JP2002021034A - 排雪板付き除雪機 - Google Patents

排雪板付き除雪機

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JP2002021034A
JP2002021034A JP2000210828A JP2000210828A JP2002021034A JP 2002021034 A JP2002021034 A JP 2002021034A JP 2000210828 A JP2000210828 A JP 2000210828A JP 2000210828 A JP2000210828 A JP 2000210828A JP 2002021034 A JP2002021034 A JP 2002021034A
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snow removal
lever
removal plate
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JP2000210828A
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Isao Yoshida
功 吉田
Yasunori Yamamoto
康則 山本
Norikazu Shimizu
則和 清水
Masakatsu Takano
昌克 高野
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Honda Motor Co Ltd
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Priority to DE2001604608 priority patent/DE60104608T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性を高め、作業者の負担を減らすことが
できる排雪板付き除雪機を提供する。 【解決手段】 排雪板付き除雪機10は、車体フレーム
11の前部に除雪用の排雪板40を取付け、車体フレー
ム11の後部に操作用の操作ハンドル60を取付け、こ
の操作ハンドル60に運転者が握るための左右のグリッ
プ部70,72を設け、左グリップ部70に、車体の走
行速度を調整する速度調整レバー75を取付け、右グリ
ップ部72に、車体の進行方向を切換える前・後進切換
えスイッチ86、及び排雪板40の高さを調整する排雪
板高さ調整レバー90を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の前部に排雪
板を取付けるとともに後部に操作ハンドルを取付け、操
作ハンドルに運転者が握るための左右のグリップ部を備
えた排雪板付き除雪機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、除雪作業の労力を軽減するため
に、クローラベルトで自走させながら排雪板で積雪を除
去する歩行型の排雪板付き除雪機が多く用いられるよう
になってきた。この除雪機は、作業者が、操作ハンドル
のグリップ部を握って、操作ハンドルを上下移動するこ
とにより、排雪板の高さ調整しながら排雪板で積雪を除
去するものである。
【0003】図7は従来の排雪板付き除雪機の操作ハン
ドルを示す斜視図である。排雪板付き除雪機100は、
操作ハンドル101の左グリップ部102の近傍にクラ
ッチレバー103を備え、操作ハンドル101の間に操
作ボックス105を取付け、操作ボックス105に前・
後進や車速を切換えるシフトレバー107を備え、シフ
トレバー107の近傍にエンジンの回転数を調整するガ
バナコントロールレバー108を備える。
【0004】この排雪板付き除雪機100で除雪作業を
行う際には、エンジンを駆動させた後、作業者の左右の
手でそれぞれ左右のグリップ部102,104を握り、
操作ハンドル101で排雪板を操作しながら排雪板で積
雪を除雪する。除雪作業の際に、前・後進を切換える必
要性や、車速を切換える必要性が起こり得るが、そのと
きには左手で左グリップ102を握りながらクラッチレ
バーを操作し、この状態で右グリップ104から右手を
離して、シフトレバー107を操作する。また、エンジ
ンの回転を調整する場合にも、右グリップ104から右
手を離して、ガバナコントロールレバー108を操作す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業中に右グリップ1
04から右手を離してクラッチレバー107やガバナコ
ントロールレバー108を操作する場合、作業者は左グ
リップ102を握っただけの片手操作で操作ハンドル1
01を操作しなければならない。このため、作業者の手
や腕に負担がかかる。
【0006】また、操作ハンドル101を片手操作する
と、除雪機100の進行方向も定め難い。特に、路面の
凹凸が大きい場合や、水分を多く含んだ雪の場合には、
排雪板にかかる負荷が大きくなり、片手操作が難しい。
このため、除雪作業を一旦中断することも考えられ、そ
のことが作業性を高める妨げになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、作業性を高め、
作業者の負担を減らすことができる排雪板付き除雪機を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体の前部に除雪用の排雪板を取付け、
車体の後部に操作用の操作ハンドルを取付け、この操作
ハンドルに運転者が握るための左右のグリップ部を設け
た排雪板付き除雪機において、前記左右のグリップ部の
うちの一方のグリップ部に、前記車体の進行方向を切換
える前・後進切換えスイッチ、及び排雪板の高さを調整
する排雪板高さ調整レバーを取付け、他方のグリップ部
に、車体の走行速度を調整する速度調整レバーを取付け
たことを特徴とする。
【0009】前・後進切換えスイッチ及び排雪板高さ調
整レバーを一方のグリップ部に取付け、速度調整レバー
を他方のグリップ部に取付けた。このため、作業者はそ
れぞれのグリップ部を両手で握った状態で、一方の手で
前・後進切換えスイッチや排雪板高さ調整レバーを操作
しながら、他方の手で速度調整レバーを操作することが
できる。従って、作業者は片手運転をすることなく両手
で操作ハンドルを操作することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、図面は符
号の向きに見るものとする。
【0011】図1は本発明に係る排雪板付き除雪機の側
面図である。排雪板付き除雪機10は、車体(車体フレ
ーム)11を側面視で略逆L形に形成し、車体フレーム
11の左右側に駆動輪20,20及び転輪22,22を
介して左右のクローラベルト25,25(左側のみ示
す)を備え、駆動輪20,20を駆動する電動モータ3
0及び動力伝達機構32を車体フレーム11の前部に取
付け、電動モータ30及び動力伝達機構32の後方にバ
ッテリ34を備え、バッテリ34の後方に充電器36及
び制御部38を備え、車体フレーム11の前部に雪を押
出す排雪板40を備え、車体フレーム11の後方に排雪
板40の高さを調整する高さ調整機構42を備え、車体
フレーム11の後側上部から操作ハンドル60を取付
け、操作ハンドル60の上部に操作ボックス67を取付
け、操作ハンドル60の後端に左右のグリップ部70,
72を備える。
【0012】この排雪板付き除雪機10は、車体フレー
ム11の上方にカバー74を取付けることにより、電動
モータ30、動力伝達機構32、バッテリ34、充電器
36及び制御部38を覆う。
【0013】バッテリ34は、電動モータ30に電力を
供給する電源であって、車体フレーム11の上部にバッ
テリ収納ボックス35を介して取付けたものである。充
電器36は、家庭用電源等の交流電源のコンセントにプ
ラグ(図示しない)を差込み、バッテリ34に充電する
ものであって、バッテリ収納ボックス35の後方に配置
した状態で車体フレーム11に取付けたものである。
【0014】制御部38は、後述する前・後進切換えス
イッチ、ポテンショメータ、メインスイッチ及び最高速
度設定スイッチ等からの信号に基づいて電動モータ30
を制御する制御ユニットであって、充電器36の上方に
配置した状態で車体フレーム11に取付けたものであ
る。図中、76はクローラベルト25の浮上がりを阻止
する部材である。排雪板40は、車体フレーム11の前
部に取付ブラケット14を取付け、取付ブラケット14
にピン41・・・で取付けたものである。
【0015】この排雪板付き除雪機10によれば、電動
モータ30を駆動することで、電動モータ30の駆動力
を動力伝達機構32を介して左右の駆動輪20に伝え、
左右の駆動輪20を回転させることでクローラベルト2
5を回すことで自走させることができる。作業者は操作
ハンドル60の左右のグリップ部70,72を握った状
態で、排雪板付き除雪機10の走行速度に合わせて歩き
ながら操作ハンドル60で進行方向や排雪板40の高さ
を操作する。
【0016】図2は本発明に係る排雪板付き除雪機の車
体フレームを示す斜視図である。車体フレーム11は、
側面視で略逆L形に形成し、一対の水平フレーム12,
12を互いに平行に配置し、水平フレーム12,12を
各々の後端12b,12bから斜め後方に延した傾斜フ
レーム13で一体につなぎ、水平フレーム12,12の
前端12a,12aに排雪板40を取付ける取付ブラケ
ット14,14を備え、取付ブラケット14,14の後
方に電動モータ30及び動力伝達機構32(図1に示
す)を取付ける取付部材15・・・を備え、傾斜フレーム
13の上部中央に高さ調整機構42(図1に示す)を取
付けるブラケット16を備え、傾斜フレーム13に操作
ハンドル60の傾斜チューブ61,61を取付ける取付
孔18・・・を開けたものである。
【0017】図3は本発明に係る排雪板付き除雪機の要
部を示す斜視図であり、操作ハンドル60の上部を示
す。操作ハンドル60は、一対の傾斜チューブ61,6
1の上端61b,61b(手前側のみを示す)に、平面
視で略U字形に形成したU字形チューブ62を溶接し、
U字形チューブ62の内側に連結チューブ65を取付
け、U字形チューブ62を構成するの左右の水平チュー
ブ63,64の後部にそれぞれ左右のグリップ部70,
72を取付けたものである。
【0018】U字形チューブ62の前部及び連結チュー
ブ65に操作ボックス67を備え、操作ボックス67に
は、メインスイッチ68及び最高速度設定スイッチ69
を備える。メインスイッチ68はバッテリ34と電動モ
ータ30(図1に示す)との断続を行うスイッチであ
り、最高速度設定スイッチ69は除雪機の最高速度を予
め設定するためのスイッチである。
【0019】左側の水平チューブ63には、左グリップ
部70の近傍に除雪機の走行速度を調整する速度調整レ
バー75を取付ける。速度調整レバー75は、左グリッ
プ部70の近傍の左側水平チューブ63の下側に取付ブ
ラケット76を取付け、取付けブラケット76に駆動軸
77を介して操作レバー78をスイング自在に取付け、
駆動軸77に駆動ギヤ、被動ギヤ及び被動軸(図示しな
い)を介してポテンショメータ80を連結し、操作レバ
ー78にリターンばね82の一端82aを取付け、リタ
ーンばね82の他端82bをブラケット83を介して左
側水平チューブ63に取付けたものである。
【0020】この速度調整レバー75は、作業者が左グ
リップ部70を左手で握った状態で、例えば左手の指で
操作レバー78を操作することができる。なお、左側水
平チューブ63には、速度調整レバー75を覆うカバー
84をボルト85,85で取付ける。
【0021】以下、速度調整レバー75の動作を説明す
る。通常、操作レバー78をリターンばね82で中立位
置に静止することにより、ポテンショメータ80を中立
位置に保持する。この状態から、操作レバー78に操作
力をかけて矢印の如くスイング操作すると、操作レバ
ー78と共に駆動軸77が回転し、図示しない駆動ギ
ヤ、被動ギヤ及び被動軸を回転させることでポテンショ
メータ80を作動させる。
【0022】この信号がハーネス81を介して制御部3
8(図1に示す)に伝わり、制御部38からの信号に基
づいて電動モータ30(図1に示す)の回転速度を調整
する。操作レバー78から操作力を解除して、リターン
ばね82のばね力で操作レバー78を中立位置に戻るこ
とにより、ポテンショメータ80も中立位置に復帰す
る。これにより、電動モータ30(図1に示す)が停止
する。
【0023】操作レバー78を中立位置に戻ることによ
り、図示しない電磁ブレーキ等のブレーキが連動して駆
動輪20を制動する。そして、操作レバー78に操作力
をかけて矢印の如くスイング操作すると、ポテンショ
メータ80を作動させるとともにブレーキが解放されて
駆動輪20を駆動することができる。
【0024】一方、右側水平チューブ64には、右グリ
ップ部72の近傍に除雪機の進行方向を切換える前・後
進切換えスイッチ86、及び排雪板40(図1に示す)
の高さを調整する排雪板高さ調整レバー90を取付け
る。
【0025】前・後進切換えスイッチ86は、右グリッ
プ部72の近傍に略く字形の取付プレート87を介して
取付け、ハーネス88で制御部38(図1に示す)に電
気的に接続し、操作ノブ86aを前進位置と後進位置と
に切換え可能に備える。操作ノブ86aを右グリップ部
72側に延びた突部で構成することで、例えば右グリッ
プ部72を握った右手の親指を突部に当て、操作ノブ8
6aを前進位置と後進位置とに切換えることができる。
取付プレート87は、右側水平チューブ64に垂直板8
7aを取付け、垂直板87aから略直角に折り曲げた水
平板87bに前・後進切換えスイッチ86を取付ける部
材である。
【0026】作業者が右手の親指で操作ノブ86aを矢
印の如く操作して前進位置に切換えることにより制御
部38からの信号で電動モータ30(図1に示す)を正
転させ、または後進位置とに切換えることにより電動モ
ータ30を逆転させるように切換える。
【0027】排雪板高さ調整レバー90は、取付プレー
ト87の下側に取付ブラケット91を取付け、取付ブラ
ケット91にピン92を介して操作レバー93をスイン
グ自在に取付け、操作レバー93にピン94でインナワ
イヤ95の一端95aを連結し、インナワイヤ95を取
付けたものである。この排雪板高さ調整レバー90は、
作業者が右グリップ部72を右手で握った状態で、例え
ば右手の指で操作レバー93を矢印の如く操作するこ
とができる。なお、排雪板高さ調整レバー90について
は図4でさらに詳しく説明する。
【0028】図4は本発明に係る排雪板付き除雪機の要
部を示す側面図であり、取付プレート87の下側に取付
ブラケット91を取付け、取付ブラケット91にピン9
2を介して操作レバー93をスイング自在に取付け、操
作レバー93にピン94でインナワイヤ95の一端95
aを連結し、インナワイヤ95の他端95bをピン96
で操作プレート98に連結した排雪板高さ調整レバー9
0を示す。なお、インナワイヤ95を覆うアウタワイヤ
97は、一端97aをブラケット99aに取付け、他端
97bをブラケット99bに取付ける。
【0029】この排雪板高さ調整レバー90の操作レバ
ー93を矢印の如く操作することで、高さ調整機構4
2を作動させる。高さ調整機構42は、図1に示すよう
に車体フレーム11上端のブラケット16にピン17を
介して上端部43を取付け、クロスメンバー19に下端
部45を取付けたものである。
【0030】高さ調整機構42の下端部45をクロスメ
ンバー19に取付ける際に、先ず、クロスメンバー19
の車幅中央に支持ボルト46で第1ブラケット47を左
右回転可能に取付け、第1ブラケット47に第1支持ピ
ン48で第2ブラケット49を上下回転可能に取付け、
第2ブラケット49に高さ調整機構42のピストンロッ
ド50の下部50aをねじ込んで取付けることにより、
クロスメンバー19に高さ調整機構42の下端部45を
上下左右にスイング可能に取付ける。
【0031】第2ブラケット49に第2支持ピン51で
操作プレート98の基端を上下スイング可能に取付け、
操作プレート98にピストンロッド下端50aから下方
へ突出したプッシュロッド53の下端を当て、さらに操
作プレート98を捩りばね54で下方へ押圧する。な
お、操作プレート98が第1支持ピン48に当って静止
状態を維持する。
【0032】次に、排雪板高さ調整レバー90の作用に
ついて説明する。排雪板高さ調整レバー90の操作レバ
ー93を矢印の如く右グリップ部72の方向に操作する
ことによりインナワイヤ95を引張る。インナワイヤ9
5を引張ることで、操作プレート98を捩りばね54の
ばね力に抗して矢印の如く移動させ、高さ調整機構4
2のプッシュロッド53を押し上げる。これにより、高
さ調整機構42のシリンダ内の高圧気体が図示せぬピス
トンの上下間で通過可能になる。
【0033】この状態で、作業者が左右のグリップ部7
0,72(右グリップ部72のみを図示する)を持上げ
ると、高さ調整機構42が伸びて車体フレーム11が駆
動輪用車軸21(図1に示す)を中心に上方へスイング
する。従って、排雪板40(図1に示す)を押し下げた
状態になる。また、作業者が左右のグリップ部70,7
2を押し下げると、高さ調整機構42が縮んで車体フレ
ーム11が駆動輪用車軸21を中心に下方へスイングす
る。従って、排雪板40を押し上げた状態になる。この
ように、排雪板高さ調整レバー90の操作レバー93を
操作しながら、左右のグリップ部70,72を昇降させ
ることで、排雪板40(図1参照)の高さ調節をするこ
とができる。
【0034】一方、高さ調節用操作レバー93を元の位
置に復帰させると、高さ調整機構42のシリンダ内の高
圧気体がピストンの上下間で通過不能になる。よって、
車体フレーム11(図1に示す)の上下スイングを阻止
して排雪板40の高さを維持することができる。
【0035】次に、排雪板付き除雪機10の作用を説明
する。図5(a),(b)は本発明に係る排雪板付き除
雪機の第1作用説明図であり、(a)は速度調整レバー
75や排雪板高さ調整レバー90を示し、(b)は排雪
板付き除雪機10を示す。(a)において、作業者が左
手で左グリップ部70を握った状態で左手で速度調整レ
バー75の操作レバー78を矢印の如く操作すると共
に、右手で右グリップ部72を右手で握った状態で右手
で排雪板高さ調整レバー90の操作レバー93を矢印
の如く操作する。従って、速度調整レバー75及び排雪
板高さ調整レバー90を操作する際に、操作ハンドル6
0を片手で運転することを避けることができる。(b)
において、作業状態に合せて、排雪板付き除雪機10の
走行速度を矢印aの如く変えながら、排雪板40を矢印
bの如く昇降させて排雪板40の高さを調整することが
できる。
【0036】このように、(a)に示すように作業者は
左右のグリップ部70,72を両手で握った状態で、左
手で速度調整レバー75を操作しながら、右手で排雪板
高さ調整レバー90を操作することができる。従って、
作業者は片手運転をすることなく両手で操作ハンドルを
操作できるので、作業者の負担を軽減することができ
る。加えて、除雪作業を一旦中断させる必要もないの
で、作業性を高めることができる。
【0037】図6(a),(b)は本発明に係る排雪板
付き除雪機の第2作用説明図であり、(a)は速度調整
レバー75や排雪板高さ調整レバー90を示し、(b)
は排雪板付き除雪機10を示す。(a)において、作業
者が左手で左グリップ部70を握った状態で左手で速度
調整レバー75の操作レバー78を矢印の如く操作す
ると共に、右手で右グリップ部72を右手で握った状態
で右手のの親指で前・後進切換えスイッチ86の操作ノ
ブ86aを矢印の如く操作する。従って、速度調整レ
バー75及び前・後進切換えスイッチ86を操作する際
に、操作ハンドル60の片手運転を避けて、操作ハンド
ル60を両手で操作することができる。(b)におい
て、作業状態に合せて、排雪板付き除雪機10の進行方
向を矢印cの如く前・後進に切換えながら、走行速度を
矢印aの如く変えることができる。
【0038】このように、(a)に示すように作業者は
左右のグリップ部70,72を両手で握った状態で、左
手で速度調整レバー75を操作しながら、右手で前・後
進切換えスイッチ86を操作することができる。従っ
て、作業者は片手運転をすることなく両手で操作ハンド
ル60をすることができるので、作業者の負担を軽減す
ることができる。加えて、除雪作業を一旦中断させる必
要もないので、作業性を高めることができる。
【0039】なお、前記実施の形態では、左グリップ部
70に速度調整レバー75を取付けて、右グリップ部7
2に前・後進切換えスイッチ86や排雪板高さ調整レバ
ー90を取付けた例について説明したが、左グリップ部
70に前・後進切換えスイッチ86や排雪板高さ調整レ
バー90を取付けて、右グリップ部72に速度調整レバ
ー75を取付けても同様の効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、前・後進切換えスイッチ及び排雪板
高さ調整レバーを一方のグリップ部に取付け、速度調整
レバーを他方のグリップ部に取付けた。このため、作業
者はそれぞれのグリップ部を両手で握った状態で、一方
の手で前・後進切換えスイッチや排雪板高さ調整レバー
を操作しながら、他方の手で速度調整レバーを操作する
ことができる。
【0041】この結果、作業者は片手運転をすることな
く両手で操作ハンドルを操作することができるので、作
業者の負担を軽減することができる。加えて、片手運転
を避けることで、除雪作業を一旦中断させる必要もない
ので、作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る排雪板付き除雪機の側面図
【図2】本発明に係る排雪板付き除雪機の車体フレーム
を示す斜視図
【図3】本発明に係る排雪板付き除雪機の要部を示す斜
視図
【図4】本発明に係る排雪板付き除雪機の要部を示す側
面図
【図5】本発明に係る排雪板付き除雪機の第1作用説明
【図6】本発明に係る排雪板付き除雪機の第2作用説明
【図7】従来の排雪板付き除雪機の操作ハンドルを示す
斜視図
【符号の説明】
10…排雪板付き除雪機、11…車体(車体フレー
ム)、40…排雪板、60…操作ハンドル、70…左グ
リップ部、72…右グリップ部、75…速度調整レバ
ー、86…前・後進切換えスイッチ、90…排雪板高さ
調整レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 則和 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 高野 昌克 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2D026 CB03 CD02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前部に除雪用の排雪板を取付け、
    車体の後部に操作用の操作ハンドルを取付け、この操作
    ハンドルに運転者が握るための左右のグリップ部を設け
    た排雪板付き除雪機において、 前記左右のグリップ部のうちの一方のグリップ部に、前
    記車体の進行方向を切換える前・後進切換えスイッチ、
    及び排雪板の高さを調整する排雪板高さ調整レバーを取
    付け、 他方のグリップ部に、車体の走行速度を調整する速度調
    整レバーを取付けたことを特徴とする排雪板付き除雪
    機。
JP2000210828A 2000-07-12 2000-07-12 排雪板付き除雪機 Pending JP2002021034A (ja)

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