JP2000175510A - 作業車両の作業機制御装置 - Google Patents

作業車両の作業機制御装置

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JP2000175510A
JP2000175510A JP10361177A JP36117798A JP2000175510A JP 2000175510 A JP2000175510 A JP 2000175510A JP 10361177 A JP10361177 A JP 10361177A JP 36117798 A JP36117798 A JP 36117798A JP 2000175510 A JP2000175510 A JP 2000175510A
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laser light
light
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Hitoshi Ueji
仁志 上路
Tomoyuki Ishida
智之 石田
Takamasa Kondo
高正 近藤
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業場上空にレーザ光を照射し、トラクタ等
に受光器3を備えてこの受光高さを基準として作業機昇
降制御を行う場合は、作業開始時に前記レーザ光がレー
ザ受光器3の中心位置に照射されるように、同受光器3
の高さを精密に調整する煩わしさが有った。 【解決手段】 レーザによる作業機制御を行う際、レー
ザ受光器3を車両に設ける場合は、操縦席21上方の安
全フレーム9に取り付ける構成とした。また、予め中立
位置を設定するのではなく、現時点での照射位置を中立
位置に設定する構成とした。また、受光器3を二つ備え
て作業機のローリング制御を行う場合は、単一のポール
6にレーザ受光器3L,3Rを併設し、このポールを伸
縮して受光器3L,3Rの高さを同時に調整する構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作業車両の作業
機制御装置の構成に関し、特に作業場にレーザ光を照射
して、このレーザ光の受光高さを基準として作業機の高
さや、左右ローリング姿勢を制御する作業車両の作業機
制御装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−154603号公報に
示されるトラクタのように、作業場にレーザ光を照射す
るレーザ発光器を備え、トラクタ本体には前記レーザ光
を受光するレーザ受光器を備え、前記レーザ光の受光高
さを基準として車両に連結した作業機を一定高さに保持
する所謂レーザ均平制御装置なる技術が知られている。
【0003】また、特開昭49−76302号公報に
は、ブルトーザの作業機、即ちブレードの左右端部にレ
ーザ受光器を備え、この左右レーザ光の受光高さを基準
として前記ブレードの左右ローリング姿勢を変更するブ
レード姿勢制御装置なる技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、農業用トラクタを使用して前記レーザ光を基準とし
た作業を行う時には、オペレータは、作業開始時に畦な
どにレーザ発光器を立設し、この発光器よりレーザ光を
水平、或いは任意の角度に照射した後、トラクタ車体側
へ移動して前記レーザ光がレーザ受光器の中間高さ、即
ち予め設定された中立位置に照射されるように同受光器
の高さを調整する作業が必要であった。
【0005】そして、このレーザ受光器の調整の際、特
に大型車両ではこのポールが長くなると、風やエンジン
振動によりポールが振れ易く、受光位置が定まらずこの
調整作業に手間取るという課題が有った。同様に、二つ
の受光器を利用して作業機の左右ローリング姿勢を制御
しようとする場合は、前記後者による公報のように作業
部の左右両端に夫れ夫れ独立してレーザ受光器を設ける
構成では、このレーザ受光器の高さを調整する際に非常
に手間が掛るという課題があった。
【0006】従って、この発明はレーザ光を利用して作
業機高さ制御、または作業機の左右ローリング制御を開
始する際に、このレーザ受光器の高さ設定を極力容易に
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題に鑑
みて、作業車両の作業機昇降制御装置を以下のように構
成した。即ち、請求項1の発明では、作業場に水平、或
いは任意の角度にレーザ光を照射するレーザ発光器1を
備え、車体には昇降自在に連結した作業機2と、操縦席
21上方を取り囲むループ状の安全フレーム9とを設け
ると共に、この安全フレーム9の上部にブラケット9c
を設け、該ブラケット9cに前記レーザ光を受光するレ
ーザ受光器2を支持し、この受光器2のレーザ受光高さ
を基準として前記作業機2を昇降制御する作業車両の作
業機制御装置とした。
【0008】また、請求項2の発明では、作業場に水
平、或いは任意の角度にレーザ光を照射するレーザ発光
器1を備え、車体、或いは車体に連結した作業機2には
前記レーザ光を受光するレーザ受光器3を備え、前記レ
ーザ光の受光高さを基準として前記作業機2を昇降制御
する制御手段4を備えた作業車両において、前記制御手
段4には現時点での受光位置を中立位置に設定する操作
手段5を備えたことを特徴とする作業車両の作業機制御
装とした。
【0009】また更に、請求項3の発明では、作業場に
水平、或いは任意の角度にレーザ光を照射するレーザ発
光器1を備え、車体、或いは車体に連結した作業機2に
は前記レーザ光を受光するレーザ受光器3L,3Rを左
右方向に二個所設け、前記二個所のレーザ受光高さを基
準として作業機2の左右ローリング姿勢を変更する制御
手段4を備えた作業車両において、前記作業機2、或い
は車体に上下方向に伸縮自在のポール6を立設し、同ポ
ール6の上端部に前記レーザ受光器3L,3Rを併設し
たことを特徴とする作業車両の作業機制御装置とした。
【0010】
【発明の効果】以上のように構成した請求項1の発明で
は、操縦席21上方を覆うループ状の安全フレーム9を
利用して、レーザ受光器3を支持する構成としたので、
極力レーザ受光器3を高位置に、且つ強固に取付けるこ
とができ、前記風や振動による振れを少なくすることが
できる。
【0011】また、請求項2の発明では、予め中立位置
が設定されているのではなく、レーザ光が受光範囲に照
射されていれば、この位置を中立位置として設定し、作
業を開始することができるので、前述のように精密な高
さ調整作業が不用となり迅速に作業を開始することがで
きる。また、請求項3の発明では、レーザ受光器3を車
体上、或いは作業機2上の左右二個所に設定し、作業機
の左右ローリング姿勢を制御する場合、二つのレーザ受
光器3L,3Rを同時に高さを調整することができるの
で、前記左右独立して受光器3L,3Rを立設する場合
と比較して、迅速に受光器高さを調整することができ作
業を開始することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
農業用トラクタ(以下、トラクタ10)に備えた場合を
説明する。最初にトラクタ10の全体構成に付いて説明
する。トラクタ10は、車体前部のボンネット11内部
にエンジン12を搭載し、同エンジン12の回転動力を
主クラッチや変速装置等の伝動機構を介して後輪13、
または前後輪14,13へ伝達して走行する構成となっ
ている。
【0013】前記ボンネット11後部には、ステアリン
グハンドル15を突出するハンドルポスト16を立設
し、同ポスト16にアクセルレバーや作業機昇降ワンタ
ッチレバー17等を設けている。そしてこの作業機昇降
ワンタッチレバー17の回動基部には、同レバー17が
上下方向に操作するとONするリミットスイッチ18を
設けている。また、ハンドルポスト16の下部側方には
クラッチペダル19を設け、同ペダル19の基部にもこ
の踏み込み操作時にONするリミットスイッチ20を設
けている。
【0014】操縦席21近傍について説明すると、この
操縦席21側方には、作業機の高さを設定するポジショ
ンレバー22や前記変速装置を切替る変速レバーを設
け、また、これらレバーのガイド近傍には、後述するレ
ーザ光による作業機昇降制御装置の制御作動を入切する
レーザ制御入切スイッチ24や、レーザ光の現受光位置
を初期設定、即ち中立設定する手段である中立設定スイ
ッチ5、作業機2の左右傾斜姿勢を「水平モード」「車
体平行モード」「角度設定モード」「切」に切り替える
作業機ローリングモード設定器25、及び作業機傾斜角
度設定器28等の各種設定器や操作部を設けている。ま
た、前記ポジションレバー22の回動基部にはポテンシ
ョメータ26を設け、同レバー22の操作位置を検出す
る構成となっている。そして、操縦席21の下方には、
車体の左右傾斜を検出する傾斜センサ27を設け、前記
各種設定器や検出器と同様に、制御手段であるコントロ
ーラ4に接続する構成となっているまた、操縦席21の
下方にはリフトアーム35を支持するシリンダケース3
6を設け、トップリンクと左右一対のロアリンクとから
なる三点リンク機構を介して作業機2(図中ではロータ
リ作業機)を連結する構成となっている。また、左右片
側(図中右側)のリフトアーム35にはこのアーム角度
を検出するリフトアーム角センサ34を設け、同アーム
とロアリンクの一方は、作業機ローリング用アクチュエ
ータである油圧シリンダ39、及びこのピストン長を検
出するストロークセンサ40を介して連結する構成とな
っている。
【0015】これにより、前記コントローラ4は、ポジ
ションレバー22の検出角度とリフトアーム35の設定
角度とを一致させるように、油圧回路内のリフトアーム
上げ用の制御弁のソレノイド41A、或いはリフトアー
ム下げ用の制御弁のソレノイド41Bへ通電し、また、
前記作業機昇降用ワンタッチレバー19のON操作の度
にリフトアーム角度を、ポジションレバー位置と別途設
定した上昇位置との間を連続的に昇降するポジション制
御を行う構成となっている。
【0016】また、前記操縦席21後部には、トラクタ
10のミッションケースにループ状の安全フレーム9を
立設する構成となっている。尚、この安全フレーム9は
中空状の金属製フレームで構成している。そして、前記
レーザ受光器3をこの安全フレーム9に設ける場合は、
図1の(X)部、及び図2に示すように、安全フレーム
9上部の縦フレーム上部9aに筒状の受光ポール取付ブ
ラケット9cを溶接して設け、同ブラケット9cにレー
ザ受光器3のポール6を前記縦フレーム部に沿わせて立
設する構成とする。尚、ここでは上端部6cを二股状に
分岐し、水平部を形成したポール6にレーザ受光器3を
二つ併設して作業機のローリング制御も可能な場合を示
すが、レーザ光により耕深制御だけを行う場合は単一の
レーザ受光器3を支持する構成とする。
【0017】また、レーザ受光器3をトラクタ10の作
業機2側に設ける場合は、図1の(Y)部、及び図3に
示すように、前記ロータリ作業機2のメインビーム45
中心位置にポール6を立設する構成となっている。前記
ポール6は、この上下部を夫れ夫れ二股状に分岐し、下
部の二股部2aをロータリ作業機2の動力入力ギヤなど
を内装する突出部46を挟んで固定し、上部二股部2c
の夫れ夫れ先端部にレーザ受光器3L,3Rを取り付け
る構成となっている。そして、このポール中間部6b
は、上下方向へスライド嵌合して伸縮手段とし、一定間
隔のピン孔にピンを挿通することでポール長さ、即ち受
光器高さを変更する構成となっている。
【0018】また更に、ポール6の上部6cは、一方を
左右横方向へスライド嵌合し、一定間隔のピン孔にピン
を挿通することで両受光器3L,3R間の間隔を変更す
る構成となっている。これにより、後述する作業機の左
右ローリング制御の感度を調整することができる。即ち
広く設定する程より敏感に調整することができる。前記
レーザ受光器3内には、上下方向複数列に配列したレー
ザ受光素子を備え、レーザ受光位置を同レーザ受光器の
コントローラ8により処理し前記トラクタ10のコント
ローラ4へ送信する構成となっている。尚、両コントロ
ーラ4,8間はハーネスにより接続する構成としてい
る。
【0019】また、前記作業機2の耕深を検出する場合
は、前記ローリング用油圧シリンダ39とは左右反対側
のレーザ受光器3Lの受光高さを基準とする。これによ
り作業機2のローリング作動による高さの上下変動を極
力小さくすることができる。一方、畦畔や圃場横の路上
に立設するレーザ発光器1は、内部にレーザ照射装置や
この照射する上下角度を変更するモータ等を備え、図1
に示すように、三脚48の上部に取り付けてレーザ光を
回転照射する構成となっている。
【0020】前記トラクタ10のコントローラ4は、内
部に各種制御信号を処理するCPUと、同じく制御信号
を一時記憶するRAMと、制御プログラムを格納したR
OM、そしてタイマー機能等を有する構成となってい
る。そして、この入力部には、ポジションレバー22の
ポテンショメータ26、作業機昇降ワンタッチレバー1
7のリミットスイッチ18、リフトアーム角センサ3
4、レーザ制御入切スイッチ24、中立設定スイッチ
5、ローリング制御モード切替スイッチ25、作業機傾
斜角度設定器28、傾斜センサ27、ストロークセンサ
40、クラッチペダル19のリミットスイッチ20等を
接続して設けている、そしてレーザ受光器3L,3Rの
各コントローラ8L,8Rに接続し、夫れ夫れの受光高
さを入力する構成となっている。
【0021】また、出力部には、前記リフトアーム35
を上下する制御弁のソレノイド41A,41B、及びロ
ーリング用油圧シリンダ39のピストンを伸縮する切替
制御弁のソレノイド42A,42Bを接続して設けてい
る。以上のように構成したトラクタ10において、作業
機2にレーザ受光器2を備える場合は、作業を開始する
前に、レーザ発光器1を圃場端に立設しレーザ光を水
平、或いは任意の角度に向けて回転照射する。
【0022】一方トラクタ10側では、前記ポジション
制御により目的とする作業位置に作業機を位置させ、こ
れに合わせ前記レーザ光が左右のレーザ受光器3L,3
Rの受光範囲に照射されるように、前記ピン孔にピンを
挿通しながら高さを調整する。そして、トラクタ10を
始動する時には、クラッチペダル19を踏み込み前記リ
ミットスイッチ18をONにする。すると、グロー回路
の予熱が開始されると共に前記タイマーが作動する。そ
してこの間にエンジンキースイッチを「入」としてエン
ジン11を始動する。これによりコントローラ4や各種
センサ等の電気系統、油圧シリンダ等の油圧系統が作動
可能な状態となる。尚、ここではクラッチペダル19の
踏み込み操作により余熱を開始する構成としたので、従
来のキースイッチの回転操作による余熱開始方法と比較
して、余熱操作が迅速化され、例えば操縦席に座ったま
ま手袋などを外したり他の計器を点検している間も予熱
を開始できるので迅速に作業を開始することができる。
また、前記余熱時間にはタイマーにより通電時間に限界
を設定したので、過剰な予熱を防止しバッテリ、及びグ
ロー回路の耐久時間を削ることが無くなる。
【0023】そして、図6に示すように、前記レーザ光
が受光器3に照射されている状態で、前記中立位置設定
スイッチを押す。コントローラ4は、現在照射されてる
受光素子を中心として、この上下等巾内の受光素子を不
感帯域として設定し中立設定を完了する。これにより、
例えば予め受光器3側で中立位置が設定され、この中立
位置にレーザ光が照射されるように精密に高さを調整す
る構成と比較して、操作が簡略化され迅速に作業を開始
することができる。
【0024】そして、図7に示す制御フローチャートの
ように、各種センサなどの接続状態や設定状態を読み込
み、次に前記レーザ制御入切スイッチ24が入りである
かどうかを判定し、これがYESであればレーザによる
耕深制御を実行し、ローリングモード設定器25の状態
に応じローリング制御を実行する。前記レーザによる耕
深制御装置について図8に基づいて説明する。
【0025】ここでは、最初にレーザ受光に於ける前記
中立位置設定が行われているかどうかを判定し、これが
YESであればトラクタ10の走行状態(例えば車軸の
回転)を検出して作業機2の昇降が行われる。また、前
記判定がNOで有る場合は前述した中立位置設定操作が
完了するまでリターンとなる。トラクタ10の耕深制御
は、前記片側のレーザ受光器3Lの受光高さ基準に行わ
れ、この受光位置が不感帯よりも上側であれば作業機2
を上昇し、不感帯よりも下側であれば作業機2を下降し
て常に不感帯内にレーザ光が受光されるように作業機2
を昇降制御する構成となっている。
【0026】また、レーザ光による耕深制御中に前記作
業機昇降ワンタッチレバー17やポジションレバー22
の操作が検出されたときには、即座にポジション制御に
切り替わり、ポジションレバー22の操作位置、或いは
別途定めた上昇位置まで作業機2を上昇する。ここで前
記ポジション制御によりリフトアーム35を駆動する速
度は、前記耕深制御中のリフトアーム35を駆動する速
度よりも速く設定しているが、前記作業機昇降ワンタッ
チレバー17による下降操作時だけは、リフトアーム3
5の作動速度を前記レーザ光による耕深制御の速度で下
降する構成としている。これにより、連続通電による作
業機下降時に油圧機器の応答遅れによりレーザ受光位置
が不感帯を外れて検出され、リフトアーム35がハンチ
ング作動を防止できる。
【0027】尚、前記レーザ受光器3を安全フレーム9
等車体側へ設ける場合は、作業開始時にレーザ光を受光
してこの受光高さを中立位置として設定し、この受光高
さの変位量に応じて作業機2の高さを変更する構成とす
る。また、引き続いて実行されるレーザ光によるローリ
ング制御は、前記中立設定作業を完了したの後、ローリ
ングモード設定器25の設定に応じて制御が実行され
る。
【0028】ローリングモード設定器25が「水平モー
ド」に設定されているときには、前記車体の傾斜センサ
27により水平状態を記憶し、これを基準に左右二つの
受光器3L,3Rの検出位置が変化しないように前記ロ
ーリング用油圧シリンダ39を駆動する。また、ローリ
ング制御スイッチ25が「車体平行モード」に設定され
ているときには、前記左右のレーザ受光器から夫れ夫れ
受光高さを検出し、両レーザ受光器の受光位置が夫れ夫
れの不感帯巾に入るようにローリング用油圧シリンダ3
9を伸縮作動する。
【0029】また更に、ローリング制御スイッチ25が
「角度設定モード」に設定されているときには、前記車
体の傾斜センサ27により水平状態を記憶し、更に傾斜
角度設定器で設定された角度だけずらせた状態を保持す
るように前記ローリング用油圧シリンダ39を駆動す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図。
【図2】レーザ受光器を安全フレームに取付けた場合の
トラクタの背面図。
【図3】レーザ受光器を作業機に取付けた場合のトラク
タの背面図。
【図4】レーザ受光器、及びポールの先端部の斜視図。
【図5】コントローラの接続状態を示すブロック図。
【図6】レーザ受光器の中立位置、及び不感帯を示す
図。
【図7】制御フローチャート(1)。
【図8】制御フローチャート(2)。
【図9】ローリング制御中の作業機の状態を示すトラク
タの背面図。
【符号の説明】
1 レーザ発光器 2 ロータリ作業器 3L レーザ受光器 3R レーザ受光器 4 コントローラ 5 中立設定スイッチ 6 ポール 9 安全フレーム 21 操縦席
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B304 KA08 KA12 LA02 LA05 LB05 MA02 MA08 MB01 MC08 MD04 PB06 QA01 QA11 QB12 QC08 2D003 AC02 BA02 BA06 BB10 DA04 DB04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業場に水平、或いは任意の角度にレー
    ザ光を照射するレーザ発光器1を備え、車体には昇降自
    在に連結した作業機2と、操縦席21上方を取り囲むル
    ープ状の安全フレーム9とを設けると共に、この安全フ
    レーム9の上部にブラケット9cを設け、該ブラケット
    9cに前記レーザ光を受光するレーザ受光器3を支持
    し、この受光器2のレーザ受光高さを基準として前記作
    業機2を昇降制御する作業車両の作業機制御装置。
  2. 【請求項2】 作業場に水平、或いは任意の角度にレー
    ザ光を照射するレーザ発光器1を備え、車体、或いは車
    体に連結した作業機2には前記レーザ光を受光するレー
    ザ受光器3を備え、前記レーザ光の受光高さを基準とし
    て前記作業機2を昇降制御する制御手段4を備えた作業
    車両において、前記制御手段4には現時点での受光位置
    を中立位置に設定する操作手段5を備えたことを特徴と
    する作業車両の作業機制御装置。
  3. 【請求項3】 作業場に水平、或いは任意の角度にレー
    ザ光を照射するレーザ発光器1を備え、車体、或いは車
    体に連結した作業機2には前記レーザ光を受光するレー
    ザ受光器3L,3Rを左右方向に二個所設け、前記二個
    所のレーザ受光高さを基準として作業機2の左右ローリ
    ング姿勢を変更する制御手段4を備えた作業車両におい
    て、前記作業機2、或いは車体に上下方向に伸縮自在の
    ポール6を立設し、同ポール6の上端部に前記レーザ受
    光器3L,3Rを併設したことを特徴とする作業車両の
    作業機制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032218A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Honda Motor Co Ltd 除雪機
JP2015188441A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 株式会社クボタ 芝刈機

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