JP6571722B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
また、従来の除雪機は、操作レバーが後進位置に操作されたことを示すインジケータランプを備えておらず、この種のインジケータランプを設けることが望まれる。
そこで、本発明は、後進時の進行方向又は作業者の足元を確認し易くすることを目的とする。また、簡易な構成で後進位置に操作されていることを通知可能にすることを目的とする。
この構成によれば、機体の最後端に設けられる操作パネルを利用して効率良く、後進時の進行方向、及び作業者の足元を照らすことができる。
図1は本発明の実施形態に係る作業機10の側面図である。また、図2は作業機10の構成を模式的に示す図である。なお、前後左右、及び上下といった各方向の記載は、作業機10を基準とした各方向である。図1中、前方向を符号FRで示し、上方向を符号UPで示している。
図1に示すように、作業機10は、機体11(車体フレームに相当)に、動力源12と走行装置13(走行部)と除雪作業部14(作業部)と操作パネル15(操作装置とも称する)とを備えた自走式除雪機(歩行型除雪機とも称する)である。機体11の後部から後方上部へ操作ハンドル16が延びている。除雪作業を行う作業者(操縦者、運転者とも称する)は、作業機10後方にて操作ハンドル16を把持し、作業機10に連れて歩行しながら作業機10を操縦する。つまり、作業機10は有人作業機である。
オーガハウジング41は、オーガ43の上方、後方及び左右両側を覆うカバーであり、オーガ43の前方及び下方を露出した状態でオーガ43を覆う。
図1に示されるように、作業機10は、左右の走行装置13によって前進走行しつつ、前部のオーガ43によって雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロア44によってシュータ45を介して遠方へ排出することができる。
同図1に示すように、操作ハンドル16は、作業者が把持するグリップ61と、左右の旋回操作レバー62とをそれぞれ有している。さらに、左の操作ハンドル16は、走行準備レバー63を有している。
メインスイッチ66は、電気系統をオンにするとともに、エンジン32を始動させる手動操作子である。スロットルレバー67は、エンジン32の回転速度を制御するための手動操作子である。方向速度レバー68は、左右の走行装置13の回転を制御するための手動操作子である。
上述した各操作子(メインスイッチ66、スロットルレバー67、方向速度レバー68、オーガハウジングレバー69、シュータ操作レバー70、オーガスイッチ71、及び目標作業速度設定部72等)は、操作パネル15の上面及び背面等に配置される。また、操作パネル15の上面の下方、且つ、操作パネル15の最後端には、照明装置200(図1〜図3)が配置される。
図1及び図3中、符号L1で示す矢印は、インジケータランプ201から照射される光(つまり、インジケータ光)を示し、符号L2は、照明ランプ202から照射される照明光を示している。インジケータ光L1は、操作パネル15の背面から後上方に向けて照射されるので、操作パネル15を操縦する作業者が容易に視認可能である。
図1に示すように、操作パネル15は、機体11の最後端に配置されるので、照明光L2は、機体11の後方に露出する地面GrXを照明する。この地面GrXは、作業機10が後進するときに走行装置13が走行する面であり、作業者の足近傍の地面でもある。
また、照明光L2は、操作パネル15下方に照射されるので、操作パネル15後方の作業者の目に直接入射せず、間接光のみが作業者に知覚される。したがって、作業者が照明光L2を眩しいと感じる事態が回避されている。
照明装置200は、インジケータランプ201が配置される基板211と、基板211に電気的に接続される下方照明ライト202と、各ランプ201及びライト202を各々覆うカバー212、213と、これらを収容すると共に操作パネル15の後下部に配置されるケース214とを備えている。
基板211には、制御部40及びバッテリ36と配線接続するためのコネクタ211A、インジケータランプ201へ電力を供給する電源回路部品、及びインジケータランプ201等が実装される。これによって、基板211には、制御部40の制御の下、インジケータランプ201を点灯制御する電気回路が形成される。
本構成では、インジケータランプ201と下方照明ライト202とが共通の基板211を用いて点灯されるので、電源や配線の少なくとも一部を共用でき、部品点数を低減したり、小型化したりすることができる。
残りのインジケータランプ201は、例えば、メインスイッチ66のオン操作に連動して点灯するスイッチランプ、又は所定の警告を報知する警告ランプ等に割り当てられる。以下の説明において、後進ランプ201Aを他のインジケータランプ201と特に区別して説明する場合、後進ランプ201Aと表記し、区別しない場合、インジケータランプ201と表記する。
下方照明ライト202には、インジケータランプ201よりも大光量の発光部を実現する光源が適用され、本構成では、左右方向に一列に配置された複数(6個)のLEDを備えたLEDモジュールで構成される。これによって、下方照明ライト202は、足元の照明に十分な光量を確保するとともに、低消費電力で、且つ、長寿命である。下方照明ライト202についても、LEDに限定されず、他の光源を適用してもよい。
また、カバー213は、下方照明ライト202を下方から覆うランプカバーとして機能する。このカバー213は、ケース214の下面に設けられた開口部214Tに内側から装着され、下方照明ライト202に対応する領域が透明部材で形成される。なお、カバー213が、下方照明ライト202の配光を制御するレンズの機能を備えてもよい。
図5に示すように、スロットルレバー67の周囲には、「ニュートラル」、「前進ノッチ位置1」〜「前進ノッチ位置4」、「後進ノッチ位置1」、及び「後進ノッチ位置2」を記述したラベル15Rが設けられ、このラベル15Rによって、スロットルレバー67がいずれの位置かを視認可能である。このラベル15Rは操作パネル15の上面に張り付けられている。
まず、制御部40は、初期状態として、後進ランプ201A及び下方照明ライト202をオフ(OFF)にする(ステップS11)。次に、制御部40は、スロットルレバー67の位置を検出し(ステップS12)、後進位置か否かを判定する(ステップS13)。ステップS13では、スロットルレバー67が「後進ノッチ位置1」及び「後進ノッチ位置2」のいずれかの位置であれば、後進位置と判定される。
一方、後進位置の場合(ステップS13;YES)、制御部40は、後進ランプ201Aをオン(ON)に切り替えて点灯させる(ステップS14)。さらに、制御部40は、後進位置が、高速側の「後進ノッチ位置2」か低速側の「後進ノッチ位置1」かを検出し(ステップS15)、「後進ノッチ位置2」の場合、(ステップS16;YES)、下方照明ライト202を強で点灯させる(ステップS17)。これに対し、「後進ノッチ位置1」の場合、(ステップS18;YES)、制御部40は、下方照明ライト202を弱で点灯させる(ステップS19)。下方照明ライト202を点灯させた後、制御部40は、ステップS15の処理に移行する。
したがって、作業者は、操作パネル15に張り付けられたラベル15Rを視認できない夜間であっても、後進ランプ201A及び下方照明ライト202の双方によって、後進操作状態であるか否かを容易に認識できる。しかも、作業者は、下方照明ライト202によって、後進時の進行方向及び足元に対応する地面GrXの状態を確認し易くなり、作業性が向上する。
これにより、作業者が、後進時の進行方向、及び足元を確認し易くなる。また、作業機10が前進時に通過した轍に沿って後進させたり、除雪して出来た雪の壁に擦れないように後進させたり、除雪作業後の地面の凹凸の仕上がりを確認したり、といった作業を容易に行うことができ、作業性が向上する。
つまり、本構成では、後進ランプ201Aと下方照明ライト202とのいずれによっても、後進位置に操作されていることを通知可能である。
なお、スロットルレバー67が後進速度を二段階で可変可能な場合を説明したが、スロットルレバー67が後進速度を三段階以上で可変可能な場合、後進速度が高いほど明るく点灯するように下方照明ライト202を三段階以上の明るさで点灯制御することが好ましい。
また、一体に構成されるので、インジケータランプ201に対応する情報との連係が容易であり、上述したように、後進時の点灯ON、及び後進速度に合わせた光量の調整が容易である。
例えば、後進ランプ201Aを削除し、後進時の進行方向、及び足元を照らす下方照明ライト202だけで後進位置に操作されていることを作業者に通知するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、操作パネル15及び照明装置200等の構成、形状、及び配置等は適宜に変更してもよい。また、作業機10がオーガタイプの場合を説明したが、ドーザータイプでもよいし、作業機10の各部の構成に、公知の除雪機の構成を適用してもよい。また、作業機10は除雪機に限定されず、除雪機以外の作業機であってもよい。
11 機体
12 動力源
13 走行装置(走行部)
14 除雪作業部(作業部)
15 操作パネル(操作装置)
40 制御部
67 スロットルレバー(前後進速度調節レバー、手動操作子)
200 照明装置
201 インジケータランプ
201A 後進ランプ
202 照明ランプ(下方照明ライト、発光部)
Claims (4)
- 機体の後部に操作パネルと、前記操作パネルを操作する作業者が把持可能な操作ハンドルとを備える作業機において、
前記操作パネルは、
当該作業機の後進、及び後進速度を指示する手動操作子と、
前記操作パネルの背面から後方に向けてインジケータ光を照射する後進ランプと、
前記操作パネルから下方に向けて、前記インジケータ光よりも大光量で、かつ、地面に近づくほど拡がる照明光を照射する照明装置と、
前記手動操作子の位置に基づいて後進位置と判定すると、前記後進ランプ及び前記照明装置を点灯させる制御部とを有し、
前記制御部は、前記後進位置と判定すると、前記後進ランプを点灯させる制御と、前記手動操作子の位置に基づいて後進速度を判定し、判定した後進速度が高いほど、前記照明装置を明るく点灯させる制御とを実行する、ことを特徴とする作業機。 - 前記後進ランプは、前記照明装置と一体に構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
- 前記後進ランプは、前記操作パネルの背面に配置され、
前記照明光を照射する発光部は、前記操作パネルの下面に配置され、前記操作パネルの後下端から下方に向けて前記照明光を照射することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の作業機。 - 前記後進ランプと前記発光部とは、共通の基板を用いて点灯され、
前記操作パネルの後下部に、前記基板を収容するケースが配置され、
前記ケースの背面に、前記後進ランプが配置され、
前記ケースの下面に、前記発光部が配置されることを特徴とする請求項3に記載の作業機。
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