JP2011152823A - 作業車 - Google Patents

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JP2011152823A JP2010014319A JP2010014319A JP2011152823A JP 2011152823 A JP2011152823 A JP 2011152823A JP 2010014319 A JP2010014319 A JP 2010014319A JP 2010014319 A JP2010014319 A JP 2010014319A JP 2011152823 A JP2011152823 A JP 2011152823A
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Hidetsugu Tomioka
英嗣 富岡
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Abstract

【課題】油圧無段変速装置のトラニオン軸を前進ペダルと後進ペダルで変速する構成で、確実に踏込みで変速出来て、踏込みをやめると確実に元に戻るようにして変速を迅速にする。
【解決手段】油圧変速装置を介してエンジンの駆動力を走行装置に伝動する作業車において、機体に枢支した枢支軸119の一端に前進ペダル115と後進ペダル116を装着するにあたり、前進ペダルと後進ペダルの一方のペダルを戻しバネ128で戻り付勢して前記枢支軸に遊嵌し、他方のペダルを枢支軸に固着し、この固着したペダルの戻しバネ156を枢支軸の他端に作用させ、前進ペダルの踏み込みで走行装置が前進側に回動し、後進ペダルの踏み込みで走行装置が後進側に回動すべく、油圧変速装置を変速するトラニオン軸に前進ペダルと後進ペダルを連動連結した。
【選択図】図4

Description

この発明は、作業車に関し、トラクタ等の作業車における油圧変速操作装置に関する。
農業用トラクタ等の油圧変速作業車では、変速ペダル等の変速操作具を操作することで油圧変速装置を変速して走行速度の変更を行うようにしている。例えば、特開2002−145026号公報や特開平2005−233260号公報には、ミッションケースから突出させた油圧無段変速装置の変速軸であるトラニオン軸に変速ペダルを連動連結して変速ペダルを踏み込んで走行速度の変更を行うようにしている。
特開2002−145026号公報 特開2005−233260号公報
前記の油圧変速作業車の油圧変速操作装置を変速ペダルとした構成では、作業車が圃場等の泥地を走行するために、変速ペダルとトラニオン軸との連動機構部分に泥が付着して変速ペダルの戻りが悪くなり変速がスムースに行えなくなることが有る。
そこで、本発明では、油圧無段変速装置のトラニオン軸を前進ペダルと後進ペダルで変速する構成で、トラニオン軸を前進ペダルと後進ペダルを狭い範囲に配設しても確実に踏込みで変速出来て踏込みをやめると確実に元に戻るようにして、変速を迅速に行える作業車の油圧変速操作装置を提供することを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、油圧変速装置80を介してエンジン2の駆動力を走行装置13に伝動する作業車において、機体に枢支した枢支軸119の一端に前進ペダル115と後進ペダル116を装着するにあたり、前進ペダル115と後進ペダル116の一方のペダル115を戻しバネ128で戻り付勢して前記枢支軸119に遊嵌し、他方のペダル116を枢支軸119に固着し、この固着したペダル116の戻しバネ156を枢支軸119の他端に作用させ、前進ペダル115の踏み込みで走行装置13が前進側に回動し、後進ペダル116の踏み込みで走行装置13が後進側に回動すべく、油圧変速装置80を変速するトラニオン軸107に前進ペダル115と後進ペダル116を連動連結したことを特徴とする作業車とした。
この構成で、前進ペダル115を踏み込むとトラニオン軸107が前進側に回動し、後進ペダル116を踏み込むとトラニオン軸107が後進側に回動し、前進ペダル115の踏込みをやめると戻しバネ128の付勢力で元に戻り、後進ペダル116の踏込みをやめると戻しバネ156の付勢力で元に戻る。
請求項2に記載の発明は、前記トラニオン軸107に固着のカムプレート108を、トラニオン軸107が中立に戻るように付勢したことを特徴とする請求項1に記載の作業車とした。
この構成で、カムプレート108の中立付勢力でトラニオン軸107が中立に戻るように作用する。
請求項3に記載の発明は、前記枢支軸119の一端側に前進ペダル115と後進ペダル116に並んでブレーキペダル125を装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業車とした。
この構成で、前進ペダル115と後進ペダル116及びブレーキペダル125が作業車の右足或いは左足の片方の足で踏込み操作できる。
請求項1に記載の発明では、枢支軸119の一端側の狭い空間に戻り付勢した前進ペダル115と後進ペダル116を配置出来る。
請求項2に記載の発明では、請求項1の効果に加え、トラニオン軸107に固着のカムプレート108の中立付勢と前進ペダル115と後進ペダル116の中立付勢によって、前進ペダル115と後進ペダル116の踏込みをやめるとトラニオン軸107が中立に戻って、走行装置13を確実に停止させることが出来る。
請求項3に記載の発明では、請求項1の効果に加え、走行装置13の前進、後進、停止の操縦操作が片足で行えるようになる。
作業車(トラクタ)の全体右側面図 作業車の全体平面図 作業車のミッションケースの側断面図 作業車の部分拡大平面図 作業車の部分拡大右側面図 作業車の部分拡大右側面図 作業車の部分拡大左側面図 トラニオン軸の連動部を示す部分拡大左側面図 カムプレートの部分拡大左側面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1と図2は、本発明でいう作業車の一例として示すトラクタの全体図である。機体の前部のボンネット1内に搭載したエンジン2の動力をミッションケース3内で適宜に変速して前輪軸4と後輪軸5に伝動し、前輪6と後輪7の走行装置13の両輪6,7或は後輪7のみを駆動し、機体上に設ける座席10に座った作業者が中央に立設するステアリングハンドル8で前輪6を操向しながら走行する。機体の後方へ突出するヒッチ9には、ロータリ耕うん機などの作業機を装着し、ミッションケース3から後方へ向かって突出するリアPTO軸11でヒッチ9に装着する作業機を駆動し、ミッションケース3の後部から前方へ向かって突出するミッドPTO軸12で前輪6と後輪7の間に装着する芝刈り機などの作業機を駆動する。
図3は、ミッションケース3の断面図で、油圧無段変速装置(以下、HSTという)80を装着した作業車のミッションケースである。
エンジン側ケース70から後方へ突出する出力軸77とミッションケース3に装着したHST80から前方へ突出する入力軸79をファン付きジョイント78で連結し、繋ぎカバー76で上側を覆っている。
ミッションケース3は、前からフロントケース71とミッドケース72とリアケース73の三つの中空ケースを一体に連結して構成している。
フロントケース71に装着したHST80の第一出力軸81は、PTO駆動系に出力し、第二出力軸74は、走行駆動系に出力する。
第一出力軸81の回転は、第一クラッチ82を介して第一PTO軸83に伝動し、第一ギヤ84から第二カウンタギヤ85と第三カウンタギヤ86と第四カウンタギヤ87とクラッチギヤ88を介してミッドPTO軸12を駆動する伝動と、第三カウンタギヤ86から第二クラッチ89で第二PTO軸91を駆動する伝動に分岐する。第二PTO軸91は、第一PTOギヤ92と第二PTOギヤ93を介してリアPTO軸11を駆動する。
第二出力軸74の回転は、第一走行ギヤ95から第一走行軸97の第二走行ギヤ96へ伝動し、この第二走行ギヤ96と第三走行軸99との間に設ける三段ギヤ変速機構98で第三走行軸99を駆動し、さらに第一ベベルギヤ105と第二ベベルギヤ100で後輪駆動軸101を駆動する。また、第三走行軸99の回転は、第三走行ギヤ102から第四カウンタギヤ103と第三クラッチギヤ104を介して前輪駆動軸106を駆動する。
図4から図7に示す如く、前記繋ぎカバー76を横切って設ける軸筒75に枢支した枢支軸119に前進ペダル115のペダルアーム115aの基部ボス115bを遊嵌し、後進ペダル116のペダルアーム116aの基部ボス116bをピン116cで固着している。
そして、前進ペダル115の基部ボス115bに固着のアーム117をリンク118でHST80の変速軸であるトラニオン軸107に固着のカムプレート108に連結して、前進ペダル115の踏み込み動作でトラニオン軸107を前進側に回動し、後進ペダル116の基部ボス116bに固着のアーム138をリンク139でトラニオン軸107に固着のカムプレート108に連結して、後進ペダル116を踏み込むとトラニオン軸107を後進側に回動するようにしている。
前進ペダル115の基部ボス115bには前進戻しバネ155を取り付けて戻し作用させ、枢支軸119の繋ぎカバー76から突出した他端(後進ペダル116の取付部と反対側)にボルトで取り付けたアーム60に後進ペダル116の戻し作用する後進戻しバネ156とダンパ61を連結して作用させている。アーム60の取付角度はボルトを緩めて容易に調整できる。ダンパ61の繋ぎカバー76への取付部62は、ダンパ61のシャフトをボルトで止めて取付角度を容易に調整できる。後進戻しバネ156はミッションケース3のクラッチハウジング取付フランジ面に取り付けている。
なお、ダンパ61の取付構成を変えて、該ダンパ61をミッションケース3のクラッチハウジング取付フランジ面に取り付けるようにしても良い。
さらに、基部ボス115bと基部ボス116bに挟んで、ブレーキペダル125のブレーキアーム125aの基部ボス125bを枢支軸119に枢支している。
ブレーキペダル125の基部ボス125bには、ブレーキドラムに連結するブレーキリンク127と戻しバネ128を連結するブレーキアーム126を設け、ストップボルト130に当たってブレーキペダル125の踏み過ぎを止めるストップアーム129を後下方に向けて突設する。
なお、枢支軸119の位置を前にするか前進ペダル115と後進ペダル116の位置を後にするか枢支軸119と前進ペダル115と後進ペダル116を近づけた位置にするかによって、前進ペダル115と後進ペダル116のバランスで両ペダル115,116の踏込み荷重を軽く出来る。
図8の如く、トラニオン軸107に取り付けたカムプレート108にカム凹部114を形成し、HST80に設けた支持軸50で枢支したL字状アーム109の一方片109aの一端に枢支したローラ110をカム凹部114に落とし込むように他方片109bに引っ掛けた中立ばね120で押圧付勢して、ローラ110が凹部114へ完全に落ち込むとトラニオン軸107が中立に戻るようにしている。
このようなローラ110を軸支するL字状アーム109の支持軸50をHST80に設ける構成で、カムプレート108の凹部114へローラ110を落押圧付勢することでトラニオン軸107の中立戻しが確実になる。L字状アーム109の支持軸50への固定は中心からオフセットした位置に設けるボルト51で行い取付角度の調整が容易である。
そして、L字状アーム109の他方片109bの先端側には、エンジン2のガバナに連結するワイヤ111の引張ばね112が複数の穴113a,113bのどれかに連結されている。一定のワイヤ111の引き代でエンジン2の種類によって決まるスロットルストロークになるように引張ばね112を係合する穴113a,113bを変更して、引き調整をする。複数の穴113a,113bは、燃費重視の走行かパワー重視の走行かを切り換えることも出来る。また、複数の穴113a,113bを連続する長穴にすれば、引張ばね112の取付位置が滑って、前進ペダル115と後進ペダル116の踏み始めの段階でエンジン回転を大きく上げその後に踏込みによってゆっくり回転が上昇するように出来る。
前進ペダル115と後進ペダル116を踏み込むとカムプレート108がそれぞれ逆方向に回動してトラニオン軸107を回して機体を前方或は後方へ走行させるのであるが、同時に増速に伴ってカムプレート108が回転してカム凹部114からローラ110を押し出してワイヤ111を引き、エンジン2の回転が上昇するようになる。
カムプレート108のカム凹部114に図9の如く急角度で曲がる変曲点114aを形成してペダルの踏込み中にこの変曲点114aをローラ110が通過したことを運転作業者が感じ、最大トルクに達したことを運転作業者に認識させるようにしている。
カムプレート108の前進側当接部108Fには前進限界ボルト151が当接し、後進側当接部108Rには後進限界ボルト150が当接して回転上昇限界となる。この前進限界ボルト151と後進限界ボルト150は、ステップフロア152よりも上側に位置しているので、変速カバー153を取り外すと、エンジン2の回転上下限調整が容易に出来る。また、この前進限界ボルト151と後進限界ボルト150がトラニオン軸107の近くであるために精度良く調整できる。
2 エンジン
13 走行装置
80 油圧変速装置(HST)
107 トラニオン軸
108 カムプレート
115 前進ペダル
116 後進ペダル
119 枢支軸
125 ブレーキペダル
128 戻しバネ
156 戻しバネ

Claims (3)

  1. 油圧変速装置(80)を介してエンジン(2)の駆動力を走行装置(13)に伝動する作業車において、機体に枢支した枢支軸(119)の一端に前進ペダル(115)と後進ペダル(116)を装着するにあたり、前進ペダル(115)と後進ペダル(116)の一方のペダル(115)を戻しバネ(128)で戻り付勢して前記枢支軸(119)に遊嵌し、他方のペダル(116)を枢支軸(119)に固着し、この固着したペダル(116)の戻しバネ(156)を枢支軸(119)の他端に作用させ、前進ペダル(115)の踏み込みで走行装置(13)が前進側に回動し、後進ペダル(116)の踏み込みで走行装置(13)が後進側に回動すべく、油圧変速装置(80)を変速するトラニオン軸(107)に前進ペダル(115)と後進ペダル(116)を連動連結したことを特徴とする作業車。
  2. 前記トラニオン軸(107)に固着のカムプレート(108)を、トラニオン軸(107)が中立に戻るように付勢したことを特徴とする請求項1に記載の作業車。
  3. 前記枢支軸(119)の一端側に前進ペダル(115)と後進ペダル(116)に並んでブレーキペダル(125)を装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016023795A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社クボタ 静油圧式無段変速装置
US9964208B2 (en) 2014-07-24 2018-05-08 Kubota Corporation Hydrostatic continuously variable transmission

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