JP4914384B2 - コンバイン - Google Patents
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このものにおいては、運転操縦室の横側方に形成した操作盤を備えた操作空間において、ブレーキ操作具の基端部を揺動自在に支持して、エンジンボンネットに取付け、ブレーキ操作具をエンジンボンネットと一体的に機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに回動自在に構成していた。一方、ブレーキ操作具への操作を受けて走行用ブレーキを入り操作すべく、ブレーキ操作具と走行用ブレーキとを連係する操作ケーブルを走行用ブレーキとともに、前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに取り付け固定していた。
そして、ブレーキ操作具のブレーキアームと操作ケーブルのアウタレースを支持するフレームとを連係離脱自在に構成していた。つまり、エンジンボンネットの機体横外側方への縦軸回りの回動によって、ブレーキ操作具のブレーキアームと操作ケーブルのアウタレースを支持するフレームとが離脱し、エンジンボンネットのエンジンを覆う所定位置への復帰回動によって、ブレーキ操作具のブレーキアームと操作ケーブルのアウタレースを支持するフレームとが連結される構成を取っていた(非特許文献1)。
請求項1に係る発明の特徴構成は、走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材は少なくとも上方に移動させることにより取り外しできるように構成されている点にあり、その作用効果は次の通りである。
走行ブレーキ及びその操作に拘わる走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構を、エンジンボンネットと非連動状態にある機体の固定側フレームに取付けてあるので、エンジンボンネットを開き状態に回動しても、走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構とが、機体の固定側にフレームに残る。これにより、走行用ブレーキ操作具を揺動開閉作動するエンジンボンネット側に取付ける必要がなく、かつ、ブレーキ連係機構等に連係離脱自在な構成を採用する必要がない。
さらに、走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していないと、エンジンボンネットを開き状態に回動操作しようとしても、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過することができず、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができない。走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していると、エンジンボンネットを開き状態に回動操作する際に、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過し、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができる。
これにより、エンジンの上方にエンジンボンネットなどの障害物がなくて点検作業などが行いやすい状態にエンジンを開放することができるものでありながら、走行用ブレーキの入り切り操作に拘わるブレーキ連係機構に連係離脱自在な構成を採用する必要がなく、ブレーキ連係機構の簡素化を図ることができる。
さらに、エンジンボンネットの回動操作に際して、走行用ブレーキを入り状態に切り換える必要があるので、走行用ブレーキを解除した状態でエンジンボンネットを回動操作するといった不測の事態を回避でき、エンジンボンネットを開き状態にしてメインテナンス作業を安定して行えるものである。
請求項2に係る発明の特徴構成は、走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材は、前記走行用ブレーキ操作具を前記蓋部材に対して下方に移動させた状態で着脱されるように構成されている点にあり、その作用効果は次の通りである。
走行ブレーキ及びその操作に拘わる走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構を、エンジンボンネットと非連動状態にある機体の固定側フレームに取付けてあるので、エンジンボンネットを開き状態に回動しても、走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構とが、機体の固定側にフレームに残る。これにより、走行用ブレーキ操作具を揺動開閉作動するエンジンボンネット側に取付ける必要がなく、かつ、ブレーキ連係機構等に連係離脱自在な構成を採用する必要がない。
さらに、走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していないと、エンジンボンネットを開き状態に回動操作しようとしても、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過することができず、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができない。走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していると、エンジンボンネットを開き状態に回動操作する際に、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過し、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができる。
これにより、エンジンの上方にエンジンボンネットなどの障害物がなくて点検作業などが行いやすい状態にエンジンを開放することができるものでありながら、走行用ブレーキの入り切り操作に拘わるブレーキ連係機構に連係離脱自在な構成を採用する必要がなく、ブレーキ連係機構の簡素化を図ることができる。
さらに、エンジンボンネットの回動操作に際して、走行用ブレーキを入り状態に切り換える必要があるので、走行用ブレーキを解除した状態でエンジンボンネットを回動操作するといった不測の事態を回避でき、エンジンボンネットを開き状態にしてメインテナンス作業を安定して行えるものである。
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項2に係る発明の特徴構成において、前記蓋部材は少なくとも上方に移動させることにより取り外しできるように構成されている点にある。
請求項4に係る発明の特徴構成は、請求項1から3のうちいずれか一つに係る発明の特徴構成において、前記蓋部材に前記走行用ブレーキ操作具のブレーキ作動を許容するスリット機構を設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。
隔壁にスリット機構を構成することによって、走行用ブレーキ操作具のブレーキ操作が、隔壁を取り外すことなく行え、隔壁や蓋部材を無くして塵埃の運転操縦部内への侵入を許す構成を敢えて採る必要がない。
〔構成〕
請求項5に係る発明の特徴構成は、走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材に前記走行用ブレーキ操作具のブレーキ作動を許容するスリット機構を設けてある点にある。
〔作用〕
走行ブレーキ及びその操作に拘わる走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構を、エンジンボンネットと非連動状態にある機体の固定側フレームに取付けてあるので、エンジンボンネットを開き状態に回動しても、走行用ブレーキ操作具とブレーキ連係機構とが、機体の固定側にフレームに残る。これにより、走行用ブレーキ操作具を揺動開閉作動するエンジンボンネット側に取付ける必要がなく、かつ、ブレーキ連係機構等に連係離脱自在な構成を採用する必要がない。
さらに、走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していないと、エンジンボンネットを開き状態に回動操作しようとしても、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過することができず、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができない。走行用ブレーキ操作具をブレーキ入り位置に操作していると、エンジンボンネットを開き状態に回動操作する際に、走行用ブレーキ操作具が隔壁の開口を通過し、エンジンボンネットを開き状態に回動操作することができる。
〔効果〕
これにより、エンジンの上方にエンジンボンネットなどの障害物がなくて点検作業などが行いやすい状態にエンジンを開放することができるものでありながら、走行用ブレーキの入り切り操作に拘わるブレーキ連係機構に連係離脱自在な構成を採用する必要がなく、ブレーキ連係機構の簡素化を図ることができる。
さらに、エンジンボンネットの回動操作に際して、走行用ブレーキを入り状態に切り換える必要があるので、走行用ブレーキを解除した状態でエンジンボンネットを回動操作するといった不測の事態を回避でき、エンジンボンネットを開き状態にしてメインテナンス作業を安定して行えるものである。
さらに、隔壁にスリット機構を構成することによって、走行用ブレーキ操作具のブレーキ操作が、隔壁を取り外すことなく行え、隔壁や蓋部材を無くして塵埃の運転操縦部内への侵入を許す構成を敢えて採る必要がない。
請求項6に係る発明の特徴構成は、請求項1から5のうちいずれか一つに係る発明の特徴構成において、運転操縦室の足置き用床フレームの下方に、前記エンジンボンネット及び前記運転操縦室を前記閉じ状態に固定する取付け具を設け、前記足置き用床フレームを、前記取付け具を覆い足置き姿勢に維持する作業姿勢と、前記取付け具を表出するとともに前記エンジンボンネット及び前記運転操縦室の開き状態への切り換わりを許容する非作業姿勢とに切換え可能に構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
エンジンボンネット及び前記運転操縦室が開き状態へ切り換わる際には、前記エンジンボンネット及び前記運転操縦室を前記閉じ状態に固定する取付け具を解除操作するには、足置き用床フレームを非作業姿勢に切り換える必要がある。
したがって、足置き用床フレームを非作業姿勢に切り換えることを忘れすることがなく、エンジンボンネット及び前記運転操縦室が開き操作を円滑に行えることができる。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体平面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、クローラ走行装置1を有した機体と、この機体の機体フレーム2の前部に連結された刈取り部10と、前記機体フレーム2の後部に機体横方向に並べて搭載された脱穀装置3と穀粒タンク4を備えている。
図6(a)(b)に示すように、後床板88Bの後端と左横側端とには、板状ブラケット88bが立設してあり、板状ブラケット88bに前記した横側板23と前側壁板24の下端部を取り付けるべく構成してある。
ここに、取付ブラケット92A及び取付用のボルトを、エンジンボンネット21及び運転操縦室を閉じ状態に固定する取付け具と称する。
横側壁23と前側壁板24及び面取り板部21aとは、後記するように、エンジンボンネット21を揺動開放する際に取り外され、後床板88Bは、図6(b)、図7、及び、図8に示すように、開き操作して立ち姿勢に保持される。エンジン28及びラジエータ27との干渉を回避するためである。
このように、蓋部材90に円弧状の長孔90aが設けてあるので、通常の作業走行時においては、蓋部材90を取り外すことなく、ブレーキ操作が可能である。
ここに、長孔90aを、蓋部材90に設けた、走行用ブレーキ操作具41のブレーキ作動を許容するスリット機構と称する。
走行用ブレーキ操作具41の下方には、図14に示すように、走行用ブレーキ操作具41が踏み込み操作されてブレーキ入り位置に至ったことを接触感知するスイッチ98を設けてある。このスイッチ98によって、走行用ブレーキ操作具41がブレーキ入り位置に至ったことを検出できる。
ここに、横前壁板25、及び、横側壁23を、運転操縦空間と操作盤26の下方空間とを区画する隔壁と称する。また、開口25Aを、走行用ブレーキ操作具41をブレーキ入り位置に切り換えた状態で、前記エンジンボンネット21及び前記運転操縦室が前記開き状態に回動することを許容する機構と称する。
一方の摩擦板49とレバー軸40aに変速レバー40の基端ボス部40Aが外嵌装着されており、変速レバー40の基端ボス部40Aに摩擦力によって駆動ギヤ48と変速レバー40とが一体的に回動させる摩擦板49が装着されている。このように、摩擦板49を使用した構成を摩擦保持機構33と称する。
そして、その変速操作位置においては、変速レバー40は摩擦保持機構33によって保持される。
ここに、支持ロッド99を機体の固定側フレームと称する。
ここに、操作ケーブル71を走行用ブレーキ操作具41と走行用ブレーキ44とを連係する、ブレーキ連係機構と称する。
無段変速装置43が中立位置以外の操作位置にある場合は、図14(a)に示すように、一対の連動ロッド85、85のうちの一方の連動ロッド85が、ブレーキアーム41Aのブラケット41Bにおける長孔41aの上端部近くにあり、他方の連動ロッド85が、長孔41aの上下端部の中間部分に位置することとなる。この状態より図示してはいないが、ブレーキ操作を継続すると、ブレーキ踏み込み操作の途中で一方の連動ロッド85が上端部に至る。そうすると、変速装置側連動部材52を中立位置側に回転駆動すべく、引っ張り力を作用する。
そうすると、両連動ロッド85が長孔41a、41aの上端に至った状態となるので変速装置側連動部材52が揺動中心Yの両側から連動ロッド85の引っ張り力を受けて回転が停止する。この停止位置が無段変速装置43の中立位置に該当する。
したがって、ブレーキ操作を行うと自動的に無段変速装置43が中立位置に復帰され、変速状態が解除される。
このロック状態よりさらに走行用ブレーキ操作具41を踏み込むと、カム面80Aより支軸73bが下方に移動するので、カム面80Aの係止作用を受けなくなる。そうすると、引張コイルバネ79の付勢力によって、ロック用第2部材73Bが揺動して、支軸73bがカム面80Aより離間し、走行用ブレーキ操作具41は待機位置に戻る。
つまり、無段変速装置43との連動を絶たれた変速レバー40が前進側や後進側の操作位置に操作されると、その操作位置に摩擦機構96(図12参照)によって保持される。この場合でも、変速装置側連動部材52は、位置決めバネ84によって中立位置Nに位置決めされる。すると、ポテンショメータ93は、無段変速装置43が中立状態にあると検出し、エンジン始動許可の指令が出力される。
エンジンボンネット21等を開き状態にするには、図6(a)(b)に示すように、運転操縦空間を囲む、横側壁23、前側壁板24、面取り板部21aを取り外し、運転部床88の後床板88Bを持上げて立て姿勢に維持する。そして、横前壁板25は取り外さずに、その横前壁板25に取り付けてある蓋部材90を取り外す。
そして、図7に示すように、操縦搭19、及び、操作盤26等、エンジンボンネット21のみならず運転座席9、さらには、これらを支持する支持構造を一体で機体横側方に向けて開放軸芯Xを中心に揺動開放する。
この場合に、図示していないが、開放作動を円滑に行う為に、エンジンボンネット21の裏面と機体側受フレーム92等とにおいて、いずれか一方に誘導ローラを取り付けてある。
(1)走行用ブレーキ操作具41をブレーキ入り位置に切り換えた状態で、前記エンジンボンネット21及び前記運転操縦室が前記開き状態に回動することを許容する機構としては、単なる開口だけではなく、切り欠きであってもよい。
(2)走行用ブレーキ操作具41としては、ペダル式のものではなく、手で操作するレバー式のものであってもよい。
(3)蓋部材90に設ける走行用ブレーキ操作具41の作動を許容するスリット機構としては、軸線が直線状の長孔90aであってもよく、その長孔90aと走行用ブレーキ操作具41との間に蛇腹状のカバーを設けてもよい。
25 横前壁板(隔壁)
25A 開口
28 エンジン
41 走行用ブレーキ操作具
28c エンジンの最上端
35 機体側支柱
44 走行用ブレーキ
71 操作ケーブル(ブレーキ連係機構)
88B 後床板(足置きフレーム)
90 蓋部材
90a 長孔(スリット機構)
X 縦軸芯(運転部開放軸芯)
P 支持フレームの揺動軸芯
Claims (6)
- エンジンボンネットを、機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、エンジンボンネットがエンジンを覆った閉じ状態と、エンジンボンネットがエンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成してあるコンバインであって、
走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、
前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、
前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材は少なくとも上方に移動させることにより取り外しできるように構成されているコンバイン。 - エンジンボンネットを、機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、エンジンボンネットがエンジンを覆った閉じ状態と、エンジンボンネットがエンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成してあるコンバインであって、
走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、
前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、
前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材は、前記走行用ブレーキ操作具を前記蓋部材に対して下方に移動させた状態で着脱されるように構成されているコンバイン。 - 前記蓋部材は少なくとも上方に移動させることにより取り外しできるように構成されている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記蓋部材に前記走行用ブレーキ操作具のブレーキ作動を許容するスリット機構を設けてある請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載のコンバイン。
- エンジンボンネットを、機体上下向きの運転部開放軸芯まわりに、エンジンボンネットがエンジンを覆った閉じ状態と、エンジンボンネットがエンジンを開放した開き状態とに回動切り換え自在に構成してあるコンバインであって、
走行用ブレーキと走行用ブレーキ操作具とをブレーキ連係機構で連係し、前記エンジンボンネットが前記開き状態に回動する場合にも前記エンジンボンネットと非連動状態にある前記機体の固定側フレームに、前記走行用ブレーキ、前記走行用ブレーキ操作具、及び、前記ブレーキ連係機構を取付けてあり、
前記走行用ブレーキ操作具を運転操縦室内に位置させ、前記走行用ブレーキを前記運転操縦室外に配置し、ブレーキ入り位置に位置する前記走行用ブレーキ操作具の通過を許容する開口を前記運転操縦室を区画する隔壁に形成し、
前記隔壁に前記開口を閉塞する蓋部材を着脱自在に取付け、前記蓋部材に前記走行用ブレーキ操作具のブレーキ作動を許容するスリット機構を設けてあるコンバイン。 - 運転操縦室の足置き用床フレームの下方に、前記エンジンボンネット及び前記運転操縦室を前記閉じ状態に固定する取付け具を設け、前記足置き用床フレームを、前記取付け具を覆い足置き姿勢に維持する作業姿勢と、前記取付け具を表出するとともに前記エンジンボンネット及び前記運転操縦室の開き状態への切り換わりを許容する非作業姿勢とに切換え可能に構成してある請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載のコンバイン。
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