1の所定値および/または第2の所定値を調整する調整手段をさらに備えることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明によるホイールローダは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクラッチ制御装置と、エンジンと、ホイールローダを制動するブレーキ装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、車速とペダルの操作による制動指令の大きさに応じてクラッチ手段を制御して走行駆動力の車輪への伝達を遮断するようにしたので、ペダルの操作によるクラッチカットのタイミングを車速に応じて変更することができ、エンジンブレーキを有効に機能させることができる。
以下、図1〜図5を参照して本発明によるクラッチ制御装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るクラッチ制御装置の概略構成を示す図であり、図2はこのクラッチ制御装置が適用されるホイールローダの走行用油圧回路図である。
図2に示すようにエンジンEによって駆動される可変容量形油圧ポンプ21と油圧モータ22とは、一対の主管路23A,23Bにより閉回路接続されている。油圧モータ21には変速機24を介してホイール25が接続され、ホイール25は油圧ポンプ21の吐出量に応じた速度で駆動される。油圧ポンプ21の傾転角はレギュレータ26によって制御される。チャージポンプ27はエンジンEによって駆動され、チャージポンプ27からの圧油は絞り28で制御されてレギュレータ26に供給される。チャージポンプ27の吐出量はアクセルペダル11(図3)の踏み込み量に応じて増減し、この吐出量の変化によりレギュレータ26が駆動される。
すなわち、アクセルペダル11を踏み込み操作するとエンジン回転数の増加によりチャージポンプ27の吐出量が増加し、油圧ポンプ21の傾転量が増加する。これにより油圧モータ22への吐出量が増加し、車速が上昇する。一方、アクセルペダル11を戻し操作するとエンジン回転数の減少によりチャージポンプ27の吐出量が減少し、油圧ポンプ21の傾転量が減少する。これにより油圧モータ22への吐出量が減少し、油圧モータ22に油圧ブレーキが作用して、車速が低下する。油圧モータ22の回転方向、すなわちレギュレータ26への圧油の流れは電磁切換弁29により制御される。
エンジンEによって駆動される油圧ポンプ30からの圧油はそれぞれ電磁切換弁31,32を介して前進用油圧クラッチ33および後進用油圧クラッチ34に供給される。電磁切換弁31,32は前後進切換レバー13(図3)の操作に応じて切り換えられる。すなわち前後進切換レバー13が前進側に操作されると電磁切換弁31のソレノイド31aが通電し、電磁切換弁31は位置ロに切り換わる。これにより油圧クラッチ33へ圧油が供給され、クラッチ33が接続される。前後進切換レバー13が後進側に操作されると電磁切換弁32のソレノイド32aが通電し、電磁切換弁32は位置ロに切り換わる。これにより油圧クラッチ34へ圧油が供給され、クラッチ34が接続される。前後進切換レバー13が中立位置に操作されると電磁切換弁31,32のソレノイド31a,32aが非通電状態となり、電磁切換弁31,32はそれぞれ位置イに切り換わる。これにより油圧ポンプ30から油圧クラッチ33,34への圧油の供給が停止され、クラッチ33,34がカット(切断)され、ニュートラル状態となる。なお、クラッチ33,34は前後進切換レバー13の操作に応じて切り換えられるだけでなく、後述するように車速に応じて切り換えられる。
このような油圧走行車両には、図1に示すようにブレーキペダル10の操作によって作動するサービスブレーキ7が設けられている。図1においてブレーキペダル10を操作するとその操作量に応じてブレーキバルブ1が駆動され、作動油タンク4からの作動油がブレーキバルブ1を介してブレーキシリンダ6に供給され、サービスブレーキ7が作動する。なお、後述するクラッチカットペダル12を操作しても操作量に応じてブレーキバルブ1が駆動され、サービスブレーキ7が作動する。
ここで、走行減速時にクラッチ33,34をカットすると、油圧モータ22とホイール25との間の動力の伝達が遮断され、油圧ブレーキが効かなくなる。その結果、サービスブレーキ7の負担が増大し、サービスブレーキ7の寿命低下を招く。一方、高負荷作業を行う場合には、低速走行中であってもアクセルペダル11を踏み込み、エンジンEを高回転させる場合がある。この場合には油圧モータ22の駆動力の増加を抑え、エンジン負荷とサービスブレーキ7の負担を軽減するためにクラッチカットすることが好ましい。そこで、本実施の形態では、ブレーキペダル10またはクラッチカットペダル12の操作による減速時に、車速に応じてクラッチカットするタイミングを制御する。
図3に示すように運転室には、ブレーキペダル10の他、アクセルペダル11と踏み込み操作によりクラッチをカットするクラッチカットペダル12が配置されている。このクラッチカットペダル12は、ブレーキペダル10と同様に操作量に応じてブレーキバルブ1を駆動し、サービスブレーキ7を作動させる機能を有する。したがって、走行単独動作時には、アクセルペダル11と隣り合って設けられるブレーキペダル10が、アクセルペダル11から離した右足によって操作され、走行速度が制御される。フロントアタッチメントと走行との複合動作による作業中には、右足でアクセルペダル11が操作され、左足でクラッチカットペダル12が操作されてフロントアタッチメントの動作速度と走行速度とが制御される。また、運転室には後述するクラッチカット制御の無効を指令する切換スイッチ3が配置されている。なお、13は前後進切換レバーであり、このレバー13を前進側または後進側に操作すると電磁切換弁29が前進側または後進側に切り換わる。
図1に示すようにコントローラ9には、ブレーキペダル10の操作量に応じたブレーキ作動圧pを検出する圧力センサ2と、車速vを検出する車速検出器5と、切換スイッチ3が接続されている。なお、図示は省略するが、圧力センサ2はクラッチカットペダル12の操作量に応じたブレーキ作動圧pも検出する。コントローラ9ではこれらからの入力信号に応じて以下のような処理を実行し、電磁切換弁31,32の各ソレノイド31a,32aにそれぞれ制御信号を出力する。
図4は、本実施の形態に係るコントローラ9での処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1で切換スイッチ3がオンか否か、すなわちクラッチカット制御の無効指令が入力されているか否かを判定する。切換スイッチ3がオンと判定されると、ステップS6に進み、オフと判定されるとステップS2に進む。ステップS2では、車速検出器5により検出された車速vが予め設定された設定値v1以上か否かを判定する。所定値v1は油圧ブレーキ力が一定以上となる車速(例えば15km/h程度)に設定する。
ステップS2が肯定されるとステップS3に進み、圧力センサ2により検出されたブレーキ作動圧pが予め定めた所定値p1以上か否かを判定する。図5に示すように、所定値p1はブレーキペダル10のフル操作時のブレーキ作動圧pmaxよりも小さい値に設定される。ステップS3が肯定されるとステップS5に進み、ソレノイド31a,32aへの出力をオフして電磁切換弁31,32をそれぞれ位置イ(中立位置)に切り換え、クラッチ33,34を切断する。ステップS3が否定されるとステップS6に進み、前後進切換レバー13の操作に応じてソレノイド31aまたは32aへ制御信号を出力し、電磁切換弁31または32を位置ロに切り換え、クラッチ33,34のいずれか一方を接続する。
一方、ステップS2が否定されるとステップS4に進み、ブレーキ作動圧pが予め定めた所定値p2以上か否かを判定する。ここで、所定値p2は、図5に示すように所定値p1よりも小さい値に設定される。ステップS4が肯定されるとステップS5に進んで電磁切換弁31,32をそれぞれ位置イに切り換え、否定されるとステップS6に進んで電磁切換弁31または32を位置ロに切り換える。
次に、本実施の形態に係るクラッチ制御装置の主要な動作を説明する。
車両を低速走行(v<v1)させながらフロントアタッチメントによる作業、例えばバケットによる土砂のすくい上げ、土砂の荷降ろし、荷積み、掘削あるいはスノーブレードによる除雪などを行うとき、アクセルペダル11を踏み込み操作してエンジン回転数を高めるとともに、クラッチカットペダル12を踏み込み操作してサービスブレーキ7を作動する。クラッチカットペダル12の踏み込みによりブレーキ作動圧pが所定値p2以上になると(図5の領域A)、電磁切換弁31,32は位置イに切り換わる(ステップS5)。これによりクラッチ33,34がカットされ、エンジンEおよびサービスブレーキ7にかかる負荷が低減される。この場合、所定値p2は低めの値に設定されるため、クラッチカットペダル12をそれほど大きく踏み込まなくてもブレーキ作動圧pは所定値p2以上となり、作業性が向上する。
車両を高速走行(v≧v1)させている場合に、アクセルペダル11を戻し操作するとともにブレーキペダル10を踏み込み操作すると、サービスブレーキ7が作動する。このときブレーキ作動圧pが所定値p1未満であれば(図5の領域B)、電磁切換弁31または32は位置ロに切り換わる(ステップS6)。これによりクラッチ接続状態が維持され、油圧モータ22に油圧ブレーキが作用する。この場合、所定値p1は所定値p2より大きな値に設定されているので、低速走行時にクラッチカットされる踏み込み量であっても高速走行時にはクラッチカットされない。このためサービスブレーキ7に大きな負担をかけることなく車両を効果的に減速することができる。
切換スイッチ3をオンすると、車速vおよびブレーキ作動圧pの大きさに拘わらず、前後進切換レバー13の操作に応じて電磁切換弁31または32が位置ロに切り換わる(ステップS6)。これにより例えばブレーキペダル10を操作しながら低速で登板走行している場合にクラッチ接続状態が維持され、坂道での発進が容易となる。
以上の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1)高速走行時(v≧v1)に、ブレーキペダル10およびクラッチカットペダル12の操作によりクラッチカットするブレーキ作動圧の設定値p2を、低速走行時(v<v1)にクラッチカットするブレーキ作動圧の設定値p1よりも大きくした。これにより高速走行時にサービスブレーキ7とともに油圧ブレーキを作動することができ、サービスブレーキ7の寿命低下を抑制することができる。
(2)低速走行時には少ないブレーキペダル10およびクラッチカットペダル12の操作によりクラッチカットすることができ、低速走行しながら高負荷作業を良好に行うことができる。
(3)クラッチカットの無効を指令する切換スイッチ3を設けるようにしたので、坂道での発進が容易である。
なお、上記実施の形態では、所定値p1,p2を固定値としたが、所定値p2(第1の所定値)および/または所定値p1(第2の所定値)を可変値とすることもできる。この場合、運転席に調整手段として設定ダイヤルを設け、設定ダイヤルの操作により所定値p1,p2を設定する、あるいは運転席に設定スイッチを設け、設定スイッチを操作したときのブレーキ作動圧pを所定値p1,p2として設定すればよい。これによりクラッチをカットするブレーキ作動圧pが乗員の好みに応じて調整可能となり、良好な操作性が得られる。
上記実施の形態では、クラッチカットを行う際のブレーキ作動圧pの設定値として、所定車速v1以上のときの設定値p1を所定車速v1未満のときの設定値p2よりも小さくしたが、車速vとブレーキ操作による制動指令に応じてクラッチカットのタイミングを制御するのであれば、クラッチ制御手段の構成は上述したものに限らない。例えば図5で所定値p2からp1に車速に応じて徐々に変更するようにしてもよい。また、コントローラ9が電磁切換弁31,32のソレノイド31a,32aに制御信号を出力してクラッチ33,34を断接するようにしたが、クラッチ制御手段を他の構成としてもよい。電磁切換弁31,32をオンオフ的に切り換えるようにしたが、車速vあるいはブレーキ作動圧pに応じて徐々に切り換えるようにしてもよい。
上記実施の形態では、エンジンEにより油圧ポンプ21を駆動し、ポンプ吐出油により油圧モータ22を回転して走行駆動力を発生するとともに、このエンジンにより発生した走行駆動力を油圧クラッチ33,34によりホイール25に伝達または非伝達するようにしたが、クラッチ手段はこれに限定されない。運転室に切換スイッチ3を設けたが、無効指令部材はこれに限定されない。車速検出手段として車速センサ5を用いたが、車速センサ以外により車速を検出することもできる。ブレーキペダル10およびクラッチカットペダル12の操作量(ブレーキ作動圧p)に応じてクラッチ33,34を制御したが、いずれか一方(例えばブレーキペダル10)の操作量に応じてクラッチ33,34を制御してもよい。制動指令検出手段として圧力センサ2を用いたが、ポテンショメータ等によりブレーキペダル10およびクラッチカットペダル12の操作量を検出するようにしてもよい。ただし、圧力センサ2を用いれば、ペダル操作量だけでなく温度の影響(油の粘性)も考慮されるため、油圧クラッチ33,34の制御にとって好ましい。
上記実施の形態はホイールローダに適用したが、ホイールショベル等の他の作業車両にも適用することができる。したがって、走行用油圧回路は図2のものに限定されない。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のクラッチ制御装置に限定されない。
本発明の実施の形態に係るクラッチ制御装置の概略構成を示す図。 本発明が適用されるホイールローダの走行用油圧回路図。 本発明が適用されるホイールローダの運転室内の操作部材の配置を示す図。 図1のコントローラでの処理の一例を示すフローチャート。 本実施の形態の動作を示す特性図。
符号の説明
E エンジン
2 圧力センサ
3 切換スイッチ
5 車速センサ
7 サービスブレーキ
9 コントローラ
10 ブレーキペダル
25 ホイール
31,32 電磁切換弁

Claims (4)

  1. アクセルペダルの操作によってエンジン回転数を高め、かつ、アクセルペダル以外のペダルの操作によってブレーキ装置を作動させながら作業を行うホイールローダのクラッチ制御装置において、
    エンジンにより発生した走行駆動力を車輪へ伝達する接続状態と、走行駆動力の車輪への伝達を遮断する遮断状態との2つの状態をオンオフ的に切り換えるクラッチ手段と、
    前記アクセルペダル以外のペダルの操作によって前記ブレーキ装置のブレーキ作動圧を変更するブレーキ作動圧変更手段と、
    前記ブレーキ作動圧を検出するブレーキ作動圧検出手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段により検出された車速と前記ブレーキ作動圧検出手段により検出された前記ブレーキ作動圧の大きさに応じて、前記クラッチ手段を前記接続状態に切り換えるか、前記遮断状態に切り換えるかを制御するクラッチ制御手段とを備え
    前記クラッチ制御手段は、前記車速検出手段により検出された車速が所定車速未満のとき、前記ブレーキ作動圧検出手段により検出された前記ブレーキ作動圧が第1の所定値未満であれば、前記接続状態となるように前記クラッチ手段を制御し、前記ブレーキ作動圧検出手段により検出された前記ブレーキ作動圧が第1の所定値以上であれば、前記遮断状態となるように前記クラッチ手段を制御し、
    前記クラッチ制御手段は、前記車速検出手段により検出された車速が前記所定車速以上のとき、前記ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値未満であれば、前記接続状態となるように前記クラッチ手段を制御し、前記ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧が前記第2の所定値以上であれば、前記遮断状態となるように前記クラッチ手段を制御することを特徴とするホイールローダのクラッチ制御装置。
  2. 請求項1に記載のホイールローダのクラッチ制御装置において、
    前記クラッチ制御手段による制御の無効指令を入力する無効指令部材を有し、
    前記クラッチ制御手段は、前記無効指令部材により無効指令が入力されると、前記車速検出手段により検出された車速および前記ブレーキ作動圧検出手段により検出されたブレーキ作動圧に拘わらず、前記接続状態となるように前記クラッチ手段を制御することを特徴とするホイールローダのクラッチ制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のホイールローダのクラッチ制御装置において、
    前記第1の所定値および/または前記第2の所定値を調整する調整手段をさらに備えることを特徴とするホイールローダのクラッチ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のクラッチ制御装置と、
    エンジンと、
    ホイールローダを制動するブレーキ装置とを備えることを特徴とするホイールローダ。
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