JP2008183965A - ペダルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増大を抑えつつ、ペダルの強度をより高くすることができるペダルユニットを提供する。
【解決手段】ブラケット122を構成する一対の支持板122a,122bに前進側支軸932fおよび後進側支軸932rが両持ち支持される。前進側支軸932fまたは後進側支軸932rのいずれか一方は、ブラケット122から車輌幅方向外方へ延在されており、当該延在部933f,933rに対応するペダル(前進ペダル931fまたは後進ペダル931r)が支持される。また、前進側支軸932fまたは後進側支軸932rのいずれか他方は、ブラケット122から車輌幅方向内方へ延在されており、当該延在部933f,933rに対応するペダル931f、931rが支持される。
【選択図】図7

Description

本発明は、作業車輌等の前後進操作に用いられるペダルユニットに関する。
駆動源の動力をHST(静油圧式無段変速装置)を介して変速し、駆動輪を駆動するトラクタ等の作業車輌において、HSTとリンク機構を介して作動連結された前後進ペダルを用いて、HSTの出力制御量を人為操作可能とする構成が公知である(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1の構成においては、前進ペダルおよび後進ペダルと、前記前進ペダルを支持する前進側支軸と、前記後進ペダルを支持する後進側支軸と、互いに対向する一対の支持板が前記前進側支軸および前記後進側支軸をそれぞれ両持ち支持するように構成されたブラケットとを備えており、前記前進側支軸および後進側支軸が車輌幅方向外方に向けて延出され、当該延出部にそれぞれ前記前進ペダルおよび後進ペダルが取り付けられている。
前進ペダルと後進ペダルとは、一般的に、車輌幅方向に並列配置されるため、ブラケットに対して遠い側のペダルは、ブラケットに対して近い側のペダルを越えて(オフセット量を大きくして)配置しなければならない。したがって、前記遠い側のペダルの支軸および/またはペダル本体と支軸とを繋ぐペダルアームを長くする必要が生じる。
しかしながら、ペダルの支軸やペダルアームを長くすると、剛性が低下し、操作精度が低下する。このため、従来、遠い側のペダルの支軸にリブ等を設けて補強する等の対策を講じており、部品点数の増大や組み立てコストの増大を招いていた。この他、剛性を上げるために、より高強度の部材を用いたり、支軸の径等を大きくすることも考えられるが、いずれにしてもコストの増大や重量増で慣性が大きくなることによる操作精度の低下が生じ得るため、好ましくない。
特開2002−316550号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、コストの増大を抑えつつ、ペダルの強度をより高くすることができるペダルユニットの提供を、一の目的とする。
本発明に係るペダルユニットは、作業車輌に備えられたHSTの出力調整部材を操作するためのペダルユニットであって、前進ペダルおよび後進ペダルと、前記前進ペダルを支持する前進側支軸と、前記後進ペダルを支持する後進側支軸と、互いに対向する一対の支持板および該一対の支持板を連結する連結部材を有し、前記一対の支持板が前記前進側支軸および前記後進側支軸をそれぞれ両持ち支持するように構成されたブラケットとを備え、前記両支軸の一方および他方は、それぞれ、前記ブラケットから車輌幅方向外方および内方へ延在されており、前記前進側支軸および前記後進側支軸の前記延在部にそれぞれ前記前進ペダルおよび前記後進ペダルが支持されていることを特徴とするものである。
上記構成のペダルユニットによれば、ブラケットが一対の支持板が連結部材で連結されることにより構成され、ブラケットを構成する一対の支持板に前進側支軸および後進側支軸が両持ち支持される。
そして、前進側支軸または後進側支軸のいずれか一方は、ブラケットから車輌幅方向外方へ延在されており、当該延在部に対応するペダル(前進ペダルまたは後進ペダル)が支持される。また、前進側支軸または後進側支軸のいずれか他方は、ブラケットから車輌幅方向内方へ延在されており、当該延在部に対応するペダルが支持される。
このように、前進側支軸がブラケットから車輌幅方向一方側へ延在された延在部において前進ペダルを支持し、かつ、後進側支軸がブラケットを基準にして前進側支軸の延在部とは反対側へ延在された延在部において後進ペダルを支持していることにより、従来構成に比して、車輌幅方向に関する前記前進ペダルおよび後進ペダルのブラケットからの最大オフセット量を短くすることができ、これにより、ペダルの強度をより高くするとともに、コンパクト化およびコスト低廉化を図ることができる。
好ましくは、前記ブラケットは、運転席を基準にして左右両側に位置するようにシャシーフレームに防振支持された一対のステップ支持フレームの一方に固着されており、前記前進ペダルおよび前記後進ペダルは、前記一方のステップ支持フレームを挟んで車輌幅方向に振り分け配置されているように構成される。
この場合、一対のステップ支持フレームが運転席を基準にして左右両側に位置するようにシャシーフレームに防振支持される。そして、ブラケットは、前進ペダルおよび後進ペダルがステップ支持フレームの一方を挟んで車輌幅方向に振り分け配置された状態で、当該ステップ支持フレームの一方に固着される。
したがって、ブラケットをステップ支持フレームに支持させることにより剛性を確保しつつ、ペダル配置を操縦者に対して違和感のない位置に容易に配置することができる。
さらに好ましくは、前記ブラケットは、当該ブラケットが固着されるステップ支持フレームを基準として車輌幅方向内方側に位置されるように構成される。
この場合、ブラケットがステップ支持フレームの車輌幅方向内側に位置した状態で固着される。
これにより、ペダル位置を最適に配置しつつ、ブラケットを可及的に車輌幅方向内側に配置することにより、重量配分を可及的に車輌中心に集めることができる。しかも、作業車輌の車輪が巻き上げる泥や草等がブラケット内に入り込むことを防止することができる。
好ましくは、前記前進ペダルは、前記後進ペダルより車輌幅方向内方側に位置しているように構成される。
本発明に係るペダルユニットによれば、前進側支軸がブラケットから車輌幅方向一方側へ延在された延在部において前進ペダルを支持し、かつ、後進側支軸がブラケットを基準にして前進側支軸の延在部とは反対側へ延在された延在部において後進ペダルを支持していることにより、従来構成に比して、車輌幅方向に関する前記前進ペダルおよび後進ペダルのブラケットからの最大オフセット量を短くすることができ、これにより、ペダルの強度をより高くするとともに、コンパクト化およびコスト低廉化を図ることができる。
以下、本発明に係るペダルユニットの好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
(a)全体構成
図1は、本発明に係るペダルユニット93の一例が適用された作業車輌100(ここでは乗用トラクタ)の概略側面図であり、図2は、図1の作業車輌100における伝動模式図である。
前記作業車輌100は、図1に示すように、機体フレーム1と、前記機体フレームの前方部分に支持された駆動源2と、前記機体フレーム1の後方部分に連結されたトランスミッション3と、車輌前方側に配置された左右一対の前輪4と、車輌後方側に配置された左右一対の後輪5と、前記駆動源2を覆うボンネット6と、前記ボンネット6の後方に配置された運転席9とを備えている。
図3は、前記運転席9近傍の部分拡大図である。なお、図3においては、前記運転席9におけるキャビンを削除している。
前記機体フレーム1は、図1および図3に示すように、互いに対して車輌幅方向に所定の間隔を存しつつ、車輌前後方向(図1中のA方向)に延びる左右一対のシャシーフレーム10と、前記一対のシャシーフレーム10にそれぞれ支持される一対のステップ支持フレーム120とを備えている。
前記シャシーフレーム10は、前方側において前記駆動源2を支持し、かつ、後方側において前記トランスミッション3に連結されている。
前記駆動源2は、前記シャシーフレーム10の前方側に防振ゴム等の防振部材を介して防振支持されている。
一方、前記トランスミッション3は、前記駆動源2から車輌幅方向に離間された状態で、前記シャシーフレーム10に固定的に連結されている。
前記ステップ支持フレーム120は、運転者の足置きスペースとなるステップ台12を支持している。
好ましくは、車輌走行に伴う振動および/またはシャシーフレーム10に防振支持された前記駆動源2からの振動が運転者に伝わることを防止する為に、前記ステップ支持フレーム120は、対応する前記シャシーフレーム10に弾性ゴム等の防振部材を介して防振支持される。
本実施の形態においては、図3に示すように、前記ステップ支持フレーム120は、前方側に設けられた前方取付部材が弾性部材121を介して対応する前記シャシーフレーム10に固定され、且つ、後方側に設けられた後方取付部材が弾性部材121を介して前記トランスミッション3のミッションケース30に固定されている。
前記トランスミッション3は、図2に示すように、前記駆動源2から入力される回転動力を変速し、主駆動輪として作用する前記後輪5および副駆動輪として作用する前記前輪4へ向けて出力し得るように構成されている。なお、本実施の形態においては、前記前輪4が操向輪とされ、前記後輪5が非操向輪とされている。
前記トランスミッション3から前記後輪5へ向けて出力される回転動力は、該トランスミッション3に備えられる下記主駆動輪用ディファレンシャルギヤ装置314を介して左右一対の後車軸へ差動伝達される。一方、前記トランスミッション3から前記前輪4へ向けて出力される回転動力は、両端部に自在継ぎ手が備えられた伝動軸を介して車輌前方側に配設された副駆動輪用ディファレンシャルギヤ装置へ伝達され、該副駆動輪用ディファレンシャルギヤ装置から左右一対の前車軸4aへ差動伝達される。
また、前記作業車輌100は、作業機を付設し得るように構成されている。
前記ミッションケース30の後端部には、前記作業機を付設した際に該作業機への駆動力を出力するためのPTO軸18が後向きに突出するように設けられている。
図4は、図1の作業車輌100の運転部ケース9におけるフレーム構成を示す概略斜視図である。なお、図4においてはミッションケース30およびシャシーフレーム10は省略している。
ステップ支持フレーム120の前端部上方には、ステアリングコラム92が設けられている。また、ステアリングコラム92下方かつ後方には、ステップ支持フレーム120に支持されたステップ台12が設けられ、このステップ台12の後方かつステップ支持フレーム120上に前記後輪フェンダー11および運転部フレーム91が設けられている。そして、運転部フレーム91上に運転席(図示せず)が配設される。つまり、ミッションケース30の上方に運転席が位置される。
ステップ台12の下方には、左右一対のステップ支持フレーム120の一方側(ここでは、右側)に設けられたペダルユニット93の前進側および後進ペダル931f,931rが開口部12hを通じてステップ台12の上方に配設される。詳しくは後述する。
(b)伝動ユニットおよびトランスミッション
本実施形態において、前記駆動源2および前記トランスミッション3は、車輌前後方向に離間配置されており、前記伝動ユニット200は、図1および図2に示すように、前記駆動源2側に備えられている。
前記伝動ユニット200は、前記駆動源2の出力軸2aとは変位した位置で、後続する前記トランスミッション3に向けて回転動力を出力するために備えられている。
すなわち、前記伝動ユニット200は、入力軸210と、入力軸210の軸心位置に対して下方に変位した位置で該入力軸210に略平行に配設された出力軸220と、入力軸210および出力軸220との間で動力を伝達可能なギヤ伝動機構230とを有しており、駆動源2からの動力をトランスミッション3の入力軸31へ向けて出力する。なお、ここでは駆動源2における駆動軸2aは、前記伝動ユニット200における入力軸210とされている(入力軸210に直接的に連結されている)が、入力軸210に伝動機構を介して間接的に連結するようにしてもよい。
本実施の形態において、前記伝動ユニット200は、フライホイール7を介して前記駆動源2から回転動力を入力するように構成されている。
前記フライホイール7は、前記出力軸2aに作動連結されるフライホイール本体7aと、ダンパー7bを介して前記フライホイール本体7aに連結される出力部7cと、前記フライホイール本体7aおよび前記出力部7cを囲繞するフライホイールハウジング13とを有している。
本実施の形態においては、前記フライホイールハウジング13は、伝動方向上流側が前記駆動源2に連結されており、かつ、前記伝動方向下流側が前記伝動ユニット200を支持している。
前記トランスミッション3は、前記伝動ユニット200を介して前記駆動源2からの回転動力を入力するように構成されている。
本実施の形態においては、前記トランスミッション3は、自在継ぎ手付き伝動軸17を介して前記伝動ユニット200から回転動力を入力している。
前記トランスミッション3は、図2に示すように、走行系伝動機構310と、PTO系伝動機構320と、前記走行系伝動機構310および前記PTO系伝動機構320を支持または収容するミッションケース30とを備えている。
本実施形態において、前記走行系伝動機構310は、主変速装置として作用する静油圧式無段変速装置(HST)311と、副変速装置として作用する機械式変速装置312とを含んでいる。
前記HST311は、前記伝動ユニット200を介して前記駆動源2からの回転動力を入力するポンプ軸311aと、前記ポンプ軸311aによって回転駆動される油圧ポンプ本体311bと、前記油圧ポンプ本体311bに流体接続された油圧モータ本体311cと、前記油圧モータ本体311cによって回転駆動されるモータ軸311dと、前記油圧ポンプ本体311bおよび前記油圧モータ本体311cを収容するHSTハウジング19とを有し、前記油圧ポンプ本体311bおよび前記油圧モータ本体311cの少なくとも何れか一方が可変容積型とされている。なお、本実施の形態においては、図2に示すように、前記油圧ポンプ本体311bが可変容積型とされている。
例えば、油圧ポンプ本体311bには、クレイドル型可動斜板および該可動斜板を傾転させる制御軸を含む出力調整部材311eと、当該出力調整部材311eに作動連結される一方、後述するペダルユニット93の電気検出手段から出力した電気信号を受信して、当該電気信号に基づいた出力調整部材311eの制御を行う油圧サーボ機構(図示せず)とを具備する。
この場合、油圧サーボ機構は、後述するペダルユニット93の電気検出手段から出力された電気信号に基づいて、当該油圧サーボ機構の電磁弁が開閉制御され、当該開閉制御による油圧変化により、油圧サーボ機構に作動連結された出力調整部材311eが制御(可動斜板角度が変更制御)される。これにより、油圧ポンプ本体311b内の容積が可変されて、駆動制御される。
前記HSTハウジング19は、前記ミッションケース30の伝動方向上流側の端面に支持されている。
前記ポンプ軸311aは、入力端部を形成する伝動方向上流側の端部が前記HSTハウジング19から外方へ延在され、かつ、伝動方向下流側の端部が前記ミッションケース30内へ延在するように、前記HSTハウジング19に支持されている。
前記モータ軸311dは、出力端部を形成する伝動方向下流側の端部が前記ミッションケース30内へ突入するように、前記HSTハウジング19に支持されている。
本実施形態において、前記走行系伝動機構310は、変速幅を拡大させるために、前記HST311および前記機械式変速装置312に加えて、遊星歯車装置313を備えている。
前記遊星歯車装置313は、前記HST311と共働してHMTを構成している。
詳しくは、前記遊星歯車装置313は、前記ポンプ軸311aを介して定速動力を入力する第1要素と、前記モータ軸311dを介して変速動力を入力する第2要素と、出力部材として作用する第3要素とを有している。
本実施の形態においては、図2に示すように、リングギヤ313aが前記第1要素を構成し、サンギヤ313bが前記第2要素を構成し、かつ、キャリア313cが前記第3要素を構成している。
前記機械式変速装置312は、図2に示すように、駆動軸312aと、従動軸312bと、複数のギヤ列312cとを有しており、該複数のギヤ列312cのいずれか一のギヤ列を選択的に動力伝達状態とすることにより、前記従動軸312bの回転速度を前記駆動軸312aに対して多段的に変速させ得るように構成されている。
本実施の形態においては、前記機械式変速装置312は、油圧式前後進切換装置Xにおける前進側経路に設けられている。
すなわち、本実施の形態においては、図2に示すように、前記走行系伝動機構310は、前記遊星歯車装置313および前記機械式変速装置312の間に、前記油圧式前後進切換装置Xを備えている。
前記油圧式前後進切換装置Xは、図2に示すように、前記遊星歯車装置313の出力部材に作動連結されたプロペラ軸x1と、前記プロペラ軸x1に相対回転不能に支持されたクラッチハウジングx2と、前記プロペラ軸x1に相対回転自在に支持された中空の前進側駆動部材x3と、前記クラッチハウジングx2を挟んで前記前進側駆動部材x3とは反対側において前記プロペラ軸x1に相対回転自在に支持された後進側駆動部材x4と、前記クラッチハウジングx2から前記前進側駆動部材x3へ動力伝達する前進駆動状態、前記クラッチハウジングx2から前記後進側駆動部材x4へ動力伝達する後進駆動状態または前記クラッチハウジングx2から前記両駆動部材x3,x4への動力伝達を遮断する中立状態を選択的にとり得る油圧クラッチx5とを有している。
前記前進側駆動部材x3は、前記機械式変速装置312における前記駆動軸312aとして作用している。
なお、前記後進側駆動部材x4は、図2に示すように、アイドルギヤy1を介して前記従動軸312bに相対回転不能に支持された後進用ギヤy2に作動連結されている。
前記機械式変速装置312から出力される回転動力は、主駆動輪用ディファレンシャルギヤ装置314を介して一対の主駆動軸(後車軸)5aに差動的に伝達される。
さらに、本実施形態においては、前記走行系伝動機構310は、図2に示すように、前記構成に加えて、副駆動輪用動力取出装置315を有している。
前記副駆動輪用動力取出装置315は、前記主駆動輪(後輪)5へ向けて出力される回転動力と同期した回転動力を、副駆動軸(前車軸)4aを介して前記副駆動輪(前輪)4へ向けて出力し得るように構成されている。
本実施の形態において、前記副駆動輪用動力取出装置315は、前記副駆動輪4を前記主駆動輪5に同期させて駆動する4駆状態と、前記副駆動輪4を前記主駆動輪5よりも増速駆動させる増速状態と、前記副駆動輪4への出力を遮断する中立状態とを選択的にとり得るように構成されている。
具体的には、前記副駆動輪用動力取出装置315は、図2に示すように、前記駆動源2から前記主駆動輪5へ至る主駆動輪伝動経路に作動連結された入力軸z1と、前記副駆動輪4へ向けて動力を出力する出力軸z2と、前記出力軸z2に相対回転不能に支持されたクラッチハウジングz3と、前記出力軸z2に相対回転自在に支持された同期側駆動部材z4と、前記駆動軸z1および前記同期側駆動部材z4を作動連結する同期側ギヤトレーンz5と、前記クラッチハウジングz3を挟んで前記同期側駆動部材z4とは反対側において前記出力軸z2に相対回転自在に支持された増速側駆動部材z6と、前記駆動軸z1および前記増速側駆動部材z6を作動連結する増速側ギヤトレーンz7と、前記クラッチハウジングz3を前記同期側駆動部材z4に作動的に係合させる4駆状態、前記クラッチハウジングz3を前記増速側駆動部材z6に作動的に係合させる増速状態または前記クラッチハウジングz3を前記同期側駆動部材z4および前記増速側駆動部材z6の双方に対して遮断させる中立状態を選択的にとり得る油圧クラッチz8とを有している。
前記PTO系伝動機構320は、前記駆動源2からの回転動力を、付設される作業機へ向けて出力し得るように構成されている。
本実施の形態において、前記PTO系伝動機構320は、前記作業機へ向けて回転動力を出力し得るように前記ミッションケース30に支持されたPTO軸18と、前記トランスミッション3の入力軸(本実施形態においては前記ポンプ軸311a)から前記PTO軸18へ至るPTO系伝動経路に介挿されたPTO油圧クラッチユニット321およびPTO変速装置322とを有している。
前記PTO油圧クラッチユニット321は、駆動側が前記ポンプ軸311aに作動連結されかつ従動側が前記PTO変速装置322に作動連結されている。
なお、本実施形態においては、図2に示すように、前記PTO系伝動機構320は、さらに、前記PTO油圧クラッチユニット321と背反的に作動するPTO油圧ブレーキユニット323を有している。
すなわち、前記PTO油圧ブレーキユニット323は、前記PTO油圧クラッチユニット321が動力伝達状態の際には非作動状態とされ、かつ、前記PTO油圧クラッチユニット321が動力遮断状態の際には前記PTO油圧クラッチユニット321の従動側に制動力を付加するように構成されている。
(c)ペダルユニット
ここで、本実施形態のペダルユニット93について詳細に説明する。図5は、本実施形態におけるペダルユニット93の配置を示す斜視図であり、図6は、図5のペダルユニット93の拡大図であり、図7は、図5のペダルユニット93の平面図であり、図8は、図5のペダルユニット93の正面図であり、図9は、図5のペダルユニット93の車両進行方向左側面図であり、図10〜図12は、図5のペダルユニット93の動作を説明するための車両進行方向右側面図である。図10は、中立位置、図11は、前進状態、図12は、後進状態をそれぞれ示す。なお、ステップ台12、ブラケット122の第1支持板122aおよびステップ支持フレーム120は、適宜図示を省略している。
前記ペダルユニット93は、図5〜図9に示すように、人為操作される前進ペダル931fおよび後進ペダル931rと、前記前進ペダル931fを支持する前進側支軸932fと、前記後進ペダル931rを支持する後進側支軸932rと、前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rが車輌幅方向に沿った状態で前後に並設されるように該両支軸932f,932rをそれぞれ両持ち支持するブラケット122とを有している。
前記ブラケット122は、互いに対向する一対の支持板(第1支持板122aおよび第2支持板122b)と、前記一対の支持板122a,122bの間を連結する連結部材122c1,122c2とを有しており、前記第1支持板122aおよび第2支持板122bが前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rを両持ち支持するようになっている。
前記第1支持板122aおよび第2支持板122bは、車輌幅方向に離間配置された状態で互いに対向するように車輌前後方向に沿っている。
本実施の形態においては、前記連結部材は、前方側において前記第1支持板122aおよび第2支持板122bを連結する前側連結部材122c1と、後方側において前記第1支持板122aおよび第2支持板122bを連結する後側連結部材122c2とを有している。
なお、本実施の形態においては、前記ブラケット122は、前記第1支持板122aを形成するプレート部材と、前記プレート部材に溶接等によって固着される平面視コの字状の曲げ成形部材であって、前記第2支持板122b、前記前側連結部材122c1および前記後側連結部材122c2が一体形成された曲げ成形部材とを有している。
前記前進ペダル931fは、操縦者の足によって人為操作されるペダル本体9311fと、基端部が前記前進側支軸932fに相対回転不能に支持され、かつ、先端部が前記ペダル本体9311fを支持するペダルアーム9312fとを有している。
なお、前記後進ペダル932rは前記前進ペダル931fと実質的に同一構成を有している。従って、図中、符号の末尾を「r」に変更した同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記前進側支軸932fは、一端部が前記第1支持板122aまたは前記第2支持板122bの一方(図示の形態においては第2支持板122b)から外方へ延在した状態で前記ブラケット93に支持されている。
前記ペダルアーム9312fは、前記前進側支軸932fの延在部933fから前方へ延びる第1部9312f1と、前記第1部9312f1の先端側から上方へ延びる第2部9312f2とを有しており、前記第2部9312f2の先端部において前記ペダル本体9311fを支持している。
本実施の形態においては、図7に示すように、前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rは、対応するペダル931f,931rを支持する延在部933f,933rが前記ブラケット93を基準にして互いに反対方向へ延在された状態で、前記第1支持板122aおよび第2支持板122bによって両持ち支持されている。
すなわち、前記前進側支軸932fは、前記前進ペダル931fを支持する延在部933fが車輌幅方向一方側へ延在した状態で、前記第1支持板122aおよび第2支持板122bによって両持ち支持されている。一方、前記後進側支軸932rは、前記後進ペダル931rを支持する延在部933rが車輌幅方向他方側へ延在された状態で、前記第1支持板122aおよび第2支持板122bによって両持ち支持されている。
本実施の形態においては、図7に示すように、前記前進側支軸932fは、延在部933fが車輌幅方向内方へ延在されており、前記後進側支軸932rは、延在部933rが車輌幅方向外方へ延在されている。
ステップ台12の下方で延在部933f,933rに支持された前進および後進ペダル931f,931rは、それぞれペダルアーム9312f,9312rにより、ステップ台12の開口部12hを通じてペダル本体9311f,9311rをステップ台12の上方に配置した状態で支持される。開口部12hには、樹脂製等のブーツ部材12bが嵌合されており、ペダルアーム9312f,9312rのステップ台12との直接的な衝突を回避しつつ、運転部内への泥等の侵入を防止している。
このように、本実施の形態において、前記前進側支軸932fは、前記ブラケット122から車輌幅方向一方側へ延在された前記延在部933fにおいて前記前進ペダル931fを支持し、かつ、前記後進側支軸932rは前記ブラケット122を基準にして前記前進側支軸932fの延在部933fとは反対側へ延在された前記延在部933rにおいて前記後進ペダル931rを支持している。したがって、従来構成に比して、車輌幅方向に関する前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの前記ブラケットからの最大オフセット量Smaxを短くすることができ、これにより、ペダル931f,932rの強度をより高くするとともに、コンパクト化およびコスト低廉化を図り得るようになっている。
詳しく説明すると、従来構成においては、図14に示すように、前進側支軸932fおよび後進側支軸932rは、ともにブラケット93から車輌幅方向同一側へ延在され、該両延在部933f’,933r’に前進ペダル931fおよび後進ペダル932rがそれぞれ支持されていた。かかる構成においては、前進ペダル931fまたは後進ペダル931rの一方(図14の例においては後進ペダル931r)は、他方(図示の例においては前進ペダル931f)との干渉を避けるために前記ブラケット93から車輌幅方向に大きくオフセットされる。
このような従来構成においては、ペダルユニット全体が大型化すると共に、車輌幅方向に大きくオフセットされる側のペダルを支持し得る強度をブラケットに備える必要があり、コスト高を招く。
これに対し、本実施の形態においては、前述の通り、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rが前記ブラケット122を挟んで車輌幅方向に振り分け配置されており、これにより、車輌幅方向に関する前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの前記ブラケット93からのオフセット量をいずれも可及的に短くすることができる。したがって、ペダルユニット全体の小型化が図れるとともに、前記ブラケット93の軽量化によるコストの低廉化を図ることができる(図13参照)。
前記ブラケット122は、図6に示すように、前記一対のステップ支持フレーム120の一方(ここでは右側)に固着されており、これにより、操縦性の向上を図っている。
すなわち、前述の通り、前記ステップ支持フレーム120は、前記シャシーフレーム10(および前記ミッションケース30)に対して防振支持されており、車輌走行等に伴う振動の伝播が緩和されている。従って、かかるステップ支持フレーム120に前記ペダルユニット93を装着することにより、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rに対する操縦性を向上させることができる。
本実施の形態においては、前記ブラケット122は、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rが前記一方のステップ支持フレーム120を挟んで車輌幅方向に振り分け配置されるように、該一方のステップ支持フレーム120に固着されている。本実施の形態においては、前記ブラケット122を前記一方のステップ支持フレーム120に固着した状態において、前記前進ペダル931fが該一方のステップ支持フレーム120より車輌幅方向内方に位置し、かつ、前記後進ペダル931rが該一方のステップ支持フレーム120より車輌幅方向外方に位置するように構成されている。
ところで、前記ペダルユニット93は、前述の通り、前記シャシーフレーム10に防振支持された前記ステップ支持フレーム120に固定されている。
一方、前記ペダルユニット93によって操作される前記HST311は、前述の通り、前記ミッションケース30に支持されている。さらに、前記HST311は、自身の作動油圧の脈動によっても振動する。
このように、前記ペダルユニット93および前記HST311の間には振動差が生じる。このため、従来技術におけるように、両者を機械式リンク機構を介して連結すると、前記ペダルユニット93による前記出力調整部材311eの制御性能が悪化する。
この点に関し、本実施の形態において、前記ペダルユニット93は、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの人為操作量を電気的に検出する電気検出機構を備えており、前記電気検出機構による検出信号に基づいて前記出力調整部材311eを操作可能としている。前記電気検出機構については後述する。
図6および図7に示すように、本実施の形態において、前記ブラケット122は、前記第1支持板122a、前記第2支持板122b、前記前側連結部材122c1および前記後側連結部材122c2によって囲繞される囲繞空間が対応するステップ支持フレーム120より車輌幅方向内方側に位置するように、該ステップ支持フレーム120に固定されている。そして、ブラケット122は、前記第1支持板122aを介して前記ステップ支持フレーム120に固定される。具体的には、前記第1支持板122aは、前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rの一端側を支持する軸受領域122asと、前記軸受領域122asから上方へ延在された取付領域122ahとを有している。
かかる構成の前記ブラケット122は、前記第1支持板122aの前記取付領域122ahが中空構造となっている前記ステップ支持フレーム120の内部に挿通された状態で車輌幅方向内方側の端面に固定されることで、前記囲繞空間が前記ステップ支持フレーム120より車輌幅方向内方側に位置するようになっている。
かかる構成を備えることにより、前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rや後述する電気検出機構等が位置する前記囲繞空間内に泥等が侵入することを有効に防止することができる。また、ブラケット122をステップ支持フレーム120に支持させることにより、剛性を確保しつつ、ペダル配置を操縦者に対して違和感のない位置に最適化して配置することを容易に行うことができる。また、ブラケット122を可及的に車輌幅方向内側に配置することにより、重量配分を可及的に車輌中心に集めることができる。
一方、第2支持板122bは、前記軸受領域と対向する位置に前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rの他端側を支持する軸受領域を有している。また、前記前側連結部材122c1および前記後側連結部材122c2は、前記軸受領域と上下方向略同一位置において前記第1支持板122aおよび第2支持板122bの間を連結している。
なお、本実施形態においては、ブラケット122のうち、車輌幅方向外方側の支持板122aが車輌幅方向内方側の支持板122bよりも大きく形成されている。特に、支持板122aは、車輌前後方向において前進および後進ペダル931f,931rを除くペダルユニット93のすべての構成、すなわち、前進側支軸932f、後進側支軸932r、後述する中立復帰機構、電気検出機構および中立スイッチの配置位置にわたって延びている。これによって、泥や草等の侵入をより防止することができる。なお、車輌幅方向内方側の支持板122bは、本実施形態のように、少なくとも前進側支軸932fおよび後進側支軸932rの配置位置にわたって延びていれば、必ずしも全域にわたって延びていなくてもよい。
本実施の形態において、前記ペダルユニット93は、さらに、前記前進ペダル931fまたは前記後進ペダル931rへの人為操作力が解除されると該前進ペダル931fおよび後進ペダル931rを中立位置へ復帰させる中立復帰機構と、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの人為操作量を検出する電気検出機構とを備えている。
前記中立復帰機構は、前記前進側支軸932fまたは前記後進側支軸932rの一方(本実施の形態においては後進側支軸932rであり、以下、基準支軸という)に相対回転不能に支持された基準部材であって、カム部934cを有する基準部材9341と、前記前進側支軸932fまたは前記後進側支軸932rの他方(本実施の形態においては前進側支軸932fであり、以下、他方の支軸という)の回転に伴って前記基準部材9341を前記基準支軸回りに回転させる連結機構9345と、前記前進側支軸932fおよび前記後進側支軸932rと略平行な枢支軸9343回り揺動可能とされた揺動部材であって、前記カム部934cと係合するカム従動部934fを有する揺動部材9342と、前記揺動部材9342を前記枢支軸9343回り一方側S1へ付勢する中立ばね9344とを備えている。
前記基準部材9341は、前記基準支軸に相対回転不能に支持される軸受部9341sと、前記軸受部9341sから径方向外方へ延在された前記カム部934cとを有している。
前記カム部934cは、車輌前後方向位置に関し前記基準支軸932rおよび前記他方の支軸932fの間に位置されている。
本実施の形態においては、図9に示すように、前記基準支軸932rおよび前記他方の支軸932fは上下方向略同一位置で車輌前後方向に並設されている。そして、前記カム部934cは、図9に示すように、車輌前後方向位置に関し前記基準支軸932rおよび前記他方の支軸932fの間で、かつ、上下方向位置に関し前記基準支軸932rおよび前記他方の支軸932fより上方に位置されている。
本実施の形態においては、前記カム部934cには、前記基準支軸932rと略平行に延びるカム軸934c1と、前記カム軸934c1に相対回転自在に支持されたカムローラ934c2とが設けられている。
前記基準部材9341は、さらに、前記カム部934cとは前記基準支軸932rの軸線を基準にして周方向に変位された位置に、前記連結機構9345(の第2リンク9345b)が連結される連結部9341aを有している。
本実施の形態において、前記連結部9341aは、前記カム部934cより下方において、車輌前後方向位置に関し前記基準支軸932rおよび前記他方の支軸932fの間に位置している。
前記連結機構9345は、前記他方の支軸932fの軸線回り一方側への回転に応じて前記基準支軸932rが軸線回り他方側へ回転するように、前記他方の支軸932fと前記基準部材9341の前記連結部9341aとを作動連結している。
詳しくは、前記連結機構9345は、基端部が前記他方の支軸932fに相対回転不能に支持され、かつ、先端部が該他方の支軸932fの軸線を基準にして径方向外方へ延びる第1リンク9345aと、基端部が前記連結部に回転自在に連結され、かつ、先端部が前記第1リンク9345aの先端部に回転自在に連結された第2リンク9345bとを有している。
前記第1リンク9345aは、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rが中立位置に位置する際(人為操作力が付加されていない状態において)、前記他方の支軸932fの軸線を通る仮想垂直面Vfおよび仮想水平面Hfを基準にして、前記先端部が前記仮想垂直面Vfより前記基準支軸932rに近接した側で、かつ、前記仮想水平面Hfより上方側に位置するような姿勢とされている。
一方、前記第2リンク9345bは、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rが中立位置に位置する際(人為操作力が付加されていない状態において)、前記基準支軸932rの軸線を通る仮想垂直面Vrおよび仮想水平面Hrを基準にして、前記先端部が前記仮想垂直面Vrより前記他方の支軸932fに近接した側で、かつ、前記仮想水平面Hrより上方側に位置するような姿勢とされている。
前記枢支軸9343は、前記ブラケット122と前記ステップ支持フレーム120に支持されるステップ台12との間の間隙に位置するように、前記第1支持板122aに支持されている。
本実施の形態において、前記枢支軸9343は、図9に示すように、前記前側連結部材122c1の略上方に配置されている。
前記揺動部材9342は、前記枢支軸9343に軸線回り回転自在に支持される軸受部9342sと、前記軸受部9342sから前記囲繞空間内へ向けて延びる第1アーム9342a1と、前記枢支軸9343の軸線を通る仮想垂直面V3を基準にして前記第1アーム9342a1とは反対側へ延びる第2アーム9342a2とを有している。
ここで、前記カム従動部934fは、前記第1アーム9342a1に設けられている。
詳しくは、前記カム従動部934fは、図10に示すように、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rが中立位置に位置する際に前記カム部934cと係合する中立部934fnと、前記中立部934fnから一方側へ延びる前進側カム従動面であって、前記前進ペダル931fが押圧操作された際に前記カム部934cと係合する前進側カム従動面934ffと、前記中立部934fnを挟んで前記前進側カム従動面934ffとは反対側へ延びる後進側カム従動面であって、前記後進ペダル931rが押圧操作された際に前記カム部934cと係合する後進側カム従動面934frとを有している。
前記前進側カム従動面934ffは、前記中立部934fnから離間するに従って前記基準支軸932rの軸線に近接するように構成されている。
同様に、前記後進側カム従動面934frは、前記中立部934fnから離間するに従って前記基準支軸932rの軸線に近接するように構成されている。
前記第2アーム9342a2は、前記枢支軸9343の軸線を通る仮想垂直面V3を基準にして前記基準支軸932rとは反対側へ向かって延びている。
前記第2アーム9342a2は、前記中立ばね9344の連結部位として作用すると共に、後述する中立スイッチの被検出体としても作用する。
前記中立ばね9344は、前記揺動部材9342を前記枢支軸9343回り一方側S1へ付勢するように、基端部が前記第1支持板122aに連結され、かつ、先端部が前記第2アーム9342a2に連結されている。
詳しくは、前記第1支持板122aは、図9に示すように、前記軸受領域122asおよび前記取付領域122ahより前方側へ延びる前方延在領域122afを有している。
前記中立ばね9344の基端部は、前記前方延在領域122afにおいて前記第1支持板122aに支持されている。
斯かる構成の中立復帰機構は以下のように作動する。
まず、図10の中立位置から前進ペダル931fを人為操作する(踏み込む)と、前進側支軸932fが回動し、図11に示すように、当該前進側支軸932fに連動した基準部材9341が基準支軸である後進側支軸932r回り一方側Fに揺動される。このとき、後進側支軸932rに相対移動不能に支持された後進ペダル931rが中立位置よりステップ台12に対してせり上がるように作動している。
また、基準部材9341の揺動に伴ってカム部934cが後進側支軸932r回り一方側Fに移動すると、揺動部材9342が基準部材9341のカム部934cに押し上げられることにより、揺動部材9342が枢支軸9343回り他方側S2に揺動される。このとき、カム部934cとカム従動部934fとが互いに摺動して、カム部934cと揺動部材9342のカム従動部934fとの係合箇所が中立部934fnから前進側当接面934ffに移動する。
このとき、付勢部材9344は、揺動部材9342の枢支軸9343回り他方側S2への揺動によって引っ張られる。
ここで、前進ペダル931fの人為操作を終了する(踏み込みを止める)と、引っ張られた付勢部材9344による第2軸9343回り一方側S1への付勢力により、揺動部材9342が枢支軸9343回り一方側S1に揺動される。これに伴って、基準部材9341のカム部934fが中立位置に復帰するように後進側支軸932r回り他方側Rに回動され、この結果、前進および後進ペダル931f,931rが中立位置に復帰される。
次に、再び図10の中立位置から、後進ペダル931rを操作する(踏み込む)と、後進側支軸932rが回動し、図12に示すように、後進側支軸932rに相対移動不能に設けられた基準部材9431が後進側支軸932r回り他方側Rへ揺動される。このとき、基準部材9431に作動連結された前進側支軸932fが基準部材9431の揺動に伴って回動し、前進ペダル931fが中立位置よりステップ台12に対してせり上がるように作動している。
また、基準部材9341の揺動に伴ってカム部934cが後進側支軸932r回り他方側Rに移動すると、
揺動部材9342が基準部材9341のカム部934cに押し上げられることにより、揺動部材9342が枢支軸9343回り他方側S2に揺動される。このとき、カム部934cとカム従動部934fとが互いに摺動して、カム部934cと揺動部材9342のカム従動部934fとの係合箇所が中立部934fnから後進側当接面934frに移動する。
このとき、付勢部材9344は、揺動部材9342の枢支軸9343回り他方側S2への揺動によって引っ張られる。
このように、基準部材9341が後進側支軸932r回りいずれの側に揺動しても揺動部材9432は、付勢部材9344による付勢力に抗して枢支軸9343回り他方側S2に揺動される。
したがって、後進ペダル931rの操作を終了する(踏み込みを止める)と、前進ペダル931fの場合と同様に、前進および後進ペダル931f,931rは、付勢部材9344の付勢力によって中立位置に復帰される。
前記電気検出機構は、前記基準部材9341の前記基準支軸932r回りの動きを検出することで、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル932rの双方の人為操作量を検出し得るように構成されている。
すなわち、前述の通り、前記基準部材9341は、前記前進ペダル931fが押圧操作される際には前記基準支軸932r回り一方側Fへ揺動し、かつ、前記後進ペダル931rが押圧操作される際には前記基準支軸932r回り他方側Rへ回転する。
前記電気検出機構は、前記前進ペダル931fの操作量として前記基準部材9341の前記基準支軸932r回り一方側Fへの回転量を検出し、かつ、前記後進ペダル931rの操作量として前記基準部材9341の前記基準支軸932r回り他方側Rへの回転量を検出する。
以上のように、前進ペダル931fおよび後進ペダル931rの人為操作量を電気信号として検出し、当該作動量をHST311の出力調整部材311eに対して伝達可能とすることにより、HST311の出力調整部材311eと前進ペダル931fおよび後進ペダル931rとの機械的な連結を不要とすることができる。これにより、中立復帰機構934による中立位置調整は、前進ペダル931fおよび後進ペダル931rに対してのみ行えばHST311に対しては電気的な設定のみで調整可能となるため、HST311と前後進ペダル931f,931rとを別個に組み立てることが可能となる。
しかも、HST311に対する機械的な中立調整を不要としたことにより、中立復帰機構934を前後進ペダル931f,931rにのみ近づければよいため、前後進ペダル931f,931rの支軸が支持されるブラケット122に中立復帰機構934を支持させることにより、HST311への入力側の構成を1つのユニットととして構成することができる。
したがって、部品点数を可及的に少なくすることができるとともに、組み立て効率を向上させることができる。
本実施形態における前記電気検出機構は、より具体的には、ポテンショセンサ等の回転方向および回転量を検出可能な単一の電気検出手段935を有している。
本実施の形態において、前記電気検出手段935は、前記基準部材9341の前記基準支軸932r回りの回転方向および回転方向を間接的に検出している。
詳しくは、前記電気検出機構は、前記電気検出手段935に加えて、被検出リンク9351を有している。
前記被検出リンク9351は、前記基準部材9341の前記基準支軸932r回りの回転方向および回転量に応じて軸線回りに回転する被検出軸であって、前記電気検出手段935によって軸線回りの回転方向および回転量が検出可能とされた被検出軸9351sを有している。
具体的には、前記被検出リンク9351は、前記基準部材9341の軸受部9341sから上方へ延在された第1アーム9351a1と、基端部が前記第1リンク9351a1に回転自在に連結され、かつ、先端部が前方へ延びる第2アーム9351a2と、基端部が前記第2アーム9351a2の先端部に回転自在に連結され、かつ、先端部に前記被検出軸9351sを有する第3アーム9351a3とを含んでいる。
かかる被検出リンク9351を備えることにより、前記電気検出手段935をデッドスペース内に配置させることができる。
本実施の形態において、前記電気検出手段935は、図7に示すように、前記ブラケット122の囲繞空間より前方で、かつ、車輌幅方向に関し前記揺動部材9342の第2アーム9342a2と車輌幅方向内方側に位置するペダル(本実施の形態においては前記前進ペダル931f)の前記ペダルアーム9312fとの間のデッドスペース内に位置するように、前記前側連結部材122c1に連結された取付ステー9352に固定されている。
さらに、本実施の形態において、前記ペダルユニット93は、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの中立位置を電気的に検出する中立検出手段936を備えている。
本実施の形態においては、前記中立検出手段936は、図9に示すように、前記揺動部材9342の前記第2アーム9342a2に設けられた被検出体9342pに接触することにより、中立位置を検出するように構成されている。
すなわち、前述の通り、前記揺動部材9342は、前記前進ペダル931fが押圧操作された際および前記後進ペダル931rが押圧操作された際のいずれにおいても、前記枢支軸9343回り他方側S2へ揺動する。したがって、前記揺動部材9342に設けられた被検出体9342pの位置を検出することによって、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル931rの中立位置を正確に検出することができる。
前記中立検出手段936としては、例えば、接触センサやプッシュスイッチが例示される。
なお、本実施の形態において、前記中立検出手段936は、前記被検出体9342pと接触することにより中立位置を検出するように構成されているが、当然ながら、前記被検出体と離間することにより中立位置を検出するように構成することも可能である。
本実施の形態において、前記被検出体9342pは前記第2アーム9342a2の先端部に設けられており、前記中立検出手段936は、前記電気検出手段935より前方で、かつ、車輌幅方向に関し前記第2アーム9342a2と車輌幅方向内方側に位置するペダル(本実施の形態においては前記前進ペダル931f)の前記ペダルアーム9312fとの間のデッドスペース内に位置するように、前記第1支持板122aに支持されている。
さらに、前記構成によれば、前記基準部材9341の前記基準支軸932r回りの回転角に対して前記被検出体9342pの移動量を大きくとることができるため、中立位置をより正確に検出することができる。
さらに、前記ペダルユニット93は、前記前進ペダル931fおよび前記後進ペダル932rの急激な動作を防止するショックアブソーバ937を有している。
より具体的には、ショックアブソーバ937は、図9に示すように、ブラケット122の支持板122aに固定されたシリンダ部937aと、基端部が他方の支軸(前進側支軸)932fに相対移動不能に支持され、かつ、先端部が他方の支軸932fの軸線を基準にして径方向外方へ延びるプレート部材932pと、基端部がプレート部材932pに作動連結され、かつ、先端部がシリンダ部937a内に挿通されたロッド部937b(可動部に相当)とを具備し、他方の支軸932fの揺動に伴ってロッド部937bが揺動し、シリンダ部937aへの挿通量が変化するように構成されている。シリンダ部937a内とロッド部937bとで区画される領域には、空気やオイルなどが充填されており、衝撃の緩衝作用を奏し得る。
他方の支軸932fと基準支軸(後進側支軸)932rとは、作動連結されているため、前進ペダル931fの動作だけでなく後進ペダル931rの動作に対しても前進ペダル931fの場合と同様に作用し得る。
このようなショックアブソーバ937を用いることにより、前進ペダル931fおよび後進ペダル931rが中立位置に復帰する際に、緩やかに揺動される。
したがって、前進および後進ペダル931f,931rが急激に復帰することによる操縦者への危険を防止するとともに、操作状態の急激な変化による作業車輌100の急激な姿勢変化を防止することができる。
本実施形態のショックアブソーバ937は、シリンダ部937aおよびロッド部937bの軸方向がブラケット122の長手方向と略平行し、かつ、ペダルユニット93の下方に設けられる。
より具体的には、前記ショックアブソーバ937は、底面視において、前記前進側支軸932f、前記後進側支軸932r、前記電気検出手段935及び前記中立検出手段936に対してオーバーラップするように配置されている。したがって、これらの部材の設置空間へ下方から泥等が侵入することを該ショックアブソーバ937によって防止し得るようになっている。
詳しくは、前記第1支持板122aは、前記軸受領域122asおよび前記前方延在領域122afから下方へ延在された下方延在領域122abを有しており、ショックアブソーバ937のシリンダ部937aが固定部材937hを介して前記下方延在領域122abに支持されている。
このようにショックアブソーバ937を配置することにより、ショックアブソーバ937の作動容量を十分に大きくするとともに、ペダルユニット93全体が大型化することを回避している。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
本発明に係るペダルユニットの一例が適用された作業車輌の概略側面図である。 図1の作業車輌における伝動模式図である。 図1の作業車輌の運転部ケース周辺の概略側面図である。 図1の作業車輌の運転部ケースにおけるフレーム構成を示す概略斜視図である。 本実施形態におけるペダルユニットの配置を示す斜視図である。 図5のペダルユニットの拡大図である。 図5のペダルユニットの平面図である。 図5のペダルユニットの正面図である。 図5のペダルユニットの車両進行方向左側面図である。 図5のペダルユニットの中立位置における車両進行方向右側面図である。 図5のペダルユニットの前進状態における車両進行方向右側面図である。 図5のペダルユニットの後進状態における車両進行方向右側面図である。 本発明に係るペダルユニットのペダル配置を説明するための模式図である。 従来のペダルユニットのペダル配置を説明するための模式図である。
符号の説明
9…運転席
10…シャシーフレーム
93…ペダルユニット
100…作業車輌
120…ステップ支持フレーム
122…ブラケット
122a…第1支持板
122b…第2支持板
122c1,122c2…連結部材
311…HST
311e…出力調整部材
931f…前進ペダル
931r…後進ペダル
932f…前進側支軸(他の支軸)
932r…後進側支軸(基準支軸)

Claims (4)

  1. 作業車輌に備えられたHSTの出力調整部材を操作するためのペダルユニットであって、
    前進ペダルおよび後進ペダルと、
    前記前進ペダルを支持する前進側支軸と、
    前記後進ペダルを支持する後進側支軸と、
    互いに対向する一対の支持板および該一対の支持板を連結する連結部材を有し、前記一対の支持板が前記前進側支軸および前記後進側支軸をそれぞれ両持ち支持するように構成されたブラケットとを備え、
    前記両支軸の一方および他方は、それぞれ、前記ブラケットから車輌幅方向外方および内方へ延在されており、
    前記前進側支軸および前記後進側支軸の前記延在部にそれぞれ前記前進ペダルおよび前記後進ペダルが支持されていることを特徴とするペダルユニット。
  2. 前記ブラケットは、運転席を基準にして左右両側に位置するようにシャシーフレームに防振支持された一対のステップ支持フレームの一方に固着されており、
    前記前進ペダルおよび前記後進ペダルは、前記一方のステップ支持フレームを挟んで車輌幅方向に振り分け配置されていることを特徴とする請求項1に記載のペダルユニット。
  3. 前記ブラケットは、当該ブラケットが固着されるステップ支持フレームを基準として車輌幅方向内方側に位置されることを特徴とする請求項2に記載のペダルユニット。
  4. 前記前進ペダルは、前記後進ペダルより車輌幅方向内方側に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のペダルユニット。
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