JPH11115527A - 作業車の変速操作装置 - Google Patents

作業車の変速操作装置

Info

Publication number
JPH11115527A
JPH11115527A JP27766397A JP27766397A JPH11115527A JP H11115527 A JPH11115527 A JP H11115527A JP 27766397 A JP27766397 A JP 27766397A JP 27766397 A JP27766397 A JP 27766397A JP H11115527 A JPH11115527 A JP H11115527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
lever
speed change
wire
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27766397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3904303B2 (ja
Inventor
Shigeru Nakada
茂 中田
Hideo Nakajima
英夫 中島
Mitsuhiko Tanji
光彦 丹治
Takehide Saito
武秀 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
IHI Shibaura Machinery Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd, IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP27766397A priority Critical patent/JP3904303B2/ja
Publication of JPH11115527A publication Critical patent/JPH11115527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3904303B2 publication Critical patent/JP3904303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 HSTトランスミッションを搭載した乗用型
管理機において、始動時の急な飛びだしを防止する。 【解決手段】 走行変速レバー47を主クラッチペダル
141を踏み込むことによって主クラッチペダル141
に連動させた中立戻しアーム144により、走行変速レ
バー47を中立位置に回動させる。また、ストッパー1
50を設け、該ストッパー150を調節可能に構成し、
中立戻しアーム144の可動域を調製することにより、
走行変速レバー47の可動域を制限し、前進及び後進の
速度制限の調節を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用作業管理機の
変速レバーの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンからの動力を油圧式
無段変速装置に伝えて、該油圧式無段変速装置によって
変速して走行装置に動力を伝えて走行し、この走行速度
はトラニオンアームを回動することによって、油圧式無
段変速装置の油圧ポンプの斜板の角度が変更され、油圧
ポンプからの吐出量が変更されて油圧モータの出力回転
が無段階に変更されていた。そして、運転操作部に設け
た走行変速レバーが前記トラニオンアームと連動連結さ
れ、該走行変速レバーの操作力は前進から後進まで略一
定であったために、中立位置が分かりにくくなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の油圧
式無段変速装置においては、主クラッチと油圧式無段変
速装置(以下HST変速装置)が連動しておらず、主ク
ラッチペダルを踏み込んでもHST変速装置が中立位置
に戻らない。このために、主クラッチを踏んだ場合、空
走する恐れがあり、作業を行う上で危険性がある。ま
た、主クラッチを急接した場合にHST変速装置が中立
位置に戻っていない場合には、前方もしくは後方に急発
進する可能性があるため、エンストしたり、衝突したり
始動時の動力の損失の可能性等があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。HST変速装置を搭載した作業車に
おいて、走行変速レバーの近傍に中立戻しアームを配置
し、該中立戻しアームを主クラッチペダルと連動連結
し、該主クラッチペダルを踏み込むことによって走行変
速レバーを中立位置に回動させるようにしたものであ
る。また、前記中立戻しアームの回動範囲にストッパー
を設けて中立戻しアームに当接可能に配置し、走行変速
レバーの可動域を制限し、前記ストッパーと中立戻しア
ームとの当接位置を調節可能としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を基に説明する。図1は腹部に中耕ロータリを装着さ
せた状態の乗用型管理作業車の全体側面図、図2は腹部
に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型管理作業車の
全体平面図、図3は動力伝達構成を配した機体フレーム
を示す部分側面断面図、図4は動力伝達構成を配した機
体フレームを示す部分側面図、図5は動力伝達構成を配
したミッションケースを示す部分断面平面図、図6は動
力伝達構成を配したサイドクラッチを示す一部部分断面
平面図、図7は前輪の回動方向の検知構成を示す断面平
面図、図8は左側へ緩旋回した状態の前輪の回動方向の
検知構成を示す断面平面図、図9は急旋回した状態の前
輪の回動方向の検知構成を示す断面平面図、図10は本
発明の走行変速レバーの構成を示す断面側面図、図11
は本発明のレバーガイドパネルの平面図、図12は本発
明の走行変速レバーの接続部を示す一部斜視図、図13
は中立戻しアームで走行変速レバーを前進位置から中立
位置に戻した状態を示す部分側面一部断面図、図14は
中立戻しアームで走行変速レバーを後進位置から中立位
置に戻した状態を示す部分側面一部断面図である。
【0006】図1、図2において、3輪型乗用管理作業
車71の全体構成から説明する。3輪型乗用管理作業車
71は、運転部72が前後方向に長い機体フレーム1の
後部に配され、該機体フレーム1の後端部にエンジン7
3が搭載され、ミッションケース74によって走行変速
し、ミッションケース74下部に配するリアアクスルケ
ース4より、後輪駆動ケース5を介して後輪3・3が駆
動される。一方、機体フレーム1内を動力伝達軸9が挿
通され(図3、図4)、機体フレーム1前部にフロント
ケース7を設け、該フロントケース7下部に鉛直方向を
軸芯として左右回動可能に前輪駆動ケース8を装着し、
該前輪駆動ケース8に一輪の前輪2を支持して駆動でき
るようにし、三輪駆動車を構成している。また、前記エ
ンジン73はボンネット10によって被装され、ボンネ
ット10前方にはミッションケース74及び後輪3を被
装する車体カバー11が配され、該車体カバー11上に
運転席12が載置され、運転席12側方には走行変速レ
バー47及び駐車レバー39が突出されている。又、運
転席12前方の機体フレーム1上にステアリングコラム
13が立設されている。該ステアリングコラム13上部
より上方にステアリングハンドル14が突出され、ステ
アリングコラム13の右側部にアクセルレバー15が突
出され、左側部にキースイッチ16が配置されている。
【0007】また、前記前輪2と後輪3との間位置の乗
用型管理作業車71の腹部には、作業機75が作業機装
着装置79によって吊設されている。該作業機装着装置
79は前部フレーム101に突設されたブラケット18
に連結された上リンク19及び下リンク20、昇降シリ
ンダ22より構成され、該昇降シリンダ22により昇降
自在に構成されている。該作業機装着装置79の他端に
作業機75のヒッチ21が枢支され、該ヒッチ21に左
右方向に棒状のツールバー23を延出して中央部が固設
されている。該ツールバー23の中央部と左右側部に、
取付け位置を変更可能に複数の作業機75が装着され、
複数条の管理作業を行えるようにしている。尚、図2に
示す右側の作業機75は、取り付け位置を左右方向中央
側に装着したものであり、左側の作業機75は左右方向
外側に装着したものである。前記作業機75としてロー
タリ耕耘機、雑草を取り除く熊手形状のレーキ等が配置
できる。本実施例においては、ロータリー耕運機が装着
されており、前記ツールバー23に外嵌する装着部28
及びロータリーチェーンケース25、耕耘爪26、該耕
耘爪26を被装するカバー27、ゲージ輪30、畝立て
を行う培土板31により構成されている。
【0008】次に、前記機体フレーム1について、図1
〜図4を用いて説明する。前記機体フレーム1は、前後
方向に長く筒状に形成され、ステアリングコラム13を
立設した前後方向略中央位置において、段差状に前部フ
レーム101と後部フレーム102とが形成され、更に
後部フレーム102の後端部にエンジンフレーム103
・103が固定されている。
【0009】前記エンジンフレーム103・103は、
後部フレーム102の後端上部左右に二本固設され、該
エンジンフレーム103・103の後上部にエンジン7
3が載置され、エンジンフレーム103・103の前部
に車体カバー11が載置され、ミッションケース74及
び後輪3が被装されている。また、図1に示すように、
前記車体カバー11上に載置する運転席12の側方には
駐車レバー39が設けられている。作業者が運転席12
に搭乗したときに重量が車軸6上にかかり、機体全体の
重量バランスが崩れないようにしている。
【0010】また、前記後部フレーム102は、正面断
面視で下方が開放された「コ」字状に形成され、後部フ
レーム102の後端部をミッションケース74の直前方
位置まで延出している。前記後部フレーム102内に
は、ミッションケース74の上部より前方に突出される
第一動力伝達軸91が後部フレーム102内の上部に前
後方向に配置され、前記ミッションケース74の下部よ
り突出したPTO軸35には前記ユニバーサルジョイン
ト37が連結されている。該ユニバーサルジョイント3
7前部を上方に回動させると、「コ」字状に形成された
後部フレーム102の開放面内まで回動され、作業機装
着装置79によって、作業機75を高く上昇させても、
ユニバーサルジョイント37と後部フレーム102とが
干渉することはない。
【0011】更に、前記後部フレーム102には、下部
左右両側にステップ40が形成されて、該ステップ40
の外周部にはパイプ体を屈曲した枠体41が設けられ補
強し、ステップ40の前側より乗降できるようにしてい
る。該ステップ40は、全面金網ばりに構成されてお
り、下方より枠体41に固設したパイプ体によって補強
されている。ここにおいて、運転席ステップ40を構成
する金網はエキスパンドメタルを用いているが、針金を
編んだ金網でもよい。このようにステップ40を構成し
ており、運転席12から作業機75による作業状況が金
網により構成された該ステップ40越しに、目視により
確認が可能である。そのため精度の高い管理作業が可能
であり、また該ステップは編み目状に構成されているの
で、編み目を通り、ステップ上の泥や土が下に落ち、該
ステップ40において滑りの原因と成るものが溜まらな
いため、ステップ40の滑り防止の役割を担っている。
このため滑り止めの為のゴムマットが不要である。
【0012】また、前記後部フレーム102の前上部に
連結フレーム104が固設され、該連結フレーム104
上部に前部フレーム101の後部が固設され、該前部フ
レーム101後部上にステアリングコラム13が立設さ
れ、ステアリングコラム13下部より前部フレーム10
1が前方に延出されており、後部フレーム102より一
段高く配されている。そして、前述した作業機75を吊
設する作業機装着装置76が、前部フレーム101の前
部に配されているので、作業機装着装置76がステップ
40面より高い位置に配置でき、また、作業機75を上
昇させた位置において、作業機75のヒッチ21もステ
ップ40の配設面より高く保持でき、作業機75を高く
上昇できる。
【0013】また、前記前部フレーム101内部には、
図3に示すように第二動力伝達軸42や操向回動軸43
が支持されている。該操向回動軸43の後部は、ジョイ
ント軸46を介して操作軸45の下部に連結されてお
り、該操作軸45はステアリングコラム13内に上下方
向に支持されてステアリングハンドル14に連動連結さ
れている。
【0014】ミッションケース74は、図5に示すよう
に、HST式変速装置76を固着したミッションケース
74の一側面より他方に側面まで貫通する第一入力軸6
0が枢支され、該第一入力軸60の一側端部よりエンジ
ン73の動力が入力され、第一入力軸60の他端がHS
T式変速装置76の入力軸61に相対回動不能に固設さ
れている。前記HST入力軸61に伝えられた駆動力
は、図示していない油圧ポンプを駆動し、図示していな
いトラニオンアームの回動によって変速されて、前記H
ST式変速装置76によって主変速された動力がミッシ
ョンケース74側に突出する油圧モータの出力軸63か
ら出力され、ミッションケース74内に軸支されている
第二入力軸64と相対回動不能に連結され、主変速され
た動力がミッションケース74内に伝達される。前記第
二入力軸64の動力は、変速ギヤを有する副変速軸65
を介して伝動軸66に固設する係合ギヤ67に伝達され
る。前記第一入力軸60の途中部に図示していないPT
O軸に動力を伝達するギヤ62が固設されている。
【0015】このような構成において、エンジン73か
らの動力を図示していないポンプ軸に伝え、走行変速レ
バー47を回動すると、図示していないトラニオンアー
ムが回動されて、図示していない可動斜板が傾倒され、
油圧ポンプからの作動油の吐出量及び吐出方向が変更さ
れ、その吐出量に応じて油圧モータの出力軸63の回転
数が変更され、走行速度を変更できる。このような構成
において、走行変速レバー47が中立位置の時には、図
示していないトラニオンアームも中立位置となり、可動
斜板35はポンプ軸に対して直角となって、圧油は生じ
ない。該走行変速レバー47を前または後へ回動する
と、前記トラニオンアームも回動されて、その回動角に
応じた圧油が油圧ポンプから油圧モータへ送油されて、
ミッションケース74を介して前輪2及び後輪3を駆動
する。
【0016】また、走行変速レバー47の変速操作で後
進変速位置が容易に判るようにしている。即ち、図10
〜図12に示すように、走行変速レバー47はレバー上
部51がレバー基部58上端に挿入された形で構成され
ており、左右方向に回動可能に構成されている。また、
レバーガイド49は、一直線上に無い2本のレバー溝が
後端及び前端を直交する連結溝に接続した形状になって
おり、前進位置から後進位置へ、走行変速レバー47を
回動させる場合には、連結溝において一旦左右方向に該
走行変速レバー47を回動させる必要があるため、前進
位置より減速もしくは中立位置に該変速走行レバー47
を回動させる場合に、誤って後進位置に入ることが無
い。後進位置より、減速あるいは中立位置に走行変速レ
バー47を回動させる場合も同様に、誤って前進位置に
該走行変速レバー47が回動されることが無いようにし
ている。
【0017】また、図5、図6に示すように前記ミッシ
ョンケース74の下部の左右両側には、リアアクスルケ
ース5・5が固設され、内部に左右後輪3・3を連動す
る駆動軸70・70か軸支されている。該駆動軸70・
70の中央両側端部に駆動ギヤ71・71が固設され、
前記伝動軸66上の係合ギヤ67の左右側部に配するサ
イドクラッチギヤ68・68と噛合されている。
【0018】また、前記サイドクラッチギヤ68・68
は伝動軸66上で摺動自在に遊嵌され、各々のサイドク
ラッチギヤ68・68は図示せぬホークによって摺動さ
れ、該ホークはサイドクラッチと連結されており、前記
サイドクラッチギヤ68を内側に摺動して係合ギヤ67
と噛合させると、リアアクスルケース5内の駆動軸70
に動力が伝達され、後輪3が駆動され、外側に摺動し噛
合を外すと動力が伝達されず、他方が駆動されることに
よって旋回ができる。尚、前記サイドクラッチギヤ68
・68は通常において、係合ギヤ67と係合されてお
り、左右の後輪3・3と連動する駆動軸70・70を駆
動しているが、運転者によるサイドクラッチペダル17
・17の操作によって、一方のサイドクラッチギヤ68
と係合ギヤ67との係合が外れて、一方の後輪3の駆動
を停止する。
【0019】次に、前記後輪3・3への動力を断接する
サイドクラッチ機構の作動操作について説明する。前記
サイドクラッチ機構は、運転者によるサイドクラッチペ
ダル17・17の操作によって行われている。ミッショ
ンケース74の上部には、図6に示す、前記サイドクラ
ッチギヤ68・68を摺動操作する図示せぬフォークと
連動する連動軸95・95を上方に突出し、該連動軸9
5・95上部に操作アーム90・90が固設されてい
る。該操作アーム90は、連動軸95・95より左右方
向の外側に突出する板体より形成され、端部には長孔が
設けられている。該操作アーム90・90は一定間隔を
開けて設けられている。該操作アーム90の長孔には、
リンク機構92の一端が遊嵌されており、サイドクラッ
チペダル17を踏み込んだ場合、該サイドクラッチペダ
ル17に連動した前記リンク機構92の一端が、該操作
アーム90を前方に回動させ、サイドクラッチギヤ68
を摺動して、後輪3の駆動が停止する。例えば、右側の
サイドクラッチペダル17を踏み込み操作すると、右側
の操作アーム90が回動し、右側のサイドクラッチギヤ
68を摺動して、右側の後輪3の駆動が停止されてい
る。
【0020】また、該操作アーム90には、前輪2の回
動方向の検知手段に連動したワイヤ94が連結されてお
り、該ワイヤ94は前輪2の回動方向の検知手段に連動
し前記操作アーム90を前方に回動させる事が出来るよ
う構成されている。また、操作アーム90が前記ワイヤ
94により、前方に回動させられている場合に、前記リ
ンク機構92の一端は操作アーム90に設けられた長孔
に挿入されているため、前記サイドクラッチ17を踏み
込み、前記リンク機構92の一端を前方に移動される
が、該操作アーム90には作用しないよう構成されてい
る。
【0021】また、ミッションケース74上にはステー
128が固設されている。該ステー128上には、アー
ム131とアーム132を固設したボス133を回動自
在に枢支する軸134が突設されている。該アーム13
2にはアウタハーネス93・93が固設され、内部にワ
イヤ94・94が支持されており、該ワイヤ94の一端
を操作アーム90に連結されている。また、前記アウタ
ハーネス93及びワイヤ94の他端は前方に延出し、後
述する前輪2の回動方向を検知する手段に接続されてい
る。アーム131にはサイドクラッチペダル17に締結
したワイヤ125が締結されており、ステー128に固
設されたアウターハーネス124に支持されている。ア
ーム131とステー128の間において、バネ135が
ワイヤ125を挿入した状態で配設され、ワイヤ94が
操作アーム90を前方に回動させる場合にアーム132
が回動しないよう構成されている。
【0022】次に、前輪2の回動方向の検知手段につい
て説明する。キングピン100下部に配設したカム82
の外周には、図7〜図9に示すように小径部82a・8
2aと外周の半径を大きくした前当接部83と後当接部
84がそれぞれ交互に約90度ずつ位置をズラせて形成
されている。一方カム82の後部には、フロントケース
7下方左右両側に枢支軸118が配置され、該枢支軸1
18には、平面視「く」字状のアーム体119の中央部
が枢支され、アーム体119の一端が枢支軸118より
前外側に突出され、前端下部にローラーよりなる当接部
120が固設されている。前記アーム体119の他端
は、内側側方に突出され、端部に前述したサイドクラッ
チ機構を操作する操作アーム90に締結したワイヤー9
4が締結され、アーム体119の内側端部が後方に付勢
され、当接部120・120が内側に回動されてカム8
2の外周部に当接される構成となっている。
【0023】そして、前輪2の左右に回動する事がない
直進時においては、図7に示す様に前記後当接部84
は、左右の当接部120・120の間に位置し、前当接
部83は前方に位置している。前輪2を操向回動させた
場合には、該前輪2の操向回動によってキングピン10
0と一体的にカム82が回動し、左右いずれかの当接部
120を外側に移動させてアーム体119を回動させて
いる。例えば、図8に示すように機体を左側(20〜3
0°を越える範囲において)に旋回させるように、前輪
2を操向回動させると、右側のアーム体119を回動
し、ワイヤー94を前方に摺動している。この時、前述
したサイドクラッチ機構を操作する操作アーム90・9
0のうち、左側の操作アーム90に締結し、アウターハ
ーネス93に支持されるワイヤー94が前方に引っ張ら
れて、左側の操作アーム90を回動し、左側のサイドク
ラッチ機構の動力伝達を外し、左後輪3を停止させて、
機体を左に旋回させることができる。
【0024】更に、前輪2を左側方向(70〜90°範
囲において)へ操向回動させると、図9に示すように前
当接部83が左側のアーム体119を外側に回動させ、
該アーム体119に締結したワイヤ94が前方に引っ張
られる。このため、該ワイヤ94が連結されているミッ
ションケース74上に設けられた右側の操作アーム90
が回動され、右側の動力伝達ギヤ68を摺動し、右側の
後輪3の駆動が停止する。このため、左右両後輪の駆動
が停止し、乗用管理作業車71が前輪2のみの駆動によ
って左へ急旋回可能としている。また、右側に乗用管理
作業車71を旋回させる場合にも同様に、前輪2の角度
によって先ず右側の後輪の駆動が停止したのち更に前輪
2を右側に走行回動させると左側の後輪の駆動も停止
し、前輪2のみによって乗用管理作業車71が右側へ急
旋回可能となる。
【0025】また、ワイヤ94を支持するアウタハーネ
ス93はミッション74において軸134に回動自在に
枢支されたボス33に固設されたアーム132の一端に
締結されており、該ボス33に固設したアーム131に
はサイドクラッチペダル17に連動したワイヤ125が
締結されている。該ワイヤ125を支持するアウタハー
ネス124はミッションケース74上に配設されたステ
ー128に固定されており、該ステー128はミッショ
ンケース74上に固設されている。該ステー128とア
ーム131の間にはバネ135が配設されており、ワイ
ヤ125が該バネ135の内側に挿入されており、該ア
ウタハーネス124がアーム131に接近するのを阻む
方向に付勢するように構成されている。尚、前記ステー
128はストッパーと一体に構成されており、該ワイヤ
125が前記バネ135により必要以上に引っ張られる
のを防止している。該ワイヤ125はサイドクラッチペ
ダル17に接続されており、該サイドクラッチペダル1
7を踏み込むことにより、ワイヤ125が引っ張られ、
連結した前記アーム131を前方に回動させ、前記アー
ム132によりワイヤ94をアウタハーネス93と共に
後方に回動させるように構成されている。
【0026】前述の構成により、操作アーム90が前記
ワイヤ94に引っ張られ前方に回動し、サイドクラッチ
機構の動力伝達を外している場合、該サイドクラッチペ
ダル17を踏み込むことにより、ワイヤ125が引っ張
られ、連結した前記アーム131を引っ張り、アーム1
32を前方に回動させ、ワイヤ94をアウタハーネス9
3と共に後方に回動させる。操作アーム90を前方に回
動させていたワイヤ94が後方に回動するため操作アー
ム90も後方に回動し、前記サイドクラッチ機構の動力
伝達が行われる。例えば、前輪2の一輪のみの駆動で左
に急旋回を行っている際に駆動力の不足が生じた場合に
は、作業者が左側サイドクラッチペダル17を踏み込む
ことにより、該左側クラッチペダル17に接続されたワ
イヤ125が右側のアーム132を回動させ右側の操作
アーム90に締結したワイヤ94をアウタハーネス93
と共に後方に移動させる。このため、右側の該操作アー
ム90は後方に回動し、サイドクラッチ機構の動力伝達
が行われ、右側後輪3を駆動する。
【0027】上記の構成のため、乗用管理作業車71を
サイドクラッチ17を操作することなくステアリングハ
ンドル14のみで前輪のみの急旋回を行え、この場合、
旋回中心は該乗用管理作業車の中心線と後輪軸の交点と
なり旋回半径は軸間距離に等しくなり小回りが可能に構
成している。また、前輪2のみの駆動で駆動力不足の場
合には外側の後輪3を内側のサイドクラッチ17を踏み
込むことによって駆動し、通常のクラッチ旋回を行え
る。
【0028】本発明において、図10〜図12に示すよ
うに、走行変速レバー47のレバー上部51は略「L」
字型をしており、下部にステー52が突設されている。
該レバー上部51の下端は、レバー基部59の上端に固
設されたボス55に挿入されており、更に該ボス55に
挿入されたレバー上部51の下端にはさらにステー54
を固設したボス53が挿入されている。レバー上部51
に突設されたステー52には、ボス53に固設されたス
テー54がボルト及びナットによって固定されている。
またレバー上部51の下端にはバネ123がステー52
とボス55の間に装着されており、走行変速レバー47
のストローク方向とは直角方向に付勢力を働かせてい
る。
【0029】レバー基部58は中央付近において支軸7
8によって回動自在に枢支されている。レバー基部58
は該支軸78の側壁側に挿嵌されたスペーサー79によ
り側壁より一定の距離を保つように構成され、更に摩擦
板136、図示していない皿バネを介装してして図示し
ないナットによって締めつけられて付勢力調製部材とし
ている。該皿バネのバネ力によって、走行変速レバー4
7を回動したときに、その位置で保持できるようにし、
前記ナットの締めつけでその保持力を調整できる。この
ため、走行変速レバー47は該摩擦板136の摩擦力に
より任意の位置で保持可能に構成されている。また、レ
バー基部58の下端にはロッド69が連結されている。
該ロッド69は、図示していないトラニオンアームに接
続されており、前記走行変速レバー47の回動に伴い、
HST変速装置76により変速可能としている。
【0030】このため、前進時には、中立位置より外側
に走行変速レバー47を回動させた後にレバーガイド4
9に沿って前方に回動させる。また、後進走行時には、
走行変速レバー47はバネ123によって外側に付勢さ
れているので、レバーガイド49に沿って中立位置にお
いて内側へ回動させたのち後方に回動する構成となる。
前後方向と直角方向に一旦主変速レバーを左右方向に回
動したのちに後方に回動することにより、後進走行が可
能であるため、前進操作より誤って後進操作を行うこと
がなくなり、また、後進走行より誤って前進走行に走行
変速レバー47を挿入することがなくなる。
【0031】また、該レバー基部58には中央付近にス
テー80が突設されており、略「y」字型をしている。
主変速レバー基部58の最下端にはHST変速装置76
のトラニオンアームに連結されたロッド69が接続され
ている。また該走行変速レバー47の前方に中立戻しア
ーム144が下端を軸146に挿嵌した状態で側壁より
一定の距離をおいて配設されている。該中立戻しアーム
144の上部にはピン145・89が突設されており、
前記レバー基部58と当接可能に構成されている。該中
立戻しアーム144は図示しないバネによって前方へ付
勢され、ストッパー150に当接されている。
【0032】該中立戻しアーム144にはワイヤ121
が連結されている。該ワイヤ121は主クラッチペダル
141に接続されており、該主クラッチペダル141を
踏み込むことにより、該ワイヤ121が後方に引き寄せ
られるよう構成されている。このため、即ち、走行変速
レバー47を前進位置に回動して前進しているときに、
主クラッチペダル141を踏むと、図13に示すよう
に、前記ワイヤ121が引っ張られて中立戻しアーム1
44が後方に回動され、ピン145が前記レバー基部5
8に当接して中立位置まで回動される。また、走行変速
レバー47を後進位置に回動して後進しているときに、
主クラッチペダル141を踏むと、図14に示すよう
に、前記ワイヤ121が引っ張られて中立戻しアーム1
44が後方に回動され、ピン89が前記レバー基部58
に当接して中立位置まで回動されるのである。
【0033】該中立戻しアーム144の前方にはストッ
パー150が設けられている。該ストッパー150は側
壁に突設されたステー151に螺装されたアジャストボ
ルト130及びナットより構成されている。該アジャス
トボルト130はステー151に螺装されており、前後
方向に調節可能であり、ナットを締めつけることにより
固定されている。該アジャストボルト130により前記
走行変速レバー47の可動範囲を制限する事により走行
速度を制限可能である。
【0034】また、走行変速レバー47の側方には駐車
レバー39が設けられている。該駐車レバー39はカム
87に溶接固定されており、該カム87は軸85に回動
自在に枢支されている。該カム87にはブレーキワイヤ
ー88が連結されており、該駐車レバー39を後方に回
動させることにより、前記ブレーキワイヤー88を引っ
張り駐車ブレーキをかける構成となっている。該カム8
7にはレバー基部58に固設された突起59を挿入可能
な溝が設けられており、走行変速レバー47が中立位置
にある時のみ、該駐車レバー39を回動させ駐車ブレー
キをかけることができる。駐車ブレーキをかけた状態で
は、前記突起59が、カム87の溝に挿入されているた
め、前記走行変速レバー47を回動させる事が出来な
い。また、駐車レバー39を前方に回動し、駐車ブレー
キを解除した状態において該突起59が接触しないよう
に前記カム87の形状が構成されている。このため、駐
車ブレーキを解除した時のみ走行レバー47を中立から
前進または後進に回動可能である。この構成により、駐
車ブレーキがかかったまま走行をすることが出来ない。
そのため、駐車ブレーキをかけたまま走行レバー47を
回動し、走行し、ブレーキ装置を破損することがない。
【0035】
【発明の効果】本発明は請求項1の如く構成したので、
主クラッチペダルを踏み込むことにより、走行変速レバ
ーが中立位置に回動され、該走行変速レバーに連動した
トラニオンアームによって前記HST変速装置が中立位
置に保持され、前輪及び後輪が駆動されず、ブレーキが
かかり速やかに停止が可能である。また主クラッチペダ
ルを踏み込むことにより、走行変速レバーが確実に中立
位置に保持され、連動したHST変速装置のトラニオン
アームが中立位置に保持されるため、走行変速レバーが
中立位置よりずれているために起こる発進時における乗
用管理作業機の急な飛びだしの起こる危険性が無い。ま
た、必要に応じて意図的に0発進が可能である。主クラ
ッチペダルを踏み込むことにより、HST変速装置を確
実に中立位置にて保持可能なため、前輪及び後輪を駆動
することなくエンジン出力を上げる事が可能なため、必
要に応じて作業機に必要な駆動力を供給可能になった後
に車輪を駆動して作業を行うことが可能である。
【0036】また、走行変速レバー前方にワイヤーによ
って接続された中立戻しアームを回動可能に配設するこ
とにより、簡易に構成可能であり、構成される部材数も
少なく耐久性が高い構成が可能である。また、前記構成
の中立戻しアーム及び走行変速レバーが単純に作動する
ために故障の可能性が少なく、整備性の良い構成をとる
ことが可能であるため経済的である。
【0037】また、請求項2の如く構成するため、主ク
ラッチペダルにワイヤによって連動した中立戻しアーム
の前方にストッパーを配設する事により、後進及び前進
時の最高速度の規制が可能である。通常HST変速装置
は前進と後進がほぼ同じ速度となるので、ストッパーに
中立戻しアームが当接し、中立戻しアームが回動される
範囲を規制することにより、乗用管理作業車の速度を規
制することが可能である。このため、後進時の速度を低
速化でき、後進時の不用意に速度を上げることを容易に
規制することが可能である。
【0038】本発明は請求項3の如く構成するため、前
記アームの前方のストッパーを調節する事により前進及
び後進の最高速度の調節が可能である。そのため、個々
の要求に応じて速度の規制が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用型
管理作業車の全体側面図である。
【図2】弧腹部に中耕ロータリを装着させた状態の乗用
型管理作業車の全体平面図である。
【図3】動力伝達構成を配した機体フレームを示す部分
側面断面図である。
【図4】動力伝達構成を配した機体フレームを示す部分
側面図である。
【図5】動力伝達構成を配したミッションケースを示す
部分断面平面図である。
【図6】動力伝達構成を配したサイドクラッチを示す一
部部分断面平面図である。
【図7】前輪の回動方向の検知構成を示す断面平面図で
ある。
【図8】同じく左側へ緩旋回した状態の検知構成を示す
断面平面図である。
【図9】同じく急旋回した状態の検知構成を示す断面平
面図である。
【図10】本発明の走行変速レバーの構成を示す断面側
面図である。
【図11】本発明のレバーガイドパネルの平面図であ
る。
【図12】本発明の走行変速レバーの接続部を示す一部
斜視図である。
【図13】中立戻しアームで走行変速レバーを前進位置
から中立位置に戻した状態を示す部分側面一部断面図で
ある。
【図14】中立戻しアームで走行変速レバーを後進位置
から中立位置に戻した状態を示す部分側面一部断面図で
ある。
【符号の説明】
39 駐車レバー 47 走行変速レバー 49 レバーガイド 51 レバー上部 53 ボス 54 ステー 58 レバー下部 59 突起 69 ロッド 80 ステー 89 ピン 121 クラッチワイヤー 130 ボルト 144 中立戻しアーム 145 ピン 150 ストッパー
フロントページの続き (72)発明者 丹治 光彦 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 斎藤 武秀 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HST変速装置を搭載した作業車におい
    て、走行変速レバーの近傍に中立戻しアームを配置し、
    該中立戻しアームを主クラッチペダルと連動連結し、該
    主クラッチペダルを踏み込むことによって走行変速レバ
    ーを中立位置に回動させるようにしたことを特徴をする
    作業車の変速操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変速操作装置において、
    前記中立戻しアームの回動範囲にストッパーを設けて中
    立戻しアームに当接可能に配置し、走行変速レバーの可
    動域を制限したことを特徴とする作業車の変速操作装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の変速操作装置において、
    前記ストッパーと中立戻しアームとの当接位置を調節可
    能としたことを特徴とする作業車の変速操作装置。
JP27766397A 1997-10-09 1997-10-09 作業車の変速操作装置 Expired - Fee Related JP3904303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27766397A JP3904303B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 作業車の変速操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27766397A JP3904303B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 作業車の変速操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11115527A true JPH11115527A (ja) 1999-04-27
JP3904303B2 JP3904303B2 (ja) 2007-04-11

Family

ID=17586573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27766397A Expired - Fee Related JP3904303B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 作業車の変速操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3904303B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007131121A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Kubota Corp レバー操作装置
JP2010134526A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kubota Corp 作業車
EP1932708A4 (en) * 2005-10-04 2017-01-04 Yanmar Co., Ltd. Working vehicle

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1932708A4 (en) * 2005-10-04 2017-01-04 Yanmar Co., Ltd. Working vehicle
JP2007131121A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Kubota Corp レバー操作装置
JP2010134526A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kubota Corp 作業車

Also Published As

Publication number Publication date
JP3904303B2 (ja) 2007-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3421283B1 (en) Work vehicle
US20030046915A1 (en) Riding tractor for supporting a mower unit
JP2007069763A (ja) 作業車両
JP2648262B2 (ja) 作業車の変速操作構造
JP3907464B2 (ja) トラクタ
JP2002316550A (ja) トラクタの走行操作装置
JP5141217B2 (ja) 作業車両
JPH11115527A (ja) 作業車の変速操作装置
JP4106217B2 (ja) ブレーキ及びクラッチ操作機構
JP3131921B2 (ja) 作業機付き車両の制御装置
JP2021107689A (ja) 作業車両
JP3636227B2 (ja) 作業車輌のデフロック装置
JPH01156160A (ja) 車輌のブレーキ操作装置
JP3568425B2 (ja) 作業機の変速中立検出装置
JP2002302061A (ja) クローラトラクタのステアリング機構
JP3140008B2 (ja) 油圧駆動式フォークリフト
JP3468837B2 (ja) 作業機
JP7471099B2 (ja) 位置制御機構及び車両
JP2011152823A (ja) 作業車
JP4297572B2 (ja) 乗用型田植機
JPH11192854A (ja) 乗用作業車のシフトレバーガイド
JP2021107165A (ja) 作業車両
JP3519812B2 (ja) 移動農機における制動制御装置
JPH079741Y2 (ja) 四輪駆動車輌
JPH11321388A (ja) 乗用管理作業車の駐車ブレーキ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20061226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100119

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees