JP3242794B2 - 作業用走行車における傾斜設定器の配設構造 - Google Patents

作業用走行車における傾斜設定器の配設構造

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JP3242794B2
JP3242794B2 JP24999794A JP24999794A JP3242794B2 JP 3242794 B2 JP3242794 B2 JP 3242794B2 JP 24999794 A JP24999794 A JP 24999794A JP 24999794 A JP24999794 A JP 24999794A JP 3242794 B2 JP3242794 B2 JP 3242794B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の作業用走
行車における傾斜設定器の配設構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種作業用走行車のなかには、昇降操作レバーの操作
位置に基づいて作業部を昇降制御する昇降制御手段と、
傾斜設定器の設定値に基づいて作業部を傾斜制御する傾
斜制御手段とを備えるものがある。そしてこのもので
は、傾斜設定器で所望の作業部傾斜を設定した後、昇降
操作レバーを下降位置に操作して作業を開始することに
なる。しかるに従来では、前記傾斜設定器を、昇降操作
レバーの位置とは無関係に配設していたため、作業中に
設定傾斜を変更する必要が生じた場合には、傾斜設定器
の位置を確認するのが容易でなく、しかも、傾斜設定器
の位置確認中は、本来の作業視線(前方視線もしくは作
業部視線)から目を離すことになるため、作業精度の低
下を招来する不都合もあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる作業用走
行車における傾斜設定器の配設構造を提供することを目
的として創作されたものであって、昇降操作レバーの操
作位置に基づいて作業部を昇降制御する昇降制御手段
と、傾斜設定器の設定値に基づいて作業部を傾斜制御す
る傾斜制御手段とを備えてなる作業用走行車において、
前記傾斜設定器17を、昇降操作レバー12の下限位置
近傍外側方で、前側の主変速レバーのレバーガイド溝2
2aと後側の耕深設定レバー14とのあいだに囲まれる
スペースに配設したことを特徴とする作業用走行車にお
ける傾斜設定器の配設構造である。そして本発明は、こ
の構成によって、傾斜設定器の位置確認を容易にして操
作性を向上させると共に、作業視線から目を離すことを
不要にして作業精度の低下も防止する。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はトラクタの走行機体であっ
て、該走行機体1の後部には、単一のアッパリンク2お
よび左右一対のロアリンク3を介してロータリ等の作業
部4が連結されている。そして、前記作業部4は、左右
一対のリフトロッド5を介してロアリンク3に連結され
るリフトアーム6の上下揺動に伴って昇降する一方、左
右何れか一方のリフトロッド5を伸縮作動することで左
右に傾斜するが、これらの基本構成は何れも従来通りで
ある。
【0005】7は走行機体1に設けられる制御装置であ
って、該制御装置7は、前記リフトアーム6のアーム角
を検知するアーム角センサ8、前記リフトロッド5のロ
ッド長を検知するロッド長センサ9、リヤカバー4aの
揺動角に基づいて耕深を検知する耕深センサ10、作業
部4もしくは走行機体1の左右傾斜を検知する傾斜セン
サ11、昇降操作レバー(ポジションレバー)12のレ
バー角を検知するポジションセンサ13、耕深設定レバ
ー14のレバー角を検知するレバー角検知センサ15、
傾斜自動制御をON−OFFする傾斜自動スイッチ1
6、傾斜自動制御の目標傾斜を設定する傾斜設定ボリュ
ーム17等から信号を入力する一方、リフトアーム用電
磁バルブの上昇用および下降用ソレノイド18、19、
リフトロッド用電磁バルブの伸長用および縮小用ソレノ
イド20、21等に作動信号を出力するようになってい
る。即ち、前記制御装置7は、昇降操作レバー12で設
定した作業部高さを目標としてリフトアーム6を自動的
に昇降制御するポジション制御、耕深設定レバー14で
設定した設定耕深を目標としてリフトアーム6を自動的
に昇降制御する耕深自動制御、傾斜設定ボリューム17
で設定した設定傾斜を目標としてリフトロッド5を自動
的に伸縮制御する傾斜自動制御等の自動制御を実行すべ
く構成されている。
【0006】一方、22は運転席23の右側方に前後を
向いて配設される操作パネルであって、該操作パネル2
2の前端部には、主変速レバー24をガイドするレバー
ガイド溝22aが形成されるが、その後方位置には、前
述した昇降操作レバー12、耕深設定レバー14、傾斜
自動スイッチ16、傾斜設定ボリューム17等の操作具
が配置されている。そして、前記操作具のうち、最も操
作頻度の高い昇降操作レバー12を、オペレータの手が
自然に届く操作パネル22の左半部に前後操作自在に配
置する一方、耕深設定レバー14を、操作パネル22の
右半部に前後操作自在に配置しているが、傾斜自動スイ
ッチ16および傾斜設定ボリューム17は、図3に示さ
れるように、下限位置(前側操作端)に操作された昇降
操作レバー12の右側方近傍に位置で、しかも前側の
前記レバーガイド溝22aと、後側の耕深設定レバー1
4とのあいだに囲まれたスペースに配置されている。即
ち、作業中においては、昇降操作レバー12が下限位置
に操作されているため、昇降操作レバー12を目安とし
て傾斜自動スイッチ16および傾斜設定ボリューム17
の位置を容易に確認することができるようになってい
る。
【0007】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、傾斜自動制御を有効にしつつ作業を行う場合に
は、傾斜自動スイッチ16をON操作すると共に、傾斜
設定ボリューム17で所望の作業部傾斜を設定し、しか
る後、昇降操作レバー12を下降操作して作業を開始す
る。そして、作業中に作業部傾斜を変更する必要が生じ
た場合には、前記傾斜設定ボリューム17を再度操作す
ることになるが、傾斜設定ボリューム17は、下限位置
に操作された昇降操作レバー12の近傍に配置されてい
るため、昇降操作レバー12を目安にして傾斜設定ボリ
ューム17の位置を容易に確認できることになる。従っ
て、作業中に設定傾斜を変更する場合に、いちいち傾斜
設定ボリューム17の位置を探す必要がなく、その結
果、設定変更における操作性を向上させることができる
許りか、本来の作業視線から目を離すことを不要にして
作業精度の低下も防止することができる。
【0008】しかも、前記昇降操作レバー12は、操作
頻度との関係で最も操作し易い位置に配置されるもので
あるため、その近傍に傾斜設定ボリューム17を配置す
ることで傾斜設定ボリューム17の基本的な操作性も向
上するという利点がある。
【0009】また、本実施例では、前記昇降操作レバー
12の下限位置近傍に傾斜自動スイッチ16も配置して
いるため、作業中に傾斜自動制御をON−OFFする場
合も、下限位置に操作された昇降操作レバー12を目安
として傾斜自動スイッチ16の位置を容易に確認できる
という利点がある。
【0010】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、昇降操作レバーの操作位置に基づ
いて作業部を昇降制御する昇降制御手段と、傾斜設定器
の設定値に基づいて作業部を傾斜制御する傾斜制御手段
とを備えるものであるが、前記傾斜設定器は、昇降操作
レバーの下限位置近傍に配設されるため、仮令作業中で
あっても、下限位置付近に操作された昇降操作レバーを
目安として傾斜設定器の位置を容易に確認できることに
なる。従って、傾斜設定器の位置を確認する手間を省い
て迅速な設定変更操作を可能にする許りでなく、位置確
認のために本来の作業視線から目を離すことを不要に
し、その結果、操作性のみならず作業精度の向上も計る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】制御装置の入出力を示すブロック回路図であ
る。
【図3】操作パネルの平面図である。
【図4】同上側面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 4 作業部 7 制御装置 12 昇降操作レバー 17 傾斜設定ボリューム 22 操作パネル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降操作レバーの操作位置に基づいて作
    業部を昇降制御する昇降制御手段と、傾斜設定器の設定
    値に基づいて作業部を傾斜制御する傾斜制御手段とを備
    えてなる作業用走行車において、前記傾斜設定器17
    を、昇降操作レバー12の下限位置近傍外側方で、前側
    の主変速レバーのレバーガイド溝22aと後側の耕深設
    定レバー14とのあいだに囲まれるスペースに配設した
    ことを特徴とする作業用走行車における傾斜設定器の配
    設構造。
JP24999794A 1994-09-19 1994-09-19 作業用走行車における傾斜設定器の配設構造 Expired - Fee Related JP3242794B2 (ja)

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