JP4364822B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタに関するものである。
従来、トラクタにおいては、一対の後輪フェンダの間に運転席が配備されており、該運転席と一方の後輪フェンダとの間に複数の操作レバーを備えた操縦部が配備されている。該操縦部においては、操作レバーのグリップが後輪フェンダの上方に突出して配備される形態が多く、かかる形態を運転席が外部に開放されたロプス式のトラクタに採用した場合、作業中に果樹の枝葉等の作物が後輪フェンダ上に覆い被さると、これらの作物がレバーに引っ掛かってレバー操作を行うことが困難となるばかりでなく、作物を傷付けてしまう問題がある。
かかる問題を解決すべく、特許文献1には、後輪を覆う後輪フェンダの操縦席側に前後方向に沿って窪ませたレバーガイド面を形成し、該レバーガイド面のレバーガイド穴に、操作レバーがグリップをフェンダーの上縁よりも低位に設定した状態で配備されているトラクタが開示されている。
特開平10−166882号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、後輪フェンダを窪ませてレバーガイド面を形成するため、後輪フェンダの形状が複雑化すると共に該後輪フェンダの製造工程が煩雑化する。また、該トラクタにおいて主変速レバー、副変速レバー、補助コントロールレバー等をバラバラに配置すると、これらのレバーの操作が煩雑になるばかりでなく、これらのレバーを操縦部に配備する工程も煩雑化する問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、後輪フェンダの形状を複雑なものとすることなく該後輪フェンダと運転席の間に操縦部を配備することができ、しかも、該操縦部に複数のレバーを集中的に配備することができるトラクタを提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、車体の一対の後輪フェンダ12の間に運転席21が配備され、該運転席21と一方の後輪フェンダ12との間には、複数のレバー31〜34を備えた操縦部22が配備されているトラクタにおいて、前記操縦部22は、主変速レバー31と、副変速レバー32と、ハンドアクセルレバー33と、1又は複数の補助コントロールレバー34とを備え、これらのレバー31〜34は、前記一方の後輪フェンダ12に取り付けられる1のブラケット40に枢支されると共に、平面視で前記一方の後輪フェンダ12とオーバラップすることなく揺動し、前記主変速レバー31は、前方に揺動させることによって前記運転席21から外方に向けて移動し、後方に揺動させることによって前記運転席21に向かって近接移動するように、前記車体2の前後方向に対して傾いた状態で前記ブラケット40に配備された枢軸42cによって枢支され、前記補助コントロールレバー34は、前記車体2の後部に着脱自在に装着される作業機11の油圧機器に供給する油量をコントロールするレバーであり、側面視で前記主変速レバー31の後方に前記補助コントロールレバー34が配備され、前記補助コントロールレバー34の後方に前記副変速レバー32が配備されている点である。
これによれば、操縦部に配備された主変速レバー、副変速レバー、ハンドアクセルレバー及び1又は複数の補助コントロールレバーは、前記一方の後輪フェンダよりも内側に配備されると共に、平面視で前記一方の後輪フェンダとオーバラップすることなく揺動する。したがって、これらのレバーを運転席と前記一方の後輪フェンダの間に配備するため及び/又はこれらのレバーを前記一方の後輪フェンダの干渉を受けることなく揺動させるために前記一方の後輪フェンダの形状を複雑化する必要はなく、後輪フェンダの形状は、従来の如く後輪を上方から前方に亘って被う形状に保たれる。
また、ブラケットに主変速レバー、副変速レバー、ハンドアクセルレバー及び補助コントロールレバーを取り付け、これらのレバーを取り付けたブラケットを前記一方の後輪フェンダに取り付けることにより、これらのレバーは一度に操縦部に配備される。
第2に、前記主変速レバー31と前記副変速レバー32とが前記ブラケット40に枢支される前記レバー31〜34の内で互いに最も離間した状態となるように、前記主変速レバー31は前記ブラケット40の前上部にて枢支され、前記副変速レバー32は前記ブラケット40の後下部にて枢支されている点である。
第3に、前記主変速レバー31を枢支する第1枢支部42と前記補助コントロールレバー34を枢支する第2枢支部44とが、前記ブラケット40の上部にて互いに隣り合った状態で配備されると共に、前記ハンドアクセルレバー33を枢支する第1軸部43と前記副変速レバー32を枢支する第2軸部45とが前記ブラケット40の下部にて互いに隣り合った状態で配備されている点である。
第4に、前記運転席21は、少なくとも前記操縦部22と対向する側部にアームレスト21cを備え、前記主変速レバー31の把持部31aは、前記運転席21のアームレスト21cの上面と略同じ高さ若しくはそれより下方に位置し、前記補助コントロールレバー34の把持部34aは、前記主変速レバー31の把持部31aより下方に位置し、前記副変速レバー32の把持部32aは、前記補助コントロールレバー34の把持部34aより下方であって前記運転席21の座21aより下方に位置している点である。
第5に、前記補助コントロールレバーは、主変速レバーの後方に配備され、主変速レバー及び補助コントロールレバーの枢支端は、運転席の側部に沿って互いに隣り合った状態でブラケットに枢支されている点である。
これによれば、主変速レバーと補助コントロールレバーとが運転席に沿って車体の前後方向に互いに隣り合った状態で配備されることとなるため、これらのレバーを連係して操作する場合にも、これらのレバー間を往復する手の移動が僅かなものとなる。
に、前記操縦部は、側面視で主変速レバーと補助コントロールレバーの間にハンドアクセルレバーを備えると共に、補助コントロールレバーよりも後方に副変速レバーを備え、主変速レバー及び補助コントロールレバーの自由端は、前記運転席の座よりも上方に位置し、副変速レバー及びハンドアクセルレバーの自由端は、前記座と略同じ位置若しくはそれより下方に位置している点である。
これによれば、主変速レバーと副変速レバーとの間に補助コントロールレバー及びハンドアクセルレバーが配備され、しかも、主変速レバーと副変速レバーはそれぞれ段差を設けて操縦部に配備されるため、操縦部を目視することなくレバーの操作を行った場合にも、主変速レバーと副変速レバーを間違えて操作する虞は殆どない。
に、前記運転席は、少なくとも操縦部と対向する側部にアームレストを備え、該アームレストは、その上面が主変速レバーの自由端に配備された把持部の上端と略同一若しくは僅かに高くなる位置に配備されている点である。
これによれば、作業者は、アームレストの上面に前腕を載置した状態で主変速レバーを操作することができる。
に、前記運転席は、一対の後輪フェンダの間に配備されたフロアシートの上方に配備されており、前記ブラケットは、前記一方の後輪フェンダに連結支持される本体と、該フロアシートに連結支持されるリブとを有している点である。
これによれば、ブラケットを介して後輪フェンダがフロアシートに支持されるため、後輪フェンダを補強するための部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
また、ブラケットは、後輪フェンダとフロアシートとによって支持されるため、車体の振動等や外力の作用に伴うブラケットのがたつきは大幅に低減されることとなる。
本発明のトラクタによれば、後輪フェンダの形状を複雑なものとすることなく該後輪フェンダと運転席の間に操縦部を配備することができ、しかも、該操縦部に複数のレバーを集中的に配備することができる。
以下、本発明を実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るトラクタ1においては、図1に示す如く、2軸4車輪形の車体2を備え、該車体2は、左右一対の前輪3と左右一対の後輪4とを備え、前輪3は操向輪であると共に駆動可能であり、四輪駆動トラクタ1とされているが、前輪3はこれに対する動力を断接して二輪駆動にすることも可能である。
前記車体2は、エンジン5の後部にクラッハウジング6を介してミッションケース7を連設することで構成されており、エンジン5及びラジエータ等のエンジン補器は天板を開閉自在としたボンネット8で被われている。
また、車体2の後部上面には、左右のリフトアーム9を有する油圧昇降装置10が搭載されており、該リフトアーム9及び油圧昇降装置10を介して、作業機11が昇降制御可能として着脱自在にトラクタ1に装着されている。
また、油圧昇降装置10の上部には、作業機11の油圧機器に連結される複数基(本実施の形態においては3基)の補助コントロールバルブ10aが積み重ねて配備されている。
左右一対の後輪4は、その上方から前方に亘って後輪フェンダ12によってそれぞれ覆われている。該後輪フェンダ12は、図1及び図2に示す如く、ミッションケース7の上面から立ち上がって配備される立上り部12aと、該立上り部12aから車体2の側方に向けて湾曲する湾曲部12bとを備え、該立上り部12aの外面及び湾曲部12bの下面によって、後輪4はその上方から前方に亘って覆われている。
図2及び図3に示す如く、該左右一対の後輪フェンダ12の間からエンジン5の後方に亘って、ミッションケース7の上方を被うと共に作業者のステップとなるフロアシート13が配備されている。該フロアシート13は、左右一対の後輪フェンダ12の間に亘って立ち上がって配備されており、該左右一対の後輪フェンダ12間には、車体2の後方に向かうに連れて該車体2の上方に向けて傾斜する傾斜部15を有している。
図2に示す如く、フロアシート13の上方には、トラクタ1及び該トラクタ1に牽引される前記作業機11を操作する運転操縦装置20が配備されており、該運転操縦装置20は、左右一対の後輪フェンダ12の間に配備された運転席21と、該運転席21と右側の後輪フェンダ12Rとの間に配備された操縦部22と、運転席21の前方に配備された操縦ハンドル23とを備えている。また、運転席21の後部には、ロプス24が立設されており、これによって前記運転操縦装置20は、外部に開放された状態で車体2の上方に配備されることとなる。
運転席21は、図2に示す如く、前記フロアシート13の傾斜部15上にシート支持体25を介して配備されている。また、運転席21は、図3に示す如く、該シート支持体25に水平方向に回転可能に支持された座21aと、該座21aの後部に立設された背もたれ21bと、該背もたれ21bの上下方向中途部から車体2の前方に向けて伸びる左右一対のアームレスト21cとから構成されており、該アームレスト21cは、その先端が車体2の上下方向に揺動可能に枢支されている。
図3に示す如く、操縦部22の前部には、車体2の主変速機構(図示省略)を操作すべくロッド及びプッシュプルケーブルを介して該主変速機構に連結された主変速レバー31と、車体2の副変速機構(図示省略)を操作すべくロッドを介して該副変速機構に連結された副変速レバー32と、手動でアクセル操作を行うべくプッシュプルケーブルを介して車体2のアクセル機構(図示省略)に連結されたハンドアクセルレバー33と、前記作業機11の油圧機器を遠隔操作すべく補助コントロールバルブ10aに連結された1又は複数本(本実施の形態においては3本)の補助コントロールレバー34とが集中して配備されている。
上記主変速レバー31、副変速レバー32、ハンドアクセルレバー33及び補助コントロールレバー34は、右側の後輪フェンダ12Rの立上り部12aに取り付けられるブラケット40に枢支されている。
図5に示す如く、該ブラケット40は、後輪フェンダ12Rの立上り部12aに取り付けられて車体2の前後方向に伸びる平板状の本体41を備えている。
該本体41は、ボルト等の締結具を介して前記後輪フェンダ12Rの立上り部12aに取り付けられており、該本体41の前部側には、主変速レバー31を枢支すべき第1枢支部42が配備され、該第1枢支部42の下方となる位置には、ハンドアクセルレバー33を枢支する第1軸部43が配備されている。また、本体41の後部側には、上部に補助コントロールレバー34を枢支する第2枢支部44が配備され、該第2枢支部44の下方となる位置には、副変速レバー32を枢支する第2軸部45を備えたコ字状部材46が突設されている。
第1枢支部42は、車体2の上下方向に伸びる一対の伸長部42a、42bを備えたT字状に形成されており、上方の伸長部42aに車体2の左右方向に軸心を有する枢軸42cが配備されている。また、下方の伸長部42bには、主変速レバー31に連結されたプッシュプルケーブルの外筒部を支持する第1支持部47が設けられている。
また、第2枢支部44は、断面コ字状の支持体44aと、該支持体44aの一対の脚部に架け渡された軸体44bとから構成されており、該軸体44bに複数の補助コントロールレバー34が枢支されている。
また、図3に示す如く、本体41の前後方向中途部の下部には、車体2に向けて延設された延設部48が形成されており、該延設部48には、ハンドアクセルレバー33に連結されたプッシュプルケーブルの外筒部を支持する第2支持部49が突設されると共に、該延設部48と前記フロアシート13と連結すべきリブ48aが立設されている。また、該延設部48の基端には、補助コントロールレバー34に連結されたプッシュプルケーブルの外筒部を支持する第3支持部50が突設されている。
これにより、第1枢支部42と第2枢支部44が本体41の上部にて互いに隣り合った状態で配備されると共に、第1軸部43と第2軸部45が本体41の下部にて互いに隣り合った状態で配備されることとなる。
主変速レバー31は、車体2の上下方向に伸びる軸状に形成されており、該自由端となる上端部に把持部(グリップ)31aを有すると共に、枢支端となる下端がブラケット40の第1枢支部42に枢支されている。
図4に示す如く、該主変速レバー31の下端には、二股状の取付具51が配備されており、該取付具51が支持ブロック52に揺動自在に枢支されている。また、該支持ブロック52は、前記第1枢支部42の枢軸42cに枢支されている。
これにより、該支持ブロック52は、車体2の左右方向に伸びる軸心Aを回転軸として揺動自在に枢支され、取付具51は、前記軸心Aに直交する車体2の前後方向に伸びる軸心Bを回転軸として揺動自在に枢支されている。これらによって、主変速レバー31は車体2の前後方向及び左右方向に揺動可能とされている。
また、主変速機構は、主変速レバー31の軸心A廻りの揺動に伴ってクラッチを選択するクラッチ選択手段と、主変速レバー31の軸心B廻りの揺動に伴って選択したクラッチを咬合すべき2つの変速段の内の一方に咬合させるギア咬合手段とを備え、該クラッチ選択手段がプッシュプルケーブルを介して主変速レバー31の取付具51の上部に配備された連結具53に突設された取付片53aに連結されており、該ギア咬合手段がロッドを介して連結具53の後端部に連結される。
図4に示す如く、副変速レバー32は、車体2の上下方向に伸びる軸状に形成されており、該自由端となる上端部に把持部32aを有する。また、図3及び図5に示す如く、枢支端となる下端は、ブラケット40のコ字状部材46に向けてL字状に屈曲しており、その先端がボス部54に連結されている。該ボス部54がブラケット40の第2軸部45に套嵌されており、該ボス部54に突設された板材55がロッドを介して副変速機構に連結される。
図3に示す如く、ハンドアクセルレバー33は、車体2の上下方向に伸びる軸状に形成されており、該自由端となる上端部に把持部33aを有している。また、図5に示す如く、枢支端となる下端は、ブラケット40の本体41に向けてL字状に屈曲しており、その先端はボス部58を備えたL字板57の一方の端部に連結されている。そして、図6に示す如く、該ボス部58が摩擦板43aを外嵌した第1軸部43に套嵌されている。
該ボス部58は、摩擦板43aの摩擦抵抗によってハンドアクセルレバー33が任意の操作位置で止まるように、バネ43bによって摩擦板43aに付勢されている。該バネ43b、ボス部58と軸部先端のナット43cとの間に配備された一対のバネ受けの間で前記第1軸部43に套嵌されており、該ナット43cの締付具合によってバネ圧が調整される。
また、前記L字板57の他方の端部がプッシュプルケーブルを介して前記アクセル機構に連動連結されており、該L字板57には、ブラケット40の本体41に向けて突出する突片59が形成される。
該突片59は、ハンドアクセルレバー33の揺動に伴って前記摩擦板43aに当接する位置に設けられており、該突片59が摩擦板43aに当接することにより、ハンドアクセルレバー33の揺動が規制されることとなる。したがって、該規制による範囲内でハンドアクセルレバー33を揺動させることにより、エンジン5を最高回転状態からアイドリング回転状態までの間で操作することが可能となっている。
図3に示す如く、補助コントロールレバー34は、車体2の上下方向に伸びる軸状に形成されており、該自由端となる上端部に把持部34aを有すると共に、枢支端となる下端がブラケット40の第2枢支部44に枢支されている。該下端には、図5に示す如く、舌片62を備えたボス部63が形成されており、該ボス部63が第2枢支部44の軸体44bに套嵌されている。
そして、舌片62の先端がプッシュプルケーブル等を介して補助コントロールバルブ10aに連結されており、補助コントロールレバー34を揺動させることにより、補助コントロールバルブ10aから作業機11の油圧機器に供給される油量がコントロールされるのである。
主変速レバー31、副変速レバー32、ハンドアクセルレバー33及び補助コントロールレバー34は、上述の如く1のブラケット40に枢支されることによって、図3及び図4に示す如く、操縦部22の前部にまとめて配備される。
また、第1枢支部42と第2枢支部44が本体41の上部にて互いに隣り合った状態で配備されると共に、第1軸部43と第2軸部45が本体41の下部にて互いに隣り合った状態で配備されるため、主変速レバー31と補助コントロールレバー34はブラケット40の上部にて車体2の前後方向に互いに隣り合った状態で枢支され、ハンドアクセルレバー33及び副変速レバー32はブラケット40の下方にて互いに隣り合った状態で枢支されることとなる。
また、これらレバーの配置をより具体的にみれば、図3に示す如く、側面視で主変速レバー31の後方に補助コントロールレバー34が配備され、該主変速レバー31と補助コントロールレバー34の間にハンドアクセルレバー33が配備され、補助コントロールレバー34の後方に副変速レバー32が配備されている。
また、かかる配置を正面から見ると、図4に示す如く、副変速レバー32が最も運転席21に近い位置にて車体2の上下方向に伸び、ハンドアクセルレバー33が副変速レバー32の次に運転席21に近い位置にて車体2の上下方向に伸びている。
そして、ハンドアクセルレバー33よりも運転席21の外方側に主変速レバー31及び補助コントロールレバー34が配備されている。
さらに、これらレバーの把持部の位置を側面及び正面から見ると、主変速レバー31の把持部31aは他のレバーの把持部よりも高い位置に設定され、該主変速レバー31に続いて補助コントロールレバー34の把持部34aが残りの2つのレバーよりも高い位置に設定されている。そして、これら主変速レバー31の把持部31aと補助コントロールレバー34の把持部34aとは、運転席21の座21aよりも上方となる位置に設定されている。
また、ハンドアクセルレバー33の把持部33aは、副変速レバー32の把持部32aよりも高く、運転席21の座21aと略同じ高さに位置しており、副変速レバー32の把持部32aの高さは4つのレバーの中で最も低い位置に位置し、運転席21の座21aよりも低い位置に設定されている。
したがって、主変速レバー31と副変速レバー32は、ブラケット40に枢支される4つのレバーの内で互いに最も離間した状態で該ブラケット40に枢支されると共に、その把持部も互いに最も離間した位置に設定されることとなる。
また、前記第1軸部43、第1枢支部42の枢軸42c、第2軸部45及び第2枢支部44の軸体44bの軸心は車体2の左右方向に向けて伸びているため、これら4つのレバーは車体の前後方向に揺動可能とされているが、本実施の形態においては、図4に示す如く、第1枢支部42が後輪フェンダ12Rの湾曲部12bに沿って屈曲して配備されているため、該第1枢支部42の枢軸42cは車体2の前後方向に対して傾いた状態で配備されることとなり、これによって主変速レバー31は、前方に揺動させることによって運転席21から運転席21外方に向けて移動し、後方に揺動させることによって運転席21に近接するように移動する。
また、図4に示す如く、これら4つのレバーは車体2の左右方向に交差することなく車体2の上下方向に伸びており、これによってレバーどうしが揺動によって互いに接触する虞はない。
また、運転席21のアームレスト21cは、その上面が主変速レバー31の把持部31aの上端と略同一若しくは僅かに高い位置となるべくその取付位置が設定されている。
本発明の構成は以上のものからなるものであって、本実施の形態によれば、操縦部22は、運転席21と右側の後輪フェンダ12Rとの間に配備され、該後輪フェンダ12R上にオーバラップして設けられることはなく、各レバーが後輪フェンダ12R上にオーバラップして配備されることはない。また、各レバーは、運転席21と前記後輪フェンダ12Rの間に配備されると共に該運転席21と前記後輪フェンダ12Rの間を揺動するため、各レバーが揺動に伴って前記後輪フェンダ12R上に位置することはない。
これによって、各レバーが前記後輪フェンダ12R上に位置することはなく、該後輪フェンダ12R上に作物等が覆い被さってくる場合にも、これら作物が引っ掛かることによって各レバーの操作の操作性が低下することはなく、また、各レバーの操作によって後輪フェンダ12R上に覆い被さる作物に損傷を与えることはない。
また、操縦部22は運転席21と右側の後輪フェンダ12Rの間に配備されるため、後輪4を上方から前方に亘って被う目的で形成された該後輪フェンダ12Rを各レバーを配設する目的や各レバーの揺動との干渉を回避する目的で該後輪フェンダ12Rの湾曲部12bを窪ませる等の新たに加工する必要はなく、これによって、該後輪フェンダ12Rの形状が複雑なものとなることはなく、該後輪フェンダ12Rの製造工程が煩雑化することもない。
また、主変速レバー31、副変速レバー32、ハンドアクセルレバー33及び補助コントロールレバー34は、ブラケット40に枢支されているため、該ブラケット40にこれらのレバーを取り付けてアセンブリとし、該アセンブリを操縦部22に配備することにより、上記4つのレバーが一度に操縦部22に配備されることとなり、組立工程が大幅に簡略化される。
また、近年操作頻度が増大している補助コントロールレバー34が主変速レバー31の後方に近接配備されているので、主変速レバー31と副変速レバー32を連係して車体及び作業機11を操作する場合にも、これらのレバーの間を往復する手の移動が僅かなものとなり、該操作に伴う作業者の疲労は大幅に低減される。
また、主変速レバー31を枢支する第1枢支部42は、ブラケット40の前上部に配備され、副変速レバー32を枢支する第2軸部45はブラケット40の後下部に配備され、これら2つのレバーはブラケット40内において互いに最も離間した位置で枢支されており、これら2つのレバーの間にハンドアクセルレバー33及び補助コントロールレバー34が配備されている。
また、主変速レバー31の把持部31aは運転席21の座21aよりも上方に位置すべく設定されると共に、副変速レバー32の把持部32aは運転席21の座21aよりも下方に位置すべく設定されている。
したがって、主変速レバー31と副変速レバー32は、操縦部22に近接した位置に配備されると言えども、その揺動域も把持部の位置も大きく異なったもとなり、作業領域を目視した状態でこれらのレバー操作を行う場合にも、作業者が主変速レバー31と副変速レバー32を誤って操作する虞は大幅に低減されるのである。
また、運転席21の操縦部22側に配備されるアームレスト21cは、その上面が主変速レバー31の上端と同じ高さ位置若しくは僅かに高い位置に設定されて背もたれ21bに取り付けられているため、作業者は、アームレスト21cに前腕を載置した状態で主変速レバー31を操作することができ、該操作に伴う作業者の疲労感は大幅に低減される。
また、ブラケット40は、本体が後輪フェンダ12Rに連結されると共に、延設部のリブ48aがフロアシート13に連結された状態で操縦部22に配備されるため、ブラケット40はこれら2つの部材に支持されることとなる。
しかも、リブ48aは、本体41から延設された延設部48に立設されているため、フロアシート13に連結されるリブ48aと後輪フェンダ12Rに連結される本体41の支持状態は互いに直交することとなる。このため、ブラケット40に車体2の振動やレバー操作に伴う外力が作用した場合にも、これらによってブラケット40が容易にがたつく虞はない。
また、右側の後輪フェンダ12Rは、ブラケット40を介してフロアシート13に支持されることとなり、これによって該後輪フェンダ12Rの剛性が増大する。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、操縦部22は運転席21の左方に配備しても構わない。
また、主変速レバー31は、4つの変速段のみを有するものでも良く、5つの変速段や6つの変速段を有するものであっても構わない。
また、補助コントロールバルブ10a及び操作レバーは、オプションとして出荷時または後付けとして取付可能に構成されていおり、オプションとして所望数の作業用コントロールバルブと操作レバーを付設できるようにスペースやそれ用の部品が用意されている。
また、副変速レバー32は、高低2段のみを有した構成としても良く、また、該副変速レバー32にパーキング段を配備することも可能である。
また、車体2のアクセル機構は、ハンドアクセルレバー33によるハンドアクセル手段のみを備えたものであっても、ハンドアクセル手段及びフットアクセル手段を備えたものであっても構わない。
また、運転席21と右側の後輪フェンダ12Rの間に操縦部22を配備した構成としては、図7及び図8に示すものが挙げられる。
該構成において、操縦部22は、主変速レバー31の後方に副変速レバー32及びハンドアクセルレバー33を備えると共に、これら副変速レバー32及びハンドアクセルレバー33の後方に1又は複数の補助コントロールレバー34を備え、主変速レバー31の把持部31aは、運転席21の座21aよりも上方に位置し、副変速レバー32の把持部32a及びハンドアクセルレバー33の把持部33aは、前記座21aと略同じ高さに位置し、補助コントロールレバー34の把持部34aは、前記座21aよりも下方に位置している点である。
これによれば、主変速レバー31と副変速レバー32及びハンドアクセルレバー33とは互いに近接した位置に配備されることとなるが、これらのレバーがそれぞれ段差を設けて操縦部22に配備されるため、操縦部22を目視することなくレバーの操作を行った場合にも、主変速レバー31と副変速レバー32又はハンドアクセルレバー33とを間違えて操作する虞は殆どない。
また、補助コントロールレバー34は、主変速レバー31、副変速レバー32及びハンドアクセルレバー33よりも後方に配備されると共に、その自由端が運転席21の座21aよりも下方に位置しているため、車体2の後方を目視して補助コントロールレバー34を操作する場合にも、作業者は、自然な姿勢で該補助コントロールレバー34を操作することができ、該操作に伴う作業者の疲労感は大幅に低減される。
また、本実施の形態はロプス24を備えたトラクタ1に採用しているが、キャビンを備えたトラクタ1に採用することももちろん可能である。
本発明に係るトラクタの左側面図である。 運転操縦装置及びその近傍の平面図である。 操縦部の側面図である。 複数のレバーの配置を示す正面図である。 ブラケットの斜視図である。 第1軸部の斜視図である。 他の操縦部の平面図である。 該他の操縦部の正面図である。
符号の説明
1 トラクタ
2 車体
3 前輪
4 後輪
10 油圧昇降装置
11 作業機
12 後輪フェンダ
13 フロアシート
20 運転操縦装置
21 運転席
21a 座
21c アームレスト
22 操縦部
31 主変速レバー
32 副変速レバー
33 ハンドアクセルレバー
34 補助コントロールレバー
40 ブラケット
41 本体
48a リブ

Claims (4)

  1. 車体(2)の一対の後輪フェンダ(12)の間に運転席(21)が配備され、該運転席(21)と一方の後輪フェンダ(12)との間には、複数のレバー(31〜34)を備えた操縦部(22)が配備されているトラクタにおいて、
    前記操縦部(22)は、主変速レバー(31)と、副変速レバー(32)と、ハンドアクセルレバー(33)と、1又は複数の補助コントロールレバー(34)とを備え、これらのレバー(31〜34)は、前記一方の後輪フェンダ(12)に取り付けられる1のブラケット(40)に枢支されると共に、平面視で前記一方の後輪フェンダ(12)とオーバラップすることなく揺動し
    記補助コントロールレバー(34)は、前記車体(2)の後部に着脱自在に装着される作業機(11)の油圧機器に供給する油量をコントロールするレバーであり、
    側面視で前記主変速レバー(31)の後方に前記補助コントロールレバー(34)が配備され、前記補助コントロールレバー(34)の後方に前記副変速レバー(32)が配備され
    前記主変速レバー(31)を枢支する第1枢支部(42)と前記補助コントロールレバー(34)を枢支する第2枢支部(44)とが、前記ブラケット(40)の上部にて互いに隣り合った状態で配備されると共に、前記ハンドアクセルレバー(33)を枢支する第1軸部(43)と前記副変速レバー(32)を枢支する第2軸部(45)とが前記ブラケット(40)の下部にて互いに隣り合った状態で配備されていることを特徴とするトラクタ。
  2. 車体(2)の一対の後輪フェンダ(12)の間に運転席(21)が配備され、該運転席(21)と一方の後輪フェンダ(12)との間には、複数のレバー(31〜34)を備えた操縦部(22)が配備されているトラクタにおいて、
    前記操縦部(22)は、主変速レバー(31)と、副変速レバー(32)と、1又は複数の補助コントロールレバー(34)とを備え、これらのレバー(31〜34)は、前記一方の後輪フェンダ(12)に取り付けられる1のブラケット(40)に枢支されると共に、平面視で前記一方の後輪フェンダ(12)とオーバラップすることなく揺動し、
    前記補助コントロールレバー(34)は、前記車体(2)の後部に着脱自在に装着される作業機(11)の油圧機器に供給する油量をコントロールするレバーであり、
    側面視で前記主変速レバー(31)の後方に前記補助コントロールレバー(34)が配備され、前記補助コントロールレバー(34)の後方に前記副変速レバー(32)が配備され、
    前記運転席(21)は、少なくとも前記操縦部(22)と対向する側部にアームレスト(21c)を備え、
    前記主変速レバー(31)の把持部(31a)は、前記運転席(21)のアームレスト(21c)の上面と略同じ高さ若しくはそれより下方に位置し、
    前記補助コントロールレバー(34)の把持部(34a)は、前記主変速レバー(31)の把持部(31a)より下方に位置し、
    前記副変速レバー(32)の把持部(32a)は、前記補助コントロールレバー(34)の把持部(34a)より下方であって前記運転席(21)の座(21a)より下方に位置していることを特徴とするトラクタ。
  3. 前記主変速レバー(31)は、前方に揺動させることによって前記運転席(21)から外方に向けて移動し、後方に揺動させることによって前記運転席(21)に向かって近接移動するように、前記車体(2)の前後方向に対して傾いた状態で前記ブラケット(40)に配備された枢軸(42c)によって枢支されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトラクタ。
  4. 前記主変速レバー(31)と前記副変速レバー(32)とが前記ブラケット(40)に枢支される前記レバー(31〜34)の内で互いに最も離間した状態となるように、前記主変速レバー(31)は前記ブラケット(40)の前上部にて枢支され、前記副変速レバー(32)は前記ブラケット(40)の後下部にて枢支されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のトラクタ。
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