JP5262449B2 - コンバインの操縦装置 - Google Patents
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Description
上記操舵レバーを、第1支軸で左右に傾動可能に軸支すると共に、この操舵レバーの左右の傾動力を下方に伝える左右のスライドロッドを設け、この左右のスライドロッドの下端に接する受板をリリーフバルブの昇圧スプール軸の上端に一体に設け、この受板に上記ケーブルの一端を連結した構成とし、
上記リリーフバルブを、取付け位置調節用の取付板を介して操舵レバーと一体的に構成し、この取付板に上記ケーブルのアウタガイドを取付け、
上記掻込ペダルを、フロアの下方に設けた第2支軸によって踏み込み操作可能に軸支し、掻込ペダルと一体のアームに上記ケーブルの他端を連結し、HSTレバー側と連結したカムシャフトの端部を上記アームに形成したガイド溝に挿入し、HSTレバーを中立位置以外の位置に操作することによって掻込ペダルの踏み込み操作が牽制され、HSTレバーを中立位置に戻すことでこの牽制が解除される構成とし、
掻込ペダルの踏み込み操作を検出するリミットスイッチを、カムシャフトを支持する支持部材に一体に取付け、
このリミットスイッチに作用して掻込ペダルの踏み込み操作を検出するためのカムを、上記アームに一体に形成したことを特徴とする。
HSTレバー側と連結したカムシャフトの端部を掻込ペダルと一体のアームに形成したガイド溝に挿入し、HSTレバーを中立位置以外の位置に操作することによって掻込ペダルの踏み込み操作が牽制され、HSTレバーを中立位置に戻すことでこの牽制が解除される構成にしたので、カムシャフトと掻込ペダルのガイド溝の位置関係の精度を確実に出すことができるとともに、構成部材を削減することができる。
掻込ペダルの踏込み操作を検出するリミットスイッチを、カムシャフトを支持する支持部材に一体に取付け、このリミットスイッチに作用して掻込ペダルの踏込み操作を検出するためのカムを、上記のアームに一体に形成したので、掻込ペダルとリミットスイッチとの位置関係の精度を確実に出すことができるとともに、構成部材を削減することができる。
図1および図2は、操作具構成を示す操縦室部分拡大側面図とその正面図である。
本発明のコンバインの操縦装置1は、操縦席の前部に設けた操作台2に操舵レバー3を配置し、この操舵レバー3はリリーフバルブ4を一体的に構成するとともに、その下方のフロア5に掻込ペダル6を設け、この掻込ペダル6とリリーフバルブ4との間をケーブル7で連結して構成する。
掻込ペダル6は、フロア5の下方に設けた第2支軸16によって踏み込み操作可能に軸支し、掻込ペダル6と一体のアーム17にケーブル7の他端を連結する。
電装品40の配置については、図5のエアクリーナボックスの分解斜視図に示すように、操縦席の後方にエアクリーナボックス41を設けてエアクリーナ42を収納するとともに、同エアクリーナボックス41内に電装品40を配置する。電装品40は全てを単一のプレート43に配置することができ、このプレート43はエアクリーナボックス41と別体であり、エアクリーナボックス41をセットする前に機体に固定することができる。したがって、電装品40を先に固定した状態でエアクリーナボックス41をセットできるので、組立作業が容易になる。
次に、操舵レバーと刈取昇降レバーを一体化したパワステレバー51について説明する。パワステレバー51は、左右の傾動操作と前後の傾動操作が可能に構成され、その具体的な構成は、要部側面図と正面図をそれぞれ図6,図7に示すように、パイプ部51aと前後方向回動ボス52とをつなぐ補強部材53を有し、その前後傾動の際の中立復帰用のトルクスプリング54のフック部54aを引っ掛けるピン55を補強部材53に設けて一体に構成することにより、中立時のピンの位置の精度が出やすくなるので、レバーの中立復帰の位置精度を向上することができる。
掻込ペダル61は、その要部拡大側面図および正面図をそれぞれ図8、図9に示すように、HSTレバー側と連結したカムシャフト62により牽制し、HSTレバーを中立位置に戻して牽制解除するように、カムシャフト62は、ステップの左右で支持され、その右側の支持部材63Rに掻込ペダル61の支点ピン(第2支軸)61aを一体に設けることにより、カムシャフト62と掻込ペダル61のガイド溝の位置関係の精度を確実に出すことができるとともに、構成部材を削減することができる。
補助ステップ71は、その収納状態を併記した要部側面図、正面図および平面図をそれぞれ図10〜図12に示すように、操作席のフロア5の前部中央に配置され、折りたたみ式に構成するとともに、フロア5上に展開した使用状態において作業者側の端縁には、手や足を引っ掛けることによって容易に収納、取出しの操作が可能となるように、90°の曲げ部71aを形成する。
駐車ブレーキペダル81は、その側面図および正面図をそれぞれ図13、図14に示すように、操作席前部の左側に設けられ、この駐車ブレーキペダル81の踏込み時にペダル踏込み板81aの真下になる位置に、操作席前部のカバー部材82をステップフレーム83に締結するボルト84を配置する。
2 操作台
3 操舵レバー
4 リリーフバルブ
5 フロア
6 掻込ペダル
7 ケーブル
7a アウタガイド
11 支軸
13 受板
14 昇圧スプール軸
16 支軸
21 プッシュシリンダ
22 電磁切替弁
32 サイドクラッチ機構
33 シフトフォーク
34 走行軸
Claims (1)
- 操縦席の前部に配置した左右の傾動操作が可能な操舵レバー(3)と、この操舵レバー(3)と一体構成でその操作力を昇圧スプール軸(14)に受けるリリーフバルブ(4)とを備え、このリリーフバルブ(4)によって油圧制御されるサイドクラッチ機構(32)を介して左右の走行動力を断接制御するコンバインの操縦装置において、
上記操舵レバー(3)の下方のフロア(5)には、踏込み操作が可能な掻込ペダル(6,61)を設け、この掻込ペダル(6,61)の踏込力を伝えるケーブル(7)を上記昇圧スプール軸(14)側と連結して上記サイドクラッチ機構(32)により左右の走行動力を同時に断接制御可能に構成するにあたり、
上記操舵レバー(3)を、第1支軸(11)で左右に傾動可能に軸支すると共に、この操舵レバー(3)の左右の傾動力を下方に伝える左右のスライドロッド(12,12)を設け、この左右のスライドロッド(12,12)の下端に接する受板(13)をリリーフバルブ(4)の昇圧スプール軸(14)の上端に一体に設け、この受板(13)に上記ケーブル(7)の一端を連結した構成とし、
上記リリーフバルブ(4)を、取付け位置調節用の取付板(15)を介して操舵レバー(3)と一体的に構成し、この取付板(15)に上記ケーブル(7)のアウタガイド(7a)を取付け、
上記掻込ペダル(6,61)を、フロア(5)の下方に設けた第2支軸(16,61a)によって踏み込み操作可能に軸支し、掻込ペダル(6,61)と一体のアーム(17,61d)に上記ケーブル(7)の他端を連結し、HSTレバー側と連結したカムシャフト(62)の端部を上記アーム(17,61d)に形成したガイド溝(61c)に挿入し、HSTレバーを中立位置以外の位置に操作することによって掻込ペダル(6,61)の踏み込み操作が牽制され、HSTレバーを中立位置に戻すことでこの牽制が解除される構成とし、
掻込ペダル(6,61)の踏み込み操作を検出するリミットスイッチ(64)を、カムシャフト(62)を支持する支持部材(63R)に一体に取付け、
このリミットスイッチ(64)に作用して掻込ペダル(6,61)の踏み込み操作を検出するためのカム(61b)を、上記アーム(17,61d)に一体に形成したことを特徴とするコンバインの操縦装置。
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2008
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