JP4243527B2 - 乗用田植機 - Google Patents

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本発明は、乗用田植機に関する。
従来、乗用田植機の一形態として、走行部の後方位置に植付部を昇降可能に連結したものがあり、同走行部の前端部にはアーム体を取り付けたものがある。
そして、アーム体は、前方へ突出状に配置した使用位置と、上方へ立ち上げ状に配置した不使用位置との間で回動自在として、例えば、機体を圃場から脱出させるべく畦越えさせる際には、オペレータは機体から降りて畦上に移動すると共に、アーム体を使用位置に回動させて、同アーム体を下方へ押圧させることにより、機体の前部が浮き上がるのを防止することができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−135009号公報
ところが、前記した乗用田植機では、アーム体を下方へ押圧させることにより、機体の前部が浮き上がるのを防止することはできるものの、機体を圃場から脱出させるべく畦越えさせる際に、アーム体を介して機体の前部を上方へ引き上げようとすると、同アーム体が上方に回動するために、同アーム体を介した引き上げ操作が非常に困難であるという不具合がある。
そこで、本発明では、走行部の後方に植付部を昇降可能に連結し、同走行部の前端部に左右一対のアーム体を設け、同アーム体を介して走行部の前部の浮き上がりを防止するようにした乗用田植機において、左右一対のアーム体は、走行部の前端部に枢軸を介して基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付け、各枢軸にはそれぞれ同軸的に支点越えアーム体を枢支して、両支点越えアーム体間に左右方向に伸縮する引張スプリングを介設して、同引張スプリングを両枢軸の前方位置と後方位置とに支点超えして移動させて、両支点越えアーム体を引っ張り状態に弾性付勢することにより、両支点越えアーム体を介して左右一対のアーム体の先端部を、走行部の前方に離隔させて配置した使用位置と、走行部に近接させて配置した収納位置とに位置変更自在となしたことを特徴とする乗用田植機を提供するものである。
請求項1記載の本発明では、走行部の後方に植付部を昇降可能に連結し、同走行部の前端部に左右一対のアーム体を設け、同アーム体を介して走行部の前部の浮き上がりを防止するようにした乗用田植機において、左右一対のアーム体は、走行部の前端部に枢軸を介して基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付け、各枢軸にはそれぞれ同軸的に支点越えアーム体を枢支して、両支点越えアーム体間に左右方向に伸縮する引張スプリングを介設して、同引張スプリングを両枢軸の前方位置と後方位置とに支点超えして移動させて、両支点越えアーム体を引っ張り状態に弾性付勢することにより、両支点越えアーム体を介して左右一対のアーム体の先端部を、走行部の前方に離隔させて配置した使用位置と、走行部に近接させて配置した収納位置とに位置変更自在となしている。
このようにして、左右一対のアーム体は、走行部の前端部に枢軸を介して基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付けいるため、機体に近接した収納位置にあるアーム体を、前方向に回動させることにより、機体から離隔した使用位置に楽に位置変更することができると共に、同使用位置にてアーム体の先端部を把持することにより、てこの原理を利用して、機体の前部を下方へ押し下げる作業も、また、上方へ引き上げる作業も、簡単にかつ確実に行うことができる。従って、機体を圃場から脱出させるべく畦越えさせる際等において、機体の前部を下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりする作業を適宜効率良く行うことができる。
また、走行部の前端部にアーム体を左右一対設けることにより、オペレータは、両アーム体の先端部を両手で把持することにより、両アーム体を介して機体の前部を、バランス良く、下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることができて、かかる作業の効率を著しく向上させることができる。
なお、オペレータは、作業条件等に応じて、いずれか一方のアーム体を片手ないしは両手で下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることもできる。
さらに、オペレータが左右一対のアーム体間に入って、オペレータの腰の近くで両アーム体を操作することができるようにしているため、オペレータは両アーム体に力を加えやすくなり、楽に機体の前部を下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることができる。
従って、オペレータが比較的体力の劣る女性や老人であっても、簡単に上記作業を行うことができると共に、かかる作業の疲労を軽減することができる。
なお、オペレータは、作業条件等に応じて、左右一対のアーム体間に入って、いずれか一方のアーム体を片手ないしは両手で下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることもできる。
図1に示すAは、本発明に係る乗用田植機であり、同乗用田植機Aは、走行部1の後方位置に昇降機構3を介して植付部2を昇降可能に連結している。
走行部1は、図1に示すように、機体フレーム4上において、前部に原動機部5を設け、同原動機部5の後方位置に運転部6を設ける一方、機体フレーム4の下方位置に前後方向に伸延して原動機部5のエンジンEと連動連結したミッションケース7を配置し、同ミッションケース7の前部にフロントアクスルケース21,21を介して左右一対の前車輪8,8を連動連結すると共に、同ミッションケース7の後部に左右一対の後車輪9,9を連動連結している。57は予備苗載台である。
機体フレーム4は、図1及び図2に示すように、前後方向に伸延する左右一対の前後伸延フレーム形成片10,10と、各前後伸延フレーム形成片10,10の後端部よりミッションケース7の左右側後部へ向けて傾斜状に伸延する傾斜フレーム形成片11,11と、両傾斜フレーム形成片11,11の上端部間に横架した左右伸延フレーム形成片12とを具備しており、前後伸延フレーム形成片10,10の後部10a,10aは、後上方へ向けて伸延させて傾斜状となしている。
運転部6は、図1に示すように、原動機部5の直後方位置にステアリングコラム13を設け、同ステアリングコラム13よりステアリング支軸14を立設し、同ステアリング支軸14の上端部にステアリングホイール15を取り付け、同ステアリングホイール15の後方位置に座席16を配置している。
そして、ステアリングコラム13の左側方位置に、走行部1の変速操作を行うための変速レバー17と、機体の外部からもクラッチ操作及びブレーキ操作が行えるようにしたクラッチ・ブレーキレバー18とをそれぞれ前後方向に揺動操作可能に設ける一方、座席16の右側方位置に、植付部2の昇降操作を行うための植付昇降レバー19とデフロックレバー20とをそれぞれ前後方向に揺動操作可能に設けている。
また、図2に示すように、ステアリング支軸14の下端部と、フロントアクスルケース21,21の先端部との間にはステアリング機構22を介設している。
すなわち、ステアリング機構22は、左右一対の前後伸延フレーム形成片10,10の前部とミッションケース7の前端部との間に介設した支持枠体23に、ステアリング操作アーム24の中途部を上下方向に軸線を向けたアーム枢軸25により回動自在に枢支し、同ステアリング操作アーム24の後部に、上記アーム支軸25を中心とする円弧状の内歯歯車26を連設し、同内歯歯車26にステアリング支軸14の下端部に取り付けた小歯車27を噛合させている。
そして、ステアリング操作アーム24の前端左右側部と、フロントアクスルケース21,21の先端部にそれぞれ設けたナックルアーム28,28との間に、左右一対のタイロッド29,29を介設している。
このようにして、ステアリング機構22では、ステアリングホイール15の回動操作に連動してステアリング操作アーム24がアーム支軸25を中心に回動され、同ステアリング操作アーム24に連動して左右一対のタイロッド29,29が押し引きされて、ナックルアーム28,28を介してフロントアクスルケース21,21の先端部が回動され、左右一対の前車輪8,8のステアリング操作がなされるようにしている。
ミッションケース7は、図3に示すように、前部に左右方向に軸線を向けた左右一対の前車輪駆動軸30,30を設け、両前車輪駆動軸30,30の内側端部間にデフ機構31を介設し、同デフ機構31の近傍位置にデフロック機構32を配置して、同デフロック機構32に設けた操作軸33の下端部33aをミッションケース7より下方へ突出させ、同下端部33aに、図4にも示すように、左右方向に伸延する連動レバー44の中途部を連結し、同連動レバー44の一側端部に連動ワイヤ45を介して運転部6に設けたデフロックレバー20を連動連結している。
植付部2は、図1に示すように、植付ミッションケース35上に苗載台36を配置し、同苗載台36上に苗マット(図示せず)を載置して、同苗マットを植付ミッションケース35に連動連結した植付爪37により苗ブロックに切削して、同苗ブロックを圃場に植え付けるようにしている。38はフロートである。
そして、植付ミッションケース35より前方へ入力軸39を突設し、同入力軸39と前記したミッションケース7に設けたPTO軸40とを伝動シャフト41を介して連動連結している。
昇降機構3は、図1に示すように、トップリンク42と左右一対のロアリンク43,43と、これらのリンク42,43,43を昇降回動作動させる昇降シリンダ(図示せず)とを具備して、昇降シリンダを伸縮作動させることにより植付部2を走行部1の後方位置にて昇降させることができるようにしている。
上記のような構成において、本発明の要旨は、同走行部1の前端部に左右一対のアーム体50,50を設けると共に、各アーム体50,50は、走行部1の前端部に基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付けて、図8に示すように、両アーム体50,50の先端部を走行部1の前方に離隔させて配置した使用位置(イ)と、両アーム体50,50の先端部を走行部1に近接させて配置した収納位置(ロ)とに位置変更自在となしたことにある。
すなわち、図5に示すように、支持枠体23の前部に取付体51を取り付け、同取付体51に上下方向に軸線を向けた左右一対の枢軸52,52を介して棒状に形成したアーム体50,50の基端部を枢支している。
そして、各アーム体50,50は、図6〜図8に示すように、機体フレーム4の前部下方に配置した枢軸52,52より前方へ伸延する前方伸延片50a,50aと、各前方伸延片50a,50aの先端部より上方へ立ち上げて形成した上方立ち上がり片50b,50bと、各上方立ち上がり片50b,50bの先端部より外側方へ伸延させて形成した外側方伸延片50c,50cと、各外側方伸延片50c,50cの先端部より前方へ伸延させて形成した把持片50d,50dとから形成している。
このようにして、図8(a)に示すように、各アーム体50,50の把持片50d,50dを機体フレーム4よりも上方に配置して、両把持片50d,50dを走行部1の前方に離隔させて配置した使用位置(イ)において、両把持片50d,50d間に左右幅方向への一定の間隔Wを形成して、同間隔W内にてオペレータが起立すると共に、両把持片5 0d,50dを把持して両アーム体50,50を操作することができるようにしている。
また、使用位置(イ)にある各アーム体50,50をそれぞれ外側方へ回動させて、図8(b)に示すように、両把持片50d,50dを走行部1の外側方に近接させて配置した収納位置(ロ)において、各把持片50d,50dは、機体フレーム4の左右側前部に立設した予備苗載台57,57の直下方に位置するようにしている。
各アーム体53,53の基端部は、ボス部60,60を介して各枢軸52,52の上下方向の軸線廻りに回動自在に枢支すると共に、各枢軸52,52の下端部には支点越えアーム体53,53の中途部を同軸的に枢支しており、両支点越えアーム体53,53の前部間には左右方向に伸縮する引張スプリング61を介設する一方、両支点超えアーム体53,53の後部同士を連結ピン62を介して連結している。
ここで、引張スプリング61は、支点超えアーム体53,53の回動に連動して、図9に示すように、両枢軸52,52の前方位置と、図10に示すように、両枢軸52,52の後方位置とに支点超えして移動して、支点超えアーム体53,53の前部同士ないしは後部同士を近接させる方向に引っ張り状態に弾性付勢するようにしている。
そして、一方の支点超えアーム体53の後部には連結用溝63を形成し、同連結用溝63を介して両支点越えアーム53,53の後部同士を上下重合状態にて連結ピン62により連結している。
しかも、他方の支点超えアーム体53には、前端部に補助デフロックレバー64の基端部を連設すると共に、後部にデフロック連動ロッド65の前端部を連結し、同デフロック連動ロッド65の後端部を、図3及び図4に示すように、前記デフロック機構32の操作軸33の下端部33aに設けた連動レバー44の他側端部に連結している。66は緩衝スプリング、67はスプリング支持片である。
このようにして、走行部1の前方位置にてオペレータが、図10に示すように、補助デフロックレバー64を枢軸52を中心に外側方へ回動操作(デフロック解除操作)すると、両支点越えアーム体53,53が回動されて、両支点越えアーム体53,53の後端部同士を前方へ回動変位させることができると共に、デフロック機構32をデフロック解除状態となすことができるようにしている。
一方、走行部1の前方位置にてオペレータが、図9に示すように、補助デフロックレバー64を枢軸52を中心に内側方へ回動操作(デフロック操作)すると、両支点越えアーム体53,53が回動されて、両支点越えアーム体53,53の後端部同士を後方へ回動変位させることができると共に、デフロック機構32をデフロック状態となすことができるようにしている。
この際、両支点越えアーム体53,53の回動動作に連動して、引張スプリング61が両枢軸52,52の前方位置と後方位置とに支点超えして移動し、いずれかの位置にて両支点越えアーム体53,53に引張弾性付勢力を付与して、両支点越えアーム体53,53の姿勢を保持するようにしている。
また、両支点越えアーム体53,53と、前記したステアリング操作アーム24との間には、ステアリングロック体70を配置しており、同ステアリングロック体70は、四角形板状に形成したロック本片71と、同ロック本片71の前端縁部より下方へ延設して一体成形した前部当接片72と、上記ロック本片71の後端縁部より上方へ延設して一体成形した後部当接片73とから形成している。
しかも、ロック本片71の中央部には、前後方向に伸延する前後摺動ガイド孔74を形成し、同前後摺動ガイド孔74中に下方より取付ボルト75を挿通して、同取付ボルト75によりロック本片71を前記取付体51に前後摺動自在に取り付けている。
このようにして、補助デフロックレバー64をデフロック操作すると、両支点越えアーム体53,53の後端部が後方へ回動変位されて、前部当接片72を介してステアリングロック体70を後方へ押圧する。そのため、ステアリングロック体70は後方へ摺動されて、後部当接片73がステアリング操作アーム24の前端面部24aに押圧状態にて当接し、同ステアリング操作アーム24をロック(回動規制)するようにしている。
従って、補助デフロックレバー64のデフロック操作により、デフロック機構32をデフロック状態となすことができると共に、ステアリング機構22をステアリング操作アーム24を介してロック状態となすことができる。
また、補助デフロックレバー64は、図6に示すように、基端部を支点超えアーム体53より上方へ略直交状態に立ち上げて形成してアーム体係合部64aとなしており、同支点越えアーム体53とは別の支点超えアーム体53の前端部には、上下方向に軸線を向けた係合片76を突設して、デフロック操作状態において、同係合片76と上記アーム体係合部64aに、それぞれ使用位置(イ)にある左右一対のアーム体50,50が、内側方から当接・係合するようにしている。77は、デフロック解除操作時において支点超えアーム体53の回動を規制する回動規制片である。
このようにして、使用位置(イ)にある両アーム体50,50を、外側方へ回動させて収納位置(ロ)に位置変更すると、係合片76と補助デフロックレバー64のアーム体係合部64aとを介して、両支点越えアーム体53,53がデフロック解除状態に姿勢変更されると共に、ステアリング操作アーム24のロックが解除されるようにしている。
従って、両アーム体50,50の使用位置から収納位置への位置変更操作により、改めて補助デフロックレバー64によりデフロック解除操作を行う手間を省くことができる。
また、両アーム体50,50が収納位置にある状態にて、補助デフロックレバー64をデフロック操作した際には、それに連動して両アーム体50,50が使用位置に位置変更されるため、かかる使用位置にある両アーム体50,50を運転席に着座しているオペレータは容易に視認することができて、補助デフロックレバー64によるデフロック解除操作のし忘れを防止することができる。その結果、安全性を確保することができる。
図5に示すように、各支点越えアーム体53,53の上面には、仮止め体78,78を連設しており、各仮止め体78,78には、各アーム体50,50を使用位置にて仮止めするための使用位置仮止め凹部79,79と、各アーム体50,50を収納位置にて仮止めするための収納位置仮止め凹部80,80を形成している。
一方、取付体51には、板バネ体支持ピン81を介して板バネ体82の中央部を取り付け、同板バネ体82の左右側片82a,82aをそれぞれ前外側方へ伸延させると共に、外側方へ押圧状に弾性付勢させて、各左右側片82a,82aの先端部82b,82bを上記仮止め体78,78の内周縁部に当接させている。
このようにして、各アーム体50,50を使用位置まで回動させると、各仮止め体78,78に形成した使用位置仮止め凹部79,79に、各左右側片82a,82aの先端部82b,82bが押圧状態にて係合されて、各仮止め体78,78に連設した各支点越えアーム体53,53を介して各アーム体50,50を使用位置に仮止めすることができるようにしている。
また、各アーム体50,50を収納位置まで回動させると、各仮止め体78,78に形成した収納位置仮止め凹部80,80に、各左右側片82a,82aの先端部82b,82bが押圧状態にて係合されて、各仮止め体78,78に連設した各支点越えアーム体53,53を介して各アーム体50,50を収納位置に仮止めすることができるようにしている。
本発明の実施の形態は、上記のように構成しているものであり、左右一対のアーム体50,50の基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付けているため、先端部の把持片50d,50dが機体に近接した収納位置(ロ)にあるアーム体50,50を、前方向に回動させることにより、先端部の把持片50d,50dが機体から離隔した使用位置(イ)に、楽に位置変更することができると共に、同使用位置(イ)にてアーム体50,50の把持片50d,50dを把持することにより、てこの原理を利用して、機体の前部を下方へ押し下げる作業も、また、上方へ引き上げる作業も、簡単にかつ確実に行うことができる。
従って、機体を圃場から脱出させるべく畦越えさせる際等において、機体の前部を下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりする作業を適宜効率良く行うことができる。
この際、走行部1の前端部にアーム体50,50を左右一対設けることにより、オペレータは、両アーム体50,50の把持片50d,50dを両手で把持することにより、両アーム体50,50を介して機体の前部を、バランス良く、下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることができて、かかる作業の効率を著しく向上させることができる。
しかも、オペレータが左右一対のアーム体50,50の把持片50d,50d間に入って、オペレータの腰の近くで両アーム体50,50を操作することができるようにしているため、オペレータは両アーム体50 ,50に力を加えやすくなり、楽に機体の前部を下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることができる。
従って、オペレータが比較的体力の劣る女性や老人であっても、簡単に上記作業を行うことができると共に、かかる作業の疲労を軽減することができる。
なお、オペレータは、作業条件等に応じて、いずれか一方のアーム体50を片手ないしは両手で下方へ押し下げたり、上方へ引き上げたりすることもできる。
本発明に係る乗用田植機の側面図。 ステアリング機構の平面説明図。 デフロックレバーと補助デフロックレバーの連結構造説明図。 連動レバーの底面図。 支点越えアーム体の底面説明図。 アーム体の側面図。 同アーム体の正面図。 同アーム体の動作説明図。 同アーム体の使用位置説明図。 同アーム体の収納位置説明図。
符号の説明
A 乗用田植機
1 走行部
2 植付部
3 昇降機構
4 機体フレーム
5 原動機部
6 運転部
7 ミッションケース
8 前車輪
9 後車輪

Claims (1)

  1. 走行部の後方に植付部を昇降可能に連結し、同走行部の前端部に左右一対のアーム体を設け、同アーム体を介して走行部の前部の浮き上がりを防止するようにした乗用田植機において、
    左右一対のアーム体は、走行部の前端部に枢軸を介して基端部を上下方向の軸線廻りに回動自在に取り付け、各枢軸にはそれぞれ同軸的に支点越えアーム体を枢支して、両支点越えアーム体間に左右方向に伸縮する引張スプリングを介設して、同引張スプリングを両枢軸の前方位置と後方位置とに支点超えして移動させて、両支点越えアーム体を引っ張り状態に弾性付勢することにより、両支点越えアーム体を介して左右一対のアーム体の先端部を、走行部の前方に離隔させて配置した使用位置と、走行部に近接させて配置した収納位置とに位置変更自在となしたことを特徴とする乗用田植機。
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