JP2002316550A - トラクタの走行操作装置 - Google Patents

トラクタの走行操作装置

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JP2002316550A
JP2002316550A JP2001124245A JP2001124245A JP2002316550A JP 2002316550 A JP2002316550 A JP 2002316550A JP 2001124245 A JP2001124245 A JP 2001124245A JP 2001124245 A JP2001124245 A JP 2001124245A JP 2002316550 A JP2002316550 A JP 2002316550A
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swing arm
frame
tractor
neutral
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JP2001124245A
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Inventor
Takashi Goto
崇士 後藤
Toshihiko Ibe
敏彦 伊部
Takayuki Tokuhara
隆之 徳原
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクタの走行操作装置において、静油圧式
伝達装置の中立復帰機構のメンテナンス作業を容易に行
えるようにする。 【解決手段】 エンジンと、該エンジンを支持するフレ
ーム1bと、前記エンジンの動力源によって駆動される
静油圧式伝達装置34と、該静油圧式伝達装置に配設さ
れた、該静油圧式伝達装置の出力を変更するための出力
制御手段39と、該出力制御手段に連係される前後進操
作手段41F・41Rと、を有するトラクタの走行操作
装置において、前記出力制御手段39は前記前後進操作
手段41F・41Rと揺動アーム55を介して連係し、
前記揺動アーム55は前記静油圧式伝達装置のハウジン
グ38の外側の位置で回転自在に枢支させ、更には、該
揺動アーム55には前記静油圧式伝達装置の中立復帰機
構59を備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主変速機構として
静油圧式伝達装置を有するトラクタの走行操作装置にお
いて、メンテナンス性及び組立容易性を向上する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンの動力を静油圧式伝
達装置を介して変速し、車輪を駆動するトラクタにおい
て、該静油圧式伝達装置の出力を制御する手段に前後進
レバーや前後進ペダル等の前後進操作手段を連結し、こ
の前後進操作手段の操作量に応じて増速された速度を得
るようにした構成は公知となっている。例えば、特開平
9−207732に開示される技術である。
【0003】この構成において、前記前後進操作手段の
操作力を解除したときに前記静油圧式伝達装置の中立を
得て車両の停止を行わせるべく、付勢バネ等の中立復帰
機構を備える構成も知られている。従来において、この
中立復帰機構は、例えば前述の特開平9−207732
に見られるように、静油圧式伝達装置のハウジングの内
部に備えることとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
構成では、中立復帰機構が使用により損耗して(例え
ば、前記付勢バネが弛んでしまって)交換したいような
場合には、前記静油圧式伝達装置を分解して古い中立復
帰機構を取り出し、交換する必要があり、その作業は面
倒きわまりないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0006】即ち、請求項1においては、エンジンと、
該エンジンを支持するフレームと、前記エンジンの動力
源によって駆動される静油圧式伝達装置と、該静油圧式
伝達装置に配設された、該静油圧式伝達装置の出力を変
更するための出力制御手段と、該出力制御手段に連係さ
れる前後進操作手段と、を有するトラクタの走行操作装
置において、前記出力制御手段は前記前後進操作手段と
揺動アームを介して連係し、前記揺動アームは前記静油
圧式伝達装置のハウジングの外側の位置で回転自在に枢
支させ、更には、該揺動アームには前記静油圧式伝達装
置の中立復帰機構を備えているものである。
【0007】請求項2においては、前記揺動アームは、
前記フレームの外側側方に配置されているものである。
【0008】請求項3においては、ショックアブソーバ
の可動部を前記揺動アームに設けたものである。
【0009】請求項4においては、前記フレームの外側
にブラケットを脱着自在に設け、このブラケットに、前
記揺動アームと、前記揺動アームの回転軸線の周囲を周
回する、前記中立復帰機構としての捩りコイル状の中立
付勢バネと、を配置してあるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1はトラクタの全体的な構成を示した右側面図、
図2は走行操作装置の全体構成を示した右側面図、図3
は同じく平面図一部断面図である。図4は前進ペダル・
後進ペダルに配設されるリンク機構を示す右側面拡大図
である。図5は本発明の揺動アームや中立復帰機構を示
す右側面拡大図、図6はブラケットに揺動アームを配置
する構成を示す斜視図である。
【0011】〔トラクタの全体構成〕図1を参照して、
本発明を適用した実施例としての、下腹部にモアを備え
たトラクタの全体構成を説明する。枠体状のフレーム1
が前後方向に配置され、このフレーム1の中途部におい
ては左右外側斜上方にステー2・2を突出し、その上に
防振ゴム3・3を介してエンジン4を支持している。エ
ンジン4の前方にはラジエータ5やバッテリ6が配置さ
れ、エンジン4の上方にはマフラー7が配置され、エン
ジン4を含めこれらの装置群がボンネット8にて覆われ
ている。
【0012】エンジン4のクランク軸にはフライホイー
ル9が固定され、該フライホイール9の回転は、ユニバ
ーサルジョイント10・10や連結軸11を介して、前
記フレーム1の後端に固設されるトランスミッション1
2へ伝達される。該トランスミッション12には後車軸
13や前輪出力軸14やリアPTO軸15が支持され、
前記エンジン4の動力を変速した後これらの軸に伝達で
きるよう構成している。後車軸13の外端には後車輪1
6が設けられている。
【0013】フレーム1の前部にはフロントアクスルケ
ース17が吊下され、このフロントアクスルケース17
の外端には前車軸23を介して前輪18を支持してい
る。フロントアクスルケース17には前記トランスミッ
ション12の前記前輪出力軸14の回転がユニバーサル
ジョイント19・19やプロペラシャフト20を介して
入力され、前記前輪18を駆動する。
【0014】前記フレーム1は前側半部1aと後側半部
1bを有し、側面視において、前後に細長い板状の前側
半部1aの後部下縁に、同じく前後に細長い後側半部1
bの前部上縁を接合したような形状(略「Z」字状の形
状)に一体的に削り出して構成してあり、後側半部1b
が一段低く位置するようにしてある。このように低い位
置に配置した後側半部1bの上にオペレータ乗降のため
のステップ21を配設するようにしてステップ21の取
付位置を低くし、座席22に座るオペレータの足が位置
する空間を広く確保するよう配慮してある。
【0015】前記フレーム1は、左右方向に薄く前後方
向に細長い側板を左右平行に二枚配置して構成してあ
る。前側半部1aの前端においては前記二枚の側板同士
を連結するとともに、両側板の間には、前記フロントア
クスルケース17を吊下支持するためのブラケット24
を架設している。また、後側半部1bにおいてはパイプ
状の複数のクロスバー25・25・・・を左右二枚の側
板の間に水平に架設して、フレーム1の強度を向上させ
ている。
【0016】前記クロスバー25・25・・・のうち前
記後側半部1bの上縁近傍に取り付けられるものにおい
ては、その中途部の上にステアリングコラム取付フレー
ム26を図2・図3の如く立設しており、該取付フレー
ム26の上面には図1のようにステアリングコラム27
を立設し、その上端にステアリングハンドル28を取り
付けている。前記取付フレーム26の内部にはパワース
テアリング用油圧ユニット40が取り付けられている。
図3に示すように、前記ステアリングコラム取付フレー
ム26の左右幅は、前記フレーム1の左右の側板間の距
離よりも小さくなるよう構成してあり、フレーム1の左
右側板の間からステアリングコラム取付フレーム26が
上方に向けて突出する構成になっている。
【0017】トラクタの後部には三点リンク機構29が
設けられて作業機を接続可能としている。前記トランス
ミッション12の上面には油圧リフト装置30が設けら
れており、リフトアーム31の昇降駆動により作業機の
高さを変更可能としている。またトラクタの腹部にはモ
ア32が備えられており、前記トランスミッション12
の下面に備えられたモア駆動取出軸33の動力を受けて
駆動するようになっている。
【0018】図1や図2に示すように、トランスミッシ
ョン12の前側には主変速機構としての静油圧式伝達装
置であるHST(ハイドロスタティックトランスミッシ
ョン)34が配設されており、その入力軸35が前方に
向けて水平に突出されている。該入力軸35の先端は図
1に示すように、ユニバーサルジョイント10・10や
連結軸11を介してエンジン4のフライホイール9と連
動連結させてある。
【0019】このHST34は、油圧ポンプ36(図
3)と油圧モータ(図略)とを油圧的に結合して構成さ
れており、本実施例においては油圧ポンプ36をトラニ
オン方式の可動斜板型に構成してあり、そのトラニオン
軸37をHSTハウジング38の一側側面から突出させ
て、該突出部分に出力制御アーム39を固定している。
従って、この出力制御アーム39は本HST34の出力
制御手段としての役割を有し、これ回動操作することに
よりトラニオン軸37が回転され、前記油圧ポンプ36
の容積が変更されることで前記HST34の出力が変更
されることとなる。
【0020】〔変速操作系の構成〕図3に示すように、
前記ステップ21の機体右側には、前後進操作手段たる
前進ペダル41Fと後進ペダル41Rが並べて配置され
る。図2から図4までに示すように、前進ペダル41F
を固定する支軸42及び後進ペダル41Rを固定する支
軸43は、それぞれ左右水平軸線を有しながら第一のブ
ラケット44に回転自在に支持される。
【0021】なお、ステップ上においては図3に示すよ
うに、機体右側に前記前進ペダル41F及び後進ペダル
41Rを、機体左側に後述する左右のブレーキペダル7
0L・70Rを配置するレイアウトとなっており、オペ
レータは右足でトラクタの走行速度の変速操作を、左足
で左右各別の後車輪16に対しブレーキ操作を行える、
合理的で操縦性の良い操作系の配置となっている。
【0022】該第一のブラケット44は図3や図4に示
すように、前後に細長い二枚の枠板44a・44bを左
右平行に配置し、横板44c・44cにて互いに連結固
着した構成としており、一側の枠板44aをフレーム1
の後側半部1bの側面にボルトにて固定することにより
第一のブラケット44をフレーム1に取り付けることと
している。
【0023】前進ペダル41Fの支軸42にはアーム体
45が固定され、図4に示すように該アーム体45は二
本のアーム45a・45bを一体的に形成したものとし
てある。第一のアーム45aは略下方に延出して後述の
揺動アーム55(図2)にロッド46を介して連結させ
る一方、第二のアーム45bは略後方に延出して、その
先端に軸47を突出し、該軸47上にベアリング48を
設置している。
【0024】後進ペダル41Rの支軸43には揺動体4
9を固定し、該揺動体49は、前記ベアリング48に近
接する板状の押動片49aと、係止片49bとを一体的
に設けた形状としている。前記係止片49bには付勢バ
ネ50の一端が係止され、該付勢バネ50の他端は、前
記第二のアーム45bの軸47に係止させている。この
付勢バネ50の弾発力により、前記ベアリング48と前
記押動片49aは互いに接触した状態を保持するように
なっている。
【0025】この構成でオペレータが前進ペダル41F
を踏むと、その支軸42が回転してアーム体45が同じ
く図4における時計回り方向に回動し、第一のアーム4
5aがロッド46を後方へ押動する。一方、オペレータ
が後進ペダル41Rを踏むと、その支軸43が回転して
揺動体49が図4における時計回り方向に回動し、その
押動片49aが前記ベアリング48を押動する。従っ
て、アーム体45は反時計回り方向に回動し、第一のア
ーム45aがロッド46を前方へ向けて張引することと
なる。
【0026】図2に示すように、前記第一のブラケット
44の後方の位置で第二のブラケット53が前記フレー
ム1の後側半部1bの側面に配置される。該第二のブラ
ケット53は、拡大図である図5や斜視図の図6に示す
ように、前後に細長い二枚の枠板53a・53bを左右
平行に配置し、横板53c・53cにて互いに連結固着
した構成としており、一側の枠板53aをフレーム1の
後側半部1bの側面にボルトにて固定することにより、
第二のブラケット53をフレーム1に取り付けることと
している。この第二のブラケット53はその一部が前記
フレーム後側半部1bの上縁より突出するよう取り付け
られ、この突出部分に伝動軸54を左右水平に配置し、
回転自在に支持している。図3・図5・図6に示すよう
に、前記第二のブラケット53の内部(枠板53a・5
3bに挟まれた位置)において、前記伝動軸54には揺
動アーム55が固定されている。この揺動アーム55は
互いに略直角をなす二本のアーム55a・55bを有し
ている。第一のアーム55aは略下方に延出され、その
中途部には前記ロッド46の一端が枢結されて、前述の
アーム体45の第一のアーム45aと連結されている。
【0027】更には該第一のアーム55aの先端にはシ
ョックアブソーバ56の可動部が枢結されており、後述
の中立付勢バネ59の弾発力により前記HSTが急激に
中立復帰するのを回避して、車両の急激なダイナミック
ブレーキを防止するようにしている。
【0028】前記第二のアーム55bの先端には係止ピ
ン57が突設され、前記揺動アーム55の基部から係止
ピン57を見る方向の延長線上には、更に係止ピン58
が前記第二のブラケット53の枠板53bに取り付けら
れている。
【0029】そして揺動アーム55の基部のボス部に
は、捩りコイルバネ状の中立付勢バネ59が外嵌され
る。該中立付勢バネ59のバネ線は、前記揺動アーム5
5の回転軸線(前記伝動軸54の軸線)を周回し、更に
その両端は交差させながら前記第二のアーム55bの長
手方向に沿って延出されて、前記二つの係止ピン57・
58を挟み込んでいる。
【0030】前記伝動軸54は前記枠板53aを貫通し
て前記フレーム1の内方に突出し、該突出部分にはアー
ム60を固定している。該アーム60の先端にはロッド
61の一端が枢結され、該ロッド61の他端は前記HS
T34の出力制御アーム39に連結されている。すなわ
ち、前述の前進ペダル41F及び後進ペダル41Rは、
前記ロッド46やそれに連結される前記揺動アーム55
等を介して、前記出力制御アーム39に連係されている
のである。
【0031】以上の構成で、前記前進ペダル41F及び
後進ペダル41Rのいずれも踏み込まれていないとき
は、前記中立付勢バネ59の作用により揺動アーム55
は図5に示す位置とされ、このとき、該揺動アーム55
に伝動軸54やアーム60、ロッド61を介して連動連
結されるHST34の出力制御アーム39は中立位置と
される。この状態からオペレータが前記前進ペダル41
F及び後進ペダル41Rのいずれかを踏み込むと、前記
ロッド46が張引され又は押動され、揺動アーム55が
図5に示す位置から回動する。その回動は伝動軸54を
介してアーム60に伝達され、回動する該アーム60は
ロッド61を介してHST34の出力制御アーム39を
張引又は押動する。従ってHST34はその中立状態か
ら駆動状態(前進ペダル41F踏込み時には前進駆動状
態、後進ペダル41R踏込み時には後進駆動状態)へ移
行し、対応するペダル41F・41Rの踏込み量に応じ
て無段変速された回転を得ることになる。
【0032】尚、前述のように揺動アーム55が回動す
ると、第二のアーム55b上の前記係止ピン57が前記
伝動軸54の軸線まわりに移動する。この結果、中立付
勢バネ59の両端は拡開され、中立に戻す方向の弾発力
を揺動アーム55に付与する。従って、オペレータがい
ずれかのペダル41F・41Rを踏み込んでいる状態か
ら足を離して操作力を解除すると、前記中立付勢バネ5
9の付勢力により揺動アーム55は図5に戻す中立位置
に戻され、該揺動アーム55に連結される出力制御アー
ム39も中立位置に戻されHST34が中立状態に復帰
するのである。
【0033】なお図6に示すように、前記係止ピン58
は、第二のブラケット53に回動自在に支持されている
軸58aの偏心位置に突出させたものとしている。従っ
て、該回動軸58aを回動させることによって係止ピン
58の位置を微調整し、HST34の中立位置の調整を
行うことができるようになっている。
【0034】以上のように揺動アーム55や中立付勢バ
ネ59をHSTハウジング38の外部に配置すること
で、中立付勢バネ59の交換等の際にはHSTハウジン
グ38を取り外す必要がなく、メンテナンス作業の効率
が大幅に向上されるのである。特に、揺動アーム55や
中立付勢バネ59は前記フレーム1の側板の外部に配置
されているので、フレームの内部までアクセスする必要
なく中立付勢バネの交換作業等を行うことができ、作業
の効率が更に向上される。
【0035】更には前記揺動アーム55や中立付勢バネ
59は、フレーム1にボルトにて取り付けられる第二の
ブラケット53に配置されており、該ボルトを緩めるこ
とで第二のブラケット53を取り外すこともできる。即
ち、前記揺動アーム55や中立付勢バネ59が第二のブ
ラケット53とともに一体状(ユニット状)を保ったま
ま取付け・取外しが可能な構成であり、取り回しが便宜
で製造工数・メンテナンス工数の便宜を図ることができ
る。
【0036】〔定速前進を行わせるための構成〕次に、
前記前進ペダル41Fを任意の量だけ踏み込んだ状態で
固定し、トラクタを一定の速度を保持しながら前進駆動
できるようにする構成を説明する。図7はダッシュボー
ド内の構成を示す背面図一部断面図である。図8はクル
ーズコントロールを行わせる構成を示す右側面拡大図、
図9は図8の状態から回動爪体が回動し、クルーズ用可
動アームに係合した様子を示した図である。
【0037】図1に示すように、前記ステアリングコラ
ム取付フレーム26やステアリングコラム27を覆うよ
うにダッシュボード62が設けられる。図7に示すよう
に、該ダッシュボード62の背面(座席22に対向する
側の面)には、クルーズコントロールレバー63と駐車
ブレーキレバー64とが左右並べて設けられている。ク
ルーズコントロールレバー63には、上下方向に配置さ
れたリンク65の一端が枢結され、該リンク65の下端
は、前記ステアリングコラム取付フレーム26の側部に
枢支した回動爪体66の一端に枢結される。この回動爪
体66は図7に示すように、前記ステアリングコラム取
付フレーム26の側面にその基端を固設した支軸67の
先端に回動自在に支持されるとともに、後述のクルーズ
用可動アーム68に係合し得る爪部66aを図4・図7
に示す如く有している。
【0038】このように、前記回動爪体66を支持する
ためにステアリングコラム取付フレーム26を用いるこ
ととし、図3に示す如く、該回動爪体66を平面視にお
いてフレーム1の側板に挟まれた内方に位置させること
で、(フレーム1の機体右側外方に配置される)前記前
後進のためのペダル41F・41Rとクルーズコントロ
ールのための機構とが振り分けて配置され、互いに干渉
することのないかつコンパクトな構成となっている。
【0039】尚、図2・図7に示すように、前記リンク
65の中途部とステアリングコラム取付フレーム26と
の間には付勢バネ69が弾設されており、該リンク65
を上方に張引する付勢力が常時作用するようになってい
る。
【0040】前記前進ペダル41Fの支軸42は、フレ
ームの後側半部41bを貫通して内部まで突出し、該突
出部分にクルーズ用可動アーム68を固設している。こ
のクルーズ用可動アーム68は図4に示す如く、前記ク
ロスバー25を迂回させるべく略逆「U」字状に構成す
るとともに、その先端の周縁には歯部68aを形成して
ある。
【0041】以上の構成において、クルーズコントロー
ルが解除されている状態が図8に示され、この状態から
前記前進ペダル41Fをオペレータが踏み込むと、前記
支軸42が回転し、該支軸42に固設されるクルーズ用
可動アーム68も図9に示す如く回動する。この状態で
オペレータが前記クルーズコントロールレバー63の先
端を図2の鎖線に示す如く引き上げると、挺子の作用に
より前記リンク65が前記付勢バネ69に抗して押し下
げられて回動爪体66を下方へ押動し、回動する回動爪
体66は図9に示す如くその爪部66aを前記クルーズ
用可動アーム68の歯部68aに係合し、クルーズ用可
動アーム68を固定する。この結果、前記前進ペダル4
1Fは踏み込まれた状態で固定されるので、オペレータ
が該前進ペダル41Fから足を離しても、トラクタは一
定の速度を保ったまま前方へ走行することとなる。
【0042】〔ブレーキ操作系の構成〕次に、ブレーキ
操作のための構成を説明する。図10は駐車ブレーキ装
置及び左右ブレーキペダルの様子を示す左側面図、図1
1は図10の状態から左右ブレーキペダルを踏み込んだ
状態を示した図、図12は図11の状態から駐車ブレー
キレバーが押し下げられて左右ブレーキペダルが固定さ
れた様子を示した図である。
【0043】図3に示すように、ステップ上の前記前進
ペダル41F・後進ペダル41Rが配置される側と左右
反対側(機体左側)には、左右のブレーキペダル70L
・70Rが配置される。一方、前記フレーム1の側板の
間に架設されるパイプ状の前記クロスバー25のうちの
一本には支軸71が回転自在に内嵌され支持されてお
り、該支軸71の一端はクロスバー25から突出させて
ある。この突出部分には右側ブレーキペダル70Rのボ
ス部74がキー72によって固定されるとともに、左側
ブレーキペダル70Lのボス部73が相対回転自在に支
持される。
【0044】図3・図10に示すように、左側ブレーキ
ペダル70Lのボス部73にはアーム75が植設され
る。一方、前記トランスミッション12の左側側部には
左側の後車軸13を制動するブレーキ装置76Lが内設
され、該ブレーキ装置76Lの操作アーム77Lと前記
アーム75とが、ロッド78を介して連結されている。
一方、図3に示すように、右側ブレーキペダル70Rの
ボス部74が固設される支軸71は、該固設側と反対側
の一端(機体右側端部)をクロスバー25から突出させ
て、該突出部分にアーム79を図2・図3の如く固設し
ている。前記トランスミッション12の右側側部には右
側の後車軸13を制動するブレーキ装置76Rが内設さ
れ、その操作アーム77Rと前記アーム79とが、ロッ
ド80を介して連結されている。
【0045】以上の構成においてオペレータが左側ブレ
ーキペダル70Lを踏むと、ボス部73のアーム75が
ロッド78を介して前記操作アーム77Lを張引し、左
側ブレーキ装置76Lが作動して左側の後車軸13を制
動する。一方、オペレータが右側ブレーキペダル70R
を踏むと、ボス部74に固定された支軸71が回転し、
該支軸71上のアーム79がロッド80を介して操作ア
ーム77Rを張引し、右側ブレーキ装置76Rが作動し
て右側の後車軸13を制動する。このように、左右のブ
レーキペダル70L・70Rを踏むことで、対応する左
右の後車軸13・13を独立して制動できるように構成
しているのである。
【0046】なお、左右のブレーキペダル70L・70
Rの間には連結機構81が構成されており、後述する駐
車ブレーキを行う際等の一定の場合には左右のブレーキ
ペダル70L・70Rを一体的に相互連結して、左右両
側の後車軸13・13を常に同時に制動することもでき
るようになっている。
【0047】〔駐車ブレーキ操作系の構成〕次に、駐車
ブレーキを行わせるための構成を説明する。図7・図1
0に示す如く、駐車ブレーキレバー64が前述のとおり
ダッシュボード62の背面に配設されており、該駐車ブ
レーキレバー64には、上下方向に配置されたリンク8
2の一端が枢結されている。前記フレーム1の側板には
支軸83が左右水平軸線を有しながら回転自在に支持さ
れており、該支軸83に固設されるアーム87の先端に
前記リンク82の下端が枢結されている。該リンク82
は上下の半部を連結した構成としてあり、両半部の間に
は弾性バネ88が介設されている。
【0048】図7に示すように、前記支軸83はフレー
ム1から外方(機体左方)に突出されており、該突出部
分には係合体84の基部を固定し、該係合体84の周縁
部には鋸状の歯部84aを形成してある(図10)。一
方、前記右側ブレーキペダル70Rには爪85を固設し
てあり、この爪85は前記係合体84の歯部84aに係
合し得るようになっている。前記係合体84とフレーム
1との間には付勢バネ86が弾装され、該係合体84に
対し図10における反時計回り方向の付勢力を作用させ
ている。
【0049】この構成において、駐車ブレーキを掛ける
前の状態が図10に示され、この状態からオペレータが
左右のブレーキペダル70L・70Rを連結した状態で
図11に示す如く踏み込み、その状態から駐車ブレーキ
レバー64を図10に示す如く引き上げると、挺子の作
用により前記リンク82が押し下げられて前記アーム8
7を下方へ回動させ、該アーム87に支軸83を介して
連結される係合体84が図10における時計回り方向に
回動して起立し、その歯部84aを左側ブレーキペダル
70Lの爪85に係合させる。このようにして、左右の
ブレーキペダル70L・70Rが踏み込まれた状態で固
定されるのである。
【0050】この構成において、前記駐車ブレーキを解
除するには、ブレーキペダル70L・70Rを更に少量
踏み込んだ状態とし、前記係合体84の歯部84aと前
記爪85との係合を外す。その上で駐車ブレーキレバー
64を押し下げるようにすると、該レバー64に連結さ
れる前記係合体84が図10における反時計回り方向に
回動し倒れる。こうしてブレーキペダル70L・70R
は踏込み解除位置まで戻る。
【0051】尚、本構成は、駐車ブレーキ解除のために
「ブレーキペダルの踏込み」「駐車ブレーキレバー64
の押下げ」の二つの操作をともに行うことで、初めて前
記係合体84と爪85との係合を解除できるように構成
してある。具体的には、ブレーキペダル70L・70R
を単に踏み込むだけで駐車ブレーキレバー64を押し下
げない場合、ブレーキペダル70L・70Rの踏込みに
より一時的に係合体84と爪85との係合が解除される
が、係合体84がそのままの位置を保つために、ブレー
キペダル70L・70Rから操作力を解除したときに再
び係合体84と爪85との係合がなされ、結局駐車ブレ
ーキは解除されないのである。一方、ブレーキペダル7
0L・70Rを踏み込まないで単に駐車ブレーキレバー
64を押し下げても、前記係合体84と爪85との係合
が解除されていないので係合体84は反時計回り方向に
回動することができず、前記弾性バネ88が単に伸びる
だけであり、駐車ブレーキは解除されない。押し下げた
駐車ブレーキレバー64から操作力を解除すると、該弾
性バネ88の作用により駐車ブレーキレバー64は押し
下げる前の状態に戻ってしまう。
【0052】上述のように、駐車ブレーキを解除する際
には、必ずオペレータに上記二つの操作を行うことを要
求する構成となっている。逆に言えば、オペレータが何
かのはずみで駐車ブレーキレバー64に触れて押し下げ
てしまったような場合では駐車ブレーキは解除されない
ように構成してあり、駐車ブレーキが容易に解除されな
いという安心感を得られる構成になっている。
【0053】尚、図10に示すように、前記係合体84
の先端にはローラ89が設けられる一方、前記爪85の
下面には規制片90が固設されており、ブレーキペダル
70L・70Rが踏込み解除状態にあるときはローラ8
9が規制片90に近接して、係合体84の図10におけ
る時計回り方向への回動(即ち、駐車ブレーキレバー6
4の押下げ)を規制するように構成してある。一方、ブ
レーキペダル70L・70Rが踏み込まれている状態に
おいては、図11に示すように前記規制片90が下方に
移動して前述の規制は解除される。以上のように、ブレ
ーキペダル70L・70Rを踏み込んでいるときのみ駐
車ブレーキレバー64を引き上げて駐車ブレーキ操作を
行えるような牽制機構が構成されている。
【0054】〔クルーズコントロール自動解除の構成〕
次に、ブレーキペダル70L・70Rの踏込みに連動し
て前記クルーズコントロールを自動的に解除できるよう
にするための構成を説明する。
【0055】図7・図10に示すように、左側ブレーキ
ペダル70Lのボス部73にはアーム91が下方に向け
て突設され、右側ブレーキペダル70Rのボス部74に
はアーム92が下方に向けて突設され、このアーム91
・92は互いに長さを異ならしめて構成し、その両端に
はそれぞれリンク93・94の一端を連結している。両
リンク93・94の他端は互いに枢結され、該枢結部分
には更に出力リンク95を連結している。この出力リン
ク95は図10に示すように、側面視において湾曲され
ながら前方へ延出される。
【0056】一方、図3や図4に示すように、前記ステ
アリングコラム取付フレーム26の下部には軸支パイプ
96を固設し、この軸支パイプ96の内部に支軸97を
嵌合し、回転自在に支持している。この支軸97の一端
はフレーム1から機体左方へ突出させ、その突出部分に
連結アーム98を下方に向けて固設しており(図1
0)、該連結アーム98の先端には前記出力リンク95
の前端部を枢結している。前記支軸97の他端は図3に
示すように前記ステアリングコラム取付フレーム26か
ら機体右方へ向けて突出させるとともに、その突出部分
にクルーズ解除アーム99を固設している。
【0057】クルーズ解除アーム99は図4に示す如く
上方に延出させて、その先端にピン100を固設してい
る。一方、前述したクルーズコントロール操作系におけ
る回動爪体66には被動片66bが形成されており、前
記回動爪体66がクルーズ用可動アーム68に係合して
いる場合には、該被動片66bは図9に示す如く、前記
ピン100に近接する位置に来るようになっている。該
クルーズ解除アーム99には付勢バネ51が取り付けら
れ、図9における反時計回り方向の付勢力をクルーズ解
除アーム99に対し常時作用させている。
【0058】以上の構成で図10の状態から左右のブレ
ーキペダル70L・70Rを同時に踏み込むと、各ボス
部73・74から下方に延出されているアーム91・9
2が反時計回り方向に回動して、図11に示す如くリン
ク93・94を介して出力リンク95の後端を後方へ張
引し、該出力リンク95に張引される連結アーム98が
図10の反時計回り方向に回動する。この回動が支軸9
7を介してクルーズ解除アーム99に伝達され、クルー
ズ解除アーム99は前記付勢バネ51の付勢力に抗しな
がら図9における時計回り方向に回動する。該クルーズ
解除アーム99先端のピン100は前記回動爪体66の
被動片66bを押動し、爪部66aとクルーズ用可動ア
ーム68との係合を解除する。この結果クルーズコント
ロールモードが解除され、踏込み状態で固定されていた
前進ペダル41Fは戻しバネの作用により踏込み解除位
置まで戻る。
【0059】なお、図10に示す前記リンク93・94
により構成される機構は、左右のブレーキペダル70L
・70Rのいずれか一方のみを単独で踏み込んだ場合は
出力リンク95を後方へ張引せず、両方のブレーキペダ
ル70L・70Rを同時に踏み込んだときにしか出力リ
ンク95を張引しないような機構となっている。従っ
て、本実施例においてクルーズコントロールモードが解
除されるのは、左右のブレーキペダル70L・70Rを
同時に踏み込んだ場合のみとなっている。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0061】即ち、請求項1に示す如く、エンジンと、
該エンジンを支持するフレームと、前記エンジンの動力
源によって駆動される静油圧式伝達装置と、該静油圧式
伝達装置に配設された、該静油圧式伝達装置の出力を変
更するための出力制御手段と、該出力制御手段に連係さ
れる前後進操作手段と、を有するトラクタの走行操作装
置において、前記出力制御手段は前記前後進操作手段と
揺動アームを介して連係し、前記揺動アームは前記静油
圧式伝達装置のハウジングの外側の位置で回転自在に枢
支させ、更には、該揺動アームには前記静油圧式伝達装
置の中立復帰機構を備えているので、中立復帰機構の交
換や中立位置の調整等のメンテナンス作業を、前記静油
圧式伝達装置を分解することなく行うことができ、作業
の効率化を図ることができる。
【0062】請求項2に示す如く、前記揺動アームは、
前記フレームの外側側方に配置されているので、中立復
帰機構の交換や中立位置の調整等のメンテナンス作業
を、前記静油圧式伝達装置を分解することなく、かつフ
レームの外側から行うことができる。即ち、メンテナン
ス作業をフレームの内方にアクセスする必要なく容易に
行うことができるので、更にメンテナンス作業の効率の
向上が図られる。
【0063】請求項3に示す如く、ショックアブソーバ
の可動部を前記揺動アームに設けたので、請求項1に示
す効果のほか、静油圧式伝達装置の急激な中立復帰を原
因とするダイナミックブレーキの発生を抑制する構成
を、簡単な構成にて達成できる。
【0064】請求項4に示す如く、前記フレームの外側
にブラケットを脱着自在に設け、このブラケットに、前
記揺動アームと、前記揺動アームの回転軸線の周囲を周
回する、前記中立復帰機構としての捩りコイル状の中立
付勢バネと、を配置してあるので、揺動アームや中立付
勢バネをブラケットごと一体的に取付け・取外し可能な
構成であり、製造工数やメンテナンス工数の低減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体的な構成を示した右側面図。
【図2】走行操作装置の全体構成を示した右側面図。
【図3】同じく平面図一部断面図。
【図4】前進ペダル・後進ペダルに配設されるリンク機
構を示す右側面拡大図。
【図5】本発明の揺動アームや中立復帰機構を示す右側
面拡大図。
【図6】ブラケットに揺動アームを配置する構成を示す
斜視図。
【図7】ダッシュボード内の構成を示す背面図一部断面
図。
【図8】クルーズコントロールを行わせる構成を示す右
側面拡大図。
【図9】図8の状態から回動爪体が回動し、クルーズ用
可動アームに係合した様子を示した図。
【図10】駐車ブレーキ装置及び左右ブレーキペダルの
様子を示す左側面図。
【図11】図10の状態から左右ブレーキペダルを踏み
込んだ状態を示した図。
【図12】図11の状態から駐車ブレーキレバーが押し
下げられて左右ブレーキペダルが固定された様子を示し
た図。
【符号の説明】
1 フレーム 4 エンジン 34 静油圧式伝達装置(HST) 38 静油圧式伝達装置のハウジング 39 出力制御アーム 41F・41R 前進ペダル・後進ペダル(前後進操作
手段) 53 ブラケット 55 揺動アーム 59 中立復帰機構(中立付勢バネ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳原 隆之 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内 Fターム(参考) 3D040 AA01 AA22 AA25 AB04 AC28 AC31 AC50 AD08 3J070 AA32 BA09 BA84 CC02 CD12 CD15 DA24 EA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、 該エンジンを支持するフレームと、 前記エンジンの動力源によって駆動される静油圧式伝達
    装置と、 該静油圧式伝達装置に配設された、該静油圧式伝達装置
    の出力を変更するための出力制御手段と、 該出力制御手段に連係される前後進操作手段と、を有す
    るトラクタの走行操作装置において、 前記出力制御手段は前記前後進操作手段と揺動アームを
    介して連係し、 前記揺動アームは前記静油圧式伝達装置のハウジングの
    外側の位置で回転自在に枢支させ、 更には、該揺動アームには前記静油圧式伝達装置の中立
    復帰機構を備えていることを特徴とする、 トラクタの走行操作装置。
  2. 【請求項2】 前記揺動アームは、前記フレームの外側
    側方に配置されていることを特徴とする、請求項1に記
    載のトラクタの走行操作装置。
  3. 【請求項3】 ショックアブソーバの可動部を前記揺動
    アームに設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項
    2に記載のトラクタの走行操作装置。
  4. 【請求項4】 前記フレームの外側にブラケットを脱着
    自在に設け、このブラケットに、 前記揺動アームと、 前記揺動アームの回転軸線の周囲を周回する、前記中立
    復帰機構としての捩りコイル状の中立付勢バネと、を配
    置してある、 請求項1に記載のトラクタの走行操作装置。
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