JP6151625B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行装置及びオーガを備えて自力走行する形式の除雪機に関する。
除雪機のなかには、走行装置を備えた車体フレームに対して、オーガハウジングを昇降可能且つローリング可能に取り付けた型式のオーガ式除雪機がある。オーガハウジングは、オーガを備える。オーガ式除雪機は、前進走行しつつ前部のオーガによって雪を掻き集め、掻き集めた雪をブロアによってシュータを介して遠くへ飛ばすことができる。
オーガを備えた除雪機においては、除雪作業の状況に応じてオーガハウジングの高さを変える方式を採用している。除雪機を移動するときには、オーガハウジングの下面を高くしたほうが能率良く移動できる。一方、除雪するときにはオーガハウジングの下面を低くしたほうが効率良く除雪できる。さらに、除雪するときには路面の凹凸に合せてオーガハウジングの高さを変えることが多い。このようなオーガハウジングの高さを人力で変更するには作業者の負担が大きい。作業者の負担を軽減するために、動力によってオーガハウジングの下面を昇降させるものがあり、この技術は特許文献1〜2から知られている。
特許文献1で知られている除雪機は、オーガハウジングに設けられた傾斜角検出器によって、該オーガハウジングの重力方向に対する傾斜角を検出することにより、オーガハウジングの角度を制御するというものである。
特許文献2で知られている除雪機は、走行装置を有した走行フレームに対するオーガハウジングの相対角度をハイト位置センサによって検出することにより、オーガハウジングの昇降角度を制御するというものである。リセットスイッチが作業者によってオン操作された場合に、制御部はオーガハウジングを高さ基準位置とするように、昇降駆動機構を制御する。該高さ基準位置とは、オーガハウジングを水平に配置した状態において、該オーガハウジングに備えているスクレーパの下端部が、平坦面(走行路面)に接する位置のことである。
リセットスイッチがオン操作されると、表示灯は点滅(消灯)することによって、「オーガハウジングを高さ基準位置へ戻すように制御中である」ことを報知する。その後、オーガハウジングが高さ基準位置に復帰したときには、表示灯は連続した点灯状態に切り替わることによって、「オーガハウジングが高さ基準位置に復帰した」ことを報知する。
実開昭63−136012号公報 特開2007−32218号公報
上述のように、特許文献1で知られている除雪機は、オーガハウジングの重力方向に対する傾斜角を検出することにより、該オーガハウジングの角度を制御するものである。このため、例えば、オーガによる除雪作業中に、走行装置が除雪する路面の状況に従って前後方向へ傾くので、オーガハウジングも同方向へ一時的に傾く。
このような特許文献1の技術を、特許文献2の技術に適用した場合について考える。例えば、特許文献2で知られている除雪機のハイト位置センサを、特許文献1の「重力方向に対する傾斜角を検出する傾斜角検出器」に置換した構成を考えてみる。
このような構成とすることによって、例えば、オーガによる除雪作業中に、走行装置が除雪する路面の状況に従って前後方向へ傾くので、オーガハウジングも同方向へ一時的に傾く。このときに、オーガハウジングは自動的に高さ基準位置に戻る。このようなオーガハウジングの挙動に伴い、表示灯は点滅状態(消灯)と点灯状態とを繰り返す。除雪作業の効率化を図る上では、表示灯の点灯表示をより明確化することによって、オーガハウジングの自動姿勢制御の目標を、より明確に識別できることが好ましい。一方、特許文献1で知られている除雪機には、このような技術が存在しない。
本発明は、表示灯の点灯表示をより明確化することによって、除雪作業時のオーガハウジングの自動姿勢制御の目標を明確に識別することができる技術を、提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、走行装置を有した走行フレームと、該走行フレームに対し昇降可能であってオーガを有したオーガハウジングと、該オーガハウジングを昇降駆動する昇降駆動機構と、該昇降駆動機構を制御する制御部とを備えている除雪機において、作業者によって操作可能なリセットスイッチと、該リセットスイッチのオン動作に連動して点灯するリセット表示灯とを備え、前記制御部は、前記走行装置が後退したときには前記オーガハウジングを上昇させ、前記走行装置が前進を開始したときには前記オーガハウジングを下降させ、前記リセットスイッチからオン信号を受けた場合、前記走行装置が後退したときには前記オーガハウジングを上昇させ、前記走行装置が前進したときには前記オーガハウジングを水平位置に自動調整するように、前記昇降駆動機構を制御するとともに、前記リセットスイッチのオン動作に従って点灯中の前記リセット表示灯の点灯状態を、前記走行装置の前進時および後退時にかかわらず維持、前記オーガによる除雪作業の解除信号を受けたときには消灯させるように制御する構成であることを特徴とする除雪機が提供される。
請求項1に係る発明では、制御部は、走行装置の後退、前進に従ってオーガハウジングを自動的に昇降させるとともに、リセットスイッチからオン信号を受けたときには、該走行装置が前進するときの該オーガハウジングを水平位置に自動調整する。このため、オーガによる除雪作業を効率的に行うことができる。
さらには、リセット表示灯は、リセットスイッチのオン動作に従って点灯することにより、「走行装置が前進するときの、オーガハウジングの姿勢制御の基準が、水平位置に設定されている」ことを報知する。点灯中のリセット表示灯の点灯状態は、走行装置の後退時であっても維持するとともに、オーガによる除雪作業の解除信号、例えばオーガを停止する信号を受けたときには消灯する。
例えば、オーガによる除雪作業中に、走行装置が路面の状況に従って前後方向へ傾くので、オーガハウジングも同方向へ一時的に傾く。しかし、オーガハウジングは自動的に水平位置に戻る。このようなオーガハウジングの挙動にもかかわらず、リセット表示灯は点灯し続ける。つまり、オーガハウジングの挙動に従って、リセット表示灯の点灯状態と消灯状態とに頻繁に変化することはない。従って、リセット表示灯の点灯表示をより明確化することができるので、作業者は点灯表示の煩わしさや紛らわしさを感じることがなく、「除雪作業時のオーガハウジングの自動姿勢制御の目標が水平位置である」ことを明確に識別することができる。このため、除雪作業の効率化を図ることができる。
本発明に係る除雪機の側面図である。 図1に示される操作部と除雪作業部との関係の模式図である。 図1に示される操作部を後上から見た斜視図である。 図2に示される制御部の制御フローチャートである。 図4に示されるオートハイトアップ制御の具体的な制御フローチャートである。 図4に示されるオートハイトダウン制御の具体的な制御フローチャートである。 図6に示されるステップS203で前進時の加速度から上乗せ角度を求めるマップの図である。 図6に示されるステップS212で後退直前の傾き角に対する実ハイト傾き角の偏差からオーガハウジングの下降速度を求めるマップの図である。 図1に示される走行装置の挙動とオーガハウジングのハイト作用との関係を説明する図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向に従う。
実施例に係る除雪機について説明する。図1に示されるように、除雪機10は、エンジン15によってオーガ23と、該オーガ23によって集められた雪をシュータ25から周囲に飛ばすブロア24とを駆動するとともに、走行装置14によって自走する形式の自走式作業機である。エンジン15は、エンジンカバー17によって覆われている。
詳しくは、除雪機10の機体11は、走行フレーム12と車体フレーム13とからなる。該走行フレーム12は走行装置14を備えている。該車体フレーム13はエンジン15及び除雪作業部16を備えている。車体フレーム13の後部は、走行フレーム12に上下スイング可能に取り付けられている。該車体フレーム13の前部は、昇降駆動機構18によって昇降(上下スイング)駆動される。
図2に示されるように、該昇降駆動機構18は、シリンダからピストンが進退可能なアクチュエータである。例えば、該アクチュエータは、電動モータ18aにより図示せぬ油圧ポンプを駆動することによって、該油圧ポンプが発生した油圧によりピストンを伸縮させる型式の電動油圧シリンダである。電動モータ18aは、昇降駆動機構18のシリンダの側部に一体に組込んだ、昇降用駆動源である。
該昇降駆動機構18の一端は、走行フレーム12に上下スイング可能に取り付けられている。該昇降駆動機構18の他端は、車体フレーム13に上下スイング可能に取り付けられている。該昇降駆動機構18によって、車体フレーム13、オーガハウジング21及びブロアケース22を昇降(上下スイング)させることができる。
図1に示されるように、除雪作業部16は、オーガハウジング21、該オーガハウジング21の背面と一体のブロアケース22、オーガハウジング21に備えたオーガ23、ブロアケース22に備えたブロア24及びシュータ25からなる。該オーガハウジング21は、後下端にスクレーパ21aを備えている。
エンジン15の動力は、動力伝達系統30によって除雪作業部16に伝えられる。該動力伝達系統30は、オーガクラッチ31、駆動プーリ32、ベルト33及び被動プーリ34からなる。オーガクラッチ31がオンの場合には、エンジン15の動力を駆動プーリ32、ベルト33、被動プーリ34、回転軸35、ギヤケース36、オーガ軸37、オーガ23及びブロア24の順に伝えることにより、該オーガ23を回転させて路上の雪を図面表裏方向に掻き集めることでブロア24に送り込み、ブロア24の遠心力によりシュータ25を通じて雪を投射することができる。
該オーガクラッチ31は、周知の電気式クラッチ機構によって構成、例えば電磁クラッチやモータ駆動式ベルトテンション機構によって構成される。該オーガクラッチ31を電磁クラッチによって構成した場合には、該オーガクラッチ31は、エンジン15の出力軸と駆動プーリ32との間を連結可能に設けられる。また、該オーガクラッチ31を周知のモータ駆動式ベルトテンション機構によって構成した場合には、該オーガクラッチ31は、ベルト33にテンションを付加することが可能なテンショナと、該テンショナを駆動するモータとからなる。
走行装置14は、例えば駆動輪41(ミッション駆動輪41)、遊動輪42及びクローラベルト43を基本要素とするクローラによって構成されている。エンジン15の動力は、走行動力伝達系統44によって走行装置14に伝えられる。該走行動力伝達系統44は、エンジン15の出力軸に取り付けられた駆動プーリ45、ベルト46、被動プーリ47、油圧式無段変速機48及びベルトテンション機構49からなる。該油圧式無段変速機48は、正逆転及び無段変速が可能である。該油圧式無段変速機48の出力軸は、駆動輪41に連結されている。エンジン15の動力を、駆動プーリ45、ベルト46、被動プーリ47、油圧式無段変速機48、駆動輪41、クローラベルト43の順に伝えることにより、該クローラベルト43を回転させて路上を走行することができる。
該駆動輪41の回転方向及び回転速度は、ミッション回転センサ87によって検出される。該ミッション回転センサ87は、例えば油圧式無段変速機48の内部の回転軸のなかの1つの軸の回転方向及び回転速度を検出、又は駆動輪41の回転方向及び回転速度を直接に検出する。
該走行動力伝達系統44のベルトテンション機構49は、周知の構成であって、該ベルト46にテンションを付加することが可能なテンショナによって構成される。該テンショナは、ワイヤケーブルによって走行準備レバー62に連結されている。該走行準備レバー62を握ることにより、テンショナを操作してベルト46にテンションを付加する。この結果、エンジン15の動力を、駆動プーリ45からベルト46によって被動プーリ47に伝えることが可能となる。このようなベルトテンション機構49は、例えば特開2002−349651号公報によって知られている。
除雪機10は、車体フレーム13に、オーガハウジング21及びブロアケース22をローリング可能に取付け、オーガハウジング21及びブロアケース22をローリング駆動機構51(図2参照)によってローリングさせるようにした構成である。
詳しく説明すると、図2に示されるように、車体フレーム13の前端部で軸受52を介して回転支持部53を左右回転可能に支持し、該回転支持部53にブロアケース22の後端部を固定し、さらに、前後に延びる回転軸35を回転支持部53によって左右回転可能に支持することにより、回転軸35を回転中心として、車体フレーム13にオーガハウジング21及びブロアケース22を左右回転可能(ローリング可能)に取付けたものである。
上述のように、走行フレーム12は車体フレーム13を取り付けた構成である。このため、走行フレーム12にオーガハウジング21及びブロアケース22をローリング可能に取付けたことになる。この結果、走行フレーム12に対して、オーガハウジング21は昇降可能且つローリング可能である。
ローリング駆動機構51は、シリンダからピストンが進退可能なアクチュエータである。例えば、該アクチュエータは、電動モータ51aにより図示せぬ油圧ポンプを駆動することにより、該油圧ポンプが発生した油圧によりピストンを伸縮させる型式の電動油圧シリンダである。電動モータ51aは、ローリング駆動機構51のシリンダの側部に一体に組込んだ、ローリング用駆動源である。
該ローリング駆動機構51の一端は、車体フレーム13に左右スイング可能に取り付けられている。該ローリング駆動機構51の他端は、ブロアケース22の背面に左右スイング可能に取り付けられている。オーガハウジング21及びブロアケース22をローリング駆動機構51によってローリングさせることができる。
図1及び図3に示されるように、該車体フレーム13の後部には、操作ハンドル61と走行準備レバー62と操作部63とが設けられている。該操作ハンドル61は、操作部63の後部に位置している平面視略コの字形状のバーハンドルである。作業者は、除雪機10に連れて歩行しながら、該操作ハンドル61によって除雪機10を操作することができる。
該走行準備レバー62は、操作部63の後部に、且つ、操作ハンドル61に沿って位置する平面視略コの字形状の操作部材であり、車体フレーム13に上下スイング可能に取付けられている。該走行準備レバー62は、いわゆるデッドマンレバーと言われており、通常はリターンスプリングの付勢力によってフリー状態にあり、操作ハンドル61と共に作業者に握られているときにはクラッチレバースイッチ62a(図2参照)をオン操作することが可能である。該クラッチレバースイッチ62aがオン状態のときには、オーガスイッチ73をオン操作することにより、オーガクラッチ31(図1参照)がオンとなる。
さらには、該走行準備レバー62を操作ハンドル61と共に握ることにより、ワイヤケーブルを介してベルトテンション機構49を操作して、ベルト46にテンションを付加することが可能である。この結果、エンジン15の動力を、駆動プーリ45からベルト46によって被動プーリ47に伝えることが可能となる。
図2及び図3に示されるように、操作部63はメインスイッチ71、スロットルレバー72、オーガスイッチ73、リセットスイッチ74、リセット表示灯74a、方向速度レバー75、シュータ操作レバー76、オーガハウジングレバー77、オートハイトスイッチ78、オーガアシストスイッチ79を備えている。
メインスイッチ71は、オン操作をすることによりエンジン15を始動させるとともに、オフ操作をすることによりエンジン15を停止させることが可能な手動スイッチであり、例えばロータリスイッチからなる。スロットルレバー72は、エンジン15の回転数を制御するための操作部材である。
オーガスイッチ73(「クラッチ操作スイッチ73」とも言う)は、オーガクラッチ31(図1参照)をオン、オフ切替え操作する手動スイッチであり、例えば押し釦スイッチからなる。走行準備レバー62を握ることによって該クラッチレバースイッチ62aがオン状態のときには、オーガスイッチ73を操作することにより、オーガクラッチ31がオンになり、エンジン15の動力でオーガ23及びブロア24を回転させることができる。該オーガクラッチ31が、モータ駆動式ベルトテンション機構によって構成された場合には、モータを正転させることによって駆動されたテンショナが、ベルト33にテンションを付加する。なお、走行準備レバー62をフリーにするか、又は、オーガスイッチ73を操作することにより、オーガクラッチ31をオフ状態にすることができる。該オーガクラッチ31が、モータ駆動式ベルトテンション機構によって構成された場合には、モータを逆転させることによって、テンショナはベルト33に付加しているテンションを解除する。
リセットスイッチ74(「オーガ原位置自動復帰スイッチ74」とも言う)は、オーガハウジング21の姿勢(位置)を、予め設定されている原点に復帰させるための手動スイッチである。このリセットスイッチ74として、例えば、押し釦スイッチが用いられる。リセットスイッチ74は、押し釦が手で押し込まれている状態でオンになり、手を離すと押し釦が復帰ばねにより押し込み前の位置に自動復帰してオフになる、いわゆる自動復帰式スイッチである。
該原点は、例えば図1に示されるように、オーガハウジング21を水平に配置した状態において、該オーガハウジング21に備えているスクレーパ21aの下端部が、ハイト方向とロール方向の両方で、水平な平坦面Gr(走行路面Gr)に接する位置のことである。
リセット表示灯74aは、リセットスイッチ74のオン動作に連動して点灯する。
方向速度レバー75(「前後進速度調節レバー75」とも言う)は、作業者の手により前後に往復操作をすることによって、除雪機10の走行状態を調節する操作部材である。該方向速度レバー75は、中央に起立状態の停止位置Nrから、前方の前進Fr側と後方の後退Rr側とに前後スイング操作が可能である。該方向速度レバー75は、油圧式無段変速機48(図1参照)の変速レバーにリンク機構やワイヤケーブル等の連結機構によって連結されている。該方向速度レバー75によって油圧式無段変速機48を調節することにより、該油圧式無段変速機48の出力軸の回転方向及び回転速度が変わる。
このように、該方向速度レバー75は、除雪機10の走行状態、つまり前進の速度又は後退の速度を調整する、操作部材である。つまり、方向速度レバー75は、走行装置14の走行速度を操作する操作部材である。
該方向速度レバー75が停止位置Nrに位置しているときには、油圧式無段変速機48は中立状態にあり、走行装置14への出力を常に零としている。このため、走行装置14は停止している。油圧式無段変速機48が中立状態にあるので、ミッション回転センサ87は、走行装置14が停止していることを検出する。
該方向速度レバー75を、停止位置Nrから前進Fr側にスイング操作をした場合には、油圧式無段変速機48は該方向速度レバー75のスイング角に従った速度の、前進方向の出力を走行装置14に伝える。この結果、走行装置14は前進する。ミッション回転センサ87は、走行装置14が前進方向に回転していることを検出する。
該方向速度レバー75を、停止位置Nrから後退Rr側にスイング操作をした場合には、油圧式無段変速機48は該方向速度レバー75のスイング角に従った速度の、後進方向の出力を走行装置14に伝える。この結果、走行装置14は後退する。ミッション回転センサ87は、走行装置14が後退方向に回転していることを検出する。
シュータ操作レバー76は、シュータ25(図1参照)の左右向きを変えるための、操作部材である。該シュータ操作レバー76によりシュータ25の上部の上下方向を調節して、掻き上げられた雪の投雪方向を調節することができる。
オーガハウジングレバー77(オーガハウジング姿勢操作レバー77)は、オーガハウジング21の姿勢を変えるための、操作部材である。つまり、オーガハウジングレバー77は、オーガ23で除雪作業時にオーガハウジング21を雪面に合わせて昇降並びにローリングさせるべく、昇降駆動機構18やローリング駆動機構51を操作するための、操作部材である。
オートハイトスイッチ78は、制御部81がオートハイトアップモード及びオートハイトダウンモードの制御を実行するためにオン、オフ切替え操作する手動スイッチであり、例えばロータリスイッチからなる。
図7に示されるように、該オートハイトアップモードは、走行装置14が後退したときに、オーガハウジング21を自動的に所定の上限角βhuまで上昇させるように、昇降駆動機構18を制御する制御モードである。該オートハイトアップモードを実行すれば、走行装置14が後退したときに、オーガハウジング21が雪面に引っかからないように防止することができる。一方、該オートハイトダウンモードは、オーガ23が回転しているときに且つ走行装置14が再び前進したときに、後退する直前のオーガハウジング21の高さ、つまり元の高さまで自動的に戻すように、昇降駆動機構18を制御する制御モードである。オートハイトアップモード及びオートハイトダウンモードでは、オーガハウジング21の現在の高さは、図2に示されるハイト位置センサ85によって検出される傾き角βhrが採用される。
図3に示されるオーガアシストスイッチ79は、制御部81がアシストモードの制御を実行するためにオン、オフ切替え操作する手動スイッチであり、例えばロータリスイッチからなる。該アシストモードでは、オーガハウジング21の現在の高さは、図2に示される加速度センサ83によって検出される加速度αhに基づく傾き角θhが採用される。
該アシストモードは、オートハイトダウンモードの制御を実行するにあたって、後退する直前のオーガハウジング21の高さθminに対して、現在の傾き角θhが離れていれば高速で下降し、近づいたときには低速で下降するように、昇降駆動機構18を制御する制御モードである。
次に、除雪機10の制御系統について説明する。図2に示されるように、除雪機10の制御系統は、制御部81に中心に集約されたものである。該制御部81はメモリ82を内蔵し、このメモリ82に記憶されている各種の情報を適宜読み出して制御する構成である。
さらに、制御部81は、オーガハウジング21に発生した加速度を検出するための加速度センサ83を内蔵している。該加速度センサ83は、例えば、制御部81の他の電子回路等と共に基盤に集積化される。上述のように、車体フレーム13にオーガハウジング21及び操作部63が設けられている。該操作部63の内部には該制御部81が設けられている。このため、加速度センサ83は、オーガハウジング21と共に姿勢が変化し得る。つまり、該加速度センサ83は、オーガハウジング21に直接に設けられている場合と、実質的に同じ構成であり、該オーガハウジング21自体に発生した加速度を検出することが可能である。
該加速度センサ83はX軸、Y軸、及びZ軸という3軸方向の加速度を検出可能な、3軸加速度センサから成る。該3軸加速度センサは、いわゆる半導体加速度センサと称する、一般的なセンサでよい。半導体加速度センサの種類には、例えばピエゾ抵抗型、静電容量型、熱検知型がある。
このような3軸加速度センサは、オーガハウジング21自体に発生した3軸方向の加速度を検出することが可能である。例えばX軸方向の加速度は、オーガハウジング21自体に発生した、鉛直線方向、つまり重力方向の加速度(重力加速度)である。Y軸方向の加速度は、オーガハウジング21自体に発生した、左右の水平方向の加速度である。Z軸方向の加速度は、オーガハウジング21自体に発生した、前後の水平方向の加速度である。
オーガハウジング21自体に発生した加速度を加速度センサ83によって検出し、この検出値に基づいて、重力方向に対するオーガハウジング21自体の傾き角を求めることができる。従って、本発明では、該加速度センサ83のことを、オーガハウジングの重力方向に対する水平状態を検出する水平検出部であると考えることができる。以下、該加速度センサ83のことを、適宜「水平検出部83」と言い換える。
次に、除雪作業部16とオーガハウジングレバー77との関係を、図2に基づいて詳しく説明する。
オーガハウジングレバー77とオーガハウジング姿勢操作用の4つのスイッチ91〜94とによって、ハウジング姿勢操作部100が構成される。オーガハウジングレバー77をスイング操作して、スイッチ素子95〜98を個別にオン作動させることにより、電動モータ18a,51aに電力を供給することができる。各スイッチ素子95〜98は、例えば電界効果トランジスタ(FET)やリレーによって構成される。
オーガハウジングレバー77を前側Frsにスイング操作すると、下降用スイッチ91はオンになる。オン信号を受けた制御部81は下降用スイッチ素子95をオン作動させることで、電動モータ18aに電力を供給して正転させる。これにより、昇降駆動機構18はオーガハウジング21及びブロアケース22を下降させる(矢印Dw方向へ変位させる)。
オーガハウジングレバー77を後側Rrsにスイング操作すると、上昇用スイッチ92はオンになる。オン信号を受けた制御部81は上昇用スイッチ素子96をオン作動させることで、電動モータ18aに電力を供給して逆転させる。これにより、昇降駆動機構18はオーガハウジング21及びブロアケース22を上昇させる(矢印Up方向へ変位させる)。
オーガハウジングレバー77を左側Lesにスイング操作すると、左ローリング用スイッチ93はオンになる。オン信号を受けた制御部81は左ローリング用スイッチ素子97をオン作動させることで、電動モータ51aに電力を供給して正転させる。これにより、ローリング駆動機構51はオーガハウジング21及びブロアケース22を左Leに傾動(ローリング)させる。
オーガハウジングレバー77を右側Risにスイング操作すると、右ローリング用スイッチ94はオンになる。オン信号を受けた制御部81は右ローリング用スイッチ素子98をオン作動させることで、電動モータ51aに電力を供給して逆転させる。これにより、ローリング駆動機構51はオーガハウジング21及びブロアケース22を右Riに傾動(ローリング)させる。
このように、オーガハウジングレバー77を前後にスイング操作することで、電動モータ18aは正逆転し、昇降駆動機構18のピストンを伸縮させる。この結果、オーガハウジング21及びブロアケース22は昇降する。オーガハウジング21の昇降位置については、ハイト位置センサ85によって検出し、その検出信号を制御部81に発するようにした。
また、オーガハウジングレバー77を左右にスイング操作することで、電動モータ51aは正転し、ローリング駆動機構51のピストンを伸縮させる。この結果、オーガハウジング21及びブロアケース22は左右にローリングする。オーガハウジング21のローリング位置については、ローリング位置センサ86によって検出し、その検出信号を制御部81に発するようにした。
ハイト位置センサ85(第1のハウジング傾斜角検出部85)は、走行フレーム12に対するオーガハウジング21の上下方向(ハイト方向)の相対的な傾き角βhrを検出するものであって、例えば防水型の回転式ポテンショメータによって構成される。該ハイト位置センサ85は、車体フレーム13に取り付けられている。
ローリング位置センサ86(第2のハウジング傾斜角検出部86)は、車体フレーム13に対するオーガハウジング21の左右方向の相対的な傾き角βrrを検出するものであって、例えば防水型の回転式ポテンショメータによって構成される。ローリング位置センサ86は、車体フレーム13の前端部に取り付けられている。このことから、次のことがいえる。走行フレーム12に対して車体フレーム13が左右方向に相対的に傾くことはない。従って、ローリング位置センサ86は、走行フレーム12に対するオーガハウジング21の左右方向の相対的な傾き角を検出するものであると、いうことができる。
上述のように、該ハイト位置センサ85は、走行フレーム12に対するオーガハウジング21の上下方向(ハイト方向)の相対的な傾き角βhrを検出する相対角検出部である。以下、該ハイト位置センサ85のことを、適宜「相対角検出部85」という。また、該ローリング位置センサ86は、車体フレーム13に対するオーガハウジング21の左右方向の相対的な傾き角βrrを検出する相対角検出部である。以下、該ローリング位置センサ86のことを、適宜「相対角検出部86」という。
次に、制御部81(図2参照)をマイクロコンピュータによって構成した場合の制御フローについて、図4〜図6に基づき説明する。この制御フローは、例えば次の5つの条件を全て満足したときに制御を開始する。第1条件は、メインスイッチ71がオンであること。第2条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン(走行準備レバー62が握られている)であること。第3条件は、オーガクラッチ31がオンであること(オーガ23が回転中であること)。第4条件は、オートハイトスイッチ78がオンであること。第5条件は、オーガアシストスイッチ79がオンであること。
なお、図4〜図6に示される制御フローチャートでは、除雪機10の制御のなかの、オーガハウジング21のオートハイト、アシストモード制御に関するステップのみを説明し、他の制御に関するステップについては省略する。以下、図2及び図3を参照しつつ説明する。
図4は、本発明に係る制御部81の制御フローチャートである。制御部81は制御を開始すると、先ずステップS11において、図2に示されるハウジング姿勢操作部100の4つのスイッチ91〜94の各スイッチ信号を読み込む。この各スイッチ信号によってオーガハウジングレバー77の操作方向が判る。
次に、オーガハウジングレバー77の操作方向を判断する(ステップS12)。ここで、オーガハウジングレバー77の操作方向が上側Frsであると判断した場合には、ステップS13に進み、昇降駆動機構18によってオーガハウジング21及びブロアケース22を上Upに傾動させる(上ハイト駆動する)。
ステップS12において、オーガハウジングレバー77の操作方向が下側Rrsであると判断した場合には、ステップS14に進む。このステップS14では、昇降駆動機構18によってオーガハウジング21及びブロアケース22を下Dwに傾動させる(下ハイト駆動する)。
ステップS12において、オーガハウジングレバー77の操作方向が左側Lesであると判断した場合には、ステップS15に進む。このステップS15では、ローリング駆動機構51によってオーガハウジング21及びブロアケース22を左Leに傾動させる(左ロール駆動する)。
ステップS12において、オーガハウジングレバー77の操作方向が右側Risであると判断した場合には、ステップS16に進む。このステップS16では、ローリング駆動機構51によってオーガハウジング21及びブロアケース22を右Riに傾動させる(左ロール駆動する)。
ステップS13〜S15の次には、リセット表示灯74aを消灯する、又は消灯状態に維持した後にステップS18に進む。
ステップS18では、制御部81は、この制御フローを停止するか否かを判断する。ここで、次の4つの条件を全て満足した場合には、制御を継続すると判断してステップS11に戻る。第1条件は、メインスイッチ71がオンであること。第2条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン(走行準備レバー62が握られている)であること。第3条件は、オーガスイッチ73がオンであること。第4条件は、オートハイトスイッチ78がオンであること。一方、上記4つの条件の少なくとも1つの条件を満足しない場合には、制御を停止すると判断して、一連の制御を終了する。
上記ステップS12において、オーガハウジングレバー77の操作方向が中立であると判断した場合には、ステップS19に進む。このステップS19では、リセットスイッチ74のスイッチ信号を読み込む。
次に、リセットスイッチ74がオンであるか否かを判断する(ステップS20)。ここで、オン(on)であると判断した場合には、ステップS21に進んでリセット表示灯74aを点灯する、又は点灯状態に維持する。次に、オートハイトダウン制御を実行した後に(ステップS22)、ステップS18に進む。ステップS22のオートハイトダウン制御処理を実行するための具体的な制御フローについては、図6で説明する。
一方、ステップS20で、オフ(off)であると判断した場合には、ステップS23に進み、リセット表示灯74aの消灯条件が成立したか否かを判断する。例えば、次の3つの条件のいずれか1つを満足したときに、消灯条件が成立したと判断する。第1消灯条件は、オーガアシストスイッチ79がオンからオフになったこと。第2消灯条件は、クラッチレバースイッチ62aがオンからオフになった(走行準備レバー62を離した)こと。第3消灯条件は、オーガスイッチ73がオンからオフ、つまりオーガクラッチ31がオンからオフになったこと。
ステップS23で、消灯条件が成立したと判断した場合には、ステップS24に進んでリセット表示灯74aを消灯する、又は消灯状態に維持する。次に、オートハイトダウン制御の開始条件が成立したか否かを判断する(ステップS25)。
例えば、次の4つのダウン開始条件の全てを満足したときに、開始条件が成立したと判断する。第1ダウン開始条件は、オートハイトスイッチ78がオン状態であること。第2ダウン開始条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン状態であること(走行準備レバー62が握られていること)。第3ダウン開始条件は、オーガスイッチ73がオン状態(オーガクラッチ31がオン状態)であること。第4ダウン開始条件は、走行装置14が前進状態から一旦後退した後に、再び前進を開始したこと。つまり、該第4ダウン開始条件は、方向速度レバー75の操作のみによって、走行装置14を前進状態から一旦後退した後に、再び前進を開始したことである。該方向速度レバー75の操作方向については、ミッション回転センサ87の検出信号に基づいて判断する。
ステップS25で、オートハイトダウン制御の開始条件が成立したと判断した場合には、ステップS22に進んでオートハイトダウン制御を実行した後に、ステップS18に進む。一方、ステップS23で消灯条件が成立しないと判断した場合と、ステップS25でオートハイトダウン制御の開始条件が成立しないと判断した場合には、ステップS26に進む。
ステップS26では、オートハイトアップ制御の開始条件が成立したか否かを判断する。例えば、次の3つのアップ開始条件の全てを満足したときに、開始条件が成立したと判断する。第1アップ開始条件は、オートハイトスイッチ78がオン状態であること。第2アップ開始条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン状態であること(走行準備レバー62が握られていること)。第3アップ開始条件は、走行装置14が後退中であること。つまり、該第3アップ開始条件は、方向速度レバー75の操作によって、走行装置14を後退させていることである。該方向速度レバー75の操作方向については、ミッション回転センサ87の検出信号に基づいて判断する。
ステップS26で、オートハイトアップ制御の開始条件が成立したと判断した場合には、ステップS27に進んでオートハイトアップ制御を実行した後に、ステップS18に進む。一方、ステップS26でオートハイトアップ制御の開始条件が成立しないと判断した場合には、そのままステップS18に進む。
ステップS22のオートハイトダウン制御処理を実行するための具体的な制御フローについては、図6で説明する。ステップS27のオートハイトアップ制御処理を実行するための具体的な制御フローについては、図5で説明する。
次に、オートハイトアップ制御処理を実行するための具体的な制御フローについて説明する。図5は、制御部81が上記図4に示されるステップS27の「オートハイトアップ制御」を実行するためのサブルーチンである。
オートハイトアップ制御では、ハイト位置センサ85によって検出された傾き角βhrにより、オーガハウジング21のハイト方向の制御を実行する。制御部81は、先ずステップS101において、走行フレーム12に対するオーガハウジング21のハイト方向の相対的な傾き角βhr(現時点における実際のハイト傾き角βhr)を読み込む。該傾き角βhrについては、ハイト位置センサ85の検出信号を読み込めばよい。
次に、ステップS102では、オートハイトアップ制御を実行するか否かを判断する。具体的には、次の3つの条件を全て満足したときに、オートハイトアップ制御を実行すると判断する。第1条件は、メインスイッチ71がオンであること。第2条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン(走行準備レバー62が握られている)であること。第3条件は、オートハイトスイッチ78がオンであること。
ここで、実行しないと判断した場合には、上昇用スイッチ素子96をオフ作動させることにより、電動モータ18aを停止させて、オーガハウジング21の上昇を停止させた後に(ステップS105)、このサブルーチンを終了し、上記図4に示されるステップS27に進む。一方、ステップS102で実行すると判断した場合には、ステップS103に進む。
ステップS103では、現時点における実際のハイト傾き角βhrが後退時ハイト上限角βhuよりも小さいか否かを判断する。該後退時ハイト上限角βhu(ハイト傾き角の上限値βhu)は、走行装置14の後退時にオーガハウジング21の下端が接地面Grを引き摺ることのない、予め設定された所定の上限角に設定されている。
ここで、βhrがβhuよりも小さいと判断した場合には、上昇用スイッチ素子96をオン作動させることにより、電動モータ18aに電力を供給して逆転させた後に(ステップS104)、ステップ101に戻る。これにより、昇降駆動機構18はオーガハウジング21及びブロアケース22を上昇させる。この上方Upへの駆動は、ステップS103において、実際のハイト傾き角βhrが後退時ハイト上限角βhuまで上昇したと判断するまで続く。
ステップS103において、現時点における実際のハイト傾き角βhrが後退時ハイト上限角βhuまで上昇したと判断した場合には、次に、上昇用スイッチ素子96をオフさせることにより、電動モータ18aを停止させて、オーガハウジング21の上昇を停止させた後に(ステップS105)、このサブルーチンを終了し、上記図4に示されるステップS27に進む。
次に、オートハイトダウン制御処理を実行するための具体的な制御フローについて説明する。図6は、制御部81が上記図4に示されるステップS22の「オートハイトダウン制御」を実行するためのサブルーチンである。
オートハイトダウン制御では、加速度αhから求められたハイト傾き角θhにより、オーガハウジング21のハイト方向の制御を実行する。制御部81は、先ずステップS201において、後退直前の実ハイト傾き角θhの値を「後退直前の傾き角θmin」とする。
次に、オーガハウジング21のハイト方向の加速度αhを読み込む(ステップS202)。このハイト方向の加速度αhについては、加速度センサ83によって検出された検出値を読み込めばよい。
次に、ステップS203では、加速度αhの値から上乗せ角度θadを求める。該上乗せ角度θadについては、例えば図7に示されたマップによって求める。図7は、横軸を走行装置14の前進時の加速度αhとし、縦軸を上乗せ角度θadとして、加速度αhに対する上乗せ角度θadを求めるマップを示している。加速度αhに対する上乗せ角度θadの特性は、前進時の加速度αhが大きくなるにつれて上乗せ角度θadが大きくなる、例えば直線的な特性である。但し、該特性は、加速度αhが零の場合に、上乗せ角度θadは最低値Δθsに設定される。
次に、図6に示されるステップS204では、加速度αhから、オーガハウジング21自体のハイト方向の実傾き角θh(実ハイト傾き角θh)を求める。
次に、中間下降目標傾き角θmを求める(ステップS205)。該中間下降目標傾き角θmは、後退直前の傾き角θminに上乗せ角度θadを加えた値である(θm=θmin+θad)。つまり、該中間下降目標傾き角θmは、オーガハウジング21を後退時ハイト上限角βhuから、後退直前の傾き角θh(実ハイト傾き角θh)まで下降させる途中の角度であり、前進時の加速度αhに従って設定されている。
次に、ステップS206では、オートハイトダウン制御を実行するか否かを判断する。具体的には、次の5つの条件を全て満足したときに、オートハイトダウン制御を実行すると判断する。第1条件は、メインスイッチ71がオンであること。第2条件は、クラッチレバースイッチ62aがオン(走行準備レバー62が握られている)であること。第3条件は、オートハイトスイッチ78がオンであること。第4条件は、オーガクラッチ31がオンであること。第5条件は、オーガアシストスイッチ79がオンであること。
ここで、実行しないと判断した場合には、下降用スイッチ素子95をオフ作動させることにより、昇降駆動機構18を停止させて、オーガハウジング21の下降を停止させた後に(ステップS216)、このサブルーチンを終了し、上記図4に示されるステップS22に進む。一方、ステップS206で実行すると判断した場合には、ステップS207に進む。
ステップS207では、実ハイト傾き角θhを中間下降目標傾き角θm及び後退直前の傾き角θminと対比する。
ここで、実ハイト傾き角θhが中間下降目標傾き角θmより大きいと判断している間は、ステップS208〜S210を繰り返す。つまり、実ハイト傾き角θhが後退時ハイト上限角βhuから中間下降目標傾き角θmまでの範囲にある間は、一定の下降速度Scでオーガハウジング21を下降させるように昇降駆動機構18を制御する。
より具体的には、先ずステップS208では、下降用スイッチ素子95をオン作動させるとともに、電動モータ18aを一定の回転速度で正転させる。この結果、オーガハウジング21は一定の下降速度Scで下降する。オーガハウジング21を速やかに下降させるためには、該下降速度Scの値は高速であることが好ましい。
次に、オーガハウジング21のハイト方向の加速度αhを読み込む(ステップS209)。このハイト方向の加速度αhについては、加速度センサ83によって検出された検出値を読み込めばよい。
次に、ステップS210では、加速度αhから、オーガハウジング21自体のハイト方向の実傾き角θh(実ハイト傾き角θh)を求めた後に、ステップS206に戻る。
上記ステップS207において、実ハイト傾き角θhが中間下降目標傾き角θm以下で且つ後退直前の傾き角θminより大きいと判断している間は、ステップS211〜S215を繰り返す。つまり、実ハイト傾き角θhが中間下降目標傾き角θmから後退直前の傾き角θminまでの範囲にある間は、下降速度Svを漸減しつつオーガハウジング21を下降させるように昇降駆動機構18を制御する。
より具体的には、先ずステップS211では、後退直前の傾き角θminと実ハイト傾き角θhとの差の絶対値、つまり、後退直前の傾き角θminに対する実ハイト傾き角θhの偏差をΔθとする。
次に、偏差Δθからオーガハウジング21の下降速度Svを求める(ステップS212)。該下降速度Svについては、例えば図8に示されたマップによって求める。図8は、横軸を偏差Δθとし、縦軸をオーガハウジング21の下降速度Svとして、偏差Δθに対する下降速度Svを求めるマップを示している。偏差Δθに対する下降速度Svの特性は、実ハイト傾き角θhが後退直前の傾き角θminに近づくにつれて下降速度Svが小さくなる、例えば直線的な特性である。例えば、偏差Δθが零の場合に下降速度Svは零に設定される。但し、該下降速度Svの最大値は、一定の下降速度Scと同じ又はそれ以下に設定される。このため、一定の下降速度Scから漸減する下降速度Svへ、円滑に移行することができる。
次に、下降用スイッチ素子95をオン作動させるとともに、電動モータ18aを漸減した回転速度で正転させる(ステップS213)。この結果、オーガハウジング21は漸減する下降速度Svで下降する。
次に、オーガハウジング21のハイト方向の加速度αhを読み込む(ステップS214)。このハイト方向の加速度αhについては、加速度センサ83によって検出された検出値を読み込めばよい。
次に、ステップS215では、加速度αhから、オーガハウジング21自体のハイト方向の実傾き角θh(実ハイト傾き角θh)を求めた後に、ステップS206に戻る。
上記ステップS207において、実ハイト傾き角θhが後退直前の傾き角θminまで下がったと判断した場合には、下降用スイッチ素子95をオフ作動させることにより、昇降駆動機構18を停止させて、オーガハウジング21の下降を停止させた後に(ステップS216)、このサブルーチンを終了し、上記図4に示されるステップS22に進む。
以上の説明をまとめると、次のとおりである。図9(a)に示されるように、走行装置14の後退時(白抜き矢印Ba方向への走行時)には、オーガハウジング21は上昇する。走行装置14が後退する直前における、オーガハウジング21の傾き角はθminである。該オーガハウジング21が所定の上限角βhuへ上昇した状態を図9(b)に示している。この動作は、制御部81(図2参照)が図4に示されるステップS26〜S27を実行することによって行われる。
図9(b)に示されるように、走行装置14が一旦後退した後に前進(白抜き矢印Fw方向への走行)を開始した場合には、該オーガハウジング21は上限角βhuから後退直前の傾き角θminまで下降する。この場合には、先ず、後退時ハイト上限角βhuから中間下降目標傾き角θmまでは、オーガハウジング21は一定の下降速度Scで下降する。次に、該中間下降目標傾き角θmから後退直前の傾き角θminまでは、オーガハウジング21は下降速度Svを漸減しつつ下降する。この一連の動作は、制御部81(図2参照)が図4に示されるステップS25及びS22を実行することによって行われる。
ここで、後退直前の傾き角θminに対して上乗せ角度θadを上乗せした中間下降目標傾き角θmを設定するとともに、該中間下降目標傾き角θmの上下でオーガハウジング21の下降速度を変えた理由を説明する。
オーガハウジング21を高速で下降させれば、後退直前の傾き角θminに早く到達するので、除雪作業性がよい。しかし、走行装置14の前進時の走行速度が高速であるほど、オーガハウジング21自体の加速度αhは大きい。このため、オーガハウジング21を、単に一定の高速で下降させた場合には、該オーガハウジング21は自己の加速度αhの影響により、後退直前の傾き角θminを下回ることが考えられる。
これに対し、オーガハウジング21が後退直前の傾き角θminから離れているときには高速で下降させるとともに、後退直前の傾き角θminに近いときには低速で下降させることが考えられる。この結果、後退直前の傾き角θminの位置にオーガハウジング21を精度よく停止させることができる。しかし、オーガハウジング21が上限角βhuから後退直前の傾き角θminまで下降するのに、時間がかかる。このため、走行装置14の前進時の走行速度によっては、オーガハウジング21は下がりきらないうちに、前方に積雪している雪山に当たることがあり得る。その場合には、除雪しきれずに残った除雪面の凹凸が大きい。できるだけ早くきれいに除雪するには、改良の余地がある。
これに対し、本実施例では、後退直前の傾き角θminに対して中間下降目標傾き角θmを設定した。しかも、該中間下降目標傾き角θmの上下でオーガハウジング21の下降速度を変えた。オーガハウジング21は、中間下降目標傾き角θmよりも上にあるときには、一定の高速Scで下降することにより、中間下降目標傾き角θmまで迅速に下降することができる。その後、オーガハウジング21は、中間下降目標傾き角θmよりも下にあるときには、下降速度Svを漸減する(アシスト制御)。この結果、オーガハウジング21は後退直前の傾き角θminの位置に精度よく停止することができる。
しかも、前進時の加速度αhの値から上乗せ角度θadを求めることによって、中間下降目標傾き角θmを求めている。走行装置14の前進時の走行速度が高速であるほど、オーガハウジング21自体の加速度αhは増大する。これに対応するために、該加速度αhが大きいときほど、後退直前の傾き角θminの位置に対する上乗せ角度θadを大きくした。この結果、該オーガハウジング21が自己の加速度αhの影響によって、後退直前の傾き角θminを下回る現象を防止できる。
このように、本実施例では、走行装置14の前進時の走行速度による、オーガハウジング21自体の加速度αhの影響を極力排除しつつ、オーガハウジング21は後退直前の傾き角θminの位置に迅速に且つ精度よく停止することができる。
図2に示されるように、リセット表示灯74aは、リセットスイッチ74のオン動作に従って点灯することにより、「走行装置14が前進するときの、オーガハウジング21の姿勢制御の基準が、水平位置に設定されている」ことを報知する。点灯中のリセット表示灯74aの点灯状態は、走行装置14の後退時であっても維持するとともに、オーガ23による除雪作業の解除信号、例えばオーガ23を停止する信号を受けたときには消灯する。
例えば、オーガ23による除雪作業中に、走行装置14が路面Grの状況に従って前後方向へ傾くので、オーガハウジング21も同方向へ一時的に傾く。しかし、オーガハウジング21は自動的に水平位置に戻る。このようなオーガハウジング21の挙動にもかかわらず、リセット表示灯74aは点灯し続ける。つまり、オーガハウジング21の挙動に従って、リセット表示灯74aの点灯状態と消灯状態とに頻繁に変化することはない。従って、リセット表示灯74aの点灯表示をより明確化することができるので、作業者は点灯表示の煩わしさや紛らわしさを感じることがなく、「除雪作業時のオーガハウジング21の自動姿勢制御の目標が水平位置である」ことを明確に識別することができる。このため、除雪作業の効率化を図ることができる。
本発明では、制御部81は、図6に示される制御フローにおいて、オーガハウジング21を後退時ハイト上限角βhuから中間下降目標傾き角θmまで下降した時点に一旦停止させ、その後に、該中間下降目標傾き角θmから後退直前の傾き角θminまで下降するように制御する構成を含む。
また、制御部81は、図5に示される制御フローのステップS103を実行するときには、図6に示されるステップS211〜S212と同様に、オーガハウジング21を2段階の速度で上昇してもよい。つまり、制御部81は、オーガハウジング21が後退時ハイト上限角βhuに近づくにつれて漸減する速度で上昇する構成を含む。
また、図5に示される制御フローのステップS102と、図6に示される制御フローのステップS206の有無は、任意である。
本発明の除雪機10は、少なくともオーガ23をエンジン15によって駆動するオーガ式除雪機に好適である。
10 除雪機
12 走行フレーム
14 走行装置
18 昇降駆動機構
21 オーガハウジング
23 オーガ
74 リセットスイッチ
74a リセット表示灯
81 制御部
83 水平検出部(加速度センサ)
85 相対角検出部(ハイト位置センサ)
Gr 路面(接地面)
αh 加速度
βhr 走行フレームに対するオーガハウジングの相対角度
θh オーガハウジングの重力方向に対する傾き角

Claims (8)

  1. 走行装置を有した走行フレームと、該走行フレームに対し昇降可能であってオーガを有したオーガハウジングと、該オーガハウジングを昇降駆動する昇降駆動機構と、該昇降駆動機構を制御する制御部とを備えている除雪機において、
    作業者によって操作可能なリセットスイッチと、該リセットスイッチのオン動作に連動して点灯するリセット表示灯とを備え、
    前記制御部は、
    前記走行装置が後退したときには前記オーガハウジングを上昇させ、前記走行装置が前進を開始したときには前記オーガハウジングを下降させ、
    前記リセットスイッチからオン信号を受けた場合、
    前記走行装置が後退したときには前記オーガハウジングを上昇させ、前記走行装置が前進したときには前記オーガハウジングを水平位置に自動調整するように、前記昇降駆動機構を制御するとともに、
    前記リセットスイッチのオン動作に従って点灯中の前記リセット表示灯の点灯状態を、前記走行装置の前進時および後退時にかかわらず維持、前記オーガによる除雪作業の解除信号を受けたときには消灯させるように制御する構成である
    ことを特徴とする除雪機。
  2. 前記制御部は、前記オーガハウジングを下降させる場合に、前記オーガハウジングの傾き角の中間目標値を設定し、この中間目標値まで定速度で前記オーガハウジングを下降させ、この中間目標値に達した後、前記オーガハウジングの下降速度を漸減させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  3. 前記オーガハウジングを下降させる場合に、前記オーガハウジングの傾き角の中間目標値を設定し、この中間目標値まで定速度で前記オーガハウジングを下降させ、この中間目標値に達した後、前記オーガハウジングの下降速度を漸減させる制御を実行するか否かを設定するスイッチを更に備え、前記スイッチがオンの場合に該制御が実行され、前記スイッチがオフの場合に該制御が解除され、
    前記解除信号は、前記スイッチがオンからオフになった場合に発生される
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  4. デッドマンレバーである走行準備レバーを更に備え、
    前記解除信号は、作業者が前記走行準備レバーから手を放した場合に発生される
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  5. 前記オーガを駆動するための第2スイッチを更に備え、
    前記解除信号は、前記第2スイッチがオンからオフになった場合に発生される
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  6. 前記リセットスイッチは、押し釦スイッチであり、押し込まれている間にわたってオンとなり、この押し込みが止められた場合には押し込み前の位置に自動復帰してオフとなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  7. 前記オーガハウジングの前記水平位置は、前記オーガハウジングに備えられたスクレーパの下端部が路面に接する位置である
    ことを特徴とする請求項6に記載の除雪機。
  8. 前記リセット表示灯は、前記リセットスイッチのオン動作に連動して点灯する
    ことを特徴とする請求項7に記載の除雪機。
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