JP2006325413A - 作業機の姿勢制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前記耕耘機の耕耘作業を簡単な動作で実行するものでありながら、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の設定値を、具体的な数値に基づいて、高精度に設定できる作業機の姿勢制御装置を提供するものである。
【解決手段】前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、耕耘機をリンク機構を介して昇降可能に装着し、前記耕耘機を昇降動する昇降制御アクチュエータと、前記耕耘機を前記作業車両に対して左右に傾動させる傾斜制御アクチュエータと、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させる姿勢制御手段とを備えてなる作業機の姿勢制御装置において、前記耕耘機に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサと、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサとを備え、前記姿勢制御手段は、前記距離計測センサの検出結果に基づき、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御するものである。
【選択図】図9

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両に牽引されたロータリ耕耘機の姿勢を制御するための装置に係り、より詳しくは、前記ロータリ耕耘機の耕耘深さを自動制御する作業機の姿勢制御装置に関するものである。
この種のロータリ耕耘機は、耕耘深さを調節するため、前記作業車両に昇降動可能に連結されている。また、前記ロータリ耕耘機は、左右傾斜角を調節するため、前記作業車両に左右傾斜動可能に連結されている。前記ロータリ耕耘機における耕耘爪の回転軌跡の上側を耕耘カバーにて覆う。前記耕耘カバーの後端部にはリヤカバーを連結している。そして、特許文献1に示されているように、前記リヤカバーを上下回動可能で所定圧力にて接地して、前記耕耘爪の耕耘深さの検出手段として利用し、前記ロータリ耕耘機の耕耘深さを検出して、この検出値が目標耕耘深さと一致するように、前記耕耘爪の耕耘深さを制御していた(耕耘深さ自動制御)。また、前記作業車両の左右方向の傾斜角をローリングセンサにて検出して、この検出値が前記ロータリ耕耘機の目標傾斜角と一致するように、前記ロータリ耕耘機の左右傾斜角を制御していた(傾斜角自動制御)。前記ロータリ耕耘機の左右傾斜角を略一定に維持する傾斜角自動制御と、前記耕耘爪の耕耘深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御とにより、耕耘作業を実行していた。
特許文献2に示されているように、前記リヤカバーの上下回動を検出するリヤカバーセンサと、前記リヤカバーの後方の既耕耘地表面との距離を計測する超音波センサ(既耕地用の距離計測センサ)とを備え、前記リヤカバーセンサの検出値または前記超音波センサの検出値に基づき、前記耕耘機を自動的に昇降させて、前記耕耘爪の耕耘深さを制御することも公知である。
特開平8−205609号公報 特開平8−168301号公報
ところで、前記耕耘機の耕耘深さは、前記リヤカバーの検出値と、耕耘深さを設定するダイヤルの設定値とから決定されていたが、前記ダイヤルの設定は、前記耕耘機の耕耘深さ(深いないし浅い)をオペレータが感覚的に決定するものであった。前記耕耘機に設けた耕耘爪の実際の耕耘深さを表した具体的な数値(例えば15cm)に基づいて、前記ダイヤルの設定値が決定されていなかったから、前記耕耘爪の実際の耕耘深さが、具体的な数値の耕耘深さと一致するように、前記ダイヤルをオペレータが操作できないものであった。
即ち、前記耕耘爪の実際の耕耘深さを具体的な数値にて表した場合、前記リヤカバーの接地下面と、前記耕耘爪の耕耘軌跡の下端との間隔が、前記耕耘爪の実際の耕耘深さに相当する寸法になるが、現実の耕耘作業では、前記リヤカバーの振動、または検出条件などにより、前記間隔を補正して前記耕耘爪の実際の耕耘深さ寸法を演算する必要がある。そのため、前記リヤカバーを利用した耕耘深さ自動制御では、製造コスト上の問題があり、前記ダイヤルの設定値は、前記耕耘爪の実際の耕耘深さを表した具体的な数値に基づいて決定されていなかった。
特許文献2に示されているように、前記リヤカバーの後方の既耕耘地表面との距離を前記超音波センサにて計測して、耕耘深さ制御を実行した場合、未耕耘地表面の高さが略一定であっても、例えば土質(土の粒子の大小など)または土の含水量などが原因で、耕耘土と空気が混合したときに、既耕耘地表面の高さが変化する。そのため、前記耕耘爪の実際の耕耘深さを表した具体的な数値に基づいて前記ダイヤルの設定値を決定するには、例えば土質(土の粒子の大小など)または土の含水量などに基づき、前記超音波センサの検出値を補正する必要があった。
したがって、前記リヤカバーの上下回動を検出して、前記耕耘爪の耕耘深さを自動的に修正した場合、前記リヤカバーの上下回動にて検出された前記耕耘爪の耕耘深さ検出値と、オペレータが設定した前記ダイヤルの耕耘深さ設定値とに基づき、実際の耕耘深さ(オペレータが希望した耕耘深さ)に適応していない目標耕耘深さが算出され、その誤った目標耕耘深さに基づいて、前記耕耘爪の耕耘深さ自動制御が実行される等の問題があった。
また、前記リヤカバーの後方の既耕耘地表面との距離を前記超音波センサにて計測した場合においても、例えば土質(土の粒子の大小など)または土の含水量などが影響して、実際の耕耘深さに適応していない目標耕耘深さが算出され、前記耕耘爪の耕耘深さ自動制御が実行される等の問題があった。その耕耘作業において、効果的な耕耘深さ自動制御を実行するものが無かった。
本発明の目的は、前記耕耘機の耕耘作業を簡単な動作で実行するものでありながら、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の設定値を、具体的な数値に基づいて、高精度に設定できる作業機の姿勢制御装置を提供するものである。
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明の作業機の姿勢制御装置は、前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、耕耘機をリンク機構を介して昇降可能に装着し、前記耕耘機を昇降動する昇降制御アクチュエータと、前記耕耘機を前記作業車両に対して左右に傾動させる傾斜制御アクチュエータと、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させる姿勢制御手段とを備えてなる作業機の姿勢制御装置において、
前記耕耘機に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサと、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサとを備え、前記姿勢制御手段は、前記距離計測センサの検出結果に基づき、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両の制御装置において、前記耕耘機の後側に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、前記耕耘機の前側に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の作業車両の制御装置において、前記耕耘機の左右いずれか一方に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、前記耕耘機の左右いずれか他方に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の作業車両の制御装置において、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘地面に対する左右方向の傾斜角を演算し、前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の作業車両の制御装置において、前記作業車両の水平に対する左右方向の傾斜角を検出するローリングセンサと、前記ローリングセンサの出力または前記距離計測センサの出力の少なくとも一つを前記姿勢制御手段に選択的に読み込むための検出切換手段とを備えたものである。
請求項1に係る発明によれば、前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、耕耘機をリンク機構を介して昇降可能に装着し、前記耕耘機を昇降動する昇降制御アクチュエータと、前記耕耘機を前記作業車両に対して左右に傾動させる傾斜制御アクチュエータと、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させる姿勢制御手段とを備えてなる作業機の姿勢制御装置において、前記耕耘機に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサと、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサとを備え、前記姿勢制御手段は、前記距離計測センサの検出結果に基づき、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御するものであるから、前記既耕地用の距離計測センサ及び未耕地用の距離計測センサの計測値に基づき、前記耕耘爪の実際の耕耘深さに相当する寸法(前記耕耘爪の耕耘軌跡の下端と耕耘地表面との間隔)を、従来のようなリヤカバーセンサまたは既耕耘地表面との距離計測だけの構造に比べ、高精度に算出できる。そのため、前記耕耘爪の実際の耕耘深さを表した具体的な数値(例えば15cm)に基づいて、目標耕耘深さを設定できる。したがって、前記距離計測センサにて計測された前記耕耘爪の耕耘深さ検出値と、耕耘深さ設定値とに基づき、実際の耕耘深さ(オペレータが希望した耕耘深さ)と略一致した目標耕耘深さを算出でき、その目標耕耘深さに基づいて、前記耕耘爪の耕耘深さ自動制御を実行できる。前記耕耘爪が圃場を耕耘する深さを所定深さに維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
請求項2に係る発明によれば、前記耕耘機の後側に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、前記耕耘機の前側に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御するものであるから、前記耕耘機の前方の地面形状を前記未耕地用の距離計測センサにて計測しながら、前記耕耘機の後方の既耕耘地面の高さを前記既耕地用の距離計測センサにて計測して、前記両距離計測センサの検出結果に基づき、前記耕耘爪の目標耕耘深さを算出できる。前記耕耘爪が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
請求項3に係る発明によれば、前記耕耘機の左右いずれか一方に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、前記耕耘機の左右いずれか他方に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御するものであるから、前記耕耘機の一側の未耕耘地面形状(次工程の地面形状)を前記未耕地用の距離計測センサにて計測しながら、前記耕耘機の他側の既耕耘地面(前工程の既耕耘地面)の高さを前記既耕地用の距離計測センサにて計測して、前記両距離計測センサの検出結果に基づき、前記耕耘爪の目標耕耘深さを算出できる。前記耕耘爪が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
請求項4に係る発明によれば、前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘地面に対する左右方向の傾斜角を演算し、前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御するものであるから、前記両距離計測センサの検出結果に基づき、前記耕耘機の左右方向の傾斜角を算出して、前記耕耘機の左右方向の傾斜を略一定に維持するための傾斜角自動制御を実行できる。地面に対して平行に耕耘でき、耕耘深さ自動制御の性能をさらに向上できる。前記作業車両または前記耕耘機の左右方向の傾斜角を検出するための傾斜角センサを省略して、センサ構造を簡単にできる。
請求項5に係る発明によれば、前記作業車両の水平に対する左右方向の傾斜角を検出するローリングセンサと、前記ローリングセンサの出力または前記距離計測センサの出力の少なくとも一つを前記姿勢制御手段に選択的に読み込むための検出切換手段とを備えたものであるから、耕耘作業条件(耕耘土質、または地表面形状)などにより、前記ローリングセンサと前記距離計測センサとを使い分けて、耕耘爪が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御、または前記耕耘機の左右方向の傾斜を略一定に維持する傾斜角自動制御を実行できる。例えば前記耕耘機の左側と右側とで耕耘土量が不均等な圃場の耕耘作業、または傾斜地の耕耘作業などにおいても、従来のような虫食い現象(既耕耘地面が部分的に均されない現象)などの発生を低減できる。
以下、本発明の実施の形態を、作業車両としての農作業用トラクタに適用した場合の図面について説明する。図1はトラクタの側面図、図2は同平面図、図3は油圧式の作業機用昇降機構の側面説明図、図4は同平面説明図、図5は図2のロータリ耕耘機のV−V線矢視側断面図、図6は同背面説明図、図7はトラクタの油圧回路図、図8はロータリ耕耘機の平面図、図9は制御手段の機能ブロック図、図10は作業機姿勢適応制御のフローチャート、図11は耕耘深さ自動制御のフローチャートである。
図1乃至図4に示す如く、作業車両としてのトラクタ1は、走行機体2を左右一対の前車輪3と同じく左右一対の後車輪4とで支持し、前記走行機体2の前部に搭載したエンジン5にて後車輪4及び前車輪3を駆動することにより、前後進走行するように構成される。エンジン5はボンネット6にて覆われる。また、前記走行機体2の上面にはキャビン7が設置され、該キャビン7の内部には、操縦座席8と、かじ取りすることによって前車輪3を左右に動かすようにした操縦ハンドル(丸ハンドル)9とが設置される。キャビン7の外側部には、オペレータが乗降するステップ10が設けられ、該ステップ10より内側で且つキャビン7の底部より下側には、エンジン5に燃料を供給する燃料タンク11が設けられている。
また、図1乃至図4に示されるように、前記走行機体2は、前バンパ12及び前車軸ケース13を有するエンジンフレーム14と、エンジンフレーム14の後部にボルトにて着脱自在に固定する左右の機体フレーム16とにより構成される。機体フレーム16の後部には、前記エンジン5の回転を適宜変速して後車輪4及び前車輪3に伝達するためのミッションケース17が連結されている。この場合、後車輪4は、前記ミッションケース17に対して、当該ミッションケース17の外側面から外向きに突出するように装着された後車軸ケース18、及びこの後車軸ケース18の外側端に後方に延びるように装着されたギヤケース19を介して取付けられている。
図3及び図4に示されるように、前記ミッションケース17の後部における上面には、作業機としてのロータリ耕耘機24を昇降動するための油圧式の作業機用昇降機構20が着脱可能に取付けられている。ロータリ耕耘機24は、ミッションケース17の後部に、一対の左右ロワーリンク21及びトップリンク22からなる3点リンク機構を介して連結される。左右ロワーリンク21の前端側を、ミッションケース17の後部の左右側面にロワーリンクピン25を介して回動可能に連結する。トップリンク22の前端側は、作業機用昇降機構20の後部のトップリンクヒッチ26にトップリンクピン27を介して連結する。さらに、ミッションケース17の後側面に、前記ロータリ耕耘機24にPTO駆動力を伝達するためのPTO軸23が後向きに突出するように設けられている。
図3及び図4及び図7に示されるように、油圧式の作業機用昇降機構20には、後述する単動形の昇降制御油圧シリンダ28にて回動させるための1対の左右リフトアーム29が設置されている。進行方向に向かって左側のロワーリンク21とリフトアーム29とが、左リフトロッド30を介して連結されている。進行方向に向かって右側のロワーリンク21とリフトアーム29とは、右リフトロッド31、及びそのロッド31の一部を形成する複動形の傾斜制御油圧シリンダ32、及びそのシリンダ32のピストンロッド33とを介して連結されている。
図1に示すように、ロータリ耕耘機24における下リンクフレーム34の前端と左右一対のロワーリンク21とが、下ヒッチピン35aを介して連結され、トップリンク22の各後端側と上リンクフレーム34の前端側とが、上ヒッチピン34aを介して連結されている。
図1、図2、図5及び図6に示すように、ロータリ耕耘機24は、横長筒状のメインビーム36と、メインビーム36の左右側端部にそれぞれ上端側が連結されたチェンケース37及び軸受板38と、チェンケース37及び軸受板38の下端側に左右両端部が回転自在に軸支された耕耘爪軸39と、耕耘爪軸39に放射状にて着脱可能に取付く複数の耕耘爪40と、耕耘爪40の回転軌跡の上方を覆うように配置された耕耘上面カバー41と、耕耘爪40の回転軌跡の左右側方を覆うように配置された左右耕耘サイドカバー42と、耕耘爪40の回転軌跡の後方を覆うように配置された耕耘リヤカバー43と、メインビーム36に前端側が取付けられて後方に長く伸びる耕深調節フレーム44と、上リンクフレーム34の後端側と耕深調節フレーム44の前後方向の中間部とに連結された伸縮調節可能な耕深調節軸45等からなる。
なお、下リンクフレーム35はメインビーム36に一体的に連結され(図2及び図6参照)。トップリンク22は、ターンバックル22aの回転にて伸縮させて、そのリンク22の長さを変更調節可能となるように構成されている(図3及び図4参照)。上リンクフレーム34の前後方向の中間部は、耕深調節支点軸34bを介してメインビーム36に回動可能に連結されている(図1参照)。耕深調節フレーム44の前端側をメインビーム36に一体的に連結する。耕深調節ハンドル45aの回転操作にて耕深調節軸45を伸縮させたときには、ロワーリンク21及びトップリンク22にて支持されるロータリ耕耘機24が前傾姿勢または後傾姿勢に変化して、耕耘爪40による耕耘深さが変更可能に構成されている。
図1、図5及び図6に示されるように、メインビーム36の左右中央部には、PTO軸23からの駆動力を入力するためのギヤケース46が配置されている。PTO軸23と、ギヤケース46の前面側のPTO入力軸46aとを、両端に自在継手が備えられた伸縮自在な伝動軸46bを介して連結する。PTO軸23からの動力が、ギヤケース46に内臓したベベルギヤ(図示省略)、メインビーム36に内臓した回転軸(図示省略)、チェンケース37に内臓したスプロケット及びチェン(図示省略)等を介して耕耘爪軸39に伝えられ、耕耘爪40を図1及び図5において反時計方向に回転させることになる。
図5及び図6に示されるように、耕耘上面カバー41の後端部には、枢着軸47を介して耕耘リヤカバー43の前端側が連結されている。走行機体1の幅方向に長い耕耘上面カバー41の上面の後部には、後傾姿勢の一対の左右ハンガーフレーム48が立設されている。耕耘リヤカバー43の上面の後端側と左右ハンガーフレーム48とは1対の左右ハンガー機構49を介して上下動可能に連結されている。各ハンガーフレーム48の上端部には、受圧軸体48aが水平軸線(中心線)回りに回動可能に配置されている。
各ハンガー機構49における細長い丸棒形のハンガーロッド50は、受圧軸体48aに水平軸線(中心線)と直交する方向に摺動可能に貫通しており、図5に示されるように、ハンガーロッド50の下端部は、支軸53を介して、耕耘リヤカバー43の後部上面のブラケット54に回動自在に連結されている。ハンガーロッド50の上端側には、下降規制ピン51が設けられ、受圧軸体48aと下降規制ピン51の間のハンガーロッド50には、ドーナツ形の下降規制板52がハンガーロッド50の軸線方向に摺動可能に被嵌されている。また、ハンガーロッド50の下部側(支軸53より上側)には、上昇規制ピン55が配置され、受圧軸体48aと上昇規制ピン55との間のハンガーロッド50には、ドーナツ形の上下座板56,57を介して、耕耘リヤカバー43に鎮圧力を付与するための鎮圧用圧縮バネ58が被嵌されている。
この構成により、ロータリ耕耘機24が地表面から離れた高さに持上げられたときには、耕耘リヤカバー43の後端側が枢着軸47回りに下方側に回動し、下降規制ピン51が下降規制板52に当接し、下降規制板52が受圧軸体49に当接し、耕耘リヤカバー43がこの後端側を最下降させた姿勢に維持されることになる。一方、ロータリ耕耘機24が耕地上面に降ろされて、耕耘爪40が着地しているときや、耕耘作業中では、耕耘リヤカバー43の後端側が、耕耘された耕土との接地圧にて枢着軸47回りに上方に回動することになる。また、耕耘リヤカバー43の後端側が枢着軸47回りに上方に回動したときには、上昇規制ピン55及び下座板57を介して鎮圧用圧縮バネ58が圧縮されて、耕耘リヤカバー43の後端側の上方への回動が鎮圧用圧縮バネ58の付勢力にて規制されることになる。そのため、耕耘爪40から耕耘リヤカバー43の後方に排出される耕土量が制限されたり、耕土表面が耕耘リヤカバー43の移動にて均平に均されることになる。
図7は本実施形態のトラクタ1の油圧回路100を示し、エンジン5の回転力により作動する作業機用油圧ポンプ101を備える。作業機用油圧ポンプ101は、作業機用昇降機構20における昇降制御油圧シリンダ28に作動油を供給制御するための上昇制御電磁弁102及び下降制御電磁弁103と、傾斜制御油圧シリンダ32に作動油を供給制御するための傾斜制御電磁弁104とに、分流弁105を介して接続している。昇降制御油圧シリンダ28の作動油の圧力を電気的信号に変換して検出するためのダイヤフラム式油圧センサ106と、昇降制御油圧シリンダ28の作動油の温度を電気的信号に変換して検出するための熱電対式油温センサ107とを備える。この油圧回路100には、図7に示すように、リリーフ弁や流量調整弁、チェック弁、オイルクーラ、オイルフィルタ等を備えている。
次に、本実施形態のロータリ耕耘機24の姿勢制御(左右方向の傾斜角度制御、耕耘爪40の耕耘深さ制御)について説明する。図9は、ロータリ耕耘機24の姿勢制御手段の機能ブロック図であり、制御プログラムを記憶したROMと各種データを記憶したRAMとを備えたマイクロコンピュータ等の姿勢制御コントローラ110は、電源印加用キースイッチ111を介してバッテリ112に接続される。キースイッチ111は、エンジン5を始動するためのスタータ113に接続される。
また、図9に示されるように、姿勢制御コントローラ110には、エンジン5の回転を制御する電子ガバナコントローラ114が接続されている。電子ガバナコントローラ114には、エンジン5の燃料を調節するガバナ115と、エンジン5の回転数を検出するエンジン回転センサ116とが接続される。ガバナ115に設けた燃料調節ラック(図示省略)が、手動操作するスロットルレバー117の回動位置をスロットルポテンショメータ118にて検出し、その検出値に基づいて、エンジン5の回転数が設定されたとき、電子ガバナコントローラ114からの信号にてスロットルレバー117の設定回転数とエンジン5の回転数が一致するように、燃料調節ラック駆動用のスロットルソレノイド119を介して燃料調節ラックが自動的に位置調節され、負荷変動などによってエンジン5の回転が変化するのを防ぐ、換言すると、負荷の変動に拘らずエンジン5の回転数が略一定回転を保持するように構成されている。
さらに、姿勢制御コントローラ110には、図9に示すように、入力系の各種センサ及びスイッチ類、即ち、トラクタ1の左右方向の傾斜角を検出する振子式のローリングセンサ120と、トラクタ1が左右方向に傾動開始したときの角速度を検出するガスレート式のローリングジャイロセンサ121と、トラクタ1に対するロータリ耕耘機24の相対的な左右方向の傾斜角を検出するポテンショメータ型の作業機ポジションセンサ122と、トラクタ1に対するロータリ耕耘機24の左右方向の相対傾斜角をオペレータが設定する傾斜設定ダイヤル123と、耕耘爪40の耕耘深さをオペレータが設定する耕深設定ダイヤル126と、前後車輪3,4の回転速度(走行速度)を検出するための車速センサ127と、リフトアーム29の回動角度を検出するポテンショメータ型のリフト角センサ129と、前記ローリングセンサ120の出力または前記リヤカバーセンサ12a,124bの出力のいずれか一方を前記択一的に読み込むための傾斜地用切換手段として傾斜地スイッチ130と、ロータリ耕耘機24の後側の既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の後側距離計測センサ131と、ロータリ耕耘機24の前側の未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の前側距離計測センサ132と、進行方向に向かってロータリ耕耘機24の左側の既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の左側距離計測センサ133と、進行方向に向かってロータリ耕耘機24の右側の未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の右側距離計測センサ134が接続されている。
姿勢制御コントローラ110には、図9に示すように、出力系の各種電磁弁、即ち、上昇制御電磁弁102と、下降制御電磁弁103と、傾斜制御電磁弁104とが接続されている。そして、後述する傾斜角自動制御及び耕耘深さ自動制御を実行することになる。後側・前側・左側・右側距離計測センサ131,132,133,134の検出結果に基づき、上昇制御電磁弁102または下降制御電磁弁103のいずれかを切換えて、昇降制御油圧シリンダ28を作動させ、耕耘爪40の耕耘深さが耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値になるように、耕耘爪40の耕耘深さを自動的に制御するための耕耘深さ自動制御が実行される。また、ローリングジャイロセンサ121の検出結果と、ローリングセンサ120の検出結果に基づき、傾斜制御電磁弁104を切換えて、ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角を自動的に制御する傾斜角自動制御が実行される。一方、後述するように、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の検出結果に基づき、傾斜制御電磁弁104を切換えて、ロータリ耕耘機24の傾斜角自動制御が実行される。
本実施形態では、図1及び図2及び図8に示されるように、運転部(キャビン)7内の操縦座席8の前方の床板59から突出する操縦コラム60上に丸ハンドル型の操縦ハンドル9が配置され、操縦コラム60より右方にスロットルレバー117と左右ブレーキペダル61とが配置されている。また、操縦コラム60より左方にクラッチペダル62が配置されている。操縦座席8の右側コラム上には、作業機昇降レバー63と、PTO変速レバー64と、傾斜設定ダイヤル123と、耕深設定ダイヤル126と、選択スイッチ130とが配置されている。操縦座席8の左側コラム上には走行変速レバー65が配置されている。操縦座席8の左側コラムの前にはデフロックペダル66が配置されている。操縦座席8の後方側で、作業機用昇降機構20の上面側には、ローリングセンサ120と、ローリングジャイロセンサ121とが配置されている。
また、図1、図2、図5、図6、図8に示されるように、ロータリ耕耘機24の後側の既耕耘地表面との距離を計測する後側距離計測センサ131は、耕深調節フレーム44の後端部に取付け座70を介して配置する。ロータリ耕耘機24の前側の未耕耘地表面との距離を計測する前側距離計測センサ132は、メインビーム36に取付け座71を介して配置する。後側距離計測センサ131と、前側距離計測センサ132は、ロータリ耕耘機24の左右幅の略中央に設置する。
進行方向に向かってロータリ耕耘機24の左側の既耕耘地表面との距離を計測する左側距離計測センサ133は、チェンケース37に取付け座72を介して配置する。進行方向に向かってロータリ耕耘機24の右側の未耕耘地表面との距離を計測する右側距離計測センサ134は、軸受板38に取付け座73を介して配置する。
後側距離計測センサ131と、前側距離計測センサ132と、左側距離計測センサ133と、右側距離計測センサ134は、一般的な半導体レーザ等のレーザ距離センサ、または一般的な超音波センサにて形成する。各センサ131,132,133,134を超音波センサにて形成した場合、ロータリ耕耘機24が検出地表面に対して傾斜しても、各センサ131,132,133,134は、その地表面との距離を高精度で検出できる。各センサ131,132,133,134をレーザ距離センサにて形成した場合、レーザ距離センサの検出値をリフト角センサ値にて補正することにより、地表面との距離を高精度で検出できる。
次に、作業機姿勢適応制御のフローチャート(図10)を参照しながら、ロータリ耕耘機24の姿勢適応制御態様を説明する。
ロータリ耕耘機24を、ロワーリンク21及びトップリンク22を介してトラクタ1の後側に昇降可能に連結し、トラクタ1のエンジン5が始動され、自動制御作動(図示しない自動制御スイッチのON操作)中は、リフト角センサ129からロータリ耕耘機24の対本機支持高さを読み込む(S1)。また、選択スイッチ130をONにしていないときには(S2;no)、ローリングセンサ120の左右傾斜角検出値と、ローリングジャイロセンサ121の左右傾斜の角速度検出値とを読み込み(S3)、後述する傾斜角自動制御を開始する(S4)。そのときには、左側距離計測センサ133の検出値、及び右側距離計測センサ134の検出値は、読み込まれない。
図10のフローチャートを参照して、トラクタ1に装着したロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜を制御する傾斜角自動制御について説明する。
ローリングジャイロセンサ121の角速度検出値が、姿勢制御コントローラ110に入力された場合(S3)、前記ジャイロセンサ121の角速度検出値に基づき、傾斜制御電磁弁104を、ロータリ耕耘機24の左右傾斜を修正する方向に作動させ、傾斜角自動制御を開始する(S4)。傾斜制御油圧シリンダ32の左傾斜(左側が下降、右側が上昇)または右傾斜(右側が下降、左側が上昇)の動作を開始し、ロータリ耕耘機24の左右いずれか一方の傾斜角を変更させる。
傾斜制御油圧シリンダ32が傾斜制御電磁弁104の切換にて作動を開始したときには、オペレータが設定した傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値(具体的な数値、例えば15cm等を設定値として設定する)と、トラクタ1に対するロータリ耕耘機24の現在の左右方向の傾斜角度を検出した作業機ポジションセンサ122のポジション検出値とが読み込まれる(S5)。その読み込まれた傾斜角設定値及びポジション検出値に基づき、ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角を演算する(S6)。ステップ6にて演算されたロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致するか否かを判断する(S7)。
そして、ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致した場合(S7;yes)、傾斜制御電磁弁104を中立位置に復帰維持して(S8)、傾斜制御油圧シリンダ32を停止させる。ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致していない場合(S7;no)、傾斜制御電磁弁104を切換え位置に維持して、傾斜制御油圧シリンダ32を作動させる(S9)。なお、上述のステップ3において、ローリングジャイロセンサ121からの出力がないときには、ロータリ耕耘機24の水平に対する現在の傾斜角度が維持される。
一方、選択スイッチ130をONにしたときには(S2;yes)、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の検出値を読み込み(S10)、上述した傾斜角自動制御を開始する(S4)。そのときには、ローリングセンサ120の左右傾斜角検出値、及びローリングジャイロセンサ121の左右傾斜の角速度検出値は、読み込まれない。
左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の検出値を読み込んで(S10)、傾斜角自動制御を開始したときには(S4)、その読み込まれた左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の検出値の出力の差と、傾斜角設定値及びポジション検出値に基づき、ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角を演算する(S6)。ステップ6にて演算されたロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致するか否かを判断する(S7)。
そして、ステップ6にて演算されたロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致していない場合(S7;no)、傾斜制御電磁弁104を切換え位置に作動して(S9)、傾斜制御油圧シリンダ32を作動させる。ロータリ耕耘機24の左右方向の傾斜角が、傾斜設定ダイヤル123の傾斜角設定値と一致した場合(S7;yes)、傾斜制御電磁弁104を中立位置に復帰維持して(S8)、傾斜制御油圧シリンダ32を停止させる。なお、上述のステップ10において、左右リヤカバーセンサ124a,124bの検出値の出力の差が略零のときには、ロータリ耕耘機24の水平に対する現在の傾斜角度が維持される。
上述のように、ロータリ耕耘機24の傾斜角自動制御が実行された後、後述する耕耘深さ自動制御が実行される(S11)。
次に、図11のフローチャートを参照して、トラクタ1に装着したロータリ耕耘機24の耕耘爪40の耕耘深さを制御する耕耘深さ自動制御について説明する。
上述したステップ2においてONにした選択スイッチ130を切換えて、後側距離計測センサ131の検出値と、前側距離計測センサ132の検出値と、左側距離計測センサ133の検出値と、右側距離計測センサ134の検出値とを、姿勢制御コントローラ110に選択的に読み込んで、後述のように耕耘深さ自動制御を実行する。
後側距離計測センサ131、及び前側距離計測センサ132を選んで実行する耕耘爪40の耕耘深さ自動制御について説明する。リフト角センサ129からロータリ耕耘機24の対本機支持高さを読み込む(S12)。そして、後側距離計測センサ131、及び前側距離計測センサ132が選択された場合(S13;yes)、後側距離計測センサ131が既耕耘地表面(耕耘爪40の後方場所)との距離を計測した検出値(例えば55cm等の実測寸法)と、前側距離計測センサ132が未耕耘地表面(耕耘爪40の前方場所)との距離を計測した検出値(例えば45cm等の実測寸法)とを読み込む(S14)。また、オペレータが設定した耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値(例えば15cm等の具体的な数値)を読み込む(S15)。読み込まれた後側距離計測センサ131の検出値と、前側距離計測センサ132の検出値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とから、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値を演算する(S16)。
現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132の各検出値の差と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132の各検出値の和と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132の各検出値の平均値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。
そのように演算された耕耘深さの修正値が略零であるか否かに基づき、耕耘爪40の耕耘深さが、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値と一致するか否かを判断する(S17)。演算された耕耘深さの修正値が略零ではなく、耕耘爪40の耕耘深さが、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値と一致していないときには(S17;no)、上昇制御電磁弁102、または下降制御電磁弁103のいずれかを、耕耘爪40の耕耘深さを修正する方向に作動させ、昇降制御油圧シリンダ28が上昇動作または下降動作を開始させ、耕耘爪40の耕耘深さを修正する(S18)。
一方、上述のように演算された耕耘深さの修正値が略零の場合、またはそのステップ17の制御動作にて、耕耘爪40の耕耘深さが、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値と一致した場合(S17;yes)、上昇制御電磁弁102及び下降制御電磁弁103を中立位置に復帰維持して(S19)、昇降制御油圧シリンダ28を停止させる。
次に、左側距離計測センサ133、及び右側距離計測センサ134を選んで実行する耕耘爪40の耕耘深さ自動制御について説明する。リフト角センサ129からロータリ耕耘機24の対本機支持高さを読み込む(S12)。そして、左側距離計測センサ133、及び右側距離計測センサ134が選択された場合(S20;yes)、左側距離計測センサ133が既耕耘地表面(前作業工程場所)との距離を計測した検出値(例えば55cm等の実測寸法)と、右側距離計測センサ134が未耕耘地表面(次作業工程場所)との距離を計測した検出値(例えば45cm等の実測寸法)とを読み込む(S21)。そして、上述した後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132を利用した耕耘爪40の耕耘深さ自動制御と同様に、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の検出値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とから、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値を演算する(S16)。
現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の各検出値の差と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の各検出値の和と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の各検出値の平均値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。
そのように演算された耕耘深さの修正値が略零であるか否かに基づき、耕耘爪40の耕耘深さが、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値と一致するか否かを判断し(S17)、上述した後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132を利用した耕耘爪40の耕耘深さ自動制御と同様に、ステップ18の耕耘爪40の耕耘深さの修正の動作と、ステップ19の上昇制御電磁弁102及び下降制御電磁弁103の中立位置維持の動作とを、実行させる。
次に、後側距離計測センサ131、及び前側距離計測センサ132、及び左側距離計測センサ133、及び右側距離計測センサ134の全てを選んで実行する耕耘爪40の耕耘深さ自動制御について説明する。リフト角センサ129からロータリ耕耘機24の対本機支持高さを読み込む(S12)。そして、全てのセンサ131,132,133,134が選択された場合(S20;no)、全てのセンサ131,132,133,134の検出値を読み込む(S22)。そして、上述した後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132を利用した耕耘爪40の耕耘深さ自動制御と同様に、全てのセンサ131,132,133,134の検出値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とから、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値を演算する(S16)。
現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132の各検出値の差、または左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の各検出値の差のいずれか大きい方の差の値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132の各検出値の和、または左側距離計測センサ133及び右側距離計測センサ134の各検出値の和のいずれか大きい方の和の値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。また、現在の耕耘爪40の耕耘深さの修正値は、全てのセンサ131,132,133,134の各検出値の平均値と、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値とを比較して演算できる。
そのように演算された耕耘深さの修正値が略零であるか否かに基づき、耕耘爪40の耕耘深さが、耕深設定ダイヤル126の耕耘深さ設定値と一致するか否かを判断し(S17)、上述した後側距離計測センサ131及び前側距離計測センサ132を利用した耕耘爪40の耕耘深さ自動制御と同様に、ステップ18の耕耘爪40の耕耘深さの修正の動作と、ステップ19の上昇制御電磁弁102及び下降制御電磁弁103の中立位置維持の動作とを、実行させる。
したがって、耕耘爪40を耕耘地面に着地させて、耕耘爪40を駆動して耕耘する場合、耕耘地面に着地したリヤカバー43は、耕耘爪40にて耕起された土を圧縮バネ58の弾圧にて鎮圧し、耕耘地面の表面を均平に均すものであるから、畝または溝などが耕耘地面に形成されていて、リヤカバー43の左側の耕耘土量と右側の耕耘土量とが相違しやすい場所の耕耘作業において、リヤカバー43の鎮圧力が作用しない場所(リヤカバー43にて均されない領域)が、既耕耘地面の一部に形成される虫食い現象の発生を低減できる。
また、前記ロータリ耕耘機24が左側または右側に傾いた傾斜地を耕耘する場合、例えば前記トラクタ1及びロータリ耕耘機24が、左右方向に傾斜した状態で移動して、耕耘した場合などにおいて、リヤカバー43が耕耘地表面に対して略平行に支持されて、リヤカバー43の左右幅方向の鎮圧力が、耕耘爪40の耕耘全幅に亘って略均等に作用するものであるから、リヤカバー43の左右方向の傾斜角と耕耘地面の傾斜角とが相違しやすい傾斜地などの耕耘作業において、リヤカバー43の側端部(例えば傾斜地の傾斜下端側の端部)が耕耘地面の上方に浮き上がって、リヤカバー43の鎮圧力が作用しない場所(リヤカバー43にて均されない領域)が、既耕耘地面の一部に形成される虫食い現象の発生を低減できる。
上記の記載並びに図9などから明らかなように、前車輪3及び後車輪4にて走行自在に支持された作業車両1に、耕耘機24をリンク機構としてのロワーリンク21及びトップリンク22を介して昇降可能に装着し、前記耕耘機24を昇降動する昇降制御アクチュエータとしての昇降制御油圧シリンダ28と、前記耕耘機24を前記作業車両1に対して左右に傾動させる傾斜制御アクチュエータとしての傾斜制御油圧シリンダ32と、前記昇降制御アクチュエータ28または前記傾斜制御アクチュエータ32を作動させる姿勢制御手段としての姿勢制御コントローラ110とを備えてなる作業機の姿勢制御装置において、前記耕耘機24に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の後側または左側の距離計測センサ131,133と、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の前側または右側の距離計測センサ132,134とを備え、前記姿勢制御手段110は、前記距離計測センサ131,132,133,134の検出結果に基づき、前記昇降制御アクチュエータ28または前記傾斜制御アクチュエータ32を作動させるように制御するものであるから、前記距離計測センサ131,132,133,134の計測値に基づき、前記耕耘爪40の実際の耕耘深さに相当する寸法(前記耕耘爪40の耕耘軌跡の下端と耕耘地表面との間隔)を、従来のようなリヤカバーセンサ構造に比べ、高精度に算出できる。そのため、前記耕耘爪40の実際の耕耘深さを表した具体的な数値(例えば15cm)に基づいて、目標耕耘深さを設定できる。したがって、前記距離計測センサ131,132,133,134にて計測された前記耕耘爪40の耕耘深さ検出値と、耕耘深さ設定値とに基づき、実際の耕耘深さ(オペレータが希望した耕耘深さ)と略一致した目標耕耘深さを算出でき、その目標耕耘深さに基づいて、前記耕耘爪40の耕耘深さ自動制御を実行できる。前記耕耘爪40が圃場を耕耘する深さを所定深さに維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
上記の記載並びに図9などから明らかなように、前記耕耘機24の後側に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の後側距離計測センサ131を備え、前記耕耘機24の前側に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の前側距離計測センサ132を備え、前記姿勢制御手段110は、前記既耕地用の後側距離計測センサ131の検出値と、前記未耕地用の前側距離計測センサ132の検出値とに基づき、前記耕耘機24の耕耘爪40の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータ28を作動させるように制御するものであるから、前記耕耘機24の前方の地面形状を前記未耕地用の前側距離計測センサ132にて計測しながら、前記耕耘機24の後方の既耕耘地面の高さを前記既耕地用の後側距離計測センサ131にて計測して、前記両距離計測センサ131,132の検出結果に基づき、前記耕耘爪40の目標耕耘深さを算出できる。前記耕耘爪40が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
上記の記載並びに図9などから明らかなように、前記耕耘機24の左右いずれか一方に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の左側距離計測センサ133を備え、前記耕耘機24の左右いずれか他方に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の右側距離計測センサ134を備え、前記姿勢制御手段110は、前記既耕地用の左側距離計測センサ133の検出値と、前記未耕地用の右側距離計測センサ134の検出値とに基づき、前記耕耘機24の耕耘爪40の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータ28を作動させるように制御するものであるから、前記耕耘機24の一側の未耕耘地面形状(次工程の地面形状)を前記未耕地用の右側距離計測センサ134にて計測しながら、前記耕耘機24の他側の既耕耘地面(前工程の既耕耘地面)の高さを前記既耕地用の左側距離計測センサ133にて計測して、前記両距離計測センサ133,134の検出結果に基づき、前記耕耘爪40の目標耕耘深さを算出できる。前記耕耘爪40が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御の性能を向上できる。
上記の記載並びに図9などから明らかなように、前記姿勢制御手段110は、前記既耕地用の左側距離計測センサ133の検出値と、前記未耕地用の右側距離計測センサ134の検出値とに基づき、前記耕耘機24の耕耘地面に対する左右方向の傾斜角を演算し、前記傾斜制御アクチュエータ32を作動させるように制御するものであるから、前記両距離計測センサ133,134の検出結果に基づき、前記耕耘機24の左右方向の傾斜角を算出して、前記耕耘機24の左右方向の傾斜を略一定に維持するための傾斜角自動制御を実行できる。地面に対して平行に耕耘でき、耕耘深さ自動制御の性能をさらに向上できる。前記作業車両1または前記耕耘機24の左右方向の傾斜角を検出するための傾斜角センサを省略して、センサ構造を簡単にできる。
上記の記載並びに図9などから明らかなように、前記作業車両1の水平に対する左右方向の傾斜角を検出するローリングセンサ120と、前記ローリングセンサ120の出力または前記距離計測センサ131,132,133,134の出力の少なくとも一つを前記姿勢制御手段に選択的に読み込むための検出切換手段とを備えたものであるから、耕耘作業条件(耕耘土質、または地表面形状)などにより、前記ローリングセンサ120と前記距離計測センサ131,132,133,134とを使い分けて、耕耘爪40が圃場を耕耘する深さを略一定に維持する耕耘深さ自動制御、または前記耕耘機24の左右方向の傾斜を略一定に維持する傾斜角自動制御を実行できる。例えば前記耕耘機24の左側と右側とで耕耘土量が不均等な圃場の耕耘作業、または傾斜地の耕耘作業などにおいても、従来のような虫食い現象(既耕耘地面が部分的に均されない現象)などの発生を低減できる。
トラクタの側面図である。 同平面図である。 油圧式の作業機用昇降機構の側面説明図である。 同平面説明図である。 図2のロータリ耕耘機のV−V線矢視側断面図である。 同背面説明図である。 トラクタの油圧回路図である。 ロータリ耕耘機の平面図である。 制御手段の機能ブロック図である。 作業機姿勢適応制御のフローチャートである。 耕耘深さ制御のフローチャートである。
符号の説明
1トラクタ(作業車両)
3前車輪
4後車輪
21ロワーリンク(リンク機構)
22トップリンク(リンク機構)
24ロータリ耕耘機
28昇降制御油圧シリンダ(昇降制御アクチュエータ)
32傾斜制御油圧シリンダ(傾斜制御アクチュエータ)
110姿勢制御コントローラ(姿勢制御手段)
120ローリングセンサ
130選択スイッチ(検出切換手段)
131後側距離計測センサ
132前側距離計測センサ
133左側距離計測センサ
134右側距離計測センサ

Claims (5)

  1. 前車輪及び後車輪にて走行自在に支持された作業車両に、耕耘機をリンク機構を介して昇降可能に装着し、
    前記耕耘機を昇降動する昇降制御アクチュエータと、前記耕耘機を前記作業車両に対して左右に傾動させる傾斜制御アクチュエータと、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させる姿勢制御手段とを備えてなる作業機の姿勢制御装置において、
    前記耕耘機に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサと、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサとを備え、
    前記姿勢制御手段は、前記各距離計測センサの検出結果に基づき、前記昇降制御アクチュエータまたは前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御することを特徴とする作業機の姿勢制御装置。
  2. 前記耕耘機の後側に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、
    前記耕耘機の前側に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、
    前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の作業機の姿勢制御装置。
  3. 前記耕耘機の左右いずれか一方に、既耕耘地表面との距離を計測する既耕地用の距離計測センサを備え、
    前記耕耘機の左右いずれか他方に、未耕耘地表面との距離を計測する未耕地用の距離計測センサを備え、
    前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘爪の耕耘深さを演算し、前記昇降制御アクチュエータを作動させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の作業機の姿勢制御装置。
  4. 前記姿勢制御手段は、前記既耕地用の距離計測センサの検出値と、前記未耕地用の距離計測センサの検出値とに基づき、前記耕耘機の耕耘地面に対する左右方向の傾斜角を演算し、前記傾斜制御アクチュエータを作動させるように制御することを特徴とする請求項3に記載の作業機の姿勢制御装置。
  5. 前記作業車両の水平に対する左右方向の傾斜角を検出するローリングセンサと、前記ローリングセンサの出力または前記距離計測センサの出力の少なくとも一つを前記姿勢制御手段に選択的に読み込むための検出切換手段とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の作業機の姿勢制御装置。
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