JP4579674B2 - トラクタ - Google Patents

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本発明は、トラクタに関する。
従来、トラクタの一形態として、運転席の左右側方位置にそれぞれ後車輪フェンダーを配置し、左側の後車輪フェンダーに左側レバーガイド体を設け、同レバーガイド体に主変速レバーとPTO変速レバーと副変速レバーとを前後方向に回動操作すべく取り付ける一方、右側の後車輪フェンダーに右側レバーガイド体を設け、同右側レバーガイド体に作業機昇降用のポジション制御レバーとデプス制御レバーとを前後方向に回動操作すべく取り付けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−48168号公報
ところが、上記したトラクタには、運転席の近傍に飲料用容器を載置・保持するための容器保持体が設けられておらず、そのために、作業者が作業中に喉の渇きを感じてもその場で飲料水等を飲むことができないという不具合がある。
そこで、本発明では、運転席の左右側方位置にそれぞれ後車輪フェンダーを配置し、少なくともいずれか一方の後車輪フェンダーの上面に、飲料用容器を保持するための容器保持体を合成樹脂製のレバーガイド体と共に一体成形し、レバーガイド体は、ガイド体本体にレバーガイド溝を前後方向に伸延させて形成し、同レバーガイド溝の後端部の近傍位置に容器保持体を上方へ立ち上げて形成すると共に、レバーガイド溝の後端部に近接する容器保持体の周壁前部に、上下方向に切欠状の開口部を収容空間に連通させて形成し、同開口部とレバーガイド溝の後端部との間に干渉回避用空間を形成したことを特徴とするトラクタを提供するものである。
(1)請求項1記載の本発明では、運転席の左右側方位置にそれぞれ後車輪フェンダーを配置し、少なくともいずれか一方の後車輪フェンダーの上面に、飲料用容器を保持するための容器保持体を設けている。
このようにして、後車輪フェンダーの上面に飲料用容器を保持するための容器保持体を設けているため、運転席に着座して作業を行う作業者は、必要に応じて上記容器保持体中に飲料用容器を収容しておくことができる。
従って、作業者は、運転席に着座して作業を行っている際にも、喉が渇けば随時飲料用容器を容器保持体から取り出して飲料することができる。
この際、容器保持体は、後車輪フェンダーの上面に設けているため、作業者は運転席に着座したまま後車輪フェンダー側に手を伸ばすことにより、楽に飲料用容器を容器保持体から取り出すことができる。
また、本発明では、容器保持体は、合成樹脂製のレバーガイド体に一体成形している。
このようにして、容器保持体は、合成樹脂製のレバーガイド体に一体成形しているため、同レバーガイド体を後車輪フェンダーに取り付けることにより、同時に容器保持体も後車輪フェンダーに取り付けることができて、同容器保持体の取り付け作業の簡易化と確実化とを図ることができる。
また、本発明では、レバーガイド体は、ガイド体本体にレバーガイド溝を前後方向に伸延させて形成し、同レバーガイド溝の後端部の近傍位置に容器保持体を上方へ立ち上げて形成すると共に、少なくともレバーガイド溝の後端部に近接する容器保持体の周壁部分には切欠状の開口部を形成して、同開口部とレバーガイド溝の後端部との間に干渉回避用空間を形成している。
このようにして、少なくともレバーガイド溝の後端部に近接する容器保持体の周壁部分に形成した開口部と、レバーガイド溝の後端部との間に干渉回避用空間を形成しているため、同レバーガイド溝中に挿通して、同レバーガイド溝に沿わせて前後摺動操作するレバーの上端把持部を作業者が把持してレバー操作を行う際に、同レバーの上端把持部を把持して後方へ摺動操作した作業者の手が、容器保持体の周壁と干渉するのを干渉回避用空間により回避することができる。
従って、容器保持体を可及的にレバーガイド溝の後端部に近接させて、運転席に着座している作業者の手が届き易い位置にコンパクトに配置することができる。
その結果、容器保持体への飲料用容器の出し入れを楽に行うことができると共に、レバーの上端把持部を把持して後方へ摺動操作した作業者の手が、容器保持体の周壁と干渉するのを確実に回避することができる。
しかも、飲料用容器として取っ手付きのコップを使用している場合には、取っ手の部分を容器保持体の周壁部分に形成した開口部内に配置することにより、同開口部を通して取っ手を容易に掴むことができて、容器保持体内にコップを楽に出し入れすることができる。
図1に示すAは、本発明に係るトラクタであり、同トラクタAは、機体フレーム1上の前部に原動機部2を設け、同原動機部2に前後方向に伸延するクラッチハウジング部3の前端部を連設し、同クラッチハウジング部3の後端部に油圧式無段変速部4を連設し、同油圧式無段変速部4の後端部にミッション部5を連動連設すると共に、同クラッチハウジング部3と油圧式無段変速部4とミッション部5の上方に運転部6を配設し、機体フレーム1にフロントアクスル部(図示せず)を介して左右一対の前車輪7,7を連動連結する一方、ミッション部5の左右側後部に設けたリヤアクスル部8,8を介して左右一対の後車輪9,9を連動連結している。
原動機部2は、エンジン10や燃料タンク11等をボンネット12により開閉自在に閉塞している。
クラッチハウジング部3は、図2〜図4にも示すように、前後方向に伸延させて形成したクラッチハウジング13内に、エンジン10と油圧式無段変速部4とを連動連結する伝動シャフト(図示せず)を配設し、同伝動シャフトの前部にクラッチ(図示せず)を設けている。
そして、クラッチハウジング13は、前部13aと中途部と後部13cとから形成すると共に、中途部は前部13aや後部13cよりも上下幅と左右幅とを縮小させて形成した縮小部13bとなしている。
油圧式無段変速部4は、図5〜図7にも示すように、エンジン10から上記伝動シャフトを介して駆動力を入力し、同駆動力を無段階に変速した後にミッション部5に出力するようにしている。
ミッション部5は、図2及び図3に示すように、ミッションケース14内に、前・後車輪7,7,9,9を前進側の正回転と後進側の逆回転とに変速すると共に、変速された回転速度を更に変速するための変速部(図示せず)と、前車輪7,7の回転速度を後車輪9,9と等速状態ないしは増速状態に切り替えるための等・増速切替部(図示せず)と、ミッションケース14の後壁より後方へ突出させて、各種作業機に動力を出力するPTO軸15の回転数を変速するためのPTO変速部(図示せず)とを具備している。
運転部6は、ボンネット12の後方でかつクラッチハウジング13の前部上方に位置させてステアリングコラム20を立設し、同ステアリングコラム20の上端部より操向操作機構の一部を構成するホイール支軸21を突出させて、同ホイール支軸21の上端部にステアリングホイール22を取り付け、同ステアリングホイール22の後方位置でかつミッション部5の上方位置に運転席23を配設している。
そして、図1〜図4に示すように、運転席23の左側方位置には、前記変速部を操作するための変速レバー24と、前記PTO変速部を操作するためのPTO変速レバー25とを配設する一方、運転席23の右側方位置には、後方に連結した作業機(図示せず)を昇降操作するための作業機昇降レバー26とを配設している。
また、ステアリングコラム20の左側下方位置には、前記した左右側のリヤアクスル部8,8内に設けたブレーキ装置(図示せず)をそれぞれ制動操作する左・右側ブレーキペダル27,28を配設する一方、ステアリングコラム20の右側下方位置には、前記した油圧式無段変速部4を無段階に変速操作する左・右側アクセルペダル29,30を配設している。
ここで、左・右側ブレーキペダル27,28は、図5に示すように、ブレーキペダル連動機構31を介して前記ブレーキ装置に連動連結しており、また、左・右側アクセルペダル29,30は、図6に示すように、アクセルペダル連動機構32を介して前記油圧式無段変速部4に連動連結している。
クラッチハウジング13の左右側方には、図2〜図4に示すように、ステップ体33,34をそれぞれ外側方へ張り出し状に張設し、各ステップ体33,34の後端部に、各後車輪9,9の略上半部を被覆する後車輪フェンダー35,36の前端下部を接続している。
左側の後車輪フェンダー35には、図4に示すように、レバー操作位置表示体37を設けており、同レバー操作位置表示体37は、前記変速レバー24の外側方に位置して、同変速レバー24の低速・中立・高速操作位置を表示する変速表示部37aと、PTO変速レバー25の外側方に位置して、同PTO変速レバー25の変速位置を表示するPTO変速表示部37bとを具備している。38は左側取っ手体である。
右側の後車輪フェンダー36には、図4に示すように、レバーガイド体39を設けており、同レバーガイド体39は、前後方向に伸延する四角形状に形成したガイド体本体40の左側部に、レバーガイド溝41を前後方向に伸延させて形成し、同レバーガイド溝41中に作業機昇降レバー26を挿通して、同作業機昇降レバー26をレバーガイド溝41に沿わせて前後方向に摺動操作することができるようにしている。42は補助溝、43は右側取っ手体である。
そして、レバーガイド溝41の後端部の近傍位置には容器保持体44を上方へ立ち上げて形成しており、同容器保持体44は外形状を略四角形筒状に形成すると共に、内部に円柱状の収容空間45を形成し、レバーガイド溝41の後端部に近接する容器保持体44の周壁部分、すなわち、左側前部には、上下方向に切欠状の開口部46を上記収容空間45に連通させて形成して、同開口部46とレバーガイド溝41の後端部との間に干渉回避用空間47を形成している。
ここで、本実施の形態では、開口部46を容器保持体44の左側前部にのみ形成しているが、必要に応じて左側後部と右側前部と右側後部に形成することもできる。
また、上記したガイド体本体40と容器保持体44は、合成樹脂等により一体成形して、右側の後車輪フェンダー36の上面に一体的に取り付けることができるようにしている。
このようにして、右側の後車輪フェンダー36の上面に飲料用容器(図示せず)を保持するための容器保持体44を設けているため、運転席23に着座して作業を行う作業者は、必要に応じて上記容器保持体44の収容空間45中に飲料用容器を収容しておくことができる。
従って、作業者は、運転席23に着座して作業を行っている際にも、喉が渇けば随時飲料用容器を容器保持体44の収容空間45中から取り出して飲料することができる。
この際、容器保持体44は、後車輪フェンダー36の上面に設けているため、作業者は運転席23に着座したまま後車輪フェンダー36側に手を伸ばすことにより、楽に飲料用容器を容器保持体44から取り出すことができる。
しかも、容器保持体44は、合成樹脂製のガイド体本体40に一体成形しているため、同ガイド体本体40を後車輪フェンダー36に取り付けることにより、同時に容器保持体44も後車輪フェンダー36に取り付けることができて、同容器保持体44の取り付け作業の簡易化と確実化とを図ることができる。
さらには、レバーガイド溝41の後端部に近接する容器保持体44の周壁部分、すなわち、左側前部に形成した開口部46と、レバーガイド溝41の後端部との間に干渉回避用空間47を形成しているため、同レバーガイド溝41中に挿通して、同レバーガイド溝1に沿わせて前後摺動操作する作業機昇降レバー26の上端把持部を作業者が把持してレバー操作を行う際に、同作業機昇降レバー26の上端把持部を把持して後方へ摺動操作した作業者の手が、容器保持体44の周壁と干渉するのを干渉回避用空間47により回避することができる。
従って、容器保持体44を可及的にレバーガイド溝41の後端部に近接させて、運転席23に着座している作業者の手が届き易い位置にコンパクトに配置することができる。
その結果、容器保持体4 4の収容空間45への飲料用容器の出し入れを楽に行うことができると共に、作業機昇降レバー26の上端把持部を把持して後方へ摺動操作した作業者の手が、容器保持体44の周壁と干渉するのを確実に回避することができる。
しかも、飲料用容器として取っ手付きのコップを使用している場合には、取っ手の部分を容器保持体44の周壁部分に形成した開口部46内に配置することにより、同開口部46を通して取っ手を容易に掴むことができて、容器保持体44の収容空間45内にコップを楽に出し入れすることができる。
また、本実施の形態では、図4に示すように、前記した右側のステップ体34に形成したレバー溝51から駐車ブレーキレバー50を突出させて配設しており、同駐車ブレーキレバー50は、前後方向に伸延させて形成し、基端部50aを右側のステップ体34の下方位置にて軸支する一方、上端部に形成した把持体50bをステップ体34の上方位置にて、クラッチハウジング13の側面に沿わせて近接配置し、同クラッチハウジング13の縮小部13bの右側方位置に、駐車ブレーキレバー50の把持体50bを配置して、同把持体50bと縮小部13bとの間に把持用空間52を形成している。
しかも、駐車ブレーキレバー50は、図3及び図6に示すように、把持体50bを右側のステップ体34に近接させる方向(本実施の形態では下方向)に回動操作した駐車ブレーキ解除操作位置と、同把持体50bをステップ体34から離隔させる方向(本実施の形態では上方向)に回動操作した駐車ブレーキ制動操作位置との間で操作可能となすと共に、把持体50bは、駐車ブレーキ制動操作位置にてクラッチハウジング13の縮小部13bの上面と同等ないしはそれよりも下方に位置するように配置している。
このようにして、右側のステップ体34から駐車ブレーキレバー50を突出させて配設しているため、作業者は、運転席23に着座したまま駐車ブレーキレバー50の把持50bに手を伸ばすことにより、同把持50bを把持して駐車ブレーキレバー50を楽に操作することができる。
この際、駐車ブレーキレバー50は、ステップ体34のレバー溝51より上方へ突出させて配設しているため、作業者が運転席23に着座したり、離座したりする際に、膝等が把持体50bに当たるという不具合の発生を確実に防止することができる。
しかも、駐車ブレーキレバー50の把持体50bをクラッチハウジング13の側面に沿わせて近接配置しているため、クラッチハウジング13を跨ぐようにして運転席23に着座している作業者の足が、駐車ブレーキレバー50に当たるという不具合の発生を可及的に少なくして、ステップ体34上での作業者の足の自由度を大きく確保することができる。その結果、操作性を良好に確保することができる。
さらには、駐車ブレーキレバー50の把持体50bと、クラッチハウジング13の中途部に形成した縮小部13bとの間に、把持用空間52を形成しているため、駐車ブレーキレバー50の把持体50bをクラッチハウジング13の側面に沿わせて近接配置しているにもかかわらず、上記把持用空間52を通して、把持体50bを容易に把持することができて、楽にレバー操作を行うことができる。
この際、駐車ブレーキレバー50は、クラッチハウジング13の縮小部13bの上面と同等ないしはそれよりも下方に位置するように配置しているため、クラッチハウジング13の上面を跨いだり、足を移動させる際に、駐車ブレーキレバー50は支障となることがなく、しかも、同駐車ブレーキレバー50の操作性は良好に確保することができる。
また、上記した駐車ブレーキレバー50は、図6及び図7に示すように、クラッチハウジング13の後部13cの右側壁にレバー枢支体53を介して基端部50aを着脱自在に取り付け、同駐車ブレーキレバー50の基端部50aと前記左右側のブレーキ装置とを連動機構体54を介して着脱自在に連動連結して、駐車ブレーキレバー50を駐車ブレーキ制動操作位置まで回動操作することにより、両ブレーキ装置をブレーキ制動状態に保持させることができるようにしている。
そして、レバー枢支体53は、クラッチハウジング13の後部13cの右側壁より外側方へ突設したボス片55に上部支持片56を着脱自在に取り付け、同上部支持片56とクラッチハウジング13の後部13cの底部との間に下部支持片57を着脱自在に介設している。58,59は取付ボルトである。
ここで、駐車ブレーキレバー50は、上記ボス片55中に回動自在に挿通した枢軸(図示せず)の右側端面に、上部支持片56を介して基端部50aを連結ボルト60により着脱自在に連結して、同枢軸を中心に駐車ブレーキレバー50を上下回動自在となしている。
また、連動機構体54は、図6及び図7に示すように、左右側のブレーキ装置を略同時に作用させるブレーキ側リンク機構62と、同ブレーキ側リンク機構62の一側部(本実施の形態では右側部)と駐車ブレーキレバー50との間に介設したレバー側リンク機構63とを具備している。
ブレーキ側リンク機構62は、図5及び図6に示すように、ミッション部5の直下方位置に、左右一対の枢支ブラケット64,65を介して、左右方向に伸延するアーム支軸66を横架し、同アーム支軸66の左右側端部にそれぞれ左・右側ボス部68,69を取り付け、各ボス部68,69より前方へ突出する左・右側上下揺動アーム70,71を設けると共に、右側ボス部69より上方へ突出する右側前後揺動アーム72を設ける一方、左右側のブレーキ装置よりそれぞれ外側方へ突出させた左・右側ブレーキ制動軸74,75の先端部にそれぞれ左・右側ブレーキ制動アーム76,77の基端部を取り付け、各ブレーキ制動アーム76,77の先端下部と上記左・右側上下揺動アーム70,71の先端部との間に、上下方向に伸延する左・右側ブレーキ側リンク78,79を介設して、各ブレーキ側リンク78,79がミッション部5の側方位置にて上下方向に摺動するようにしている。
レバー側リンク機構63は、図5及び図6に示すように、駐車ブレーキレバー50の基端部に、上下方向に伸延する作動アーム80の上端部を取り付けて、同作動アーム80の下端部と前記ブレーキ側リンク機構62の右側前後揺動アーム72の上端部との間に、前後方向に伸延するレバー側リンク81を介設して、同レバー側リンク81がミッション部5の側方位置にて前後方向に摺動するようにしている。
このようにして、駐車ブレーキレバー50を、駐車ブレーキ制動操作位置と駐車ブレーキ解除操作位置とに上下回動操作すると、作動アーム80→レバー側リンク81→右側前後揺動アーム72→右側ボス部69(→アーム支軸66→)左側ボス部68→左・右側上下揺動アーム70,71→ブレーキ側リンク78,79→左・右側ブレーキ制動アーム76,77→左・右側ブレーキ制動軸74,75に回動力が伝達されて、左右側のブレーキ装置がブレーキ制動・解除されるようにしている。
この際、ブレーキ側リンク機構62には、ミッション部5の左右側方位置にて上下方向に摺動する左・右側ブレーキ側リンク78,79を設ける一方、レバー側リンク機構63には、ミッション部5の右側方位置にて前後方向に摺動するレバー側リンク81を設けているため、これらのリンク機構62,63をミッション部5の左右側方位置にそれぞれコンパクトに配置することができると共に、各リンク78,79により駐車ブレーキレバー50の操作を各ブレーキ装置に確実に伝達することができて、各リンク78,79を介した駐車ブレーキ制動操作性を良好に確保することができる。
ここで、前記したブレーキペダル連動機構31は、図5〜図7に示すように、クラッチハウジング13の縮小部13bに左右方向に伸延する左右伸延ボス部82を横断状態に貫通させ、同左右伸延ボス部82中に左右方向に伸延する左右伸延支軸83を回動自在に挿通して、同左右伸延支軸83の左側端部と前記左側ブレーキ制動アーム76との間に、左側ペダルリンク機構84を介設する一方、左右伸延ボス部82の右側端部と前記右側ブレーキ制動アーム77との間に、右側ペダルリンク機構85を介設して形成している。
そして、左側ペダルリンク機構84は、左右伸延支軸83の左側端部にボス部86を介して左側ブレーキペダル27の基端部を取り付け、同ボス部86より上方に向けて左側前後揺動片87を突設して、同左側前後揺動片87の上端部と左側ブレーキ制動アーム76の先端上部との間に、前後方向に伸延する左側ペダルリンク88を介設して形成している。
また、右側ペダルリンク機構85は、左右伸延ボス部82の左側端部に右側ブレーキペダル28の基端部を取り付ける一方、同左右伸延ボス部82の右側端部より上方に向けて右側前後揺動片89を突設して、同右側前後揺動片89の上端部と右側ブレーキ制動アーム77の後側上部との間に、前後方向に伸延する右側ペダルリンク90を介設して形成している。
しかも、駐車ブレーキレバー50側に配設した右側ペダルリンク機構85の右側ペダルリンク90は、駐車ブレーキレバー50に連動連結したレバー側リンク81に近接させて配置している。
従って、これらのリンク90,81をミッション部5の右側方位置にコンパクトに配置することができると共に、これらのリンク90,81を介した駐車ブレーキレバー50の制動操作性と左右側ブレーキペダル27,28の制動操作性とを良好に確保することができる。
しかも、クラッチハウジング13の右側壁にレバー枢支体53を介して駐車ブレーキレバー50の基端部を着脱自在に取り付け、同駐車ブレーキレバー50と前記左右側のブレーキ装置とを連動機構体を介して着脱自在に連動連結しているため、駐車ブレーキレバーや連動機構体54のメンテナンス作業を行う際には、機体の側方からこれらのメンテナンス作業を楽に行うことができると共に、これらの取り替え作業等も機体の側方から楽に行うことができる。
本発明に係るトラクタの左側面図。 同トラクタの後半部の左側面図。 同トラクタの後半部の右側面図。 同トラクタの後半部の平面図。 同トラクタのクラッチハウジング部と油圧式無段変速機構部とミッション部の左側面図。 同トラクタのクラッチハウジング部と油圧式無段変速機構部とミッション部の右側面図。 同トラクタのクラッチハウジング部と油圧式無段変速機構部とミッション部の平面図。
A トラクタ
1 機体フレーム
2 原動機部
3 クラッチハウジング部
4 油圧式無段変速部
5 ミッション部
6 運転部

Claims (1)

  1. 運転席の左右側方位置にそれぞれ後車輪フェンダーを配置し、少なくともいずれか一方の後車輪フェンダーの上面に、飲料用容器を保持するための容器保持体を合成樹脂製のレバーガイド体と共に一体成形し、
    レバーガイド体は、ガイド体本体にレバーガイド溝を前後方向に伸延させて形成し、同レバーガイド溝の後端部の近傍位置に容器保持体を上方へ立ち上げて形成すると共に、レバーガイド溝の後端部に近接する容器保持体の周壁前部に、上下方向に切欠状の開口部を収容空間に連通させて形成し、同開口部とレバーガイド溝の後端部との間に干渉回避用空間を形成したことを特徴とするトラクタ。
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