JP4567548B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、機体の前部に除雪作業部を昇降可能に設けるとともに、機体に対して左右方向に傾動可能に設けた除雪機に関する。
除雪機のなかには、機体の前部に備えたロータリ除雪部(すなわち、オーガ)を、昇降可能に構成するとともに、機体に対して左右方向に傾動可能に構成したものがある。
ここで、ロータリ除雪部の傾動とは、ロータリ除雪部を機体の左右方向に傾かせることをいい、ローリングともいう。
この除雪機によれば、例えば、除雪中に除雪機(機体)が前後方向に傾いたり、左右方向に傾いた際に、ロータリ除雪部を昇降させたり、左右方向に傾動(ローリング)することで、ロータリ除雪部を水平に保つことが可能になる。
ところで、除雪作業をおこなう除雪現場は、通常、平坦な地形、傾斜や起伏のある地形などが混在しており、除雪現場全体が均一の地形でない場合がある。
除雪現場に、これらの地形が混在していると、除雪中に、除雪機の機体が前後方向に傾いたり、左右方向に傾いたりすることが考えられる。
機体が前後方向や左右方向に傾いた場合、作業者は、それぞれの除雪面に対応させてロータリ除雪部を手動で昇降させたり傾動させる必要があり、作業者に負担がかかる。
作業者の負担を軽減するために、除雪機が上下方向に移動したり、左右方向に傾いた場合に、雪に追従するようにロータリ除雪部を自動的に調整する除雪機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実公昭61−11294号公報
特許文献1の除雪機は、上下動検知部や水平動検知部を備え、上下動検知部で除雪機の上下動を検知するとともに、水平動検知部で除雪機の左右の傾きを検知する。
これらの検知部で検知した検知情報に基づいて、ロータリ除雪部を昇降させたり、左右方向に傾動する。これにより、除雪機が上下方向に移動したり、左右方向に傾いた場合に、ロータリ除雪部を雪に追従させるように自動的に調整する。
ところで、除雪現場に除雪機を移動する際には、ロータリ除雪部を上昇させて除雪機を除雪現場まで自走する。そして、除雪機が除雪現場に到着した後、除雪現場の地形に合わせてロータリ除雪部を位置決めする。
ロータリ除雪部を位置決めする際には、まず、ロータリ除雪部の高さや左右の傾き状態を作業者が目視で確認する。つぎに、除雪現場の地形の状態を確認する。ついで、雪の状態に合うように、ロータリ除雪部を昇降させたり、左右に傾動させたりしてロータリ除雪部の位置を調整する。
しかし、ロータリ除雪部の高さや左右の傾き状態を目視で正確に確認することは難しい。このため、ロータリ除雪部の高さや左右の傾きを正確に確認しない状態でロータリ除雪部を調整することが考えられる。
ロータリ除雪部の高さや左右の傾き状態を正確に確認しないままロータリ除雪部を調整すると、ロータリ除雪部を除雪現場の地形に合わせる操作に手間がかかり、作業者に負担がかかる。
本発明は、除雪現場の地形に合わせてロータリ除雪部を調整する際に、ロータリ除雪部の操作性を高めることができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体の前部に除雪作業部を設け、この除雪作業部を、昇降可能な昇降駆動機構を備えるとともに、機体に対して左右方向に傾動可能なローリング駆動機構を備えた除雪機において、前記除雪作業部を基準姿勢に保つ高さ位置および傾動位置を基準位置として予め記憶させておき、この基準位置を除雪作業部の現状位置と比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部を基準位置に復帰させるように、前記昇降駆動機構、前記ローリング駆動機構を制御する基準位置復帰モードと、前記予め記憶させた基準位置を任意に切り換える基準位置切換モードと、をそれぞれ実行する姿勢復帰手段を備え、前記姿勢復帰手段は、前記基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備え、この復帰指令操作部のオン操作時間が、予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに前記基準位置復帰モードを実行し、前記基準時間を経過したという条件を満たしたときに前記基準位置切換モードを実行することを特徴とする。
姿勢復帰手段で基準位置復帰モードを実行することで、昇降駆動機構やローリング駆動機構を制御して除雪作業部を、予め記憶させた基準姿勢に復帰させるようにした。
よって、作業者が除雪作業部を操作しなくても、自動的に基準姿勢に復帰させることができる。除雪作業部を基準姿勢に復帰させた後、除雪現場の地形に合わせて除雪作業部を調整することが可能になる。
これにより、作業者は、除雪現場に合わせて、除雪作業部を簡単に調整することができる。
特に、基準姿勢を除雪可能な姿勢にすることで、除雪作業部が自動的に除雪作業を可能とする位置に配置できる。
これにより、作業者は、除雪作業部をより一層簡単に調整することができる。
ここで、除雪現場のなかには、例えば、起伏のある地形や積雪量の多い地域などもあり、起伏のある地形や積雪量の多い地域などに対応させて除雪作業部の基準姿勢を変更させたい場合がある。
そこで、請求項1において、姿勢復帰手段で基準位置切換えモードを実行することで、基準位置を任意に切り換え可能にした。
これにより、起伏のある地形や積雪量の多い地域などに対応させて、除雪作業部の基準姿勢を任意に変更することができる。
加えて、請求項1において、姿勢復帰手段は、基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備えた。
そして、この復帰指令操作部のオン操作時間が、予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに前記基準位置復帰モードを実行し、基準時間を経過したという条件を満たしたときに基準位置切換モードを実行するようにした。
復帰指令操作部のオン操作時間が基準時間を経過していないときに基準位置復帰モードを実行し、基準時間を経過したときに基準位置切換モードを実行することで、単一の復帰指令操作部で、基準位置復帰モードと基準位置切換モードとの両モードを実行させる操作が可能になり、操作部の集約化を図ることができる。
このように、操作部を集約化することで、取扱い性の向上を図るとともに、操作部のコンパクト化を図ることができる。
請求項は、前記姿勢復帰手段は、前記除雪作業部の高さ位置を検知する高さ検知部を備え、除雪作業部の左右方向の傾動位置を検知する傾動検知部を備え、前記復帰信号に基づいて、前記傾動検知部から伝えられた高さ位置および前記傾動検知部から伝えられた傾動位置を前記基準位置と比較し、高さ位置および傾動位置を基準位置に合わせるように前記昇降駆動機構、前記ローリング駆動機構に制御信号を伝える制御部を備え、たことを特徴とする。
姿勢復帰手段の復帰指令操作部を操作することで、除雪作業部を基準姿勢に自動的に復帰させる。よって、作業者が除雪作業部を目視で確認しながら基準姿勢に復帰させる必要はない。
これにより、作業者は、復帰指令操作部を操作するだけの簡単な操作で、除雪作業部を基準姿勢に復帰させることができる。
請求項は、前記除雪作業部が前記基準位置に復帰した際に、除雪作業部が復帰したことを表示する表示部を備えたことを特徴とする。
除雪作業部が復帰したことを表示部で表示することで、除雪作業部が基準位置に復帰したことを作業者に認識させる。
これにより、作業者は、除雪作業部が基準位置に復帰したことを容易に認識することができる。
請求項は、機体の前部に除雪作業部を設け、この除雪作業部を、機体に対して左右方向に傾動可能なローリング駆動機構を備えた除雪機において、前記除雪作業部を傾動基準姿勢に保つ位置を傾動基準位置として予め記憶させておき、この傾動基準位置を除雪作業部の現状傾動位置と比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部を傾動基準位置に復帰させるように、前記ローリング駆動機構を制御する基準位置復帰モードと、前記予め記憶させた傾動基準位置を任意に切り換える基準位置切換モードと、をそれぞれ実行する姿勢復帰手段を備え、前記姿勢復帰手段は、前記基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備え、この復帰指令操作部のオン操作時間が、予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに前記基準位置復帰モードを実行し、前記基準時間を経過したという条件を満たしたときに前記基準位置切換モードを実行することを特徴とする。
ここで、除雪作業部の姿勢を調整する場合、特に、除雪作業部の左右の傾動(すなわち、傾き)を調整することが難しいとされている。
そこで、請求項4において、姿勢復帰手段で基準位置復帰モードを実行することで、ローリング駆動機構を制御して除雪作業部を、予め記憶させた傾動基準姿勢に復帰させるようにした。
これにより、作業者が除雪作業部を操作しなくても、自動的に傾動基準姿勢に復帰させることができる。除雪作業部を傾動基準姿勢に復帰させた後、除雪現場の地形に合わせて除雪作業部を調整することが可能になる。
したがって、作業者は、除雪現場に合わせて、除雪作業部を簡単に調整することができる。
加えて、姿勢復帰手段で基準位置切換えモードを実行することで、傾動基準位置を任意に切り換え可能にした。
これにより、起伏のある地形や積雪量の多い地域などに対応させて、除雪作業部の傾動基準姿勢を任意に変更することができる。
さらに、請求項4において、姿勢復帰手段は、基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備えた。
そして、この復帰指令操作部のオン操作時間が、予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに基準位置復帰モードを実行し、基準時間を経過したという条件を満たしたときに基準位置切換モードを実行するようにした。
復帰指令操作部のオン操作時間が基準時間を経過していないときに基準位置復帰モードを実行し、基準時間を経過したときに基準位置切換モードを実行することで、単一の復帰指令操作部で、基準位置復帰モードと基準位置切換モードとの両モードを実行させる操作が可能になり、操作部の集約化を図ることができる。
このように、操作部を集約化することで、取扱い性の向上を図るとともに、操作部のコンパクト化を図ることができる。
請求項1に係る発明では、姿勢復帰手段で除雪作業部を基準姿勢に復帰させて、除雪現場に合わせて除雪作業部を簡単に調整することで、除雪作業部の操作性を高めることができるという利点がある。
また、請求項1に係る発明では、除雪作業部の基準姿勢を任意に変更することで、除雪機の使い勝手をより一層高めることができるという利点がある。
さらに、請求項に係る発明では、操作部を集約化することで、取扱い性の向上を図るとともに、操作部のコンパクト化を図ることができるという利点がある。
請求項に係る発明では、復帰指令操作部を操作するだけの簡単な操作で、除雪作業部を基準姿勢に復帰させることで、作業者の負担を軽減することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、除雪作業部が復帰したことを表示部で表示することで、除雪作業部が基準位置に復帰したことを容易に認識することが可能になり、操作性をより一層高めることができるという利点がある。
請求項に係る発明では、姿勢復帰手段で傾動基準姿勢に復帰させて、除雪現場に合わせて除雪作業部を簡単に調整することで、除雪作業部の操作性を高めることができるという利点がある。
また、請求項に係る発明では、除雪作業部の傾動基準姿勢を任意に変更することで、除雪機の使い勝手をより一層高めることができるという利点がある。
さらに、請求項4に係る発明では、操作部を集約化することで、取扱い性の向上を図るとともに、操作部のコンパクト化を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
図1は本発明に係る除雪機(作業機)の側面図である。図2は本発明に係る除雪機の模式的平面図兼制御系統図である。
図1および図2に示すように、除雪機10は、左右の走行部11L,11Rを備えた走行フレーム12に、車体フレーム15の後部を回動自在に取り付け、車体フレーム15に除雪作業部13および除雪作業部13を駆動するエンジン14を備え、車体フレーム15を後部を軸にして上下方向にスイングする昇降駆動機構16を備え、走行フレーム12の後部から後方上部へ左右2本の操作ハンドル17L,17Rを延ばし、これらの操作ハンドル17L,17Rの先端にグリップ18L,18Rを備えた歩行型の除雪機である。
走行フレーム12および車体フレーム15を組み合わせて機体19を構成する。
走行フレーム12は、左右の走行部11L,11Rを駆動する左右の電動モータ21L,21Rを備える。
左右の走行部11L,11Rは、左右のクローラベルト22L,22R、走行輪として後部に配置された左右の駆動輪23L,23R、および、前部に配置された左右の転動輪24L,24Rからなる。
左電動モータ21Lの駆動力で、左駆動輪23Lを介して左クローラベルト22Lを駆動する。
右電動モータ21Rの駆動力で、右駆動輪23Rを介して右クローラベルト22Rを駆動する。
除雪作業部13は、オーガハウジング25内にオーガ27を収納し、オーガハウジング25の背面にブロアケース26を一体に設け、ブロアケース26内にブロア28を収納し、ブロアケース26の上部にシュータ29を備えたロータリ除雪部である。
図1に示すように、エンジン14は、電磁クラッチ31および伝動機構32を介して除雪作業部13を駆動する。
伝動機構32は、エンジン14のクランクシャフト14aに取り付けられた電磁クラッチ31から、オーガ用伝動軸33にベルトにて動力を伝達する。
エンジン14の動力は、クランクシャフト14a→電磁クラッチ31→伝動機構32→オーガ用伝動軸33の経路でオーガ27およびブロア28に伝わる。
オーガ27で掻き集めた雪をブロア28で跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータ29を介して投雪する。
なお、オーガハウジング25は、後下端にスクレーパ35および左右のそり36L,36Rを備える。
昇降駆動機構16は、シリンダからピストンを進退させるように構成したアクチュエータである。
このアクチュエータは、電動モータ16a(図2参照)でピストンを伸縮させる電動油圧シリンダである。
電動モータ16aは、昇降駆動機構16のシリンダの側部に一体に組み込んだ、昇降駆動機構16の駆動源である。
この除雪機10は、走行フレーム12に、オーガハウジング25およびブロアケース26、詳しくは除雪作業部13をローリング(傾動)可能に取り付け、オーガハウジング25をローリング駆動機構38で左右に傾動させるように構成されている。
具体的には、前後に延びるオーガ用伝動軸33をオーガハウジング25およびブロアケース26で回転可能に支える。ブロアケース26を車体フレーム15の前端部に左右回転可能(傾動可能)に取り付ける。
前述したように、走行フレーム12は車体フレーム15を取り付けた構成である。これにより、走行フレーム12に、オーガハウジング25およびブロアケース26(除雪作業部13)が傾動可能に取り付けられている。
これにより、走行フレーム12に対して、オーガハウジング25は昇降が可能で、かつ、傾動が可能である。
ローリング駆動機構38は、シリンダからピストンを進退させるように構成したアクチュエータである。
このアクチュエータは、電動モータ38a(図2参照)を駆動することで、ピストンを伸縮させる電動油圧シリンダである。
電動モータ38aは、ローリング駆動機構38のシリンダの側部に一体に組み込んだ、ローリング駆動機構38の駆動源である。
ところで、左右の操作ハンドル17L,17R間には、操作部40、制御部(ECU)61、およびバッテリ62が配置されている。
以下、操作部40について説明する。
図3は本発明に係る操作部の斜視図である。
操作部40は、左右の操作ハンドル17L,17Rの間に設けた操作ボックス41と、グリップ18Lの近傍で左操作ハンドル17Lに設けた走行準備レバー42並びに左旋回操作レバー43Lと、グリップ18Rの近傍で右操作ハンドル17Rに取り付けた右旋回操作レバー43Rとからなる。
走行準備レバー42は、スイッチ42a(図2参照)に作用する走行準備部材であり、リターンスプリングの引き作用により、図に示すフリー状態になればスイッチ42aはオフになる。
作業者の左手で走行準備レバー42を握ってグリップ18L側に下げれば、スイッチ42aはオンとなる。
左右の旋回操作レバー43L,43Rは、左右のグリップ18L,18Rを握った手でそれぞれ操作する旋回操作部材であり、それぞれ対応する旋回スイッチ43La,43Ra(図2参照)に作用する機構である。
これら左右の旋回操作レバー43L,43Rは、リターンスプリングの引き作用により、図に示すフリー状態になれば旋回スイッチ43La,43Raはオフになる。
作業者の左手で左旋回操作レバー43Lを握ってグリップ18L側に上げれば、左旋回スイッチ43Laはオンとなる。
右旋回スイッチ43Raについても同様である。このように、左右の旋回操作レバー43L,43Rが握られているか否かは旋回スイッチ43La,43Raで検出する。
図2を参照に説明すると、操作ボックス41はその背面41a(作業者側の面)に、メインスイッチ44およびオーガスイッチ45(「クラッチ操作スイッチ45」ともいう)を備える。
メインスイッチ44を回してオンにすることで、エンジン14(図2参照)を始動させる。オーガスイッチ45は、電磁クラッチ31(図2参照)をオン・オフに切り換える手動スイッチであり、例えば押し釦スイッチからなる。
さらに、操作ボックス41は、その上面41bに、モード切換スイッチ51、スロットルレバー52、方向速度レバー53、リセットスイッチ(復帰指令操作部)54、オーガハウジング姿勢操作レバー55およびシュータ操作レバー56を、この順に左側から右側へ向けて配列されている。
すなわち、操作ボックス41の上面41bのうち、車幅中心CLの左隣に方向速度レバー53が配設されるとともに、車幅中心CLの右隣にリセットスイッチ54が配設されている。
モード切換スイッチ51は、制御部61(図2参照)における走行制御モードを切り換える手動式切換スイッチであり、一例としてロータリスイッチが用いられている。
ノブ51aを反時計回りに回すことで第1制御位置P1、第2制御位置P2および第3制御位置P3に切り換える。
これらの各位置P1,P2,P3に切り換えたときに、モード切換スイッチ51はそれぞれ対応するスイッチ信号を出力する。
第1制御位置P1は、制御部61に「第1の制御モード」で制御させるためのスイッチ位置である。第2制御位置P2は、制御部61に「第2の制御モード」で制御させるためのスイッチ位置である。
第3制御位置P3は、制御部61に「第3の制御モード」で制御させるためのスイッチ位置である。
スロットルレバー52は、電子式ガバナ(電気式ガバナともいう。)の制御モータ72を制御することで、スロットル弁71を開閉制御するための操作部材である。
スロットルレバー52は、作業者の手で、矢印De,Inの如く前後方向へ往復させることで、ポテンショメータ52aでポジションに応じた電圧を発生させる。
スロットルレバー52を矢印De方向へ倒せばスロットル弁71(図2参照)を全閉まで閉じ、スロットルレバー52を矢印In方向へ倒せばスロットル弁71を全開まで開ける。これにより、エンジン14の回転数を調節する。
方向速度レバー53は、電動モータ21L,21R(図2参照)の回転を制御するための操作部材である。
なお、方向速度レバー53で電動モータ21L,21Rを制御する例については図4で詳しく説明する。
リセットスイッチ54は、オーガハウジング25の姿勢(位置)を、予め設定されている原点(以下、「基準位置」という)に復帰させるためのスイッチである。
リセットスイッチ54は、一例として、押し釦式のオン・オフスイッチが用いられ、表示灯(表示部)57が内蔵されている。
オーガハウジング姿勢操作レバー55は、オーガハウジング25の姿勢を変えるための操作部材である。
すなわち、オーガハウジング姿勢操作レバー55は、オーガ27で除雪作業時にオーガハウジング25を雪面に合わせて昇降並びに傾動させるべく、昇降駆動機構16やローリング駆動機構38を操作するための部材である。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を前側Frs、後側Rrs、左側Lesおよび右側Risにスイング操作することで、それぞれの位置に備えたスイッチをオンにする。
シュータ操作レバー56は、シュータ29(図1参照)の向きを変えるための、操作部材である。
図4は本発明で採用した方向速度レバーの作用説明図である。
方向速度レバー53(「前後進速度調節レバー53」ともいう)は、作業者の手で、矢印Ad,Baの如く前後に往復させることができる。
すなわち、方向速度レバー53は、「中立範囲」から「前進」側へ倒して除雪機10(図1参照)を前進させ、かつ「前進」領域において低速前進(Lf)〜高速前進(Hf)間でスライド移動させることで前進速度を制御する。
また、方向速度レバー53は、「中立範囲」から「後進」側へ倒して除雪機10を後進させ、かつ「後進」領域において低速後進(Lr)〜高速後進(Hr)間でスライド移動させることで後進速度を制御する。
この実施の形態では、図示のように、後進の最高速が0V(ボルト)、前進の最高速が5V、中立範囲が2.3V〜2.7Vになるようにポテンショメータ53a(図2参照)でポジションに応じた電圧を発生させる。
つぎに、図2に戻って、除雪機10の制御系統について説明する。除雪機10の制御系統は、制御部61に中心に集約されたものである。
制御部61はメモリ63を内蔵し、このメモリ63に記憶されている各種の情報を適宜読み出して制御する構成である。
まず、除雪作業部13の系統の作動を説明する。
エンジン14の吸気系は、スロットル弁71を制御モータ72で開閉制御するとともに、チョーク弁73を制御モータ74で開閉制御する構成である。
スロットル弁71の開度をスロットルポジションセンサ75で検出し、チョーク弁73の開度をチョークポジションセンサ76で検出する。検出した各検出信号を制御部61に伝える。
エンジン14の回転速度(回転数)をエンジン回転センサ77で検出し、その検出信号を制御部61に伝える。
エンジン14の出力のうち、一部の出力で発電機81を駆動し、発電機81で電力を発生する。発生した電力をバッテリ62に供給するとともに、左右の電動モータ21L,21Rや他の電装品に供給する。
エンジン14の出力のうち、残りの出力は、オーガ27およびブロア28の回転に充てる。
走行準備レバー42を握るとともに、オーガスイッチ45を操作することにより、電磁クラッチ31を接続(オン)する。電磁クラッチ31を接続することで、エンジン14の動力でオーガ27およびブロア28を回転させることができる。
なお、走行準備レバー42をフリーにするか、または、オーガスイッチ45を操作することにより、電磁クラッチ31を断(オフ)状態にする。
つぎに、左右の走行部11L,11Rの系統の作動を説明する。
本発明の除雪機10は、普通車両のパーキングブレーキに相当するブレーキとして、左右の電磁ブレーキ82L,82Rを備える。
具体的には、左右の電動モータ21L,21Rの各モータ軸を左右の電磁ブレーキ82L,82Rによって制動するようにした。これらの電磁ブレーキ82L,82Rは、駐車中は制御部61の制御により、ブレーキ状態(オン状態)にある。
この電磁ブレーキ82L,82Rは、メインスイッチ44がオン位置にあること、および、走行準備レバー42が握られていることの2つの条件が満たされ、さらに、方向速度レバー53を前進または後進に切り換えた場合にブレーキ解放状態(オフ状態)になる。
方向速度レバー53の位置情報がポテンショメータ53aから制御部61に伝えられる。位置情報を得た制御部61は、左右のモータドライバ84L,84Rを介して左右の電動モータ21L,21Rを回転させる。
電動モータ21L,21Rの回転速度(回転数)をモータ回転センサ83L,83Rで検出する。制御部61は、これらの検出信号に基づいて回転速度が所定値になるようにフィードバック制御を実行する。
これにより、左右の駆動輪21L,21Rが所望の方向に、所定の速度で回り、走行状態となる。
つぎに、走行中の制動について説明する。
モータドライバ84L,84Rは、回生ブレーキ回路85L,85Rおよび短絡ブレーキ回路86L,86Rを含む。短絡ブレーキ回路86L,86Rはブレーキ手段である。
左旋回操作レバー43Lを握って左旋回スイッチ43Laをオン操作している間に、スイッチオンのスイッチ信号に基づいて、制御部61が左回生ブレーキ回路85Lを作動させて、左電動モータ21Lの速度を下げる。
右旋回操作レバー43Rを握って右旋回スイッチ43Raをオン操作している間に、スイッチオンのスイッチ信号に基づいて、制御部61が右回生ブレーキ回路85Rを作動させて、右電動モータ21Rの速度を下げる。
すなわち、左旋回操作レバー43Lを握っている間だけ、除雪機10を左旋回させる。また、右旋回操作レバー43Rを握っている間だけ、除雪機10を右旋回させる。
そして、走行準備レバー42を離した場合、メインスイッチ44をオフ位置に戻した場合、あるいは、方向速度レバー53を中立位置に戻した場合に、除雪機10の走行が停止する。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を前後にスイング操作することで、電動モータ16aを正逆転させ、昇降駆動機構16のピストンを伸縮させる。これにより、除雪作業部13が昇降する。
オーガハウジング25の昇降位置をハイト位置センサ(高さ検知部)87で検出し、その検出信号を制御部61に伝える。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を左右にスイング操作することで、電動モータ38aを正逆転させ、ローリング駆動機構38のピストンを伸縮させる。これにより、除雪作業部13が、機体19に対して左右方向に傾動する。
オーガハウジング25の傾動位置をローリング位置センサ(傾動検知部)88で検出し、その検出信号を制御部61に伝える。
つぎに、図2に示す除雪作業部13とオーガハウジング姿勢操作レバー55との関係を図5に基づいて詳しく説明する。
図5は本発明に係る除雪作業部とオーガハウジング姿勢操作レバーの関係の制御系統図である。
除雪機10は、機体19(図2参照)の前部に除雪作業部13を設け、この除雪作業部13を、昇降させる昇降駆動機構16を備えるとともに、機体19に対して左右方向に傾動させるローリング駆動機構38を備え、除雪作業部13の姿勢を復帰させる姿勢復帰手段90を備える。
姿勢復帰手段90は、除雪作業部13を基準位置に復帰させる基準位置復帰モードと、基準位置を切り換える基準位置切換モードとをそれぞれ実行する手段である。
基準位置復帰モードとは、除雪作業部13を基準姿勢に保つ高さ位置および傾動位置を基準位置として予め記憶させておき、この基準位置を除雪作業部13の現状位置と比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部13を基準姿勢に復帰させるように昇降駆動機構16やローリング駆動機構38を制御するモードをいう。
基準位置切換モードとは、予め記憶させた基準位置を任意に切り換えるモードをいう。
ここで、基準姿勢とは、一例として、図1に示す平坦面110に除雪機10を載せた状態で、平坦面110上の雪を最適に除雪できる位置(以下、「基準位置」という)に除雪作業部13を配置した姿勢をいう。
また、基準位置は、高さ基準位置(高さ原位置)Hiおよび傾動基準位置(傾動原位置)Loで決められる。
高さ基準位置Hiは、オーガハウジング25を水平に配置した状態で、オーガハウジング25に備えたスクレーパ35の下端部が平坦面110(図1参照)に接触した位置である。
ここで、スクレーパ35の下端部が平坦面110に接触した位置は、スクレーパ35の下端部がクローラベルト22L,22Rの下面と同一高さに配置された位置と同じである。
傾動基準位置Loは、オーガハウジング25に備えたスクレーパ35が平坦面110(図1参照)に対して平行に配置された位置、すなわちスクレーパ35が水平に配置された位置である。
以下、基準位置を(Hi,Lo)で示す。
基準位置(Hi,Lo)は、つぎの二通りの方法で設定が可能である。
第1の方法は、除雪機10を出荷する前に、メモリ63に基準位置(Hi,Lo)を記憶させて基準位置(Hi,Lo)を設定する。
第2の方法は、メモリ63に予め記憶された基準位置(Hi,Lo)を、除雪現場に合わせて新たな基準位置(Hi,Lo)に書き換える。
つぎに、姿勢復帰手段90について詳しく説明する。
姿勢復帰手段90は、リセットスイッチ(復帰指令操作部)54、ハイト位置センサ(高さ検知部)87、ローリング位置センサ(傾動検知部)88、および制御部61を備える。
リセットスイッチ54は、基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を制御部61に伝え、かつ、基準位置切換モードを実行させる手動用のスイッチである。
リセットスイッチ54として、例えば、押し釦スイッチが用いられる。
リセットスイッチ54は、押し釦54aが押し込まれた状態でオンになり、押し釦54aが復帰ばねで押し込み前の位置に復帰した状態でオフになる。
このリセットスイッチ54には、表示灯57が備えられている。
表示灯57は、通常、リセットスイッチ54の押し釦54a内に内蔵されるが、理解を容易にするために、本実施の形態ではリセットスイッチ54に隣接させて図示する。
ハイト位置センサ87は、オーガハウジング25の高さ位置を検知するセンサであり、一例としてポテンショメータが用いられる。
ハイト位置センサ87は、オーガハウジング25の高さ位置に応じた電圧(高さ位置検知信号)を出力する。
ローリング位置センサ88は、機体19に対して左右方向に傾動したオーガハウジング25の傾動位置を検知するセンサであり、一例としてポテンショメータが用いられる。
ローリング位置センサ88は、オーガハウジング25の傾動位置に応じた電圧(傾動位置検知信号)を出力する。
制御部61は、除雪作業部13の基準位置を予め記憶するメモリ63を内蔵したものである。
この制御部61には、ハイト位置センサ87から高さ位置の情報が伝えられるとともに、ローリング位置センサ88から傾動位置の情報が伝えられる。
この制御部61は、リセットスイッチ54から復帰信号が伝えられたとき、その時点の高さ位置および傾動位置をメモリ63の基準位置と比較し、高さ位置および傾動位置を基準位置に合わせるように昇降駆動機構やローリング駆動機構に制御信号を伝えるものである。
さらに、制御部61は、リセットスイッチ54の切換操作に基づいて基準位置切換モードを実行するものである。
操作ボックス41にオーガハウジング姿勢操作部100を備える。オーガハウジング姿勢操作部100は、オーガハウジング姿勢操作レバー55およびオーガハウジング姿勢操作用の4つのスイッチ91〜94を備える。
4つのスイッチ91〜94は、オーガハウジング姿勢操作レバー55の周囲に備えられている。
4つのスイッチ91〜94のうち、スイッチ91は、オーガハウジング姿勢操作レバー55の前側に備えた下降用スイッチである。スイッチ92は、オーガハウジング姿勢操作レバー55の後側に備えた上昇用スイッチである。
スイッチ93は、オーガハウジング姿勢操作レバー55の左側に備えた左ローリング用スイッチである。スイッチ94は、オーガハウジング姿勢操作レバー55の右側に備えた右ローリング用スイッチである。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を前側Frsにスイング操作すると、下降用スイッチ91はオンになる。オン信号を受けた制御部61は下降用リレー95をオン作動させることで、電動モータ16aに電力を供給して正転させる。
これにより、昇降駆動機構16はオーガハウジング25およびブロアケース26(除雪作業部13)を下降させる(矢印Dw方向へ変位させる)。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を後側Rrsにスイング操作すると、上昇用スイッチ92はオンになる。オン信号を受けた制御部61は上昇用リレー96をオン作動させることで、電動モータ16aに電力を供給して逆転させる。
これにより、昇降駆動機構16はオーガハウジング25およびブロアケース26(除雪作業部13)を上昇させる(矢印Up方向へ変位させる)。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を左側Lesにスイング操作すると、左ローリング用スイッチ93はオンになる。オン信号を受けた制御部61は左ローリング用リレー97をオン作動させることで、電動モータ38aに電力を供給して正転させる。
これにより、ローリング駆動機構38はオーガハウジング25およびブロアケース26(除雪作業部13)を左Leに傾動させる。
オーガハウジング姿勢操作レバー55を右側Risにスイング操作すると、右ローリング用スイッチ94はオンになる。オン信号を受けた制御部61は右ローリング用リレー98をオン作動させることで、電動モータ38aに電力を供給して逆転させる。
これにより、ローリング駆動機構38はオーガハウジング25およびブロアケース26(除雪作業部13)を右Riに傾動させる。
つぎに、制御部61をマイクロコンピュータとした場合の制御フローを図6、図8〜図9のフローチャートおよび図5、図7に基づいて説明する。
この制御フローは、例えばメインスイッチ44をオンにしたときに制御を開始し、メインスイッチ44をオフにしたときに制御を終了する。
なお、図6および図8〜図9のフローチャートにおいて、ST××はステップ番号を示す。
図6は本発明に係る制御部の制御フローチャート(その1)であり、制御フローのメインルーチンを示す。図7(a)〜(c)は本発明に係る除雪作業部の姿勢を説明する図である。
ST01;リセットスイッチ54のスイッチ信号を読み込む。
なお、図7に示すリセットスイッチ54の押し釦54aを作業者が押し込むことで、リセットスイッチ54がオンになる。
ST02;リセットスイッチ54がオンであるか否かを判断する。オンの場合ST03に進み、オフの場合ST01に戻る。
ST03;制御部61に内蔵されたタイマのカウント時間Tc=0にセットする。
ST04;タイマをスタートさせる。
ST05;カウント時間Tc(経過時間Tc)が、予め設定されている一定の基準時間Tsを経過したか否かを判断する。基準時間Tsを経過した場合ST06に進み、経過しない場合ST11に進む。
基準時間Tsは、除雪機10の操作性を考慮して所定時間に設定する。
ST06;リセットスイッチ54のスイッチ信号を読み込む。
ST07;リセットスイッチ54がオフであるか否かを判断する。オフの場合ST08に進み、オンの場合ST05に戻る。
ST08;タイマをストップさせる。
ST09;タイマのカウント時間Tc=0にセットする。
ST10;除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)に復帰させる基準位置復帰モードを実行する。この基準位置復帰モードについては図8で詳しく説明する。
ST11;基準位置(Hi,Lo)を任意に切り換える基準位置切換モードを実行する。この基準位置切換モードについては図9で詳しく説明する。
以上説明したように、図7(a)に示す除雪機10は、リセットスイッチ54の押込時間(すなわち、オン操作時間)Tcが、基準時間Ts経過していないという条件を満たしたときに、現在のオーガハウジング25の位置を基準位置(Hi,Lo)に復帰させることができる。
加えて、除雪機10は、リセットスイッチ54の押込時間(基準時間)Tsを経過するまで、オン操作を続けたという条件を満たしたときに、除雪作業部13を新たな基準位置(Hi,Lo)に任意に切り換えることができる。
図8は本発明に係る制御部の制御フローチャート(その2)であり、図6に示すステップST10の基準位置復帰モードを実行するためのサブルーチンを示す。
ST101;リセットスイッチ54に備えられた表示灯57を点滅させる。点滅表示をすることで、除雪作業部13が基準位置(Hi,Lo)に復帰中であることを作業者に認識させる。
ST102;除雪作業部13の基準位置(Hi,Lo)、すなわち、高さ基準位置Hiおよび傾動基準位置Loをメモリ63から読み込む。
ST103;除雪作業部13の実際の高さ位置Hrを求める。
高さ位置Hrは、ハイト位置センサ87で検出された検出情報に基づいて求める。
ST104;高さ位置Hrと高さ基準位置Hiとの差を求め、高さ位置Hrを高さ基準位置Hiと比較する。
高さ基準位置Hiに対して高さ位置Hrが低い(Hi>Hr)と判断した場合ST105に進む。高さ基準位置Hiに対して高さ位置Hrが高い(Hi<Hr)と判断した場合ST106に進む。高さ基準位置Hiに高さ位置Hrが一致する(Hi=Hr)と判断した場合ST107に進む。
なお、高さ位置Hrは、理解を容易にするために、便宜上以下のように決める。
すなわち、高さ位置Hrは、図7(a)に示すように、オーガハウジング25を水平に配置した状態で、オーガハウジング25に備えたスクレーパ35の下端部の高さを示す位置である。
ST105;制御部61からの信号で上昇用リレー96をオンにする。昇降駆動機構16で除雪作業部13を矢印Up(図7(a)参照)の如く上昇させる。
ST106;制御部61からの信号で下降用リレー95をオンにする。昇降駆動機構16で除雪作業部13を矢印Dw(図7(a)参照)の如く下降させる。
ST107;下降用リレー95および上昇用リレー96をオフにする。昇降駆動機構16による除雪作業部13の昇降を停止する。
ST108;除雪作業部13の実際の傾動位置Lrを求める。
傾動位置Lrは、ローリング位置センサ88で検出された検出情報に基づいて求める。
ST109;傾動位置Lrと傾動基準位置Loとの差を求め、傾動位置Lrを傾動基準位置Loと比較する。
ここで、傾動位置Lrと傾動基準位置Loとの関係が、Lr>Loの場合、除雪作業部13は左下向きに傾いた状態になる(図7(b)参照)。
一方、Lr<Loの場合、除雪作業部13は右下向きに傾いた状態になる(図7(c)参照)。
また、傾動位置Lrと傾動基準位置Loとの関係が、Lr=Loの場合、除雪作業部13は水平の状態になる(図7(a)参照)。
傾動基準位置Loに対して傾動位置LrがLr>Loとなり、図7(b)に示すように、除雪作業部13が左下向きに傾いていると判断した場合ST110に進む。
傾動基準位置Loに対して傾動位置LrがLr<Loとなり、図7(b)に示すように、除雪作業部13が右下向きに傾いていると判断した場合ST111に進む。
傾動基準位置Loに対して傾動位置LrがLr=Loとなり、図7(a)に示すように、除雪作業部13が水平と判断した場合ST112に進む。
なお、傾動位置Lrは、理解を容易にするために、便宜上以下のように決める。
すなわち、傾動位置Lrは、図7(b),(c)に示すように、オーガ用伝動軸33を中心にしてオーガハウジング25を左右に傾動したときの傾きを示す傾き角(位置)である。
ST110;制御部61からの信号で右ローリング用リレー98をオンにする。
図5に示すローリング駆動機構38で除雪作業部13を矢印Ri(図7(b)参照)の如く時計回り方向に傾動させる。
ST111;制御部61からの信号で左ローリング用リレー97をオンにする。
図5に示すローリング駆動機構38で除雪作業部13を矢印Le(図7(c)参照)の如く反時計回り方向に傾動させる。
ST112;左右のローリング用リレー97,98をオフにする。昇降駆動機構16による除雪作業部13の傾動を停止する。
ST113;高さ基準位置Hiに高さ位置Hrが一致し(Hi=Hr)、かつ、傾動基準位置Loに傾動位置Lrが一致した(Lr=Lo)という条件を満たしているか否かを判断する。
2つの条件を満たしている場合ST114に進み、満たしていない場合ST103に戻る。
すなわち、(Hi=Hr)、かつ(Lr=Lo)という2つの条件を満たすまでST103〜ST113を繰り返す。
ここで、(Hi=Hr)、かつ(Lr=Lo)という2つの条件が満たされるのは、ST107で除雪作業部13の昇降を停止し、かつ、ST112で除雪作業部13の傾動を停止したときである。
これにより、除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)に復帰させる。
ST114;表示灯57を点滅から、連続した点灯に切り換える。切り換えた後、図6のST10にリターンする。
表示灯57(図5、図7(a)参照)を点灯表示をすることで、除雪作業部13が基準位置(Hi,Lo)に復帰したことを作業者に認識させる。
これにより、作業者は、除雪作業部13が基準位置(Hi,Lo)に復帰したことを容易に認識することが可能になり、操作性をより一層高める。
図8で説明したように、本実施の形態では、ST103〜ST107において、除雪作業部13の高さ位置Hrを高さ基準位置Hiに復帰させた後、ST108〜ST112において、除雪作業部13の傾動位置Lrを傾動基準位置Loに復帰させる処理例について説明した。
その他の処理例としては、除雪作業部13の高さ位置Hrを高さ基準位置Hiに復帰させる実行と、除雪作業部13の傾動位置Lrを傾動基準位置Loに復帰させる実行を同時に処理(すなわち、並列処理)することも可能である。
以上説明したように、除雪機10によれば、姿勢復帰手段90で基準位置復帰モードを実行することで、昇降駆動機構16やローリング駆動機構38を制御して除雪作業部13を、予め記憶させた基準位置(Hi,Lo)に復帰させるようにした。
よって、作業者が除雪作業部13を操作しなくても、自動的に基準位置に復帰させることができる。除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)に復帰させた後、除雪現場の地形に合わせて除雪作業部13を調整することが可能になる。
これにより、作業者は、除雪現場に合わせて、除雪作業部13を簡単に調整することができる。
特に、姿勢復帰手段90のリセットスイッチ54を操作することで、除雪作業部13を基準姿勢に自動的に復帰させることができる。
これにより、作業者は、リセットスイッチ54を操作するだけの簡単な操作で、除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)に復帰させることができる。
なお、本実施の形態では、基準位置(Hi,Lo)を除雪可能な位置に設定したので、リセットスイッチ54を操作するだけの簡単な操作で、除雪作業部13を除雪作業が可能な位置に配置することができる。
これにより、除雪機10の操作性をさらに高めることができる。
ここで、除雪現場のなかには、例えば、起伏のある地形や積雪量の多い地域などもあり、起伏のある地形や積雪量の多い地域などに対応させて除雪作業部13の基準位置(Hi,Lo)を変更させたい場合がある。
そこで、図9に示すように、姿勢復帰手段90で基準位置切換えモードを実行することで、基準位置(Hi,Lo)を任意に切換え可能にした。
以下、基準位置切換えモードを実行するステップを図9に基づいて説明する。
図9は本発明に係る制御部の制御フローチャート(その3)であり、図6に示すステップST11の基準位置切換モードを実行するためのサブルーチンを示す。
ST201;リセットスイッチ54に備えられた表示灯57を点滅させる。点滅表示をすることで、基準位置(Hi,Lo)を切換え中であることを作業者に認識させる。
なお、点滅の周期は、図8に示すST101における点滅の周期と異ならせることが好ましい。
基準位置復帰モードの実行中であるか、あるいは、基準位置切換モードの実行中であるかを、より一層確実に見分けることが可能になるからである。
ST202;除雪作業部13の実際の高さ位置Hrを求める。
高さ位置Hrは、ハイト位置センサ87で検出された検出情報に基づいて求める。
ST203;除雪作業部13の実際の傾動位置Lrを求める。
傾動位置Lrは、ローリング位置センサ88で検出された検出情報に基づいて求める。
ST204;リセットスイッチ54のスイッチ信号を読み込む。
ST205;リセットスイッチ54がオンであるか否かを判断する。オンの場合ST206に進み、オフの場合ST202に戻る。
ST206;高さ基準位置Hiを、ST202で求めた高さ位置Hrに変更する。すなわち、高さ位置Hrを、新たな高さ基準位置Hiとして設定する。
ST207;傾動基準位置Loを、ST203で求めた傾動位置Lrに変更する。すなわち、傾動位置Lrを、新たな傾動基準位置Loとして設定する。
ST208;新たな高さ基準位置Hiおよび新たな傾動基準位置Loをメモリ63に書き込む。
これにより、高さ基準位置Hiおよび傾動基準位置Lo、すなわち基準位置(Hi,Lo)を、新たな基準位置(Hi,Lo)に切り換える。
ST209;表示灯57を消灯する。消灯した後、図6のST11にリターンする。
表示灯57を消灯することで、基準位置(Hi,Lo)の切換えが完了したことを作業者に認識させる。
図9で説明したように、除雪機10は、リセットスイッチ54を、所定時間にわたってオン操作した場合に、基準位置切換モードに切り換わる。
この基準位置切換モードにおいて、作業者が、オーガハウジング姿勢操作レバー55を前側Frs、後側Rrs、左側Lesおよび右側Risにスイング操作して除雪作業部13の姿勢を、作業者の好みの位置に変更する。
除雪作業部13の姿勢を好みの姿勢に変更した後、リセットスイッチ54をオン操作することで、作業者の好みの姿勢を新たな基準位置(Hi,Lo)に切り換える。
これにより、起伏のある地形や積雪量の多い地域などに対応させて、除雪作業部13の基準位置(Hi,Lo)を任意に変更することができる。
加えて、図8で説明したように、リセットスイッチ54で、基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する。さらに、図9で説明したように、このリセットスイッチ54の切換操作で、基準位置切換モードを実行する。
単一のリセットスイッチ54で、基準位置復帰モードと基準位置切換モードとの両モードを実行させる操作が可能になり、操作部の集約化が図れる。
このように、操作部を集約化することで、取扱い性の向上を図るとともに、操作部のコンパクト化を図ることができる。
変形例1
前記実施の形態では、除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)、すなわち、高さ基準位置Hiおよび傾動基準位置Loに復帰させる例について説明したが、変形例1として、除雪作業部13を傾動基準位置Loにのみ復帰させるように構成することも可能である。
すなわち、変形例1の姿勢復帰手段90は、除雪作業部13を傾動基準姿勢に保つ位置を傾動基準位置Loとして予め記憶させておき、この傾動基準位置Loを除雪作業部13の現状傾動位置Lrと比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部13を傾動基準位置Loに復帰させるように、ローリング駆動機構38を制御する基準位置復帰モードと、予め記憶させた傾動基準位置Loを任意に切り換える基準位置切換モードとをそれぞれ実行する。
変形例1の姿勢復帰手段90においても、前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
変形例2
前記実施の形態では、除雪作業部13を基準位置(Hi,Lo)、すなわち、高さ基準位置Hiおよび傾動基準位置Loに復帰させる例について説明したが、変形例2として、除雪作業部13を高さ基準位置Hiにのみ復帰させるように構成することも可能である。
すなわち、変形例2の姿勢復帰手段90は、除雪作業部13を高さ基準姿勢に保つ位置を高さ基準位置Hiとして予め記憶させておき、この高さ基準位置Hiを除雪作業部13の現状高さ位置Hrと比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部13を高さ基準位置Hiに復帰させるように、昇降駆動機構16を制御する基準位置復帰モードと、予め記憶させた高さ基準位置Hiを任意に切り換える基準位置切換モードとをそれぞれ実行する。
変形例2の姿勢復帰手段90においても、前記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、前記実施の形態では、リセットスイッチ54に表示灯57を備えた例について説明したが、これに限らないで、リセットスイッチ54とは個別に表示灯57を備えることも可能である。
さらに、表示灯57を用いないように構成することも可能である。
また、前記実施の形態では、工場を出荷する際に設定する基準位置(Hi,Lo)を、一例として、スクレーパ35を水平に配置した状態で、スクレーパ35の下端部が平坦面110に接触した位置、すなわち除雪可能な位置とした場合について説明したが、基準位置(Hi,Lo)はこれに限らないで任意に決めることができる。
さらに、前記実施の形態では、基準位置復帰モードを実行させるスイッチとしてリセットスイッチ54を用いているが、これに限らないで、その他のスイッチを、基準位置復帰モードを実行させるスイッチとして用いることも可能である。
また、前記実施の形態では、除雪作業部13として、オーガ27を備えたロータリ除雪部を例示したが、これに限らないで、例えば排雪板(排雪ブレード)を除雪部として用いてもよい。
本発明は、機体の前部に除雪作業部を昇降可能に設けるととも、機体に対して左右方向に傾動可能に設けた除雪機への適用に好適である。
本発明に係る除雪機の側面図である。 本発明に係る除雪機の模式的平面図兼制御系統図である。 本発明に係る操作部の斜視図である。 本発明で採用した方向速度レバーの作用説明図である。 本発明に係る除雪作業部とオーガハウジング姿勢操作レバーの関係の制御系統図である。 本発明に係る制御部の制御フローチャート(その1)である。 本発明に係る除雪作業部の姿勢を説明する図である。 本発明に係る制御部の制御フローチャート(その2)である。 本発明に係る制御部の制御フローチャート(その3)である。
符号の説明
10…除雪機、13…除雪作業部、16…昇降駆動機構、19…機体、38…ローリング駆動機構、54…リセットスイッチ(復帰指令操作部)、57…表示灯(表示部)、61…制御部、63…メモリ、87…ハイト位置センサ(高さ検知部)、88…ローリング位置センサ(傾動検知部)、90…姿勢復帰手段、Hi…高さ基準位置、Hr…現状の高さ位置、Lo…傾動基準位置、Lr…現状の傾動位置。

Claims (4)

  1. 機体の前部に除雪作業部を設け、この除雪作業部を、昇降可能な昇降駆動機構を備えるとともに、機体に対して左右方向に傾動可能なローリング駆動機構を備えた除雪機において、
    前記除雪作業部を基準姿勢に保つ高さ位置および傾動位置を基準位置として予め記憶させておき、この基準位置を除雪作業部の現状位置と比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部を基準位置に復帰させるように、前記昇降駆動機構、前記ローリング駆動機構を制御する基準位置復帰モードと、
    前記予め記憶させた基準位置を任意に切り換える基準位置切換モードと、
    をそれぞれ実行する姿勢復帰手段を備え
    前記姿勢復帰手段は、
    前記基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備え、
    この復帰指令操作部のオン操作時間が、
    予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに前記基準位置復帰モードを実行し、
    前記基準時間を経過したという条件を満たしたときに前記基準位置切換モードを実行することを特徴とする除雪機。
  2. 前記姿勢復帰手段は、
    前記除雪作業部の高さ位置を検知する高さ検知部を備え、
    除雪作業部の左右方向の傾動位置を検知する傾動検知部を備え、
    前記復帰信号に基づいて、前記傾動検知部から伝えられた高さ位置および前記傾動検知部から伝えられた傾動位置を前記基準位置と比較し、高さ位置および傾動位置を基準位置に合わせるように前記昇降駆動機構、前記ローリング駆動機構に制御信号を伝える制御部を備え、
    たことを特徴とする請求項記載の除雪機。
  3. 前記除雪作業部が前記基準位置に復帰した際に、除雪作業部が復帰したことを表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の除雪機。
  4. 機体の前部に除雪作業部を設け、この除雪作業部を、機体に対して左右方向に傾動可能なローリング駆動機構を備えた除雪機において、
    前記除雪作業部を傾動基準姿勢に保つ位置を傾動基準位置として予め記憶させておき、この傾動基準位置を除雪作業部の現状傾動位置と比較し、この比較した結果に基づいて、除雪作業部を傾動基準位置に復帰させるように、前記ローリング駆動機構を制御する基準位置復帰モードと、
    前記予め記憶させた傾動基準位置を任意に切り換える基準位置切換モードと、
    をそれぞれ実行する姿勢復帰手段を備え
    前記姿勢復帰手段は、
    前記基準位置復帰モードを実行させる復帰信号を出力する復帰指令操作部を備え、
    この復帰指令操作部のオン操作時間が、
    予め設定された基準時間を経過していないという条件を満たしたときに前記基準位置復帰モードを実行し、
    前記基準時間を経過したという条件を満たしたときに前記基準位置切換モードを実行することを特徴とする除雪機。
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